JP2002260676A - 蓄電池用格子体の製造方法と、その製造方法により製造した蓄電池用格子体を用いる鉛蓄電池の製造方法 - Google Patents

蓄電池用格子体の製造方法と、その製造方法により製造した蓄電池用格子体を用いる鉛蓄電池の製造方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロータリーエキスパンド法による蓄電池用格
子体の結節部のクラックの発生を抑制して耐食性の高い
格子体と寿命特性に優れた蓄電池を提供する。 【解決手段】 円周上に凸状刃と平坦部とを交互に配置
した、前記平坦部は円盤状カッターを複数枚重ね合わせ
たロールの一対を対向させて噛み合わせることにより、
前記ロール対間を通過する鉛合金シートに断続スリット
の複数条を形成し、隣接するスリット間の線条部21を
鉛合金シート面に対して略垂直な方向で互いに逆向きの
湾曲状に張り出させ、前記平坦部の噛み合わせにより断
続スリットの断続部を交互に切断して断続スリットを千
鳥状に形成するロータリーエキスパンド法において、前
記平坦部での噛み合わせ量dを0.05mm〜0.90
mmとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロータリーエキス
パンド法を用いる蓄電池用格子体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、鉛蓄電池の格子体は生産性を向上
させるため、鋳造工法による生産から、鉛あるいは鉛合
金を圧延により薄いシート状にした材料にエキスパンド
加工を施し連続的に格子体が生産できるエキスパンド工
法が主流となってきている。このエキスパンド工法に
は、レシプロ方式と特開平3−204126号公報に記
載されているようなロータリー方式に大別される。
【0003】そのうち、一般的なロータリー方式は以下
に示すような3つの工程に区分することができる。すな
わち、第1工程としては鉛合金シートにシート長手方向
に複数条の断続スリットを型成すると同時に、格子骨と
なる線条部がシート面に対して略垂直な方向で互いに逆
向きの湾曲状に張り出して成型される。
【0004】このとき、図7の(a)および(b)に示
すような円周上に凸状刃1が平坦部2を介して所定のピ
ッチで配置された形状の円盤状のカッター3を所定の間
隔で複数枚重ね合わせて図8に示すようなカッターロー
ル4,4’を構成し、このカッターロール4,4’の一
対を噛み合わせてロール対を構成し、図9に示すように
このカッタロール対間に鉛合金シート5を通過させる前
記した第1工程が行われる。
【0005】次の第2工程は前記した特開平3−204
126号公報に記載された方法によれば第1工程とほぼ
同時に進行する。この第2工程は断続スリットの断続部
を交互に切断することにより、複数条の断続スリットを
千鳥状とする工程である。この第2工程はカッターロー
ル4,4’の円盤状カッター3に設けられた平坦部2に
カッター厚み方向の薄肉部6を交互に形成させるととも
に、対向するカッターロール4,4’の同じく平坦部2
同士が噛み合うせん断部7と薄肉部6同士が対向し合う
無せん断部8を構成することによる。すなわち、せん断
部7によりスリットの断続部が切断されるとともに、こ
の切断された断続部に隣接する断続部は無せん断部8に
対応することにより、断続部が交互に切断され、シート
上に形成された互いに平行な複数条の断続スリットは千
鳥状に形成される。
【0006】最後の第3工程では、その幅方向に拡張さ
せてスリットを展伸させることで格子体となる網目状展
開部が形成される。この場合、断続部は網目状展開部の
結節部となる。
【0007】このロータリーエキスパンド方式で前記し
た第2工程が終了した時点での鉛合金シートの断続部に
対応した幅方向断面を図10に示す。このシートを第3
工程において展伸させた場合、前記の上下に略垂直上に
成型されている線条部9が網目状に展開されるときに
は、断続部10が図10に示したような方向に回転しな
がら断続部10に連続する線条部9に対する張力を保た
なければならないため、この断続部10にねじれのモー
メントと引張り応力がかかることになる。これらのねじ
れのモーメントや引張りによるモーメントは断続部10
(結節部)でのクラックの発生の要因となる。
【0008】特に、近年の鉛蓄電池の長寿命化を目的と
する鉛シート合金は材料強度などの機械的物性が向上し
ている反面、前記のように格子体を成型した場合にクラ
ックは発生しやすくなる状況があった。特に鉛蓄電池に
おいてこのようなクラックが発生した格子体を正極に用
いた場合にはこのクラックを起点として酸化腐食が進行
されてしまうため、結果として鉛蓄電池の寿命も短くな
ってしまっていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ロータリー
エキスパンド法による蓄電池用格子体の製造方法におい
て格子体の結節部のクラックの発生を抑制して耐食性の
高い格子体と寿命特性に優れた鉛蓄電池を提供すること
を目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記した課題を解決する
ために本発明の請求項1に記載の発明は、円周上に凸状
刃と平坦部とを交互に配置し、前記平坦部は厚み方向の
いずれか一方の面の交互に薄肉部を配置した円盤状カッ
ターを複数枚重ね合わせてロールを形成し、このロール
の一対を対向させて噛み合わせることにより、前記ロー
ル対間を通過する鉛合金シートに断続スリットの複数条
を平行に形成し、かつ平行に隣接するスリット間の線条
部を前記鉛合金シート面に対して略垂直な方向で互いに
逆向きの湾曲状に張り出すように変形させるとともに前
記平坦部の噛み合わせにより前記断続スリットの断続部
を交互に切断して前記断続スリットを千鳥状に形成する
蓄電池用格子体の製造方法であって、前記平坦部での噛
み合わせ量を0.05mm〜0.90mmとすることを
特徴とする蓄電池格子体の製造方法を示すものである。
【0011】また、本発明の請求項2に記載の発明は、
請求項1に記載の蓄電池用格子体の製造方法において鉛
合金シートとしてPb−Ca−Sn合金を用いた蓄電池
用格子体を示すものである。
【0012】また、本発明の請求項3に記載の発明は、
請求項2に記載の蓄電池用格子体の製造方法においてP
b−Ca−Sn合金中に含まれるSn量が1.0質量%
以上にした場合は、前記平坦部の噛み合わせ量を0.0
5mm〜0.25mmとすることを特徴とするものであ
る。
【0013】また、本発明の請求項4に記載の発明は、
請求項1もしくは請求項2に記載の蓄電池用格子体の製
造方法により製造した蓄電池用格子体に活物質ペースト
を充填して形成した極板を正極もしくは負極の少なくと
も一方に用いて極板群を形成する鉛蓄電池の製造方法を
示すものである。
【0014】また、本発明の請求項5に記載の発明は、
請求項3に記載の蓄電池用格子体の製造方法により製造
した蓄電池用格子体に活物質ペーストを充填して形成し
た極板を正極に用いて極板群を形成する鉛蓄電池の製造
方法を示すものである。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図を参照し
て以下に説明する。
【0016】図1は本発明による蓄電池用格子体の製造
方法に用いるロータリーエキスパンド用の円盤状カッタ
ー11を示す図である。円盤状カッター11の円周上に
は凸状刃12と平坦部13とが交互に形成されている。
平坦部13に対応した円盤状カッター11の厚み方向の
面である側面に薄肉部14が形成されている。これらの
薄肉部14は厚み方向の2面に交互に形成されている。
【0017】図1に示した円盤状カッター11の複数枚
を間隔を介して積層し図2に示すカッターロール15,
15’を形成し、このカッターロール15,15’の一
対を組み合わせて図2に示したようなロール対16が構
成される。この互いに対向するカッターロール15,1
5’において各々の円盤状カッター11に設けた平坦部
13と凸状刃12同士がそれぞれ対向するように組み合
わされている。ここで平坦部13に対応した薄肉部14
同士が対向し合う無せん断部17と薄肉部14を形成し
なかった面同士が対向し合うせん断部18が形成され
る。
【0018】図4に示すようにこのロール対16に鉛合
金のシート19を通過させることにより、凸状刃12に
より図4に示すように複数条にスリット20を断続的に
形成するとともに、スリット20間で形成された線条部
21をシート19面に対して上下方向に交互に湾曲する
ように突出させる(第1工程)。
【0019】このとき、前記したせん断部18によりス
リット20間の断続部が1つおきに切断されて、スリッ
ト20が千鳥状となる(第2工程)。
【0020】無せん断部17においてはスリット20の
断続部は切断されず、図5に示すようにシートを幅方向
に展開してエキスパンド網目部22の結節部23とな
る。
【0021】せん断部18は平坦部13同士が重なり合
うことによって形成される。本発明においては図3に示
したこの重なり部の噛み合わせ量dを0.05mm〜
0.90mmとするものである。噛み合わせ量dを前記
した値に限定することにより、スリットをシート幅方向
に展開したときの無せん断部17(結節部に対応)のね
じれモーメントAを抑制するとともに、線条部21(格
子骨)による引張り応力を最小限に抑制することができ
る。これは無せん断部17(結節部)において線条部2
1と接続される支点24間の距離hを小さくできるから
である。
【0022】この噛み合わせ量dは小さいほどよいが、
シート材料として鉛合金を用いる場合には少なくとも
0.05mm以上とすることが必要である。噛み合わせ
量dを0.05mm未満に設定した場合にはせん断部1
8でのせん断が完全に行われないために、スリットを千
鳥状とすることができず、エキスパンド網目を展開する
ことができない。
【0023】噛み合わせ量dを0.90mm以上とした
場合には支点24間の距離が長くなり、クラックの発生
が急激に進行する。このようなクラックは前記したよう
に腐食の起点となり、特に正極格子体として用いた場合
には結節部が腐食を受けることにより切断され、蓄電池
は短寿命となる。
【0024】また、特に鉛合金シートとして用いる0.
03質量%〜0.10質量%の範囲のCaを含有するP
b−Ca−Sn合金において、合金自体の強度と耐食性
を改善するためにSn含有量を1.0質量%以上に設定
した場合には伸び率が低下するためにクラックは著しく
発生しやすくなる。したがって、Sn含有量を1.0質
量%以上のSnを含むPb−Ca−Sn合金を用いる場
合には噛み合わせ量dを0.05mm〜0.25mmに
設定することが必要になる。
【0025】前記のようにしてシートに千鳥状のスリッ
トを形成した後に、シートの幅方向の端部を幅方向に伸
長させることにより、スリット部が展開されてエキスパ
ンド網目部22が形成される。このエキスパンド網目部
22を所定寸法に切断加工するとともに、エキスパンド
加工を施さない部分から集電耳部25を切断加工して形
成することにより、図5に示したような本発明による蓄
電池用の格子体26を得ることができる。
【0026】このようにして得られた蓄電池用格子体を
正極もしくは負極のいずれか一方に用い、以降の工程に
ついては常法を用いることにより本発明による鉛蓄電池
を得ることができる。特に鉛合金シートとしてSn含有
量が1.0質量%以上であるようなPb−Ca−Sn合
金を用いて蓄電池用格子体を得た場合には格子体自体の
耐酸化腐食性も強く、また、腐食を促進する結節部での
クラックの発生を最小限に抑制することができるため
に、正極格子体として用いた場合に本発明の効果を最も
顕著に奏することができる。
【0027】
【実施例】以下に本発明によって得た格子体を使用した
鉛蓄電池の寿命について説明する。前記した発明の実施
の形態により、噛み合わせ量dを種々変化させて蓄電池
用格子体を作製した。
【0028】鉛合金シートとしてはPb−0.06質量
%Ca−0.4質量%Sn(合金A)およびPb−0.
06質量%Ca−1.0質量%Sn(合金B)の圧延シ
ートを用いて正極用の蓄電池用格子体を作製した。それ
ぞれの蓄電池用格子体には常法により鉛粉を水,希硫酸
で練合して得たペースト状の活物質を充填し、熟成乾燥
させることにより正極板とした。
【0029】この正極板7枚と常法による負極板を微孔
性ポリエチレンからなるセパレータで袋詰めしたもの8
枚とを組み合わせ、希硫酸を電解液とする公称電圧12
V定格容量55Ahの自動車用鉛蓄電池を作製し、これ
らの電池について以下に示す寿命試験を行った。
【0030】寿命試験方法として試験電池を14.8V
定電圧で10分間充電を行った後に25A放電を2分間
行う充電−放電サイクルを行った。充電−放電サイクル
の480サイクル毎に300A放電を行い、電池の端子
電圧が7.2Vまで低下した時点で寿命とした。なお、
この充電−放電のサイクルは75℃雰囲気中で、480
サイクル毎の300A放電は電池を25℃雰囲気中に放
置して電池温度を25℃とした状態で行った。
【0031】これらの試験電池の寿命試験結果を図6に
示す。図6に示した結果から明らかなように本発明の製
造方法によって得られた鉛蓄電池は安定した寿命特性を
備えていることが確認できる。特に正極格子合金中のS
n含有量を1.0質量%とした電池においては噛み合わ
せ量dを0.05mm〜0.25mmとすることにより
優れた寿命特性が得られることがわかった。また、この
Sn含有量が1.0質量%を越える場合に適用すること
が好ましい。
【0032】また、この噛み合わせ量dはシート厚みに
よる影響を殆ど受けない。前記した実施例においてはシ
ート厚み0.9mmの場合について記載したがシートの
厚みが0.5mmから1.5mmの厚みにおいても噛み
合わせ量dの値を0.05mm〜0.90mm、特に
0.05mm〜0.25mmとすることにより本発明の
効果が顕著に得られることが確認できた。
【0033】
【発明の効果】以上のように、本発明は生産性の良いロ
ータリーエキスパンド法により生産した格子体の網目状
展開部において発生していたクラックを抑制することに
より、耐食性を向上したエキスパンド格子体を得ること
が可能となり、寿命特性の優れた蓄電池を得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の一実施の形態におけるロータリ
ーエキスパンド加工に用いる円盤状カッターの平面図 (b)同要部説明図
【図2】同カッターロールの一部を示す斜面図
【図3】本発明の一実施の形態における鉛合金シートを
ロータリーエキスパンド加工する状態を示す要部断面図
【図4】同ロータリーエキスパンド加工された鉛合金シ
ートの斜視図
【図5】同格子体の平面図
【図6】本発明の一実施の形態による平坦部の噛み合わ
せ量dと同製造法により製造した格子体を用いた一実施
例の蓄電池の寿命サイクル数との関係を示す図
【図7】(a)従来例のロータリーエキスパンド加工に
用いる円盤状カッターの平面図 (b)同要部説明図
【図8】同カッターロールの一部を示す斜視図
【図9】同鉛合金シートをロータリーエキスパンド加工
した状態を示す説明図
【図10】同鉛合金シートをロータリーエキスパンド加
工する状態を示す説明図
【符号の説明】
1,12 凸状刃 2,13 平坦部 3,11 円盤状カッター 4,4’,15,15’ カッターロール 6,14 薄肉部 7,18 せん断部 8,17 無せん断部 9,21 線条部 10 断続部 16 ロール対 19 シート 20 スリット 22 エキスパンド網目部 23 結節部 24 支点 25 集電耳部 26 格子体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4E048 EA03 5H017 AA01 AS01 BB07 BB15 CC05 EE00 EE01 EE02 EE03 HH01 HH03 5H050 AA09 AA18 BA09 CA06 CB15 DA02 DA03 DA05 GA03 GA04 GA10 HA02 HA04

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円周上に凸状刃と平坦部とを交互に配置
    し、前記平坦部は厚み方向のいずれか一方の面の交互に
    薄肉部を配置した円盤状カッターを複数枚重ね合わせて
    ロールを形成し、このロールの一対を対向させて噛み合
    わせることにより、前記ロール対間を通過する鉛合金シ
    ートに断続スリットの複数条を平行に形成し、かつ平行
    に隣接するスリット間の線条部を前記鉛合金シート面に
    対して略垂直な方向で互いに逆向きの湾曲状に張り出す
    ように変形させるとともに前記平坦部の噛み合わせによ
    り前記断続スリットの断続部を交互に切断して前記断続
    スリットを千鳥状に形成する蓄電池用格子体の製造方法
    であって、前記平坦部での噛み合わせ量を0.05mm
    〜0.90mmとすることを特徴とする蓄電池用格子体
    の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記鉛合金シートはPb−Ca−Sn合
    金からなることを特徴とする請求項1に記載の蓄電池用
    格子体の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記Pb−Ca−Sn合金中に含まれる
    Sn量が1.0質量%以上にした場合は、前記平坦部の
    噛み合わせ量を0.05mm〜0.25mmとすること
    を特徴とする請求項2に記載の蓄電池用格子体の製造方
    法。
  4. 【請求項4】 請求項1もしくは請求項2に記載の蓄電
    池用格子体の製造方法により製造した蓄電池用格子体に
    活物質ペーストを充填して形成した極板を正極もしくは
    負極の少なくとも一方に用いて極板群を形成することを
    特徴とする鉛蓄電池の製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載の蓄電池用格子体の製造
    方法により製造した蓄電池用格子体に活物質ペーストを
    充填して形成した極板を正極に用いて極板群を形成する
    ことを特徴とする鉛蓄電池の製造方法。
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