JP2002262225A - コンテンツ仲介装置およびコンテンツ仲介処理方法 - Google Patents

コンテンツ仲介装置およびコンテンツ仲介処理方法

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憲一 南
Noboru Sonehara
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 映像シーンの変わり目や音楽の切れ目などの
放送コンテンツの一部分に対し,情報を付加し管理する
ことにより,それらの情報をコンテンツ再生装置や二次
媒体に転送できるようにする。 【解決手段】 コンテンツ抽出部11は,連続的に流れて
くる放送コンテンツをシーンや音楽の切れ目などで分割
して放送データ素片を作成し,その放送データ素片から
IDを検出または生成する。関連コンテンツ収集部12
は,IDをもとに放送データ素片に関連する情報をネッ
トワークを介して収集する。コンテンツ蓄積部13は,放
送データ素片と収集した関連情報とIDとを合わせて蓄
積し管理する。コンテンツ一覧表示・転送部14は,蓄積
されているコンテンツを一覧表示し,指定されたコンテ
ンツをコンテンツ蓄積部13から取り出してコンテンツ再
生装置4等に転送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は,受信した放送コ
ンテンツに対して,そこから自分が選択した一部分の映
像や音楽などのコンテンツにタイトルなどの情報を付加
し,コンテンツ再生装置やコンテンツ記録媒体へ転送で
きるようにしたコンテンツ仲介装置およびその処理方法
に関する。
【0002】特に本発明は,連続して放送される放送コ
ンテンツについて,カメラの切り替えや音楽の切れ目な
ど,シーンの変わり目を切り出すような比較的処理の軽
い部分を,パーソナルコンピュータ(PC)などのクラ
イアント装置で受け持ち,一方,シーンから付加情報を
取り出すような処理時間の要する付加価値の高いサービ
ス機能をネットワーク上の装置で行い,クライアント装
置で取り出した放送データに対して,ネットワークを介
して情報を取り出し,付加し,コンテンツ再生装置にデ
ータを転送する放送コンテンツへの情報付加および蓄積
の技術に関するものである。
【0003】
【従来の技術】従来,視聴者が放送局から一方的に放送
される放送コンテンツに関連する情報を得られるように
するための方法として,放送コンテンツをデジタル化
し,いわゆる映像データとそれに付随するデータとを併
せて送信するデジタル放送の特徴を利用し,付随するデ
ータ中にURL(Uniform Resource Locator)などのイ
ンターネットへのリンクを埋め込み,映像コンテンツと
のリンクを設定することによって視聴者に情報を提供す
る方法がある。
【0004】また,例えば特開平10−177532号
公報「テレビ番組と連携してインターネットホームペー
ジを自動的にテレビ画面上に表示させる方法および装
置」に示されているように,個々のテレビ番組に関連し
たインターネットのURL情報を組み込んだテレビ番組
表データを外部から端末内に取り込むことにより,テレ
ビ番組と連携してインターネットホームページをテレビ
画面上に表示させる方法がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし,従来のデジタ
ル放送で映像コンテンツとともに関連情報または関連情
報へのリンクを送る方法は,あらかじめ放送局側で映像
コンテンツに関連情報またはそれへのリンクを付加して
おく必要があり,そのような付随データが用意されてい
ないコンテンツについては,視聴者側でその関連情報を
得ることはできなかった。
【0006】また,特開平10−177532号公報に
示されているような方法は,デジタルの放送コンテンツ
に対して付加価値を付ける方式であり,例えばアナログ
の放送コンテンツに対して情報を付加するものではな
い。
【0007】また,コンテンツ自体にメタ情報が組み込
まれていたとしても,視聴者の端末に,コンテンツから
メタ情報を抜き出すための機構がない場合には,それに
ついての関連情報を得ることはできない。メタ情報と
は,例えば映像コンテンツのテロップ情報(歌詞,ニュ
ース)や,抜き出した音楽データから検索した音楽タイ
トル,ドラマのあるシーンのロケ地などのようなもので
ある。
【0008】また,一方的に垂れ流される放送コンテン
ツの中に含まれている複合的な情報(映像,音声,BG
M等)の一部しか再生もしくはハンドリングできないク
ライアント端末においてその一部を視聴した後,再生で
きなかった情報や関連情報を,複合的な情報の再生機能
を有する他の端末で視聴しようとしても,従来技術では
それが困難であった。
【0009】アナログの放送コンテンツを蓄積できる装
置として,ビデオテープレコーダ(VTR)装置がある
が,VTR装置は,単に放送コンテンツを蓄積するだけ
であった。
【0010】本発明は上記問題点の解決を図り,アナロ
グ放送の場合,またはデジタル放送であっても関連情報
にアクセスするための付随データが付加されていない放
送の場合,さらに付随データが付加されて放送されたデ
ジタル放送であっても,受信装置の性能や機能による制
限によって情報が欠落してしまったような場合などに
も,ネットワーク上に置かれた複合情報を処理できるサ
ーバ装置から関連情報や欠落した付加情報を取り出して
管理し,必要なときにそれを読み出して再生することが
できるようにすることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に,本発明は,コンテンツ抽出手段によって放送コンテ
ンツを分割し,その中から抽出されるキーをもとに,関
連コンテンツ収集手段によってネットワーク上で稼動し
ている関連コンテンツ抽出装置から付加情報を取り出
し,分割したコンテンツと結合し,それを蓄積・管理す
ることを主要な特徴とする。
【0012】この発明によれば,クライアント側の装置
において抽出・分解した放送データ素片に対して,ネッ
トワーク側で検出した付加情報を併せてクライアント側
に蓄積し,視聴したいコンテンツを選択して再生装置に
転送することができる。
【0013】また,放送番組のように一方的に供給され
る複合コンテンツ(例えば映像と音声)のうち一部しか
再生できない(例えば音声のみの再生)クライアント端
末で受信したような場合にも,後で再生できなかった情
報や関連情報を,他の端末で再生することができる。
【0014】本発明と従来技術との違いは,例えば以下
のとおりである。従来技術では,パーソナル・コンピュ
ータ(PC)などのある程度の二次記憶媒体を持ち,容
易に放送コンテンツを取得できる環境に置かれている装
置で,受信した放送コンテンツをあるドラマの1映像シ
ーンや音楽番組のある一曲などの単位で分割したとき
に,そのコンテンツに対しての情報が,装置の性能や持
っている機能による制限によって,欠落してしまうこと
があったが,本発明では,インターネットなどのネット
ワーク上のサーバ上でメディア変換された情報を検索
し,欠落した付加情報を補填し,蓄積することができ
る。したがって,随時,蓄積されているコンテンツを一
覧表示し,必要とする分だけ,携帯性のある再生装置に
ダウンロードしたり,DVDなどの二次媒体に転送する
ことが可能になる。
【0015】また,アナログの放送コンテンツを蓄積で
きるVTR装置は,時間によって放送コンテンツを分割
することができるだけであるので,あるシーンごとに分
割されたものに対して,付加情報をネットワークから取
得し,着目するシーンと一緒に管理できるものではなか
った。しかし,本発明では,アナログの放送コンテンツ
であっても,シーンごとに分割された放送データ素片に
対してネットワークを介して取得した関連情報を付加
し,一緒に管理することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】図1に,本発明に係るコンテンツ
仲介装置を用いたシステムの構成例を示す。コンテンツ
仲介装置1は,放送コンテンツ受信部10,コンテンツ
抽出部11,関連コンテンツ収集部12,コンテンツ蓄
積部13,コンテンツ一覧表示・転送部14を備える。
これらの多くは,コンピュータとそのコンピュータが実
行するソフトウェア・プログラムとによって実現され
る。このコンテンツ仲介装置1は,利用者のパーソナル
・コンピュータ(PC)や,コンピュータを内蔵するテ
レビ受像機のようなものであってもよいし,またキオス
ク端末のようなものであってもよい。関連コンテンツ提
供装置2は,インターネットなどのネットワーク3を介
して関連コンテンツ収集部12に接続される。図中の矢
印は,データの流れを表している。
【0017】図2に,図1に示すシステムのフローを示
す。無線,有線などを介して放送されている放送コンテ
ンツを,放送コンテンツ受信部10にて受信し,それを
コンテンツ抽出部11へ送る(S1)。
【0018】コンテンツ抽出部11では,映像中のシー
ンの変わり目や音楽やアナウンスなどの音声の変わり目
を認識し,切れ目のない放送コンテンツを,細かい映像
(以降,放送データ素片と呼ぶ)に分割する(S2)。
コンテンツ抽出部11は,さらに分割した放送データ素
片の中から,関連コンテンツを取り出すためのIDを生
成する(S3)。IDは,例えば,チャンネルと日時で
あっても構わないし,放送データ素片の中のコンテンツ
に埋め込まれているコンテンツを識別するようなコード
(コンテンツID)であっても構わない。生成したID
をキーとして,関連コンテンツ収集部12に,付加する
コンテンツ(以降,関連コンテンツと呼ぶ)の検索を依
頼する。
【0019】関連コンテンツ収集部12では,キーとな
っているIDのタイプをもとに,検索を依頼すべき関連
コンテンツ提供装置2のURLを決定する(S4)。決
定したURLの関連コンテンツ提供装置2に対して,キ
ーとしてIDを送り,関連コンテンツ提供装置2では,
そのIDをもとに関連コンテンツを検索する(S5)。
関連コンテンツ収集部12は,関連コンテンツ提供装置
2から関連コンテンツを取得し,コンテンツ抽出部11
へ返却する。コンテンツ抽出部11では,放送データ素
片(分割したコンテンツ)と収集した関連コンテンツと
IDとをセットにして,コンテンツ蓄積部13へ格納す
る(S6)。
【0020】コンテンツ一覧表示・転送部14は,利用
者の要求により,蓄積されている放送データ素片(コン
テンツ)を,日時やチャンネル,またはコンテンツに付
随する属性などの指定された条件をもとに一覧表示し
(S7),利用者が視聴のために指定したコンテンツを
選択し,選択したコンテンツをコンテンツ再生装置4へ
転送することにより,利用者に視聴させる(S8)。
【0021】図3は,コンテンツ抽出部11における処
理のフローを示したものである。コンテンツ抽出部11
は,データ分解部111にて,放送コンテンツ受信部1
0から切れ目なく転送される放送コンテンツに対して,
ある意味のある単位の放送データ素片に分割する。放送
は,アナログ放送であってもデジタル放送であってもよ
く,アナログ放送の場合にはデジタル・データに変換し
た後に,データ分解部111による処理を行う。
【0022】放送データ素片への分割の仕方は,CMや
ドラマのシーンチェンジなどのカメラ映像の切り替わり
であってもいいし,歌やBGMやアナウンサーなどの説
明など,音声や音楽などの切れ目で分けても構わない。
具体的には,例えば音楽番組の映像コンテンツの場合,
切り出されるのは,ある歌手が歌っているシーンであ
り,その切り出し方法として,音楽が流れ出したときか
ら終わるまでを検知する。そして,MPEGなどの動画
像符号化形式のデータに変換して放送データ素片とす
る。なお,映像のカット点抽出等の具体的な方法につい
ては周知の技術であるため,ここでのさらに詳しい説明
は省略する。
【0023】切り出した放送データ素片は,その後の処
理を平滑的に処理するために,一時的にデータキュー1
12に蓄えられる。データキュー112から取り出した
放送データ素片について,ID検出部113にて関連コ
ンテンツを取得するためのIDを生成する。IDは,そ
の放送データ素片と関連放送コンテンツを関係付けるも
のであればよい。例えばIDは,放送チャンネルと放送
時間であってもよく,また電子番組表などを照会して得
た番組録画予約用コード(Gコード)とその番組が始ま
ってからの相対時間であってもよい。また,IDは,放
送コンテンツ自体に電子透かし技術などによって埋め込
まれているコンテンツを識別するID(コンテンツI
D)であっても構わない。さらに,それらのIDが1つ
の放送データ素片に対して,複数個付けられても構わな
い。いずれにしても,IDの生成方法とそのID体系
(IDのタイプ)に沿って関連コンテンツを提供する装
置が用意されているとする。
【0024】以下に,IDのタイプ別の生成例を示す。 (1)放送チャンネルと放送時間からIDを生成すると
き,「チャンネル,放送日時(開始年月日 時分秒−終
了年月日 時分秒)」とする。(例:CH8,2001/01/01 1
0:30:40-2001/01/01 10:40:20 ) (2)Gコードを用いてIDを生成するとき,「Gコー
ド,相対時間(開始相対分秒−終了相対分秒)」とす
る。(例:12345,20:30-40:20 ) (3)コンテンツIDを用いるとき,放送コンテンツに
埋め込まれているコンテンツに対してユニークに付与さ
れているID(コンテンツID)を読み出し,それをI
Dとする。
【0025】上記(1)〜(3)のうちのどのタイプの
IDを生成するかについては,例えば優先順位を付け
て,まず,放送データ素片に対してコンテンツIDがあ
るかどうかを判定し,コンテンツIDがあれば,コンテ
ンツIDを抽出してIDとし,コンテンツIDがない場
合,電子番組表からその放送コンテンツに対するGコー
ドが判別できたかどうかを判定し,判別できたならGコ
ードを用いてIDを生成し,判別できない場合には,放
送チャンネルと放送時間を用いてIDを生成するという
順番で行うようにしてもよい。
【0026】以上のように,ID検出部113で生成さ
れたIDをキーとして,情報検索依頼部114では,関
連コンテンツ収集部12に関連コンテンツの検索を依頼
する。その結果返却された関連コンテンツと,IDおよ
び放送データ素片を,データ・ID関連設定部115に
おいて,コンテンツ蓄積部13に格納する処理を行う。
【0027】一連の処理が終わった後,再度,データキ
ュー112から次の放送データ素片の取り出しを行い,
同じ手順の処理を繰り返す。データキュー112に放送
データ素片がない場合には,追加されるまで待つ。
【0028】図4は,関連コンテンツ収集部12におけ
る処理のフローを示す。関連コンテンツ収集部12で
は,コンテンツ抽出部11からキーとして渡されたID
を,検索対象決定部121において,そのIDのタイプ
を識別し,ID・検索先対応テーブル122を参照して
関連コンテンツを提供する装置を決定する。図4のID
・検索先対応テーブル122では,IDタイプ別に関連
コンテンツ提供装置2のアドレスをURLとして表して
いるが,アクセス先を一意に特定できればよく,電話番
号でもIPアドレスでも構わない。
【0029】検索依頼・結果受信部123では,検索対
象決定部121が決定したURLに対して,検索処理を
依頼し,その引数としてIDを渡す。その結果,関連コ
ンテンツ提供装置2A,2B等から得られた関連コンテ
ンツを,コンテンツ抽出部11へ返却する。
【0030】図5と図6は,関連コンテンツ提供装置2
を説明する図である。図5は,装置自体が放送コンテン
ツから付加情報を抜き出す機能を持ったタイプ(タイプ
Aと呼ぶ)の関連コンテンツ提供装置2Aを示す。タイ
プAの関連コンテンツ提供装置2Aでは,情報抜き出し
部21において,アナログ(またはデジタル)の放送コ
ンテンツからコンテンツ抽出部11と同様の放送データ
素片の切り出しを処理を行い,それぞれの放送データ素
片に対して,文字情報の切り出しを行う。文字情報とし
ては,同時に放映されている文字放送データや映像中の
テロップなどがある。テロップについては,データとし
て放送されるものではないために,映像中の文字列を文
字認識技術を用いて抜き出すなどの処理を施す。なお,
ここでのテロップの抽出や文字認識技術としては,周知
の技術を用いることができる。
【0031】次に,抜き出した文字情報について,関連
コンテンツ収集部12からの検索要求に応えられるよう
に,インデクシング作成部22において,関連コンテン
ツとして,ジャンルやタイトルなどのデータの構造化を
行い,IDを検索のキーとして,関連コンテンツ蓄積部
23に格納する。蓄積するデータの構造化に関しては,
ジャンルやタイトルその他の属性を,例えばXML(Ex
tensible Markup Language)等の構造化記述言語を用い
て記述することによって行う。XMLによる記述は,よ
く知られているように,データの構造を定義する部分と
その定義に沿って記述されるデータとから構成される。
データがどのような属性に属しているかは,< > ,</ >
のタグで区切られ,これらが入れ子関係を取ることがで
きるので,構造の定義が可能になっている。
【0032】図6は,コンテンツIDを利用した関連コ
ンテンツ提供装置2Bを示している。この関連コンテン
ツ提供装置2Bは,コンテンツIDを利用して,関連コ
ンテンツ収集部12からの検索依頼を,実際に関連コン
テンツを持っているコンテンツIDセンタ5に中継する
タイプ(タイプBと呼ぶ)のものである。コンテンツI
Dセンタ5は,あらかじめコンテンツIDごとにコンテ
ンツ情報が格納されているコンテンツIDデータベース
51を持っている。
【0033】関連コンテンツ収集部12が,放送コンテ
ンツを構成している映像や音声・音楽等の要素コンテン
ツに対して,埋め込まれているコンテンツを一意に識別
しているコンテンツIDを用いて,関連コンテンツ提供
装置2Bに検索依頼を行うと,関連コンテンツ提供装置
2Bは,以下の処理を行う。
【0034】検索部25では,渡されたIDをもとに,
検索すべきコンテンツIDセンタ5を特定し,IDに付
随するコンテンツ情報を取得する。一つの放送データ素
片に対して,複数のコンテンツIDが指定されているこ
ともあるので,引き渡されたIDの個数分,コンテンツ
情報取得処理を繰り返す。その結果得られたコンテンツ
情報を,編集部26にて関連コンテンツとして編集し,
関連コンテンツ収集部12へ返却する。ここで,編集す
る方法に関しても,上記XMLなどの構造化記述言語を
用いて管理する方法を用いる。
【0035】図7は,コンテンツ蓄積部13が持つ機能
を示している。蓄積部131では,検索のキーとなるI
Dと,データである放送データ素片,関連コンテンツを
データベース133に蓄積する。取出し部132では,
キーとしてIDを指定する検索の機能(検索A)と,関
連コンテンツの中の条件を指定する検索の機能(検索
B)を持つ。
【0036】検索Aでは,キーとしてIDが指定される
と,該当する放送データ素片と関連コンテンツとをデー
タベース133から取り出して返却する。検索Bでは,
キーとして条件が指定されると,データベース133の
関連コンテンツから抽出したタイトルと概略データを返
却データとして返却する。
【0037】上記検索Aに関しては,IDの部分は完全
一致とする。また,検索Bに関しては,関連コンテンツ
にどのような属性が含まれてるかに依存しているが,例
えば属性としてタイトルと歌詞が含まれている場合,指
定される条件は,タイトルが「赤いスイートピー」であ
るとか,歌詞に「スイートピー」が含まれているとかい
った条件になる。
【0038】図8は,コンテンツ一覧表示・転送部14
における処理のフローを示す。コンテンツ一覧表示・転
送部14に対して,利用者が指定した日付やチャンネ
ル,ジャンルなどの条件に応じて,一覧作成部141で
は,コンテンツ蓄積部13に対して,検索Bの条件指定
による検索を行い,放送データ素片の一覧をディスプレ
イなどのユーザインタフェース6を用いて表示する。一
覧表示するときには,関連コンテンツから抜き出したタ
イトル以外にも,映像のスナップショット画像なども併
せて表示する。利用者は,1個または複数個のコンテン
ツを指定して,コンテンツ再生装置4への転送を依頼す
る。その指示を受けて,転送部142では,コンテンツ
蓄積部13に対して,検索AのIDによる検索を行い,
放送データ素片や関連コンテンツなどのデータをコンテ
ンツ再生装置4へ転送する。
【0039】コンテンツ再生装置4は,ディスプレイ,
スピーカ,ヘッドホンその他,コンテンツを再生するこ
とができるものであればよく,また,例えば携帯電話の
ようなものであってもよい。コンテンツ再生装置4に転
送するのではなく,書き換え可能な磁気ディスク,光デ
ィスクまたは光磁気ディスクのような可搬型の外部記憶
媒体に書き出すようにすることもできる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように,本発明によれば,
クライアント側の装置において,受信した放送から抽出
・分解した放送データ素片に対して,それに関連する付
加情報をネットワークを介して自動収集し,それらを関
連付けて蓄積しておくことができる。これにより利用者
は,随時視聴したいコンテンツを選択して再生装置に転
送させ,視聴することができるようになる。
【0041】特に,アナログ放送の放送コンテンツに対
しても,関連情報を収集して蓄積し,それを必要なとき
に必要な再生装置で再生することが可能になる。また,
デジタル放送であってもその付加情報が放送データ中に
含まれない場合,もしくはクライアント端末に付加情報
を抜き出すことができる機能が備わっていない場合に
も,放送データ素片に対して関連情報の付加および蓄積
が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を用いたシステムの構成例を示す図であ
る。
【図2】図1のシステムのフローを示す図である。
【図3】コンテンツ描出部における処理のフローを示す
図である。
【図4】関連コンテンツ収集部における処理のフローを
示す図である。
【図5】関連コンテンツ提供装置(タイプA)を説明す
る図である。
【図6】関連コンテンツ提供装置(タイプB)を説明す
る図である。
【図7】コンテンツ蓄積部が持つ機能を示す図である。
【図8】コンテンツ一覧表示・転送部における処理のフ
ローを示す図である。
【符号の説明】
1 コンテンツ仲介装置 2 関連コンテンツ提供装置 3 ネットワーク 4 コンテンツ再生装置 10 放送コンテンツ受信部 11 コンテンツ抽出部 12 関連コンテンツ収集部 13 コンテンツ蓄積部 14 コンテンツ一覧表示・転送部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 南 憲一 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 曽根原 登 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5C052 AA00 AC08 DD10 5C053 FA14 FA28 FA30 HA29 JA21 KA01 LA06 LA07 LA14

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信した放送コンテンツに対して情報を
    付加し,蓄積し,要求されたコンテンツを転送するコン
    テンツ仲介装置であって,連続的に流れてくる放送コン
    テンツをシーンや音楽の切れ目などで分割して放送デー
    タ素片を作成し,その放送データ素片から放送データ素
    片を識別する識別情報を検出または生成するコンテンツ
    抽出手段と,前記識別情報をもとに放送データ素片に関
    連する情報を収集する関連情報収集手段と,前記放送デ
    ータ素片と前記収集した関連情報と前記識別情報とを合
    わせて蓄積し管理するコンテンツ蓄積手段と,前記コン
    テンツ蓄積手段によって蓄積されているコンテンツを一
    覧表示し,指定されたコンテンツを前記関連情報と合わ
    せて取り出すことのできるコンテンツ一覧表示・転送手
    段とを備えることを特徴とするコンテンツ仲介装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のコンテンツ仲介装置にお
    いて,前記関連情報収集手段は,前記放送データ素片の
    識別情報のタイプとその識別情報のタイプに応じた検索
    先に関する情報との対応情報を持ち,前記コンテンツ抽
    出手段が検出または生成した識別情報のタイプから検索
    先を決定し,その検索先からネットワークを介して当該
    放送データ素片に関連する情報を収集することを特徴と
    するコンテンツ仲介装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のコンテンツ仲介装置にお
    いて,前記放送データ素片の識別情報のタイプとして,
    放送チャンネルと放送時間から生成される識別情報のタ
    イプ,番組録画予約用コードと相対時間から生成される
    識別情報のタイプ,または放送コンテンツに埋め込まれ
    ているコンテンツの識別子のタイプのうち,少なくとも
    いずれか複数のタイプを有し,あらかじめ定められたタ
    イプの優先順位に従って前記識別情報を検出または生成
    することを特徴とするコンテンツ仲介装置。
  4. 【請求項4】 受信した放送コンテンツに対して情報を
    付加し,蓄積し,要求されたコンテンツを転送するコン
    テンツ仲介処理方法であって,連続的に流れてくる放送
    コンテンツをシーンや音楽の切れ目などで分割して放送
    データ素片を作成する過程と,前記放送データ素片から
    放送データ素片を識別する識別情報を検出または生成す
    る過程と,前記識別情報をもとに放送データ素片に関連
    する情報を収集する過程と,前記放送データ素片と前記
    収集した関連情報と前記識別情報とを合わせて蓄積し管
    理する過程と,前記蓄積されているコンテンツを一覧表
    示し,指定されたコンテンツを前記関連情報と合わせて
    再生または記録のために転送する過程とを有することを
    特徴とするコンテンツ仲介処理方法。
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