JP2002261742A - 時間スロット符号化データ伝送のための通信システム,方法および信号 - Google Patents

時間スロット符号化データ伝送のための通信システム,方法および信号

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JP2002261742A
JP2002261742A JP2002029752A JP2002029752A JP2002261742A JP 2002261742 A JP2002261742 A JP 2002261742A JP 2002029752 A JP2002029752 A JP 2002029752A JP 2002029752 A JP2002029752 A JP 2002029752A JP 2002261742 A JP2002261742 A JP 2002261742A
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synchronization
time slot
pattern
synchronization pattern
communication system
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JP2002029752A
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Manfred Zinke
ツィンケ マンフレート
Mike Wolf
ヴォルフ ミケ
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Koninklijke Philips NV
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Koninklijke Philips Electronics NV
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/50Circuit switching systems, i.e. systems in which the path is physically permanent during the communication
    • H04L12/52Circuit switching systems, i.e. systems in which the path is physically permanent during the communication using time division techniques
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L25/00Baseband systems
    • H04L25/38Synchronous or start-stop systems, e.g. for Baudot code
    • H04L25/40Transmitting circuits; Receiving circuits
    • H04L25/49Transmitting circuits; Receiving circuits using code conversion at the transmitter; using predistortion; using insertion of idle bits for obtaining a desired frequency spectrum; using three or more amplitude levels ; Baseband coding techniques specific to data transmission systems
    • H04L25/4902Pulse width modulation; Pulse position modulation

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  • Physics & Mathematics (AREA)
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  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)
  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 時間スロット符号化データ信号の同期化の利
点を与える通信システムを形成すること。 【解決手段】 本発明は、時間スロット符号化を利用し
た伝送媒体を介してデータ・ストリームを伝送する手段
を有する通信システムに関する。同期パターンは、デー
タ・ストリームに挿入されるよう設けられ、前記データ
信号の各自の時間スロットには依存せずに、前記時間ス
ロット符号化の総ての有効なデータ信号と、指定可能な
ハミング距離だけ相違するよう選択され、且つ前記同期
パターンを時間シフトしたもの総てと、指定可能なハミ
ング距離だけ相違するよう選択されることを特徴とする
通信システム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、時間スロット符号
化データ伝送のための通信システム,方法および信号に
関連する。
【0002】
【従来の技術】時間スロット符号化伝送システムでは、
時間フレーム内の1つ又はそれ以上のパルスの時点を利
用して、符号化が行われる。時間スロット符号化データ
伝送に多く使用される変調方法は、パルス位置変調(PP
M: Pulse Position Modulation)方法であり、これは有
線および無線両者の通信システムに適切である。PPM
シンボルでは、ldLビットが1パルスの位置で符号化
される。各シンボルはL時間スロットに分割され、これ
らはチップとしても記される。割当テーブルを利用し
て、送信される情報は、「1」を有するチップの位置
(すなわち1パルス)を判定する。PPM伝送の利点
は、例えば、電力効率およびハイ・パス・フィルタへの
抵抗である。1例を挙げると、赤外線データ協会(IrDa:
Infrared Data Association)の4−PPMモードであ
る。開発における主な問題は、受信端におけるPPMシ
ンボルの同期である。PPMシンボルが受信端で同期可
能である(すなわち、それらの位相角が既知である)場
合にのみ、送信情報のデコードが可能である。時分割多
重(TDM)モードにおける同時的な動作が存在する場合、
TDMフレームはなお更同期しなければならない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、時間スロッ
ト符号化データ信号の同期化の利点を与える通信システ
ムを形成することを課題とする。さらにこの課題は、適
切な方法および信号を特定することも含む。
【0004】
【課題を解決するための手段】通信システムに関連し
て、その課題を解決する本発明は、時間スロット符号化
を利用した伝送媒体を介してデータ・ストリームを伝送
する手段を有する通信システムであって、前記データ・
ストリームに挿入されるように同期パターンが設けら
れ、前記同期パターンは、前記データ信号の各自の時間
スロットには依存せずに、前記時間スロット符号化の総
ての有効なデータ信号と、指定可能なハミング距離だけ
相違するよう選択され、且つ前記同期パターンを時間シ
フトしたもの総てと、指定可能なハミング距離だけ相違
するよう選択されるところの通信システムである。
【0005】この通信システムでは、同期パターンは、
時間スロット符号化の総ての有効データ信号に関連する
特定の指定可能なハミング距離を有し、それらの位相角
には依存しない。有効データ信号は、各自の時間スロッ
ト符号化の各自の符号化規則に従って形成された信号で
あると理解される。例えば4−PPMシンボルは、チッ
プとして記されるそれぞれ4つの時間スロットより成
る。4−PPMシステムの場合の符号化規則は、PPM
シンボルの時間フレームにおいて、各スロットについて
1チップのみが値“1”を有し、すなわちPPMシンボ
ルの時間フレームにおいて各スロットにおいて1パルス
のみが存在するというものである。さらに、受信同期パ
ターンは、有効時間スロット符号化シンボルに隣接し
て、送信同期パターンをシフトさせたもの総てに対し
て、特定の指定可能なハミング距離を有する。
【0006】データ伝送の開始時のトレーニング・シー
ケンス内だけでなく、任意の所望の時点で同期パターン
を挿入することが可能である。例えば、非対称転送モー
ド(ATM: Asynchronous Transfer Mode)データ伝送の場
合に、各ATMセルの前にそのパターンを送信すること
が可能である。これにより、たとえ非対称性が失われた
後であっても、次のATMセルの適切な受信が保証され
る。
【0007】請求項2に記載されたような通信システム
の有利な実施例では、送信エラーに関する要求に応じて
選択可能なトレランス(tolerance)が達成可能であり、
これにより、たとえ所与のチャネルが貧弱であっても信
頼性のある同期が達成される。一方、時間スロット符号
化の可能な有効データ・シーケンスと同期パターンとの
間の適切なハミング距離に起因して、乱れた同期パター
ンを受信した際のチップ・エラーが補償され得る。一
方、誤りによって同期パターンを受信する確率は低く抑
えることが可能である。
【0008】請求項3に記載されたような本発明の有利
な実施例では、受信したデータ・ストリームと同期パタ
ーンとの差に関して特定の閾値を下回った又は達した場
合に、新たな同期が実行される。例えば、閾値がCであ
る場合に、補償されるべきパターンの伝送中にC個の誤
りが生じ得る。同期パターンは、時間スロット符号化の
各々の可能なデータ・シーケンスと、チップの遅延に依
存することなく特定の場所数だけ異なり、通常の時間ス
ロット符号化データ送信の最中に、送信エラーに起因す
る同期パターンのランダムな偽物によって誤った同期が
生じないようにする。その場所数はハミング距離として
も言及される。その数の大きさがDである場合、送信エ
ラーは、模造された同期パターンに関し同期パターン長
(D−C)の範疇で生じる。適切なチップ・クロックに
対する送信同期パターンの認定を保証するため、同期パ
ターンは、同期パターンをシフトして得られるもの総て
と、および時間スロット符号化データに関連する同期パ
ターンをシフトして得られるもの総てと、特定のハミン
グ距離Eだけ異なり、ハミング距離Eはハミング距離D
と必ずしも対応している必要はない。
【0009】したがって、受信したチップ・シーケンス
が、同期パターンと特定のチップ数だけ異なっている場
合であって、それが条件および可能なアウトレイ(outla
y)に依存して選択可能である場合、この同期パターンに
割り当てられ、同期パルスを生成する。
【0010】請求項4に記載されたような本発明の有利
な実施例では、通信システムが時分割多重接続(TDMA: T
ime Division Multiple Access)システムである。この
ようなシステムでは、同期パターンを利用して、TDM
A時間フレームのフレーム同期と、時間スロット同期の
シンボル(例えばPPMシンボル)のシンボル同期とが
同時に実行可能である。
【0011】請求項5に記載されたような本発明の有利
な実施例では、受信したチップシーケンスと格納されて
いる同期パターンとの比較は、N個のシフトレジスタを
利用して行われ、そのシフトレジスタのN個の並列出力
が、例えば同値ゲート(equivalence gate)を利用して、
格納された同期パターンと2つ組ずつ(in pairs)比較さ
れる。同期検出器のコストは低く抑えることが可能であ
り、特に、ゼロ“0”を導出する(非対応の場合)同値
ゲート出力を利用すると、単なるモジュロC+2に置き
換わるという事実が利用される。
【0012】長さNの内部に格納されたパターンが、調
整可能な位置数またはエラー数までの最新のN受信チッ
プに対応するときはいつでも、検出器は正確に同期パタ
ーンを生成する。この場合、検出器に格納された同期パ
ターンは、データ・ストリームに挿入され送信された同
期パターンに対応し、または送信された同期パターンの
一部より成る。したがって、たとえば信号平均値を維持
するため、またはバイト・オリエンテーション(byte or
ientation)を満足するために、送信される同期パターン
に関する拡張の行われることが可能である。受信端にお
ける格納された土器パターンと受信データ・ストリーム
の比較は、各チップ・クロック・パルスで行われる。
【0013】請求項6に記載された同期検出器は、特に
簡潔でコスト効率良く実現可能である。
【0014】請求項7は本発明による時間スロット符号
化信号に関連し、請求項8は適切な送信方法に関する。
【0015】以下、図1ないし8の図を参照して、いく
つかの本願実施例を詳細に説明する。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は、4つの通信ノード0,
1,2,3を有する通信システムを示す。4つの通信ノ
ード0ないし3は、それぞれ共通の伝送媒体5に結合さ
れている。共通の伝送媒体5は、光学的データ伝送に適
切な媒体であることが好ましく、例えば、光学バス・シ
ステム、または赤外線を利用した情報の無線伝送用のチ
ャネルである。共通の伝送媒体5は、時分割多重化方法
で4つの通信ノードに利用されるのが好ましい。時間ス
ロット符号化テレコミュニケーションには、伝送媒体5
を介する送信データが提供される。時間スロット符号化
伝送システムでは、時間フレーム内の1つまたはそれ以
上のパルスの時間位置を利用して符号化が行われる。時
間スロット符号化データ伝送に多く使用される変調方法
は、PPM(パルス位置変調)方法であり、これは有線
および無線両者の通信システムに適切である。
【0017】図2は、4−PPM(パルス位置変調)伝
送の原理を示す。このような伝送は例えばIrDa(赤
外線データ協会)インターフェースに使用される。4−
PPMシンボルでは、1パルスの位置によって2ビット
が符号化される。各4−PPMシンボルは4つの時間ス
ロットに分割され、これらはチップと指定される。祖進
される情報は、割当テーブルを利用して、パルスを有す
るチップすなわち情報“1”の位置を定める。チップの
持続時間は、図2ではTcで指定され、図2のTsで4
チップを有するシンボルの持続時間は、各々についてT
sの時間を有する4−PPMシンボルを示す。第1シン
ボルでは第1チップが値“1”を有し、第2シンボルで
はそれは第2チップであり、第3シンボルではそれは第
3チップであり、第4シンボルではそれは第4チップで
ある。これは、枠で囲まれ影の付された長方形で表現さ
れている。
【0018】4−PPMシンボルが受信端で同期してい
る場合に限り(すなわち、それらの位相角が既知である
場合)、送信情報はデコードされ得る。受信端で同期化
を可能にするため、送信端において同期パターンがデー
タに挿入される。これは受信端での同期のために提供さ
れ、同期パターンに対してデータ・ストリームの連続的
な検査を実行する。
【0019】図3は、送信同期パターンTxおよび受信
同期パターンRxの例を示す。送信同期パターンTxお
よび受信同期パターンRxは、時間軸10において時間
の関数として描かれており、送信同期パターンの長さは
Txによって記され、受信同期パターンのそれはRxで
記される。受信端における受信同期パターンRxは、送
信端での送信同期パターンTxの一部分のみより成る点
に留意を要する。送信同期パターンTxの残りのチップ
は、送信信号の平均値のような特定の性質、またはそれ
以外の送信のバイト方向にのみ対応する性質を保証する
よう提供される。図3による受信同期パターンRxは、
各々の可能性のある有効な4−PPMシーケンスと少な
くとも3つの場所で異なっており、それらの位相角に依
存せずに、したがって時間スロット符号化の総ての有効
データ信号に対してハミング距離(Hamming distance)3
を有する。有効データ信号は、各自の時間スロット符号
化の各自の符号化規則に従って形成された信号である。
図2,3による4−PPMシステムの場合では、符号化
規則は、4−PPMシンボルの時間フレームにおいて一
度に1チップのみが値“1”を有し、すなわち4−PP
Mシンボルの時間フレームにおいて一度に1パルスのみ
が存在するというものである。さらに、受信端における
受信同期パターンRxは、送信同期パターンTxを(有
効4−PPMシンボルに隣り合って)シフトさせたもの
総てに対してハミング距離3を有する。
【0020】各有効4−PPMデータ・シーケンスは図
3の時間軸10の下側に描かれており、データ・シーケ
ンスは、受信同期パターンRxと可能な最大数の対応を
与えるように選択される。時間軸11に描かれているデ
ータ・シーケンスにおいて、4−PPMシンボルに対す
るシンボル・クロックは、送信同期パターンTxおよび
受信同期パターンRxのシンボル・クロックの1チップ
前である。時間軸12に描かれているデータ・シーケン
スのシンボル・クロックは、送信同期パターンTxおよ
び受信同期パターンRxの時間クロックに対応する。
【0021】時間軸13に描かれているデータ・シーケ
ンスのシンボル・クロックは、送信同期パターンTxお
よび受信同期パターンRxのシンボル・クロックの1チ
ップ後である。時間軸14に描かれているデータ・シー
ケンスのシンボル・クロックは、送信同期パターンTx
および受信同期パターンRxのシンボル・クロックの2
チップ後である。
【0022】各自のデータ・シーケンスは、受信同期パ
ターンRxとできるだけ多くの数が対応するように選択
されるが、いずれの場合においても3つの場所で相違が
生じる。受信同期パターンRxおよび4−PPMデータ
・シーケンス(例)が異なっているところのそれらの場
所は、ドット「・」で記されている。
【0023】同期時刻を適切に検出するために、隣接す
るデータと共にシフトされた送信同期パターンTxが、
同期検出器のシフト・レジスタに配置されるときはいつ
でも、ハミング距離の3も保証される。
【0024】そのようなパターンを利用して、データ伝
送の開始時のトレーニング・シーケンス内だけでなく、
任意の所望の時点で同期パターンを送信することが可能
である。例えば、非対称転送モード(ATM: Asynchronous
Transfer Mode)データ伝送の場合に、各ATMセルの
前にそのパターンを送信することが可能である。これに
より、たとえ非対称性が失われた後であっても、次のA
TMセルの適切な受信が保証される。
【0025】図4は、受信したチップ・シーケンスを受
信同期パターンRxと連続的に比較することが可能な同
期検出器を示す。このため、同期検出器はN個のシフト
・レジスタ20を有する。矢線21で示されるように、
シフト・レジスタ20は入力側の受信チップ・シーケン
スのデータ・ストリームを受ける。同期検出器は長さN
のスタティック(static)データ・メモリ22を有し、そ
こには受信同期パターンRxが格納されている。シフト
・レジスタ20およびスタティック・データ・メモリ2
2は、それぞれN個の並列出力を有する。データ・メモ
リ22およびシフト・レジスタ20の長さNは、受信同
期パターンRxの長さNに対応する。データ・メモリ2
2およびシフト・レジスタ20のN個の並列出力は、同
値ゲートの各入力に対の形式で結合される。同値ゲート
23の出力は、閾値判別器24の入力に結合される。
【0026】シフト・レジスタ20に格納されているデ
ータ信号は、同値ゲート23を利用して、データ・メモ
リ22に格納されている受信同期パターンRxとビット
毎に比較される。同値ゲート23の出力信号は、閾値判
別器24に加えられる。閾値判別器は、指定可能な閾値
を超える場合に同期パルス25を出力する。閾値は訂正
可能なエラー数により決定される。図3の受信同期パタ
ーンRxは、各々の可能な有効4−PPMシーケンスと
少なくとも3つの場所で相違しているので、総ての有効
データ信号に関してそのハミング距離を有する。このパ
ターンの場合、閾値は、非検出に関して要求される誤り
確率または受信同期パターンRxの制限に依存して、例
えば、1,2または3の値に固定される。
【0027】閾値判別器24のコストは低く抑えること
が可能であり、特に、論理ゼロ“0”(対応なし)を利
用する同値ゲート23の出力加算は、単なるモジュロC
+2になる。
【0028】図5ないし8は、4−PPMに対する送信
同期パターンTxおよび受信同期パターンRxの例を示
す。
【0029】この場合、各パターンは、図5ではハミン
グ距離3に関して、図6ではハミング距離4に関して、
図7ではハミング距離5に関して、図8ではハミング距
離6に関して示されている。TxおよびRxパターンは
常に対(ペア)で示され、Txパターンが先に示され、
その後にRxパターンが示される。
【0030】以下の基準はパターンを選択する場合に考
慮された:第1の基準として考慮されたものは、Txパ
ターンが関連するPPM信号と同一の平均値(すなわ
ち、1/L)を有することである。たとえ短いパターン
であったとしてもパターンと信号と間のハミング距離を
申し分なく達成することは、OOK信号に関して可能で
あるが、そのパターンの前および/または後に、受信機
が変更された信号平均値に設定され得るものの中に付加
的なシーケンスを挿入する必要がある。例えば、IEE
E820.11規格における標準化された同期方法の場
合に、このシーケンス単独では32チップ長である。
【0031】第2の基準として考慮されたものは、Tx
パターンがL−PPMシーケンスと同様に高い通過特性
(high pass characteristics)を有することである。し
たがって、パターン探索の間において、その選択は以下
のパターンに限定され、それらはPPMデータ・シーケ
ンスに比較して以下の性質を有する:
【0032】
【表1】 境界条件は他のアプリケーションに対して緩和され又は
修正され得る。
【0033】最後に、第3の基準として考慮されたもの
は、受信同期パターンRxが、総ての有効PPMデータ
・シーケンスに対して(それらの(チップ内の)位相角
に依存せずに)、および総ての送信同期パターンのシフ
トさせたもの(これは有効PPMに隣接している)に対
して、最小ハミング距離を有することである。このた
め、トレーニング・シーケンス内だけでなく、任意の所
望の時点でそのパターンを送信することが可能である。
IRシステムの具体例では、各ATMセルの前にそのパ
ターンが送信される。したがって、たとえ非対称性が失
われた後であっても、次のATMセルの適切な受信が保
証される。
【0034】探索は、コンピュータ・プログラムを利用
して実行され、その長さがL=4の倍数である送信同期
パターンTxに限定される。上記の条件を満足する送信
同期パターンTxの最小長さNtxは、各々のハミング
距離に関して与えられる。パターン数は非常に大きいの
で、受信同期パターンRxの長さNrxが最小であるパ
ターンのみが特定される。特定されたパターンに加え
て、鏡像の関係にあるもの(mirrored variant)も常に利
用される。3バイトまでのTxパターン長に関して、d
h=6のハミング距離までのパターンが見出された。
【0035】通信システムの用途および条件に依存し
て、上記の基準も修正されおよび/または他の基準が設
定され、従って、コンピュータ・シミュレーションによ
って他パターンが見出され得る。
【0036】同期誤り確率は、検出された送信パターン
の確率、およびPPMデータ・シーケンス(偽警報(fal
se alarm))の最中にエラーとして生成された同期パル
スの確率の間で区別しなければならない。2つの確率
は、Pe,lossおよびPe,falseによって示される。
【0037】Rxパターンの長さがNrxであり、dc
エラーが判別器閾値によって調整されているとすると、
送信パターンは次の確率で検出されない:
【0038】
【数1】 Pe,chipは、チップ誤り確率である。これに対して、少
なくともdhの異なるチップ位置(dhはハミング距
離)の範疇で、少なくともdh−dcのエラーが生じる
場合に、偽警報が生じる。各チップ・クロック・パルス
に関して、偽警報の確率は:
【0039】
【数2】 しかしながら、Rxパターンと高々dh個の箇所で相違
するPPMデータ・シーケンスが送信される場合に限っ
て、同じシンボルが有効である。そのような組み合わせ
の確率は、距離5および6の様々なRxパターンについ
て平易なシミュレーションによって決定される。総ての
場合においてそれは1/1000より小さかった。同様
なデータに関する、粗い見積もりの目的に対しては、
(J/1OOO)を(2)倍することが可能である。規
定されたトレーニング・シーケンスおよりキャリア検出
に続く送信の開始時にのみそのパターンを探索するこ
と、および良好な検出の後にその探索が終了することが
実質的に一層簡潔になる。この場合、そのパターンは、
トレーニング・シーケンスとだけ区別される必要があ
り、および偽警報が検出されないように、総ての可能な
PPMデータ・シーケンスとは区別される必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、共通の伝送媒体に結合された4つの通
信ノードを有する通信システムを示す。
【図2】図2は、4−PPM(パルス位置変調)伝送の
原理を示す。
【図3】図3は、ハミング距離3の挿入された有効デー
タ信号を有する送信同期パターンTxおよび受信同期パ
ターンRxの例を示す。
【図4】図4は、受信したチップ・シーケンスを受信同
期パターンRxと連続的に比較する同期検出器を示す。
【図5】図5は、4−PPMおよびハミング距離3に対
する送信同期パターンTxおよび受信同期パターンRx
を示す。
【図6】図6は、4−PPMおよびハミング距離4に対
する送信同期パターンTxおよび受信同期パターンRx
を示す。
【図7】図7は、4−PPMおよびハミング距離5に対
する送信同期パターンTxおよび受信同期パターンRx
を示す。
【図8】図8は、4−PPMおよびハミング距離6に対
する送信同期パターンTxおよび受信同期パターンRx
を示す。
【符号の説明】
0〜3 通信ノード 5 伝送媒体 10〜14 時間軸 20 シフト・レジスタ 21 入力データ・ストリーム 22 データ・メモリ 23 同値ゲート 24 閾値判別器 25 同期パルス
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年2月22日(2002.2.2
2)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図6】
【図3】
【図4】
【図5】
【図7】
【図8】
フロントページの続き (71)出願人 590000248 Groenewoudseweg 1, 5621 BA Eindhoven, Th e Netherlands (72)発明者 ミケ ヴォルフ ドイツ連邦共和国,99096 エルフルト, アム シュタットパルク 36 Fターム(参考) 5K014 AA01 EA05 EA07 HA01 5K028 AA01 CC06 HH03 MM16 NN01 NN47 SS28 5K047 AA12 AA13 CC02 HH01 HH12 HH21 HH43

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 時間スロット符号化を利用した伝送媒体
    を介してデータ・ストリームを伝送する手段を有する通
    信システムであって、前記データ・ストリームに挿入さ
    れるように同期パターンが設けられ、前記同期パターン
    は、前記データ信号の各自の時間スロットには依存せず
    に、前記時間スロット符号化の総ての有効なデータ信号
    と、指定可能なハミング距離だけ相違するよう選択さ
    れ、且つ前記同期パターンを時間シフトしたもの総て
    と、指定可能なハミング距離だけ相違するよう選択され
    ることを特徴とする通信システム。
  2. 【請求項2】 前記指定可能なハミング距離が2以上で
    あることを特徴とする請求項1記載の通信システム。
  3. 【請求項3】 受信データ・ストリームと同期パターン
    の連続比較を行うために同期検出器が設けられ、前記同
    期検出器は、前記受信データ・ストリームと前記同期パ
    ターンとの間のハミング距離が指定可能な閾値を下回る
    場合に、同期パルスを生成するよう設けられることを特
    徴とする請求項1記載の通信システム。
  4. 【請求項4】 前記通信システムが時分割多元アクセス
    (TDMA)システムであり、前記同期検出器が、時間
    スロット符号化のシンボル同期およびTDMA時間フレ
    ームのフレーム同期の両者のために設けられることを特
    徴とする請求項3記載の通信システム。
  5. 【請求項5】 前記同期検出器は、データ・ストリーム
    が入力側に供給され並列出力を有するシフト・レジスタ
    を有し、前記同期パターンが前記同期検出器に格納さ
    れ、前記同期検出器は、格納された同期パターンを前記
    シフト・レジスタの出力信号と対の形式で比較を行うこ
    とを特徴とする請求項3記載の通信システム。
  6. 【請求項6】 時間スロット符号化信号のデータ・スト
    リーム内で同期検出パターンを検出する同期検出器であ
    って、前記データ・ストリームが入力側に供給され並列
    出力を有するシフト・レジスタを有し、前記同期パター
    ンが前記同期検出器に格納され、格納された同期パター
    ンを前記シフト・レジスタの出力信号と対の形式で比較
    を行うことを特徴とする同期検出器。
  7. 【請求項7】 規則的な時間間隔で同期パターンを受け
    入れる時間スロット符号化信号であって、前記同期パタ
    ーンは、前記データ信号の各自の時間スロットには依存
    せずに、前記時間スロット符号化の総ての有効なデータ
    信号と、指定可能なハミング距離だけ相違するよう選択
    され、且つ前記同期パターンを時間シフトしたもの総て
    と、指定可能なハミング距離だけ相違するよう選択され
    ることを特徴とする時間スロット符号化信号。
  8. 【請求項8】 時間スロット符号化を利用して伝送媒体
    を介してデータ・ストリームを伝送する方法であって、
    前記同期パターンはデータ・ストリームに挿入されるよ
    う設けられ、前記同期パターンは、前記データ信号の各
    自の時間スロットには依存せずに、前記時間スロット符
    号化の総ての有効なデータ信号と、指定可能なハミング
    距離だけ相違するよう選択され、且つ前記同期パターン
    を時間シフトしたもの総てと、指定可能なハミング距離
    だけ相違するよう選択されることを特徴とする方法。
  9. 【請求項9】 時間スロット符号化を利用して伝送媒体
    を介してデータ・ストリームを伝送する通信システム用
    の端末であって、前記同期パターンはデータ・ストリー
    ムに挿入されるよう設けられ、前記同期パターンは、前
    記データ信号の各自の時間スロットには依存せずに、前
    記時間スロット符号化の総ての有効なデータ信号と、指
    定可能なハミング距離だけ相違するよう選択され、且つ
    前記同期パターンを時間シフトしたもの総てと、指定可
    能なハミング距離だけ相違するよう選択されることを特
    徴とする端末。
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