JP2002263334A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2002263334A
JP2002263334A JP2001067519A JP2001067519A JP2002263334A JP 2002263334 A JP2002263334 A JP 2002263334A JP 2001067519 A JP2001067519 A JP 2001067519A JP 2001067519 A JP2001067519 A JP 2001067519A JP 2002263334 A JP2002263334 A JP 2002263334A
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JP
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backup
locking
state
board
game
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JP2001067519A
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English (en)
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Hisayoshi Sato
久芳 佐藤
Wakichi Yamaoka
和吉 山岡
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Adachi Light Inc
Original Assignee
Adachi Light Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バックアップの要否が自在に選択され、営業
開始時に遊技台による有利,不利が生じないようする。 【解決手段】 電源が遮断されたときに遊技状態が記憶
され、電源が再投入されたときに電源遮断前の遊技状態
を復元するかどうかを選択し得るバックアップ要否選択
スイッチ22を基板6に設けた遊技機において、前記基
板6を覆う基板ケース30に該基板ケース30を取着部
1に取着する係止手段34,35を設け、該係止手段3
4,35は前記バックアップ要否選択スイッチ22がバ
ックアップ要に設定される第一の係止状態と前記バック
アップ要否選択スイッチ22が押圧されバックアップ不
要に設定される第二の係止状態とに係止変更できるよう
にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電源が遮断された
ときに遊技状態が記憶され、電源が再投入されたときに
遊技状態が復元されるバックアップ手段を備えたパチン
コ遊技機等の遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】周知のように、パチンコ遊技機における
遊技制御回路(主基板)および景品球払出制御回路(賞
球制御基板)には、従来からバックアップ手段が設けら
れ、停電時のように電源が突然遮断されたときに、その
パチンコ遊技機の遊技状態が記憶され、電源が再投入さ
れたときに電源遮断前の遊技状態が復元されることで、
未払いの景品球を払出し動作したり、大当たり中である
ときはその状態を維持させたり、高確率設定、或いは低
確率設定であるときはその状態を維持したりすること
で、停電発生に伴う遊技客とのトラブルが生じないよう
にしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、遊技場
が一日の営業を終えて電源を遮断したときもこのバック
アップ手段が作動するため次の営業日に電源を入れたと
きに各パチンコ遊技機は前の営業日の遊技状態に自動的
に復元され、その結果、遊技者にとって有利なパチンコ
遊技機とそうでないパチンコ遊技機とができてしまうと
いう問題があった。
【0004】そこで本発明は、従来技術の有する問題点
に鑑みてなされたものであり、遊技台によって有利,不
利が生じることのないようにするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、電源が遮断されたときに遊
技状態が記憶され、電源が再投入されたときに電源遮断
前の遊技状態を復元するかどうかを選択し得るバックア
ップ要否選択スイッチを基板に設けた遊技機において、
前記基板を覆う基板ケースに該基板ケースを取着部に取
着する係止手段を設け、該係止手段は前記バックアップ
要否選択スイッチがバックアップ要に設定される第一の
係止状態と前記バックアップ要否選択スイッチが押圧さ
れバックアップ不要に設定される第二の係止状態とに係
止変更できるようにしたことを特徴とする。
【0006】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の発明において、前記遊技機にバックアップ要否選択
スイッチが押圧されたことを報知する報知手段を設けた
ことを特徴とする。
【0007】前記バックアップ要否選択スイッチは電源
遮断時から計時開始されるタイマーによって所定時間が
経過すると自動的にバックアップ不要に設定されるよう
にするのが好ましい。
【0008】さらに、バックアップ要否選択スイッチは
毎日夜間の一定時刻に作動するタイマーによって自動的
にバックアップ不要に設定されるようにするのが好まし
い。
【0009】
【発明の実施の形態】次に図面に従い本発明の実施の形
態を説明する。図1は本発明に係るパチンコ遊技機の裏
面の概略図で、図中、1は遊技盤2の裏面に装着される
機構板であり、該機構板1に球タンク3および球払出装
置4が装着されている。5は遊技盤2に設けられた図柄
変動表示器のカバー体であり、14は発射装置である。
また、機構板1および遊技盤2の裏面側に電源基板6,
遊技制御回路が構成される主基板7,球払出制御回路が
構成される賞球制御基板8,発射制御基板9,ランプ制
御基板10,音声制御基板11,図柄表示制御基板1
2,信号中継基板13等各種基板が設けられている。
【0010】図2は上記したパチンコ遊技機の電源系統
のブロック図である。同図に示したように、前記電源基
板6は、電源スイッチ15と、整流回路16と、直流5
V電源を得るためのDC−ACコンバータ17と、直流
12V電源を得るためのDC−ACコンバータ18と、
直流32V電源を得るための平滑回路19と、例えば入
力電圧が20Vを下回る状態が50mS以上続いた場合
に作動する停電検出回路20と、バックアップ用電池2
1と、プッシュボタン型のバックアップ要否選択スイッ
チ22を具備している。そして、該電源基板6から主基
板7,賞球制御基板8,発射制御基板9,ランプ制御基
板10,音声制御基板11,図柄表示制御基板12には
夫々その作動用電源および動力用電源を供給している。
【0011】また、主基板7には大当たり発生等の遊技
を演出する遊技制御回路が設けられているとともに、バ
ックアップ用RAM23が設けられ、停電検出回路20
から停電信号を受けたとき現時点の遊技状況、(即ち、
大当たり中であるかどうか、高確率設定中であるかどう
か等の遊技情報)を該バックアップ用RAM23に記憶
し得るようにしている。また賞球制御基板8には遊技盤
2面上の各入賞孔から受ける入賞信号を記憶して球払出
装置4に景品球の払出しを指令するとともにその実際の
払出しを確認する賞球制御回路が設けられているととも
に、バックアップ用RAM24が設けられ、停電検出回
路20から停電信号を受けたとき現時点の未払い景品球
数等の払出情報を該バックアップ用RAM24に記憶す
る。なお前記バックアップ用電池21は該バックアップ
用RAM23,24に作動用電源を供給している。
【0012】そして、主基板7は電源が再投入され停電
検出回路20からリセット信号を受けると該バックアッ
プ用RAM23に記憶されていた遊技情報に従い該遊技
制御回路を継続作動させる。また、賞球制御基板8は電
源が再投入され停電検出回路20からリセット信号を受
けると該バックアップ用RAM24に記憶されていた払
出情報に従い該賞球制御回路を継続作動させる。なお、
前記バックアップ要否選択スイッチ22は常態ではプッ
シュボタン25が突出したOFF状態にありバックアッ
プ用RAM23,24が作動するよう設定されている。
【0013】また、電源基板6は、図3および図4に示
したように、電源基板6を覆うようにカバー状の基板ケ
ース30に収納され、該基板ケース30の一側壁に取着
部(本実施の形態において機構板1)に形成された複数
の係止受部31および係止部35に係止する複数の係止
手段を設けている。係止手段は差込片32および弾性係
止片34であり、前記係止受部31および係止部35は
門型に形成されている。前記弾性係止片34は、図4に
示すようにバックアップ要否選択スイッチ22の上方に
位置し、該弾性係止片34を押圧することでプッシュボ
タン25が押圧されるように設けられている。また、弾
性係止片34の基部は肉盛して補強され、先端の上下に
係止爪33a,33bを有すると共に、プッシュボタン
25に対応して該プッシュボタン25より小径の透孔3
7が穿設されている。38は弾性係止片34の下面に設
けられた位置決め突起であり、前記係止部35の凹部3
9に嵌合し左右の位置ずれを防止する。
【0014】上記構成の電源基板6の取着は、図5に示
すように差込片32を係止受部31に差込係止すると共
に弾性係止片34を係止部35に係止して取付けられ、
さらに他側をビス着することで確実に固着される。この
際、該弾性係止片34を係止爪33bにより係止部35
の上方で係止した場合は、プッシュボタン25は押圧さ
れることなく電源が再投入された際にバックアップ用R
AM23,24が作動する。また、弾性係止片34を係
止爪33aにより係止部31の下方で係止した場合は、
プッシュボタン25が押圧され、該バックアップ要否選
択スイッチ22がバックアップ不要に設定し得るように
している。そしてバックアップ不要に設定された場合
は、電源が再投入された際に該スイッチ22からメモリ
クリア信号が出力されバックアップ用RAM23,24
の記憶がクリアされることから、初期状態で遊技が開始
できるようになる。
【0015】このため、遊技場は各パチンコ遊技機の電
源基板6の弾性係止片34を係止部35の下方で係止し
ておけば、前の営業日の遊技状態に復元することなく、
全ての台が初期状態となってその点での有利,不利が生
じることのないようにすることができる。また必要に応
じては弾性係止片34を係止部35の上方で係止してお
けば、バックアップが可能となる。そして、弾性係止片
34の係止位置によりその設定状況を容易に視認し確か
めることができる。
【0016】さらに確認しやすくするために、例えば係
止部35に「赤」、弾性係止片34に「白」というよう
に着色を施すことにより、赤が視認可能であればバック
アップが可能であり、白が視認可能であれば初期状態で
遊技が可能であることが一目瞭然となる。
【0017】また、プッシュボタン25が押圧され、該
バックアップ要否選択スイッチ22がバックアップ不要
に設定されていることを報知するために報知手段を基板
または取着部に設けるのが好ましく、報知手段としてラ
ンプおよびスピーカー等がある。そして、プッシュボタ
ン25が押圧されたことが検知されるとランプを点灯さ
せたりスピーカーから「バックアップ不要状態です」と
音声を発生させたりして、バックアップ要否選択スイッ
チ22がバックアップ不要に設定されていることを報知
表示する。
【0018】なお、このようなバックアップ不要状態報
知手段は、基板または取着部に設けることのほか、遊技
機の前面側の遊技盤上に設けられた装飾ランプや図柄変
動表示装置、上皿前面のセグメント表示装置、呼び出し
ランプ、球貸出機に設けられたメッセージ表示装置等い
ずれに設けてもよく、また既存のランプ等を利用してそ
の点滅状況等によりバックアップ不要状態が判るように
してもよい。また、さらに判り易くするため「バックア
ップ不要状態」などと書かれたシールを張り付けても、
前記表示装置に文字表示をさせてもよい。また、このバ
ックアップ不要状態報知信号を制御回路より遊技場の集
中管理室に遊技情報とともに発信できるようにしてもよ
い。
【0019】このように遊技機の前面側に報知手段を設
けることで、遊技店の従業員はどの遊技台がバックアッ
プ不要状態かが知り易くなりなり、従って、このランプ
の点灯状況を知ってセットし忘れ等をなくすことができ
る。また、バックアップ不要状態を一定時間(例えば1
0分間)報知した後にバックアップ不要状態報知手段が
OFFするようにタイマーを設けてもよい。
【0020】前記弾性係止片34は、バックアップ要否
選択スイッチ22の上方に位置して設けられるため、バ
ックアップ要否選択スイッチ22を保護することがで
き、無用にプッシュボタン25が押されることがない。
また、弾性係止片34を係止部35の上方で係止してバ
ックアップ可能状態であっても、透孔37からピン等に
よりプッシュボタン25を押圧してバックアップ不要に
設定することが可能である。なお、取着部への取付に際
し他側をビス止めとしたが係止片等により係止するよう
にしてもよい。
【0021】また、上記実施の形態において係止手段と
して差込片32および弾性係止片34を設けるようにし
たが、図6に示すように弾性係止片34に対する係止部
35に上下に高さを違えて複数の係止部35a,35b
を設けるようにしてもよく、同図実線に示すように上係
止部35aに係止爪33を係止することでプッシュボタ
ン25を押圧することなくバックアップ可能状態とし、
同図鎖線に示すように下係止部35bに係止爪33を係
止することでプッシュボタン25を押圧してバックアッ
プ不要に設定することができる。
【0022】また、図7に示すように取着部側にバック
アップ要否選択スイッチ22上面に臨む弾性係止片34
を設け、電源基板6側に係止部35を設けるようにし
て、該係止部35の上面側と下面側で係止することによ
りバックアップの要否を設定するようにしてもよい。さ
らに、図8に示すように弾性係止片34に対応して電源
基板6側に複数の係止部35a,35bを上下に位置し
て設けるようにして、弾性係止片34を係止部35aに
係止することによりバックアップ要否選択スイッチ22
がバックアップ要に設定される第一の係止状態(同図実
線)と弾性係止片34を係止部35bに係止することに
よりバックアップ要否選択スイッチ22が押圧されバッ
クアップ不要に設定される第二の係止状態(同図鎖線)
とに係止変更できるようにしてもよい。
【0023】また、本実施の形態においては、バックア
ップ要否の設定の切替えは電源基板6を取着部から取外
して再度弾性係止片34を係止しなおさなければならな
いが、図9に示すように弾性係止片34に対応する係止
部35の係止板35cを可動自在とし、設定の切替え時
に電源基板6を取着部に取着した図9(イ)に示す状態
で、弾性係止片34の弾性付勢に抗して係止爪33b
(係止爪33a)の係合を外し、図9(ロ)に示すよう
に係止板35cを回動して弾性係止片34を切替えたい
方向に撓ませ、図9(ハ)に示すように再度係止板35
cを回動して係止爪33a(係止爪33b)を係合させ
ることで電源基板6を取外すことなくバックアップ要否
の設定切替え作業を簡単に行うことができる。なお、係
止板35cの先端には係止部35の基台に係止するよう
にフック状になっている。
【0024】また、図10および図11は弾性係止片3
4の上面に高さを違えて複数の係止爪33a,33bを
設けた実施の形態を示し、係止部材40を支軸42に水
平状に可動自在に設けている。この実施の形態は、図1
0および図11の実線に示すように係止部材40が係止
爪33aに係止した第一の係止状態のときバックアップ
要否選択スイッチ22は押圧されずに電源基板6が機構
板1に固着され、操作摘み41を操作して係止部材40
を図10および図11の鎖線位置に回動して係止爪33
bに係止した第二の係止状態のときバックアップ要否選
択スイッチ22が弾性係止片34により押圧された状態
で電源基板6が機構板1に固着されるようになる。
【0025】図12はさらに他の実施の形態を示し、前
記係止部材40に高さを違えて複数の係止部43a,4
3bを設けている。この実施の形態は、図12実線に示
すように係止部材40の第一係止部43aが係止爪33
に係止した第一の係止状態のときバックアップ要否選択
スイッチ22は押圧されずに電源基板6が機構板1に固
着され、操作摘み41を操作して係止部材40を図12
鎖線位置に回動すると係合部43bのテーパー面により
弾性係止片34を押圧しながら第二係止部43bが係止
爪33に係止し、この第二の係止状態のときバックアッ
プ要否選択スイッチ22が弾性係止片34により押圧さ
れた状態で電源基板6が機構板1に固着される。
【0026】また、図13および図14に示すように係
止部材40で直接バックアップ要否選択スイッチ22を
押圧するようにしてもよく、係止部材40は位置を違え
て複数の係止部43a,43bを設けている。そして、
係止部材40を図13二点鎖線位置から同図実線位置に
移動して図14実線に示すように第一係止部43aが基
板ケース30の係合部35に係止してバックアップ要否
選択スイッチ22を押圧することなく電源基板6を固着
し、係止部材40を図13実線位置から同図一点鎖線位
置に移動して図14鎖線に示すように第二係止部43b
が係合部35に係止して係止部材40が直接バックアッ
プ要否選択スイッチ22を押圧するようにしている。
【0027】図15は基板ケース30をスライドさせる
ことで係止位置を変更するようにした実施の形態を示
し、係止部35に高さ位置を違えて第一係止部35aと
第二係止部35bとを設けている。そして、弾性係止片
34を第一係止部35aに係合する第一係止位置では同
図実線に示すようにバックアップ要否選択スイッチ22
は押圧されず、同図鎖線に示すように基板ケース30を
スライドさせることで弾性係止片34が撓みながら第二
係止部35bに係合してバックアップ要否選択スイッチ
22を押圧するようにしている。また、係止部35に高
さ位置を違えて第一係止部35aと第二係止部35bと
を設けるようにしたが、弾性係止片34上部に高さ位置
を違えて係止爪33を設けるようにしてもよい。なお、
基板ケース30のスライド方向は上下左右または円弧状
であってもよい。
【0028】さらに、図16に示すように偏心円弧面を
有するレバー部材44により基板ケース30をスライド
させるようにしてもよく、該レバー部材44を回動する
ことにより偏心円弧面で基板ケース30を押して弾性係
止片34を係止部35に係止するようにしている。具体
的にはレバー部材44を同図二点鎖線位置で基板ケース
30左右の凹欠き45を取着部のL型片46に合致さ
せ、レバー部材44を同図実線位置に回動させL型片4
6で係止すると共に弾性係止片34の係止爪33を第一
係止部35aに係合させ基板ケース30をバックアップ
要否選択スイッチ22が押圧されないバックアップ要に
設定された状態で取着部1に取着できる。そして、さら
にレバー部材44を同図一点鎖線位置に回動させると、
偏心円弧面で基板ケース30を押して弾性係止片34の
係止爪33が第二係止部35bに係合してバックアップ
要否選択スイッチ22を押圧してバックアップ不要に設
定された状態で取着部1に取着できる。なお、図上それ
ぞれの係止状態を確認しやすくするために、レバー部材
44の偏心円弧面に凹部を形成し、基板ケース30の凸
部に簡易的に嵌合するようにしている。また、好ましく
は基板ケース30および取着部にどの位置が第一または
第二係止位置かがわかるように黒三角等の目印を設ける
のがよく、誤った設定位置に取着することがなくなる。
【0029】なお、上記実施の形態において、バックア
ップ要否選択スイッチ22を設けた基板をカバー状の基
板ケース30に収納し、該カバー状の基板ケース30に
係止手段を設けるようにしたが、基板を収納する基板ケ
ース30は基台とカバー体から構成されるものであって
もよく、その基板ケース30を構成する基台およびカバ
ー体どちらに係止手段を設けるようにしてもよい。ま
た、係止手段を基板ケース30および取着部に一体に設
けるようにしたが、別体に形成して一体的に取付けるよ
うにしてもよい。
【0030】一方、図17に示した実施形態は、前記バ
ックアップ要否選択スイッチ22にタイマー36を設
け、該タイマー36は電源遮断時から例えば5時間を経
過すると該バックアップ要否選択スイッチ22が自動的
にバックアップ不要に設定されるようにしたものであ
る。このように、タイマー36を設けた場合は、バック
アップ要に設定される第一の係止状態であっても、一日
の営業を終え電源が遮断されてから5時間以上経過した
時点(次の営業日)で電源が再投入されると、バックア
ップされることなく自動的にパチンコ遊技機を初期状態
に設定できる利点があると共に、営業時間中に万一停電
があった場合にはそのバックアップ機能を発揮され、一
時的停電によるトラブル発生を防止することができる。
【0031】また、バックアップ要に設定されている遊
技機であっても、停電が長時間にわたる場合は遊技者に
よって対応が異なる。そこで、遊技者が再開時まで待つ
遊技機に対しては、タイマー設定を解除して電源復旧時
に停電前の遊技状態から遊技を再開できるようにし、遊
技者が帰り遊技を中止した遊技機に対しては、タイマー
設定により所定時間後に初期化されるようにすることが
できる。このため、ホール側は、停電時ならびに復旧時
の対応を遊技台毎に迅速に行うことができると共に、遊
技者とのトラブルを回避することができる。
【0032】また、上記タイマーとしては、電源遮断時
に関係なく例えば毎日午前3時にバックアップ要否選択
スイッチを自動的にバックアップ不要に設定するもので
あってもよい。
【0033】なお、上記実施の形態においてバックアッ
プ要否選択スイッチを電源基板に設けるようにしたが、
特に限定されるものではなく、主基板,賞球制御基板等
に設けるようにしてもよい。また、基板の取着部として
機構板としたが、前面枠の裏面および入賞球集合カバ
ー,役物カバー等に取着するようにしてもよい。
【0034】また、本発明はパチンコ遊技機に限らず、
メダルを使用する回胴式遊技機(スロット)、パチンコ
球を使用する回胴式遊技機(パチロット)等の他の遊技
機にも使用できることは言うまでもない。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、電源が
遮断されたときに遊技状態が記憶され、電源が再投入さ
れたときに電源遮断前の遊技状態を復元するかどうかを
選択し得るバックアップ要否選択スイッチを基板に設け
た遊技機において、前記基板を取着する係止手段を第一
の係止状態と第二の係止状態とに係止変更できるように
することにより、バックアップ要否選択スイッチの要否
設定を簡単に行えるようにし、営業開始時に台による有
利,不利が生じないようできるなど、有益な効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示すパチンコ遊技機の裏面
図である。
【図2】本発明の実施形態を示すパチンコ遊技機のブロ
ック図である。
【図3】本発明の実施形態を示す電源基板ケースの斜視
図である。
【図4】図3の電源基板ケースの縦断面図である。
【図5】電源基板ケースの取付状態を示す要部断面図で
ある。
【図6】他の実施の形態の取付状態を示す要部断面図で
ある。
【図7】他の実施の形態の取付状態を示す要部断面図で
ある。
【図8】他の実施の形態の取付状態を示す要部断面図で
ある。
【図9】(イ)〜(ハ)は他の実施の形態の作用説明図
である。
【図10】他の実施の形態の取付状態を示す要部平面図
である。
【図11】図10の側断面図である。
【図12】他の実施の形態の取付状態を示す要部断面図
である。
【図13】他の実施の形態の取付状態を示す要部平面図
である。
【図14】図13の側断面図である。
【図15】他の実施の形態の取付状態を示す要部平面図
である。
【図16】他の実施の形態の基板ケースの取付状態を示
す平面図である。
【図17】本発明の他の実施形態を示すパチンコ遊技機
のブロック図である。
【符号の説明】
1 機構板(取着部) 6 電源基板(基板) 7 主基板 8 賞球制御基板 15 電源スイッチ 20 停電検出回路 21 バックアップ用電池 22 バックアップ要否選択スイッチ 23,24 バックアップ用RAM 25 プッシュボタン 30 基板ケース 31 係止受部 32 差込片 34 弾性係止片(係止手段) 35 係止部(係止手段) 35c 係止板(係止手段) 36 タイマー 40 係止部材(係止手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源が遮断されたときに遊技状態が記憶
    され、電源が再投入されたときに電源遮断前の遊技状態
    を復元するかどうかを選択し得るバックアップ要否選択
    スイッチを基板に設けた遊技機において、 前記基板を覆う基板ケースに該基板ケースを取着部に取
    着する係止手段を設け、該係止手段は前記バックアップ
    要否選択スイッチがバックアップ要に設定される第一の
    係止状態と前記バックアップ要否選択スイッチが押圧さ
    れバックアップ不要に設定される第二の係止状態とに係
    止変更できるようにしたことを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 前記遊技機にバックアップ要否選択スイ
    ッチが押圧されたことを報知する報知手段を設けたこと
    を特徴とする請求項1記載の遊技機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013116375A (ja) * 2013-03-18 2013-06-13 Sanyo Product Co Ltd 遊技機

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JP2013116375A (ja) * 2013-03-18 2013-06-13 Sanyo Product Co Ltd 遊技機

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