JP2002259111A - 電子マンガ閲覧プログラム、記録媒体、閲覧方法及び装置 - Google Patents

電子マンガ閲覧プログラム、記録媒体、閲覧方法及び装置

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JP2002259111A
JP2002259111A JP2001059345A JP2001059345A JP2002259111A JP 2002259111 A JP2002259111 A JP 2002259111A JP 2001059345 A JP2001059345 A JP 2001059345A JP 2001059345 A JP2001059345 A JP 2001059345A JP 2002259111 A JP2002259111 A JP 2002259111A
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JP2001059345A
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Yasushi Minagawa
裕史 皆川
Yuji Sakka
裕司 属
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Square Co Ltd
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
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  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】コンピュータ等の画面上に表示された漫画にお
いて登場人物の吹き出しについて、表示の順序、表現方
法またコマ全体の表示方法等を自在に表現可能とするプ
ログラムを提供する。 【解決手段】各ページが少なくとも1つのコマからな
り、各コマがセリフを表示する吹出し部51とコマ画像
52とからなる電子マンガを表示装置の画面上で閲覧す
るためのプログラムであって、吹出し部51とコマ画像
52を画像データとして格納し、吹出し部に表示するセ
リフ53を文字データとして前記画像データとは別に格
納する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータ等の
画面上に表示される電子漫画における登場人物の吹き出
し、及びコマの表示に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来漫画をコンピュータ等の画面上に表
示する場合、紙の上にかかれた漫画をイメージスキャナ
などで読み込ませたイメージデータを、そのまま表示す
るなどを行なっていた。そのため、画像データとセリフ
データとは一緒に格納されており、登場人物のセリフを
表す吹き出しは、紙面の上にかかれた通りにコマごとに
表示されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そのため、セリフ文字
だけを独立して変更すること、例えば、セリフ文字はコ
マの大きさに対して常に一定の倍率で表示されることに
なり、表示方法に応じて、例えばコマの大きさに合わせ
て、任意にセリフ文字の大きさを変更することは出来な
かった。
【0004】また、セリフ文字を一文字ずつ、または一
コマずつ等の順序で表示することが出来なかった。ま
た、セリフ、または一コマをフェードイン、フェードア
ウトといった形式で表示することが出来なかった。更
に、セリフを他の文字に置換えたり、例えば、日本語を
英語に変換して表示することも出来なかった。
【0005】本発明の目的は、上記した課題に鑑み、コ
ンピュータ等の画面上に表示された漫画において登場人
物の吹き出しについて、表示の順序、表現方法またコマ
全体の表示方法等を自在に表現可能とするプログラムを
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の一実施形態によ
ると、各ページが少なくとも1つのコマからなり、各コ
マがセリフを表示する吹出し部とコマ画像とからなる電
子マンガを表示装置の画面上で閲覧するためのプログラ
ムであって、吹出し部と前記コマ画像を画像データとし
て格納し、吹出し部に表示するセリフを文字データとし
て前記画像データとは別に格納するプログラムが得られ
る。
【0007】また、他の本発明の一実施形態によると、
各コマを一コマずつ、画面上に順次ズーム表示していく
プログラムが得られる。一ページ分のコマを画面上に表
示し、表示されたコマの中の所定のコマに対して、フェ
ードイン処理又はフェードアウト処理の何れかを行なう
プログラムが得られる。
【0008】また、文字データとして、少なくとも二つ
の言語に対応する文字データを格納しており、所定の操
作により、選択された言語に対応する文字データを前記
吹出し内に表示するプログラムが得られる。
【0009】また、更に他の本発明の一実施形態による
と、吹出し部に、セリフを所定の順序で一文字ずつ表示
するプログラムが得られる。また更に、少なくとも1つ
のコマがその吹き出し部にセリフを含めて表示されてお
り、表示されたセリフ全体に対してフェードイン処理ま
たはフェードアウト処理の何れかを行なうプログラムが
得られる。
【0010】また、更に他の本発明の一実施形態による
と、一ページ分のコマを画面上に表示し、表示されたコ
マの中の所定のコマに対して、予め定められたコマの順
番に従って、セリフを順次表示していくプログラムが得
られる。
【0011】更に他の本発明の一実施形態によると、各
ページが少なくとも1つのコマからなり、各コマがセリ
フを表示する吹出し部とコマ画像とからなる電子マンガ
を表示装置の画面上で閲覧するためのプログラムを格納
した記憶媒体であって、吹出し部とコマ画像を画像デー
タとして格納し、吹出し部に表示するセリフを文字デー
タとして画像データとは別に格納する記憶媒体が得られ
る。また、更に他の本発明の一実施形態によると、各コ
マを一コマずつ、画面上に順次ズーム表示して記憶媒体
が得られる。
【0012】更に他の本発明の一実施形態によると、一
ページ分のコマを画面上に表示し、表示されたコマの中
の所定のコマに対して、フェードイン処理又はフェード
アウト処理の何れかを行なう記憶媒体が得られる。
【0013】また、更に他の本発明の一実施形態による
と、文字データとして、少なくとも二つの言語に対応す
る文字データを格納しており、所定の操作により、選択
された言語に対応する文字データを吹出し内に表示する
記憶媒体が得られる。
【0014】更に他の本発明の一実施形態によると、吹
出し部に、セリフを所定の順序で一文字ずつ表示する記
憶媒体が得られる。更に他の本発明の一実施形態による
と、少なくとも1つのコマがその吹き出し部にセリフを
含めて表示されており、表示されたセリフ全体に対して
フェードイン処理またはフェードアウト処理の何れかを
行なう記憶媒体が得られる。
【0015】また、更に他の本発明の一実施形態による
と、一ページ分のコマを画面上に表示し、表示されたコ
マの中の所定のコマに対して、予め定められたコマの順
序に従って、セリフを順次表示していく記憶媒体が得ら
れる。
【0016】また、更に他の本発明の一実施形態による
と、各ページが少なくとも1つのコマからなり、各コマ
がセリフを表示する吹出し部とコマ画像とからなる電子
マンガを表示装置の画面上で閲覧するための電子マンガ
閲覧装置であって、吹出し部とコマ画像を画像データと
して格納し、吹出し部に表示するセリフを文字データと
して画像データとは別に格納する電子マンガ閲覧装置が
得られる。
【0017】また、更に他の本発明の一実施形態による
と、各コマを一コマずつ、画面上に順次ズーム表示して
いく電子マンガ閲覧装置が得られる。また、更に他の本
発明の一実施形態によると、一ページ分のコマを画面上
に表示し、表示されたコマの中の所定のコマに対して、
フェードイン処理又はフェードアウト処理の何れかを行
なう電子マンガ閲覧装置が得られる。
【0018】また、更に他の本発明の一実施形態による
と、文字データとして、少なくとも二つの言語に対応す
る文字データを格納しており、所定の操作により、選択
された言語に対応する文字データを前記吹出し内に表示
する電子マンガ閲覧装置が得られる。また、他の本発明
の一実施形態によると、吹出し部に、セリフを所定の順
序で一文字ずつ表示する電子マンガ閲覧装置が得られ
る。
【0019】また、更に他の本発明の一実施形態による
と、少なくとも1つのコマがその吹き出し部にセリフを
含めて表示されており、表示されたセリフ全体に対して
フェードイン処理またはフェードアウト処理の何れかを
行なう電子マンガ閲覧装置が得られる。
【0020】また、更に他の本発明の一実施形態による
と、一ページ分のコマを画面上に表示し、表示されたコ
マの中の所定のコマに対して、予め定められたコマの順
番に従って、セリフを順次表示していく電子マンガ閲覧
装置が得られる。
【0021】また、他の本発明の一実施形態によると、
各ページが少なくとも1つのコマからなり、各コマがセ
リフを表示する吹出し部とコマ画像とからなる電子マン
ガを表示装置の画面上で閲覧するための閲覧方法であっ
て、吹出し部とコマ画像を画像データとして格納し、吹
出し部に表示するセリフを文字データとして画像データ
とは別に格納する閲覧方法が得られる。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明による電子マンガ閲覧プロ
グラムの実施形態の一例について、添付の図を参照しな
がら説明していく。まず、本発明による電子マンガ閲覧
プログラムを実現するための、ネットワークシステムの
一例について、添付の図を参照しながら説明していく。
【0023】図1は、本実施形態を実現することが出来
るネットワークゲームシステムのシステム構成の一例を
示す。ここで、102はサーバ群を示しており、ユーザ
ーの認証を行なうための認証サーバ群102aと、メッ
セージの管理を行なうためのメッセージサーバ群102
b、メールの管理をするためのメールサーバ群102d、
ユーザのプロファイルを管理するためのプロファイルサ
ーバ群102g、そして、本発明によるマンガを処理す
るためのマンガサーバ群e、f等からなる。
【0024】図2は、上述のシステム構成において、本
実施形態では、クライアントシステムとして、家庭用の
ビデオゲーム機とした場合について述べる。上述のシス
テム構成において、本実施形態では、クライアントシス
テムを家庭用のビデオゲーム機とした場合について説明
する。
【0025】図2は、家庭用のビデオゲーム機であるク
ライアントシステム103a、103b、103cの使
用環境を説明している。これらクライアントシステムは
通信ネットワーク101を介してサーバ群102と接続
されている。
【0026】クライアントシステム103aは、ゲーム
機本体201、テレビ受像機202及びコントローラ2
03を含む。同様に、クライアントシステム103bは
ゲーム機本体204、テレビ受像機205及びコントロ
ーラ206を含み、クライアントシステム103cは、
ゲーム機本体207、テレビ受像機2028及びコント
ローラ209を含む。
【0027】ゲーム機本体201はビューアを起動し、
サーバ群102へアクセスする。テレビ受像機202は
ゲーム機本体201からの画像及び音のデータを出力す
る。コントローラ203は、ユーザの指示をゲーム機本
体201に入力する。
【0028】図3は、ゲーム機の本体のシステム構成図
を示す。図3において、ゲーム機本体201は、CPU
201a、システムメモリ201b、VRAM201
c、画像制御モジュール201d、音制御モジュール2
01e、メモリカードスロット201f、I/Oインタ
ーフェース201g、CDROMドライブ201iを含
む。
【0029】CPU201aは、システムメモリ201
bにロードしたあるいは記憶されているプログラムの制
御手順に従い、ゲーム機本体201全体の制御を行な
う。システムメモリ201bは、ROM、RAM等を含
む。ROMはBIOSプログラムが含まれており、RA
Mは制御用データ及びCDROMドライブ201iのC
DROMからロードされたビューアプログラムが一時記
憶される。
【0030】VRAM201cは、テレビ受像機208
へ表示するための画像データを展開し一時記憶する。画
像制御モジュール201dはテレビ受像機208へ表示
するための画像データを制御する。音制御モジュール2
01eはテレビ受像機208で出力するための音データ
を制御する。
【0031】メモリカードスロット201fは、CPU
201aがビューアを起動時に参照するデータを記憶し
てあるメモリカードを差し込むためのインタフェースで
ある。I/Oインターフェース201gは、テレビ受像
機202またはコントローラ203等の外部機器とゲー
ム機本体201とのデータの入出力を行なう。通信イン
ターフェイス201hは通信ネットワーク101との通
信制御を行なう。
【0032】CDROMドライブ201iは、プログラ
ムを記憶したCDROMを駆動しそのプログラムを読み
取る。本実施形態では、ビューアプログラムを記憶した
CDROMがCDROMドライブ201iにより読み出
され、ビューアプログラムがシステムメモリ201bの
RAMへロードされる。
【0033】続いて、所定の手続きを行ないビューアプ
ログラムを起動すると、図4に示すビューアの画面が表
示される。図5において、ビューアメニュー画面501
には、アカウント502、ナビゲータコマンドボタン5
03、ゲームコマンドボタン504、スポーツコマンド
ボタン505、ミュージックコマンドボタン506、マ
ンガコマンドボタン507等が表示されている。
【0034】ここで、ユーザーが、マンガコマンドボタ
ン507を選択決定すると、マンガサーバ群102e、
102fへアクセスして、マンガを閲覧するためのマン
ガ閲覧ツールが起動される。
【0035】そうすると、マンガ閲覧ツール上にマンガ
選択画面(図示せず)が表示される。ここで、所定のボ
タン操作をすることにより、図5に示すマンガの画面が
表示される。
【0036】図5は、いわゆる見開きの状態を示してい
る。これは、通常、雑誌を手にとって、見ている状態と
同じになる。ここでは、以下「流し読みモード」と呼ぶ
こととする。
【0037】図5の左側に示す六コマのマンガに基づい
て、本発明の詳細について以下に述べて行く。なお、こ
こで、マンガを閲覧する順序としては、(a)→(b)
→(c)→(d)→(e)→(f)→(g)の順で閲覧
するものと予め設定されている。以下、各コマをそれぞ
れ、コマa、コマb、コマc、コマd、コマe、コマ
f、コマgと呼ぶこととする。
【0038】ここで、登場人物が話すセリフ53を表示
する部分を吹出し部52と呼び、また、それ以外の画像
部分をコマ部と呼ぶこととする。まず、本発明による
「コマ送り」機能について、説明を行なう。
【0039】この機能は、マンガを一コマずつ、順番に
表示する機能である。以下、上記した「流し読みモー
ド」に対して、このモードは、「注目モード」と呼ぶこ
ととする。
【0040】この「注目モード」を選択すると、まず最
初に図6に示すコマが表示される。これは、図5のコマ
aが、ズームアップ表示されたものであり、図5のコマa
が、そのコマの大きさに応じて、画面上で最適な大きさ
で表示されるように、自動的に拡大されて表示される。
【0041】続いて、コントローラを用いて、所定の操
作をすることにより、次のコマである図7に映像が切り
替わる。このコマは、図5bに対応しており、図6に示
すコマと同様、このコマの大きさに応じて最適な大きさ
が自動的に選択される。更に、コントローラを用いて、
所定の操作をすることにより、次のコマである図8に映
像が切り替わる。このコマは、図5cに対応しており、
図6に示すコマと同様、このコマの大きさに応じて最適
な大きさが自動的に選択される。
【0042】但し、このコマの場合、横長のコマである
ため、図8に示すように、コマの横幅が、画面表示可能
領域の横幅に応じて設定されるため、画面上では、コマ
a及びコマbの下側の一部、またコマd及びコマfの上
側の一部が表示されることとなる。
【0043】次に示す図9は、コマcをズームアップ表
示したものである。このズームアップ表示は、コントロ
ーラによる他の所定の操作により、行なわれる。ここ
で、表示される画面の領域は、ユーザーの操作により、
移動する。またこの時、ズームの倍率もユーザーの操作
に応じて変更される。
【0044】更に、コントローラを用いて、所定の操作
をすることにより、次のコマである図10、図11、図
12に映像が切り替わっていく。それぞれのコマは、コ
マd、こまe、こまfに夫々対応しており、図6に示す
コマと同様、このコマの大きさに応じて最適な大きさが
自動的に選択される。
【0045】また、図12に示すように、コマの縦幅が
画面表示可能領域の縦幅と等しく設定される場合には、
コマfの右方向に存在するコマd、コマfの左側の一部
も、画面上に表示されることなる。
【0046】上記した様に、本発明によるコマ送り機能
を用いることにより、利用者は、自分に適した速さでマ
ンガの一コマ、一コマを拡大し順番に見ていくことが可
能となる。
【0047】続いて、本発明によるコマ全体のフェード
イン、フェードアウト機能について述べていく。図13
は、図5の左側の図(コマaからコマfまでを指す)に
おいて、コマdが表示されていない図である。動作とし
ては、フィルターが、コマd全体にフィルターがかけら
れている。また、他の方法により、同様の効果を生じさ
せてもよい。
【0048】次の図14は、コマdが、薄く表示された
状態を示している。また次の図15は、コマdが、図1
4より濃く表示された状態を示している。同様に、図1
6は、コマdが、更に濃く表示されている状態を示して
いる。そして、図17は、コマdが、完全に表示された
状態を示している。また、上記した操作を逆方向に行な
うことにより、逆にコマ全体が逆に徐々に消えていくフ
ェードアウト(薄くなっていく)効果を出すことが可能
となる。
【0049】このように、本発明による「コマ全体のフ
ェードイン、フェードアウト機能」を用いることによ
り、コマ全体のフェードイン、フェードアウトという、
従来の電子マンガ表示装置には無い効果を奏することが
可能となり、利用者は自然にそのフェードイン(フェー
ドアウト)効果のかけられたコマを注意を向けるここと
なる。
【0050】また、この「コマ全体のフェードイン、フ
ェードアウト機能」をかける対象領域の形状は、コマ全
体はもちろん、円形、三角形、星型等の形状を採用する
ことにより、より利用者の注意を引くことが可能とな
る。
【0051】続いて、本発明による「セリフの言語の変
換機能」について、述べていく。図18(a)は、図5
のコマbにおいて、セリフの部分の表示が無い場合を示
している。
【0052】ここで、日本語表記を選択した場合には、
日本語によるセリフが吹き出しに挿入され、図18
(b)に示す表示となる。一方、英語表記を選択した場
合には、英語によるセリフが吹き出しに挿入され、図1
8(c)に示す表示となる。
【0053】このように、ユーザーの選択に応じた言語
に応じてセリフが、吹き出しに表示されるため、予め複
数言語に対応した文字データを備えておくことにより、
多数の国々のユーザーが、同じマンガを楽しむことが可
能となる。
【0054】また、図18(a)では、吹き出しが人物
の右側と左側の両側に設けられているが、吹き出しを内
容に応じて、右側の吹き出しを表示し、次に左側の吹き
出しを表示することにより、実際の会話と同じ順序で表
示することができる。
【0055】続いて、本発明によるセリフの順次表示機
能について、述べていく。図19は、図5のコマfにお
いて、セリフの部分の表示が、「合」一字のみ表示され
ている場面を示している。
【0056】続いて、図91(b)は、図19(a)に
おいて更に一文字追加され「合格」の二文字が表示され
ている画面を表示しており、図19(a)が表示された
状態から予め定められた時間が経過すると、図19
(b)が表示されることになる。
【0057】以下同様に、図19(c)、図19
(d)、図19(e)、図19(f)、図19(g)と
場面が進むにつれて、「お」、「め」、「で」、
「と」、「う」の文字が一字ずつ追加されて表示され、
最終的には、図19(g)に示すように、「合格おめで
とう」とセリフが全て表示される。
【0058】上記したように、セリフが一文字ずつ表示
されることにより、利用者はセリフの内容を確実に把握
することが容易になる。
【0059】次に、本発明による「セリフのフェードイ
ン、フェードアウト機能」について述べていく。図20
は、図5の左側の図(コマaからコマfまでを指す)に
おいて、コマfにおいてセリフが表示されていない図で
ある。動作としては、フィルターが、コマfの吹き出し
部61全体にがかけられている。また、他の方法によ
り、同様の効果を生じさせてもよい。
【0060】次の図21は、吹き出し部61内のセリフ
が、薄く表示された状態を示している。また次の図22
は、吹き出し部61内のセリフが、図21より濃く表示
された状態を示している。
【0061】同様に、図22は、吹き出し部61内のセ
リフが、更に濃く表示されていく状態を示している。そ
して、図23は、吹き出し部61内のセリフが、完全に
表示された状態を示している。
【0062】また、上記した操作を逆方向に行なうこと
により、逆に吹き出し部内のセリフ全体が完全に表示さ
れた状態から徐々に消えて行くフェードアウト(薄くな
っていく)効果を出すことが可能となる。
【0063】上記した本発明による「セリフのフェード
イン、フェードアウト機能」によると、特定のコマの吹
き出し部内のセリフが徐々に表示されてくるため、利用
者は、その得意のコマに対して注意を向けるとともに、
セリフの内容を把握することが容易になる。
【0064】続いて、本発明による「コマ毎の順次セリ
フ表示機能」について述べていく。図25は、コマaか
らこまfまでの全てのコマの吹き出し部が、空白の状態
である。所定の操作を行なうことにより、コマaの吹き
出し部にセリフが書き込まれ、図26に示す、セリフが
表示された状態である。
【0065】続いて、コマbの吹き出し部にセリフが書
き込まれ、図27に示す、セリフが表示された状態であ
る。ここで、コマaの吹き出し部は、表示されたままで
ある。引き続き、コマcの吹き出し部にセリフが書き込
まれ、図28に示す状態となる。ここで、コマa及びコ
マbの吹き出し部は、表示されたままである。
【0066】そして、コマfの吹き出し部にセリフが書
き込まれ、図29に示す状態となる。ここでは、全ての
コマの吹き出しにセリフが書き込まれている。このよう
に、本発明の「コマ毎の順次セリフ表示機能」による
と、セリフが一コマずつ、順を追って表示されるため、
利用者は、マンガのストーリーにそって、セリフを読ん
でいくことが容易に出来る。
【0067】また、すでにセリフが表示されたコマにつ
いては、セリフが引き続き表示された状態であるため、
再度読み直すことが可能となる。その一方、これから読
む部分については、そのコマに進むまではセリフが表示
されないため、先のコマのセリフを早く読んでしまい、
興味をそがれるといったことがなくなる。
【0068】また、上記した例において、セリフを表示
する場合、そのセリフの縁取りを例えば白色で行なうこ
とにより、より鮮明に表示することが可能となる。ま
た、縁取りの色を変更することにより、より利用者の注
意をひくことが可能となる。
【0069】次に、上記した機能を用いてマンガ閲覧を
行う場合の一例について、図30,31に示すフローチ
ャートを用いて、説明していく。まず、マンガ閲覧ツー
ルを起動する(S1)。そうすると、マンガ選択画面と
なるので、ここでマンガの選択を行う(S2)。次に、
流し読みモードにするかの選択を行い(S3)、流し読
みモードで無ければ、注目モード(S4)に進む。
【0070】続いて、使用言語が日本語であるかそうで
無いかの選択を行い(S5)、日本語を選択すれば、日
本語でセリフの表示を行う(S7)。ここで、日本語を
選択しなければ、英語でセリフの表示を行う(S6)。
【0071】一方、S3で流し読みモードを選択した場
合、流し読みモードとなる(S8)。続いて、コマの処
理であるか、セリフの処理であるかの選択を行い(S
9)、コマ処理が選択された場合、S19に進む。ここ
で、フェードイン処理であるか否かが判断され(S1
9)、フェードイン処理である場合は、フェードイン処
理を行ない(S20)、そうでない場合は、S21に進
む。続いて、フェードアウト処理であるか否かが判断さ
れ、そうである場合は、フェードアウト処理が行われ
(S22)そうでない場合は、そのまま表示されること
となる。
【0072】また、S9において、セリフ処理が選択さ
れた場合、一文字ずつの処理が否かが判断される。一文
字ずつの処理が選択されれば、一文字ずつセリフが表示
され(S11)、そうでなければ、S12に進み、コマ
毎の表示であるかが判断される。ここでコマ毎の表示が
選択されれば、コマ毎にセリフが表示される(S1
3)。そうでなければ、S14に進み フェードイン処
理であるか否かが判断され(S14)、フェードイン処
理である場合は、フェードイン処理を行ない(S1
5)、そうでない場合は、S16に進み、フェードアウ
ト処理であるか否かが判断される。、ここで、フェード
アウト処理である場合は、フェードアウト処理が行われ
(S17)そうでない場合は、そのまま表示されること
となる(S18)。上記した例はあくまでも一例であ
り、その他の組み合わせもあることはいうまでもない。
【0073】
【発明の効果】以上の述べたように、セリフ及び画像を
自在に表示することが可能な電子マンガを提供できるプ
ログラム、媒体、あるいは装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるカードゲームを実現するためのネ
ットワークシステムの概念図である。
【図2】本発明による図1に示したネットワークにおい
て、クライアントシステムとして家庭用ゲーム機を用い
た場合の図である。
【図3】図2に示した家庭用ゲーム機のシステム構成図
である。
【図4】本発明によるビューアを示す図である。
【図5】 本発明による見開き表示を示す図である。
【図6】 本発明によるコマ送りを説明する図である。
【図7】 本発明によるコマ送りを説明する図である。
【図8】 本発明によるコマ送りを説明する図である。
【図9】 本発明によるズームアップを説明する図であ
る。
【図10】 本発明によるコマ送りを説明する図であ
る。
【図11】 本発明によるコマ送りを説明する図であ
る。
【図12】 本発明によるコマ送りを説明する図であ
る。
【図13】 本発明による一コマのフェードインを説明
する図である。
【図14】 本発明による一コマのフェードインを説明
する図である。
【図15】 本発明による一コマのフェードインを説明
する図である。
【図16】 本発明による一コマのフェードインを説明
する図である。
【図17】 本発明による一コマのフェードインを説明
する図である。
【図18】 本発明による日本語、英語の変換を説明す
るための図である。
【図19】 本発明によるセリフを一文字ずつ表示する
ための説明図である。
【図20】 本発明によるセリフ全体をフェードインす
るための説明図である。
【図21】 本発明によるセリフ全体をフェードインす
るための説明図である。
【図22】 本発明によるセリフ全体をフェードインす
るための説明図である。
【図23】 本発明によるセリフ全体をフェードインす
るための説明図である。
【図24】 本発明によるセリフを一コマずつ表示する
ための説明図である。
【図25】 本発明によるセリフを一コマずつ表示する
ための説明図である。
【図26】 本発明によるセリフを一コマずつ表示する
ための説明図である。
【図27】 本発明によるセリフを一コマずつ表示する
ための説明図である。
【図28】 本発明によるセリフを一コマずつ表示する
ための説明図である。
【図29】 本発明によるセリフを一コマずつ表示する
ための説明図である。
【図30】 本発明によるセリフを一コマずつ表示する
ための説明図である。
【図31】 本発明によるセリフを一コマずつ表示する
ための説明図である。
【符号の説明】
501 ビューアメニュー画面 507 マンガコマンドボタン
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年4月24日(2002.4.2
4)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】電子マンガ閲覧プログラム、記録媒体、
閲覧方法及び装置
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータ等の
画面上に表示される電子漫画における登場人物の吹き出
し、及びコマの表示に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来漫画をコンピュータ等の画面上に表
示する場合、紙の上にかかれた漫画をイメージスキャナ
などで読み込ませたイメージデータを、そのまま表示す
るなどを行なっていた。そのため、画像データとセリフ
データとは一緒に格納されており、登場人物のセリフを
表す吹き出しは、紙面の上にかかれた通りにコマごとに
表示されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そのため、セリフ文字
だけを独立して変更すること、例えば、セリフ文字はコ
マの大きさに対して常に一定の倍率で表示されることに
なり、表示方法に応じて、例えばコマの大きさに合わせ
て、任意にセリフ文字の大きさを変更することは出来な
かった。
【0004】また、セリフ文字を一文字ずつ、または一
コマずつ等の順序で表示することが出来なかった。ま
た、セリフ、または一コマをフェードイン、フェードア
ウトといった形式で表示することが出来なかった。更
に、セリフを他の文字に置換えたり、例えば、日本語を
英語に変換して表示することも出来なかった。
【0005】本発明の目的は、上記した課題に鑑み、コ
ンピュータ等の画面上に表示された漫画において登場人
物の吹き出しについて、表示の順序、表現方法またコマ
全体の表示方法等を自在に表現可能とするプログラムを
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の一実施形態によ
ると、各ページが少なくとも1つのコマからなり、各コ
マがセリフを表示する吹出し部とコマ画像とからなる電
子マンガを表示装置の画面上で閲覧するためのプログラ
ムであって、セリフを示す文字データを利用して、 前
記吹出し部に前記文字データに基づいたセリフを表示す
プログラムが得られる。
【0007】また、他の本発明の一実施形態によると、
各コマを一コマずつ、画面上に順次ズーム表示していく
プログラムが得られる。一ページ分のコマを画面上に表
示し、表示されたコマの中の所定のコマに対して、フェ
ードイン処理又はフェードアウト処理の何れかを行なう
プログラムが得られる。
【0008】また、文字データとして、少なくとも二つ
の言語に対応する文字データを格納しており、所定の操
作により、選択された言語に対応する文字データを前記
吹出し内に表示するプログラムが得られる。
【0009】また、更に他の本発明の一実施形態による
と、吹出し部に、セリフを所定の順序で一文字ずつ表示
するプログラムが得られる。また更に、少なくとも1つ
のコマがその吹き出し部にセリフを含めて表示されてお
り、表示されたセリフ全体に対してフェードイン処理ま
たはフェードアウト処理の何れかを行なうプログラムが
得られる。
【0010】また、更に他の本発明の一実施形態による
と、一ページ分のコマを画面上に表示し、表示されたコ
マの中の所定のコマに対して、予め定められたコマの順
番に従って、セリフを順次表示していくプログラムが得
られる。
【0011】更に他の本発明の一実施形態によると、各
ページが少なくとも1つのコマからなり、各コマがセリ
フを表示する吹出し部とコマ画像とからなる電子マンガ
を表示装置の画面上で閲覧するためのプログラムを格納
した記憶媒体であって、前記プログラムは、セリフを示
す文字データを利用して前記吹き出し部に前記文字デー
タに基づいたセリフを表示する記憶媒体が得られる。ま
た、更に他の本発明の一実施形態によると、各コマを一
コマずつ、画面上に順次ズーム表示して記憶媒体が得ら
れる。
【0012】更に他の本発明の一実施形態によると、一
ページ分のコマを画面上に表示し、表示されたコマの中
の所定のコマに対して、フェードイン処理又はフェード
アウト処理の何れかを行なう記憶媒体が得られる。
【0013】また、更に他の本発明の一実施形態による
と、文字データとして、少なくとも二つの言語に対応す
る文字データを格納しており、所定の操作により、選択
された言語に対応する文字データを吹出し内に表示する
記憶媒体が得られる。
【0014】更に他の本発明の一実施形態によると、吹
出し部に、セリフを所定の順序で一文字ずつ表示する記
憶媒体が得られる。更に他の本発明の一実施形態による
と、少なくとも1つのコマがその吹き出し部にセリフを
含めて表示されており、表示されたセリフ全体に対して
フェードイン処理またはフェードアウト処理の何れかを
行なう記憶媒体が得られる。
【0015】また、更に他の本発明の一実施形態による
と、一ページ分のコマを画面上に表示し、表示されたコ
マの中の所定のコマに対して、予め定められたコマの順
序に従って、セリフを順次表示していく記憶媒体が得ら
れる。
【0016】また、更に他の本発明の一実施形態による
と、各ページが少なくとも1つのコマからなり、各コマ
がセリフを表示する吹出し部とコマ画像とからなる電子
マンガを表示装置の画面上で閲覧するための電子マンガ
閲覧装置であって、吹出し部とコマ画像を画像データと
して格納し、吹出し部に表示するセリフを文字データと
して画像データとは別に格納し、前記吹き出し部に前記
文字データに基づいたセリフを表示する電子マンガ閲覧
装置が得られる。
【0017】また、更に他の本発明の一実施形態による
と、各コマを一コマずつ、画面上に順次ズーム表示して
いく電子マンガ閲覧装置が得られる。また、更に他の本
発明の一実施形態によると、一ページ分のコマを画面上
に表示し、表示されたコマの中の所定のコマに対して、
フェードイン処理又はフェードアウト処理の何れかを行
なう電子マンガ閲覧装置が得られる。
【0018】また、更に他の本発明の一実施形態による
と、文字データとして、少なくとも二つの言語に対応す
る文字データを格納しており、所定の操作により、選択
された言語に対応する文字データを前記吹出し内に表示
する電子マンガ閲覧装置が得られる。また、他の本発明
の一実施形態によると、吹出し部に、セリフを所定の順
序で一文字ずつ表示する電子マンガ閲覧装置が得られ
る。
【0019】また、更に他の本発明の一実施形態による
と、少なくとも1つのコマがその吹き出し部にセリフを
含めて表示されており、表示されたセリフ全体に対して
フェードイン処理またはフェードアウト処理の何れかを
行なう電子マンガ閲覧装置が得られる。
【0020】また、更に他の本発明の一実施形態による
と、一ページ分のコマを画面上に表示し、表示されたコ
マの中の所定のコマに対して、予め定められたコマの順
番に従って、セリフを順次表示していく電子マンガ閲覧
装置が得られる。
【0021】また、他の本発明の一実施形態によると、
各ページが少なくとも1つのコマからなり、各コマがセ
リフを表示する吹出し部とコマ画像とからなる電子マン
ガを表示装置の画面上で閲覧するための閲覧方法であっ
て、吹出し部とコマ画像を画像データとして格納し、吹
出し部に表示するセリフを文字データとして画像データ
とは別に格納し、前記吹き出し部に前記文字データに基
づいたセリフを表示する閲覧方法が得られる。
【0022】また、更に他の本発明の一実施形態による
と、各コマを一コマずつ、画面上に順次ズーム表示して
いく電子マンガ閲覧方法が得られるまた、更に他の本
発明の一実施形態によると、一ページ分のコマを画面上
に表示し、表示されたコマの中の所定のコマに対して、
フェードイン処理又はフェードアウト処理の何れかを行
なう閲覧方法が得られる
【0023】また、更に他の本発明の一実施形態による
と、文字データとして、少なくとも二つの言語に対応す
る文字データを格納しており、所定の操作により、選択
された言語に対応する文字データを前記吹出し内に表示
する閲覧方法が得られるまた、他の本発明の一実施形
態によると、吹出し部に、セリフを所定の順序で一文字
ずつ表示する閲覧方法が得られる
【0024】また、更に他の本発明の一実施形態による
と、少なくとも1つのコマがその吹き出し部にセリフを
含めて表示されており、表示されたセリフ全体に対して
フェードイン処理またはフェードアウト処理の何れかを
行なう閲覧方法が得られる
【0025】また、更に他の本発明の一実施形態による
と、一ページ分のコマを画面上に表示し、表示されたコ
マの中の所定のコマに対して、予め定められたコマの順
番に従って、セリフを順次表示していく閲覧方法が得ら
れる
【0026】
【発明の実施の形態】本発明による電子マンガ閲覧プロ
グラムの実施形態の一例について、添付の図を参照しな
がら説明していく。まず、本発明による電子マンガ閲覧
プログラムを実現するための、ネットワークシステムの
一例について、添付の図を参照しながら説明していく。
【0027】図1は、本実施形態を実現することが出来
るネットワークゲームシステムのシステム構成の一例を
示す。ここで、102はサーバ群を示しており、ユーザ
ーの認証を行なうための認証サーバ群102aと、メッ
セージの管理を行なうためのメッセージサーバ群102
b、メールの管理をするためのメールサーバ群102d、
ユーザのプロファイルを管理するためのプロファイルサ
ーバ群102g、そして、本発明によるマンガを処理す
るためのマンガサーバ群102e、102f等からなる。
【0028】図2は、上述のシステム構成において、本
実施形態では、クライアントシステムとして、家庭用の
ビデオゲーム機とした場合について述べる。上述のシス
テム構成において、本実施形態では、クライアントシス
テムを家庭用のビデオゲーム機とした場合について説明
する。
【0029】図2は、家庭用のビデオゲーム機であるク
ライアントシステム103a、103b、103cの使
用環境を説明している。これらクライアントシステムは
通信ネットワーク101を介してサーバ群102と接続
されている。
【0030】クライアントシステム103aは、ゲーム
機本体201、テレビ受像機202及びコントローラ2
03を含む。同様に、クライアントシステム103bは
ゲーム機本体204、テレビ受像機205及びコントロ
ーラ206を含み、クライアントシステム103cは、
ゲーム機本体207、テレビ受像機208及びコントロ
ーラ209を含む。
【0031】ゲーム機本体201はビューアを起動し、
サーバ群102へアクセスする。テレビ受像機202は
ゲーム機本体201からの画像及び音のデータを出力す
る。コントローラ203は、ユーザの指示をゲーム機本
体201に入力する。
【0032】図3は、ゲーム機本体のシステム構成図を
示す。図3において、ゲーム機本体201は、CPU2
01a、システムメモリ201b、VRAM201c、
画像制御モジュール201d、音制御モジュール201
e、メモリカードスロット201f、I/Oインターフ
ェース201g、通信インタフェース201h、CDR
OMドライブ201iを含む。
【0033】CPU201aは、システムメモリ201
bにロードしたあるいは記憶されているプログラムの制
御手順に従い、ゲーム機本体201全体の制御を行な
う。システムメモリ201bは、ROM、RAM等を含
む。ROMはBIOSプログラムが含まれており、RA
Mは制御用データ及びCDROMドライブ201iのC
DROMからロードされたビューアプログラムが一時記
憶される。
【0034】VRAM201cは、テレビ受像機202
へ表示するための画像データを展開し一時記憶する。画
像制御モジュール201dはテレビ受像機202へ表示
するための画像データを制御する。音制御モジュール2
01eはテレビ受像機202で出力するための音データ
を制御する。
【0035】メモリカードスロット201fは、CPU
201aがビューアを起動時に参照するデータを記憶し
てあるメモリカードを差し込むためのインタフェースで
ある。I/Oインターフェース201gは、テレビ受像
機202またはコントローラ203等の外部機器とゲー
ム機本体201とのデータの入出力を行なう。通信イン
ターフェイス201hは通信ネットワーク101との通
信制御を行なう。
【0036】CDROMドライブ201iは、プログラ
ムを記憶したCDROMを駆動しそのプログラムを読み
取る。本実施形態では、ビューアプログラムを記憶した
CDROMがCDROMドライブ201iにより読み出
され、ビューアプログラムがシステムメモリ201bの
RAMへロードされる。
【0037】続いて、所定の手続きを行ないビューアプ
ログラムを起動すると、図4に示すビューアの画面が表
示される。図において、ビューアメニュー画面501
には、アカウント502、ナビゲータコマンドボタン5
03、ゲームコマンドボタン504、スポーツコマンド
ボタン505、ミュージックコマンドボタン506、マ
ンガコマンドボタン507等が表示されている。
【0038】ここで、ユーザーが、マンガコマンドボタ
ン507を選択決定すると、マンガサーバ群102e、
102fへアクセスして、マンガを閲覧するためのマン
ガ閲覧ツールが起動される。
【0039】そうすると、マンガ閲覧ツール上にマンガ
選択画面(図示せず)が表示される。ここで、所定のボ
タン操作をすることにより、図5に示すマンガの画面が
表示される。
【0040】図5は、いわゆる見開きの状態を示してい
る。これは、通常、雑誌を手にとって、見ている状態と
同じになる。ここでは、以下「流し読みモード」と呼ぶ
こととする。
【0041】図5の左側に示す六コマのマンガに基づい
て、本発明の詳細について以下に述べて行く。なお、こ
こで、マンガを閲覧する順序としては、(a)→(b)
→(c)→(d)→(e)→(f)→(g)の順で閲覧
するものと予め設定されている。以下、各コマをそれぞ
れ、コマa、コマb、コマc、コマd、コマe、コマ
f、コマgと呼ぶこととする。
【0042】ここで、登場人物が話すセリフ53を表示
する部分を吹出し部52と呼び、また、それ以外の画像
部分をコマ部と呼ぶこととする。まず、本発明による
「コマ送り」機能について、説明を行なう。
【0043】この機能は、マンガを一コマずつ、順番に
表示する機能である。以下、上記した「流し読みモー
ド」に対して、このモードは、「注目モード」と呼ぶこ
ととする。
【0044】この「注目モード」を選択すると、まず最
初に図6に示すコマが表示される。これは、図5のコマ
aが、ズームアップ表示されたものであり、図5のコマa
が、そのコマの大きさに応じて、画面上で最適な大きさ
で表示されるように、自動的に拡大されて表示される。
【0045】続いて、コントローラを用いて、所定の操
作をすることにより、次のコマである図7に映像が切り
替わる。このコマは、図5bに対応しており、図6に示
すコマと同様、このコマの大きさに応じて最適な大きさ
が自動的に選択される。更に、コントローラを用いて、
所定の操作をすることにより、次のコマである図8に映
像が切り替わる。このコマは、図5cに対応しており、
図6に示すコマと同様、このコマの大きさに応じて最適
な大きさが自動的に選択される。
【0046】但し、このコマの場合、横長のコマである
ため、図8に示すように、コマの横幅が、画面表示可能
領域の横幅に応じて設定されるため、画面上では、コマ
a及びコマbの下側の一部、またコマd及びコマfの上
側の一部が表示されることとなる。
【0047】次に示す図9は、コマcをズームアップ表
示したものである。このズームアップ表示は、コントロ
ーラによる他の所定の操作により、行なわれる。ここ
で、表示される画面の領域は、ユーザーの操作により、
移動する。またこの時、ズームの倍率もユーザーの操作
に応じて変更される。
【0048】更に、コントローラを用いて、所定の操作
をすることにより、次のコマである図10、図11、図
12に映像が切り替わっていく。それぞれのコマは、コ
マd、こまe、こまfに夫々対応しており、図6に示す
コマと同様、このコマの大きさに応じて最適な大きさが
自動的に選択される。
【0049】また、図12に示すように、コマの縦幅が
画面表示可能領域の縦幅と等しく設定される場合には、
コマfの右方向に存在するコマd、コマの左側の一部
も、画面上に表示されることなる。
【0050】上記した様に、本発明によるコマ送り機能
を用いることにより、利用者は、自分に適した速さでマ
ンガの一コマ、一コマを拡大し順番に見ていくことが可
能となる。
【0051】続いて、本発明によるコマ全体のフェード
イン、フェードアウト機能について述べていく。図13
は、図5の左側の図(コマaからコマfまでを指す)に
おいて、コマdが表示されていない図である。動作とし
ては、フィルターが、コマd全体にフィルターがかけら
れている。また、他の方法により、同様の効果を生じさ
せてもよい。
【0052】次の図14は、コマdが、薄く表示された
状態を示している。また次の図15は、コマdが、図1
4より濃く表示された状態を示している。同様に、図1
6は、コマdが、更に濃く表示されている状態を示して
いる。そして、図17は、コマdが、完全に表示された
状態を示している。また、上記した操作を逆方向に行な
うことにより、逆にコマ全体が逆に徐々に消えていくフ
ェードアウト(薄くなっていく)効果を出すことが可能
となる。
【0053】このように、本発明による「コマ全体のフ
ェードイン、フェードアウト機能」を用いることによ
り、コマ全体のフェードイン、フェードアウトという、
従来の電子マンガ表示装置には無い効果を奏することが
可能となり、利用者は自然にそのフェードイン(フェー
ドアウト)効果のかけられたコマを注意を向けるここと
なる。
【0054】また、この「コマ全体のフェードイン、フ
ェードアウト機能」をかける対象領域の形状は、コマ全
体はもちろん、円形、三角形、星型等の形状を採用する
ことにより、より利用者の注意を引くことが可能とな
る。
【0055】続いて、本発明による「セリフの言語の変
換機能」について、述べていく。図18(a)は、図5
のコマbにおいて、セリフの部分の表示が無い場合を示
している。
【0056】ここで、日本語表記を選択した場合には、
日本語によるセリフが吹き出しに挿入され、図18
(b)に示す表示となる。一方、英語表記を選択した場
合には、英語によるセリフが吹き出しに挿入され、図1
8(c)に示す表示となる。
【0057】このように、ユーザーの選択に応じた言語
に応じてセリフが、吹き出しに表示されるため、予め複
数言語に対応した文字データを備えておくことにより、
多数の国々のユーザーが、同じマンガを楽しむことが可
能となる。
【0058】また、図18(a)では、吹き出しが人物
の右側と左側の両側に設けられているが、吹き出しを内
容に応じて、右側の吹き出しを表示し、次に左側の吹き
出しを表示することにより、実際の会話と同じ順序で表
示することができる。
【0059】続いて、本発明によるセリフの順次表示機
能について、述べていく。図19は、図5のコマfにお
いて、セリフの部分の表示が、「合」一字のみ表示され
ている場面を示している。
【0060】続いて、図19(b)は、図19(a)に
おいて更に一文字追加され「合格」の二文字が表示され
ている画面を表示しており、図19(a)が表示された
状態から予め定められた時間が経過すると、図19
(b)が表示されることになる。
【0061】以下同様に、図19(c)、図19
(d)、図19(e)、図19(f)、図19(g)と
場面が進むにつれて、「お」、「め」、「で」、
「と」、「う」の文字が一字ずつ追加されて表示され、
最終的には、図19(g)に示すように、「合格おめで
とう」とセリフが全て表示される。
【0062】上記したように、セリフが一文字ずつ表示
されることにより、利用者はセリフの内容を確実に把握
することが容易になる。
【0063】次に、本発明による「セリフのフェードイ
ン、フェードアウト機能」について述べていく。図20
は、図5の左側の図(コマaからコマfまでを指す)に
おいて、コマfにおいてセリフが表示されていない図で
ある。動作としては、フィルターが、コマfの吹き出し
部61全体にかけられている。また、他の方法により、
同様の効果を生じさせてもよい。
【0064】次の図21は、吹き出し部61内のセリフ
が、薄く表示された状態を示している。また次の図22
は、吹き出し部61内のセリフが、図21より濃く表示
された状態を示している。
【0065】同様に、図23は、吹き出し部61内のセ
リフが、更に濃く表示されていく状態を示している。そ
して、図24は、吹き出し部61内のセリフが、完全に
表示された状態を示している。
【0066】また、上記した操作を逆方向に行なうこと
により、逆に吹き出し部内のセリフ全体が完全に表示さ
れた状態から徐々に消えて行くフェードアウト(薄くな
っていく)効果を出すことが可能となる。
【0067】上記した本発明による「セリフのフェード
イン、フェードアウト機能」によると、特定のコマの吹
き出し部内のセリフが徐々に表示されてくるため、利用
者は、その特定のコマに対して注意を向けるとともに、
セリフの内容を把握することが容易になる。
【0068】続いて、本発明による「コマ毎の順次セリ
フ表示機能」について述べていく。図25は、コマaか
らこまfまでの全てのコマの吹き出し部が、空白の状態
である。所定の操作を行なうことにより、コマaの吹き
出し部にセリフが書き込まれ、図26に示す、セリフが
表示された状態である。
【0069】続いて、コマbの吹き出し部にセリフが書
き込まれ、図27に示す、セリフが表示された状態であ
る。ここで、コマaの吹き出し部は、表示されたままで
ある。引き続き、コマcの吹き出し部にセリフが書き込
まれ、図28に示す状態となる。ここで、コマa及びコ
マbの吹き出し部は、表示されたままである。
【0070】そして、コマfの吹き出し部にセリフが書
き込まれ、図29に示す状態となる。ここでは、全ての
コマの吹き出しにセリフが書き込まれている。このよう
に、本発明の「コマ毎の順次セリフ表示機能」による
と、セリフが一コマずつ、順を追って表示されるため、
利用者は、マンガのストーリーにそって、セリフを読ん
でいくことが容易に出来る。
【0071】また、すでにセリフが表示されたコマにつ
いては、セリフが引き続き表示された状態であるため、
再度読み直すことが可能となる。その一方、これから読
む部分については、そのコマに進むまではセリフが表示
されないため、先のコマのセリフを早く読んでしまい、
興味をそがれるといったことがなくなる。
【0072】また、上記した例において、セリフを表示
する場合、そのセリフの縁取りを例えば白色で行なうこ
とにより、より鮮明に表示することが可能となる。ま
た、縁取りの色を変更することにより、より利用者の注
意をひくことが可能となる。
【0073】次に、上記した機能を用いてマンガ閲覧を
行う場合の一例について、図30,31に示すフローチ
ャートを用いて、説明していく。まず、マンガ閲覧ツー
ルを起動する(S1)。そうすると、マンガ選択画面と
なるので、ここでマンガの選択を行う(S2)。次に、
流し読みモードにするかの選択を行い(S3)、流し読
みモードで無ければ、注目モード(S4)に進む。
【0074】続いて、使用言語が日本語であるかそうで
無いかの選択を行い(S5)、日本語を選択すれば、日
本語でセリフの表示を行う(S7)。ここで、日本語を
選択しなければ、英語でセリフの表示を行う(S6)。
【0075】一方、S3で流し読みモードを選択した場
合、流し読みモードとなる(S8)。続いて、コマの処
理であるか、セリフの処理であるかの選択を行い(S
9)、コマ処理が選択された場合、S19に進む。ここ
で、フェードイン処理であるか否かが判断され(S1
9)、フェードイン処理である場合は、フェードイン処
理を行ない(S20)、そうでない場合は、S21に進
む。続いて、フェードアウト処理であるか否かが判断さ
れ、そうである場合は、フェードアウト処理が行われ
(S22)そうでない場合は、そのまま表示されること
となる。
【0076】また、S9において、セリフ処理が選択さ
れた場合、一文字ずつの処理が否かが判断される。一文
字ずつの処理が選択されれば、一文字ずつセリフが表示
され(S11)、そうでなければ、S12に進み、コマ
毎の表示であるかが判断される。ここでコマ毎の表示が
選択されれば、コマ毎にセリフが表示される(S1
3)。そうでなければ、S14に進み フェードイン処
理であるか否かが判断され(S14)、フェードイン処
理である場合は、フェードイン処理を行ない(S1
5)、そうでない場合は、S16に進み、フェードアウ
ト処理であるか否かが判断される。、ここで、フェード
アウト処理である場合は、フェードアウト処理が行われ
(S17)そうでない場合は、そのまま表示されること
となる(S18)。上記した例はあくまでも一例であ
り、その他の組み合わせもあることはいうまでもない。
【0077】
【発明の効果】以上の述べたように、セリフ及び画像を
自在に表示することが可能な電子マンガを提供できるプ
ログラム、媒体、あるいは装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるカードゲームを実現するためのネ
ットワークシステムの概念図である。
【図2】本発明による図1に示したネットワークにおい
て、クライアントシステムとして家庭用ゲーム機を用い
た場合の図である。
【図3】図2に示した家庭用ゲーム機のシステム構成図
である。
【図4】本発明によるビューアを示す図である。
【図5】 本発明による見開き表示を示す図である。
【図6】 本発明によるコマ送りを説明する図である。
【図7】 本発明によるコマ送りを説明する図である。
【図8】 本発明によるコマ送りを説明する図である。
【図9】 本発明によるズームアップを説明する図であ
る。
【図10】 本発明によるコマ送りを説明する図であ
る。
【図11】 本発明によるコマ送りを説明する図であ
る。
【図12】 本発明によるコマ送りを説明する図であ
る。
【図13】 本発明による一コマのフェードインを説明
する図である。
【図14】 本発明による一コマのフェードインを説明
する図である。
【図15】 本発明による一コマのフェードインを説明
する図である。
【図16】 本発明による一コマのフェードインを説明
する図である。
【図17】 本発明による一コマのフェードインを説明
する図である。
【図18】 本発明による日本語、英語の変換を説明す
るための図である。
【図19】 本発明によるセリフを一文字ずつ表示する
ための説明図である。
【図20】 本発明によるセリフ全体をフェードインす
るための説明図である。
【図21】 本発明によるセリフ全体をフェードインす
るための説明図である。
【図22】 本発明によるセリフ全体をフェードインす
るための説明図である。
【図23】 本発明によるセリフ全体をフェードインす
るための説明図である。
【図24】 本発明によるセリフを一コマずつ表示する
ための説明図である。
【図25】 本発明によるセリフを一コマずつ表示する
ための説明図である。
【図26】 本発明によるセリフを一コマずつ表示する
ための説明図である。
【図27】 本発明によるセリフを一コマずつ表示する
ための説明図である。
【図28】 本発明によるセリフを一コマずつ表示する
ための説明図である。
【図29】 本発明によるセリフを一コマずつ表示する
ための説明図である。
【図30】 本発明によるセリフを一コマずつ表示する
ための説明図である。
【図31】 本発明によるセリフを一コマずつ表示する
ための説明図である。
【符号の説明】 501 ビューアメニュー画面 507 マンガコマンドボタン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B050 AA08 BA07 BA08 CA07 CA08 EA19 EA24 FA02 5B069 AA20 BB16 DD11 DD15 HA06 HA20 5E501 AA17 AC15 BA17 FA13 FA14 FB04 FB34 FB50

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各ページが少なくとも1つのコマからな
    り、各コマがセリフを表示する吹出し部とコマ画像とか
    らなる電子マンガを表示装置の画面上で閲覧するための
    プログラムであって、 前記吹出し部と前記コマ画像を画像データとして格納
    し、 前記吹出し部に表示するセリフを文字データとして前記
    画像データとは別に格納することを特徴とするプログラ
    ム。
  2. 【請求項2】 各コマを一コマずつ、前記画面上に順次
    ズーム表示していくことを特徴とする請求項1に記載の
    プログラム。
  3. 【請求項3】 一ページ分のコマを画面上に表示し、表
    示されたコマの中の所定のコマに対して、フェードイン
    処理又はフェードアウト処理の何れかを行なうことを特
    徴とする請求項1に記載のプログラム。
  4. 【請求項4】 前記文字データとして、少なくとも二つ
    の言語に対応する文字データを格納しており、所定の操
    作により、選択された言語に対応する文字データを前記
    吹出し内に表示することを特徴とする請求項1に記載の
    プログラム。
  5. 【請求項5】 前記吹出し部に、セリフを所定の順序で
    一文字ずつ表示することを特徴とする請求項1に記載の
    プログラム。
  6. 【請求項6】 少なくとも1つのコマがその吹き出し部
    にセリフを含めて表示されており、 表示されたセリフ全体に対してフェードイン処理または
    フェードアウト処理の何れかを行なうことを特徴とする
    請求項1に記載のプログラム。
  7. 【請求項7】 一ページ分のコマを画面上に表示し、 表示されたコマの中の所定のコマに対して、予め定めら
    れたコマの順番に従って、セリフを順次表示していくこ
    とを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
  8. 【請求項8】 各ページが少なくとも1つのコマからな
    り、各コマがセリフを表示する吹出し部とコマ画像とか
    らなる電子マンガを表示装置の画面上で閲覧するための
    プログラムを格納した記憶媒体であって、 前記吹出し部と前記コマ画像を画像データとして格納
    し、 前記吹出し部に表示するセリフを文字データとして前記
    画像データとは別に格納することを特徴とする記憶媒
    体。
  9. 【請求項9】 各コマを一コマずつ、前記画面上に順次
    ズーム表示していくことを特徴とする請求項8に記載の
    記憶媒体。
  10. 【請求項10】 一ページ分のコマを画面上に表示し、
    表示されたコマの中の所定のコマに対して、フェードイ
    ン処理又はフェードアウト処理の何れかを行なうことを
    特徴とする請求項8に記載の記憶媒体。
  11. 【請求項11】 前記文字データとして、少なくとも二
    つの言語に対応する文字データを格納しており、所定の
    操作により、選択された言語に対応する文字データを前
    記吹出し内に表示することを特徴とする請求項8に記載
    の記憶媒体。
  12. 【請求項12】 前記吹出し部に、セリフを所定の順序
    で一文字ずつ表示することを特徴とする請求項8に記載
    の記憶媒体。
  13. 【請求項13】 少なくとも1つのコマがその吹き出し
    部にセリフを含めて表示されており、 表示されたセリフ全体に対してフェードイン処理または
    フェードアウト処理の何れかを行なうことを特徴とする
    請求項8に記載の記憶媒体。
  14. 【請求項14】 一ページ分のコマを画面上に表示し、 表示されたコマの中の所定のコマに対して、予め定めら
    れたコマの順序に従って、セリフを順次表示していくこ
    とを特徴とする請求項8に記載の記憶媒体。
  15. 【請求項15】 各ページが少なくとも1つのコマから
    なり、各コマがセリフを表示する吹出し部とコマ画像と
    からなる電子マンガを表示装置の画面上で閲覧するため
    の電子マンガ閲覧装置であって、 前記吹出し部と前記コマ画像を画像データとして格納
    し、 前記吹出し部に表示するセリフを文字データとして前記
    画像データとは別に格納することを特徴とする電子マン
    ガ閲覧装置。
  16. 【請求項16】 各コマを一コマずつ、前記画面上に順
    次ズーム表示していくことを特徴とする請求項15に記
    載の電子マンガ閲覧装置。
  17. 【請求項17】 一ページ分のコマを画面上に表示し、
    表示されたコマの中の所定のコマに対して、フェードイ
    ン処理又はフェードアウト処理の何れかを行なうことを
    特徴とする請求項15に記載の電子マンガ閲覧装置。
  18. 【請求項18】 前記文字データとして、少なくとも二
    つの言語に対応する文字データを格納しており、所定の
    操作により、選択された言語に対応する文字データを前
    記吹出し内に表示することを特徴とする請求項15に記
    載の電子マンガ閲覧装置。
  19. 【請求項19】 前記吹出し部に、セリフを所定の順序
    で一文字ずつ表示することを特徴とする請求項15に記
    載の電子マンガ閲覧装置。
  20. 【請求項20】 少なくとも1つのコマがその吹き出し
    部にセリフを含めて表示されており、 表示されたセリフ全体に対してフェードイン処理または
    フェードアウト処理の何れかを行なうことを特徴とする
    請求項15に記載の電子マンガ閲覧装置。
  21. 【請求項21】 一ページ分のコマを画面上に表示し、 表示されたコマの中の所定のコマに対して、予め定めら
    れたコマの順番に従って、セリフを順次表示していくこ
    とを特徴とする請求項15に記載の電子マンガ閲覧装
    置。
  22. 【請求項22】 各ページが少なくとも1つのコマから
    なり、各コマがセリフを表示する吹出し部とコマ画像と
    からなる電子マンガを表示装置の画面上で閲覧するため
    の閲覧方法であって、 前記吹出し部と前記コマ画像を画像データとして格納
    し、 前記吹出し部に表示するセリフを文字データとして前記
    画像データとは別に格納することを特徴とする閲覧方
    法。
  23. 【請求項23】 各コマを一コマずつ、前記画面上に順
    次ズーム表示していくことを特徴とする請求項22に記
    載の閲覧方法。
  24. 【請求項24】 一ページ分のコマを画面上に表示し、
    表示されたコマの中の所定のコマに対して、フェードイ
    ン処理又はフェードアウト処理の何れかを行なうことを
    特徴とする請求項22に記載閲覧方法。
  25. 【請求項25】 前記文字データとして、少なくとも二
    つの言語に対応する文字データを格納しており、所定の
    操作により、選択された言語に対応する文字データを前
    記吹出し内に表示することを特徴とする請求項1に記載
    閲覧方法。
  26. 【請求項26】 前記吹出し部に、セリフを所定の順序
    で一文字ずつ表示することを特徴とする請求項22に記
    載の閲覧方法。
  27. 【請求項27】 少なくとも1つのコマがその吹き出し
    部にセリフを含めて表示されており、 表示されたセリフ全体に対してフェードイン処理または
    フェードアウト処理の何れかを行なうことを特徴とする
    請求項22に記載の閲覧方法。
  28. 【請求項28】 一ページ分のコマを画面上に表示し、 表示されたコマの中の所定のコマに対して、予め定めら
    れたコマの順番に従って、セリフを順次表示していくこ
    とを特徴とする請求項22に記載の閲覧方法。
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