JP2002262200A - パノラマ画像印刷方法及び撮影印刷装置 - Google Patents

パノラマ画像印刷方法及び撮影印刷装置

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JP2002262200A
JP2002262200A JP2001061213A JP2001061213A JP2002262200A JP 2002262200 A JP2002262200 A JP 2002262200A JP 2001061213 A JP2001061213 A JP 2001061213A JP 2001061213 A JP2001061213 A JP 2001061213A JP 2002262200 A JP2002262200 A JP 2002262200A
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coordinate
panoramic
azimuth
photographing
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JP2001061213A
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English (en)
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Hiroshi Ishiguro
浩 石黒
Takeshi Maeda
武志 前田
Nobuo Yamato
信夫 大和
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Vstone Co Ltd
Original Assignee
Vstone Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 周方向の方位画像を撮影して、その方位画像
を基にしたパノラマ画像を、裏面に粘着剤が塗布された
シート材に容易に印刷できる撮影印刷装置を提供する。 【解決手段】 周方向の方位画像を撮影する撮影手段1
1と、撮影手段11の画像データに基づいて方位画像を
展開したパノラマ画像に画像処理を行う画像処理手段1
3と、画像処理手段13の画像データに基づいて、裏面
に粘着剤が塗布されたシート材にパノラマ画像を印刷す
る印刷手段15とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、全方位画像等の方
位画像からパノラマ画像を作成して、そのパノラマ画像
を裏面に粘着剤が塗布されたシート材に印刷するパノラ
マ画像印刷方法及び撮影印刷装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、全方位のパノラマ写真を撮影し
て、裏面に粘着剤が塗布されたシール等のシート材に印
刷する場合には、広角カメラ等の撮影装置を使用して、
撮影装置を所定角度毎に廻しながら複数枚の写真を撮影
し、その各写真をつなぎ合わせて1枚の全方位のパノラ
マ写真に仕上げる方法がある。
【0003】また全方位写真を撮影する方法には、特開
平11−174603号公報に記載のように、凸面鏡
と、この凸面鏡の軸心上に対向して配置されたカメラと
を備え、凸面鏡を介して全方位の被写体をカメラにより
撮影する方法がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】パノラマ写真は、全方
位の被写体が横長状に写っているため、全方位の被写体
を容易に把握できる利点がある。しかし、従来の方法で
は、広角カメラ等の撮影装置を所定角度毎に廻しながら
複数枚の写真を撮影する必要がある上に、その各写真を
つなぎ合わせて1枚のパノラマ写真に仕上げる必要があ
り、その処理が非常に煩雑になる問題がある。
【0005】また全方位撮影装置を使用する場合には、
凸面鏡を介して被写体の全方位画像を撮影するため、凸
面鏡の軸心廻りの360度の範囲内にある被写体を容易
に撮影できる利点がある。このため、多数の人を被写体
として集合写真を撮影する場合でも、凸面鏡を介してカ
メラにより撮影可能な撮影領域内に、その凸面鏡を取り
囲むように多数の人が並んだ状態で撮影すれば、全方位
写真を撮影できる。
【0006】しかし、この全方位写真は、通常、被写体
がカメラの廻りを取り囲んだ状態の円形状になるため、
全方位のパノラマ写真に比較して容易に撮影できる反
面、全方位の被写体の状況、写り具合等を把握し難く、
例えば多数の人の集合写真の場合には、各被写体毎に写
真を廻しながら見る必要がある。
【0007】本発明は、このような従来の問題点に鑑
み、周方向の方位画像を基にしたパノラマ画像を、裏面
に粘着剤が塗布されたシート材に容易に印刷できるパノ
ラマ画像印刷方法、及び周方向の方位画像を撮影して、
その方位画像を基にしたパノラマ画像を、裏面に粘着剤
が塗布されたシート材に容易に印刷できる撮影印刷装置
を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のパノラマ画像印
刷方法は、周方向の方位画像20からパノラマ画像30
を作成する方法であって、前記方位画像20を径方向及
び周方向の多数の画素29に分割したrθ座標の画素デ
ータをxy座標の画素データに変換する画像処理を行
い、左右方向にパノラマ展開したパノラマ画像30を作
成し、このパノラマ画像30を、裏面に粘着剤32が塗
布されたシート材31に印刷するものである。
【0009】また本発明のパノラマ画像印刷方法は、周
方向の方位画像20からパノラマ画像30を作成する方
法であって、前記方位画像20を径方向及び周方向の多
数の画素29に分割したrθ座標の画素データを、少な
くとも前記方位画像20のr座標上の各画素29相互間
の比率を変化させずに、前記方位画像20の任意の基準
r座標r3上の各画素29が基準y座標y3上に配列
し、且つ前記基準r座標r3よりも外側の画像がx軸方
向に縮小し、及び/又は前記基準r座標r3よりも内側
の画像がx軸方向に拡大するようにxy座標の画素デー
タに変換する画像処理を行い、左右方向にパノラマ展開
したパノラマ画像30を作成、このパノラマ画像30
を、裏面に粘着剤32が塗布されたシート材31に印刷
するものである。
【0010】更に本発明の撮影印刷装置は、周方向の方
位画像20を撮影する撮影手段10と、該撮影手段10
の画像データに基づいて前記方位画像20を展開したパ
ノラマ画像30に画像処理を行う画像処理手段13と、
該画像処理手段13の画像データに基づいて、裏面に粘
着剤32が塗布されたシート材31に前記パノラマ画像
30を印刷する印刷手段15とを備えたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳述する。図面は本発明をパノラマ写真の撮影
印刷装置に採用したものを例示する。図1及び図2は略
中央の上部側に全方位撮影手段が配置された撮影室を示
す。
【0012】撮影室1は4角形であって、その4面の壁
面2〜5の内、壁面2に出入口のドアー6が、壁面3に
窓7が、壁面4に絵画8が夫々配置されている。また撮
影室1の中央にテーブル9及び全方位撮影手段10があ
り、その周辺に円弧状に椅子11が配置されている。椅
子11には、全方位撮影手段10を取り囲むように、被
写体12A〜12Hである複数人の人が座っている。
【0013】なお、このドアー6、窓7、絵画8、テー
ブル9、椅子11、キャビネット等の配置は、後述の写
真、その他の理解を容易にするために便宜上配置したも
のであり、撮影室1は外部から区画された空間であれば
良い。
【0014】全方位撮影手段10は、複数人の被写体1
2A〜12Hを含む周方向の全方位を撮影するためのも
ので、撮影室1の上部側に配置され、テーブル9上にス
タンドを介して支持されるか、天井側に吊り具を介して
吊持されている。なお、全方位撮影手段10は、被写体
12A〜12Hよりも上側に配置されている。全方位撮
影手段10は、移動可能に設けても良い。全方位撮影手
段10は、図3に示すように画像処理手段13、モニタ
ー手段14、印刷手段15等に接続されている。
【0015】全方位撮影手段10は、図4に示すよう
に、回転対称形状の凸面鏡16と、この凸面鏡16の頂
部と対向して配置されたカメラ17と、凸面鏡16に外
嵌し且つ凸面鏡16とカメラ17とを連結する筒体18
と、凸面鏡16の頂部からカメラ17側に突設された反
射防止体19とを備え、撮影スイッチ等を操作したとき
に、カメラ17により凸面鏡16を介して被写体12A
〜12Hを含む全方位画像20(図5参照)を撮影する
ようになっている。
【0016】凸面鏡16は表面が鏡面状であって、その
頂部を通る軸心21が略鉛直方向となるように、被写体
12A〜12Hよりも上側に下向きに配置され、上支持
板22により支持されている。筒体18は、透明なガラ
ス材、合成樹脂材等により略真円状に構成され、その軸
心が凸面鏡16の軸心21と略一致するように凸面鏡1
6を略同心状に取り囲むと共に、上端が凸面鏡16の外
周近傍で上支持板22に結合されている。筒体18の下
端は、下支持板23に結合され、その下支持板23を介
してカメラ17が取り付けられている。
【0017】下支持板23には、その中心部分に光通過
用の透孔24が形成され、この透孔24を介してカメラ
17の撮影部側のレンズ25が凸面鏡16の頂部と対向
するように、下支持板23の下側にカメラ17が取り付
けられている。カメラ17は、凸面鏡16を介して撮影
した全方位画像20の画像データを出力可能であって、
そのレンズ25側の光軸26が凸面鏡16の頂部の軸心
21と一致するように配置され、凸面鏡16の頂部側と
上下方向に対向している。なお、カメラ17は焦点調整
可能な小型のCCDカメラ等の適宜カメラが使用されて
いる。また透孔24は、その周縁部分がカメラ17の撮
影領域内に入らないような大きさになっている。
【0018】反射防止体19は、筒体18の内面での反
射を防止するためのもので、カメラ17側が細くなった
細長い円錐状の棒状体により構成され、カメラ17の視
野の邪魔にならないように、その軸心を凸面鏡16の頂
部の軸心21と一致させて、上端側が凸面鏡16の頂部
に固定されている。なお、反射防止体19は、その全体
が光を吸収し易い材料により構成されるか、又はその表
面に光を吸収し易い表面処理が施されている。また反射
防止体19は丸棒状、その他の形状でも良いが、極力カ
メラ17の視野の邪魔にならないようにするには、細長
い円錐状にすることが望ましい。
【0019】全方位撮影手段10で撮影された全方位画
像20は、凸面鏡16に写った被写体12A〜12H等
をカメラ17で撮影するため、凸面鏡16を介してカメ
ラ17で撮影可能な撮影領域を図2の角度αの範囲と仮
定した場合、図5に示すように円形状になる。
【0020】例えば、凸面鏡16が放物線の回転対称形
状等であれば、凸面鏡16の上端側(カメラ17から最
も遠い側)の等高線方向の円周(カメラ17の光軸26
と直角な平面上における凸面鏡16の外周円)が最大で
あり、頂部側に近づくに伴ってその円周が順次小さくな
る。また凸面鏡16の軸心21を通る平面上における凸
面鏡16の外周においても同様である。
【0021】このため凸面鏡16を介してカメラ17で
撮影された全方位画像20は、凸面鏡16から同一距離
離れた位置にあるものを撮影した場合でも、凸面鏡16
の頂部に近い小径の部分を介して撮影された画像部分
が、その頂部に近ければ近いほど上端側の大径の部分を
介して撮影された画像部分に比較して、周方向及び径方
向に縮小した状態になっている。
【0022】画像処理手段13は、凸面鏡16を介して
カメラ17により撮影された全方位画像20からパノラ
マ画像30(図7参照)を作成する画像処理を行うため
のもので、前述のような全方位画像20の特殊性を考慮
して、少なくとも次のような画像処理機能を備えてい
る。なお、この画像処理手段13は、CPU、ROM、
RAM等を備え、所定の画像処理プログラムにより画像
処理を行うように構成されたパーソナルコンピュータ等
が使用されている。
【0023】画像処理手段13は、画素分割処理部2
7、変換処理部28等を備え、全方位画像20から左右
方向にパノラマ展開したパノラマ画像30を作成するよ
うになっている。画素分割処理部27は、全方位画像2
0からパノラマ画像30への変換に際して、図6(A)
に示すように全方位画像20を径方向のr座標r1,r
2,r3・・・及び周方向のθ座標θ1,θ2,θ3・
・・のrθ座標上の多数の画素29に分割して、そのr
θ座標の各画素データを出力するためのものである。
【0024】なお、全方位撮影手段10が、全方位画像
20をrθ座標上の多数の画素29に分割した画素デー
タを画像データとして出力する場合には、画像処理手段
13ではその画素データをそのまま利用すれば良いの
で、画素分割処理部27は不要である。
【0025】変換処理部28は、画素分割処理部27で
分割処理された全方位画像20のrθ座標上の画素デー
タに基づいて、図6(B)に示すように、多数のx座標
x1,x2,x3・・・及びy座標y1,y2,y3・
・・のxy座標上の画素29の画素データに変換する画
像処理を行い、左右方向にパノラマ展開したパノラマ画
像30を作成するようになっている。
【0026】即ち、この変換処理部28は、少なくとも
全方位画像20のr座標上の各画素29相互間の比率を
変化させずに、全方位画像20の任意の基準r座標r3
上の各画素29がその比率でパノラマ画像30の基準y
座標y3上に配列し、且つ基準r座標r3よりも外側の
画像がx軸方向に縮小し、及び/又は基準r座標r3よ
りも内側の画像がx軸方向に拡大するように構成されて
いる。なお、画素29相互間の間隔をx軸方向に拡大す
る等の部分的な拡大処理に当たっては、そのrθ座標上
の拡大方向に隣接する各画素29の画素データに基づい
て拡大部分の画素データを補間制御により求めて、拡大
処理部分のデータを補間するようになっている。
【0027】この変換処理部28で画像処理によって全
方位画像20をパノラマ画像30に変換処理する場合
は、通常、全方位画像20の内、凸面鏡16の上部側の
等高線(凸面鏡16の上部側における光軸26と直行す
る平面上の凸面鏡16の外周円)部分に対応する部分を
基準にすれば、凸面鏡16の頂部に近い側の等高線部分
に対応する部分を拡大すれば良い。
【0028】しかし、全方位画像20の特徴的部分がr
座標r3の近傍にあると仮定した場合、その特徴的部分
のr3座標上の各画素29相互の比率が、パノラマ画像
30の対応するy3座標上の各画素29相互間の比率と
略一致するように、方位画像20の特徴的部分のr座標
r3上の画素データを基準として画像処理を行うことが
望ましい。
【0029】なお、変換処理部28は、全方位画像20
からパノラマ画像30にデータを変換するに際して、凸
面鏡16の上下方向の湾曲に対しても、その全方位画像
20の画素データを補正してパノラマ画像30の画素デ
ータに変換するようにしても良い。また画像処理手段1
3は、全方位撮影手段10のカメラ17からの全方位画
像20の画像データ、変換前の全方位画像20の画素デ
ータ、変換処理後のパノラマ画像30の画像データ等を
必要に応じて適宜記憶するようになっている。
【0030】全方位撮影手段10では、カメラ17によ
り1個(奇数)の凸面鏡16を介して撮影するため、画
像処理手段13で画像処理する際に全方位画像20を反
転させる反転処理を行うようになっている。但し、全方
位撮影手段10が複数個の鏡を介して撮影する場合に
は、その必要はない。
【0031】印刷手段15は、画像処理手段13のパノ
ラマ画像30の画像データに基づいてシート材31に横
長矩形状のパノラマ画像30を印刷するためのものであ
って、インクジェット式、その他のカラープリンタ等に
より構成されている。シート材31は、図8に示すよう
に裏面に粘着剤32が塗布され、その粘着剤32側に離
型処理された剥離シート材33が貼着されている。な
お、シート材31には通常のシール紙等が使用されてい
る。
【0032】シート材31に複数個のパノラマ画像30
を印刷する場合には、印刷箇所、印刷サイズ等を設定す
ることにより、大きなシート材31の所要箇所に、設定
されたサイズで複数個のパノラマ画像30を印刷可能な
印刷手段15を利用し、またパノラマ画像30の印刷の
前又は後に各パノラマ画像30の外周に切断線を入れる
ようにしても良い。
【0033】モニター手段14は、CRT式表示手段、
液晶表示手段等により構成され、カメラ17で撮影され
た全方位画像20、画像処理手段13で画像処理された
パノラマ画像30、パノラマ画像30のシート材31上
の印刷箇所、印刷サイズ等を必要に応じて同時又は選択
的に適宜表示できるようになっている。
【0034】上記構成の撮影印刷装置によれば、撮影室
1内の多数の人を被写体12A〜12Hとして全方位画
像20を撮影し、その全方位画像20に基づいてパノラ
マ画像30をシート材31上に印刷することができ、多
人数の集合写真を撮影する場合に便利である。
【0035】撮影に際しては、図1及び図2に示すよう
に、全方位撮影手段10を取り囲んで配置された椅子1
1に各被写体12A〜12Hが着席して、その状態でカ
メラ17により凸面鏡16を介して各被写体12A〜1
2Hを撮影すると、図5に示すように円形状の全方位画
像20を容易に撮影することができる。
【0036】この全方位画像20は、カメラ17により
凸面鏡16を介して各被写体12A〜12H等を撮影す
るため、例えば各壁面像2a〜5aの境界、ドアー像6
a、窓像7a、絵画像8a、テーブル像9a等で顕著な
ように、凸面鏡16の表面形状に応じて縦方向の部分が
放射状に、横方向の部分が円弧状になる。勿論、各被写
体像12a〜12hについても同様である。
【0037】そこで、この全方位画像20の画像データ
を画像処理手段13によりrθ座標からxy座標に変換
する画像処理を行い、全方位画像20からパノラマ画像
30を作成する。画像処理手段13では、先ず画素分割
処理部27により全方位画像20をrθ座標上の多数の
画素29に分割し、その画素データに基づいて変換処理
部28において、全方位画像20のr座標上の各画素2
9相互間の比率を変化させずに、rθ座標からxy座標
に変換する。
【0038】この変換処理に際しては、図5及び図7に
示すように、全方位画像20の特徴的部分があるr座標
r3上の各画素29相互の比率が、パノラマ画像30の
対応するy座標y3上の各画素29の比率と略一致する
ように、特徴的部分の画素データを基準として画像処理
を行う。例えば、図5に示すような人の集合写真の場合
には、人の顔の部分に特徴があるので、各被写体像12
a〜12hの顔が比較的集中するr座標r3の画素29
の画素データを基準として、r座標上の各画素29相互
間の比率を変化させずに画像処理を行う。
【0039】従って、この場合には、被写体像12a〜
12hの顔がある部分のr座標r3を基準とし、その基
準r座標r3上の各画素29がその比率でパノラマ画像
30の基準y座標y3上に配列し、基準r座標r3より
も外側の画像がx軸方向に縮小し、基準r座標r3より
も内側の画像がx軸方向に拡大するように夫々の画素デ
ータに基づいて画像処理を行い、また拡大処理に当たっ
ては、そのrθ座標上の隣接する各画素29の画素デー
タに基づいて拡大部分の画素データを補間制御により求
めて、拡大処理部分のデータを補間する。
【0040】この結果、パノラマ画像30では、図7に
示すように、各壁面像2a〜5aの境界、ドアー像6a
の左右両側縁、窓像7aの左右両側縁、絵画像8aの左
右両側縁、椅子像11a等に顕著であるように、縦方向
の部分は上下方向に平行になり、また全方位撮影手段1
0に対して同心状の部分は左右方向に平行になる。これ
らと同様に全方位画像20の各被写体像12a〜12h
の画像も修正される。
【0041】しかも、全方位画像20の径方向の内、そ
の被写体像12a〜12hの最も特徴的な部分を基準と
して、r座標の各画素29の比率を変化させずに、全方
位画像20からパノラマ画像30に変換しているので、
このような画像処理を行っても、その被写体像12a〜
12hの最も特徴的な部分には大きな変化がなく、集合
写真としての意義を損なうようなことはない。
【0042】画像処理手段13の変換処理部28におい
て、全方位画像20からパノラマ画像30への変換処理
が完了すると、印刷手段15がその設定に応じてシート
材31にパノラマ画像30を印刷し、これによって被写
体12A〜12Hの集合写真であるパノラマ写真ができ
上がる。従って、従来に比較して容易にパノラマ写真を
撮影し作成できる。なお、パノラマ画像30には、全方
位画像20の一部を印刷するようにしても良い。
【0043】このパノラマ写真は、シート材31の裏に
粘着剤32を塗布しているので、剥離シート材33を剥
がせば、その粘着剤32により任意のものに貼付するこ
ともできる。例えば、1枚のパノラマ写真毎にシート材
31を切断して円筒体等の外周面に貼付すれば、各被写
体像12a〜12hは外側に向いた状態になるが、撮影
時の各被写体12A〜12Hの着席状態を再現できる。
【0044】以上、本発明の一実施形態について詳述し
たが、本発明はこの実施形態に限定されるものではな
く、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の変更が可
能である。例えば、実施形態では、全方位撮影手段10
として凸面鏡16とカメラ17とを組み合わせたものを
例示しているが、全方位撮影手段10は縦軸廻りに回転
する反射鏡と、この反射鏡を介して全方位画像20を撮
影するカメラ17とを組み合わせたもの等、他の構成の
ものを使用しても良い。
【0045】また全方位撮影手段10に凸面鏡16を使
用する場合でも、その凸面鏡16は球面状でも良いし、
放物線の軸対称形状をしたもの、三角錐状をしたもの等
でも良く、カメラ17により全方位画像20を撮影可能
なものであれば、その凸面鏡16の表面形状は別段問題
ではない。
【0046】更に実施形態では、全方位画像20をパノ
ラマ画像30に変換する場合について例示しているが、
必ずしも全方位画像20である必要はない。例えば、本
発明は、全周の内の一部を除く周方向の方位画像をカメ
ラ17により撮影して、その方位画像をパノラマ画像3
0に変換する場合にも、同様に採用することができる。
【0047】本発明は、予め撮影された方位画像(全方
位画像20を含む)の写真を使用して、その方位画像を
パノラマ画像30に変換する場合にも採用可能である。
例えば、予め撮影された方位画像等の写真の場合には、
その写真をスキャナー等で画像データとして読み込み、
その画像データを基に画像処理手段13の画像処理でパ
ノラマ画像30に変換すれば良い。
【0048】また実施形態では、撮影室1に全方位撮影
手段10を設置して撮影する場合を例示しているが、携
帯式の全方位撮影手段10を用いて全方位画像20を撮
影し、その全方位画像20の画像データを記録媒体に記
録しておき、その後に記録媒体を読み取り手段にセット
して画像処理手段13に入力するようにしても良い。従
って、この場合には、全方位撮影手段10と画像処理手
段13とを直接電気的に接続しておく必要はない。
【0049】画像処理手段13で画像処理する場合に、
各被写体12A〜12Hと全方位撮影手段10との距離
に差がある場合には、全方位撮影手段10に近い被写体
が大きく写るので、その距離の違いを考慮してパノラマ
画像30上で各被写体12A〜12Hが略同程度の大き
さになるように部分的に修正する処理を行っても良い。
また被写体12A〜12Hの全体の大きさを揃える他、
被写体12A〜12Hの顔の部分を大きくしたり、足の
部分を長くしたりする等、パノラマ画像30上において
部分的に縦横の比率を変える処理を行うことも可能であ
る。
【0050】また画像処理手段13での画像処理に際し
て、被写体12A〜12Hの画像を基にアニメーション
化する処理を行ったり、背景を別のものに入れ換えて、
別の背景に変えたりすることも可能である。背景を変え
る場合には、被写体12A〜12Hの画像データを抽出
して、それを別の背景の画像データに重ねる処理を行え
ば良い。更に印刷後のパノラマ画像30がセピア色とな
るように、画像処理においてセピア処理を行うようにし
ても良い。
【0051】画像処理手段13でパノラマ画像30に画
像処理した後は、記憶媒体にその画像データを記憶させ
ておき、必要なときにモニター手段14に表示するよう
に利用しても良い。従って、実施形態では、パノラマ画
像30をシート材31に直ちに印刷する場合について例
示しているが、シート材31に直ちに印刷しなくても良
い。
【0052】またパノラマ画像30をシート材31に印
刷する場合でも、その裏面に粘着剤32を塗布していな
いものを使用しても良い。更に粘着剤32付きのシート
材31に印刷する場合でも、1枚のシート材31に同一
サイズの1種類のパノラマ画像30を複数個印刷する
か、又はサイズの異なる複数種類のパノラマ画像30を
複数個印刷するようにしても良いし、その両方を1個又
は複数個づつ組み合わせて印刷するようにしても良い。
勿論、1枚のシート材31に1個のパノラマ画像30を
印刷することも可能である。
【0053】パノラマ画像30をパノラマ写真としてシ
ート材31に印刷する場合、この実施形態ではパノラマ
画像30を横長矩形状に印刷しているが、パノラマ写真
の外周側は任意の形状にすることもできる。従って、外
側の形状は問題ではない。
【0054】
【発明の効果】本発明では、周方向の方位画像20から
パノラマ画像30を作成する方法であって、方位画像2
0を径方向及び周方向の多数の画素29に分割したrθ
座標の画素データをxy座標の画素データに変換する画
像処理を行い、左右方向にパノラマ展開したパノラマ画
像30を作成し、このパノラマ画像30を、裏面に粘着
剤32が塗布されたシート材31に印刷するので、周方
向の方位画像20を基にしたパノラマ画像30を、裏面
に粘着剤32が塗布されたシート材31に容易に印刷で
きる。
【0055】また本発明では、周方向の方位画像20か
らパノラマ画像30を作成する方法であって、方位画像
20を径方向及び周方向の多数の画素29に分割したr
θ座標の画素データを、少なくとも方位画像20のr座
標上の各画素29相互間の比率を変化させずに、方位画
像20の任意の基準r座標r3上の各画素29が基準y
座標y3上に配列し、且つ基準r座標r3よりも外側の
画像がx軸方向に縮小し、及び/又は基準r座標r3よ
りも内側の画像がx軸方向に拡大するようにxy座標の
画素データに変換する画像処理を行い、左右方向にパノ
ラマ展開したパノラマ画像30を作成し、このパノラマ
画像30を、裏面に粘着剤32が塗布されたシート材3
1に印刷するので、周方向の方位画像20を基にしたパ
ノラマ画像30を、裏面に粘着剤32が塗布されたシー
ト材31に容易に印刷できる。
【0056】しかも、本発明では、画像処理に際して、
方位画像20の特徴的部分のr座標r3上の各画素29
相互の比率が、パノラマ画像30の対応するy座標y3
上の各画素29相互間の比率と略一致するように、方位
画像20の特徴的部分のr座標r3上の画素データを基
準として画像処理を行うので、画像処理によって方位画
像20の特徴的部分の変化を防止できる。
【0057】本発明装置では、周方向の方位画像20を
撮影する撮影手段10と、該撮影手段10の画像データ
に基づいて方位画像20を展開したパノラマ画像30に
画像処理を行う画像処理手段13と、該画像処理手段1
3の画像データに基づいて、裏面に粘着剤32が塗布さ
れたシート材31にパノラマ画像30を印刷する印刷手
段15とを備えているため、周方向の方位画像20を撮
影して、その方位画像20を基にしたパノラマ画像30
を、裏面に粘着剤32が塗布されたシート材31に容易
に印刷できる。
【0058】また本発明装置では、撮影手段10は、凸
面鏡16と、該凸面鏡16の軸心21上に対向して配置
されたカメラ17とを備えた全方位撮影式であるので、
簡単な構成の撮影手段10で全方位画像20を容易に撮
影できる。
【0059】更に本発明装置では、画像処理手段13
は、方位画像20を径方向及び周方向の多数の画素29
に分割したrθ座標の画素データをxy座標の画素デー
タに変換する画像処理を行い、左右方向にパノラマ展開
したパノラマ画像30を作成する機能を備えているの
で、方位画像20からパノラマ画像30を容易に作成で
きる。
【0060】また本発明装置では、画像処理手段13
は、方位画像20を径方向及び周方向の多数の画素29
に分割したrθ座標の画素データを、少なくとも方位画
像20のr座標上の各画素29相互間の比率を変化させ
ずに、方位画像20の任意の基準r座標r3上の各画素
29が基準y座標y3上に配列し、且つ基準r座標r3
よりも外側の画像がx軸方向に縮小し、及び/又は基準
r座標r3よりも内側の画像がx軸方向に拡大するよう
にxy座標の画素データに変換する画像処理を行い、左
右方向にパノラマ展開したパノラマ画像30を作成する
機能を備えているので、方位画像20からパノラマ画像
30を容易に作成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す撮影室の概略平面断
面図である。
【図2】本発明の一実施形態を示す撮影室の概略正面断
面図である。
【図3】本発明の一実施形態を示すブロック図である。
【図4】本発明の一実施形態を示す全方位撮影手段の正
面断面図である。
【図5】本発明の一実施形態を示す全方位画像の画像図
である。
【図6】本発明の一実施形態を示す画素の説明図であ
る。
【図7】本発明の一実施形態を示すパノラマ画像の画像
図である。
【図8】本発明の一実施形態を示すシート材の断面図で
ある。
【符号の説明】
10 全方位撮影手段 13 画像処理手段 15 印刷手段 16 凸面鏡 17 カメラ 20 全方位画像 29 画素 30 パノラマ画像 31 シート材 32 粘着材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/262 H04N 5/262 5C053 5/91 5/91 H (72)発明者 前田 武志 大阪府大阪市此花区春日出北3丁目8番地 4 ハイツすみれ201 (72)発明者 大和 信夫 大阪府大阪市浪速区下寺2−2−18 ヴイ ストン株式会社内 Fターム(参考) 2H054 AA01 BB11 2H059 BA07 5C022 AA13 AB68 AC01 AC31 AC42 AC51 AC54 5C023 AA10 AA31 AA37 CA01 DA04 5C052 AA11 AB02 CC20 DD02 5C053 FA04 HA40 LA01 LA03 LA06

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周方向の方位画像(20)からパノラマ画像
    (30)を作成する方法であって、前記方位画像(20)を径方
    向及び周方向の多数の画素(29)に分割したrθ座標の画
    素データをxy座標の画素データに変換する画像処理を
    行い、左右方向にパノラマ展開したパノラマ画像(30)を
    作成し、このパノラマ画像(30)を、裏面に粘着剤(32)が
    塗布されたシート材(31)に印刷することを特徴とするパ
    ノラマ画像印刷方法。
  2. 【請求項2】 周方向の方位画像(20)からパノラマ画像
    (30)を作成する方法であって、前記方位画像(20)を径方
    向及び周方向の多数の画素(29)に分割したrθ座標の画
    素データを、少なくとも前記方位画像(20)のr座標上の
    各画素(29)相互間の比率を変化させずに、前記方位画像
    (20)の任意の基準r座標r3上の各画素(29)が基準y座
    標y3上に配列し、且つ前記基準r座標r3よりも外側
    の画像がx軸方向に縮小し、及び/又は前記基準r座標
    r3よりも内側の画像がx軸方向に拡大するようにxy
    座標の画素データに変換する画像処理を行い、左右方向
    にパノラマ展開したパノラマ画像(30)を作成し、このパ
    ノラマ画像(30)を裏面に粘着剤(32)が塗布されたシート
    材(31)に印刷することを特徴とするパノラマ画像印刷方
    法。
  3. 【請求項3】 前記画像処理に際して、前記方位画像(2
    0)の特徴的部分のr座標r3上の各画素(29)相互の比率
    が、前記パノラマ画像(30)の対応するy座標y3上の各
    画素(29)相互間の比率と略一致するように、前記方位画
    像(20)の特徴的部分のr座標r3上の画素データを基準
    として画像処理を行うことを特徴とする請求項1又は2
    に記載のパノラマ画像印刷方法。
  4. 【請求項4】 周方向の方位画像(20)を撮影する撮影手
    段(10)と、該撮影手段(10)の画像データに基づいて前記
    方位画像(20)を展開したパノラマ画像(30)に画像処理を
    行う画像処理手段(13)と、該画像処理手段(13)の画像デ
    ータに基づいて、裏面に粘着剤(32)が塗布されたシート
    材(31)に前記パノラマ画像(30)を印刷する印刷手段(15)
    とを備えたことを特徴とする撮影印刷装置。
  5. 【請求項5】 前記撮影手段(10)は、凸面鏡(16)と、該
    凸面鏡(16)の軸心上に対向して配置されたカメラ(17)と
    を備えた全方位撮影式であることを特徴とする請求項4
    に記載の撮影印刷装置。
  6. 【請求項6】 前記画像処理手段(13)は、前記方位画像
    (20)を径方向及び周方向の多数の画素(29)に分割したr
    θ座標の画素データをxy座標の画素データに変換する
    画像処理を行い、左右方向にパノラマ展開したパノラマ
    画像(30)を作成する機能を備えたことを特徴とする請求
    項4又は5に記載の撮影印刷装置。
  7. 【請求項7】 前記画像処理手段(13)は、前記方位画像
    (20)を径方向及び周方向の多数の画素(29)に分割したr
    θ座標の画素データを、少なくとも前記方位画像(20)の
    r座標上の各画素(29)相互間の比率を変化させずに、前
    記方位画像(20)の任意の基準r座標r3上の各画素(29)
    が基準y座標y3上に配列し、且つ前記基準r座標r3
    よりも外側の画像がx軸方向に縮小し、及び/又は前記
    基準r座標r3よりも内側の画像がx軸方向に拡大する
    ようにxy座標の画素データに変換する画像処理を行
    い、左右方向にパノラマ展開したパノラマ画像(30)を作
    成する機能を備えたことを特徴とする請求項4〜6の何
    れかに記載の撮影印刷装置。
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JP2006527012A (ja) * 2003-05-01 2006-11-30 ギブン・イメージング・リミテツド パノラマ視野の撮像装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006527012A (ja) * 2003-05-01 2006-11-30 ギブン・イメージング・リミテツド パノラマ視野の撮像装置
US7801584B2 (en) 2003-05-01 2010-09-21 Given Imaging Ltd. Panoramic field of view imaging device

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