JP2002260013A - 自由曲面の近似変換方法及び記録媒体 - Google Patents

自由曲面の近似変換方法及び記録媒体

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JP2002260013A
JP2002260013A JP2001053694A JP2001053694A JP2002260013A JP 2002260013 A JP2002260013 A JP 2002260013A JP 2001053694 A JP2001053694 A JP 2001053694A JP 2001053694 A JP2001053694 A JP 2001053694A JP 2002260013 A JP2002260013 A JP 2002260013A
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JP
Japan
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approximate
spline
free
curved surface
points
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JP2001053694A
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English (en)
Inventor
Yoshimasa Tokuyama
喜政 徳山
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 任意タイプと次数の自由曲面を、ノットと制
御点の分布が均等であるようなB-spline曲面に近似変換
する。 【解決手段】 自由曲面をB-spline曲面に近似変換する
方法において、近似B-spline曲面の次数を指定し、元の
自由曲面におけるサンプリング点間の距離が同じになる
ようにサンプリング点(境界上の点を含む)の位置を計
算する。サンプリング点間のパラメータ間隔が同じにな
るように各サンプリング点のパラメータを設定し、u,
v境界上のサンプリング点のパラメータから近似B-spli
ne曲面のu,v方向のノットベクトルを計算する。サン
プリング点の位置、サンプリング点のパラメータ、近似
B-spline曲面の次数、ノットベクトルから、元の自由曲
曲面に近似した近似B-spline曲面を生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自由曲面の近似変
換方法、より詳細には、CAD/CAM,CG,画像処
理,データ変換における自由曲面の最適近似変換方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】特開平10−198812号公報によれ
ば、元曲面の境界を保ったままで、任意の曲面をB-spli
ne曲面に近似変換できるが、該公報に記載の方法では元
曲面の対向する境界曲線のノットベクトルをマージする
必要がある。しかし、マージすることによって、微小の
ノット間隔をもつB-spline曲面が生成される可能性があ
る。ここで、ノット間隔とは、B-spline曲面または有理
B-spline曲面のもつノットの内、多重ノットを1つのノ
ットとして数えるときのノットどうしの値の差分を意味
する。一方、微小のノット間隔をもつB-spline曲面に対
して、集合演算などの数値計算を行う場合、解が不安定
になったり、求まらないことがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
点を解決するために、任意タイプと次数の自由曲面を、
ノットと制御点の分布が均等であるようなB-spline曲面
に近似変換することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、自由
曲面をB-spline曲面に近似変換する方法において、近似
B-spline曲面の次数を指定し、元の自由曲面におけるサ
ンプリング点間の距離が同じになるようにサンプリング
点(境界上の点を含む)の位置を計算し、サンプリング
点間のパラメータ間隔が同じになるように各サンプリン
グ点のパラメータを設定し、u,v境界上のサンプリン
グ点のパラメータから近似B-spline曲面のu,v方向の
ノットベクトルを計算し、サンプリング点の位置、サン
プリング点のパラメータ、近似B-spline曲面の次数、ノ
ットベクトルから近似B-spline曲面を生成することを特
徴としたものである。
【0005】請求項2の発明は、請求項の発明1におい
て、制御点の分布が不均等である自由曲面に対して、制
御点の分布が均等であるような近似B-spline曲面を生成
することを特徴としたものである。
【0006】請求項3の発明は、請求項の発明1におい
て、元の自由曲面と近似B-spline曲面との許容誤差を指
定し、評価位置を決め、近似B-spline曲面を生成した
後、評価位置における元の自由曲面と近似B-spline曲面
との距離を計算し、距離が許容誤差より大きければ、元
の自由曲面上のサンプリング点の数を増やすことを特徴
としたものである。
【0007】請求項4の発明は、請求項1の発明におい
て、制御点が多い曲面に対して、大きい値の許容誤差を
指定すれば、少ない制御点が均一に分布するような近似
B-spline曲面を生成することを特徴としたものである。
【0008】請求項5の発明は、請求項1の発明におい
て、元の自由曲面のタイプと次数に制限がないことを特
徴としたものである。
【0009】請求項6の発明は、請求項1乃至4のいず
れかに記載された方法の機能を3次元画像生成プログラ
ムとして作成し、そのプログラムを記録したコンピュー
タ読み取り可能な記録媒体である。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の動作するコンピ
ュータシステムの模式図で、入力手段1は、表示装置に
表示された断面形状、軌道形状を受け付けるマウス、キ
ーボードのような入力装置である。ここで、断面形状ま
たは軌道形状は、これらの形状を構成する点、曲線など
の幾何形状データと、この幾何形状データの相関関係を
示す位相データとからなっている。出力手段2は、記憶
手段5に記憶された形状を読み出し出力するためのもの
であり、ディスプレイのような表示装置やプリンタのよ
うな出力装置を用いる。記憶手段5は、設計対象物の形
状を示す複数の形状を記憶する。媒体駆動手段6は、本
発明の機能をプログラムとして記憶した記憶媒体からこ
のプログラムを読み取り、記憶手段へ記憶させる。
【0011】図2乃至図3は、本発明の一例を説明する
ための図で、本発明は、図2(変換前の曲面の制御点)
に示すような、制御点の分布が不均等であるB-spline曲
面を、図4に示すような制御点の分布が均等であるよう
なB-spline曲面に近似するものである。ただし、この発
明は任意タイプと次数の自由曲面に適用できる。
【0012】本発明の方法は以下のステップより構成さ
れている。 1.図2の曲面を読み込み、記憶手段5へ格納する。 2.ユーザはマウスなどの入力手段1で操作対象となる
曲面を選択する。また、近似B-spline曲面のu,v方向
の次数と許容誤差を入力する。実用上、双3次のB-spli
ne曲面が望ましい。
【0013】3.近似B-spline曲面を生成するための
u,v方向のサンプリング点の数を決める。それぞれの
方向に(次数+1)個以上であればよい。u,vそれぞ
れの方向に対して、次の処理を行う。 (a):u(または、v)方向の2本の境界曲線をそれ
ぞれ近似する。この近似には、例えば、本出願が別に提
案した方法を利用する。ただし、それぞれの曲線を近似
するときに必要なサンプリング点の数とパラメータtを
記憶しておく。なお、均等化したパラメータsはサンプ
リング点の数Nから簡単に計算できる。
【0014】
【数1】
【0015】(b):サンプリング点の数が等しくなけ
れば、多い方のパラメータに基づいて低い方の境界曲線
を再近似する。なお、このときのパラメータtを記憶し
ておく。これによって、対向する2本の近似曲線の次
数、制御点の数、ノットベクトルがそれぞれ同じにな
る。
【0016】4.u,v方向のサンプリング点のパラメ
ータtを利用し、元曲面におけるサンプリング点の位置
を計算する(図3:サンプリング点群の生成)。
【0017】5.近似曲面を生成するために、サンプリ
ング点の位置とそれに相当するパラメータが必要であ
る。ここで、サンプリング点のパラメータとして均等化
したパラメータs(tではないことに注意)を利用す
る。サンプリング点のパラメータsから近似B-spline曲
面のノットベクトルを計算する。計算の方法として、例
えば、次の公知文献を参照できる。Leslie Piegl,“On
NURBUS:A Survey”,IEEE CG&A.January,1991,pp.55-71
【0018】6.サンプリング点の位置、サンプリング
点のパラメータs、近似B-spline曲面の次数、u,v方
向のノットベクトルから近似B-spline曲面を生成する。
生成方法として、例えば、上記公知文献を参照できる。
この方法の特徴として、生成した近似B-spline曲面にお
けるサンプリング点のパラメータでの位置が元曲面のサ
ンプリング点の位置と一致するという点である。生成し
た近似B-spline曲面の制御点がほぼ均等に分布される
(図4:変換後の曲面の制御点)。
【0019】7.評価位置を決め、評価位置における元
の自由曲面と近似B-spline曲面との距離を計算する。評
価位置の決め方として、例えば、元曲面のいくつかの固
定位置か、元の曲面におけるサンプリング点位置の中間
位置を利用することが考えられる。すべての距離が許容
誤差以下であれば、処理を終了する。そうでなければ、
元の自由曲面上のサンプリング点の数を増やして前記
3.へ戻る。 8.上述のようにして生成されたスキニング曲面を記憶
手段へ書き出す。
【0020】
【発明の効果】1.請求項1に記載された発明による
と、自由曲面を指定した次数のB-spline曲面に近似する
ことができる。 2.請求項2に記載された発明によると、制御点の分布
が不均等である自由曲面に対して、制御点の分布が均等
であるような近似B-spline曲面を生成することができ
る。 3.請求項3に記載された発明によると、元の自由曲面
と近似B-spline曲面との許容誤差を指定し、許容誤差に
応じた近似B-spline曲面を生成することができる。 4.請求項4に記載された発明によると、制御点が多い
曲面に対して、大きい値の許容誤差を指定すれば、少な
い制御点が均一に分布しているような近似B-spline曲面
曲面を生成することができる。 5.請求項5に記載された発明によると、元の自由曲面
のタイプと次数を制限しなくて近似B-spline曲面を生成
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による自由曲面変換方法が適用される
コンピュータシステムの一例を示す図である。
【図2】 変換前の曲面の制御点を示す図である。
【図3】 サンプリング点群の生成例を示す図である。
【図4】 変換後の曲面の制御点を示す図である。
【符号の説明】
1…入力手段、2…出力手段、3…CPU、4…メモ
リ、5…記憶手段、6…媒体駆動手段。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自由曲面をB-spline曲面に近似変換する
    方法において、近似B-spline曲面の次数を指定し、元の
    自由曲面におけるサンプリング点間の距離が同じになる
    ようにサンプリング点(境界上の点を含む)の位置を計
    算し、サンプリング点間のパラメータ間隔が同じになる
    ように各サンプリング点のパラメータを設定し、u,v
    境界上のサンプリング点のパラメータから近似B-spline
    曲面のu,v方向のノットベクトルを計算し、サンプリ
    ング点の位置、サンプリング点のパラメータ、近似B-sp
    line曲面の次数、ノットベクトルから近似B-spline曲面
    を生成することを特徴とする自由曲面の近似変換方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、制御点の分布が不均
    等である自由曲面に対して、制御点の分布が均等である
    ような近似B-spline曲面を生成することを特徴とする自
    由曲面の近似変換方法。
  3. 【請求項3】 請求項1において、元の自由曲面と近似
    B-spline曲面との許容誤差を指定し、評価位置を決め、
    近似B-spline曲面を生成した後、評価位置における元の
    自由曲面と近似B-spline曲面との距離を計算し、距離が
    許容誤差より大きければ、元の自由曲面上のサンプリン
    グ点の数を増やすことを特徴とする自由曲面の近似変換
    方法。
  4. 【請求項4】 請求項1において、制御点が多い曲面に
    対して、大きい値の許容誤差を指定すれば、少ない制御
    点が均一に分布するような近似B-spline曲面を生成する
    ことを特徴とする自由曲面の近似変換方法。
  5. 【請求項5】 請求項1において、元の自由曲面のタイ
    プと次数に制限がないことを特徴とする自由曲面の近似
    変換方法。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至4のいずれかに記載された
    方法の機能を3次元画像生成プログラムとして作成し、
    そのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な
    記録媒体。
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