JP2002266402A - 洗浄剤入り洗浄具 - Google Patents

洗浄剤入り洗浄具

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JP2002266402A
JP2002266402A JP2001063800A JP2001063800A JP2002266402A JP 2002266402 A JP2002266402 A JP 2002266402A JP 2001063800 A JP2001063800 A JP 2001063800A JP 2001063800 A JP2001063800 A JP 2001063800A JP 2002266402 A JP2002266402 A JP 2002266402A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 容易且つ安全にストレーナに着脱されるとと
もに、ストレーナ内部の適切な深さ位置に保持され、充
分な洗浄効果を発揮できる洗浄剤入り洗浄具を提供せん
とする。 【解決手段】 洗浄剤4と、この洗浄剤4を収容する内
部空間40が形成され、収容空間40に連通する通水口
5を備えた容器本体2と、容器本体2と別体で成形さ
れ、容器本体2に設けた案内部6により上下にスライド
可能に一体化される吊り下げ部材であって、ストレーナ
Sの把手hに掛止されるフック部7を上端側に備え、且
つ、容器本体2に設けた係止部8に係合し、これにより
洗浄剤4を収容した容器本体2をストレーナS内部の所
定の深さ位置に維持させる係合部9を上下のスライド方
向に沿って複数備えた吊り下げ部材3とより構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、流し台の排水口等
のストレーナに付着するヌメリ、黒ずみ、悪臭、バイ菌
等を除去するための洗浄剤入り洗浄具に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の洗浄剤入り洗浄具は、例えば実
開平7−42814号公報や特開平8−128090号
公報に開示されており、トリクロロイソシアヌル酸を主
成分とした洗浄剤を収容した容器本体を吊り紐でストレ
ーナの把手に吊り下げ、容器本体に設けた通水口を通じ
て排水を内部に取り込み、洗浄剤から溶出した洗浄液を
拡散させてストレーナに付着したヌメリ等を除去するも
のである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、これら洗浄
具は20〜40日程度で新品に取り替える必要がある
が、吊り紐を把手に着脱させる作業は非常に煩雑であ
り、結ぶ際にはユーザが容器本体を手に持って上下左右
に振るため、通水口からこぼれ出た洗浄剤が当該ユーザ
の手指に付着して肌が荒れる等の問題があった。
【0004】また、容器本体がストレーナ内のあまりに
上方に位置していると、排水が殆ど当たらず、充分な洗
浄効果を発揮しない不都合な事態が生じ、その逆に、容
器本体がストレーナ内のあまりに下方に位置している
と、ストレーナの上部に溶出した洗浄剤が行き渡らず、
ストレーナ上部が洗浄できないといった不都合な事態が
生じる。
【0005】本発明は係る現況に鑑み為されたものであ
り、容易且つ安全にストレーナに着脱されるとともに、
ストレーナ内部の適切な深さ位置に保持され、充分な洗
浄効果を発揮できる洗浄剤入り洗浄具を提供せんとする
ものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、スト
レーナ内部に取り付けて使用される洗浄剤入り洗浄具で
あって、水溶性の固形洗浄剤と、前記洗浄剤を収容する
内部空間が形成され、側部及び下部の少なくとも一方に
前記収容空間に連通する通水口を備えた容器本体と、前
記容器本体と別体で成形され、該容器本体に設けた案内
部により上下にスライド可能に一体化される吊り下げ部
材であって、前記ストレーナの把手等の開口部位に掛止
されるフック部を上端側に備え、且つ、前記容器本体に
設けた係止部に係合し、これにより洗浄剤を収容した当
該容器本体をストレーナ内部における所定の深さ位置に
維持させる係合部を、上下のスライド方向に沿って複数
設けてなる吊り下げ部材と、より構成した洗浄剤入り洗
浄具を提供する。
【0007】このような洗浄剤入り洗浄具にあっては、
吊り下げ部材に設けた前記係合部を容器本体の係止部に
係合させることにより、当該吊り下げ部材の延出長さを
複数段階に調節し、洗浄剤を収容した容器本体をストレ
ーナの適切な深さ位置に保持させることができ、これに
より前記通水口を通じて排水を効率良く内部流通させる
ことができ、溶出した洗浄液によりストレーナのヌメリ
等を確実に除去できるのである。また、前記吊り下げ部
材は容器本体と別体で成形され、その先端にフック部が
設けられているため、上述したように、吊り下げ部材の
長さを調節した洗浄具をワンタッチでストレーナの把手
等に吊り下げることができ、洗浄剤が手に付着する心配
もない。
【0008】ここで、容器本体の側部外面に突出する抱
持片により前記案内部を構成し、この抱持片により前記
吊り下げ部材を上下にスライド可能に支持一体化させる
とともに、当該側部の外面における前記吊り下げ部材が
当接する部位に係止部を設け、この係止部に係合する係
合部を前記吊り下げ部材の対応する当接面に設けたもの
では、前記抱持片により支持された吊り下げ部材の係合
部を、容器本体の係止部に係合させることにより、比較
的簡単な構造で位置調節機能を容易に実現することがで
きる。
【0009】そして、前記係止部を吊り下げ部材に当接
する突出片により構成し、この突出片に係止される係合
凸部又は係合凹部を前記吊り下げ部材の対応する当接面
に設けたものが好ましい実施例であり、ユーザによる長
さ調節の操作も容易となる。
【0010】さらに、吊り下げ部材の下端側に、前記案
内部の下端縁に係止される係合爪を設けたものでは、該
係合爪により吊り下げ部材の案内部からの抜け落ちが防
止されるとともに、当該係合により洗浄剤を収容した容
器本体が吊り下げ部材の最下部に保持され、ストレーナ
の深い場所に位置固定される。
【0011】また、吊り下げ部材の上端側に備えるフッ
ク部を、合成樹脂製のストレーナに設けられる厚肉の把
手に掛止可能な幅広な形状に構成したものでは、汎用性
が向上する。
【0012】また、吊り下げ部材の上端側に備えるフッ
ク部を、金属製のストレーナに設けられる細線の把手を
側方から抱持し、これに掛止可能な略U字形状に構成し
たものであっても良い。
【0013】更に、吊り下げ部材の長手方向に沿った途
中部に、基端側と上端側を折り畳み可能に連結するヒン
ジ部を設けるとともに、該ヒンジ部で折畳んだ上端側を
基端側に係合させる係合部を設け、ストレーナの把手を
挾持する前記ヒンジ部によりフック部を構成したもので
は、当該洗浄具を安定して取り付けることができる。
【0014】また、本発明は、ストレーナ内部に取り付
けて使用される洗浄剤入り洗浄具であって、水溶性の固
形洗浄剤と、前記洗浄剤を収容する内部空間が形成さ
れ、側部及び下部の少なくとも一方に前記収容空間に連
通する通水口を備えた容器本体と、前記容器本体と一体
的に樹脂成型される上方に延びた吊り下げ部であって、
その途中部で折り返した上端側を基端側に係合させる係
合部を、長手方向に間隔を置いて複数設けてなる吊り下
げ部と、より構成した洗浄剤入り洗浄具をも提供する。
【0015】このような洗浄剤入り洗浄具にあっては、
吊り下げ部の途中部で折り返したその先端側を基端側の
適宜な位置に係合させることにより、ストレーナの深さ
に応じて吊り下げ部の上方への延出長さを容易に調節す
ることができ、取り付けと取り外しが困難な従来の吊り
紐を使用することなく、良好な洗浄効果を奏するストレ
ーナ内部の適切な深さ位置に容器本体を触ることなくワ
ンタッチで保持可能としたものである。
【0016】また、前記容器本体として、前記洗浄剤を
側方から収容する収容口を備えた左右一対の分割容器
と、これら分割容器の互いに対応する収容口縁部に設け
られ、双方の分割容器が折曲自在に連結される薄肉のヒ
ンジ部と、前記収容口が互いに閉塞される分割容器の閉
塞姿勢を保持するための嵌合手段と、より構成される合
成樹脂の一体成形品を用いてなるものでは、部品点数が
低減され、容器本体をより低コストで供給することがで
きる。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を添付図
面に基づき詳細に説明する。
【0018】図1は、本発明に係る洗浄剤入り洗浄具の
使用状態を示す説明図であり、図1〜9は本発明の洗浄
剤入り洗浄具における第1実施形態、図10は第2実施
形態を示し、図中符号1は洗浄具、2は容器本体、3は
吊り下げ部材、4は洗浄剤をそれぞれ示している。
【0019】本発明に係る洗浄剤入り洗浄具1は、図1
に示すように、例えば流し台の排水口に設けられるスト
レーナSの内部に取り付けて使用され、容器本体2より
溶出した洗浄剤4によって前記ストレーナSに付着する
ヌメリや黒ずみ、悪臭、バイ菌等を除去するものであ
り、第1実施形態に係る洗浄具にあっては、図2及び図
3に示すように、水溶性の固形洗浄剤4と、この洗浄剤
4を収容する内部空間40が形成され、前記収容空間4
0に連通する通水口5、・・・を備えた容器本体2と、
前記容器本体2と別体で成形され、該容器本体2に設け
た案内部6により上下にスライド可能に一体化される吊
り下げ部材であって、前記ストレーナSの把手h等の開
口部位に掛止されるフック部7を上端側に備え、且つ、
前記容器本体2に設けた係止部8に係合し、これにより
洗浄剤4を収容した当該容器本体2をストレーナS内部
の所定の深さ位置に維持させる係合部9、・・・を上下
のスライド方向に沿って複数備えた吊り下げ部材3とよ
り全体構成されることにより、ストレーナSの深さに応
じて吊り下げ部材3の上方への延出長さを容易に調節す
ることができ、取り付けと取り外しが困難な従来の吊り
紐を使用することなく、良好な洗浄効果を奏するストレ
ーナS内部の適切な深さ位置に、洗浄剤4を収容した容
器本体2を保持可能としたものである。
【0020】尚、容器本体2に収容される固形洗浄剤4
としては、ジクロロイソシアヌル酸ナトリウムやトリク
ロロイソシアヌル酸(有機さらし粉)、1−ブロモ−3
−クロロ−5、5−ジメチルヒダントイン等の殺菌、消
毒剤の一種又は二種以上組み合わせたものを主成分とす
る従来からの洗浄剤を、容器内部に収納できる大きさの
錠剤に形成したものが適宜使用できるが、強い塩素臭を
生じることなく、人体にも実害がないため安心して使用
できるとともに、臭気、金属への腐食性、毒性、熱湯と
の混合、洗剤との混合等の観点からは、ジクロロイソシ
アヌル酸ナトリウムと溶解調整剤他から調整されたもの
を使用することが適している。
【0021】前記洗浄剤4を収容する容器本体2は、図
4(a)及び(b)に示すように、前記洗浄剤を側方か
ら収容する収容口21a、22aを備えた左右一対の分
割容器21、22で構成され、これら分割容器の互いに
対応する収容口縁部21b、22b間には薄肉のヒンジ
部23が渡設され、このヒンジ部を介して双方の分割容
器21、22が互いに折曲自在に連結されている。
【0022】容器本体2は、分割容器21、22及びヒ
ンジ部23の全体が一体的に樹脂成型されており、この
一体成型に用いる合成樹脂としては、ポリプロピレン樹
脂、ポリエチレン樹脂等が好ましく、中でも塩素に強く
こしがあり、耐久性に優れたポリプロピレン樹脂を用い
ることが望ましい。
【0023】各分割容器21、22には、収容口21
a、22aを互いに閉塞して、内部の洗浄剤を取り出し
不能に収容してなる閉塞姿勢を安定保持するための嵌合
手段2c、・・・が設けられており、具体的には、一方
の分割容器21の底壁21g内面に突設され、収容口2
1aより延出する嵌合突部24と、これに対応して他方
の分割容器22に設けられ、前記嵌合突部24を受け入
れる嵌合凹部25が形成されており、更に、一方の分割
容器21の収容口21aの縁部に突設される爪片26、
26と、これに対応して他方の分割容器22に設けら
れ、前記爪片に係止される係合凹部27、27が形成さ
れている。
【0024】また、洗浄剤を収容した閉塞姿勢において
容器本体の側部2fとなる各分割容器の底壁21g、2
2gには、容器外部から内部の収容空間40に連通する
通水口5として複数の長孔50、・・・、並びに円形孔
51、・・・が設けられており、更に、容器本体の下部
2e、並びに上部2dとなる分割容器側壁2f、2fの
所定部位には、それぞれ同じく通水口5として複数のス
リット状の長孔52、53、・・・が設けられている。
【0025】これら通水口5、・・・は、図5(a)及
び(b)にも示すように、ストレーナに取り付けた当該
洗浄具1の内部に排水を流通させ、この排水により洗浄
剤から溶出した洗浄液をストレーナ内面に排出するため
のものであり、容器本体2が排水に浸らなくても、上部
2d及び側部2fに設けた50、51、52、・・・に
よりストレーナの内壁面を伝う排水等を確実に内部へ取
り込むことができる機能を奏し、下部2eに設けた5
3、・・・は、前記50、51、52から進入した排水
を容器本体2の底に溜めることなく迅速に排出し、滞留
する排水により洗浄剤が過剰に溶解されてしまう事態を
未然に回避する機能を奏している。尚、これら排水口
5、・・・は、それぞれ外部から人の指が入らず、容器
内部の洗浄剤にユーザの手指が触れる恐れがない寸法に
設定されることが安全上好ましい。
【0026】また、各分割容器の底壁21g、22gに
は、洗浄剤の収容位置の周囲に沿って複数のリブ28、
・・・が突設されており、収容される洗浄剤を安定保持
するとともに、分割容器の側壁21h、22hから離間
した位置に洗浄剤を位置させることにより、容器側部或
いは底に滞留した排水により洗浄剤が過剰に溶解されて
しまう事態を未然に回避する機能を奏している。
【0027】なお、本実施形態の容器本体2は、互いに
連設された左右の分割容器21、22により構成されて
いるが、上下或いは斜め方向に分割された分割容器を用
いて構成しても良く、また、ヒンジ部23を構成する代
わりに、独立に成形された分割容器を互いに嵌合させる
形態のものを採用しても良い。
【0028】容器本体2の側部2f外面における上方部
位には、吊り下げ部材3を上下スライド可能に一体化さ
せる案内部6として、前記吊り下げ部材3を挿通させる
案内孔6aを備えた抱持片60が突設されており、この
抱持片60を介して容器本体2と吊り下げ部材3とが一
体化した洗浄容器10が構成されている。
【0029】前記抱持片60よりも上方で且つ前記吊り
下げ部材3が当接する部位には、係止部8として突出片
80が設けられ、前記吊り下げ部材3の当接面には、こ
れに対応する係合部9として前記突出片80に係合され
る複数の係合凸部90、・・・が上下スライド方向に沿
った所定の位置にそれぞれ設けられている。
【0030】図1〜3では、スライド方向に沿って三箇
所に設けられた係合凸部90、・・・のうち、最下に突
設した係合凸部90に前記突出片80を係合させ、洗浄
剤を収容した容器本体2がストレーナの適切な位置に吊
り下げ保持される状態を示しているが、例えば、本実施
形態の洗浄具をより浅いストレーナに使用する場合にあ
っては、図6(a)に示すように、二段目の係合凸部9
0に前記突出片80を係合させ、前記した状態よりも吊
り下げ部材3の突出長さを短くした状態で当該ストレー
ナの適切な深さ位置に吊り下げ保持させることが可能と
なる。
【0031】また、吊り下げ部材3の下端側には、前記
抱持片60の下端縁60aに係止される係合爪30が設
けられており、この係合爪30は、図6(b)に示すよ
うに、洗浄剤を収容した容器本体2を当該吊り下げ部材
3の最下部に保持し、ストレーナの深い場所に位置させ
る際の係合部9として機能し、一方の案内部6としての
抱持片60の下端縁60aは、これに対応する係止部8
として機能するのである。
【0032】また、販売、流通時においては、容器本体
2から吊り下げ部材3が延出しないコンパクトな状態が
好ましいが、本実施形態の洗浄具1では、図6(c)に
示すように、フック部3近傍の最上に突設された係合凸
部90に前記突出片80を係合させ、容器側部2fの外
面に沿って吊り下げ部材3を収納した状態とすることが
可能である。
【0033】尚、本実施形態に係る吊り下げ部材3の長
さは、図6(c)に示す収納時において全体がコンパク
ト化されるよう、容器本体2の縦寸法に合わせて成形さ
れているが、より長尺な吊り下げ部材を採用し、深いス
トレーナに対応可能としたものも好ましい実施例であ
る。
【0034】また、図7に示すように、係合凸部90、
・・・が突出片80に係合する際、同時に前記抱持片6
0の下端縁60aに係合する係合凸部91、・・・を吊
り下げ部材3に設けておくことも好ましい実施例であ
る。これにより吊り下げ状態がより安定化されることに
なる。
【0035】図1〜6で示した本実施形態の吊り下げ部
材3では、係合凸部90が三箇所に設けられているが、
より多くの係合凸部を設けることで更に詳細な高さ調節
を可能としたものも好ましく、図8に示すように、複数
の係合凸部90、・・・をスライド方向に沿って連続し
て形成したものも好ましい実施例である。
【0036】そして、吊り下げ部材3の上端側に備えら
れるフック部7は、合成樹脂製のストレーナに設けられ
る厚肉の把手に対応可能な幅広な形状に構成されてお
り、当該フック部7を含め、吊り下げ部材3の全体が一
体的に樹脂成型されている。使用される合成樹脂は、上
述した容器本体の成形に用いる樹脂と同様、ポリプロピ
レン樹脂やポリエチレン樹脂等が好ましく、特にポリプ
ロピレン樹脂が望ましいが、可塑剤を用いてより柔軟で
可撓性ある部材に構成することも好ましい実施例であ
る。
【0037】図9(a)は、吊り下げ部材3の上端側に
備えるフック部7を、金属製のストレーナに設けられる
細線の把手hを側方から抱持し、これに掛止可能な略U
字形状に構成した変形例である。このように側方に開放
したフック部7を構成すれば、取り付け並びに取り外し
が容易となり、使い勝手が向上する。
【0038】図9(b)は、吊り下げ部材3の長手方向
に沿った途中部に、基端側と上端側を折り畳み可能に連
結するヒンジ部70が設けられるとともに、該ヒンジ部
70で折畳んだ上端側の係合凸部31を基端側に係合さ
せる係合部3dとしての係合凹部32を設け、ストレー
ナの把手を挾持する前記ヒンジ部70によりフック部を
構成したものでは、当該洗浄具を安定して取り付けるこ
とができる。
【0039】次に、図10に基づき本発明の第2実施形
態を説明する。
【0040】本実施形態の洗浄剤入り洗浄具1Aは、上
記した第1実施形態の容器本体2と一体的に樹脂成型さ
れた吊り下げ部3Aが上方に延設されており、当該吊り
下げ部3Aには、その途中部3bで折り返された上端側
3aの係合凸部31を基端側3cに係合させる係合部3
dとしての係合凹部32、・・・が、長手方向に間隔を
置いて複数設けられている。このような洗浄具1Aで
は、上述の第1実施形態の洗浄具と同様、ストレーナの
深さに応じて吊り下げ部の上方への延出長さを容易に調
節することができ、取り付けと取り外しが困難な従来の
吊り紐を使用することなく、良好な洗浄効果を奏するス
トレーナ内部の適切な深さ位置に容器本体を触ることな
くワンタッチで保持可能としたものである。
【0041】尚、図示しないが、このような容器本体2
と一体的に樹脂成型された吊り下げ部の長手方向に沿っ
た途中部に、図9(b)で示したものと同様、基端側と
上端側を折り畳み可能に連結するヒンジ部を所定間隔を
置いて複数設けるとともに、該ヒンジ部で折畳んだ上端
側を基端側に係合させる係合部を対応する部位に複数設
けてなるものも好ましい実施例である。
【0042】本発明は、容器本体や吊り下げ部材の寸
法、形状、収容される洗浄剤の数、大きさはもとより、
容器本体に設ける係止部の構成、吊り下げ部材を上下に
スライド可能に一体化させる案内部の構成、吊り下げ部
材に設ける係合部の構成等については、本実施形態で示
したものに何ら限定されるものではなく、適宜その他の
形態が採用できることは言うまでもない。
【0043】
【発明の効果】以上のように、本発明の洗浄剤入り洗浄
具によれば、吊り下げ部材に設けた前記係合部を容器本
体の係止部に係合させることにより、当該吊り下げ部材
の延出長さを複数段階に調節し、洗浄剤を収容した容器
本体をストレーナの適切な深さ位置に保持させることが
でき、これにより前記通水口を通じて排水を効率良く内
部流通させることができ、溶出した洗浄液によりストレ
ーナのヌメリ等を確実に除去できるのである。
【0044】また、前記吊り下げ部材は容器本体と別体
で成形され、その先端にフック部が設けられているた
め、上述したように、吊り下げ部材の長さを調節した洗
浄具をワンタッチでストレーナの把手等に吊り下げるこ
とができ、洗浄剤が手に付着する心配もない。
【0045】また、容器本体の側部外面に突出する抱持
片により前記案内部を構成し、この抱持片により前記吊
り下げ部材を上下にスライド可能に支持一体化させると
ともに、当該側部の外面における前記吊り下げ部材が当
接する部位に係止部を設け、この係止部に係合する係合
部を前記吊り下げ部材の対応する当接面に設けたので、
前記抱持片により支持された吊り下げ部材の係合部を、
容器本体の係止部に係合させることにより、比較的簡単
な構造で位置調節機能を容易に実現することができる。
【0046】また、前記係止部を吊り下げ部材に当接す
る突出片により構成し、この突出片に係止される係合凸
部又は係合凹部を前記吊り下げ部材の対応する当接面に
設けたので、ユーザによる長さ調節の操作も容易とな
る。
【0047】また、吊り下げ部材の上端側に備えるフッ
ク部を、合成樹脂製のストレーナに設けられる厚肉の把
手に掛止可能な幅広な形状に構成したので、汎用性が向
上する。
【0048】また、吊り下げ部材の上端側に備えるフッ
ク部を、金属製のストレーナに設けられる細線の把手を
側方から抱持し、これに掛止可能な略U字形状に構成し
たので、使い勝手が向上する。
【0049】また、吊り下げ部材の長手方向に沿った途
中部に、基端側と上端側を折り畳み可能に連結するヒン
ジ部を設けるとともに、該ヒンジ部で折畳んだ上端側を
基端側に係合させる係合部を設け、ストレーナの把手を
挾持する前記ヒンジ部によりフック部を構成したもので
は、当該洗浄具を安定して取り付けることができる。
【0050】また、容器本体と一体的に樹脂成型される
上方に延びた吊り下げ部であって、その途中部で折り返
した上端側を基端側に係合させる係合部を、長手方向に
間隔を置いて複数設けてなる吊り下げ部より構成したも
のでは、同じくストレーナの深さに応じて吊り下げ部の
上方への延出長さを容易に調節することができ、取り付
けと取り外しが困難な従来の吊り紐を使用することな
く、良好な洗浄効果を奏するストレーナ内部の適切な深
さ位置に容器本体を触ることなくワンタッチで保持可能
としたものである。
【0051】また、前記容器本体として、前記洗浄剤を
側方から収容する収容口を備えた左右一対の分割容器
と、これら分割容器の互いに対応する収容口縁部に設け
られ、双方の分割容器が折曲自在に連結される薄肉のヒ
ンジ部と、前記収容口が互いに閉塞される分割容器の閉
塞姿勢を保持するための嵌合手段と、より構成される合
成樹脂の一体成形品を用いてなるものでは、部品点数が
低減され、容器本体をより低コストで供給することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る洗浄剤入り洗浄具
をストレーナ内部に取り付けた使用状態を示す説明図。
【図2】同じく洗浄剤入り洗浄具の断面図。
【図3】同じく洗浄剤入り洗浄具の斜視図。
【図4】(a)は、容器本体を構成する左右の分割容器
を開成した状態を示す平面図。(b)は、同じく左右の
分割容器を開成した状態を示す断面図。
【図5】(a)は、同じく洗浄剤入り洗浄具の上方から
見た平面図。(b)は、同じく洗浄剤入り洗浄具の下方
から見た底面図。
【図6】(a)は、吊り下げ部材の二段目の係合凸部に
容器本体の突出片を係合させた使用状態を示す説明図。
(b)は、吊り下げ部材の係合爪を容器本体に突設した
抱持片の下端縁に係合させた使用状態を示す説明図。
(c)は、フック部の近傍に突設した係合凸部に容器本
体の突出片を係合させた当該吊り下げ部材の収納状態を
示す説明図。
【図7】抱持片の下端縁に係止される係合凸部を設けた
変形例を示す要部説明図。
【図8】係合凸部を連続形成した吊り下げ部材の変形例
を示す要部説明図。
【図9】(a)は、フック部の変形例を示す説明図。
(b)は、フック部の他の変形例を示す説明図。
【図10】本発明の第2実施形態に係る洗浄剤入り洗浄
具を示す説明図。
【符号の説明】
S ストレーナ h 把手 1、1A 洗浄具 2 容器本体 2c 嵌合手段 2d 上部 2e 下部 2f 側部 3 吊り下げ部材 3A 吊り下げ部 3a 上端側 3b 途中部 3c 基端側 3d 係合部 4 洗浄剤 5 通水口 6 案内部 6a 案内孔 7 フック部 8 係止部 9 係合部 10 洗浄容器 21、22 分割容器 21a、22a 収容口 21b、22b 縁部 21g、21g 底壁 21h、21h 側壁 23 ヒンジ部 24 嵌合突部 25 嵌合凹部 26 爪片 27 係合凹部 28 リブ 30 係合爪 31 係合凸部 32 係合凹部 40 収容空間 60 抱持片 60a 下端縁 70 ヒンジ部 80 突出片 90 係合凸部 91 係合凸部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ストレーナ内部に取り付けて使用される
    洗浄剤入り洗浄具であって、 水溶性の固形洗浄剤と、 前記洗浄剤を収容する内部空間が形成され、側部及び下
    部の少なくとも一方に前記収容空間に連通する通水口を
    備えた容器本体と、 前記容器本体と別体で成形され、該容器本体に設けた案
    内部により上下にスライド可能に一体化される吊り下げ
    部材であって、前記ストレーナの把手等の開口部位に掛
    止されるフック部を上端側に備え、且つ、前記容器本体
    に設けた係止部に係合し、これにより洗浄剤を収容した
    当該容器本体をストレーナ内部における所定の深さ位置
    に維持させる係合部を、上下のスライド方向に沿って複
    数設けてなる吊り下げ部材と、 より構成した洗浄剤入り洗浄具。
  2. 【請求項2】 容器本体の側部外面に突出する抱持片に
    より前記案内部を構成し、この抱持片により前記吊り下
    げ部材を上下にスライド可能に支持一体化させるととも
    に、当該側部の外面における前記吊り下げ部材が当接す
    る部位に係止部を設け、この係止部に係合する係合部を
    前記吊り下げ部材の対応する当接面に設けてなる請求項
    1記載の洗浄剤入り洗浄具。
  3. 【請求項3】 前記係止部を、吊り下げ部材に当接する
    突出片により構成し、この突出片に係止される係合凸部
    又は係合凹部を前記吊り下げ部材の対応する当接面に設
    けてなる請求項2記載の洗浄剤入り洗浄具。
  4. 【請求項4】 吊り下げ部材の下端側に、前記案内部の
    下端縁に係止される係合爪を設けてなる請求項1〜3の
    何れか1項に記載の洗浄剤入り洗浄具。
  5. 【請求項5】 吊り下げ部材の上端側に備えるフック部
    を、合成樹脂製のストレーナに設けられる厚肉の把手に
    掛止可能な幅広な形状に構成してなる請求項1〜4の何
    れか1項に記載の洗浄剤入り洗浄具。
  6. 【請求項6】 吊り下げ部材の上端側に備えるフック部
    を、金属製のストレーナに設けられる細線の把手を側方
    から抱持し、これに掛止可能な略U字形状に構成してな
    る請求項1〜4の何れか1項に記載の洗浄剤入り洗浄
    具。
  7. 【請求項7】 吊り下げ部材の長手方向に沿った途中部
    に、基端側と上端側を折り畳み可能に連結するヒンジ部
    を設けるとともに、該ヒンジ部で折畳んだ上端側を基端
    側に係合させる係合部を設け、ストレーナの把手を挾持
    する前記ヒンジ部によりフック部を構成してなる請求項
    1〜4の何れか1項に記載の洗浄剤入り洗浄具。
  8. 【請求項8】 ストレーナ内部に取り付けて使用される
    洗浄剤入り洗浄具であって、 水溶性の固形洗浄剤と、 前記洗浄剤を収容する内部空間が形成され、側部及び下
    部の少なくとも一方に前記収容空間に連通する通水口を
    備えた容器本体と、 前記容器本体と一体的に樹脂成型される上方に延びた吊
    り下げ部であって、その途中部で折り返した上端側を基
    端側に係合させる係合部を、長手方向に間隔を置いて複
    数設けてなる吊り下げ部と、 より構成した洗浄剤入り洗浄具。
  9. 【請求項9】 前記容器本体として、前記洗浄剤を側方
    から収容する収容口を備えた左右一対の分割容器と、こ
    れら分割容器の互いに対応する収容口縁部に設けられ、
    双方の分割容器が折曲自在に連結される薄肉のヒンジ部
    と、前記収容口が互いに閉塞される分割容器の閉塞姿勢
    を保持するための嵌合手段と、より構成される合成樹脂
    の一体成形品を用いてなる請求項1〜8の何れか1項に
    記載の洗浄剤入り洗浄具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006118185A (ja) * 2004-10-21 2006-05-11 T Hasegawa Co Ltd 排水口用薬剤供給装置
JP2016070008A (ja) * 2014-09-30 2016-05-09 小林製薬株式会社 薬剤保持具
JP2016129513A (ja) * 2015-01-15 2016-07-21 フマキラー株式会社 薬剤放散器
CN111684137A (zh) * 2018-02-09 2020-09-18 日本曹达株式会社 粘液去除器具

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