JP2002259856A - カフェテリアデビットカードシステム - Google Patents

カフェテリアデビットカードシステム

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JP2002259856A
JP2002259856A JP2001052097A JP2001052097A JP2002259856A JP 2002259856 A JP2002259856 A JP 2002259856A JP 2001052097 A JP2001052097 A JP 2001052097A JP 2001052097 A JP2001052097 A JP 2001052097A JP 2002259856 A JP2002259856 A JP 2002259856A
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debit card
cafeteria
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美智雄 藤田
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 福利厚生サービスを提供する団体等における
省力化を図りつつこれら団体等の団体構成メンバーが個
々人の要望に沿った選択型福利厚生サービスを享受し得
るカフェテリアデビットカードシステムを提供するこ
と。 【解決手段】 各団体構成メンバーに対してサービス利
用限度に相当するポイントを記録したカフェテリアデビ
ットカードを発行しシステム管理者との提携の下に各団
体構成メンバーの所有するカフェテリアデビットカード
により希望するサービスを提供する店舗・宿泊施設・医
療機関等の提携施設群と、からなり、団体構成メンバー
の選択したサービスを提携施設群のいずれかにおいて利
用した際の費用を予め付与されたポイント数よりその費
用に相当するポイントをカフェテリアデビットカードか
ら差し引く操作を行うと共に、利用結果を前記団体等及
び/又は各団体構成メンバーに対して報告を行う、よう
に構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、企業・組合等の各
種団体がそれぞれの従業員・構成メンバー等に対して提
供する福利厚生サービスの管理を、選択型福利厚生シス
テムとして運用されるカフェテリアカードに対してデビ
ットカードの機能を付加し、インターネットを介して合
理的かつ利用しやすい形態で実行するためのカフェテリ
アデビットカードシステムに関する。
【0002】本明細書において使用するカフェテリアデ
ビットカードとは、すでにアメリカ合衆国において利用
されている選択型福利厚生サービスのためのポイント制
カフェテリアカードに対して、このポイントの引き落と
しまたは清算に際して、キャッシュカードを用いて料金
の清算を行った際に自己の預貯金口座から代金に相当す
る金額が即座に引き落とされるデビットカード方式を導
入した新たな方式のカードシステムを指す。このカード
システムの詳細については、以下の本発明に関する記述
において逐次説明する。
【0003】
【従来の技術】民間企業、国・地方公共団体、特殊法人
その他各種法人、健保組合等の各種団体はそれぞれの従
業員、社員、公務員、店員、業務員、組合員等名称の如
何を問わず各団体構成メンバーに対して応分の福利厚生
サービスを提供している。かかる福利厚生サービスは、
各従業者に対して肉体的および精神的な余裕を与え、健
全な環境の下で十分な職務達成を期待して行われるもの
である。
【0004】この種の福利厚生サービスは、労働基準法
における休暇や休憩時間等の確保や健康保険法における
企業・団体等に課された肉体的・精神的健康保持義務を
果たすことはもとより、各種スポーツ施設や保養施設の
提供、旅行・スポーツ大会等の開催、健康・医療機器・
医療品・薬品類の利用ないしは購入補助等、研修・自己
啓発の補助等多岐にわたっている。
【0005】このような福利厚生サービスは、通常は会
社・団体等の総務部門、人事部門、労務部門、厚生部門
のような管理部門等が担当することが多く、団体構成メ
ンバー数に対応して多くの人手が必要となっている。ま
た、健康保険組合や共済組合等が存する場合にはこれら
組合も各種福利厚生サービスの一部を担当している。
【0006】したがって、通常は担当者数に対してサー
ビスを享受すべき構成メンバーが多くならざるを得ず、
これら構成メンバーの真の要望に沿ったきめ細かいサー
ビスが確保されているとはいい難い。かかる事情を考慮
して福利厚生を担当する部署の業務をアウトソーシング
に頼る傾向もあるが、通常は従前の内部事務処理をその
まま外部委託するものが多く、専ら団体等内部の労力軽
減に止まり、利用者である社員、公務員その他団体構成
メンバーに対する個々の要望に則したサービスを提供す
るには至っていない。
【0007】このような画一的な福利厚生サービスの実
情を改善すべく、アメリカ合衆国においては選択型福利
厚生サービスが行われている。この概要は、福利厚生サ
ービスを享受すべき社員その他の団体構成メンバーに対
して利用可能限度を示すポイントを記録したカフェテリ
アカードを付与し、与えられたポイント内で提携業者の
店舗や施設においてメンバー個々の要求を満たすべきサ
ービスの提供を可能にするものである。このシステムに
よれば、画一的な物品の配付、限られた施設におけるサ
ービス等に飽き足りない団体構成メンバーのそれぞれの
要求を満たすことが可能となる。
【0008】このような事情の背景には、福利厚生サー
ビスは元来個々の利用メンバーの要望に沿って行われる
べきものであるのに対して少数の担当者が大勢の利用者
を扱うものであることから、個々の要望には到底対応で
きないことが挙げられる。そのため、平均的要求に沿っ
た画一的サービスを慣例的に提供していたにすぎなかっ
た。
【0009】しかしながら、多くの構成メンバーの生活
環境、趣味、嗜好、生活環境等はそれぞれ異なり、かか
る画一的サービスでは満足できないことが多く見受けら
れる。例えば、健康保険の関連で所定のパッケージに納
められた医薬品・測定機器類をメンバー全員に毎年配付
するようなサービスも行われるが、医薬品や測定器類な
どは個々人にとってそれぞれ適合性や要不要の事情が異
なり、しかるべき経費を使用しているにもかかわらず結
果的に無駄になっていることも少なくない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、上述
のような背景を踏まえて、福利厚生サービスを提供する
団体等における省力化を図りつつこれら団体等の団体構
成メンバーが個々人の要望に沿った選択型福利厚生サー
ビスを享受し得るカフェテリアデビットカードシステム
を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の課題は、団体構
成メンバー50に対して福利厚生サービスを提供する団
体等20と、該団体等の要求に応じて各従業メンバーに
対してサービス利用限度に相当するポイントを記録した
カフェテリアデビットカードを発行し管理運用を担当す
るシステム管理者Syと、該システム管理者との提携の
下に前記各団体構成メンバーの所有するカフェテリアデ
ビットカードにより希望するサービスを提供する店舗・
宿泊施設・医療機関等の提携施設群30と、からなり、
システムサーバー10の提供するサービスメニュー画面
により前記各団体構成メンバーの選択したサービスを前
記提携施設群のいずれかにおいて利用した際の費用を予
め付与されたポイント数よりその費用に相当するポイン
トを前記カフェテリアデビットカードから差し引く操作
を行い、該差し引かれたポイントに相当する利用代金を
前記利用した提携施設に支払うと共に該利用結果を前記
団体等及び/又は各団体構成メンバーに対して報告を行
うカフェテリアデビットカードシステムによって解決さ
れる。
【0012】さらに、本発明の課題は、前述のカフェテ
リアデビットカードに記録されるポイントが、現行通貨
の最小単位(1円)に換算可能に設定されるカフェテリ
アデビットカードシステムによってより有利に解決され
る。現行通貨の最小単位と発行するポイントの単位を同
一にすることにより有利に本システムを運用することが
できる。
【0013】また、本発明の課題は、前述のポイントに
相当する金額は、福利厚生サービスを提供する団体等か
ら金融機関の法人口座に振り込まれ、個々人の保有ポイ
ントの限度内においてデビットカード方式により引き落
としを行い、該個々人の保有ポイントの限度を超過する
利用は拒絶するように構成されたカフェテリアデビット
カードシステムによってより有利に解決される。本シス
テムを利用する団体等(企業又は個人)から,サービス
開始時点において、利用可能ポイント数と同額の金額が
予めいずれかの金融機関に預金または供託された後に、
個々人は当該サービスの提供を受けることになる。
【0014】前記システム管理者Syは、前記福利厚生
サービスを提供する団体等の認めるサービス種別に応じ
て選定された各提携施設グループの広告・宣伝・利用案
内等をシステムサーバー10を介して前記各団体等及び
/又は各団体構成メンバーに提供し、利用に関する案
内、申込み受付けを行い、各提携施設グループにはカー
ド読み取り端末を配置し、利用後の清算に応じてデビッ
トカード方式により利用代金に相当するポイントの即時
引き落としを実行するものである。利用施設群30にお
いて引き落とされたポイントは適時集計されてシステム
管理者側に伝えられ、法人口座40から得た対応する金
額の支払いを受ける。また、システム管理者Syは、前
記各団体等及び/又は各団体構成メンバーまたは利用施
設からの要請に基づき、有効ポイント数の確認を行う。
その際に、システム管理者Syは金融機関に預金又は供
託されている金品が確保されていることを確認すること
ができる。
【0015】本発明にかかるカフェテリアデビットカー
ドシステムによれば、福利厚生サービスを提供する団体
等は、システム管理者との間において運営委託・サービ
ス利用契約を締結し、サービス内容の選択、団体構成メ
ンバー個々人に対する利用限度ポイント数を決定し、シ
ステムの提携金融機関の所定法人口座に入金する。
【0016】そして、システム管理者は、団体構成メン
バー個々人に対してカフェテリアデビットカードを発行
し、インターネット、イントラネットその他の回線を介
して各提携施設などにより利用可能なサービスメニュー
の提供、選択に対するアドバイス、申込み受付等の処理
をネットワーク経由で実行する。なお、かかるサービス
は、PC端末はもとよりiモードに代表される携帯端末
を利用するものであっても差し支えない。かかる利用形
態としたことにより、団体等の休業日や業務時間外であ
っても利用予約等が可能となる。さらに、既存のデビッ
トカード加盟店での直接利用が可能となる。
【0017】システムの提供するサービスメニューは、
商品を販売する店舗、宿泊・保養施設、各種レジャー施
設、スポーツ施設、映画・演劇・音楽等、ゴルフ場、チ
ケットセンター等とすることができ、福利厚生サービス
を提供する団体等によって適宜選定することができる。
【0018】福利厚生サービスを利用する団体構成メン
バーは、システムの所定のURLにアクセスして多種多
様なジャンルから選択されるサービスを自由に利用する
ことが可能となり、従前のような団体側の選んだカスタ
ムメードではなく真に自己の要求を満たすオーダーメー
ドのサービスを利用することができ、肉体的・精神的リ
フレッシュに資することができる。この場合、団体構成
メンバーは、自己の保有ポイント内であればその他の制
限なしに福利厚生サービスを享受することができる。な
お、ポイント数の不足に対しては、自己のクレジットカ
ードまたは現金等により補填するようにしてもよい。
【0019】本発明にかかるカフェテリアデビットカー
ドシステムを利用することにより、会社、各種法人、組
合等の諸団体では、一種の業務委託と同様の結果が得ら
れるため、福利厚生サービスを担当する部署または担当
者の負担が大幅に軽減され、貴重なマンパワーを他業務
に振り当てることができる。
【0020】また、従業者その他の団体構成メンバー等
で福利厚生サービスを利用する立場にある者は、インタ
ーネット等を介して適時アクセス可能なシステムのメニ
ュー画面により選択したサービスを、当該団体等の内部
担当者の手を煩わせることなしに利用することができ
る。かかる利用にあたってのサービスメニューの確認・
選択、申込み、利用券の発行、利用後の清算等のステッ
プがそれぞれの段階において直接確認しながら実行さ
れ、ポイント引き落としも即座に行われる。また、シス
テムのサービスメニューは適時更新可能であり、常に最
新情報による利用案内およびサービスの選択・享受が可
能となる。
【0021】
【発明の実施の形態】次に、添付図を参照しながら本発
明にかかるカフェテリアデビットカードシステムについ
て開示する。図1は本発明にかかるカフェテリアデビッ
トカードシステムを運用開始する際の手順を例示したも
のである。このシステムには、システムサーバー10お
よび管理者Sy、システム利用団体等20、提携施設群
30、システム管理者Syならびにシステム利用団体等
と契約した提携金融機関の法人口座40によって構成さ
れる。本システム利用団体等20には社員、公務員、組
合員等のそれぞれの団体構成メンバー50が含まれてい
る。
【0022】システム管理者Syのサーバー10は、シ
ステム利用団体20との間で運営委託を受け、本シス
テムを運用する環境を整える。その間、システム管理者
Syならびにシステム利用団体20双方の提携金融機関
に法人口座40の開設を依頼し、運用開始までに所定額
の預託金振込を依頼する。このような口座開設の情報
はシステムに通知される。システムとの提携施設群3
0、例えば宿泊施設、レジャー施設、スポーツ施設、ゴ
ルフ場、音楽・映画・演劇等各種エンターテイメント施
設、商店、デパート、チケットセンター、医療機関等々
との間で利用契約をそれぞれ締結する。
【0023】システム管理者Syは、システム利用団体
20との間で予め定められた条件によるカフェテリアデ
ビットカードを構成メンバー50の個々に対して発行す
る。この場合の正当な利用者特定のためには、暗証番
号、指紋、内蔵するICによる識別等の通常採用される
手法を利用することができる。また、このカフェテリア
デビットカードに付与される利用限界ポイントは、当
初、システム管理者Syと利用団体20との間で定めた
点数とする。通常は、福利厚生会計も会計年度毎になる
ため、新会計年度毎に新しいポイントの設定を行うよう
に構成することが望ましいが、年度ごとに新規カードに
切り換えるものであってもよい。
【0024】この場合、ポイント数は例えば最小通貨単
位に合わせて1ポイント=1円としてそれぞれの利用団
体等における福利厚生予算によって決定されるポイント
とすることができる。しかし、福利厚生費用は給与等の
所得とは異なる費用であるため、現金との引換えはでき
ないような配慮が必要となることもある。なお、期限内
に利用しきれなかったポイントは切り捨てることも可能
であるが、次年度に限り繰越し可能というような運用が
望ましい。
【0025】図2は、上述のカフェテリアデビットカー
ドシステムを利用する際の手順を例示したものである。
団体構成メンバー50は会社、公共企業体、組合等の所
属団体等20からカードの利用限度ポイント数を確認し
ておく。本システムの利用に際して、団体構成メンバー
50はシステムサーバー10の所定URLにアクセス
[1] し、案内メニュー画面から希望する利用サービスの
種別、利用時期、利用人数等に合致する該当サービスを
検索及び/又は選択する。
【0026】システムサーバー10の所定URLには予
め情報を得ている提携施設群30からのデータが表示さ
れ、買い物、宿泊、レジャー施設、スポーツクラブ、フ
ィットネスクラブ、ゴルフ場等のジャンル、存在地域、
利用推奨期間、価格帯等の条件をクリックしながら利用
対象を選択可能である。
【0027】このような検索・選択操作により自己の目
的に合致するサービスが存在した場合は、利用申込みの
フォーマットを選択し、利用者ID、暗証番号等による
メンバー特定情報の入力、利用サービス特定情報、施設
名、利用日時、利用者人数等の入力により利用申込み
[2] を行う。
【0028】この申込み操作を受けたシステムサーバー
10は利用申込みをした団体構成メンバー50ならびに
対象となる提携施設群30に対して利用確認証[3] をオ
ンラインで発行して予約が完了し、この内容を含む利用
通知[4] が提携施設30に伝えられる。このような利用
サービス検索から選択決定等の間、従業者等の団体構成
メンバー50とシステムサーバー10との間でのみ手続
きが進行し、利用団体等20における総務部、厚生部等
管理部門の担当者はなんらかのトラブル等の発生時を除
き一切関与する必要はない。したがって、従前以上の福
利厚生サービスの便宜を図りつつ大幅な省力化が可能と
なる。
【0029】利用申込みをした団体構成メンバー50が
所定時期に提携施設群30を利用した場合は、カフェテ
リアデビットカードをカードリーダーに通して利用金額
に相当するポイントの引き落とし[5] を行う。この場合
の清算はデビットカード方式で即時引き落としで行われ
るため、利用者の保有ポイントの限度内でのみ行われ
る。したがって、通常のクレジットカードのような後日
引き落としではないため、残高不足等による回収不能な
どの問題は生じない。
【0030】ポイント引き落としの内容は同時にシステ
ムサーバー10に伝えられ、団体等20名義による法人
口座40から提携施設群等30に対して対応する金額の
引き落とし[6] および支払い[7] が行われる。かかる運
用により、従来のように利用団体等20によって発行さ
れた利用券に基づく請求書発行、入金確認、領収書発行
等の処理が不要となる。
【0031】図3は、サービスの利用を希望する構成メ
ンバー50がシステムサーバー10にアクセスして、利
用申込みを行う際のサービス内容の検索・選択、決定等
の際のメニュー画面を例示したものである。図3(A)
は利用ジャンルの選択画面の例である。この例では、保
養施設、レストラン、レジャー施設、チケット予約、フ
ィットネスクラブ、スポーツクラブ、チェーンストア、
ゴルフ場、ドラッグストア・・・等々を例示している
が、これは単なる例示にすぎない。この画面において、
例えば保養施設利用を選択する場合、対応箇所をクリッ
クする。
【0032】次いで、図3(B)のような、温泉荘、奥
山ロッジ、海の家 “夏" 、高原ホテル、釣り宿 “ヒラ
メ”、ペンション “憩" 等々の利用可能保養施設の名
称が表示された施設選択画面が表示される。これらの中
から、例えば奥山ロッジを希望する場合、対応箇所をク
リックする。なお、保養施設以外のサービスを利用する
場合は“戻る”のクリックにより前画面に戻ることがで
きる。
【0033】図3(C)は保養施設“奥山ロッジ”を特
定して予約する画面で、例えば希望利用期間、利用人
数、オプション等の所要事項を入力する。この場合、必
要に応じて利用の可否、所要ポイント等に関する情報等
が画面下方に表示され、これらの表示を確認しつつ利用
時期、人数等を順次特定していく。最終的に利用可能と
なった場合には、“次へ”をクリックする。もしも利用
希望と合致しなかった場合は“戻る”をクリックして改
めて選択・特定を行う。
【0034】図3(D)は、利用可能であった場合に
“次へ”がクリックされた状態の例を示すものである。
この画面は、契約保養施設“奥山ロッジ”からの画面が
システムサーバー10を介して提示されるもので、利用
確認証となる画面である。この内容は、必要に応じて利
用希望者である団体構成メンバー50の端末でダウンロ
ードし及び/又はプリントアウトしておくことができ
る。また、このような利用確認証はシステムサーバー1
0において記憶しておくことはもとより、必要に応じて
団体等の管理部門の端末20にも記憶しておくことがで
きる。これら各記憶は、将来のポイント利用に対する資
料になるばかりでなく、過誤の発生を回避するために有
効である。
【0035】利用確認証を受けた団体構成メンバー50
は、予約時期に保養施設“奥山ロッジ”を利用し、利用
後にカフェテリアデビットカードを用いてポイントによ
り清算する。この清算に応じてカードからポイントが減
算され、このポイント数に相当する代金が、システムサ
ーバー10の指示により提携金融機関の法人口座40か
ら、保養施設“奥山ロッジ”の口座に移される。また、
ポイント数の引き落としはデビットカード方式で現存す
るポイントでのみ利用可能であるため、貸倒れのような
不所望の事態は一切発生しない。したがって、保養施設
“奥山ロッジ”における請求書発行、入金確認、領収書
発行等の手間も不要となる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明にかかるカ
フェテリアデビットカードシステムによれば、企業、健
康保健組合、共済組合、公共企業体、自治体、各種法人
等々の多数の従業者等団体構成メンバーを有する団体等
のこれら構成メンバーに対する福利厚生サービスが豊富
なサービスメニューによって提供可能となる。また、本
システムによれば団体所属担当者の労力は大幅に低減さ
れる。
【0037】したがって、一種のアウトソーシングに相
当し、かかる担当者を他業務に転身せしめることができ
る。また、従業者等団体構成メンバーは充実したサービ
スメニューからの選択が可能となり、与えられた福利厚
生サービスの有効活用が可能となり、かかる肉体的・精
神的リフレッシュ効果によりマンパワーの有効活用が可
能となり、業務遂行上好ましい効果が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるカフェテリアデビットカードシ
ステムにおけるシステム構成時の手続き例を示す全体構
成図である。
【図2】本発明にかかるカフェテリアデビットカードシ
ステムにおける運用時の手続き例を示す全体構成図であ
る。
【図3】本発明にかかるカフェテリアデビットカードシ
ステムにおけるメニュー選択画面例の説明図(図(A)
〜図(D))である。
【符号の説明】
10 システムサーバー 20 システム利用団体等 30 提携施設群 40 提携金融機関(法人口座) 50 団体構成メンバー Sy システム管理者
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G07G 1/12 321 G07G 1/12 321P 361 361C

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 団体構成メンバーに対して福利厚生サー
    ビスを提供する団体等と、該団体等の要求に応じて各団
    体構成メンバーに対してサービス利用限度に相当するポ
    イントを記録したカフェテリアデビットカードを発行し
    管理運用を担当するシステム管理者と、該システム管理
    者との提携の下に前記各団体構成メンバーの所有するカ
    フェテリアデビットカードにより希望するサービスを提
    供する店舗・宿泊施設・医療機関等の提携施設群と、か
    らなり、システムサーバーの提供するサービスメニュー
    画面により前記各団体構成メンバーの選択したサービス
    を前記提携施設群のいずれかにおいて利用した際の費用
    を予め付与されたポイント数よりその費用に相当するポ
    イントを前記カフェテリアデビットカードから差し引く
    操作を行い、該差し引かれたポイントに相当する利用代
    金を前記利用した提携施設に支払うと共に該利用結果を
    前記団体等及び/又は各団体構成メンバーに対して報告
    を行うことを特徴とする、カフェテリアデビットカード
    システム。
  2. 【請求項2】 前記カフェテリアデビットカードに記録
    されるポイントが、現行通貨の最小単位に換算可能に設
    定されることを特徴とする、請求項1に記載のカフェテ
    リアデビットカードシステム。
  3. 【請求項3】 前記ポイントに相当する金額は、福利厚
    生サービスを提供する団体等から提携金融機関の法人口
    座に振り込まれ、個々人の保有ポイントの限度内におい
    てデビットカード方式により引き落としを行い、該個々
    人の保有ポイントの限度を超過する利用は拒絶するよう
    に構成されたことを特徴とする、請求項1または2のい
    ずれかに記載のカフェテリアデビットカードシステム。
  4. 【請求項4】 前記システム管理者は、前記福利厚生サ
    ービスを提供する団体等の認めるサービス種別に応じて
    選定された各提携施設群の広告・宣伝・利用案内等をシ
    ステムサーバーを介して前記各団体等及び/又は各団体
    構成メンバーに提供し、利用に関する案内、申込み受付
    けを行い、各提携施設グループにはカード読み取り端末
    を配置し、利用後の清算に応じてデビットカード方式に
    より利用代金に相当するポイントの即時引き落としを実
    行するように構成されたことを特徴とする、請求項1な
    いし3のいずれかに記載のカフェテリアデビットカード
    システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019079107A (ja) * 2017-10-20 2019-05-23 株式会社日本総合研究所 ワークライフバランス支援システム、その方法及びプログラム
WO2024075321A1 (ja) * 2022-10-03 2024-04-11 株式会社日立システムズ 施設ポイント管理装置、施設ポイント管理システム、プログラム、及び施設ポイント管理方法

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