JP2002264547A - 印刷用シート及び印刷シート - Google Patents
印刷用シート及び印刷シートInfo
- Publication number
- JP2002264547A JP2002264547A JP2001064380A JP2001064380A JP2002264547A JP 2002264547 A JP2002264547 A JP 2002264547A JP 2001064380 A JP2001064380 A JP 2001064380A JP 2001064380 A JP2001064380 A JP 2001064380A JP 2002264547 A JP2002264547 A JP 2002264547A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- printing sheet
- printing
- ink
- layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
Abstract
ートとしそれを手作業にて被着体に破損なく容易に仮着
して焼付けて耐薬品性や耐熱性、耐候性や反射率等に優
れる焼成シートを形成できる取扱性に優れる印刷用シー
トの開発。 【解決手段】少なくとも無機粉末とケイ素含有バインダ
を用いた混合物をシート形態に保形してなるインク受容
層(11)の片面にセルロース系ポリマー層(12)を
有してなり、前記のケイ素含有バインダがトリメチルシ
ロキシケイ酸又は一般式:R3SiO−(ただしRは化
合物基である。)にて表される一官能性のM単位と、S
i(O−)4にて表される四官能性のQ単位との重合体
からなる印刷用シート(1)及びその印刷用シートのイ
ンク受容層に熱転写インク情報(3)を付与してなる印
刷シート。
Description
管理ラベル等の形成に好適な焼付用の印刷用シート及び
それを用いた耐熱性に優れる熱転写式の印刷シートに関
する。
やブラウン管の製造工程の如く高温雰囲気におかれる物
品の管理ラベルなどとして用いうる印刷シートとして
は、ガラス系グリーンシートにガラス粉末含有のインク
情報を付与して焼成により焼付るようにしたもの、ポリ
オルガノシロキサンにて無機粉末を保形したシートにイ
ンク情報を付与したものが知られていた(特開平7−3
34088公報、特願平8−228667号、特許第2
654735号、WO93/07844)。しかしなが
ら脆くて破損しやすく、斯かる印刷シートに粘着層を設
けてラベル等としそれを被着体に手作業にて接着するこ
とが困難な問題点があった。
ク情報を付与して印刷シートとしそれを手作業にて被着
体に破損なく容易に仮着して焼付けて耐薬品性や耐熱
性、耐候性や反射率等に優れる焼成シートを形成できる
取扱性に優れる印刷用シートの開発を課題とする。
イ素含有バインダを用いた混合物をシート形態に保形し
てなるインク受容層の片面にセルロース系ポリマー層を
有してなり、前記のケイ素含有バインダがトリメチルシ
ロキシケイ酸又は一般式:R3SiO−(ただしRは化
合物基である。)にて表される一官能性のM単位と、S
i(O−)4にて表される四官能性のQ単位との重合体
からなることを特徴とする印刷用シート、及びその印刷
用シートのインク受容層に熱転写インク情報を付与した
ことを特徴とする印刷シートを提供するものである。
ス系ポリマー層にてインク受容層が強力に保持され破損
しにくくて取扱性に優れており、かつ柔軟性にも優れて
そのインク受容層に熱転写方式等の適宜な方式でインク
情報を付与して多種多様な印刷シートを現場等にて臨機
に形成でき、それを被着体の曲面部等にも手作業にて破
損なく容易に接着させて加熱処理下に密着性よく簡便に
焼付ることができ、付与情報を良好に温存した焼成シー
トを形成することができる。
ケイ素含有バインダが変化して生成したシリカを介し強
固に焼結されて無機粉末を強力に結着保持し、耐薬品性
や耐熱性、耐候性や反射率等に優れており、例えばアル
ミニウム製品のアニール工程やブラウン管の製造工程等
の管理ラベルなどとして利用することができる。
くとも無機粉末とケイ素含有バインダを用いた混合物を
シート形態に保形してなるインク受容層の片面にセルロ
ース系ポリマー層を有してなり、前記のケイ素含有バイ
ンダがトリメチルシロキシケイ酸又は一般式:R3Si
O−(ただしRは化合物基である。)にて表される一官
能性のM単位と、Si(O−)4にて表される四官能性
のQ単位との重合体からなるものであり、印刷シートは
斯かるインク受容層に熱転写インク情報を付与したもの
である。
ートの例を図2に示した。1が印刷用シートであり、1
1がインク受容層、12がセルロース系ポリマー層であ
る。また3が熱転写インク情報である。さらに2は必要
に応じて設けられる粘着層で、21はセパレータであ
り、4は被着体である。なお図2では印刷シートを被着
体4に粘着層2を介して仮着した状態を示しており、焼
成後の焼成シートではそのセルロース系ポリマー層12
と粘着層2が消失した状態で被着体に焼付られたものと
なる。
マー層を有するインク受容層がシート形態で存在すれば
よく、従って適宜な形態に形成することができる。ちな
みにその例としては図例の如くシートのセルロース系ポ
リマー層12の側に粘着層2を有する形態、インク受容
層の形成材を繊維布や不織布等の有孔基材などに含浸さ
せてインク受容層11を形成した形態などがあげられ
る。その有孔基材等は、例えばポリエステルやポリイミ
ド、フッ素樹脂やポリアミド等からなるポリマーの如く
加熱処理時に消失するもので形成されていてもよいし、
ガラスないしセラミックや金属の如く加熱処理により消
失しないもので形成されていてもよい。
末とケイ素含有バインダが用いられる。その無機粉末
は、耐熱性の向上(通常約500℃以下、好ましくは約
800℃以下)と印刷シートの地色を形成するためのも
のである。従って金属粉やセラミック粉などの適宜なも
のを用いることができる。無機粉末の粒径は、50μm
以下、就中0.05〜20μmが一般的であるがこれに
限定されない。なお無機粉末をマイカの如き薄片母体に
付着させてフレーク状の粉末として配合することは、反
射率ないし隠蔽力(被着体の地色の隠蔽)の向上に有効
である。
シリカやチタニア、アルミナや亜鉛華、ジルコニアや酸
化カルシウム、マイカやチタン酸カリウム、ホウ酸アル
ミニウムなどの白色物があげられる。また印刷シートを
加熱処理する際の温度以下で酸化されて斯かる酸化物型
の白色系セラミックとなる炭酸塩や硝酸塩や硫酸塩の如
き金属化合物などもあげられる。就中チタン酸カリウム
やホウ酸アルミニウムの如く針状結晶物であるものが白
色度や焼結強度等の点より好ましく用いうる。
・酸化錫、酸化鉄、硫化カドミウム・硫化セレン等の赤
色物、酸化コバルト、ジルコニア・酸化バナジウム、酸
化クロム・五酸化二バナジウム等の青色物、酸化クロム
・酸化コバルト・酸化鉄・酸化マンガンやクロム酸塩、
過マンガン酸塩等の黒色物、ジルコニウム・珪素・プラ
セオジム、バナジウム・錫、クロム・チタン・アンチモ
ン等の黄色物、酸化クロム、コバルト・クロム、アルミ
ナ・クロム等の緑色物、アルミニウム・マンガン、鉄・
珪素・ジルコニウム等の桃色物なども無機粉末の例とし
てあげられる。
ロキシケイ酸又は一般式:R3SiO−にて表される一
官能性のM単位と、Si(O−)4にて表される四官能
性のQ単位との重合体(MQレジン)からなる、例えば
シリコーン系粘着剤のタッキファイアーなどとして公知
の適宜なものを用いうる。なお前記一般式におけるRは
例えば、メチル基やエチル基やプロピル基の如き脂肪族
炭化水素基やフェニル基の如き芳香族炭化水素基、ビニ
ル基の如きオレフィン基等の有機基、又はビドロキシル
基の如き加水分解可能な基などの適宜な構造単位を有す
る化合物基であってよい。好ましく用いうるケイ素含有
バインダは、保形力に優れるものである。
ケイ素含有バインダのそれぞれ1種又は2種以上を必要
に応じ有機溶剤等を用いてボールミル等で混合し、その
混合液を適宜な方式で必要に応じ有孔基材やセパレータ
の如き支持材の上に展開して乾燥させる方法などにより
行うことができる。その場合、無機粉末とケイ素含有バ
インダの使用割合は、印刷用シートの取扱性や印刷シー
トの強度、焼成シートの強度や隠蔽力などに応じて適宜
に決定しうる。一般にはケイ素含有バインダ100重量
部あたり10〜500重量部、就中20〜200重量
部、特に40〜100重量部の無機粉末が用いられる。
薬品性、保形力やインク定着性の向上などを目的に、例
えばシリコーンゴムやセルロース系ポリマー、炭化水素
系ポリマーやビニル系ないしスチレン系ポリマー、アセ
タール系ポリマーやブチラール系ポリマー、アクリル系
ポリマーやポリエステル系ポリマー、ウレタン系ポリマ
ーや繊維素系ポリマー、各種のロウないしワックス等の
有機化合物などを必要に応じて配合することができる。
斯かる必要に応じての配合剤は、それぞれ1種又は2種
以上を用いうる。
シリコーンゴムの併用が特に好ましい。そのシリコーン
ゴムとしては適宜なものを用いることができ特に限定は
ない。フェノール変性物やメラミン変性物、エポキシ変
性物やポリエステル変性物、アクリル変性物やウレタン
変性物等の各種変性シリコーンゴムなども用いうる。好
ましく用いうるシリコーンゴムは、保形力や柔軟性に優
れるものである。
上性などの点よりケイ素含有バインダ100重量部あた
り1〜1000重量部、就中5〜500重量部、特に1
0〜200重量部が好ましい。なおシリコーンゴムを併
用する場合、上記した無機粉末の使用割合は、ケイ素含
有バインダとシリコーンゴムの合計量に基づくことが印
刷用シートの取扱性や印刷シートの強度、焼成シートの
強度や隠蔽力などの点より好ましい。
印刷用シートの強度向上などの点よりはエチルセルロー
スの如きセルロース系ポリマーを併用することが特に好
ましい。シリコーンゴム以外の上記した有機化合物の使
用量は、ケイ素含有バインダ100重量部あたり、ある
いはシリコーンゴム併用の場合にはそれらの合計100
重量部あたり1〜1000重量部、就中5〜200重量
部、特に10〜100重量部が一般的であるがこれに限
定されない。
の調製に必要に応じて使用する有機溶剤としては適宜な
ものを用いうる。一般にはトルエンやキシレン、ブチル
カルビトールや酢酸エチル、ブチルセロソルブアセテー
トやメチルエチルケトン、メチルイソブチルケトンなど
が用いられる。混合液は、限定するものではないが展開
性等の点より固形分濃度が5〜85重量%となるように
調製することが好ましい。その調製に際しては必要に応
じて分散剤や可塑剤や助燃剤などの適宜な添加剤を配合
することができる。
ドクターブレード法やグラビアロールコータ法等の層厚
制御性に優れる方式が好ましい。消泡剤を併用するなど
して展開層中に気泡が残らないよう十分に脱泡処理する
ことが好ましい。形成するインク受容層の厚さは、適宜
に決定しうるが一般には1μm〜5mm、就中10μm〜1
mm、特に20〜200μmとされる。
るセルロース系ポリマー層12は、印刷用シートの取扱
性の向上を目的とし、これにより熱転写インク情報を付
与して印刷シートとしたのち粘着層等を介してそれを手
作業にて破損なく被着体に接着処理することができる。
また斯かるセルロース系ポリマー層による補強は、焼成
処理にて被着体に強固に焼付できるようにすることを目
的とする。
れに情報を付与した印刷シートとして被着体に接着して
加熱し、加熱処理下に斯かる印刷用シートないし印刷シ
ートを焼成してその焼成シート(加熱処理体)を被着体
に焼付るものであるが、その焼付時に印刷用シートにお
けるセルロース系ポリマー層や必要に応じての粘着層等
の有機成分は消失する。その場合に当該層をセルロース
系ポリマーにて形成することにより前記の焼付を良好に
行うことができて、被着体に強固に固着させることがで
きる。セルロース系ポリマー以外の層では剥離現象を生
じて被着体への焼付が困難となる。
強性と焼付性の両立性等の点よりエチルセルロースが好
ましく用いられ、特にインク受容層にエチルセルロース
を配合した場合にはそれと同一組成のものが好ましく用
いられる。セルロース系ポリマー層の形成は、上記した
インク受容層形成用の混合液を展開する際の支持材とし
てセルロース系ポリマーフィルムを用いる方式やセルロ
ース系ポリマーの溶液をインク受容層上に塗工して乾燥
皮膜とする方式などの適宜な方式にて行うことができ、
その厚さは高速焼成性や補強効果等の点より1〜100
μm、就中3〜70μm、特に5〜40μmが好ましい。
ムーズな揮散などを目的にポーラスな形態とすることも
できる。ちなみに仮着用の粘着層を設けた場合などには
その加熱による分解ガスで印刷シートが膨らむときがあ
り、ポーラスな印刷用シートとすることでそれを予防す
ることができる。ポーラスな印刷用シートの形成は例え
ば、パンチング方式等で印刷用シートに微細な孔を多数
形成する方法などの適宜な方法にて行うことができる。
を付与した印刷シートとして被着体に焼付る用途に好ま
しく用いうる。その焼付処理に際しては印刷用シートに
被固着物を付設し、これを加熱して当該加熱処理体を介
し被固着物を被着体に固着する方法も採ることができ
る。
の粘着力にて被着体に仮着しうる場合もあるがその仮着
力の向上等を目的に必要に応じて図例の如く粘着層2を
設けることもできる。粘着層は、印刷用シート等を被着
体に仮着して加熱処理に供するまでの適宜な段階で設け
ることができる。従って印刷用シートに情報を付与して
印刷シートとする前に予め設けうる、印刷シートとした
のちに設けることもできる。なお図例の如く粘着層は、
印刷用シートにおけるセルロース系ポリマー層の側に設
けられる。
ル系、シリコーン系やビニルアルキルエーテル系の粘着
剤などの適宜な粘着性物質を用いうる。粘着層の付設
は、ドクターブレード法やグラビアロールコータ法等の
適宜な塗工方法で粘着性物質を印刷用シートないし印刷
シートの所定面に塗工する方式や、前記に準じてセパレ
ータ上に設けた粘着層を印刷用シート等の所定面に移着
する方式などの適宜な方式で行うことができる。
に応じて決定しうるが一般には1〜500μm、就中5
〜200μm、特に10〜50μmとされる。また粘着層
は、加熱処理時の分解ガスのスムーズな揮散などを目的
にロータリースクリーン法などの適宜な塗工方法にて点
在状態に設けることもできる。なお設けた粘着層に対し
ては、それを被着体に仮着するまでの間、セパレータ等
で被覆して汚染等を防止することが好ましい。印刷用シ
ートないし印刷シートの被着体への仮着にはロボットな
どによる自動接着方法なども採りうるが、本発明は手作
業による接着方法等の過酷な取扱に耐えるようにしたも
のである。
ク情報や孔又は凹凸からなる彫刻情報を付与する方式や
印刷用シートを適宜な形態に打抜く方式などの適宜な方
式にて行いうる。前記の情報要素を複合させたものやそ
の他の種々の方式で形成した情報の複合情報を有するも
のなどからなる印刷シートも形成することができる。
ンマスクを介しての塗布方式、転写紙に設けたパターン
の転写方式やプリンタによる形成方式などの適宜な印刷
方式にて印刷用シートのインク受容層に付与することが
できる。就中プリンタ、特に熱転写プリンタによる印刷
方式が任意なインク情報を臨機に、かつ精度よく、しか
も効率的に付与できる点などより好ましい。
機系等の耐熱性の着色剤を用いた適宜なものを用いるこ
とができ、加熱処理による定着力の向上などを目的にガ
ラスフリットなどを含有していてもよい。熱転写プリン
タ等に適用するための印字リボンの如きインクシートは
例えば、斯かるインクにワックスやポリマー等のバイン
ダを添加してフィルムや布等からなる支持基材に保持さ
せることにより得ることができる。従って熱転写方式等
にて公知のインクやそのインクシートを用いて熱転写イ
ンク情報を形成することができる。
ば印字情報や絵柄パターン、バーコードパターンなどの
適宜なインク情報を付与してよい。なお管理ラベル等の
識別ラベルを形成する場合などには、加熱処理後におけ
る焼成シートとインク情報とに良好なコントラスト、な
いし色調の相違が形成されるようにすることが好まし
い。印刷用シートにインク情報ないし形態を付与する段
階は、印刷用シートを被着体に仮着する前後のいずれで
あってもよい。プリンタによりインク情報を形成する場
合には予めインク情報を付与した印刷シートとして、そ
れを被着体に仮着する方式が通例である。
シートの加熱処理は、被着体の耐熱性などに応じて適宜
な加熱条件で行うことができる。一般には1200℃以
下、就中200〜650℃、特に350〜550℃の加
熱温度とされる。加熱処理によりセルロース系ポリマー
層や粘着層等の有機成分は消失しつつ、インク受容層を
形成するケイ素含有バインダ等がインク情報と融和しつ
つ硬化し、焼成シート化して被着体に焼付(固着)られ
る。
トは、例えば陶磁器やガラス製品、セラミック製品や金
属製品、琺瑯製品等の種々の物品への絵付け、着色ない
し色別情報やバーコード等からなる識別マークの付与な
どの種々の目的に好ましく用いうる。就中、熱硝酸への
浸漬にも耐えてそのインク情報を良好に保持する等の優
れた耐薬品性を有することなどより、例えばアルミニウ
ム製品のアニール工程や、ブラウン管の製造からそれを
リサイクルしてリワーク部品を回収するまでの管理ラベ
ルの形成などに好ましく用いうる。なお被着体は、平板
形態や容器等の曲面形態などの任意な形態を有するもの
であってよい。
分子量が約30万のシリコーンゴム30部(いずれも信
越化学工業社製)、チタン酸カリウム80部、エチルセ
ルロース60部をトルエンにて均質に混合し、その分散
液を厚さ75μmのポリエステルフィルム上にドクター
ブレード法にて塗工し乾燥させて厚さ60μmのインク
受容層を形成し、そのインク受容層上に前記と同一組成
のエチルセルロースの10重量%トルエン溶液をドクタ
ーブレード法にて塗工し乾燥させて厚さ20μmの層を
形成して印刷用シートを得た。
ブチルアクリレート100部を含むトルエン溶液をシリ
コーン系剥離剤で処理した厚さ70μmのグラシン紙か
らなるセパレータ上にドクターブレード法にて塗工し乾
燥させて厚さ20μmの粘着層を形成し、それを前記の
エチルセルロース面に接着してポリエステルフィルムを
剥離し、粘着層付きの印刷用シートとした。
に、金属酸化物系黒色顔料とビスマスガラスを含有する
ワックス系インクを保持した市販のインクリボンと熱転
写プリンタを用いてバーコードからなる熱転写インク情
報を付与し印刷シートを得た。
たほかは実施例1に準じて、印刷用シートと印刷シート
を得た。
エステル層に代えたほかは実施例1に準じて、印刷用シ
ートと印刷シートを得た。
て、印刷用シートと印刷シートを得た。
を剥がしてその粘着層を介し手作業にてアルミニウム板
に仮着し、530℃で30分間加熱処理(空気中)し、
白色地の上に黒色のバーコードからなるインク情報を鮮
明な状態で有する焼成シートが焼付固着したアルミニウ
ム板を得、その場合の印刷シートの強度、焼成シートの
焼結強度及び反射率を調べた。なお前記の加熱処理によ
り印刷用シートにおけるエチルセルロース層や粘着層等
の有機成分は焼失した。また焼成シートは、MQレジン
又は/及びシリコーンゴムがシリカに変質して硬化物と
して残存したものであった。
度)は、次の基準で評価した。 良好:手による通常の仮着作業において破損の発生なく
取扱えた場合。 脆い:前記作業で破損が生じた場合。
トの表面を綿布で擦りインク情報の定着力、及びアルミ
ニウム板との固着力を調べ、次の基準で評価した。 良好:焼成シートの脱落なく、インク情報が試験前と同
じ判読性を維持した場合。 剥離:焼成過程でシートがアルミニウム板より剥がれて
焼付不良となった場合。
の白色地における反射率を波長400〜800nmの光に
ついて調べた。
ース系ポリマー層) 2:熱転写インク情報 3:粘着層 4:被着体
Claims (5)
- 【請求項1】 少なくとも無機粉末とケイ素含有バイン
ダを用いた混合物をシート形態に保形してなるインク受
容層の片面にセルロース系ポリマー層を有してなり、前
記のケイ素含有バインダがトリメチルシロキシケイ酸又
は一般式:R 3SiO−(ただしRは化合物基であ
る。)にて表される一官能性のM単位と、Si(O−)
4にて表される四官能性のQ単位との重合体からなるこ
とを特徴とする印刷用シート。 - 【請求項2】 請求項1において、無機粉末が針状結晶
物である印刷用シート。 - 【請求項3】 請求項1又は2において、セルロース系
ポリマー層がエチルセルロースからなり、インク受容層
がシリコーンゴム及びセルロース系ポリマーの少なくと
も一方を含有する印刷用シート。 - 【請求項4】 請求項1〜3において、シートのセルロ
ース系ポリマー層側に粘着層を有する印刷用シート。 - 【請求項5】 請求項1〜4に記載の印刷用シートのイ
ンク受容層に熱転写インク情報を付与したことを特徴と
する印刷シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001064380A JP4488640B2 (ja) | 2001-03-08 | 2001-03-08 | 印刷用シート及び印刷シート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001064380A JP4488640B2 (ja) | 2001-03-08 | 2001-03-08 | 印刷用シート及び印刷シート |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002264547A true JP2002264547A (ja) | 2002-09-18 |
JP4488640B2 JP4488640B2 (ja) | 2010-06-23 |
Family
ID=18923203
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001064380A Expired - Fee Related JP4488640B2 (ja) | 2001-03-08 | 2001-03-08 | 印刷用シート及び印刷シート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4488640B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004107616A (ja) * | 2002-04-25 | 2004-04-08 | Nitto Denko Corp | 光学用保護テープ、光学用保護テープ処理層形成剤、光学用保護テープ付き光学フィルム、光学用保護テープ付き画像表示装置 |
JP2006198560A (ja) * | 2005-01-21 | 2006-08-03 | Nitto Denko Corp | 印刷用シートの製造方法、印刷用シート及び印刷シート |
US8178188B2 (en) | 2001-04-20 | 2012-05-15 | Panasonic Corporation | Base layer for manufacturing an electronic component by an etching process |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06175585A (ja) * | 1992-12-04 | 1994-06-24 | Nitto Denko Corp | ラベル基材、インク及びラベル |
JP2000098902A (ja) * | 1998-09-25 | 2000-04-07 | Nitto Denko Corp | 印刷用シート及び印刷シート |
JP2000212304A (ja) * | 1999-01-27 | 2000-08-02 | Nitto Denko Corp | 印刷用シ―ト及び印刷シ―ト |
JP2000296577A (ja) * | 1999-04-14 | 2000-10-24 | Hakuichi:Kk | 貴金属箔シートおよびその製造方法 |
-
2001
- 2001-03-08 JP JP2001064380A patent/JP4488640B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06175585A (ja) * | 1992-12-04 | 1994-06-24 | Nitto Denko Corp | ラベル基材、インク及びラベル |
JP2000098902A (ja) * | 1998-09-25 | 2000-04-07 | Nitto Denko Corp | 印刷用シート及び印刷シート |
JP2000212304A (ja) * | 1999-01-27 | 2000-08-02 | Nitto Denko Corp | 印刷用シ―ト及び印刷シ―ト |
JP2000296577A (ja) * | 1999-04-14 | 2000-10-24 | Hakuichi:Kk | 貴金属箔シートおよびその製造方法 |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8178188B2 (en) | 2001-04-20 | 2012-05-15 | Panasonic Corporation | Base layer for manufacturing an electronic component by an etching process |
US8247474B2 (en) | 2001-04-20 | 2012-08-21 | Panasonic Corporation | Method of manufacturing base layer, ink for inkjet and electronic components |
US8507076B2 (en) | 2001-04-20 | 2013-08-13 | Panasonic Corporation | Combination of base layer and ink for inkjet for manufacturing electronic component |
JP2004107616A (ja) * | 2002-04-25 | 2004-04-08 | Nitto Denko Corp | 光学用保護テープ、光学用保護テープ処理層形成剤、光学用保護テープ付き光学フィルム、光学用保護テープ付き画像表示装置 |
JP4618761B2 (ja) * | 2002-04-25 | 2011-01-26 | 日東電工株式会社 | 光学用保護テープ、光学用保護テープ処理層形成剤、光学用保護テープ付き光学フィルム、光学用保護テープ付き画像表示装置 |
JP2006198560A (ja) * | 2005-01-21 | 2006-08-03 | Nitto Denko Corp | 印刷用シートの製造方法、印刷用シート及び印刷シート |
JP4685460B2 (ja) * | 2005-01-21 | 2011-05-18 | 日東電工株式会社 | 印刷用シートの製造方法、印刷用シート及び印刷シート |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4488640B2 (ja) | 2010-06-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2654735B2 (ja) | ラベル基材、インク及びラベル | |
US7435467B2 (en) | Heat resistant label | |
US6410097B2 (en) | Process for producing printing sheet | |
KR0138995B1 (ko) | 소성 패턴 형성용 쉬트 및 소성 라벨 | |
KR100623803B1 (ko) | 인쇄용 시트 및 인쇄 시트 | |
JP2000098902A (ja) | 印刷用シート及び印刷シート | |
US6936358B2 (en) | Laser beam writing material, material for forming the same, and display body | |
JP4128683B2 (ja) | 印刷用シート及び印刷シート | |
JP2002264547A (ja) | 印刷用シート及び印刷シート | |
JP2002264548A (ja) | Al用焼付シート及びその焼成シート | |
US20120021211A1 (en) | Laminated sheet for burning having marking part | |
JP2002268554A (ja) | 焼付用印刷シート及びその焼成シート | |
EP1238955A2 (en) | Baking sheet, baking printed sheet and burned sheet thereof | |
JP4685460B2 (ja) | 印刷用シートの製造方法、印刷用シート及び印刷シート | |
JP2002091313A (ja) | 印刷用シート及び印刷シート | |
JP2004181729A (ja) | 被覆シート及び被覆シートの製造方法 | |
JP2003126911A (ja) | Al用焼付ラベル | |
JP3321471B2 (ja) | パターン形成用シート | |
JPH0737121B2 (ja) | 焼成パターン形成用シート及び焼成用ラベル | |
JP2002127123A (ja) | 焼成パターン形成用シート | |
JPH03252377A (ja) | 焼成パターン形成用シート及び焼成用ラベル | |
JPH0363687A (ja) | 焼成パターン形成用シート及び焼成用ラベル | |
JPH06337634A (ja) | 焼成用ラベル及びパターン形成用シート | |
JPH09330031A (ja) | 焼成パターン形成用シート | |
JP2000085251A (ja) | 熱転写インクシート |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20071113 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20090205 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20091028 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20091104 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20091221 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100223 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100310 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100330 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100330 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130409 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160409 Year of fee payment: 6 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |