JP2002260831A - ヒータユニットおよびヒータ部材 - Google Patents

ヒータユニットおよびヒータ部材

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JP2002260831A
JP2002260831A JP2001052694A JP2001052694A JP2002260831A JP 2002260831 A JP2002260831 A JP 2002260831A JP 2001052694 A JP2001052694 A JP 2001052694A JP 2001052694 A JP2001052694 A JP 2001052694A JP 2002260831 A JP2002260831 A JP 2002260831A
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heater
extension
nichrome
heater unit
plate
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JP2001052694A
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English (en)
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Akio Yoshikoshi
昭雄 吉越
Hideki Usami
秀樹 宇佐美
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Asano Laboratories Co Ltd
Original Assignee
Asano Laboratories Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ニクロム箔の伸長によってニクロム箔の蛇行
形状の直線部分が下方に向けて垂れてしまったり上下方
向に波を打つように変形してしまったり断面略山型形状
に形成されている山部が反り返ってしまったりするとい
う問題が発生した。 【解決手段】 ユニット板20の略中央位置にニクロム
板42の幅方向への伸長を規制する伸長規制部材501
〜510を横一列に配列するとともに蛇行形状を形成す
るニクロム板42の下端部位42bを伸長規制部材50
1〜510が構成する凹部内に嵌挿することによって加
熱時におけるこのニクロム板42の幅方向への伸長を規
制することを可能にする。これによって、強度を向上さ
せるためにニクロム板42に施された断面略山型形状の
山型部42aの形状を維持することが可能になりニクロ
ム板42が垂れ下がったり反り返ったりすることを防止
することが可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ヒータユニットお
よびヒータ部材に関し、特に、高出力に適したヒータユ
ニットおよびヒータ部材に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のヒータユニットとして、
断面略山型形状に屈曲させた面状ヒータ素材を折り返し
部を介して蛇行形状に形成した面状ヒータと、この折り
返し部間に配置されて面状ヒータ素材を張架して支持す
る張架支持部材と、この張架支持部材を所定位置にて保
持するユニット板とを備えているものが知られている。
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のヒータ
ユニットにおいては、面状ヒータ素材としてニクロム箔
を利用しており、このニクロム箔の肉厚を60μmに形
成してニクロム箔面状ヒートを構成させていた。そし
て、このニクロム箔面状ヒータを最大720℃に加熱し
て使用していた。近年、ヒータユニットの出力を増加さ
せて使用したいとのニーズが多くなり、かかるヒータユ
ニットを約800℃に加熱して使用する必要が生じた。
しかし、このようにヒータユニットを約800℃に加熱
させるように出力を増加させた場合、高温によってニク
ロム箔が伸長してしまうと言う問題が発生した。そし
て、このニクロム箔の伸長によって、ニクロム箔の蛇行
形状の直線部分が下方に向けて垂れてしまったり、上下
方向に波を打つように変形してしまったり、断面略山型
形状に形成されている山部が反り返ってしまったりする
という問題が発生した。
【0003】これらの問題は、以下(1)〜(7)に記
載した要因と考えられる。 (1)高温によるニクロム箔の抗張力(引っ張り強さ)
の低下 (2)プライドルルールによるニクロム箔製作時の上下
面の特性の相違 (3)曲げ加工による歪み (4)シャント(分流板)の溶接加工による歪み (5)塗料とニクロムの膨張係数の差 (6)ニクロム箔の温度上昇による膨張と張架支持部材
との干渉をさけるためニクロム箔を切り欠いているが、
実質的には接触は避けられず、そのためその部分を支点
として伸びが抑制されること (7)張架支持部材は、電流の内回りと部材の保温効果
で周囲のニクロム箔部分に比べ温度が高くなることによ
る強度分布に差が出来ることしかし、このような要因の
一つ一つを解決することは、技術的に困難であるととも
に、実現できたとしてもコストが大幅に増加して実用的
ではない。そこで、本出願人は簡易な手法で容易にこれ
らの問題を解決する努力を行ってきた。
【0004】本発明は、上記課題にかんがみてなされた
もので、簡易な手法によって、加熱温度を上昇させるこ
とにより出力が増加した場合であっても、面状ヒータ素
材(例えば、ニクロム箔)が伸長して変形してしまう現
象を防止することが可能なヒータユニットおよびヒータ
部材の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1にかかる発明は、面状ヒータ素材を断面略
山型形状に屈曲させつつ折り返し部を介して蛇行形状に
形成した面状ヒータと、上記折り返し部に配置されて上
記面状ヒータを張架して支持する張架支持部材と、上記
張架支持部材間の上記蛇行形状の直線部分に配置されて
上記面状ヒータ素材の幅方向への伸長を規制する伸長規
制部材と、上記張架支持部材および伸長規制部材を所定
位置にて保持するユニット板とを具備する構成としてあ
る。
【0006】上記のように構成した請求項1にかかる発
明においては、加熱した際に伸長して変形する面状ヒー
タを構成する面状ヒータ素材の幅方向への伸長を規制す
ることによって、伸長することによりこの面状ヒータ素
材が変形してしまうことを防止することが可能なヒータ
ユニットを提供する。このとき、面状ヒータ素材を断面
略山型形状に屈曲させるとともに折り返し部にて順次折
り返すことにより同面状ヒータ素材を蛇行形状に形成し
て面状ヒータを形成する。そして、この面状ヒータ素材
の折り返し部に張架支持部材を配置し同面状ヒータ素材
を支持することによって折り返し部間にて当該面状ヒー
タ素材を張架する。
【0007】これによって、面状ヒータ素材は蛇行形状
の直線部分において垂れ下がることなく面状ヒータを形
成する。ここで、張架支持部材にて張架されている面状
ヒータ素材の蛇行形状の直線部分に伸長規制部材を配設
する。この伸長規制部材は面状ヒータ素材が幅方向へ伸
長する場合に、この伸長を規制する作用を及ぼす。従っ
て、通常ならば、加熱により面状ヒータ素材が伸長して
しまい変形してしまうところ、面状ヒータ素材が伸長し
ようとしても、この伸長規制部材にて幅方向への伸長が
妨げることができるため、面状ヒータ素材が蛇行形状の
直線部分にて下方に向けて垂れてしまったり、上下方向
に波を打つように変形してしまったり、断面略山型形状
に形成されている山部が反り返ってしまったりすること
を無くすことが可能になる。すなわち、面状ヒータ素材
に強度をもたせるために形成した断面略山型形状の形状
が伸長規制部材によって保持されることから、上述した
変形を抑制することが可能になると考えられる。
【0008】上述した伸長規制部材は、面状ヒータ素材
の伸長を規制することができれば良く、同伸長規制部材
を構成する素材は特に限定されない。一方で、面状ヒー
タ素材は電流が流されることにより加熱されて高温にな
る。このような状況をかんがみた場合、伸長規制部材を
構成する素材に採用して好適な一例として、請求項2に
かかる発明は、上記請求項1に記載のヒータユニットに
おいて、上記伸長規制部材は、碍子にて形成されている
構成としてある。上記のように構成した請求項2にかか
る発明においては、伸長規制部材を碍子にて形成する。
これにより、簡易な構成で伸長規制部材を構成すること
が可能になる。
【0009】ここで、伸長規制部材は面状ヒータ素材の
幅方向への伸長を規制することができればよく、その規
制手法は特に限定されない。従って、面状ヒータ素材の
上面あるいは下面に伸長を妨げる裏打ち部材を貼り付け
て、この裏打ち部材によって幅方向への伸長を規制する
ようにしても良い。ここで、簡易な手法および簡素に面
状ヒータ素材の幅方向への伸長を規制することができる
構成の一例として、請求項3にかかる発明は、上記請求
項1または請求項2のいずれかに記載のヒータユニット
において、上記伸長規制部材は、上記断面略山型形状の
下端部位を保持して幅方向への伸長を規制する構成とし
てある。上記のように構成した請求項3にかかる発明に
おいては、伸長規制部材にて面状ヒータ素材の断面略山
型形状の下端部位を保持して幅方向への伸長を規制す
る。これにより、簡易な手法および簡素な構成によって
幅方向への伸長を規制することが可能になる。
【0010】伸長規制部材は、上述したように面状ヒー
タ素材の断面略山型形状の下端部位を保持することによ
って幅方向への伸長を規制することが可能であれば良
い。従って、下端部位にて保持することができれば、そ
の形状は特に限定されない。ここで、面状ヒータ素材が
上下左右方向に伸長しようとしても、この伸長を規制す
ることができる好適な伸長規制部材の具体的な形状の一
例として、請求項4にかかる発明は、上記請求項3に記
載のヒータユニットにおいて、上記伸長規制部材は、断
面略コの字形状に形成され、同コの字の凹部内側に上記
下端部位を嵌装して保持する構成としてある。上記のよ
うに構成した請求項4にかかる発明においては、伸長規
制部材を断面略コの字形状に形成する。そして、このコ
の字の凹部内側において、伸長しようとする面状ヒータ
素材の下端部位を嵌装して保持する。これにより、左右
方向に伸長しようとすれば、断面略コの字形状の底面で
この伸長を規制することが可能になり、上下方向に伸長
しようとすれば、断面略コの字形状の上面あるいは下面
でこの伸長を規制することが可能になる。
【0011】ここで、伸長規制部材はそれぞれの面状ヒ
ータ素材の下端部位を規制できるものであれば良い。一
方、面状ヒータにおいては蛇行形状に形成されているた
め、面状ヒータ素材の直線部分は隣接することになる。
そこで、この隣接する面状ヒータ素材の下端部位を同一
部材で規制できるよう伸長規制部材を形成すると好適で
ある。そこで、請求項5にかかる発明は、上記請求項3
または請求項4のいずれかに記載のヒータユニットにお
いて、上記伸長規制部材は、隣接する面状ヒータ素材の
下端部位を保持可能に形成される構成としてある。上記
のように構成した請求項5にかかる発明においては、一
つの伸長規制部材にて隣接する面状ヒータ素材の下端部
位を保持可能に形成する。ここで、一つの伸長規制部材
とは、単数の部品にて一つの伸長規制部材を形成しても
良いし、むろん、複数の部品にて一つの伸長規制部材を
形成しても良いことは言うまでもない。
【0012】伸長規制部材を配置する具体的な態様とし
て、請求項6にかかる発明は、上記請求項1〜請求項5
のいずれかに記載のヒータユニットにおいて、上記伸長
規制部材は、上記張架支持部材間の略中央位置に配置さ
れる構成としてある。上記のように構成した請求項6に
かかる発明においては、伸長規制部材を張架支持部材間
の略中央位置に配置する。
【0013】一方、ヒータユニットが大型化した場合、
張架支持部材間の略中央位置だけではなく、伸長規制部
材を適宜複数配置すると好適である。そこで、請求項7
にかかる発明は、上記請求項1〜請求項6のいずれかに
記載のヒータユニットにおいて、上記伸長規制部材は、
上記張架支持部材間に複数配置される構成としてある。
上記のように構成した請求項7にかかる発明において
は、伸長規制部材を張架支持部材間に複数配置する。
【0014】面状ヒータ素材に採用して好適な素材の一
例として、請求項8にかかる発明は、上記請求項1〜請
求項7のいずれかに記載のヒータユニットにおいて、上
記面状ヒータ素材は、所定の肉厚を有するニクロム板に
て形成される構成としてある。上記のように構成した請
求項8にかかる発明においては、面状ヒータ素材を所定
の肉厚を有するニクロム板にて形成する。
【0015】ヒータユニットは使用される仕様によって
大きさ、すなわち、張架支持部材間の長さが変更され
る。一方で、要求される出力仕様が同一ならば、張架支
持部材間の長さに対応してニクロム板の肉厚を変更する
必要がある。そこで、このニクロム板の肉厚を決定する
パラメータの一例として請求項9にかかる発明は、上記
請求項8に記載のヒータユニットにおいて、上記ニクロ
ム板は、上記張架支持部材間にて所定の抵抗値を形成可
能な肉厚に形成される構成としてある。上記のように構
成した請求項9にかかる発明においては、ニクロム板の
肉厚を張架支持部材間にて所定の抵抗値を形成するよう
に構成する。
【0016】このとき、上記所定の抵抗値を形成するた
めにニクロム板に採用して好適な具体的な数値範囲とし
て、請求項10にかかる発明は、上記請求項8または請
求項9のいずれかに記載のヒータユニットにおいて、上
記ニクロム板は、上記張架支持部材間の長さが約125
mmに形成されるとともに、上記肉厚が約75μmに形
成される構成としてある。上記のように構成した請求項
10にかかる発明においては、ニクロム板の張架支持部
材間の長さを約125mmに形成する。そして、このと
きのニクロム板の肉厚を約75μmに形成する。ここ
で、上述した所定の抵抗値はある一定の誤差を持って定
義付けられるものである。従って、ニクロム板の長さお
よび肉厚を約125mm,約75μmとしている。すな
わち、厳密に形成される必要はなく、当然、寸法誤差も
含めておおよその範囲内で形成されれば良いことは言う
までもない。
【0017】ここで、面状ヒータ素材の幅方向への伸長
を規制する手法としては、上述してきたように、伸長規
制部材を使用するものであっても良いし、面状ヒータを
形成する部材に伸長を規制する手法を施しても良い。こ
のように面状ヒータを形成する部材に伸長を規制する手
法を施せば、ヒータユニットの要部構成であるヒータ部
材として単独で本発明を実現可能であることは言うまで
もない。そこで、請求項11にかかる発明は、断面略山
型形状に屈曲させた面状ヒータ素材を折り返し部を介し
て蛇行形状に形成した面状ヒータと、上記面状ヒータの
上記蛇行形状の直線部分の所定位置の裏面に付加される
面状ヒータ補強部材とを具備する構成としてある。上記
のように構成した請求項11にかかる発明においては、
ヒータ部材を面状ヒータと面状ヒータ補強部材とにより
形成する。ここで面状ヒータは断面略山型形状に屈曲さ
せた面状ヒータ素材を折り返し部を介して蛇行形状に形
成する。そして、面状ヒータ補強部材はこの面状ヒータ
の蛇行形状の直線部分の所定位置の裏面に付加する。こ
のように面状ヒータの裏面に面状ヒータ補強部材を付加
することによって、伸長を規制することが可能になる。
【0018】面状ヒータ補強部材に採用して好適な材料
の一例として、請求項12にかかる発明は、上記請求項
11に記載のヒータ部材において、上記面状ヒータ補強
部材は、所定の電熱材で形成される構成としてある。上
記のように構成した請求項12にかかる発明において
は、面状ヒータ補強部材を所定の電熱材で形成する。
【0019】また、この所定の電熱材として採用して好
適な材料の一例として、請求項13にかかる発明は、上
記請求項12に記載のヒータ部材において、上記面状ヒ
ータ補強部材は、ニクロム板にて形成される構成として
ある。上記のように構成した請求項13にかかる発明に
おいては、面状ヒータ補強部材をニクロム板にて形成す
る。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、簡易な構
成で面状ヒータ素材の蛇行形状の直線部分における伸長
を防止することによって、当該面状ヒータ素材の変形を
抑制することが可能なヒータユニットを提供することが
できる。また、請求項2にかかる発明によれば、簡易な
構成で伸長規制部材を構成することが可能になる。さら
に、請求項3にかかる発明によれば、簡易な手法および
簡素な構成によって幅方向への伸長を規制することが可
能になる。さらに、請求項4にかかる発明によれば、簡
易な手法で上下左右方向への伸長を規制することが可能
になる。
【0021】さらに、請求項5にかかる発明によれば、
一つの伸長規制部材によって隣接する面状ヒータ素材の
下端部位を保持することが可能になる。さらに、請求項
6にかかる発明によれば、伸長規制部材の配置手法の一
例を提示することができる。さらに、請求項7にかかる
発明によれば、伸長規制部材の他の配置手法の一例を提
示することが可能になる。さらに、請求項8にかかる発
明によれば、面状ヒータ素材に適用して好適な素材の一
例を提示することができる。
【0022】さらに、請求項9にかかる発明によれば、
これによりヒータユニットの大きさに関わらず好適な出
力を得られるようにすることが可能になる。さらに、請
求項10にかかる発明によれば、面状ヒータ素材につい
て採用して好適な具体的数値範囲を提示することができ
る。さらに、請求項11にかかる発明によれば、伸長規
制部材を使用することなく、簡単な手法で伸長を規制す
ることが可能なヒータ部材を提供することができる。さ
らに、請求項12にかかる発明によれば、面状ヒータ補
強部材に採用して好適な素材の一例を提示することがで
きる。さらに、請求項13にかかる発明によれば、電熱
材に採用して好適な素材の一例を提示することができ
る。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面にもとづいて本発明の
実施形態を説明する。図1は、本発明にかかるヒータユ
ニットを適用した高速応答ヒータユニットの平面図であ
る。同図において、高速応答ヒータユニット10は、概
略八角形の角盆状のユニット板20と、このユニット板
20上に適宜配設された張架支持部材30と、この張架
支持部材30にて張架支持される面状ヒータ40とを備
えている。この面状ヒータ40は、薄い平板にて形成さ
れるとともに断面が略山型形状に形成されたニクロム板
42を、張架支持部材30が配設された折り返し部にて
交互に折り返すことによって蛇行形状に形成されてい
る。そして、この面状ヒータ40には張架支持部材30
間のニクロム板42の略中央位置にニクロム板42の幅
方向への伸長を規制する伸長規制部材50が配設され
る。本実施形態においては、この伸長規制部材50を折
り返されたニクロム板42の両側に配置して幅方向への
伸長を規制させるために、蛇行形状間に伸長規制部材5
01〜510をユニット板20上に略横一列に配設す
る。
【0024】一方、ユニット板20は所定形状にプレス
切断した平板の周縁を屈曲して立設させることにより、
外周形状が八角形で浅目の皿状の形状としてある。この
ように外周形状を八角形に形成すると、多数の高速応答
ヒータユニット10を縦横に並べて面状にした場合に、
ちょうど切り欠いた四角形の角部同士が集まって四角形
の隙間が生じることになる。このとき、この隙間から被
加熱部材の反射熱を計測して温度制御をする。従って、
別の温度制御を実施するような場合など、特に八角形の
浅皿形状とする必要はない。また、ユニット板20上に
は断熱性および絶縁性を有する反射板21が載置されて
いる。
【0025】図2は、張架支持部材30の構成を示した
拡大斜視図である。同図において、張架支持部材30に
は、面状ヒータ40の端部に配置されるとともに電極を
兼ねる第一の支持部材31と、面状ヒータ40の折り返
し部に配設される電極以外の第二の支持部材32との二
つの種類がある。ここで、第一の支持部材31は、上記
ユニット板20における相対向する二つの角部に形成さ
れた矩形の穴22を貫通して支持されている。そして、
ユニット板20の上面である表面には碍子31aが配置
される。この碍子31aの裏面にはマイカの絶縁板31
bが配置され、上記穴22を貫通するボルト31cに
て、この碍子31aと絶縁板31bとを貫通しつつ締付
けて固定している。
【0026】また、碍子31a上には面状ヒータ40と
載置する電極金具31dとが配置され、この電極金具3
1dとナット31eとの間に補強板41が配設されてい
る面状ヒータ40の端部を挟み込んで固定しつつ電極へ
導通させている。ここで、絶縁板31bの側には磁器製
の外筒31fやワッシャ31gやナット31hなどが配
置され、ナット31hにて各部品を締結固定している。
また、同ナット31hにて図示しない電源ケーブルを締
結し、外部から給電可能としている。この第一の支持部
材31は、いわゆる面状ヒータ40の支持機能と電源供
給機能とを併せ持つが、これらの単独の機能に分けて形
成する等、適宜変形可能である。
【0027】次に、第二の支持部材32について説明す
る。図3は、この第二の支持部材32の構成を示した断
面図である。同図において、第二の支持部材32は、概
略、スタッドピン32aと、碍子32b,32cと、ワ
ッシャ32dとにより構成されている。かかる構成にお
いて、第二の支持部材32はユニット板20の裏面から
貫通して固定されたスタッドピン32aに対して二つの
円柱状の碍子32b,32cを貫通支持せしめて形成さ
れている。ここで、この第二の支持部材32には下型の
碍子32bにおける上面中央には凹部32b1が形成さ
れているとともに、上側の碍子32cにはこの凹部32
b1に入り込みつつその深さよりも長めにした凸部32
c1が形成されている。また、スタッドピン32aに対
して碍子32b,32cを挿通して、スタッドピン32
aの上端に形成した止め部32a1に固定用のワッシャ
32dをはめ込むと、碍子32b,32cが固定される
ことになる。
【0028】このとき、凸部32c1の周縁には碍子3
2b,32cが当接しない空間が形成され、この部分で
面状ヒータ40を支持する。その両端は、端部側から切
れ目を入れてU字型とし、上述したように第一の支持部
材31のボルト31cをくわえ込みつつ電極金具31d
とナット31eとで締結固定できるようにしてある。こ
こで、同端部にはその切り込み形状と一致する補強板4
1をスポット溶接で張り合わせて固定してある。
【0029】次に、ユニット板20の略中央位置に横一
列に配設される複数の伸長規制部材501〜510の配
設態様を図4の外観斜視図に示す。同図において、伸長
規制部材501〜510は、ユニット板20の略中央位
置に横一列に順次配設される。このとき、伸長規制部材
501〜510は後述するとおり、複数の部品から形成
され、ユニット板20上に上方に向かって立設される。
そして、本実施形態においては、ニクロム板42をこの
ように横一列に配置される伸長規制部材501〜510
において、隣接する伸長規制部材501〜510間を通
過させることによって、張架支持部材30にて折り返さ
れながら蛇行形状となる面状ユニット40を形成する。
【0030】図5は、伸長規制部材501〜510の構
成を示した断面図である。同図において、伸長規制部材
501〜510は、スタッドピン50aと、基部碍子5
0bと、中間碍子50cと、上部碍子50dと、ワッシ
ャ50eとにより構成されている。かかる構成におい
て、伸長規制部材501〜510は、ユニット板20の
裏面から貫通して固定されたスタッドピン50aに対し
て上記した三つの略円柱状の基部碍子50b,中間碍子
50c,上部碍子50dを順番に貫通支持させることに
よって形成されている。
【0031】また、このように、スタッドピン50aに
対して基部碍子50b,中間碍子50c,上部碍子50
dを挿通させて後に、スタッドピン50aの上端に形成
した止め部50a1に固定用のワッシャ50eを嵌め込
むと、基部碍子50a,中間碍子50c,上部碍子50
dはユニット板20に対して固定される。このように、
伸長規制部材501〜510が構成されると、同伸長規
制部材501〜510は、左右方向に開口を有する断面
略凹形状に形成される。このとき、この断面略凹形状の
内面は、基部碍子50bの上面部50b1と、中間碍子
50cの側面部50c1と、上部碍子50dの下面部5
0c1とにより構成される。
【0032】図6は、伸長規制部材501〜510にニ
クロム板42が通過した状態を示した高速応答ヒータユ
ニット10の断面側面図である。同図においては、断面
略山型形状に形成されているニクロム板42の下端部位
を伸長規制部材501〜510の断面略凹形状の凹部内
に嵌挿して通過させる。このとき、ニクロム板42の下
端部位を隣接する伸長規制部材501〜510間に通過
させる。
【0033】すなわち、伸長規制部材501と伸長規制
部材502とが隣接する伸長規制部材であるので、ニク
ロム板42の一方の下端部位を伸長規制部材501の断
面略凹形状の凹部内に嵌挿させて通過させるとともに、
他方の下端部位を伸長規制部材502の断面略凹形状の
凹部内に嵌挿させて通過させる。これにより、ニクロム
板42が幅方向に伸長すると、基部碍子50bの上面、
中間碍子50cの側面、あるいは、上部碍子50dの下
面に当たって保持されることによってこの幅方向の伸長
が規制されるようになっている。
【0034】図7は、かかる伸長規制部材501〜51
0にてニクロム板42の伸長が規制される態様を拡大し
て示した拡大図である。同図においては、ニクロム板4
2が伸長していない状態を示している。かかる状態にお
いて、このニクロム板42が加熱されると、同ニクロム
板42は、断面略山型形状の裾方向へ向かう図矢印方向
へ伸長しようとする。このように図矢印方向へ伸長する
と、伸長規制部材501〜510に伸長が規制される。
ここで、本実施形態のように伸長規制部材501〜51
0が配設されていないと、この図矢印方向への伸長が進
んで、山型部42aが消滅していく。これによって、ニ
クロム板42の強度は弱まり、垂れてしまったり、反り
返ってしまったりする。
【0035】一方、本実施形態では、上述したように伸
長規制部材501〜510を構成する基部碍子50bの
上面部50b1,中間碍子50cの側面部50c1,上
部碍子50dの下面部50d1にて形成される凹部内に
ニクロム板42の下端部位42bが収容されるように同
ニクロム板42が嵌挿されている。これによって、伸長
が規制されることによって、逃げ場を失ったニクロム板
42の下端部位42bは上下左右方向へ伸長しようとす
る。このとき、下端部位42aが上方向に伸長すれば、
下面部50d1によってこの伸長が規制される。
【0036】また、下端部位42bが左右方向へ伸長す
れば、側面部50c1によってこの伸長が規制される。
そして、下端部位42bが下方向に伸長すれば、上面部
50b1によってこの伸長が規制される。このように各
方向への伸長が規制されることによって、ニクロム板4
2の断面山型形状の山型部42aの形状が維持されるこ
とになる。このように山型部42aが維持されることに
よって、ニクロム板42の強度は保たれることになる。
従って、加熱によって、ニクロム板42が垂れてしまっ
たり、反り返ってしまったりすることを防止することが
可能になる。
【0037】上述してきた実施形態では、伸長規制部材
501〜510を概略、基部碍子50bと中間碍子50
cと上部碍子50dとにより構成し、当該基部碍子50
bと中間碍子50cと上部碍子50dとによって断面略
凹形状を形成するとともに、この凹形状にニクロム板4
2の下端部位42bを嵌挿する構成を採用してきたが、
伸長規制部材501〜510に適用して好適な構成はこ
の構成に限定されるものではなく、図8に示すような簡
易な構成としても良い。同図においては、伸長規制部材
60を基部碍子60bと中間碍子60cとにより構成し
ている。かかる構成においては伸長によって下端部位4
2bが上方へ移動した場合に、この移動を規制し得ない
と思われるものの、左右方向への移動や下方方向への移
動に対する移動の規制を部品数が少ない簡易な構成で実
現することが可能なことから、かかる構成を採用するこ
とも意義があることになる。
【0038】また、本実施形態においては、伸長規制部
材501〜510をユニット板20の略中央位置に一列
に配列する構成、すなわち、伸長規制部材501〜51
0を張架支持部材30間の略中央位置に配設し、この伸
長規制部材501〜510の作用によって、張架支持部
材30と伸長規制部材501〜510間のニクロム板4
2の幅方向への伸長を規制して同ニクロム板42の断面
略山型形状を維持することを可能にした。ここで、伸長
規制部材501〜510を配置する構成は、このような
構成に限定されるものではない。
【0039】すなわち、高速応答ヒータユニット10が
大型化して張架支持部材30間に張架されるニクロム板
42が長くなった場合、張架支持部材30間の略中央位
置に伸長規制部材501〜510を配置するだけでは、
張架支持部材30と伸長規制部材501〜510間のニ
クロム板42の伸長を規制し得ない場合が生じる可能性
がある。従って、張架支持部材30間のニクロム板42
の長さに応じて、図9に示すように、適宜複数の伸長規
制部材70a〜70c,71a〜71cを配置する構成
を採用しても良いことは言うまでもない。
【0040】ここで、本実施形態において採用して好適
なニクロム板42の仕様を図10および図11に示す。
同図においては、ニクロム板42の張架支持部材30間
の長さを約125mmに形成するとともに、同ニクロム
板42の肉厚を約75μmに形成している。これによ
り、本高速応答ヒータユニット10にて約800℃の出
力を得るに際して、好適な応答性を得ることが可能にな
る。
【0041】上述したように高速応答ヒータユニット1
0にて約800℃の出力を得るに際しては、ニクロム板
42の張架支持部材30間の長さを約125mmに形成
するとともに、同ニクロム板の肉厚を約75μmに形成
した。一方で、高速応答ヒータユニット10の大きさは
ユーザの好みに応じて適宜変更され得るものである。こ
のとき、高速応答ヒータユニット10の大きさが大きく
なれば、張架支持部材30間のニクロム板42の長さが
長くなり、当該高速応答ヒータユニット10の大きさが
小さくなれば当該張架支持部材30間のニクロム板42
の長さが短くなる。
【0042】このように張架支持部材30間におけるニ
クロム板42の長さが変化すると、好適な出力を得るた
めに必要となるニクロム板42の肉厚も変化することは
言うまでもない。従って、図12に示すように、予め、
好適な出力が得られるニクロム板42の張架支持部材3
0間の長さと、同ニクロム板42の肉厚との関係を相関
関係を関数化しておき、適宜、高速応答ヒータユニット
10の大きさの仕様変更に対応して、この相関関数に基
づいてニクロム板42の肉厚を決定するようにすれば好
適である。
【0043】上述してきた実施形態においては、伸長規
制部材501〜510をニクロム板42の蛇行部の直線
部分の略中央位置に配置して、加熱時にニクロム板42
の幅方向への伸張を規制することによって、同ニクロム
板42に形成されている断面略山型形状の変形を抑制す
ることにより、ニクロム板42が垂れ下がったり、反り
返ったりすることを防止した。このように、ニクロム板
42の幅方向への伸張を規制する手法は伸長規制部材5
01〜510を配置する手法に限定されるものではな
く、図13〜図15に示すようにニクロム板42の所定
位置、例えば、張架支持部材30間の略中央位置であっ
て、ニクロム板42の裏面側に所定の補強部材50を裏
打ちする手法を採用しても良い。
【0044】この補強部材50は適宜選択可能である
が、ニクロム板42が電流によって加熱されることを考
慮すると、当該補強部材50を電熱材にて形成すると好
適である。この電熱材は、適宜変更可能であるが、その
一例としてニクロム板を採用すると好適である。
【0045】このように、ユニット板20の略中央位置
にニクロム板42の幅方向への伸長を規制する伸長規制
部材501〜510を横一列に配列するとともに、蛇行
形状を形成するニクロム板42の下端部位42bを伸長
規制部材501〜510が構成する凹部内に嵌挿するこ
とによって、加熱時におけるこのニクロム板42の幅方
向への伸長を規制することを可能にする。これによっ
て、強度を向上させるためにニクロム板42に施された
断面略山型形状の山型部42aの形状を維持することが
可能になり、ニクロム板42が垂れ下がったり、反り返
ったりすることを防止することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるヒータユニットを適用した高速
応答ヒータユニットの平面図である。
【図2】張架支持部材30の構成を示した拡大斜視図で
ある。
【図3】第二の支持部材32の構成を示した断面図であ
る。
【図4】伸長規制部材501〜510の配設態様を示し
た外観斜視図である。
【図5】伸長規制部材501〜510の構成を示した断
面図である。
【図6】伸長規制部材501〜510にニクロム板42
が通過した状態を示した高速応答ヒータユニット10の
断面側面図である。
【図7】ニクロム板42の伸長が規制される態様を拡大
して示した拡大図である。
【図8】伸長規制部材の他の構成を示した構成図であ
る。
【図9】伸長規制部材を複数配置した場合の構成図であ
る。
【図10】ニクロム板の仕様を示した図である。
【図11】ニクロム板の仕様を示した図である。
【図12】ニクロム板の長さと肉厚との相関関係を示し
た図である。
【図13】ニクロム板の伸長を規制し得る他の構成を示
した図である。
【図14】ニクロム板の伸長を規制し得る他の構成を示
した図である。
【図15】ニクロム板の伸長を規制し得る他の構成を示
した図である。
【符号の説明】
10…高速応答ヒータユニット 20…ユニット板 21…反射板 30…張架支持部材 40…面状ヒータ 42…ニクロム板 43…折り返し部 50…伸長規制部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3K034 AA02 AA16 AA22 AA27 BC05 BC20 CA02 CA28 3K092 PP20 QA05 QB02 QB31 QB36 QB45 QB48 QC02 QC42 QC59 QC63 RF03 RF09 RF28 VV36

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 面状ヒータ素材を断面略山型形状に屈曲
    させつつ折り返し部を介して蛇行形状に形成した面状ヒ
    ータと、 上記折り返し部に配置されて上記面状ヒータを張架して
    支持する張架支持部材と、 上記張架支持部材間の上記蛇行形状の直線部分に配置さ
    れて上記面状ヒータ素材の幅方向への伸長を規制する伸
    長規制部材と、 上記張架支持部材および伸長規制部材を所定位置にて保
    持するユニット板とを具備することを特徴とするヒータ
    ユニット。
  2. 【請求項2】 上記請求項1に記載のヒータユニットに
    おいて、 上記伸長規制部材は、碍子にて形成されていることを特
    徴とするヒータユニット。
  3. 【請求項3】 上記請求項1または請求項2のいずれか
    に記載のヒータユニットにおいて、 上記伸長規制部材は、上記断面略山型形状の下端部位を
    保持して幅方向への伸長を規制することを特徴とするヒ
    ータユニット。
  4. 【請求項4】 上記請求項3に記載のヒータユニットに
    おいて、 上記伸長規制部材は、断面略コの字形状に形成され、同
    コの字の凹部内側に上記下端部位を嵌装して保持するこ
    とを特徴とするヒータユニット。
  5. 【請求項5】 上記請求項3または請求項4のいずれか
    に記載のヒータユニットにおいて、 上記伸長規制部材は、隣接する面状ヒータ素材の下端部
    位を保持可能に形成されることを特徴とするヒータユニ
    ット。
  6. 【請求項6】 上記請求項1〜請求項5のいずれかに記
    載のヒータユニットにおいて、 上記伸長規制部材は、上記張架支持部材間の略中央位置
    に配置されることを特徴とするヒータユニット。
  7. 【請求項7】 上記請求項1〜請求項5のいずれかに記
    載のヒータユニットにおいて、 上記伸長規制部材は、上記張架支持部材間に複数配置さ
    れることを特徴とするヒータユニット。
  8. 【請求項8】 上記請求項1〜請求項7のいずれかに記
    載のヒータユニットにおいて、 上記面状ヒータ素材は、所定の肉厚を有するニクロム板
    にて形成されることを特徴とするヒータユニット。
  9. 【請求項9】 上記請求項8に記載のヒータユニットに
    おいて、 上記ニクロム板は、上記張架支持部材間にて所定の抵抗
    値を形成可能な肉厚に形成されることを特徴とするヒー
    タユニット。
  10. 【請求項10】 上記請求項8または請求項9のいずれ
    かに記載のヒータユニットにおいて、 上記ニクロム板は、上記張架支持部材間の長さが約12
    5mmに形成されるとともに、上記肉厚が約75μmに
    形成されることを特徴とするヒータユニット。
  11. 【請求項11】 断面略山型形状に屈曲させた面状ヒー
    タ素材を折り返し部を介して蛇行形状に形成した面状ヒ
    ータと、 上記面状ヒータの上記蛇行形状の直線部分の所定位置の
    裏面に付加される面状ヒータ補強部材とを具備すること
    を特徴とするヒータ部材。
  12. 【請求項12】 上記請求項11に記載のヒータ部材に
    おいて、 上記面状ヒータ補強部材は、所定の電熱材で形成される
    ことを特徴とするヒータ部材。
  13. 【請求項13】 上記請求項12に記載のヒータ部材に
    おいて、 上記面状ヒータ補強部材は、ニクロム板にて形成される
    ことを特徴とするヒータ部材。
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