JP2002264903A - 容器シール装置 - Google Patents

容器シール装置

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JP2002264903A
JP2002264903A JP2001063360A JP2001063360A JP2002264903A JP 2002264903 A JP2002264903 A JP 2002264903A JP 2001063360 A JP2001063360 A JP 2001063360A JP 2001063360 A JP2001063360 A JP 2001063360A JP 2002264903 A JP2002264903 A JP 2002264903A
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driving
sealing material
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Yuji Shimamura
勇治 嶋村
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Shibuya Packaging System Corp
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Fabrica Toyama Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シール部材の送り方向にて、シールされるべ
き容器に対して絵柄等の位置合せのための調整を容易か
つ調整時のシール材や容器の無駄をなくすことのできる
容器シール装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 容器Tを開口状態で順次移送する移送手
段31と、シール材Sを移送中の容器Tの開口部に供給
する供給手段10と、該シール材Sを容器Tへシールす
るシール手段30と、シール材の位置を調整する調整手
段とを有する容器シール装置において、調整手段は、移
送方向でのシール材の位置を検出する検出手段13と、
容器よりも上流位置でシール材を送る送りローラ14
と、該送りローラを回転駆動する駆動手段15と、上記
検出手段からの信号にもとづき送りローラの回転速度を
制御する制御手段16とを有し、上記駆動手段は移送手
段の移送速度と独立して送りローラの回転速度を設定可
能となっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は容器シール装置の技
術分野に属し、特に移送中の容器の開口部を、該容器と
同速で移動するシール材でシールする装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の装置としては、特開平11−7910
8に開示されているものが知られている。
【0003】この公知装置では、複数の容器が移送手段
により一定速度で移送されており、シール手段がシール
時に容器と同速で移動して、シール部材を容器の開口部
へシールする。シール材は帯状をなしていて原反にロー
ル状に巻回されていて、シールされたシール部材が容器
と共に移動するので、その引張力によって原反から引き
出される。
【0004】シール部材には、シール部材の絵柄等が各
容器に対して容器の移送方向で所定位置にくるように、
この絵柄に対応して定間隔にマークが施されていて、こ
のマークの位置を検出して容器との相対位置を一定に保
っている。しかし、この位置関係は、種々の要因によっ
て上記移送方向にてずれが生ずることがある。シール部
材の上記マークの間隔は容器同士の間隔よりも若干大き
目に設定されていて、上記ずれが許容値を越えるように
なったとき、シール部材に撓み部分を形成してずれに相
当する距離だけ余計に送り、上記相対位置を調整してい
る。シール部材を容器で引張ることとした上記特開平11
−79108以外の例としては、移送手段の駆動力の一部を
シール材の送りローラの駆動に用いている形式のものも
ある。いずれの例においても、移送手段による容器の移
送とシール材の送りとは、常に一緒に一定して行われ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】容器に収容される内容
物が食品である場合、容器のシールは無菌ルームで行わ
れる。そこで、作業者等は、この無菌ルームへの立入り
は禁じられる。したがって、先頭の空の容器にシール材
をシールしてシール材が原反より引出し可能に設定され
た時点から、無菌ルームへの立入りはできない。
【0006】上記空の容器へのシール材の設定時から、
内容物が収容された後続の容器がシール位置に到達する
までの立ち上がり期間は容器が空のままシールされるの
で、容器もシール材も廃棄されて無駄となる。これは、
シール材が容器の移送と共に一緒に行われることに起因
する。
【0007】又、上記立ち上がり期間中に、シール材
が、例えば絵柄の位置づれ等の不具合を伴っていても、
無菌ルームへの立入りができないのでこれを矯正できな
い。これを矯正するには、無菌ルームに作業者が入らね
ばならないので、その間に再び容器等を廃棄することと
なり無駄にしてしまう。
【0008】本発明は、このような事情に鑑み、装置の
立ち上り時の容器、シール材等の無駄をなくすことので
きる容器シール装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る容器シール
装置は、内容物が収容された複数の容器を開口状態で順
次移送する移送手段と、移送方向に延びる帯状のシール
材を移送中の容器の開口部に供給する供給手段と、該シ
ール材を容器の開口部へシールするシール手段と、シー
ル材の容器に対する移送方向相対位置を調整する調整手
段とを有している。
【0010】かかる容器シール装置において、本発明で
は、調整手段は、移送方向でのシール材の位置を検出す
る検出手段と、容器よりも上流位置でシール材を送る送
りローラと、該送りローラを回転駆動する駆動手段と、
上記検出手段からの信号にもとづき送りローラの回転速
度を制御する制御手段とを有し、上記駆動手段は移送手
段の移送速度と独立して送りローラの回転速度を設定可
能となっていることを特徴としている。
【0011】このような構成の本発明装置では、シール
材移送速度を容器移送速度とは独立して設定可能であ
り、シール材の絵柄の初期設定或いはずれの調整時に、
容器を移送しなくとも、制御手段により駆動手段の速度
を制御することにより、シール材の移送方向の位置調整
が可能となる。したがって、調整のために、容器やシー
ル材を無駄にすることがない。
【0012】本発明において、送りローラを駆動する上
記駆動手段は、移送手段の駆動源とは別途設けられたサ
ーボモータとすることができる。
【0013】又、上記駆動手段は、入力軸、出力軸そし
て調整軸を有し、これらの軸が連動する差動装置であ
り、入力軸が移送手段の駆動源の駆動力の一部を受け、
調整軸が制御手段により調整回転され、調整後の入力軸
からの回転力が出力軸に伝達され、この出力軸が送りロ
ーラを駆動するようになっているようにすることもでき
る。この場合には、駆動手段には移動手段の駆動力の一
部を使えるので、上記サーボモータの場合と異なり、モ
ータとしては調整用の小型モータだけを用意すればよ
く、その分、装置は小型で安価なものとなる。差動装置
は、例えば差動歯車装置として小型で安価なものが市場
で入手可能であり、これを用いることにより容器シール
装置全体の小型化・低廉化に妨げとはならない。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、添付図面にもとづき、本発
明の実施の形態を説明する。
【0015】図1は、本実施形態装置の容器シールに係
る部分を主として示す概要図である。図1において、本
実施形態装置は、供給手段としてのシール材送り装置1
0とシール手段としての容器シール装置30とを備えて
いる。
【0016】シール材送り装置10は、帯状フィルムの
シール材Sをロール状に巻回して成る原反Sを軸11
Aまわりに回転自在に支持する原反支持装置11と調整
手段とを有している。この調整手段は、シール材Sのマ
ーク等を検出するセンサ12を有する検出装置13と、
シール材Sを所定の速度で送り出す送りローラ14と、
該送りローラ14を回転駆動する駆動装置15と、上記
検出装置13からの信号にもとづき該駆動装置15への
制御指令を発する制御装置16とを備えている。
【0017】上記シール材Sは、原反Sから引き出さ
れた後、複数の変向ローラ17A,17B,17C,1
7Dによって変向されかつ張力を与えられつつ、容器シ
ール装置30へ移動するように案内されている。
【0018】上記シール材Sは、後述する容器シール装
置30により定間隔で移送される複数の容器に対応して
絵柄等が印刷されており、その間隔毎に各絵柄に対応し
た位置を示すマークがシール材Fの側縁に記されてい
る。このマーク、すなわち絵柄の間隔は、移送される容
器の間隔よりも若干大きく設定されている。上記検出装
置13のセンサ12は、このマークを検出し、絵柄と容
器との相対位置を知る。
【0019】駆動装置15は、シール材Sを挟圧搬送す
る送りローラ14の回転駆動力として、上記容器シール
装置30の容器移送を行う駆動源からその駆動力の一部
Pを得ている。この駆動装置15は、本実施形態装置の
場合、差動歯車装置をなしており、入力軸から上記駆動
力の一部Pを得て出力軸で上記送りローラ14を回転駆
動するようになっている。この差動歯車装置は調整軸を
も有しており、この調整軸によって、入力軸の回転数を
増減調整して出力軸へ伝える。上記調整軸は小型の調整
用モータ15Aにより回転される。マーク、すなわち絵
柄が容器に対してずれた位置にあるときに、上記調整用
モータ15Aは制御装置16の指令にもとづき調整回転
されて、シール材の送りを調整することによりマークと
容器とが所定位置関係を保つようになる。上記差動歯車
装置を有する駆動装置については、後に詳述する。
【0020】容器シール装置30は、図2に示すよう
に、内容物を収容し未シールの複数の容器Tを所定間隔
で定速のもとで移送せしめる移送手段としてのチェーン
走行体31を有している。容器Tの開口部には、シール
材Sが該容器Tに接面して配置されている。このシール
材Sは、先頭の容器から順次後続の容器に熱溶着等によ
ってシールされて、シール済の容器によって前方に引き
出されて行く。
【0021】上記容器シール装置30は、シールのため
の加熱部材たるシールヘッド32と、このシールヘッド
32を所定時にシール位置にもたらすように作動する駆
動機構(図示せず)とを有している。シールヘッド32
は、例えば図示の例のごとく、容器Tの開口部周囲のフ
ランジ部Tとのみ接面するような加熱面32Aを周囲
に有している。本実施形態の場合、上記シールヘッド3
2は二つ設けられていて、一つの容器Tに対してシール
は二段階に分けられて二回行われる。二つのシールヘッ
ド32はそれぞれ支持部材33により支持されており、
この支持部材33が上記駆動機構に接続されている。こ
の駆動機構により駆動される支持部材33の動き、すな
わちシールヘッド32の動きは、いわゆるボックスモー
ションを行い、図2に示されるように紙面内でX,Y
,X,Yで示されるごとく、前進工程X、上昇
工程Y、後退工程Xそして下降工程Yを順に繰り
返す。先ず、二つのシールヘッド32は下降工程Y
下降して図2のごとくそれぞれ対応する容器Tに対して
シール部材Sを加圧・加熱することで熱溶着する。すな
わち、後方(右方)に位置するシールヘッド32は第一
シールを、前方(左方)に位置するシールヘッド32は
第二シールを行う。両シールヘッド32は、前進工程X
にて、容器Tに対してシール部材Sを加熱・加圧した
まま該容器Tと同一速度で一緒に移動する。この移動の
間に、溶着が進行し所定のシール強度を得る。次に、両
シールヘッド32は、上降工程Yにて上記シール部材
Sから離れ、後退工程Xにて早戻りによって原位置に
戻る。又、本装置にはシール部材Sのたるみを除去する
緊張部材34と、ナイフ37で切断するときの抵抗で、
シール部材Sが容器TのフランジTの面から浮かない
ように該シール部材Sを、ばね34等によって上方から
軽く押える押え部材35とが設けられている。緊張部材
34はシリンダヘッド32の下降時に容器同士間でシー
ル材Sを所定圧をもって下方へ押し込みシール部材のた
るみを除去し、押え部材35はばね圧等により常時シー
ル材Sを容器TのフランジTの面へ軽く弾圧してナイ
フによる切断時にシール部材が浮き上がらないようにし
ている。そして、第一及び第二シールがなされたシール
部材Sはナイフ37の下降により、容器T同士間で切断
され、容器Tは独立したシールをもつようになる。上記
,Y,X,Yの工程のための駆動機構、シー
ルのためのシールヘッド32、緊張部材34、押え部材
35そしてナイフ37を有する容器シール装置30は公
知であり、本発明の主眼たるものではないので、これ以
上の詳述は省略する。
【0022】次に、シール部材を送り出すための送りロ
ーラを駆動する駆動装置について説明する。
【0023】駆動装置15は、図3のごとく、入力軸4
1、出力軸42、調整軸43を有する差動歯車装置とな
っている。入力軸41の歯車44は環状の歯車45と噛
合し、該歯車45は段状の大径部に内歯を有する歯車4
6と一体に接合されている。上記歯車46も、歯車45
と同様、環状となっていて中心部が中空となっており、
この中空を調整用の軸体47が貫通している。該軸体4
7は中間に段状の大径部を有し、ここに外歯をもつ歯車
48が一体をなすように嵌着されている。該歯車48に
上記歯車46が噛合している。又、この歯車48には、
段状の大径部に内歯が設けられた環状の歯車49の該内
歯が噛合しており、該歯車49には、環状の歯車50が
一体に接合されている。又、この歯車50には出力軸4
2の歯車51が噛合している。
【0024】上記歯車46と歯車49とは歯数が若干相
違している。又、歯車49はピッチ内が楕円をなしてい
て、長径部分の歯が上記歯車46,49と噛合するよう
になっている。したがって、歯車49が軸体47から駆
動を受けていないときには、出力軸42の歯車52は入
力軸41の歯車44に対して定速で回転する。そして、
軸体47が駆動力を受けて速度が変ると、歯車46,4
9との噛合位置が移動し、その間、移動における歯車4
6,49との噛合歯数の差の分だけ速度が変わる。すな
わち、軸体47の回転速度の変化の方向に応じて入力軸
41に対する出力軸42の速度比が若干増減する。
【0025】このような、駆動装置15は、駆動力とし
て既述の容器移送のためのチェーン走行体31のための
駆動源からの駆動力の一部を受けている。容器移送のた
めの駆動源としてのモータ60は、プーリ61、ベルト
62、プーリ63を経て減速機64に接続され、この減
速機64の出力は歯車65,66,67を経て軸68に
よって歯車69に伝達される。歯車66には軸70が接
続されていて、この軸70から容器シール装置30の駆
動機構71へ駆動力が供給される。該軸70には回転速
度の検出のためのエンコーダ72が取りつけられてい
る。
【0026】上記歯車69の回転駆動力は、チェーン走
行体31のための系統Aと、上記差動歯車を有する駆動
装置のための系統Bの二系統に分かれて伝達される。先
ず系統Aでは、歯車69に噛合している歯車73の軸7
4は、スプロケット75を回転し、該スプロケット75
はチェーン76を介してスプロケット77を回転する。
このスプロケット77の軸77がスプロケット78を介
して上記チェーン走行体31を駆動する。二つのチェー
ン走行体31間には、容器Tを支持する支持プレート7
9が該チェーン走行体31に取りつけられている。
【0027】次に、系統Bでは、歯車73は歯車80を
介して歯車81を回転し、この歯車81の軸41が既述
の駆動装置15の入力軸として回転する。
【0028】上記駆動装置15の軸体47は、プーリ8
1、ベルト82、プーリ83そして調整軸43を介して
調整用モータ15によって回転駆動を受ける。
【0029】又、上記駆動装置15の出力軸42は、ス
プロケット84、チェーン85そしてスプロケット86
を介して軸87を回転し、該軸87がスプロケット8
8、チェーン89そしてスプロケット90を介して、既
出の送りローラ14の軸91を回転する。
【0030】このような本実施形態装置にあっては、シ
ート材の容器へのシール及びその位置調整は、次の通り
行われる。 原反Sから引き出され変向ローラ17A,17
B,17C,17Dで所定張力が与えられた状態で所定
方向に案内されたシート材Sは、先頭の容器Tに対して
マークにしたがって所定の絵柄合せがなされて、この位
置でシールが開始される。先頭の容器Tはシート材Sが
シールされているので、該容器Tの移送に伴い引張られ
て連続的に原反Sから引き出され、次々と後続の容器
Tにシート材がシールされる。シート材はナイフ37に
より切断され、容器は内容物が充填されシート材により
シールされた独立の包装体となる。 何らかの原因で絵柄の位置が移送方向にて容器に対
してずれた場合、これを修正する必要がある。絵柄の位
置は、シール材に絵柄位置と対応して印刷されているマ
ークの位置により、検出装置のセンサ12により検出さ
れる。このセンサ12は、容器がシール位置にあると
き、これに同期してマークを検出する。すなわち、容器
とセンサとの間のシール材の距離が不変で一定位置関係
にあるので、マークが所定位置からずれた位置で検出さ
れれば、それだけのずれがあると言えることとなる。絵
柄同士間のピッチ、すなわち、マーク同士間のピッチ
は、既述の通り、容器同士間のピッチよりも若干大きく
設定されるので、上記のずれの分だけシール部材Sに緩
みを与えればこのずれはなくなる。ただし、シール部材
Sが長い距離にわたり緩んだままになっていては、シー
ルに不具合を与えるので、上記押え部材34でシール部
材Sを押すことにより容器同士間でシール材Sに局部的
な屈曲部を下方に向け形成して、全体としては張力を保
ったままとなる。 上記シール部材Sに緩みを与える動作は、送りロー
ラ14を若干増速することにより行われる。センサ12
がシート部材Sのずれを検知すると、そのずれがなくな
るまで制御装置16は調整用モータ15Aを増速方向に
回転すべく指令信号を発する。調整用のモータ15の回
転により、その回転中、差動歯車装置の出力軸42は入
力軸41に対し、その速度比を増加し、それによって送
りローラ14も増速する。ずれがなくなると、調整用モ
ータ15は回転を停止し、したがって出力軸42は入力
軸41に対し、当初の速度比に戻る。かくして、容器の
移送手段の駆動力の一部を送りローラの駆動用として用
いているので、きわめて低出力の調整用モータ15で上
記送りローラ14の速度調整が可能となる。
【0031】本発明では、シール部材の送りの調整が容
器の移送と別途行われるので、装置の立ち上がり時等に
おいて、容器のみを送ることによりシール部材を無駄に
流すことがなくなる。又、最初から絵柄の合った製品と
することができるため、容器、シール部材、内容物を無
駄にすることがない。
【0032】又、本発明は、上記の形式の差動歯車装置
でなくとも、出力軸の速度が入力軸に対して速度比を可
変となっていれば、他の形式の差動装置でもよい。その
際、歯車によらず摩擦車であってもよい。
【0033】さらには、本発明は、差動装置によらずと
も、サーボモータによっても実施可能である。例えば、
図4のごとく、センサ12の信号を受けた制御装置16
がサーボモータ92を制御し、このサーボモータにより
送りローラ14を駆動することとしてもよい。この場
合、シール材の送りのための送りローラ14の駆動力と
しては、サーボモータ92の回転力のみにより得られ、
前実施形態のように容器の移送手段の駆動力の一部を用
いないので、構成は簡単となるが、上記サーボモータ9
2はその分だけ大きいものが必要となる。
【0034】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように、容器の
移送に依存することなくシール材の送りを単独で調整で
きるので、装置の立ち上り時に容器及びシール材を無駄
にすることがなくなり、材料の有効利用が図れる。調整
を差動装置で行うこととするならば、移送手段の駆動力
の一部をシール材送りの駆動力として利用できるので、
調整用のモータは小型化そして安価なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態装置を示す全体構成図であ
る。
【図2】図1装置のシール機構部分を示す図である。
【図3】図1装置の駆動装置としての差動歯車装置を用
いたときの駆動系についての概要構成図である。
【図4】本発明の他の実施形態を示す図である。
【符号の説明】
10 供給手段(シール材送り装置) 13 検出手段(検出装置) 14 送りローラ 15 駆動手段(駆動装置)(差動装置) 16 制御手段(制御装置) 30 シール手段(容器シール装置) 41 入力軸 42 出力軸 43 調整軸 S シール材 T 容器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内容物が収容された複数の容器を開口状
    態で順次移送する移送手段と、移送方向に延びる帯状の
    シール材を移送中の容器の開口部に供給する供給手段
    と、該シール材を容器の開口部へシールするシール手段
    と、シール材の容器に対する移送方向相対位置を調整す
    る調整手段とを有する容器シール装置において、調整手
    段は、移送方向でのシール材の位置を検出する検出手段
    と、容器よりも上流位置でシール材を送る送りローラ
    と、該送りローラを回転駆動する駆動手段と、上記検出
    手段からの信号にもとづき送りローラの回転速度を制御
    する制御手段とを有し、上記駆動手段は移送手段の移送
    速度と独立して送りローラの回転速度を設定可能となっ
    ていることを特徴とする容器シール装置。
  2. 【請求項2】 駆動手段は、移送手段の駆動源とは別途
    設けられたサーボモータであることとする請求項1に記
    載の容器シール装置。
  3. 【請求項3】 駆動手段は、入力軸、出力軸そして調整
    軸を有し、これらの軸が連動する差動装置であり、入力
    軸が移送手段の駆動源の駆動力の一部を受け、調整軸が
    制御手段により調整回転され、調整後の入力軸からの回
    転力が出力軸に伝達され、この出力軸が送りローラを駆
    動するようになっていることとする請求項1に記載の容
    器シール装置。
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