JP2002263523A - 二段式電気集塵装置 - Google Patents
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 集塵部を通過する空気の流れ方向とは異なる
方向から空気を吸い込むようにした二段式電気集塵装置
の小型化を図る。 【解決手段】 イオン化部２’のイオン化電極線２Ａお
よびイオン間電極板２Ｂ１，２Ｂ２を流路曲げ部４内に
設け、イオン化電極板２Ｂ１，２Ｂ２を流路曲げ部４を
通過する空気の流れを案内する案内板と兼用させる。
方向から空気を吸い込むようにした二段式電気集塵装置
の小型化を図る。 【解決手段】 イオン化部２’のイオン化電極線２Ａお
よびイオン間電極板２Ｂ１，２Ｂ２を流路曲げ部４内に
設け、イオン化電極板２Ｂ１，２Ｂ２を流路曲げ部４を
通過する空気の流れを案内する案内板と兼用させる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、イオン化部と集
塵部とからなり、コロナ放電を利用して空気中の微細な
塵埃や粉塵を集塵する二段式電気集塵装置に関するもの
である。
塵部とからなり、コロナ放電を利用して空気中の微細な
塵埃や粉塵を集塵する二段式電気集塵装置に関するもの
である。
【０００２】
【従来の技術】図８に従来の二段式電気集塵装置の基本
構成を示す。同図（ａ）は側断面図であり、同図（ｂ）
は同図（ａ）をＡ方向から見た図である。筒状のケース
１の内部にはイオン化部２と集塵部３とが設けられてい
る。
構成を示す。同図（ａ）は側断面図であり、同図（ｂ）
は同図（ａ）をＡ方向から見た図である。筒状のケース
１の内部にはイオン化部２と集塵部３とが設けられてい
る。
【０００３】イオン化部２は横方向に対向して配置され
た複数のイオン化電極線２−１とイオン化電極板２−２
とから構成されている。集塵部３は横方向に対向して配
置された複数の集塵電極板３−１と３−２とから構成さ
れている。イオン化部２のイオン化電極線２−１とイオ
ン化電極板２−２との間、集塵部３の集塵電極板３−１
と３−２との間には、図示されていない電源部より高電
圧が印加される。
た複数のイオン化電極線２−１とイオン化電極板２−２
とから構成されている。集塵部３は横方向に対向して配
置された複数の集塵電極板３−１と３−２とから構成さ
れている。イオン化部２のイオン化電極線２−１とイオ
ン化電極板２−２との間、集塵部３の集塵電極板３−１
と３−２との間には、図示されていない電源部より高電
圧が印加される。
【０００４】室内等の生活空間から取り込まれた空気は
イオン化部２→集塵部３の経路で浄化される。この場
合、空気吸入口１−１から取り込まれイオン化部２を通
過する空気中の微細な塵埃や粉塵は、イオン化電極線２
−１とイオン化電極板２−２との間のコロナ放電によっ
て帯電され、荷電粒子（プラス又はマイナスにイオン化
された粒子）となる。この荷電粒子とされた塵芥や粉塵
は、集塵部３を通過する際、クーロン力によって空気流
から分離され、集塵電極板３−１，３−２上に吸着捕集
される。
イオン化部２→集塵部３の経路で浄化される。この場
合、空気吸入口１−１から取り込まれイオン化部２を通
過する空気中の微細な塵埃や粉塵は、イオン化電極線２
−１とイオン化電極板２−２との間のコロナ放電によっ
て帯電され、荷電粒子（プラス又はマイナスにイオン化
された粒子）となる。この荷電粒子とされた塵芥や粉塵
は、集塵部３を通過する際、クーロン力によって空気流
から分離され、集塵電極板３−１，３−２上に吸着捕集
される。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】図８に示した二段式電
気集塵装置では、集塵部３を通過する空気の流れ方向と
空気吸入口１−１から取り込まれる空気の流れ方向とが
一致しているが、しばしば集塵部３を通過する空気の流
れ方向とは異なる方向（例えば、全周方向）から空気を
吸い込むようにすることが求められる。図９はその一例
であり、ケース１の側面に空気吸入口１−２を設け、全
周方向から空気を吸い込むようにしている。すなわち、
イオン化部２の上流に流路曲げ部４を設け、空気吸入口
１−２から流入する空気の流れを流入方向とは異なる方
向（この例では、垂直方向）に向けるようにしている。
しかし、このような構成とすると、流路曲げ部４という
構成要素が１つ増える分だけ大型化してしまう。
気集塵装置では、集塵部３を通過する空気の流れ方向と
空気吸入口１−１から取り込まれる空気の流れ方向とが
一致しているが、しばしば集塵部３を通過する空気の流
れ方向とは異なる方向（例えば、全周方向）から空気を
吸い込むようにすることが求められる。図９はその一例
であり、ケース１の側面に空気吸入口１−２を設け、全
周方向から空気を吸い込むようにしている。すなわち、
イオン化部２の上流に流路曲げ部４を設け、空気吸入口
１−２から流入する空気の流れを流入方向とは異なる方
向（この例では、垂直方向）に向けるようにしている。
しかし、このような構成とすると、流路曲げ部４という
構成要素が１つ増える分だけ大型化してしまう。
【０００６】本発明はこのような課題を解決するために
なされたもので、その目的とするところは、集塵部を通
過する空気の流れ方向とは異なる方向から空気を吸い込
むようにした二段式電気集塵装置の小型化を図ることに
ある。
なされたもので、その目的とするところは、集塵部を通
過する空気の流れ方向とは異なる方向から空気を吸い込
むようにした二段式電気集塵装置の小型化を図ることに
ある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために本発明は、イオン化部のイオン化電極線および
イオン化電極板を流路曲げ部内に設け、イオン化電極板
を流路曲げ部を通過する空気の流れを案内する案内板と
兼用させたものである。この発明によれば、流路曲げ部
内にイオン化部のイオン化電極線とイオン化電極板が設
けられ、イオン化部のための特別なスペースを必要とし
なくなる。また、イオン化部のイオン化電極板は流路曲
げ部を通過する空気の流れを案内する案内板を兼ねてい
るので、流路曲げ部を通過する空気の流れを妨げること
がない。
るために本発明は、イオン化部のイオン化電極線および
イオン化電極板を流路曲げ部内に設け、イオン化電極板
を流路曲げ部を通過する空気の流れを案内する案内板と
兼用させたものである。この発明によれば、流路曲げ部
内にイオン化部のイオン化電極線とイオン化電極板が設
けられ、イオン化部のための特別なスペースを必要とし
なくなる。また、イオン化部のイオン化電極板は流路曲
げ部を通過する空気の流れを案内する案内板を兼ねてい
るので、流路曲げ部を通過する空気の流れを妨げること
がない。
【０００８】また、本発明は、イオン化部のイオン化電
極線およびイオン化電極板を流路曲げ部内に設け、イオ
ン化電極板を流路曲げ部内を通過する空気の流れを案内
する案内板と兼用させる一方、同心円上に配置されたそ
れぞれ径の異なる複数の円筒状の集塵電極板によって集
塵部を構成し、この集塵部の中心部に電源部を配設した
ものである。この発明によれば、集塵部の中心部、すな
わち同心円上に配置された最小径の集塵電極板の内側に
電源部が設けられ、集塵部の中心部の空間が有効に利用
される。
極線およびイオン化電極板を流路曲げ部内に設け、イオ
ン化電極板を流路曲げ部内を通過する空気の流れを案内
する案内板と兼用させる一方、同心円上に配置されたそ
れぞれ径の異なる複数の円筒状の集塵電極板によって集
塵部を構成し、この集塵部の中心部に電源部を配設した
ものである。この発明によれば、集塵部の中心部、すな
わち同心円上に配置された最小径の集塵電極板の内側に
電源部が設けられ、集塵部の中心部の空間が有効に利用
される。
【０００９】また、本発明は、イオン化部を複数のイオ
ン化電極板と複数のイオン化電極線とから構成し、最底
面を除く各イオン化電極板の中央部に径の異なる開口を
それぞれ形成したものである。この発明によれば、集塵
部の各部へ均等に空気が配分供給され、集塵部での流量
が平均化される。
ン化電極板と複数のイオン化電極線とから構成し、最底
面を除く各イオン化電極板の中央部に径の異なる開口を
それぞれ形成したものである。この発明によれば、集塵
部の各部へ均等に空気が配分供給され、集塵部での流量
が平均化される。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に基づいて詳
細に説明する。 〔基本構成１〕図１はこの発明に係る二段式電気集塵装
置の基本構成を示す図である。同図（ａ）は側断面図で
あり、同図（ｂ）は同図（ａ）におけるＩ−Ｉ線断面図
である。同図において、図９と同一符号は同一或いは同
等構成要素を示し、その説明は省略する。
細に説明する。 〔基本構成１〕図１はこの発明に係る二段式電気集塵装
置の基本構成を示す図である。同図（ａ）は側断面図で
あり、同図（ｂ）は同図（ａ）におけるＩ−Ｉ線断面図
である。同図において、図９と同一符号は同一或いは同
等構成要素を示し、その説明は省略する。
【００１１】この実施の形態では、流路曲げ部４内にイ
オン化部２’を設け、イオン化部２’の設置スペースと
流路曲げ部４のスペースとの共用化を図っている。ま
た、イオン化部２’をイオン化電極線２Ａとイオン化電
極板２Ｂ１，２Ｂ２とで構成し、イオン化電極板２Ｂ１
と２Ｂ２との対向空間にイオン化電極線２Ａを配置して
いる。イオン化電極線２Ａは環状とし、その長さは図９
に示した複数のイオン化電極線２−１を結んだ長さとほ
ぼ等しくされている。また、イオン化電極板２Ｂ１は平
板状とされ、イオン化電極板２Ｂ２は環状とされてい
る。
オン化部２’を設け、イオン化部２’の設置スペースと
流路曲げ部４のスペースとの共用化を図っている。ま
た、イオン化部２’をイオン化電極線２Ａとイオン化電
極板２Ｂ１，２Ｂ２とで構成し、イオン化電極板２Ｂ１
と２Ｂ２との対向空間にイオン化電極線２Ａを配置して
いる。イオン化電極線２Ａは環状とし、その長さは図９
に示した複数のイオン化電極線２−１を結んだ長さとほ
ぼ等しくされている。また、イオン化電極板２Ｂ１は平
板状とされ、イオン化電極板２Ｂ２は環状とされてい
る。
【００１２】このような構造とすることにより、ケース
１内にイオン化部２’のための特別なスペースを必要と
しなくなり（流路曲げ部４の容積はそのまま）、二段式
電気集塵装置の小型化が図られる。また、イオン化電極
板２Ｂ１，２Ｂ２が流路曲げ部４を通過する空気の流れ
を案内する案内板を兼ねるので、流路曲げ部４を通過す
る空気の流れを妨げない。
１内にイオン化部２’のための特別なスペースを必要と
しなくなり（流路曲げ部４の容積はそのまま）、二段式
電気集塵装置の小型化が図られる。また、イオン化電極
板２Ｂ１，２Ｂ２が流路曲げ部４を通過する空気の流れ
を案内する案内板を兼ねるので、流路曲げ部４を通過す
る空気の流れを妨げない。
【００１３】〔具体例（構想）〕図２は図１に示した基
本構成に基づく二段式電気集塵装置の具体例を示す構想
図である。同図において、１００は円筒状のケース、２
００はイオン化部兼流路曲げ部、３００は集塵部であ
る。ケース１００の内部は上下に分けられており、下側
にイオン化部兼流路曲げ部２００が設けられ、上側に集
塵部３００が設けられている。
本構成に基づく二段式電気集塵装置の具体例を示す構想
図である。同図において、１００は円筒状のケース、２
００はイオン化部兼流路曲げ部、３００は集塵部であ
る。ケース１００の内部は上下に分けられており、下側
にイオン化部兼流路曲げ部２００が設けられ、上側に集
塵部３００が設けられている。
【００１４】〔イオン化部兼流路曲げ部〕イオン化部兼
流路曲げ部２００は、ケース１００と兼用された円筒状
の側板２０１と、側板２０１の下面に設けられたイオン
化電極板２０２と、側板２０１の上面に設けられたイオ
ン化電極板２０３と、イオン化電極板２０２と２０３と
の対向空間に配置されたイオン化電極線２０４とから構
成されている。
流路曲げ部２００は、ケース１００と兼用された円筒状
の側板２０１と、側板２０１の下面に設けられたイオン
化電極板２０２と、側板２０１の上面に設けられたイオ
ン化電極板２０３と、イオン化電極板２０２と２０３と
の対向空間に配置されたイオン化電極線２０４とから構
成されている。
【００１５】このイオン化部兼流路曲げ部２００におい
て、側板２０１にはその全周に空気吸入口（図示せず）
が形成されており、この空気吸入口から取り入れられた
空気は側板２０１とイオン化電極板２０２と２０３とに
より案内されて集塵部３００に向かう。すなわち、この
イオン化部兼流路曲げ部２００では、側板２０１とイオ
ン化電極板２０２と２０３とにより流路曲げ部２００Ａ
が構成されている。
て、側板２０１にはその全周に空気吸入口（図示せず）
が形成されており、この空気吸入口から取り入れられた
空気は側板２０１とイオン化電極板２０２と２０３とに
より案内されて集塵部３００に向かう。すなわち、この
イオン化部兼流路曲げ部２００では、側板２０１とイオ
ン化電極板２０２と２０３とにより流路曲げ部２００Ａ
が構成されている。
【００１６】また、このイオン化部兼流路曲げ部２００
において、イオン化電極線２０４は流路曲げ部２００Ａ
内に設けられた５本のイオン化電極線支持部材２０５を
利用して環状に張られており、イオン化電極線２０４と
イオン化電極板２０２と２０３とによりイオン化部２０
０Ｂが構成されている。
において、イオン化電極線２０４は流路曲げ部２００Ａ
内に設けられた５本のイオン化電極線支持部材２０５を
利用して環状に張られており、イオン化電極線２０４と
イオン化電極板２０２と２０３とによりイオン化部２０
０Ｂが構成されている。
【００１７】なお、イオン化電極線支持部材２０５は、
アルミニウム製の支柱２０５ａとこの支柱２０５ａに圧
入された電線抑え２０５ｂとから構成されており、電線
抑え２０５ｂの外周面中央部に設けられた溝２０５ｃに
イオン化電極線２０４を沿わせて環状としている。ま
た、イオン化電極線２０４は、その途中にスプリング部
２０４ａを形成することによって張りを確保している。
また、イオン化電極線支持部材２０５の支柱２０５ａの
両端は、絶縁部材２０６，２０６を介してイオン化電極
板２０２，２０３によって支持されている。
アルミニウム製の支柱２０５ａとこの支柱２０５ａに圧
入された電線抑え２０５ｂとから構成されており、電線
抑え２０５ｂの外周面中央部に設けられた溝２０５ｃに
イオン化電極線２０４を沿わせて環状としている。ま
た、イオン化電極線２０４は、その途中にスプリング部
２０４ａを形成することによって張りを確保している。
また、イオン化電極線支持部材２０５の支柱２０５ａの
両端は、絶縁部材２０６，２０６を介してイオン化電極
板２０２，２０３によって支持されている。
【００１８】また、イオン化電極線２０４とイオン化電
極板２０２，２０３との間には、電源Ｅ１によって８ｋ
Ｖの電圧が印加されている。５つのイオン化電極線支持
部材２０５の内の１つ、例えばイオン化電極線支持部材
２０５−１の電線抑え２０５ｂはアルミニウム製とさ
れ、他の電線抑え２０５ｂは絶縁部材とされている。こ
のイオン化電極線支持部材２０５−１の支柱２０５ａ→
電線抑え２０５ｂの経路でイオン化電極線２０４とイオ
ン化電極板２０２，２０３との間に高電圧が印加されて
いる。
極板２０２，２０３との間には、電源Ｅ１によって８ｋ
Ｖの電圧が印加されている。５つのイオン化電極線支持
部材２０５の内の１つ、例えばイオン化電極線支持部材
２０５−１の電線抑え２０５ｂはアルミニウム製とさ
れ、他の電線抑え２０５ｂは絶縁部材とされている。こ
のイオン化電極線支持部材２０５−１の支柱２０５ａ→
電線抑え２０５ｂの経路でイオン化電極線２０４とイオ
ン化電極板２０２，２０３との間に高電圧が印加されて
いる。
【００１９】〔集塵部〕集塵部３００は、イオン化部兼
流路曲げ部２００の下流に配置されており、径の異なる
複数の円筒状の集塵電極板３０１〜３０ｎにより構成さ
れている。集塵電極板３０１〜３０ｎは同心円上に配置
されており、対向する集塵電極板間には電源Ｅ２によっ
て４ｋＶの電圧が印加されている。また、集塵部３００
の中心部、すなわち最小径の集塵電極板３０ｎの内側に
は、上記電源Ｅ１，Ｅ２を生成する電源部４００が配設
されている。
流路曲げ部２００の下流に配置されており、径の異なる
複数の円筒状の集塵電極板３０１〜３０ｎにより構成さ
れている。集塵電極板３０１〜３０ｎは同心円上に配置
されており、対向する集塵電極板間には電源Ｅ２によっ
て４ｋＶの電圧が印加されている。また、集塵部３００
の中心部、すなわち最小径の集塵電極板３０ｎの内側に
は、上記電源Ｅ１，Ｅ２を生成する電源部４００が配設
されている。
【００２０】従来、電源部４００は別の位置に設けられ
ており、電源部４００を設置する専用のスペースを必要
としている。これに対し、この実施の形態では、集塵電
極板３００の中心部に電源部４００を設け、集塵部３０
０の中心部の空間を有効に利用している。これにより、
集塵能力をほとんど落とさずに、小型化・低コスト化を
図ることができる。
ており、電源部４００を設置する専用のスペースを必要
としている。これに対し、この実施の形態では、集塵電
極板３００の中心部に電源部４００を設け、集塵部３０
０の中心部の空間を有効に利用している。これにより、
集塵能力をほとんど落とさずに、小型化・低コスト化を
図ることができる。
【００２１】すなわち、集塵部３００の中心部に集塵電
極板を設けるとすれば、径の小さいものを設けることに
なる。径の小さい集塵電極板も径の大きい集塵電極板
も、曲げ加工や組立加工は同じなので、製作費用はほと
んど変わらない。径の小さい集塵電極板は径の大きい集
塵電極板よりも小さく、単位時間当たりの集塵処理が可
能な空気の量は径の大きい集塵電極板に比べて遙かに少
なく、存在意義がない。したがって、集塵部３００の中
心部に径の小さい集塵電極板の代わりに電源部４００を
配設すれば、集塵能力をほとんど落とさずに、小型化・
低コスト化を図ることができる。
極板を設けるとすれば、径の小さいものを設けることに
なる。径の小さい集塵電極板も径の大きい集塵電極板
も、曲げ加工や組立加工は同じなので、製作費用はほと
んど変わらない。径の小さい集塵電極板は径の大きい集
塵電極板よりも小さく、単位時間当たりの集塵処理が可
能な空気の量は径の大きい集塵電極板に比べて遙かに少
なく、存在意義がない。したがって、集塵部３００の中
心部に径の小さい集塵電極板の代わりに電源部４００を
配設すれば、集塵能力をほとんど落とさずに、小型化・
低コスト化を図ることができる。
【００２２】〔具体例（実例）〕図３は図２に示した構
想に基づく二段式電気集塵装置の実例を示す側断面図で
ある。図３におけるIV−IV線断面図を図４に、Ｖ−Ｖ線
断面図を図５に、VI−VI線断面図を図６に示す。図にお
いて、１０はケースであり、このケース１０内にはイオ
ン化部兼流路曲げ部１１と集塵部１２とファン１３が設
けられている。ケース１０は有底円筒状とされており、
その上面には天井板１０−１が設けられている。天井板
１０−１には浄化された空気の排出口１０ａが設けられ
ている。ケース１０の側面下方には、全周に、空気吸入
口１０ｂが設けられている。
想に基づく二段式電気集塵装置の実例を示す側断面図で
ある。図３におけるIV−IV線断面図を図４に、Ｖ−Ｖ線
断面図を図５に、VI−VI線断面図を図６に示す。図にお
いて、１０はケースであり、このケース１０内にはイオ
ン化部兼流路曲げ部１１と集塵部１２とファン１３が設
けられている。ケース１０は有底円筒状とされており、
その上面には天井板１０−１が設けられている。天井板
１０−１には浄化された空気の排出口１０ａが設けられ
ている。ケース１０の側面下方には、全周に、空気吸入
口１０ｂが設けられている。
【００２３】〔イオン化部兼流路曲げ部〕イオン化部兼
流路曲げ部１１は、円板状のイオン化電極板１１−１
と、リング状のイオン化電極板１１−２と、イオン化電
極板１１−１と１１−２との対向空間に配置されたイオ
ン化電極線１１−３とから構成されている。
流路曲げ部１１は、円板状のイオン化電極板１１−１
と、リング状のイオン化電極板１１−２と、イオン化電
極板１１−１と１１−２との対向空間に配置されたイオ
ン化電極線１１−３とから構成されている。
【００２４】このイオン化部兼流路曲げ部１１におい
て、ケース１０の空気吸入口１０ｂから取り入れられた
空気は、イオン化電極板１１−１と１１−２とにより案
内されて集塵部１２に向かう。すなわち、このイオン化
部兼流路曲げ部１１では、イオン化電極板１１−１と１
１−２とにより流路曲げ部１１Ａが構成されている。
て、ケース１０の空気吸入口１０ｂから取り入れられた
空気は、イオン化電極板１１−１と１１−２とにより案
内されて集塵部１２に向かう。すなわち、このイオン化
部兼流路曲げ部１１では、イオン化電極板１１−１と１
１−２とにより流路曲げ部１１Ａが構成されている。
【００２５】また、このイオン化部兼流路曲げ部１１に
おいて、イオン化電極線１１−３は流路曲げ部１１Ａ内
に設けられた５本のイオン化電極線支持部材１１−４を
利用して環状に張られており、イオン化電極線１１−３
とイオン化電極板１１−１と１１−２とによりイオン化
部１１Ｂが構成されている。
おいて、イオン化電極線１１−３は流路曲げ部１１Ａ内
に設けられた５本のイオン化電極線支持部材１１−４を
利用して環状に張られており、イオン化電極線１１−３
とイオン化電極板１１−１と１１−２とによりイオン化
部１１Ｂが構成されている。
【００２６】なお、イオン化電極線支持部材１１−４
は、アルミニウム製の支柱１１−４ａとこの支柱１１−
４ａに圧入された電線抑え１１−４ｂとから構成されて
おり、電線抑え１１−４ｂの外周面中央部に設けられた
溝１１−４ｃにイオン化電極線１１−３を沿わせて環状
としている。また、イオン化電極線１１−３は、その途
中にスプリング部１１−３ａ（図６参照）を形成するこ
とによって張りを確保している。また、イオン化電極線
支持部材１１−３の支柱１１−４ａの両端は、絶縁部材
１１−５，１１−５を介してイオン化電極板１１−１，
１１−２によって支持されている。
は、アルミニウム製の支柱１１−４ａとこの支柱１１−
４ａに圧入された電線抑え１１−４ｂとから構成されて
おり、電線抑え１１−４ｂの外周面中央部に設けられた
溝１１−４ｃにイオン化電極線１１−３を沿わせて環状
としている。また、イオン化電極線１１−３は、その途
中にスプリング部１１−３ａ（図６参照）を形成するこ
とによって張りを確保している。また、イオン化電極線
支持部材１１−３の支柱１１−４ａの両端は、絶縁部材
１１−５，１１−５を介してイオン化電極板１１−１，
１１−２によって支持されている。
【００２７】また、イオン化電極線１１−３とイオン化
電極板１１−１，１１−２との間には、電源部１４から
の高電圧（８ｋＶ）が印加されている。５つのイオン化
電極線支持部材１１−４の内の１つ、例えばイオン化電
極線支持部材１１−４Ａの電線抑え１１−４ｂはアルミ
ニウム製とされ、他の電線抑え１１−４ｂは絶縁部材と
されている。このイオン化電極線支持部材１１−４Ａの
支柱１１−４ａ→電線抑え１１−４ｂの経路で、電源部
１４の正極性端子１４ａからの電源電圧（８ｋＶ）がイ
オン化電極線１１−３に印加される。イオン化電極板１
１−１，１１−２は、ケース１０の内面に固定された金
属部材よりなる「コ」字状支柱１０−２を介し、集塵部
１２に設けられた導電部材１２Ａを通して、電源部１４
の負極性端子１４ｂに接続されている。
電極板１１−１，１１−２との間には、電源部１４から
の高電圧（８ｋＶ）が印加されている。５つのイオン化
電極線支持部材１１−４の内の１つ、例えばイオン化電
極線支持部材１１−４Ａの電線抑え１１−４ｂはアルミ
ニウム製とされ、他の電線抑え１１−４ｂは絶縁部材と
されている。このイオン化電極線支持部材１１−４Ａの
支柱１１−４ａ→電線抑え１１−４ｂの経路で、電源部
１４の正極性端子１４ａからの電源電圧（８ｋＶ）がイ
オン化電極線１１−３に印加される。イオン化電極板１
１−１，１１−２は、ケース１０の内面に固定された金
属部材よりなる「コ」字状支柱１０−２を介し、集塵部
１２に設けられた導電部材１２Ａを通して、電源部１４
の負極性端子１４ｂに接続されている。
【００２８】〔集塵部〕集塵部１２は、イオン化部兼流
路曲げ部１１の下流に配置されており、径の異なる複数
の円筒状の集塵電極板１２−１〜１２−６により構成さ
れている。集塵電極板１２−１〜１２−６は同心円上に
配置されており、対向する集塵電極板間には電源部１４
からの高電圧（４ｋＶ）が印加されている。電源部１４
は、集塵部１２の中心部、すなわち最小径の集塵電極板
１２−６の内側に配設されている。この例では、電源部
１４の正極性端子１４ｃからの電源電圧（４ｋＶ）が導
電部材１２Ｂを介して集塵電極板１２−１，１２−３，
１２−５に印加されており、集塵電極板１２−２，１２
−４，１２−６が導電部材１２Ａを介して電源部１４の
負極性端子１４ｂに接続されている。
路曲げ部１１の下流に配置されており、径の異なる複数
の円筒状の集塵電極板１２−１〜１２−６により構成さ
れている。集塵電極板１２−１〜１２−６は同心円上に
配置されており、対向する集塵電極板間には電源部１４
からの高電圧（４ｋＶ）が印加されている。電源部１４
は、集塵部１２の中心部、すなわち最小径の集塵電極板
１２−６の内側に配設されている。この例では、電源部
１４の正極性端子１４ｃからの電源電圧（４ｋＶ）が導
電部材１２Ｂを介して集塵電極板１２−１，１２−３，
１２−５に印加されており、集塵電極板１２−２，１２
−４，１２−６が導電部材１２Ａを介して電源部１４の
負極性端子１４ｂに接続されている。
【００２９】〔基本構成２〕図１に示した基本構成（基
本構成１）では、イオン化部２’をイオン化電極線２Ａ
とイオン化電極板２Ｂ１，２Ｂ２とで構成し、イオン化
電極板２Ｂ２を環状とした。すなわち、イオン化電極線
２Ａをイオン化電極板２Ｂ１と２Ｂ２とで挟み、イオン
化電極板２Ｂ２の中央部に開口Ｈ２を形成した。このイ
オン化電極板２Ｂ２の開口Ｈ２を通ってイオン化された
空気が集塵部３へ向かう。
本構成１）では、イオン化部２’をイオン化電極線２Ａ
とイオン化電極板２Ｂ１，２Ｂ２とで構成し、イオン化
電極板２Ｂ２を環状とした。すなわち、イオン化電極線
２Ａをイオン化電極板２Ｂ１と２Ｂ２とで挟み、イオン
化電極板２Ｂ２の中央部に開口Ｈ２を形成した。このイ
オン化電極板２Ｂ２の開口Ｈ２を通ってイオン化された
空気が集塵部３へ向かう。
【００３０】これに対し、図７に示す基本構成２では、
イオン化部２’をイオン化電極線２Ａ１〜２Ａ３とイオ
ン化電極板２Ｂ１〜２Ｂ４とで構成し、イオン化電極板
２Ｂ２〜２Ｂ３を集塵部３に向かうほど開口径の大きな
環状としている。すなわち、イオン化電極線２Ａ１をイ
オン化電極板２Ｂ１と２Ｂ２とで挟み、イオン化電極線
２Ａ２をイオン化電極板２Ｂ３と２Ｂ２とで挟み、イオ
ン化電極板２Ａ３をイオン化電極板２Ｂ４と２Ｂ５とで
挟み、最底面のイオン化電極板２Ｂ１を除くイオン化電
極板２Ｂ２〜２Ｂ４の中央部に径の異なる開口Ｈ２〜Ｈ
４を形成している。開口Ｈ２，Ｈ３，Ｈ４はＨ２，Ｈ
３，Ｈ４の順で大きくされている。これにより、Ｈ２か
らの空気は集塵部３の中央部、Ｈ３からの空気は中央部
のやや外側、Ｈ４からの空気は最側部へと配分供給さ
れ、集塵部３での流量が平均化される。なお、この例で
は、最底面のイオン化電極板２Ｂ１には開口を形成しな
かったが、最底面のイオン化電極板２Ｂ１にも同様の開
口を設けるようにしてもよい。
イオン化部２’をイオン化電極線２Ａ１〜２Ａ３とイオ
ン化電極板２Ｂ１〜２Ｂ４とで構成し、イオン化電極板
２Ｂ２〜２Ｂ３を集塵部３に向かうほど開口径の大きな
環状としている。すなわち、イオン化電極線２Ａ１をイ
オン化電極板２Ｂ１と２Ｂ２とで挟み、イオン化電極線
２Ａ２をイオン化電極板２Ｂ３と２Ｂ２とで挟み、イオ
ン化電極板２Ａ３をイオン化電極板２Ｂ４と２Ｂ５とで
挟み、最底面のイオン化電極板２Ｂ１を除くイオン化電
極板２Ｂ２〜２Ｂ４の中央部に径の異なる開口Ｈ２〜Ｈ
４を形成している。開口Ｈ２，Ｈ３，Ｈ４はＨ２，Ｈ
３，Ｈ４の順で大きくされている。これにより、Ｈ２か
らの空気は集塵部３の中央部、Ｈ３からの空気は中央部
のやや外側、Ｈ４からの空気は最側部へと配分供給さ
れ、集塵部３での流量が平均化される。なお、この例で
は、最底面のイオン化電極板２Ｂ１には開口を形成しな
かったが、最底面のイオン化電極板２Ｂ１にも同様の開
口を設けるようにしてもよい。
【００３１】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように本
発明によれば、イオン化部のイオン化電極線およびイオ
ン間電極板を流路曲げ部内に設け、イオン化電極板を流
路曲げ部を通過する空気の流れを案内する案内板と兼用
させたので、ケース内にイオン化部のための特別なスペ
ースを必要としなくなり、流路曲げ部を通過する空気の
流れを妨げることなく、二段式電気集塵装置の小型化を
図ることができるようになる。また、本発明によれば、
イオン化部のイオン化電極線およびイオン化電極板を流
路曲げ部内に設け、イオン化電極板を流路曲げ部内を通
過する空気の流れを案内する案内板と兼用させる一方、
同心円上に配置されたそれぞれ径の異なる複数の円筒状
の集塵電極板によって集塵部を構成し、この集塵部の中
心部に電源部を配設したので、集塵能力をほとんど落と
さずに、さらなる小型化・低コスト化を図ることができ
るようになる。また、本発明によれば、イオン化部を複
数のイオン化電極板と複数のイオン化電極線とから構成
し、最底面を除く各イオン化電極板の中央部に径の異な
る開口をそれぞれ形成したので、径の異なる開口を通過
した空気が集塵部の各部へ均等に配分供給され、集塵部
での流量が平均化される。
発明によれば、イオン化部のイオン化電極線およびイオ
ン間電極板を流路曲げ部内に設け、イオン化電極板を流
路曲げ部を通過する空気の流れを案内する案内板と兼用
させたので、ケース内にイオン化部のための特別なスペ
ースを必要としなくなり、流路曲げ部を通過する空気の
流れを妨げることなく、二段式電気集塵装置の小型化を
図ることができるようになる。また、本発明によれば、
イオン化部のイオン化電極線およびイオン化電極板を流
路曲げ部内に設け、イオン化電極板を流路曲げ部内を通
過する空気の流れを案内する案内板と兼用させる一方、
同心円上に配置されたそれぞれ径の異なる複数の円筒状
の集塵電極板によって集塵部を構成し、この集塵部の中
心部に電源部を配設したので、集塵能力をほとんど落と
さずに、さらなる小型化・低コスト化を図ることができ
るようになる。また、本発明によれば、イオン化部を複
数のイオン化電極板と複数のイオン化電極線とから構成
し、最底面を除く各イオン化電極板の中央部に径の異な
る開口をそれぞれ形成したので、径の異なる開口を通過
した空気が集塵部の各部へ均等に配分供給され、集塵部
での流量が平均化される。
【図１】 本発明に係る二段式電気集塵装置の基本構成
（基本構成１）を示す図である。
（基本構成１）を示す図である。
【図２】 この基本構成に基づく二段式電気集塵装置の
具体例を示す構想図である。
具体例を示す構想図である。
【図３】 この構想に基づく二段式電気集塵装置の実例
を示す側断面図である。
を示す側断面図である。
【図４】 図３におけるIV−IV線断面図である。
【図５】 図３におけるＶ−Ｖ線断面図である。
【図６】 図３におけるVI−VI線断面図である。
【図７】 本発明に係る二段式電気集塵装置の基本構成
（基本構成２）を示す図である。
（基本構成２）を示す図である。
【図８】 従来の二段式電気集塵装置の基本構成を示す
図である。
図である。
【図９】 集塵部を通過する空気の流れ方向とは異なる
方向から空気を吸い込むようにした例を示す図である。
方向から空気を吸い込むようにした例を示す図である。
１…ケース、１−２…空気吸入口、２’…イオン化部、
２Ａ，２Ａ１〜２Ａ３…イオン化電極線、２Ｂ１〜２Ｂ
４…イオン化電極板、Ｈ２〜Ｈ４…開口、３…集塵部、
３−１，３−２…集塵電極板、４…流路曲げ部、１００
…ケース、２００…イオン化部兼流路曲げ部、２０１…
側板、２０２，２０３…イオン化電極板、２０４…イオ
ン化電極線、２００Ａ…流路曲げ部、２００Ｂ…イオン
化部、３００…集塵部、３０１〜３０ｎ…集塵電極板、
４００…電源部、１０…ケース、１０ｂ…空気吸入口、
１１…イオン化部兼流路曲げ部、１１−１，１１−２…
イオン化電極板、１１−３…イオン化電極線、１１Ａ…
流路曲げ部、１１Ｂ…イオン化部、１２…集塵部、１２
−１〜１２−６…集塵電極板、１４…電源部。
２Ａ，２Ａ１〜２Ａ３…イオン化電極線、２Ｂ１〜２Ｂ
４…イオン化電極板、Ｈ２〜Ｈ４…開口、３…集塵部、
３−１，３−２…集塵電極板、４…流路曲げ部、１００
…ケース、２００…イオン化部兼流路曲げ部、２０１…
側板、２０２，２０３…イオン化電極板、２０４…イオ
ン化電極線、２００Ａ…流路曲げ部、２００Ｂ…イオン
化部、３００…集塵部、３０１〜３０ｎ…集塵電極板、
４００…電源部、１０…ケース、１０ｂ…空気吸入口、
１１…イオン化部兼流路曲げ部、１１−１，１１−２…
イオン化電極板、１１−３…イオン化電極線、１１Ａ…
流路曲げ部、１１Ｂ…イオン化部、１２…集塵部、１２
−１〜１２−６…集塵電極板、１４…電源部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｂ０３Ｃ 3/41 Ｂ０３Ｃ 3/41 Ａ 3/47 3/47 3/49 3/49 3/82 3/82 Ｆ２４Ｆ 7/00 Ｆ２４Ｆ 7/00 Ｂ
Claims (3)
- 【請求項１】 筒状のケースと、 このケースの側面に設けられた空気吸込口と、 この空気吸込口から流入する空気の流れを流入方向とは
異なる方向に向ける流路曲げ部と、 前記空気吸入口の下流に対向して配置されたイオン化電
極線とイオン化電極板とから構成されるイオン化部と、 前記流路曲げ部の下流に対向して配置された複数の集塵
電極板から構成される集塵部と、 前記イオン化部のイオン化電極線とイオン化電極板との
間および前記集塵部の集塵電極板間に高電圧を印加する
電源部とを備え、 前記イオン化部のイオン化電極線およびイオン化電極板
が前記流路曲げ部内に設けられ、 前記イオン化電極板が前記流路曲げ部を通過する空気の
流れを案内する案内板を兼ねていることを特徴とする二
段式電気集塵装置。 - 【請求項２】 円筒状のケースと、 このケースの側面に設けられた空気吸込口と、 この空気吸込口から流入する空気の流れを流入方向とは
異なる方向に向ける流路曲げ部と、 前記空気吸入口の下流に対向して配置されたイオン化電
極線とイオン化電極板とから構成されるイオン化部と、 前記流路曲げ部の下流に同心円上に配置されたそれぞれ
径の異なる複数の円筒状の集塵電極板から構成される集
塵部と、 前記イオン化部のイオン化電極線とイオン化電極板との
間および前記集塵部の集塵電極板間に高電圧を印加する
電源部とを備え、 前記イオン化部のイオン化電極線およびイオン化電極板
が前記流路曲げ部内に設けられ、 前記イオン化電極板が前記流路曲げ部を通過する空気の
流れを案内する案内板を兼ね、 さらに前記電源部が前記集塵部の中心部に配設されてい
ることを特徴とする二段式電気集塵装置。 - 【請求項３】 請求項１又は２において、前記イオン化
部が複数のイオン化電極板と複数のイオン化電極線とか
ら構成され、最底面を除く各イオン化電極板の中央部に
径の異なる開口がそれぞれ形成されていることを特徴と
する二段式電気集塵装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001068295A JP2002263523A (ja) | 2001-03-12 | 2001-03-12 | 二段式電気集塵装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001068295A JP2002263523A (ja) | 2001-03-12 | 2001-03-12 | 二段式電気集塵装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002263523A true JP2002263523A (ja) | 2002-09-17 |
Family
ID=18926507
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001068295A Pending JP2002263523A (ja) | 2001-03-12 | 2001-03-12 | 二段式電気集塵装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002263523A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100431711C (zh) * | 2004-02-08 | 2008-11-12 | 陶显芳 | 环保电子油烟机及烟尘电子吸收器 |
| WO2010051988A1 (de) * | 2008-11-04 | 2010-05-14 | Brandenburgische Technische Universität Cottbus | Verfahren zur elektrischen abscheidung von aerosolen und vorrichtung zur durchführung des verfahrens |
| JP2010540231A (ja) * | 2007-10-02 | 2010-12-24 | カールスルーアー・インスティトゥート・フュア・テヒノロギー | 排ガス浄化設備の構成上の構造 |
| EP2434112A1 (en) * | 2009-05-19 | 2012-03-28 | Utsunomiya University | Device and method for combusting particulate substances |
| CN107774451A (zh) * | 2016-08-25 | 2018-03-09 | 宁波方太厨具有限公司 | 一种静电净化单元 |
| JP2019130512A (ja) * | 2018-02-02 | 2019-08-08 | アマノ株式会社 | 電気集塵装置 |
| JP2019205955A (ja) * | 2018-05-28 | 2019-12-05 | アマノ株式会社 | 電気集塵装置 |
-
2001
- 2001-03-12 JP JP2001068295A patent/JP2002263523A/ja active Pending
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100431711C (zh) * | 2004-02-08 | 2008-11-12 | 陶显芳 | 环保电子油烟机及烟尘电子吸收器 |
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| WO2010051988A1 (de) * | 2008-11-04 | 2010-05-14 | Brandenburgische Technische Universität Cottbus | Verfahren zur elektrischen abscheidung von aerosolen und vorrichtung zur durchführung des verfahrens |
| EP2434112A1 (en) * | 2009-05-19 | 2012-03-28 | Utsunomiya University | Device and method for combusting particulate substances |
| EP2434112A4 (en) * | 2009-05-19 | 2014-10-22 | Univ Utsunomiya | DEVICE AND METHOD FOR COMBUSING PARTICULAR SUBSTANCES |
| US8966881B2 (en) | 2009-05-19 | 2015-03-03 | Utsunomiya University | Device and method for combusting particulate substances |
| CN107774451A (zh) * | 2016-08-25 | 2018-03-09 | 宁波方太厨具有限公司 | 一种静电净化单元 |
| CN107774451B (zh) * | 2016-08-25 | 2023-12-15 | 宁波方太厨具有限公司 | 一种静电净化单元 |
| JP2019130512A (ja) * | 2018-02-02 | 2019-08-08 | アマノ株式会社 | 電気集塵装置 |
| JP7078412B2 (ja) | 2018-02-02 | 2022-05-31 | アマノ株式会社 | 電気集塵装置 |
| JP2019205955A (ja) * | 2018-05-28 | 2019-12-05 | アマノ株式会社 | 電気集塵装置 |
| JP7044632B2 (ja) | 2018-05-28 | 2022-03-30 | アマノ株式会社 | 電気集塵装置 |
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