JP2002263602A - 洗滌装置 - Google Patents

洗滌装置

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JP2002263602A
JP2002263602A JP2001068020A JP2001068020A JP2002263602A JP 2002263602 A JP2002263602 A JP 2002263602A JP 2001068020 A JP2001068020 A JP 2001068020A JP 2001068020 A JP2001068020 A JP 2001068020A JP 2002263602 A JP2002263602 A JP 2002263602A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 昇降ストロークの増加に対応可能な高圧の洗
滌装置を提供する。 【解決手段】 大径シリンダ1に摺動自由に収装した大
径ピストン2に連結した小径シリンダ3をその大径シリ
ンダ1端から摺動自由に突出させ、小径シリンダ3に摺
動自由に収装した小径ピストン4に連結した中空のピス
トンロッド5をその小径シリンダ3端から摺動自由に突
出させて、その先端に高圧洗滌液の噴射ノズル6を取り
付け、洗滌液の加圧供給手段41、42、43を大径シ
リンダ1のピストン受圧面積の小さい方の室14に接続
し、小径シリンダ3を内外筒20、21に形成して得ら
れる筒状空間23を大径シリンダ1および小径シリンダ
3のピストン受圧面積の小さい方の室13、31へ夫々
連通させ、ピストンロッド中空部33を介して前記噴射
ノズル6に連通させた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、反応槽等のタンク
の内部を高圧の液体噴射で洗滌する洗滌装置の改良に関
する。
【0002】
【従来の技術】反応槽や醸造および発酵タンク等の内部
を洗滌する装置として、本出願人は特公平6ー8382
6号公報により、高圧洗滌液の給排に伴い大径シリンダ
に対して小径シリンダが、また、小径シリンダに対して
ピストンロッドがそれぞれ伸縮し、ピストンロッド先端
の噴射ノズルを昇降させながら、高圧洗滌液をピストン
ロッドの軸穴を介して噴射ノズルに供給する洗滌装置を
提案している。
【0003】また、本出願人は特開平9−70575号
公報により、小径シリンダの伸縮とピストンロッドの伸
縮とを同期的でなく、先ずピストンロッドを小径シリン
ダから伸長させた後に小径シリンダを大径シリンダから
伸長させ、小径シリンダを大径シリンダに収縮させた後
にピストンロッドを小径シリンダに収縮させることで、
大径シリンダの外周にセンサ類を配置すれば目視不能な
タンク内部の噴射ノズルの最下位置を含むストローク位
置を確認できる洗滌装置を提案している。
【0004】そして、いずれの洗滌装置においても、タ
ンク上部に固定される大径シリンダに供給した洗滌液を
伸縮するピストンロッド内に導入するために、小径シリ
ンダ内に配置されて、小径シリンダ底部に一端が固定さ
れ他端がピストンロッドの後端内面に摺動する中空ロッ
ドが用いられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記中
空ロッドは洗滌装置の昇降ストロークの増加に伴い長大
化されて曲がりやすくなる一方、中空ロッドの管端には
洗滌液圧の高圧化による圧縮荷重が増加することから、
中空ロッドの曲がりを誘発し易く、曲がりにより小径ピ
ストンとの接触摩擦による軸方向の偏荷重も加わり座屈
する虞があった。
【0006】このため、中空ロッドは充分な曲げ剛性を
持つ座屈しない高剛性の素材を必要とし高価なものとな
っていた。
【0007】そこで本発明は、上記問題点に鑑みてなさ
れたもので、昇降ストロークの増加に対応可能な高圧の
洗滌装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、大径シリ
ンダに大径ピストンを摺動自由に収装し、大径ピストン
に連結した小径シリンダを大径シリンダの一端から摺動
自由に突出させ、小径シリンダに小径ピストンを摺動自
由に収装し、小径ピストンに連結した中空のピストンロ
ッドを小径シリンダの一端から摺動自由に突出させ、ピ
ストンロッドの先端に高圧洗滌液の噴射ノズルを取り付
け、大径シリンダのピストン受圧面積の小さい方の室を
常に洗滌液の加圧供給手段に接続する液供給回路と、小
径シリンダを内外筒により2重に形成して得られる筒状
空間を大径シリンダおよび小径シリンダのピストン受圧
面積の小さい方の室へ夫々連通させ、且つ、小径シリン
ダのピストン受圧面積の小さい方の室をピストンロッド
内空間を介して前記噴射ノズルに連通させる洗滌液供給
路と、大径シリンダおよび小径シリンダのピストン受圧
面積の大きい方の室を加圧供給手段または排出側に選択
的に接続する伸縮制御手段を設けたことを特徴とする。
【0009】前記小径シリンダの内外筒は、外筒側が大
径ピストンと共に大径シリンダとの間に受圧面積の小さ
い方の室を形成し、内筒側が小径ピストンを摺動自在に
摺装する小径のシリンダを構成する。
【0010】前記伸縮制御手段の小径シリンダのピスト
ン受圧面積の大きい方の室を加圧供給手段または排出側
に選択的に接続する場合、大径シリンダの受圧面積の大
きい方の室を経由して行うこともでき、そのような場合
には大径シリンダと連動して小径シリンダを作動させる
ことや、小径シリンダ底部に独自に作動する弁を設けて
独立して作動させること、更には、大径ピストンが最収
縮位置にあるときのみ直接接続する場合等がある。
【0011】第2の発明は、第1の発明において、前記
伸縮制御手段は、前記大径シリンダと小径シリンダの受
圧面積の大きい方の室同士間を連通させる連通路、連通
路に内蔵され大径ピストンの最後退位置で開放されるバ
ルブ、大径ピストンの最後退位置で前記連通路に連結さ
れる給排路、および、この給排路を加圧供給手段または
排出側に選択的に接続する給排弁を備えた第1給排手段
と、前記大径シリンダのピストン受圧面積の大きい方の
室を加圧供給手段または排出側に選択的に接続する給排
弁を備えた第2給排手段とからなることを特徴とする。
【0012】前記バルブは大径ピストンの最後退位置を
検知するために弁ステムがバルブから突出していること
が望ましく、大径ピストンの大径シリンダ底部接近で弁
ステムを押してバルブが開放すればよく、バルブの形式
は問わない。
【0013】前記連通路と給排路との連結は、一方が穴
であり他方がこの穴にシール部材等を介して密に嵌まり
合うようにすることが望ましい。
【0014】第3の発明は、第1または第2の発明にお
いて、前記小径シリンダの内筒は、一端で膨径して外筒
の段付部に係合し、他端にねじ込まれ外筒端に係合する
固定具により膨径部との間で外筒を締め上げて固定され
ることを特徴とする。
【0015】前記内筒は、固定具を緩めれば取り外しで
きる。
【0016】第4の発明は、第2または第3の発明にお
いて、前記小径シリンダの底部は大径ピストンの受圧面
積の大きい側から分離可能に形成され、前記底部に連通
路およびバルブを設けたことを特徴とする。
【0017】第5の発明は、第1ないし第4の発明のい
ずれかにおいて、前記大径ピストンと小径ピストンにそ
れぞれマグネットを内蔵し、マグネットに反応して大径
ピストンと小径ピストンのストローク位置を検出する手
段を大径シリンダの外周に配置したことを特徴とする。
【0018】
【発明の効果】したがって、第1の発明では、小径シリ
ンダを内外筒により2重に形成して得られる筒状空間を
大径シリンダおよび小径シリンダのピストン受圧面積の
小さい方の室へ夫々連通させ、且つ、小径シリンダのピ
ストン受圧面積の小さい方の室をピストンロッド内空間
を介して前記噴射ノズルに連通させる洗滌液供給路とし
ているため、従来のようにピストンロッドの後端内面に
摺動する中空ロッドを必要とせず、その使用により生じ
る不具合を解消でき、伸縮ストロークを増加でき、高圧
の洗滌液を利用することができる。
【0019】また、小径ピストンは内外筒により形成さ
れた小径シリンダとのみ摺動するものであるため、構造
を簡素化できる。
【0020】第2の発明では、第1の発明の効果に加え
て、第1給排手段により小径シリンダよりピストンロッ
ドを伸縮制御し、小径シリンダの伸縮ストロークを超え
るストロークに対して第2給排手段により大径シリンダ
より小径シリンダを伸縮制御させるようにしたので、噴
射ノズルの昇降位置、昇降速度を第1、第2給排手段に
より高精度に調整でき、また、任意の位置で停止させる
ことができる。
【0021】第3の発明では、第1または第2の発明の
効果に加えて、前記小径シリンダの内筒および外筒は、
固定具を弛めることで分解可能であり、ピストン等との
摺動表面でない内筒の外周面、外筒の内周面の清掃等の
メインテナンス、保守が可能であり、内外筒いずれも交
換可能である。
【0022】第4の発明では、第2または第3の発明の
効果に加えて、小径シリンダ底部に設けるバルブは分離
可能な底部に設けているため、故障等に対して補修可能
であり、交換も容易である。
【0023】第5の発明では、大径シリンダに対する小
径シリンダの伸縮と小径シリンダに対するピストンロッ
ドの伸縮を順に行えるようにしたので、目視不能なタン
ク内部における噴射ノズルの最下位置を含むストローク
位置を適確に検出できる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0025】図1は本発明を適用した洗滌装置の収縮状
態の全体図、図2は図1の部分拡大図であり、図示しな
いタンク上部に倒立して固定される大径シリンダ1と、
大径シリンダ1に摺装された大径ピストン2およびこれ
と一体の小径シリンダ3と、小径シリンダ3に摺装され
た小径ピストン4およびこれと一体のピストンロッド5
と、ピストンロッド5先端の高圧洗滌液の噴射ノズル6
と、洗滌液供給装置7とから構成されている。
【0026】前記大径シリンダ1は、シリンダ本体10
とシリンダ本体10の上部を閉塞するヘッドカバー11
とシリンダ本体10の下部を小径シリンダ3との間で閉
塞するロッドカバー12とを各々ボルトで締結して構成
され、大径ピストン2および小径シリンダ3により上部
室(受圧面積の大きい方の室)および下部室(受圧面積
の小さい方の室)14に画成され、下部室14にロッド
カバー12の供給ポート15から洗滌液が導入される。
【0027】前記ロッドカバー12には、小径シリンダ
3の外周に摺接するブッシュ12A、ロッドシール12
B、ダストシール12Cを備えたロッドシールケース1
2Dが固定されており、ロッドカバー12下端は筒状の
エンドハウジング8、および、噴射ノズル6の図示しな
いメンテナンスチューブを介してタンク上部の開口部に
固定される。
【0028】前記大径シリンダ1のヘッドカバー11に
は洗滌液を給排する第1、第2給排路16、17が設け
られ、第1給排路16の上部室13への開口部にはヘッ
ドカバー11から突出した通路を形成するバルブヘッド
18が固定されている。即ち、バルブヘッド18は基部
がヘッドカバー11に固定され、第1給排路16と同心
の円筒部18A、および、円筒部18A先端の閉塞され
た底面に複数形成された供給穴18Bを備えている。前
記第2給排路17は上部室13へ直接開口している。な
お、16A、17Aは盲栓である。
【0029】前記小径シリンダ3は、前記ロッドカバー
12のブッシュ12A、ロッドシール12B、ダストシ
ール12Cに摺接する外筒部20と、外筒部20内に挿
入され、下端の拡径部21Aが外筒部20の段付穴20
Aに密に嵌合する一方、先端に外筒部20の上端に係合
した固定具22にねじ係合することで外筒部20内に固
定され、外筒部20との間に筒状空間23を形成する内
筒部21とから構成されている。
【0030】前記内筒部21の下端には、ピストンロッ
ド5へ摺接するブッシュ25A、ロッドシール25B、
ダストシール25Cを備えたロッドシールケース25D
が固定され、前記筒状空間23は、大径ピストン2側で
横穴23Aを介して大径シリンダ1の下部室14と連通
する一方、ロッドシールケース25D側で小径シリンダ
3内と横穴23Bを介して連通して洗滌液供給路34を
形成している。
【0031】前記大径ピストン2は、前記小径シリンダ
3の外筒部20上端に形成した段付部分20B、およ
び、固定具22外周に嵌合し、前記固定具22内にねじ
込まれたピストン押さえ24により抜け止めされてい
る。
【0032】前記ピストン押さえ24には、小径シリン
ダ3内に開口し、小径穴25A、中径穴25B、大径穴
25Cからなる段付穴25(連通路)が形成され、大径
穴25Cに弁座26が嵌合され、弁座26に着座するバ
ルブとしてのポペット弁27が中径穴25B内に挿入し
たガイド27Aに摺動自在に設けられ、且つ、スプリン
グ27Bにより前記弁座26に着座するよう付勢されて
いる。
【0033】前記弁座26の開口穴26Aは上部で拡径
され、この拡径部26Bに前記ポペット弁27の弁ステ
ム27C先端が突出して設けられる一方、拡径部26B
内にはロッドシール26Cが嵌合され、大径穴25Cか
らの弁座26の抜け止めとロッドシール26Cの抜け止
めを兼ねてキャップ28が上端に固定されている。
【0034】前記キャップ28には前記弁座26の拡径
部26Bと上部室13とを連通させる連通穴28Aが設
けられ、大径ピストン2が大径シリンダ1の上端(図中
右端)に位置するときには、前記大径シリンダ1のヘッ
ドカバー11のバルブヘッド18の円筒部18A先端が
弁座26の拡径部26A内に進入し、ポペット弁27の
弁ステム27Cを押圧してポペット弁27を弁座26か
ら離脱させて開弁させ、第1給排路16と小径シリンダ
3内とを連通させる。前記ロッドシール26Cはこの際
にバルブヘッド18の円筒部18A外周と密に接触し
て、作動流体の上部室13への洩れ出しを防ぐよう機能
する。
【0035】また、前記ピストン押さえ24には、前記
キャップ28に接触する端面にリング状溝24Aが形成
され、複数個のリング状のマグネット29が積み重ねて
挿入され、前記キャップ28で押さえられている。この
マグネット29から放射される磁力は大径シリンダ1の
外部に配置された図示しない検出コイルでの大径ピスト
ン2のストローク位置検出に利用される。
【0036】前記小径ピストン4およびピストンロッド
5は、小径ピストン4が小径シリンダ3に摺装される一
方、ピストンロッド5がロッドシールケース25Dに摺
接されることで、小径ピストン4の上部に小上部室30
を、小径ピストン4の下部に小下部室31を画成する。
前記小上部室30は前記段付穴25、ポペット弁2
7、バルブヘッド18を介して第1給排路16に連通可
能であり、小下部室31はピストンロッド5の小径ピス
トン4側に設けた複数の横穴32を介してピストンロッ
ド5内空間33と連通している。
【0037】前記小径ピストン4は有底円筒状であり、
複数のリング状のマグネット35が積み重ねて挿入さ
れ、スペーサ35A、および、マグネット押さえ35B
で固定され、且つ、密閉されている。このマグネット3
5から放射される磁力は大径シリンダ1の外部に配置さ
れた図示しない検出コイルでの小径ピストン4のストロ
ーク位置検出に利用される。
【0038】前記ピストンロッド5先端にはアダプタ9
Aを介して係止部材9が固定され、係止部材9先端には
作動流体を噴射する噴射ノズル6が固定され、ピストン
ロッド内空間33からアダプタ9A、係止部材9を経由
して作動流体の噴射ノズル6への供給路が形成されてい
る。
【0039】前記係止部材9は初期位置(図示の大径、
小径シリンダ1、3の収縮位置)において、エンドハウ
ジング8の側方から貫通して設けられ、後方のロックシ
リンダ19Aにより突出するストッパピン19により係
止されるよう構成されている。
【0040】そして、前記ロックシリンダ19Aは、同
じくエンドハウジング8の側方から貫通して突出してい
る初期位置検出ピン19Bに前記係止部材9が当接する
ことにより作動する図示しない切換え弁を係止位置に移
動させ、この切換え弁経由の作動流体によりストッパピ
ン19を突出させるよう作動し、前記切換え弁をオペレ
ータにより作動位置に切換えることでストッパピン19
を後退作動させ、係止部材9の移動を可能とする。
【0041】前記洗滌液供給装置7は、洗滌液を貯蔵し
たタンク40から洗滌液を給送するポンプ41、およ
び、供給弁42を介して大径シリンダ1のロッドカバー
12の供給ポート15へ供給する洗滌液供給回路43
と、洗滌液供給回路43の供給弁42下流から分岐して
第1供給弁44を介して第1給排路16へ連通し、第1
給排路16を第1排出弁45を介して前記タンク40へ
連通させる第1給排手段46と、同じく、洗滌液供給回
路43の供給弁42下流から分岐して第2供給弁47を
介して第2給排路17へ連通し、第2給排路17を第2
排出弁48を介して前記タンク40へ連通させる第2給
排手段49とから構成されている。
【0042】そして、洗滌液の供給ポート15は、大径
シリンダ1の下部室14、横穴23A、小径シリンダ3
の筒状空間23、横穴23B、小下部室31、ピストン
ロッド5の横穴32、ピストンロッド内空間33を経由
する洗滌液供給路34を介して噴射ノズル6に連通して
いる。
【0043】また、第1給排手段46は、大径ピストン
2が大径シリンダ1の上端に位置するとき、バルブヘッ
ド18の円筒部18A先端の複数の供給穴を経由してピ
ストン押さえ24の弁座26の拡径部26Bに至り、ポ
ペット弁27、段付穴25の中径穴25B、小径穴25
Aを経由して小径シリンダ3の小上部室30に連通す
る。
【0044】また、第2給排手段49は、第2給排路1
7を経由して大径シリンダ1の上部室13に常時連通し
ている。
【0045】次に、上記洗滌装置の作動について、図3
に基づき説明する。
【0046】図3(1)は、図1と同様のストッパピン
19が係止部材9に係合して保持された噴射ノズル6の
原点位置を示し、供給弁42、第1、第2供給弁44、
47、第1、第2排出弁45、48のいずれも閉位置に
あり、上部室13、下部室14、小上部室30、小下部
室31は閉塞状態となっている。
【0047】この状態では、バルブヘッド18の円筒部
18Aの底部によりポペット弁27が押開かれ、第1給
排路46と小上部室30とが連通している。
【0048】この状態からの大径、小径シリンダ1、3
を伸長させての噴射ノズル6の下降について先に説明す
る。この下降動作は、小径シリンダ3からピストンロッ
ド5を伸長させて図4の状態とした後、大径シリンダ1
から小径シリンダ3を伸長させて図5の状態となるよう
行われる。
【0049】なお、図1では複数のリング状のマグネッ
ト35をスペーサ35A、および、マグネット押さえ3
5Bで固定するよう説明しているが、図4、5ではマグ
ネット押さえ35Bのみでマグネット35を固定してお
り、小径ピストン4の軸方向寸法が短縮されている。
【0050】先ず、給送ポンプ41を作動させ、供給弁
42を開放すると、洗滌液は液供給回路43から供給ポ
ート15へ、そして、大径シリンダ1の下部室14、横
穴23A、小径シリンダ3の筒状空間23、横穴23
B、小下部室31、ピストンロッド5の横穴32、ピス
トンロッド内空間33を経由して噴射ノズル6に供給さ
れ、噴射ノズル6はノズルを予め設定された軌跡に基づ
き移動させながら洗滌液を噴射する。
【0051】この状態では、下部室14、および、小下
部室31は供給された洗滌液の液圧が大径ピストン2お
よび小径ピストン4を上方(図1では、図中右方向)へ
押圧しており、上部室13、小上部室30には洗滌液の
液圧が作用していないため、図示状態に保持される。
【0052】次いで、図示しない切換え弁を操作してロ
ックシリンダ19Aによりストッパピン19を後退さ
せ、係止部材9を開放した後、第1供給弁44、およ
び、第2排出弁48を開放すると、上部室13はドレイ
ンされ、下部室14は洗滌液の液圧が作用しているた
め、大径ピストン2はその位置を保持する。
【0053】しかしながら、小径ピストン4は第1供給
弁44、第1給排路16、バルブヘッド18の円筒部1
8A先端の複数の供給穴を経由して弁座26の拡径部2
6Bに至り、ポペット弁27、段付穴25の中径穴25
B、小径穴25Aを経由して小径シリンダ3の小上部室
30に洗滌液が供給されてピストンロッド5が下方(図
1では左方向)へ押出され(図3(2)参照)、噴射ノ
ズル6を下降させる。
【0054】この伸長途中の任意の位置で第1供給弁4
4を閉じると、小上部室30への洗滌液の供給が停止す
るため、小径ピストン4、および、ピストンロッド5は
停止する(図3(3)参照)。
【0055】この状態から第1排出弁45を開放すると
小上部室30の洗滌液が排出されて小径ピストン4、お
よび、ピストンロッド5は上昇する。再び、第1供給弁
44を開放すると、小径ピストン4、および、ピストン
ロッド5の下方への伸長が継続され、小径ピストン4の
ストロークエンドにおいて、噴射ノズル6の小径シリン
ダ3での下降は終了する(図3(4)、および、図4参
照)。
【0056】更に噴射ノズル6の下降を必要とする場合
には、第1供給弁44、および、第2排出弁48を閉
じ、次いで、第2供給弁47を開放する。第2供給弁4
7の開放により洗滌液が第2給排路17を経由して上部
室13に供給され、大径ピストン2、および、小径シリ
ンダ3を大径シリンダ1から伸長させ、噴射ノズル6は
更に下降してゆく(図3(5)参照)。
【0057】上記伸長初期において、大径ピストン2の
移動は大径ピストン2のピストン押さえ24内のポペッ
ト弁27のステム27Cとヘッドカバー11に設けたバ
ルブヘッド18の円筒部18Aとの当接状態から離脱す
るため、ポペット弁27は弁座26に着座して小上部室
30を閉塞する。
【0058】上記下降途中の任意の位置で第2供給弁4
7を閉じると、上部室13への洗滌液の供給が停止する
ため、大径ピストン2、および、小径シリンダ3の下降
は停止し、小径シリンダ3内で伸長しきった小径ピスト
ン4およびピストンロッド5も停止する(図3(6)参
照)。
【0059】上記伸長を継続して大径ピストン2が大径
シリンダ1内でストロークエンドに到達すると、第2供
給弁47から洗滌液を供給するもそれ以上の伸長は止ま
り、噴射ノズル6の下降は停止する(図3(7)、およ
び、図5参照)。
【0060】この時点で、第2供給弁47を閉じ、上部
室13への洗滌液の供給を停止すると、この伸長位置、
下降位置を持続させることができる。
【0061】次に、最下降位置から大径、小径シリンダ
1、3を収縮させての噴射ノズル6の上昇について説明
する。この上昇動作は、図3(8)〜図3(13)の通
り大径シリンダ1への小径シリンダ3の収縮移動の後、
小径シリンダ3へのピストンロッド5の収縮移動の順に
行われる。
【0062】先ず、第2排出弁48を開放し、上部室1
3の洗滌液をタンク40へ還流させ、下部室14内の洗
滌液の液圧により大径ピストン2および小径シリンダ3
を上方へ移動させる(図3(8)参照)。
【0063】この上昇動作を継続すると、図3(1
0)、および、図4に示すように、大径ピストン2は大
径シリンダ1のストロークエンドに到達して停止する。
この上昇途中の任意の位置で第2排出弁48を閉じれ
ば、上部室13の洗滌液の排出は停止し、噴射ノズル6
の上昇を任意の位置で停止させることができる(図3
(9)参照)。
【0064】図3(10)の状態では、大径ピストン2
内のピストン押さえ24に設けたポペット弁27の弁ス
テム27Cがヘッドカバー11のバルブヘッド18の円
筒部18A底部により押された状態となっており、ポペ
ット弁27が弁座26から離脱して開放しており、バル
ブヘッド18の円筒部18A先端の複数の供給穴を経由
して弁座26の拡径部26Bに至り、ポペット弁27、
段付穴25の中径穴25B、小径穴25Aを経由して小
径シリンダ3の小上部室30に連通させている。
【0065】従って、図3(10)の状態から、さらに
噴射ノズル6を上昇させる場合には、第2排出弁48を
閉じ、代わりに、第1排出弁45を開放することで、上
記ポペット弁27、第1給排路16等を経由して、小上
部室30の洗滌液を排出し、小下部室31の洗滌液の液
圧により小径ピストン4、ピストンロッド5、および、
噴射ノズル6を上昇させる(図3(11)参照)。
【0066】上記上昇を継続すると、図3(13)、お
よび、図1に示すように、小径ピストン4は小径シリン
ダ3のストロークエンドに到達して停止する。この上昇
途中の任意の位置で第1排出弁45を閉じれば、小上部
室30の洗滌液の排出は停止し、噴射ノズル6の上昇を
任意の位置で停止させることができる(図3(12)参
照)。
【0067】そして、図3(13)の位置に小径ピスト
ン4、および、ピストンロッド5が到達すると、ピスト
ンロッド5先端に設けた係止部材9(以下、図1参照)
が図示位置に到達し、この到達は初期位置検出ピン19
Bを押し込み、図示しない切換え弁を係止位置に切換
え、ロックシリンダ19Aを作動させてストッパピン1
9を係止部材9に係合させ、全ての部材を初期位置に保
持する。
【0068】最終的には、供給弁42、第1排出弁45
を閉じ、給送ポンプ41を停止させ、図3(1)状態に
復帰させる。
【0069】以上に説明した洗滌装置の作動における図
3(1)〜図3(7)までの作動は、大径ピストン2お
よび小径ピストン4に設けたマグネット29、35およ
び大径シリンダ1の外に設けた図示しない検出装置によ
り夫々のストローク位置を検出して、次の工程の作動が
順次、連続するよう第1供給弁44および第1排出弁4
5、第2供給弁47および第2排出弁48の開閉操作を
プログラム制御により自動化させるとより望ましい。
【0070】反応槽や醸造および発酵タンク等の種類、
タンク形状によっては、作動途中で逐次停止して噴射ノ
ズル6による洗滌液の噴射を局部的に多くするようにす
る。
【0071】また、反応槽や醸造および発酵タンクの深
さが洗滌装置の昇降ストロークに対応するものより浅い
場合には、大径シリンダ1から伸縮する小径シリンダ3
の進出位置を所望の位置までに規制することや小径シリ
ンダ3から伸縮するピストンロッド5の進出位置を所望
の位置まで規制することも、大径ピストン1および小径
ピストン4の位置を検出するマグネット29、35およ
び図示しない検出装置で対応できる。
【0072】また、反応槽や醸造および発酵タンク等の
種類によって、望ましい昇降スピードに設定する際に
は、第1給排手段46および第2給排手段49に洗滌液
の流量を調整するオリフィスや流量制御弁を設けること
で対応できる。
【0073】なお、前記連通路25を開閉するバルブと
して、弁ステム27Cを備えたポペット弁27をバルブ
ヘッド18により開放するものについて説明したが、こ
の形式に限定されるものでなく、大径ピストン2の最後
退位置を検知するための手段により開放するようになっ
ていればよく、その手段はヘッドカバー11側に固定さ
れていても差し支えなく、バルブの形式は問わない。
【0074】また、前記連通路25と第1給排路16と
の連結は、バルブヘッド18の円筒部18Aと弁座26
の拡径部26Bとの嵌合で行っているが、この構造に限
られず、一方が穴であり他方がこの穴にシール部材等を
介して密に嵌まり合うものであれば、大径ピストン2側
からヘッドカバー11側に嵌入するものでもよい。
【0075】以上説明した実施態様においては、下記に
記載した効果を奏する。
【0076】小径シリンダ3を内外筒20、21により
2重に形成して得られる筒状空間23を大径シリンダ1
および小径シリンダ3のピストン受圧面積の小さい方の
室、即ち、下部室14および小下部室31へ夫々連通さ
せ、且つ、小径シリンダ3のピストン受圧面積の小さい
方の室、即ち、小下部室31をピストンロッド内空間3
3を介して前記噴射ノズル6に連通させる洗滌液供給路
34としているため、従来のようにピストンロッドの後
端内面に摺動する中空ロッドを必要とせず、その使用に
より生じる不具合を解消でき、伸縮ストロークを増加で
き、高圧の洗滌液を利用することができる。
【0077】また、小径ピストン4は小径シリンダの内
筒21とのみ摺動するものであるため、構造を簡素化で
きる。
【0078】また、第1給排手段46により小径シリン
ダ3よりピストンロッド5を伸縮制御し、小径シリンダ
3の伸縮ストロークを超えるストロークに対して第2給
排手段49により大径シリンダ1より小径シリンダ3を
伸縮制御させるようにしたので、噴射ノズル6の昇降位
置、昇降速度を第1、第2給排手段46、49により高
精度に調整でき、また、任意の位置で停止させることが
できる。
【0079】さらに、前記小径シリンダ3の内筒21お
よび外筒20は、固定具22を弛めることで分解可能で
あり、ピストン等との摺動表面でない内筒21の外周
面、外筒20の内周面の清掃等のメインテナンス、保守
が可能であり、内外筒20、21はいずれも交換可能で
ある。
【0080】そして、小径シリンダ3底部に設けるバル
ブ27は分離可能な底部のピストン押さえ24に設けて
いるため、故障等に対して補修可能であり、交換も容易
である。
【0081】また、大径シリンダ1に対する小径シリン
ダ3の伸縮と小径シリンダ3に対するピストンロッド5
の伸縮を順に行えるようにしたので、目視不能なタンク
内部における噴射ノズル6の最下位置を含むストローク
位置を適確に検出できる。
【0082】なお、上記実施形態において、ピストンロ
ッド5が小径シリンダ3から進出した後、小径シリンダ
3が大径シリンダ1から進出する洗滌装置について説明
したが、図示はしないが、大径シリンダの受圧面積の大
きい方の室の洗滌液の圧力に応じて小径シリンダの受圧
面積大きい方の室の洗滌液の圧力を変化させる弁装置を
小径シリンダ底部に設けた特開平5−337450号公
報に対しても、中空ロッドに代えて小径シリンダを2重
構造にすることで本発明を適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す洗滌装置の収縮状態
を示す断面図。
【図2】同じく部分拡大断面図。
【図3】同じく動作を説明するもので、(1)〜(7)
は噴射ノズル降下時の説明図、(8)〜(13)は噴射
ノズルの上昇時の説明図。
【図4】同じく動作状態を示し、図3(4)および図3
(10)に対応する断面図。
【図5】同じく動作状態を示し、図3(7)に対応する
断面図。
【符号の説明】
1 大径シリンダ 2 大径ピストン 3 小径シリンダ 4 小径ピストン 5 ピストンロッド 6 噴射ノズル 7 洗滌液供給装置 8 エンドハウジング 9 係止部材 10 シリンダ本体 11 ヘッドカバー 12 ロッドカバー 13 上部室(受圧面積の大きい方の室) 14 下部室(受圧面積の小さい方の室) 15 供給ポート 16 第1給排路 17 第2給排路 18 バルブヘッド 19 ストッパピン 19A ロックシリンダ 19B 初期位置検出ピン 20 外筒部 20A 段付部 21 内筒部 21A 拡径部 22 固定具 23 筒状空間 23A、23B、32 横穴 25 段付穴(連通路) 26 弁座 27 ポペット弁 28 キャップ 29、35 マグネット 30 小上部室 31 小下部室 33 ピストンロッド内空間 34 洗滌液供給路 40 タンク 41 ポンプ 42 供給弁 43 液供給回路(洗滌液供給回路) 44 第1供給弁 45 第1排出弁 46 第1給排手段(伸縮制御手段) 47 第2供給弁 48 第2排出弁 49 第2給排手段(伸縮制御手段)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 大径シリンダに大径ピストンを摺動自由
    に収装し、 大径ピストンに連結した小径シリンダを大径シリンダの
    一端から摺動自由に突出させ、 小径シリンダに小径ピストンを摺動自由に収装し、 小径ピストンに連結した中空のピストンロッドを小径シ
    リンダの一端から摺動自由に突出させ、 ピストンロッドの先端に高圧洗滌液の噴射ノズルを取り
    付け、 大径シリンダのピストン受圧面積の小さい方の室を常に
    洗滌液の加圧供給手段に接続する液供給回路と、 小径シリンダを内外筒により2重に形成して得られる筒
    状空間を大径シリンダおよび小径シリンダのピストン受
    圧面積の小さい方の室へ夫々連通させ、且つ、小径シリ
    ンダのピストン受圧面積の小さい方の室をピストンロッ
    ド内空間を介して前記噴射ノズルに連通させる洗滌液供
    給路と、 大径シリンダおよび小径シリンダのピストン受圧面積の
    大きい方の室を加圧供給手段または排出側に選択的に接
    続する伸縮制御手段を設けたことを特徴とする洗滌装
    置。
  2. 【請求項2】 前記伸縮制御手段は、前記大径シリンダ
    と小径シリンダの受圧面積の大きい方の室同士間を連通
    させる連通路、連通路に内蔵され大径ピストンの最後退
    位置で開放されるバルブ、大径ピストンの最後退位置で
    前記連通路に連結される給排路、および、この給排路を
    加圧供給手段または排出側に選択的に接続する給排弁を
    備えた第1給排手段と、 前記大径シリンダのピストン受圧面積の大きい方の室を
    加圧供給手段または排出側に選択的に接続する給排弁を
    備えた第2給排手段とからなることを特徴とする請求項
    1に記載の洗滌装置。
  3. 【請求項3】 前記小径シリンダの内筒は、一端で膨径
    して外筒の段付部に係合し、他端にねじ込まれ外筒端に
    係合する固定具により膨径部との間で外筒を締め上げて
    固定されることを特徴とする請求項1または請求項2に
    記載の洗滌装置。
  4. 【請求項4】 前記小径シリンダの底部は大径ピストン
    の受圧面積の大きい側から分離可能に形成され、前記底
    部に連通路およびバルブを設けたことを特徴とする請求
    項2または請求項3に記載の洗滌装置。
  5. 【請求項5】 前記大径ピストンと小径ピストンにそれ
    ぞれマグネットを内蔵し、マグネットに反応して大径ピ
    ストンと小径ピストンのストローク位置を検出する検出
    手段を大径シリンダの外周に配置したことを特徴とする
    請求項1ないし請求項4のいずれか一つに記載の洗滌装
    置。
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