JP2002259059A - 入力装置 - Google Patents

入力装置

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JP2002259059A
JP2002259059A JP2001060785A JP2001060785A JP2002259059A JP 2002259059 A JP2002259059 A JP 2002259059A JP 2001060785 A JP2001060785 A JP 2001060785A JP 2001060785 A JP2001060785 A JP 2001060785A JP 2002259059 A JP2002259059 A JP 2002259059A
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JP2001060785A
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English (en)
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Shigeki Motoyama
茂樹 本山
Shigeaki Maruyama
重明 丸山
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Sony Corp
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用者が入力操作を行う場合に混乱を来すこ
となく確実に入力でき、しかも複雑な機能に対しても、
簡単な操作、少ない指動作によって入力でき、また、使
用者の指の触覚に力覚による帰還を可能にした入力装置
を提供すること。 【解決手段】 本発明の入力装置1に組み込まれている
第1実施形態の2段型タッチパネル25Aは、両面に透
明電極2534、2535が成膜されている透明な可撓
性のある中間電極シート2530を挟んで、前記両透明
電極からそれぞれ所定の均一な間隙Ga、Gbを開け
て、入力操作側に透明電極2534に対面した透明電極
2514が成膜された透明な可撓性のある上側電極シー
ト2510が、そして表示装置24側の透明電極253
5に対面した透明電極2524が成膜された透明な下側
電極シート2520がそれぞれ積層されて構成されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力装置に係り、
特に押圧による入力操作が確実に行われたことを使用者
が実感できる入力装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】先ず、図13乃至図20を参照しなが
ら、従来技術の入力装置を説明する。
【0003】図13は入力装置の正面図、図14は図1
3に示した入力装置の一部拡大正面図、図15は図13
に示した入力装置の表示部の分解斜視図、図16は図1
3に示した入力装置の表示部の断面側面図、図17は図
16に示した表示部を構成する従来技術の1段タッチパ
ネルの分解斜視図、図18は図16に示した1段タッチ
パネルの断面側面図、図19は図17に示した1段タッ
チパネルの動作を説明するための図16に示した表示部
の断面側面図、そして図20は図16に示した従来技術
の1段タッチパネルの押圧力P-変位δ特性曲線であ
る。
【0004】図13において、符号1は従来技術の入力
装置を指す。この入力装置1は、情報端末等の小型携帯
型情報入力装置、カーナビゲーションシステム、コンピ
ュータ等に用いられている。
【0005】この入力装置1は、扁平な直方体状をなす
外筐10を備えるとともに、外筐10の両側端にはそれ
ぞれフレ−ム11が結合されて補強されている。そして
外筐10の上面にはタッチパネルを兼用する表示部12
が設けられている。この表示部12の下側には入力パネ
ル13が設けられると共に、入力パネル13の下方に複
数の操作釦14が配されている。
【0006】入力装置1はその表示部12上にタッチパ
ネル機能を具備し、表示部12の表示によって映出され
た釦、スイッチ、メニュ−、アイコンなどと座標系が1
対1で対応しており、図14、図16に示したように、
使用者が選択したい項目の箇所のタッチパネル(後記)
を指示具18または指19などで押圧することによって
入力イベントを受付けるようになっている。
【0007】表示部12は、図15及び図16に示すよ
うに、下から表示パネル24、タッチパネル25から構
成されている。その表示パネル24は所定の表示を行な
うようになされており、液晶ディスプレイ、有機ELデ
ィスプレイ、CRT(Cathode Ray Tub
e)ディスプレイ等、平面ディスプレイや曲面ディスプ
レイ等がある。タッチパネル25は入力操作を伴ってス
イッチング動作を行なうように構成されており、抵抗膜
式、その他の方式がある。このような表示パネル24及
びタッチパネル25は、図16に示したように、重ね合
わされ、外筐10に収められて使用される。
【0008】なお、表示パネル24には、配線引き出し
の為の、例えば、フレキシブル配線板、ディスプレイを
駆動する為のドライバ回路、更に、特にLCDパネルに
関しては、発光部、導光板、拡散板、昇圧回路などのパ
ックライト部が接続されるが、ここでは、それらの図示
を省略した。
【0009】従来技術のタッチパネル25は1段階の入
力機能のみしか備えていない。即ち、抵抗膜式タッチパ
ネルを例に挙げて、その構造を説明すると、図17及び
図18に示したように、上側電極シート2510と下側
電極シート2520とがスペ−サ26(図19)により
均一に僅かな間隙Gを開けて構成されている。
【0010】上側電極シート2510は可撓性を持った
透明プラスティック製のシート基材2511の外側、内
側両面に反射防止膜2512、2513が成膜されてお
り、その内の内側反射防止膜2513の表面に透明電極
2514が成膜されている。この透明電極2514とし
ては、例えば、ITO(Indium Tin Oxi
de:インジウム錫酸化物)薄膜などが好ましい。同様
に、下側電極シート2520も可撓性を持った透明プラ
スティック製のシート基材2521の外側、内側両面に
反射防止膜2522、2523が成膜されており、その
内の内側反射防止膜2523の表面に透明電極2524
が成膜されている。なお、反射防止膜2512、251
3、2522、2523は透過光の反射を抑制するため
の膜である。それぞれの透明電極2514、2524に
はそれぞれ引出線2515、2525が導出されている
(図17)。そして前記タッチパネル25は両透明電極
2514、2524を向き合わせ、前記のように、スペ
−サ26を用いて僅かな間隙Gを開けて上側電極シート
2510と下側電極シート2520とを配置した構造の
ものである。
【0011】次に、このタッチパネル25の動作及びそ
の特性を図19及び図20を用いて説明する。
【0012】前記のように、使用者が指示具18または
指19で表示パネル24で表示部12に表示された項
目、ファイルなどを選択、押圧することにより入力され
る。即ち、この入力操作によって、タッチパネル25の
特定位置の上側電極シート2510は押圧されて、その
透明電極2514が下側電極シート2520の透明電極
2524に接触する。この両者の接触点Pまでの抵抗値
を測定することで入力位置座標を特定することができ
る。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
入力操作の際に、従来技術のタッチパネル25では、そ
のタッチパネル25自体の押下げ力Pに対する上側電極
シート2510の変位δをグラフで示すと、図20に示
すようなP−δ曲線1になる。即ち、押し始めの際、先
ず上側電極シート2510の弾性により、曲線の傾きが
小さい1を辿り、屈折点2において双方のシート251
0、2520が接触する。更に押し込むと、下側電極シ
ート2520を押すことになり、直線3のように曲線1
の傾きがより大きくなる。しかし、このような入力操作
の場合に、使用者にはどの時点でタッチパネル25がO
Nになって入力イベントが発生したか判り難い。
【0014】また、このような1段階の入力装置を用い
る限り、前記のように項目やファイルなどを選択するこ
とはできるが、これに実行などの指示を与えたり、異な
った操作を加える時には、時系列的な入力の組み合わ
せ、例えば、或る一定時間以上押し続けたり、或いは或
る一定時間内に同一箇所を2回以上連続して押す操作が
必要であった。
【0015】このような方法は、小型携帯機器における
小さな表示画面上では難しく、また、一定の実時間を要
するため、素早い操作が難しくなる。また、実時間を測
定するタイマーからの割り込み処理が信号処理作業に負
荷を掛けることになる。
【0016】更にまた、タッチパネル25には入力操作
を行なう使用者の指19などに対して、反力を帰還(フ
イードバック)させる機能が無く、音声出力から出力さ
れる音であったり、表示部12の一部の表示を変化させ
ることで、入力操作受付の帰還を行なっていた。しか
し、使用者が表示部12を見ないで行なう入力操作や素
早い入力操作に対し、操作自体が機器側に受け入れられ
たのかどうかが、使用者には判りづらかった。
【0017】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たものであって、使用者の入力操作に対して、使用者が
入力操作を行う場合に混乱を来すことなく確実に入力で
き、しかも複雑な機能に対しても、簡単な操作、少ない
指動作によって入力でき、また、使用者の指の触覚に力
覚による帰還を可能にした入力装置を提供することを目
的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】従って、本願の主発明の
入力装置は、平面座標系において、同一座標軸上に少な
くとも2つの接点が形成されているタッチパネルを備え
た入力装置に関するものである。
【0019】そのタッチパネルには、2つの接点のそれ
ぞれに厚み方向に間隙が形成されており、そして、その
タッチパネルはその少なくとも被入力領域が透明で、表
示装置の表示面に重ね合わせて用いて好適である。
【0020】また、本願の他の主発明の入力装置では、
前記タッチパネルが前記各接点の通電に連動して作動す
るアクチュエータ及びそのドライバ回路を備えており、
更にまた、前記アクチュエータは同一座標上の各接点毎
に応じて動作態様が変化する力覚を帰還させることであ
る。
【0021】更にまた、本願に含まれる発明の好ましい
実施態様の入力装置は、両面に透明電極が成膜されてい
る所定の厚みの透明な可撓性のある中間電極シートを挟
んで、前記両透明電極からそれぞれ所定の均一な間隙を
開けて、入力操作側に前記一方の透明電極に対面した透
明電極が成膜された透明な可撓性のある上側電極シート
が、そして表示装置側に前記他方の透明電極に対面した
透明電極が成膜された透明な下側電極シートがそれぞれ
積層されて構成されているタッチパネルを備えており、
その中間電極シートは複数枚、所定の間隙を開けて配設
されて多段のタッチパネルとしてもよい。また、この多
段タッチパネルは前記中間電極シートと前記上側電極シ
ートとで1段目タッチパネルが、前記中間電極シートと
前記下側電極シートとで最終段目タッチパネルが構成さ
れるものである。
【0022】従って、本発明によれば、指示具或いは指
が接触する表面の電極シートを指示具或いは指で押圧す
ると、先ず、その表面の電極シートが押し込まれて直下
の間隙を潰し、対面する両透明電極が接触し、更に押圧
すること中間の電極シートも押し込まれて、その直下の
間隙も潰され、対面する中間電極シートの透明電極と対
向する下側電極シートの透明電極とが接触する。中間電
極シートが多層積層されておれば、以下同様に多段にわ
たって間隙を潰し、対向する両透明電極を接触させるこ
とができ、同一座標上で透明電極を複数接触させること
ができる。
【0023】このような多段タッチパネルに構成すれ
ば、各段の接点に力覚帰還機構を具備させることがで
き、従って、各接点毎に動作態様を異ならせることもで
きる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の入力装置の実施形
態を図を用いて説明する。
【0025】図1は本発明に用いて好適な第1実施形態
の2段型タッチパネルの分解斜視図、図2は図1に示し
た2段型タッチパネルの一部の断面側面図、図3は図1
に示した2段型タッチパネルを組み立てた状態で、指で
最初の段階の入力を行った状態を示す断面側面図、図4
は図3の状態から指で更に押圧した状態の2段型タッチ
パネルの断面側面図、図5は図1に示した第1実施形態
の2段型タッチパネルの押圧力特性曲線、図6は第2実
施形態の力覚帰還機構を付加した2段型タッチパネルの
断面側面図、図7は図6に示した第2実施形態の2段型
タッチパネルの押圧力特性曲線、図8は図6に示した第
2実施形態の2段型タッチパネルの他の押圧力特性曲
線、図10は2段型タッチパネルで入力した場合のフロ
ーチャート、図10は本実施形態の2段型タッチパネル
と力覚帰還も含めた使用者への帰還を行うための処理回
路のブロック図、図11は図10に示した処理回路の変
形を示した他の処理回路のブロック図、そして図12は
図11に示した処理回路の動作を説明するためのタイム
チャートである。
【0026】先ず、図1乃至図3を用いて、本発明の入
力装置に用いて好適な一実施形態の多段タッチパネルを
説明する。
【0027】なお、以下の実施形態においては、多段タ
ッチパネルの一形態として2段型タッチパネルを例示し
て説明する。そして、従来技術の1段タッチパネルの構
成部分と同一の構成部分には同一の符号を付して説明す
る。
【0028】また、本多段タッチパネルも[従来の技
術]の項で説明したように、情報端末等の小型携帯型情
報入力装置、カーナビゲーションシステム、コンピュー
タ等に用いられる入力装置であって、その装置の一例は
図13に示したものと同様である。従って、以下の説明
では、図13、図14、図15に相当する図面は省略す
る。
【0029】図1において、符号25Aは全体として2
段型タッチパネルを指す。この2段型タッチパネル25
Aは、上側電極シート2510、下側電極シート252
0、中間電極シート2530、及び上段スペ−サ26a
と下段スペ−サ26bとからなる。なお、上側電極シー
ト2510と下側電極シート2520の構造は従来技術
のものと同一であるので、それらの説明は省略する。
【0030】中間電極シート2530は、これも可撓性
を持った透明プラスティック製のものであって、シート
基材2531の外側、内側両面に反射防止膜2532、
2533が成膜されており、更に、それらの反射防止膜
2532、2533の表面に透明電極2534、253
5が成膜されている。そしてそれぞれの透明電極253
4、2535にはそれぞれ引出線2536、2537が
導出されている。なお、反射防止膜2522、2523
は反射防止膜2512、2513、2522、2523
と同様に透過光の反射を抑制するための膜である。
【0031】シート基材2511、2521、2531
の透明プラスティックとしては、PET(ポリエチレン
テレフタレート)、PMMA(アクリル:ポリメタクリ
ル酸メチル)、PI(ポリイミド)、PE(ポリエチレ
ン)、ポリウレタンのような軟質のプラスチックを用い
ることができる。また、下側のシート基材2521には
ガラスなどの透明な材料を用いてもよい。更にまた、透
明電極2534、2535としては、透明電極251
4、2524と同様に、例えば、ITO(Indium
Tin Oxide:インジウム錫酸化物)薄膜など
を用いることができる。
【0032】このような3枚の上側電極シート251
0、下側電極シート2520及び中間電極シート253
0は、図3に示したように、下側電極シート2520の
上に下段スペ−サ26bを用いて中間電極シート253
0を支持し、両者間に所定の間隙を形成し、同様に中間
電極シート2530の上に上段スペ−サ26aを用いて
上側電極シート2510を支持し、両者間に所定の間隙
を形成して組み立てることにより2段型タッチパネル2
5Aを構成することができる。上側電極シート2510
と中間電極シート2530とギャップGaで1段目タッ
チパネルを構成し、中間電極シート2530と下側電極
シート2520とギャップGbとで2段目タッチパネル
を構成し、従って、透明電極2514と透明電極253
4とが1段目タッチパネルの接点であり、透明電極25
35と透明電極2524とが2段目タッチパネルの接点
となる。なお、図3では全ての反射防止膜2512、2
513、2522、2523、2532、2533の図
示を省略した。
【0033】次に、図3乃至図5を用いて、本実施形態
の2段型タッチパネル25Aの動作機構を説明する。
【0034】先ず、使用者が、例えば、指19による入
力に際して、入力箇所近傍を中心に上側電極シート25
10の表面を押圧することにより、その押圧部分が押下
げられて窪み、上側電極シート2510の透明電極25
14が中間電極シート2530の上側の透明電極253
4に接触する(上段接触点Ca)。更に、押し込むと、
図4に示したように、中間電極シート2530が上側電
極シート2510に押されて屈曲し、その透明電極25
35が下側電極シート2520の透明電極2524に接
触する(下段接触点Cb)。
【0035】この第1実施形態の2段型タッチパネル2
5Aは、使用者が指19で押下すると、図5に示したよ
うな押圧力特性曲線2を持つ。符号2の時点では、上側
電極シート2510の透明電極2514が中間電極シー
ト2530の透明電極2534に接触して通電が起こ
り、更に、上側電極シート2510を押圧すると、符号
4で示す過程で、中間電極シート2530が押圧され、
符号5で示す時点で、その下側の透明電極2535が下
側電極シート2520の透明電極2524に接触し、通
電する。ここから更に押し込むと、符号6で示した過程
で大きな傾きを持たせることで、使用者に2段面が接触
したことを知らせることができる。なお、図5には、参
考までに、図20に示した従来技術の1段型タッチパネ
ル25の押圧力特性曲線1を点線で併せて示した。
【0036】この2段型タッチパネル25Aは、従来技
術の1段型タッチパネル25と異なり、同一の座標軸上
に2つの接点を設けた構造のものであって、使用者は入
力操作に混乱を来すことなく入力操作を行うことができ
るなど、優れた効果が得られるものではあるがるが、押
圧力特性曲線2における符号2及び符号5の接触時点が
使用者には感覚的に明確に判然としない。この課題を解
消するために、視覚的作用、聴覚的作用、或いは力覚的
作用を使用者に帰還させれば一層効果的になる。中でも
力覚的作用を使用者の指などに帰還させれば、視覚や聴
覚と異なり、使用者に入力が確かに行われたことを伝え
ることができる。
【0037】その力感帰還機構を備えた第2実施形態の
2段型タッチパネル25Bを図6に示した。その2段型
タッチパネル25Bの構造を図6を用いて説明する。
【0038】この2段型タッチパネル25Bは前記の2
段型タッチパネル25Aが筐体10(平面が長方形)の
一部分の表面に固定されており、その下方の筐体10内
部に表示パネル24が収容、固定され、そして筐体10
の外周面にアクチュエータの一つである角形ボビンに巻
回されたボビンコイル35Aがはめ込まれている。な
お、本図においても、2段型タッチパネル25Aには反
射防止膜2512、2513、2522、2523、2
532、2533の図示を省略した。
【0039】ボビンコイル35Aは1段目タッチパネル
を構成する透明電極2514と透明電極2534とから
なる接点及び2段目タッチパネルを構成する透明電極2
534と透明電極2524とからなる接点の通電に連動
して作動するように接続されており(後記の図10、図
11)、2段型タッチパネル25Bに組み込まれてい
る。
【0040】2段型タッチパネル25Bをこのように構
成することにより、使用者に力覚感覚が伝えられる。そ
の力覚感覚を図7を用いて説明すると、使用者が、例え
ば、図3に示したように、指19で1段目タッチパネル
である上側電極シート2510を押圧すると、その押圧
した当初は上側電極シート2510の弾性により、曲線
の傾きが小さい符号1を辿り、屈折点2において上側電
極シート2510の透明電極2514と中間電極シート
2530の透明電極2534とが接触すると、力覚機構
であるボビンコイル35Aが作動し、使用者の指19は
使用者側に押し戻され、この押し戻し力に抗して、図4
に示したように、更に押し込むと、屈折点4において2
段目タッチパネルである中間電極シート2530の透明
電極2535と下側電極シート2520の透明電極25
24と接触し、同時にボビンコイル35Aが更に作動し
て、符号5で示したように、使用者の指19は使用者側
に押し戻され、使用者は入力されたことを力覚として知
覚できる。そして、この押し戻し力に抗して更に押し続
けると、符号6で示した大きな傾きの過程を辿って2つ
の入力が終了したことを知らせることができる。
【0041】図6及び図7に示した2段型タッチパネル
25B例では、1段目及び2段目のタッチパネルの各段
に力覚帰還機構(ボビンコイル35Aなど)を付加して
力覚帰還応答があるように構成したが、この力覚帰還機
構は何れか一方のタッチパネルに付加してもよい。図8
は1段目タッチパネルには力覚帰還機構を付加せず、2
段目タッチパネルに力覚帰還機構を付加した場合の押圧
力特性曲線である。このような構成の場合は、使用者が
指19で上側電極シート2510を押圧して1段目タッ
チパネルの接点が接触しても、ボビンコイル35Aは作
動せず、更に押圧して1段タッチパネルの前記接点が接
触した場合に、ボビンコイル35Aが作動し、指19に
符号5で示したような押し戻し力が発生するようにした
ものである。
【0042】前記1段目タッチパネルと2段目タッチパ
ネルの力覚帰還応答の種類としては、振動周波数、振
幅、波形及び波形プロファイルの異なる振動を帰還させ
る方がよい。このようにすると、各段が確実に入力され
たことがより一層知覚し易くなる。
【0043】これら2段型タッチパネル25A、25B
からの入力情報として、ON・OFF及び座標情報を取
得するサブルーチンにおけるフローチャートを図10に
示した。機構上、必ず上側電極シート2510から入力
信号が入るため、先ず、上側電極シート2510の入力
信号待ちを行なう(S1)。1段目タッチパネル(上側
電極シート2510と中間電極シート2530との組合
せ)から入力信号が入ると、先ず、その抵抗値から座標
の特定を行ない(S2)、座標情報をRAM(Rando
m Access Memory:読み書き可能な記録
素子)に書き込む。更に、2段目タッチパネル(中間電
極シート2530と下側電極シート2520との組合
せ)からの入力待機を開始し(S3)、ここに入力があ
った場合、その抵抗値から入力座標を特定し(S4)、
RAM内の1段目座標データを2段目座標データに書き
換える。また、現在、メモリー上に書き込まれている座
標が2段目の入力であることを表すために、フラグを書
きこむ(S5)。
【0044】次に、図10を用いて、前記のサブルーチ
ンワークを含めて第2実施形態の2段型タッチパネル2
5Bと力覚も含めた使用者への帰還を行なうための処理
回路を説明する。
【0045】この処理回路30Aは、前記の2段型タッ
チパネル25B及び駆動用ドライバ回路31、32に加
え、例えば、マイクロコンピュータなどを含む中央処理
装置33及びデータを格納するためのRAM、ROMと
言ったメモリー34、出力装置35から構成されてい
る。出力装置35は聴覚的出力としての、例えば、スピ
ーカ、視覚的出力としての、例えば、ディスプレイ、そ
して力覚的出力としてのアクチュエータ、例えば、ボビ
ンコイル35Aから構成されている。これらの出力は入
力された操作項目に応じて、適切な出力装置35を選択
しながら、使用者に対し帰還を行なうシステムとなって
いる。
【0046】図10では、各段のタッチパネルに対して
それぞれドライバ回路31、32が必要であるが、図1
1に示したように、2段型タッチパネル25Bと共通の
ドライバ回路37の間に切替器36を配し、中央処理装
置33によって2段型タッチパネル25Bの1段目タッ
チパネルと2段目タッチパネルの切替を制御することに
よって、ドライバ回路37が1つで済む。この切替器3
6は、中央処理装置33のベースクロックを元に、或る
一定周期で切替信号を出力するトリガー回路38からの
切替情報を受け、時系列的な切替を行なうことができ
る。この時の各段階でのタイムチャートを図12に示し
た。トリガー回路38の出力電圧がVHの時は、例え
ば、1段目タッチパネルがドライバ回路37と接続され
る。逆に、トリガー回路38の出力電圧がVLの時は、
2段目タッチパネルがドライバ回路37と接続される。
これらの接続状態が比較的短い時間、例えば、数m秒の
周期で繰り返されるため、使用者には、実時間上、支障
無く2段型タッチパネル25Bを使用することができ
る。
【0047】この2段型タッチパネル25A(或いは2
5B)を使用して、各段のタッチパネルがON及びOF
Fとなったそれぞれの時点に対し、特定のイベントを割
り当てることで、使用者はより直感的な操作により機器
を扱うことができる。表1に各ON/OFF時点でのイ
ベント割り当ての例を列挙した。これらの機能はディス
プレイ画面上のGUI(Graphical User
Intaerfaceの略)環境と組み合わせて用い
るとより効果的である。ここで挙げた機能の組合せはあ
くまでも一例であり、これ以外の機能も付加することが
可能である。また、アプリケーションソフトウェア上で
は、プログラム作成者がソフトウェアの形態、ツール、
機能項目に合わせて機能を割り当てることができる。
【表1】 以上、本発明を図示の複数の実施形態によって説明した
が、本発明はこれらの実施形態のみに限定されるもので
はなく、本願に含まれる発明の技術的思想の範囲内で各
種の変更が可能である。例えば、前記の各実施形態で
は、同一の座標軸上に2つの接点を設けた構造のもので
あるが、中間電極シート2530の枚数を増やすことに
より、3以上の接点を形成できる多段タッチパネルを構
成できることが容易に理解されよう。
【0048】また、アクチュエータはボビンコイルのみ
に限定されるものではなく、ソレノイド、圧電素子、モ
ータなどであってもよい。
【0049】更にまた、前記第2実施形態の2段型タッ
チパネル25Bにおいては、力覚帰還機構を各段に設け
たが、どちらかの段のタッチパネルのみに設けるだけで
もよい。
【0050】
【発明の効果】本願の主要な発明は、既存の機器の形態
を保ち、1段目タッチパネルをこれまでの入力手順に準
拠させることで、使用者は入力操作に混乱をきたすこと
がなくなる。更に、2段タッチパネルに表1の機能を割
り当てることによって、使用者は複雑な機能に対して
も、簡単な操作、少ない指動作によって指示することが
できる。
【0051】これら2点により、使用者は素早い入力操
作ができるようになり、ストレスを感じることが少なく
なる。また、力覚による帰還機構と組み合わせることに
より、使用者は画面の確認が少なくなり、特に手馴れた
一連の操作に関しては、各段に素早い入力操作を行うこ
とができるようになる。
【0052】また、本願の他の主要な発明では、力覚帰
還機構は処理装置の指令により制御されている。従っ
て、ソフトウエアドライバーにより画一化することで、
オペレーションシステム及びアプリケーションソフトウ
エアからの制御が可能となる。よって、ソフトウェア製
作者は既存の聴覚及び視覚による出力機構に加え、力覚
機構を活用したソフトウェアを作成することができ、よ
り広い表現力を持ったソフトウェアを提供することがで
きる。また、使用者は機器に対し、より友好的な感覚で
ソフトウェアを使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に用いて好適な第1実施形態の2段型
タッチパネルの分解斜視図である。
【図2】 図1に示した2段型タッチパネルの一部の断
面側面図である。
【図3】 図1に示した2段型タッチパネルを組み立て
た状態で、指で最初の段階の入力を行った状態を示す断
面側面図である。
【図4】 図3の状態から指で更に押圧した状態の2段
型タッチパネルの断面側面図である。
【図5】 図1に示した第1実施形態の2段型タッチパ
ネルの押圧力特性曲線である。
【図6】 第2実施形態の力覚帰還機構を付加した2段
型タッチパネルの断面側面図である。
【図7】 図6に示した第2実施形態の2段型タッチパ
ネルの押圧力特性曲線である。
【図8】 図6に示した第2実施形態の2段型タッチパ
ネルの他の押圧力特性曲線である。
【図9】 2段型タッチパネルで入力した場合のフロー
チャートである。
【図10】 本実施形態の2段型タッチパネルと力覚帰
還も含めた使用者への帰還を行うための処理回路のブロ
ック図である。
【図11】 図10に示した処理回路の変形を示した他
の処理回路のブロック図である。
【図12】 図11に示した処理回路の動作を説明する
ためのタイムチャートである。
【図13】 一般的な入力装置の正面図である。
【図14】 図13に示した入力装置の一部拡大正面図
である。
【図15】 図13に示した入力装置の表示部の分解斜
視図である
【図16】 図13に示した入力装置の表示部の断面側
面図である。
【図17】 図16に示した表示部を構成する従来技術
の1段タッチパネルの分解斜視図である。
【図18】 図16に示した1段タッチパネルの断面側
面図である。
【図19】 図17に示した1段タッチパネルの動作を
説明するための図16に示した表示部の断面側面図であ
る。
【図20】 図16に示した従来技術の1段タッチパネ
ルの押圧力P-変位δ特性曲線である。
【符号の説明】
10…筐体、11…フレーム、12…表示部、13…入
力パネル、14…操作釦、18…支持具、19…指、2
4…表示パネル、25A…本発明の第1実施形態の2段
型タッチパネル、2510…上側電極シート、251
1,2521,2531…シート基材、2520…下側
電極シート、2530…中間電極シート、26a…上段
スペーサ、26b…下段スペーサ、2514,251
5,2524,2525,2534,2535…透明電
極、25B…本発明の第2実施形態の2段型タッチパネ
ル、33…処理部、34…メモリー、35…出力装置、
35A…ボビンコイル、36…切換器、Ga,Gb…ギ
ャップ
フロントページの続き Fターム(参考) 5B068 AA22 AA33 BB06 BC07 BD20 BE11 CC06 CD06 DE11 5B087 AA09 AB12 CC12 CC16 CC24 CC26 CC37 DD02

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平面座標系において、同一座標軸上に少
    なくとも2つの接点が形成されているタッチパネルを備
    えた入力装置。
  2. 【請求項2】 前記少なくとも2つの接点のそれぞれに
    厚み方向に間隙が形成されているタッチパネルであるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の入力装置。
  3. 【請求項3】 前記タッチパネルはその少なくとも被入
    力領域が透明で、表示装置の表示面に重ね合わされてい
    ることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の入
    力装置。
  4. 【請求項4】 前記各接点の少なくとも1つの接点の通
    電に連動して作動するアクチュエータ及びそのドライバ
    回路を備えていることを特徴とする請求項1乃至請求項
    3に記載の入力装置。
  5. 【請求項5】 前記アクチュエータは同一座標上の各接
    点の動作に応答して動作態様が変化する力覚を帰還させ
    ることを特徴とする請求項4に記載の入力装置。
  6. 【請求項6】 両面に透明電極が成膜されている所定の
    厚みの透明な可撓性のある中間電極シートを挟んで、前
    記両透明電極からそれぞれ所定の均一な間隙を開けて、
    入力操作側に前記一方の透明電極に対面した透明電極が
    成膜された透明な可撓性のある上側電極シートが、そし
    て表示装置側に前記他方の透明電極に対面した透明電極
    が成膜された透明な下側電極シートがそれぞれ積層され
    て構成されているタッチパネルを備えた入力装置。
  7. 【請求項7】 前記中間電極シートが複数枚、所定の間
    隙を開けて配設されているタッチパネルであることを特
    徴とする請求項6に記載の入力装置。
  8. 【請求項8】 前記中間電極シートと前記前記上側電極
    シートとで1段目タッチパネルが、前記中間電極シート
    と前記下側電極シートとで最終段目タッチパネルが構成
    されているタッチパネルであることを特徴とする請求項
    6に記載の入力装置。
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