JP2002260856A - 有機エレクトロルミネセンス素子の製造方法 - Google Patents

有機エレクトロルミネセンス素子の製造方法

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JP2002260856A
JP2002260856A JP2001059954A JP2001059954A JP2002260856A JP 2002260856 A JP2002260856 A JP 2002260856A JP 2001059954 A JP2001059954 A JP 2001059954A JP 2001059954 A JP2001059954 A JP 2001059954A JP 2002260856 A JP2002260856 A JP 2002260856A
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light
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JP2001059954A
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Akihito Nakamura
明史 中村
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Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高精細なフルカラー用有機EL素子を生産性
よく製造できる有機エレクトロルミネセンス素子の製造
方法を提供する。 【解決手段】 第1の基板17上にマトリクス状に配列
された複数の第1の電極16を形成した後、第1の電極
16を覆って、色素を含有しない発光層18を形成する
工程と、第2の基板31上に形成された熱硬化樹脂32
に、第3の基板30を密着加熱して、第3の基板30に
形成されている凹部13に対応する凸部14を熱硬化樹
脂12に形成した後、凸部14上に色素を含有する色素
層15’を形成する工程と、発光層18と色素層15’
が対向するように、第1の基板17と第2の基板11を
密着した後、所定温度に加熱して、色素層15’に含有
される色素を発光層18に拡散含有させる工程とを有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、有機エレクトロル
ミネセンス素子の製造方法に係り、特に有機エレクトロ
ルミネセンス発光層の所定の部位に所定の色素をドーピ
ングするのに好適な有機エレクトロルミネセンス素子の
製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】有機エレクトロルミネセンス素子(以
下、単に有機EL素子ともいう)は、高速応答性を有
し、視野角依存性のない光を、低消費電力で発光するこ
とができることより、表示素子として、携帯端末機器や
パーソナルコンピューターのディスプレイ等に応用する
ことが検討されており、車載オーディオ用表示パネルに
はモノカラーを部分的に組み合わせたエリアカラーの表
示素子として実用化されている。
【0003】有機EL素子の赤(R)、緑(G)、青
(B)に対応した表示素子を組み合わせれば、フルカラ
ー表示も可能であることから、低電圧駆動で高輝度発光
する高性能の有機EL素子についての検討が種々なされ
ている。
【0004】図8は、有機EL素子の基本構成を示す概
略断面図である。有機EL素子60は、透明基板61上
に順次、陽極62、有機エレクトロルミネセンス層(以
下、単に有機EL層ともいう)68、陰極65を積層し
たものより構成される。ガラスなどの透明基板61上に
形成される陽極62は、大きい仕事関数を有し透明な物
質、例えばインジウム−スズ酸化物(Indium−T
in Oxide:以下、単にITOともいう)より構
成される透明電極である。
【0005】有機EL層68は、例えば、正孔輸送層6
3及び発光層64から構成されるが、単一の層からなる
単層型や、電荷注入性、電荷輸送性、発光性の機能に応
じた層からなる積層型など、いろいろの構成がある。正
孔輸送層63としては、例えばアリールジアミン化合物
が用いられる。
【0006】発光層64としては、蛍光性を有する高分
子材料から低分子材料、金属錯体まで幅広く使用され、
その形成法としては、材料により、溶液からの塗布等の
湿式法か真空蒸着などの乾式法が選択される。ここで、
電子輸送性の発光層64の例として、トリス(8−キノ
リノール)アルミニウム有機金属錯体(以下,単にAl
q3ともいう)がある。
【0007】陰極65としては、小さい仕事関数を有す
る、例えば銀−マグネシウム合金膜が形成される。陽極
62と陰極65の間に電源66より電圧を印加すると、
ITO膜の陽極62より注入された正孔は正孔輸送層6
3を通して運ばれて電子輸送性の発光層64に注入さ
れ、一方、銀−マグネシウム合金膜の陰極65より注入
された電子は電子輸送性の発光層64中を移動し、電子
と正孔は発光層64中で両者結合して発光する。
【0008】この発光層64から発せられた光は、透明
な陽極62及び透明基板61を通して、外部に取り出さ
れる。このときの発光色は、発光層64の発光色に依存
し、単色発光であり、Alq3の場合には、緑色発光で
ある。発光色は、発光層にドーピングされる色素によっ
て,選択できる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、有機EL素
子より、発光光を取出し、これにより、フルカラーディ
スプレイを行わせる場合には、解像度に応じた数の画素
をマトリクス状に配列し、この画素(ピクセル)を、赤
(R)、緑(G)、青(B)の三種の微細な素子(サブ
ピクセル)の組合わせより構成する必要がある(アクテ
ィブマトリクス型)。
【0010】有機EL素子を構成する有機エレクトロル
ミネセンス膜(以下、単に有機EL膜ともいう)が低分
子材料から構成される場合には、これらの有機EL膜の
形成には、真空蒸着法が用いられるが、これによって発
光色の異なる微細形状の有機EL膜を正確に配置するこ
とは容易でない。すなわち、真空蒸着法の場合には、微
細なピクセル形状の蒸着マスクを、有機EL膜の形成さ
れるべき基板とは非接触で、しかも基板との隙間が出来
ないように、R,G,B毎に高精度に移動および位置決
めする必要があり、画素面積が微細化すればするほど、
マスク作製技術、位置決めおよび移動機構の精度向上が
求められ、生産性の低下は免れないという課題があっ
た。
【0011】一方、有機EL膜を高分子材料より構成す
る場合には、インクジェット法を用いて各色発光材料を
画素部に塗布してサブピクセルを形成することが提案さ
れているが、各色発光材料溶液の吐出方向および吐出量
の正確性が求められ、指定位置に吐出液が納まり、かつ
乾燥中に指定位置からブリード等を生じないように表面
処理をした微細なバンク(畔、堤防)を予め設けておく
必要があり、生産が容易でないという課題があった。
【0012】また、同様に高分子材料を用いる場合に、
各色に対応する発光層に色素をそれぞれドープする方法
が、例えばTada等によって開示されている(Jp
n.J. Appl. Phys. Vol.38(1
999)ppL1143−L1145)。
【0013】これを、図7に従い説明する。図7は、従
来例の有機エレクトロルミネセンス素子の製造方法であ
る色素ドープ法を示す工程図である。まず、図7の
(a)に示すように、有機EL素子を形成すべき透明基
板1上には、所定形状例えばストライプ状の陽極となる
ITO膜2と、発光層となるポリビニールカルバゾール
(以下、単にPVKともいう)3が形成されており、別
のガラス基板5上には色素ドープされたPVK6が形成
されている。
【0014】次に、図7の(b)に示すように、ガラス
基板1とガラス基板5を、PVK3と色素ドープされた
PVK6とを対向させて配置し、ストライプ状のITO
膜2の両端に電圧を印加し、ジュール熱を発生させ、1
00℃程度に加熱し、色素ドープされたPVK6より色
素をPVK3に拡散移行させる。次に、図7の(c)に
示すように、ガラス基板1とガラス基板5を分離し、ガ
ラス基板1上には所定形状のITO膜2、発光層となる
色素ドープされたPVK4が形成され、さらに、この上
に図示しない陰極を形成して有機EL素子が得られる。
【0015】しかし、この色素ドープ法では、ジュール
熱が熱伝導により、発熱源以外の部分にも広がってしま
うので、色素がドープされる部分は設定する領域より広
がってしまうし、ドープされる色素量はパターンの端に
行くに従って少なくなり、均一に色素ドープされた微細
な発光層を形成することは困難であり、生産が容易でな
いという課題があった。
【0016】そこで本発明は、上記課題を解決し、有機
エレクトロルミネセンス素子の製造方法において、高精
細なフルカラー用有機EL素子を生産性よく製造できる
有機エレクトロルミネセンス素子の製造方法を提供する
ことを目的とするものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の手段として、第1の発明は、第1の基板と、前記第1
の基板上に、順次形成されている、マトリクス状に配列
された複数の第1の電極と、色素を含有した発光層と、
第2の電極とを有する有機エレクトロルミネセンス素子
の製造方法において、前記第1の基板上に前記マトリク
ス状に配列された複数の前記第1の電極を形成した後、
前記第1の基板上に前記第1の電極を覆って、前記色素
を含有しない発光層を形成する工程と、第2の基板上に
形成された熱硬化樹脂に、第3の基板を密着加熱して、
前記第3の基板に形成されている前記第1の電極に対応
する所定パターンに配置されている凹部に対応する凸部
を前記熱硬化樹脂に形成した後、前記第2の基板と前記
第3の基板を分離し、前記第2の基板上の前記凸部上
に、前記色素を含有する色素層を形成する工程と、前記
発光層と前記色素層が対向するように、前記第1の基板
と前記第2の基板を密着した後、所定温度に加熱して、
前記色素層に含有される前記色素を前記発光層に拡散含
有させる工程とを有することを特徴とする有機エレクト
ロルミネセンス素子の製造方法である。
【0018】また、第2の発明は、第1の基板と、前記
第1の基板上に、順次形成されている、マトリクス状に
配列された複数の第1の電極と、色素を含有した発光層
と、第2の電極とを有する有機エレクトロルミネセンス
素子の製造方法において、前記第1の基板上に前記マト
リクス状に配列された複数の前記第1の電極を形成した
後、前記第1の基板上に前記第1の電極を覆って、前記
色素を含有しない発光層を形成する工程と、第2の基板
上に形成された熱硬化樹脂に、第3の基板を密着加熱し
て、前記第3の基板に形成されている前記第1の電極に
対応する所定パターンに配置されている凸部に対応する
凹部を前記熱硬化樹脂に形成した後、前記第2の基板と
前記第3の基板を分離し、前記第2の基板上の前記凹部
を有する前記熱硬化樹脂上に、前記色素を含有する色素
層を形成し、前記凹部上に形成された前記色素層以外の
前記熱硬化樹脂上の前記色素層を除去する工程と、前記
発光層と前記凹部上の前記色素層が対向するように、前
記第1の基板と前記第2の基板を密着した後、所定温度
に加熱して、前記色素層に含有される前記色素を前記発
光層に拡散含有させる工程とを有することを特徴とする
有機エレクトロルミネセンス素子の製造方法である。
【0019】また、第3の発明は、第1の基板と、前記
第1の基板上に、順次形成されている、マトリクス状に
配列された複数の第1の電極と、色素を含有した発光層
と、第2の電極とを有する有機エレクトロルミネセンス
素子の製造方法において、前記第1の基板上に前記マト
リクス状に配列された複数の前記第1の電極を形成した
後、前記第1の基板上に前記第1の電極を覆って、前記
色素を含有しない発光層を形成する工程と、第2の基板
上に形成されており前記色素を含有する熱硬化樹脂に、
第3の基板を密着加熱して、前記第3の基板に形成され
ている前記第1の電極に対応する所定パターンに配置さ
れている凹部に対応する凸部を前記色素を含有する前記
熱硬化樹脂に前記色素を含有する凸部として形成した
後、前記第2の基板と前記第3の基板を分離する工程
と、前記発光層と前記色素を含有する前記凸部が対向す
るように、前記第1の基板と前記第2の基板を密着した
後、所定温度に加熱して、前記凸部に含有される前記色
素を前記発光層に拡散含有させる工程とを有することを
特徴とする有機エレクトロルミネセンス素子の製造方法
である。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につ
き、好ましい実施例により、図面を参照して説明する。
【0021】<第1実施例>図4は、本発明の有機エレ
クトロルミネセンス素子の製造方法の第1実施例を示す
工程図である。図4の(a)に示すように、まず、ガラ
ス基板11とは別のシリコン基板10上に凹部13を形
成する。凹部13の幅は13μm、深さは10μm、そ
の間隔は29μmであり、フォトリソグラフィー及びS
6ガスを用いる反応性イオンエッチング法を用いて、
形成する。一方、ガラス基板11上には、熱硬化性樹脂
12(坂本薬品工業株式会社製:型式SR−NPG)を
スピンコート法などにより100μmから1mmの厚さ
で形成する。ここで、熱硬化性樹脂12としては、フェ
ノール樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、
ジアリルフタレート樹脂、ユリア樹脂、メラミン樹脂な
どが用いられる。
【0022】次に、図4の(b)に示すように、シリコ
ン基板10とガラス基板11を凹部13と熱硬化性樹脂
12が対向するように密着させて、所定の圧力を印加し
て、図示しないオーブンにて、140℃で10分間加熱
して、熱硬化性樹脂12を変形させて、シリコン基板1
0の凹部13を熱硬化樹脂12に凸部14として写し取
る。
【0023】次に、図4の(C)に示すように、ガラス
基板11とシリコン基板10を離間して、凸部14を有
する熱硬化性樹脂12の形成されたガラス基板11を得
る。凸部の高さは10μmであり、幅は13μmであ
り、間隔は29μmである。
【0024】次に、図4の(d)に示すように、熱硬化
性樹脂12上に、例えば赤色発光色素層(単に、赤色色
素層ともいう)15を真空蒸着法などの方法により、2
0nm程度の厚さに形成する。凸部14には、同様に赤
色発光色素層15’が形成される。ここで、色素とし
て、赤色発光色素の場合には、ニールレッド、DCM1
などのピラン誘導体、スクアリリウム誘導体、ポルフィ
リン誘導体、クロリン誘導体、ユーロジリン誘導体など
が用いられ、緑色発光色素の場合には、ではクマリン6
などのクマリン誘導体、キナクリドン誘導体などが用い
られ、青色発光色素の場合にはクマリン47などのクマ
リン誘導体、テトラフェニルブタジエン、ペリレンなど
が用いられる。
【0025】次に、図4の(e)に示すように、有機E
L素子を形成すべき、各画素に対応してTFTの形成さ
れている基板(以下、単にTFT基板ともいう)17上
に、画素に対応する画素電極としてITO膜16(これ
らは、R用ITO膜16R,G用ITO膜16G,B用
ITO膜16Bより構成されるが、これらの各ITO膜
は同じである)を形成し、さらにこれを覆って、スピン
コート法により例えば厚さ100nmの発光層18を形
成する。ここで、ITO膜16は、画素のRGBに対応
して、R用ITO膜16R,G用ITO膜16G、B用
ITO膜16Bが13μm幅、間隔1μmで繰り返し形
成されている。
【0026】また、発光層18には、熱的性質の安定性
や機械的安定性などを考えれば高分子材料が最適であ
り、例えばポリビニルカルバゾール(PVK)などが用
いられる。これは紫外領域から可視光領域までブロード
な発光を示すため、ドープされる各色の色素にエネルギ
ー移動が起きやすく好適である。
【0027】次に、図4の(f)に示すように、凸部1
4上に赤色発光色素層15’を有する基板11とTFT
基板17とを赤色発光色素層15’と発光層18とを対
向させて且、R用ITO膜16Rと赤色色素層15’と
の位置を合わせて配置し、次ぎ、赤色色素層15’と発
光層18を必要に応じて加圧しながら接触させて、10
0℃のオーブン中で、数分から1日程度保持し、赤色色
素層15’中の赤色色素を発光層18に拡散移行させ
て、その後基板11とTFT基板17を離間させて、T
FT基板17上のITO膜16の上に、精密に配置され
た赤色色素のドープされた発光層18Rを得る。
【0028】次に、これらの工程を、赤色発光色素と同
様に、緑色発光色素、青色発光色素に対して行うことに
より、RGBの発光層18R,18G,18Bを精密に
配置した発光層18を形成できる。その後、この発光層
18の上に例えば厚さ100nm程度の仕事関数の低い
銀−マグネシウム合金(Mg90%、Ag10%)層を
図示しない陰極として形成して、カラー用の有機EL素
子を得る。任意の画素に対応するITO膜16と陰極と
の間に電圧を印加することにより、任意の画素を発光で
きる。
【0029】以下、これらの工程により得られる有機E
L素子の構成を説明する。図1は、本発明の有機エレク
トロルミネセンス素子の製造方法の第1実施例により形
成される有機エレクトロルミネセンス素子の第1の形式
を示す概略断面構成図である。このカラー対応の有機E
L素子20Aにおいては、ガラス基板にTFTの形成さ
れているTFT基板17上に、マトリクス状に画素が配
置されており、画素は、周期的に配列されている、R用
ITO膜16R、G用ITO膜16G、B用ITO膜1
6Bとそれぞれの上に形成されている赤色(発光)色素
のドープされた発光層18R、緑色色素のドープされた
発光層18G、青色色素のドープされた発光層18Bか
らなり、これらの上には陰極19が形成されている。こ
の構造の有機EL素子20Aにおいては、発光はTFT
基板17側より取り出される(図1の下方)。
【0030】また、図2は、本発明の有機エレクトロル
ミネセンス素子の製造方法の第1実施例により形成され
る有機エレクトロルミネセンス素子の第2の形式を示す
概略断面構成図である。ここでは、このカラー対応の有
機EL素子20Bにおいては、ガラス基板にTFTの形
成されているTFT基板17上に、マトリクス状に画素
が配置されており、画素は、周期的に配列されている、
R用陰極19R、G用陰極19G、B用陰極19Bとそ
れぞれの上に形成されている赤色色素のドープされた発
光層18R、緑色色素のドープされた発光層18G、青
色色素のドープされた発光層18Bからなり、これらの
上にはITO膜16が形成されている。この構造の有機
EL素子20Bにおいては、発光はTFT基板17の逆
側より取り出される(図2の上方)。
【0031】さらに、図3は、本発明の有機エレクトロ
ルミネセンス素子の製造方法の第1実施例により形成さ
れる有機エレクトロルミネセンス素子の第3の形式を示
す概略断面構成図である。この有機EL素子20Cにお
いては、ITO膜16R,16G,16Bと陰極19の
間に形成される有機エレクトロルミネセンス(EL)層
25が正孔注入層21、正孔輸送層、カラーの画素に対
応する発光層(これは、所定の配列で配置されたされた
赤色色素のドープされた発光層18R、緑色色素のドー
プされた発光層18G、青色色素のドープされた発光層
28Bより構成される)、電子輸送層23、電子注入層
24とから構成されており、発光光は、TFT基板17
側より取り出される(図3の下方)。これらの有機EL
素子20A,20B,20Cは第1実施例に示した製造
方法により、高密度にしかも正確に配置形成された各色
に対応する発光層を有している。
【0032】<第2実施例>図5は、本発明の有機エレ
クトロルミネセンス素子の製造方法の第2実施例を示す
工程図である。図5の(a)に示すように、まず、シリ
コン基板30上に凸部33を形成する。凸部33の幅は
13μm、高さは10μm、その間隔は29μmであ
り、フォトリソグラフィー及びSF6ガスを用いる反応
性イオンエッチング法を用いて、形成する。一方、ガラ
ス基板31上には、熱硬化性樹脂32をスピンコート法
などにより100μmから1mmの厚さで形成する。こ
こで、熱硬化性樹脂32は、上述の熱硬化性樹脂12と
同様のものである。
【0033】次に、図5の(b)に示すように、シリコ
ン基板30とガラス基板31を凸部33と熱硬化性樹脂
32が対向するように密着させて、所定の圧力を印加し
て、図示しないオーブンにて、140度Cで10分間加
熱して、熱硬化性樹脂32を変形させて、シリコン基板
30の凸部33を熱硬化樹脂32に凹部34として写し
取る。
【0034】次に、図5の(c)に示すように、ガラス
基板31とシリコン基板30を離間して、凹部34を有
する熱硬化性樹脂32の形成されたガラス基板31を得
る。凹部の深さは10μmであり、幅は13μmであ
り、間隔は29μmである。
【0035】次に、図5の(d)に示すように、熱硬化
性樹脂32上に、例えば赤色発光色素層(単に、赤色色
素層ともいう)35を真空蒸着法などの方法により、2
0nm程度の厚さに形成する。凹部34には、同様に赤
色発光色素層(単に、赤色色素層ともいう)35’が形
成される。ここで、色素として、上述の第1実施例にお
いて示したものが使用できる。
【0036】次に、図5の(e)に示すように、凹部3
4に形成された赤色色素層35’は、そのままにしてお
いて、熱硬化性樹脂32上の赤色色素層35を、例え
ば、ブレード45を用いて除去する。この赤色発光色素
層35の除去を容易にするには、赤色色素層35の形成
前に、熱硬化性樹脂32上に10nm程度の厚さを有す
るAu膜を真空蒸着法により形成しておくとか、撥水剤
を予めスピンコートしておくのが良い。
【0037】次に、図5の(f)に示すように、有機E
L素子を形成すべき、各画素に対応してTFTの形成さ
れている基板17上に、画素に対応する画素電極として
ITO膜16を形成し、さらにこれを覆って、スピンコ
ート法により例えば厚さ100nmの発光層18を形成
する。ここで、ITO膜は、画素のRGBに対応して、
R用ITO膜16R,G用ITO膜16G、B用ITO
膜16Bが13μm幅、間隔1μmで繰り返し形成され
ている。発光層18は、上述の第1実施例におけるのと
同様なものが用いられる。
【0038】そして、凹部34上に赤色色素層35’を
有する基板31とTFT基板17とを赤色色素層15’
と発光層18とを対向させて且、R用ITO膜16Rと
赤色色素層15’との位置を合わせて配置し、次に、赤
色色素層15’と発光層18を必要に応じて加圧しなが
ら接触させて、100℃のオーブン中で、数分から1日
程度保持する。赤色色素層15’は発光層18に移動、
分散して、赤色色素のドープされた発光層18Rが形成
される。その後基板31とTFT基板17を離間させ
て、TFT基板17上のITO膜16Rの上に、精密に
配置された赤色色素のドープされた発光層18Rを得
る。
【0039】次に、これらの工程を、赤色色素と同様
に、緑色色素、青色色素に対して行うことにより、RG
Bの発光層18R,18G,18Bを精密に配置した発
光層18を形成できる。その後、この発光層18の上に
例えば厚さ100nm程度の仕事関数の低い銀−マグネ
シウム合金(Mg90%、Ag10%)層を図示しない
陰極として形成して、カラー用の有機EL素子を得る。
【0040】このようにして形成したアクティブマトリ
ックス型のフルカラー有機EL素子(ディスプレイパネ
ル)は第1実施例において示した有機EL素子20A,
20B,20Cなどと同様であり、任意の画素に対応す
るITO膜16と陰極19との間に電圧を印加すること
により、任意の画素を発光させることができる。
【0041】<第3実施例>図6は、本発明の有機エレ
クトロルミネセンス素子の製造方法の第3実施例を示す
工程図である。図6の(a)に示すように、まず、シリ
コン基板50上に凹部53を形成する。凹部53の幅は
13μm、深さは10μm、その間隔は29μmであ
り、フォトリソグラフィー及びSF6ガスを用いる反応
性イオンエッチング法を用いて、形成する。一方、ガラ
ス基板51上には、赤色発光色素を分散させた熱硬化性
樹脂52をスピンコート法などにより100μmから1
mmの厚さで形成する。ここで用いる熱硬化性樹脂52
としては、第1実施例において用いたものを使用でき
る。
【0042】次に、図6の(b)に示すように、シリコ
ン基板50とガラス基板51を凹部53と赤色発光色素
を分散させた熱硬化性樹脂52が対向するように密着さ
せて、所定の圧力を印加して、図示しないオーブンに
て、140度Cで10分間加熱して、赤色発光色素を分
散させた熱硬化性樹脂52を変形させて、シリコン基板
50の凹部53を赤色発光色素が分散された熱硬化樹脂
52に凸部54として写し取る。
【0043】次に、図6の(C)に示すように、ガラス
基板51とシリコン基板50を離間して、凸部54を有
する赤色発光色素を分散させた熱硬化性樹脂52の形成
されたガラス基板51を得る。凸部の高さは10μmで
あり、幅は13μmであり、間隔は29μmである。
【0044】次に、図6の(d)に示すように、有機E
L素子を形成すべき、各画素に対応してTFTの形成さ
れている基板17上に、画素に対応する画素電極として
ITO膜16を形成し、さらにこれを覆って、スピンコ
ート法により例えば厚さ100nmの発光層18を形成
する。ここで、ITO膜16は、画素のRGBに対応し
て、R用ITO膜16R,G用ITO膜16G、B用I
TO膜16Bが13μm幅、間隔1μmで繰り返し形成
されている。また、発光層18には、第1実施例におい
て示したものが使用できる。
【0045】次に、図6の(e)に示すように、凸部5
4の形成された赤色発光色素を分散させた熱硬化性樹脂
層52を有する基板51とTFT基板17とを凸部54
と発光層18とを対向密着させて且、R用ITO膜16
Rと凸部54との位置を合わせて配置し、必要に応じて
加圧しながら、100℃のオーブン中で、数分から1日
程度保持し、凸部54中の赤色発光色素を発光層に拡散
移行させて、その後基板51とTFT基板17を離間さ
せて、TFT基板17上のITO膜の上に、精密に配置
された赤色発光色素のドープされた発光層18Rを得
る。
【0046】次に、これらの工程を、赤色発光色素と同
様に、緑色発光色素、青色発光色素に対して行うことに
より、RGBの発光層18R,18G,18Bを精密に
配置した発光層18を形成できる。その後、この発光層
18の上に例えば厚さ100nm程度の仕事関数の低い
銀−マグネシウム合金(Mg90%、Ag10%)層を
図示しない陰極として形成して、カラー用の有機EL素
子を得る。
【0047】このようにして形成したアクティブマトリ
ックス型のフルカラー有機EL素子(ディスプレイパネ
ル)は第1実施例において示した有機EL素子20A,
20B,20Cなどと同様であり、任意の画素に対応す
るITO膜16と陰極との間に電圧を印加することによ
り、任意の画素を発光できる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の有機エレ
クトロルミネセンス素子の製造方法は、請求項1記載に
よれば、第1の基板上にマトリクス状に配列された複数
の第1の電極を形成した後、前記第1の基板上に前記第
1の電極を覆って、色素を含有しない発光層を形成する
工程と、第2の基板上に形成された熱硬化樹脂に、第3
の基板を密着加熱して、前記第3の基板に形成されてい
る前記第1の電極に対応する所定パターンに配置されて
いる凹部に対応する凸部を前記熱硬化樹脂に形成した
後、前記第2の基板と前記第3の基板を分離し、前記第
2の基板上の前記凸部上に、前記色素を含有する色素層
を形成する工程と、前記発光層と前記色素層が対向する
ように、前記第1の基板と前記第2の基板を密着した
後、所定温度に加熱して、前記色素層に含有される前記
色素を前記発光層に拡散含有させる工程とを有すること
により、高精細なフルカラー用有機EL素子を生産性よ
く製造できる有機エレクトロルミネセンス素子の製造方
法を提供することができるという効果がある。
【0049】また、本発明の有機エレクトロルミネセン
ス素子の製造方法は、請求項2記載によれば、第1の基
板上にマトリクス状に配列された複数の第1の電極を形
成した後、前記第1の基板上に前記第1の電極を覆っ
て、色素を含有しない発光層を形成する工程と、第2の
基板上に形成された熱硬化樹脂に、第3の基板を密着加
熱して、前記第3の基板に形成されている前記第1の電
極に対応する所定パターンに配置されている凸部に対応
する凹部を前記熱硬化樹脂に形成した後、前記第2の基
板と前記第3の基板を分離し、前記第2の基板上の前記
凹部を有する前記熱硬化樹脂上に、前記色素を含有する
色素層を形成し、前記凹部上に形成された前記色素層以
外の前記熱硬化樹脂上の前記色素層を除去する工程と、
前記発光層と前記凹部上の前記色素層が対向するよう
に、前記第1の基板と前記第2の基板を密着した後、所
定温度に加熱して、前記色素層に含有される前記色素を
前記発光層に拡散含有させる工程とを有することによ
り、高精細なフルカラー用有機EL素子を生産性よく製
造できる有機エレクトロルミネセンス素子の製造方法を
提供することができるという効果がある。
【0050】また、本発明の有機エレクトロルミネセン
ス素子の製造方法は、請求項3記載によれば、第1の基
板上にマトリクス状に配列された複数の第1の電極を形
成した後、前記第1の基板上に前記第1の電極を覆っ
て、色素を含有しない発光層を形成する工程と、第2の
基板上に形成されており前記色素を含有する熱硬化樹脂
に、第3の基板を密着加熱して、前記第3の基板に形成
されている前記第1の電極に対応する所定パターンに配
置されている凹部に対応する凸部を前記色素を含有する
前記熱硬化樹脂に前記色素を含有する凸部として形成し
た後、前記第2の基板と前記第3の基板を分離する工程
と、前記発光層と前記色素を含有する前記凸部が対向す
るように、前記第1の基板と前記第2の基板を密着した
後、所定温度に加熱して、前記凸部に含有される前記色
素を前記発光層に拡散含有させる工程とを有することに
より、高精細なフルカラー用有機EL素子を生産性よく
製造できる有機エレクトロルミネセンス素子の製造方法
を提供することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の有機エレクトロルミネセンス素子の製
造方法の第1実施例により形成される有機エレクトロル
ミネセンス素子の第1の形式を示す概略断面構成図であ
る。
【図2】本発明の有機エレクトロルミネセンス素子の製
造方法の第1実施例により形成される有機エレクトロル
ミネセンス素子の第2の形式を示す概略断面構成図であ
る。
【図3】本発明の有機エレクトロルミネセンス素子の製
造方法の第1実施例により形成される有機エレクトロル
ミネセンス素子の第3の形式を示す概略断面構成図であ
る。
【図4】本発明の有機エレクトロルミネセンス素子の製
造方法の第1実施例を示す工程図である。
【図5】本発明の有機エレクトロルミネセンス素子の製
造方法の第2実施例を示す工程図である。
【図6】本発明の有機エレクトロルミネセンス素子の製
造方法の第3実施例を示す工程図である。
【図7】従来例の有機エレクトロルミネセンス素子の製
造方法である色素ドープ法を示す工程図である。
【図8】有機エレクトロルミネセンス素子の基本構成を
示す概略断面図である。
【符号の説明】
1…ガラス基板、2…ITO膜、3…PVK、4…(色
素ドープされた)PVK、5…ガラス基板、6…(色素
ドープされた)PVK、10…シリコン基板、11…ガ
ラス基板、12…熱硬化性樹脂、13…凹部、14…凸
部、15,15’…赤色発光色素層、16…ITO膜
(陽極)、16R…R用ITO膜(画素電極)、16G
…G用ITO膜(画素電極)、16B…B用ITO膜
(画素電極)、17…TFT基板、18…発光層、18
R…(Rの色素のドープされた)発光層、19…陰極、
19R…R用陰極、19G…G用陰極、19B…B用陰
極、20A,20B、20C…有機エレクトロルミネセ
ンス素子、21…正孔注入層、22…正孔輸送層、23
…電子輸送層、24…電子注入層、25…有機エレクト
ロルミネセンス(EL)層、30…シリコン基板、31
…ガラス基板、32…熱硬化性樹脂、33…凸部、34
…凹部、35,35’…赤色発光色素層、45…ブレー
ド、50…シリコン基板、51…ガラス基板、52…熱
硬化性樹脂、53…凹部、54…凸部、55,55’…
色素層、60…有機エレクトロルミネセンス素子、61
…透明基板、62…陽極、63…正孔輸送層、64…発
光層、65…陰極、66…電源、67…発光光、68…
有機エレクトロルミネセンス(EL)層。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の基板と、前記第1の基板上に、順次
    形成されている、マトリクス状に配列された複数の第1
    の電極と、色素を含有した発光層と、第2の電極とを有
    する有機エレクトロルミネセンス素子の製造方法におい
    て、 前記第1の基板上に前記マトリクス状に配列された複数
    の前記第1の電極を形成した後、前記第1の基板上に前
    記第1の電極を覆って、前記色素を含有しない発光層を
    形成する工程と、 第2の基板上に形成された熱硬化樹脂に、第3の基板を
    密着加熱して、前記第3の基板に形成されている前記第
    1の電極に対応する所定パターンに配置されている凹部
    に対応する凸部を前記熱硬化樹脂に形成した後、前記第
    2の基板と前記第3の基板を分離し、前記第2の基板上
    の前記凸部上に、前記色素を含有する色素層を形成する
    工程と、 前記発光層と前記色素層が対向するように、前記第1の
    基板と前記第2の基板を密着した後、所定温度に加熱し
    て、前記色素層に含有される前記色素を前記発光層に拡
    散含有させる工程とを有することを特徴とする有機エレ
    クトロルミネセンス素子の製造方法。
  2. 【請求項2】第1の基板と、前記第1の基板上に、順次
    形成されている、マトリクス状に配列された複数の第1
    の電極と、色素を含有した発光層と、第2の電極とを有
    する有機エレクトロルミネセンス素子の製造方法におい
    て、 前記第1の基板上に前記マトリクス状に配列された複数
    の前記第1の電極を形成した後、前記第1の基板上に前
    記第1の電極を覆って、前記色素を含有しない発光層を
    形成する工程と、 第2の基板上に形成された熱硬化樹脂に、第3の基板を
    密着加熱して、前記第3の基板に形成されている前記第
    1の電極に対応する所定パターンに配置されている凸部
    に対応する凹部を前記熱硬化樹脂に形成した後、前記第
    2の基板と前記第3の基板を分離し、前記第2の基板上
    の前記凹部を有する前記熱硬化樹脂上に、前記色素を含
    有する色素層を形成し、前記凹部上に形成された前記色
    素層以外の前記熱硬化樹脂上の前記色素層を除去する工
    程と、 前記発光層と前記凹部上の前記色素層が対向するよう
    に、前記第1の基板と前記第2の基板を密着した後、所
    定温度に加熱して、前記色素層に含有される前記色素を
    前記発光層に拡散含有させる工程とを有することを特徴
    とする有機エレクトロルミネセンス素子の製造方法。
  3. 【請求項3】第1の基板と、前記第1の基板上に、順次
    形成されている、マトリクス状に配列された複数の第1
    の電極と、色素を含有した発光層と、第2の電極とを有
    する有機エレクトロルミネセンス素子の製造方法におい
    て、 前記第1の基板上に前記マトリクス状に配列された複数
    の前記第1の電極を形成した後、前記第1の基板上に前
    記第1の電極を覆って、前記色素を含有しない発光層を
    形成する工程と、 第2の基板上に形成されており前記色素を含有する熱硬
    化樹脂に、第3の基板を密着加熱して、前記第3の基板
    に形成されている前記第1の電極に対応する所定パター
    ンに配置されている凹部に対応する凸部を前記色素を含
    有する前記熱硬化樹脂に前記色素を含有する凸部として
    形成した後、前記第2の基板と前記第3の基板を分離す
    る工程と、 前記発光層と前記色素を含有する前記凸部が対向するよ
    うに、前記第1の基板と前記第2の基板を密着した後、
    所定温度に加熱して、前記凸部に含有される前記色素を
    前記発光層に拡散含有させる工程とを有することを特徴
    とする有機エレクトロルミネセンス素子の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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