JP2002258636A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JP2002258636A JP2002258636A JP2001059685A JP2001059685A JP2002258636A JP 2002258636 A JP2002258636 A JP 2002258636A JP 2001059685 A JP2001059685 A JP 2001059685A JP 2001059685 A JP2001059685 A JP 2001059685A JP 2002258636 A JP2002258636 A JP 2002258636A
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- JP
- Japan
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- image
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- forming apparatus
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- Pending
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Landscapes
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Fax Reproducing Arrangements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 画像データ受信開始後の最初のページのプリ
ントアウトまでの時間を短くした画像形成装置を提供す
る。 【解決手段】 感光ドラム13と、この感光ドラム13
に接触し、感光ドラム13に形成されたトナー像を用紙
に転写する転写ローラ21とを備える。画像受信部で画
像データの受信が開始されると、転写ローラ21に試験
電圧を印加して電流値を電流検出部35で検出し、検出
した電流値をFB電流値保持部12aに保持し、画像デ
ータが或る程度受信されたとき感光ドラム13及び転写
ローラ21等の前回転を開始し、FB電流値保持部12
aに保持された電流値に応じた最適な印加電圧を転写バ
イアス決定部12bにより決定し、決定した転写バイア
スを転写ローラ21に印加する。
ントアウトまでの時間を短くした画像形成装置を提供す
る。 【解決手段】 感光ドラム13と、この感光ドラム13
に接触し、感光ドラム13に形成されたトナー像を用紙
に転写する転写ローラ21とを備える。画像受信部で画
像データの受信が開始されると、転写ローラ21に試験
電圧を印加して電流値を電流検出部35で検出し、検出
した電流値をFB電流値保持部12aに保持し、画像デ
ータが或る程度受信されたとき感光ドラム13及び転写
ローラ21等の前回転を開始し、FB電流値保持部12
aに保持された電流値に応じた最適な印加電圧を転写バ
イアス決定部12bにより決定し、決定した転写バイア
スを転写ローラ21に印加する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、最初のページが
プリントアウトされるまでに要する時間を短くした画像
形成装置に関する。
プリントアウトされるまでに要する時間を短くした画像
形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】接触転写方式の画像形成装置では、転写
ローラ(又はブレード、ブラシ)を感光体に接触させ
る。用紙は転写ローラと感光体との間に挟まれた形で搬
送され、そのとき転写ローラに所定のバイアスを印加す
ることにより、感光体上に形成されたトナー画像が用紙
上に転写される。
ローラ(又はブレード、ブラシ)を感光体に接触させ
る。用紙は転写ローラと感光体との間に挟まれた形で搬
送され、そのとき転写ローラに所定のバイアスを印加す
ることにより、感光体上に形成されたトナー画像が用紙
上に転写される。
【0003】転写ローラは、導電性の樹脂から構成され
ているが、温度や湿度といった環境条件により抵抗値が
変わるため、それに応じて転写バイアスを変化させる必
要がある。そこで、転写ローラや感光体等の前回転時
に、転写ローラに試験電圧を印加し、そのときの電流値
と、そのときの環境条件とに基づき転写バイアスを決定
し〔以下、これをフィードバック(FB)シーケンスと
いう〕、この決定した転写バイアスをプリント時に印加
するようにしている。
ているが、温度や湿度といった環境条件により抵抗値が
変わるため、それに応じて転写バイアスを変化させる必
要がある。そこで、転写ローラや感光体等の前回転時
に、転写ローラに試験電圧を印加し、そのときの電流値
と、そのときの環境条件とに基づき転写バイアスを決定
し〔以下、これをフィードバック(FB)シーケンスと
いう〕、この決定した転写バイアスをプリント時に印加
するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、そのような
画像形成装置をファクシミリにプリンタとして適用した
場合、前回転は画像データが或る程度受信されてから開
始される。この前回転には、上記FBシーケンスが含ま
れるため、前回転に時間が掛かり、最初のページがプリ
ントアウトされるまでに時間が掛かる〔FCOT(Firs
t Copy Out Time)が長くなる〕問題点があった。
画像形成装置をファクシミリにプリンタとして適用した
場合、前回転は画像データが或る程度受信されてから開
始される。この前回転には、上記FBシーケンスが含ま
れるため、前回転に時間が掛かり、最初のページがプリ
ントアウトされるまでに時間が掛かる〔FCOT(Firs
t Copy Out Time)が長くなる〕問題点があった。
【0005】つまり、図8に示す動作シーケンスによる
と、装置が待機状態にあるとき、ファクシミリ受信が開
始されると、その受信が或る程度進行してから、プリン
タが起動し(前回転が開始し)、FBシーケンスが行わ
れるため、FBシーケンスを含む前回転時間が長くな
り、その結果、最初のページのプリントアウトまでの時
間(FCOT)が長くなってしまう。
と、装置が待機状態にあるとき、ファクシミリ受信が開
始されると、その受信が或る程度進行してから、プリン
タが起動し(前回転が開始し)、FBシーケンスが行わ
れるため、FBシーケンスを含む前回転時間が長くな
り、その結果、最初のページのプリントアウトまでの時
間(FCOT)が長くなってしまう。
【0006】この発明は、そのような問題点に着目して
なされたものであって、画像データ受信開始後の最初の
ページのプリントアウトまでの時間を短くした画像形成
装置を提供することを目的としている。
なされたものであって、画像データ受信開始後の最初の
ページのプリントアウトまでの時間を短くした画像形成
装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、この発明の請求項1記載の画像形成装置は、感光体
と、この感光体に接触し、感光体上のトナー像を記録媒
体に転写する転写部材とを備え、この転写部材に試験電
圧を印加してそのときの電流値に基づき転写電圧を決定
し、画像受信部で受信された画像を記録媒体上に形成す
るものにおいて、前記画像受信部で画像データの受信が
開始されると、転写部材に試験電圧を印加して電流値を
検出し、画像データが或る程度受信されたとき感光体及
び転写部材等の前回転を開始し、前記検出された電流値
に基づいて決定された転写バイアスを転写部材に印加
し、その後に画像の形成を開始することを特徴とする。
に、この発明の請求項1記載の画像形成装置は、感光体
と、この感光体に接触し、感光体上のトナー像を記録媒
体に転写する転写部材とを備え、この転写部材に試験電
圧を印加してそのときの電流値に基づき転写電圧を決定
し、画像受信部で受信された画像を記録媒体上に形成す
るものにおいて、前記画像受信部で画像データの受信が
開始されると、転写部材に試験電圧を印加して電流値を
検出し、画像データが或る程度受信されたとき感光体及
び転写部材等の前回転を開始し、前記検出された電流値
に基づいて決定された転写バイアスを転写部材に印加
し、その後に画像の形成を開始することを特徴とする。
【0008】この装置では、画像受信部で画像データの
受信が始まり、画像データが或る程度まで受信されるま
での待ち時間にFBシーケンスを行うので、画像形成時
にFBシーケンスを行う必要がなくなり、画像形成時の
前回転の時間を短くすることができる。その結果、画像
データ受信開始後の最初のページのプリントアウトまで
の時間を短縮できる。
受信が始まり、画像データが或る程度まで受信されるま
での待ち時間にFBシーケンスを行うので、画像形成時
にFBシーケンスを行う必要がなくなり、画像形成時の
前回転の時間を短くすることができる。その結果、画像
データ受信開始後の最初のページのプリントアウトまで
の時間を短縮できる。
【0009】つまり、本発明においては、画像データの
受信と同時に前回転を行い、この前回転時にFBシーケ
ンスを行って転写部材の電流値を得、画像データの受信
が或る程度まで進行すると、今度はプリントのための前
回転を行う。このときの前回転では、既にFBシーケン
スを済ませてあるので、FBシーケンスは不用であり、
その分だけ最初のページのプリントアウトまでの時間を
短縮できる。
受信と同時に前回転を行い、この前回転時にFBシーケ
ンスを行って転写部材の電流値を得、画像データの受信
が或る程度まで進行すると、今度はプリントのための前
回転を行う。このときの前回転では、既にFBシーケン
スを済ませてあるので、FBシーケンスは不用であり、
その分だけ最初のページのプリントアウトまでの時間を
短縮できる。
【0010】なお、この装置において、画像受信部はフ
ァクシミリ通信部、又はコンピュータからの画像データ
を受信するインタフェイスである。
ァクシミリ通信部、又はコンピュータからの画像データ
を受信するインタフェイスである。
【0011】このことから、本発明の画像形成装置は、
ファクシミリの場合にも、プリンタの場合にも適用でき
る。ファクシミリの場合には、画像データの受信開始の
時点は次のいずれかに該当する。 呼出信号を検出したとき 呼出信号があり、CML(Connect Modem to Line )
をオンにして回線に接続したとき ファクシミリの通信手順が始まったとき ファクシミリの通信手順(フェーズB)が終了し、画
像データの受信が始まったとき 上記,では、タイミング的には有利であるが、電話
の着信でもFBシーケンスを始めてしまうことがあり、
FBシーケンスが無駄になる恐れがある。
ファクシミリの場合にも、プリンタの場合にも適用でき
る。ファクシミリの場合には、画像データの受信開始の
時点は次のいずれかに該当する。 呼出信号を検出したとき 呼出信号があり、CML(Connect Modem to Line )
をオンにして回線に接続したとき ファクシミリの通信手順が始まったとき ファクシミリの通信手順(フェーズB)が終了し、画
像データの受信が始まったとき 上記,では、タイミング的には有利であるが、電話
の着信でもFBシーケンスを始めてしまうことがあり、
FBシーケンスが無駄になる恐れがある。
【0012】上記では、場合によっては、コンパチビ
リティがなく、手順信号のやり取りだけで終わる可能性
がある。なお、以下の実施の形態は、この場合について
説明する。
リティがなく、手順信号のやり取りだけで終わる可能性
がある。なお、以下の実施の形態は、この場合について
説明する。
【0013】上記では、FBシーケンスが無駄になる
ことはないが、画像データの受信速度が大きい場合に
は、FCOTを短縮するという点では時間的に厳しくな
る。
ことはないが、画像データの受信速度が大きい場合に
は、FCOTを短縮するという点では時間的に厳しくな
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態により、この発
明を更に詳細に説明する。
明を更に詳細に説明する。
【0015】その実施形態に係る画像形成装置の記録部
の要部断面図を図1に示す。この記録部の構造を略説す
ると、用紙をセットする給紙カセット45からの用紙の
搬送経路に沿って、給紙ローラ40、搬送ローラ46,
47、感光体としての感光ドラム13及び転写部材とし
ての転写ローラ21、加熱ローラ23及びプレスローラ
25、排出ローラ48が配置されている。感光ドラム1
3には、供給ローラ17及び現像ローラ18によりトナ
ーが供給される。また、感光ドラム13は、帯電ブラシ
14により帯電され、LEDプリントヘッド16により
画情報に応じた静電潜像が形成される。
の要部断面図を図1に示す。この記録部の構造を略説す
ると、用紙をセットする給紙カセット45からの用紙の
搬送経路に沿って、給紙ローラ40、搬送ローラ46,
47、感光体としての感光ドラム13及び転写部材とし
ての転写ローラ21、加熱ローラ23及びプレスローラ
25、排出ローラ48が配置されている。感光ドラム1
3には、供給ローラ17及び現像ローラ18によりトナ
ーが供給される。また、感光ドラム13は、帯電ブラシ
14により帯電され、LEDプリントヘッド16により
画情報に応じた静電潜像が形成される。
【0016】装置本体の上面には中間蓋50が開閉可能
に取付けられている。この中間蓋50の下面にLEDプ
リントヘッド16が取付けられ、中間蓋50を閉めた時
に、LEDプリントヘッド16が感光ドラム13に対し
て所定の相対位置に位置決めされる。更に、装置本体の
側面には開閉カバー51が開閉可能に取付けられてい
る。この開閉カバー51は、Uターンして搬送される用
紙のジャム等を解除するためのものである。開閉カバー
51の上面は、手差し用紙の挿入口52になっている。
に取付けられている。この中間蓋50の下面にLEDプ
リントヘッド16が取付けられ、中間蓋50を閉めた時
に、LEDプリントヘッド16が感光ドラム13に対し
て所定の相対位置に位置決めされる。更に、装置本体の
側面には開閉カバー51が開閉可能に取付けられてい
る。この開閉カバー51は、Uターンして搬送される用
紙のジャム等を解除するためのものである。開閉カバー
51の上面は、手差し用紙の挿入口52になっている。
【0017】給紙カセット45の用紙は、給紙ローラ4
0により取り出され、搬送ローラ46,47により搬送
され、感光ドラム13及び転写ローラ21の間に給送さ
れ、トナー像が用紙に転写される。トナー像が転写され
た用紙は、加熱ローラ23及びプレスローラ25の間を
通ることにより、トナー像が定着された後、排出ローラ
48により排出される。
0により取り出され、搬送ローラ46,47により搬送
され、感光ドラム13及び転写ローラ21の間に給送さ
れ、トナー像が用紙に転写される。トナー像が転写され
た用紙は、加熱ローラ23及びプレスローラ25の間を
通ることにより、トナー像が定着された後、排出ローラ
48により排出される。
【0018】この画像形成装置の全体の概略構成図を図
2(一部分)及び図3(残部分)に示す。この画像形成
装置は、ファクシミリ機能とコピー機能とを備えたいわ
ゆる複合機として構成したもので、図2において、MP
U1、画像受信部となるNCU(網制御回路:Network
Control Unit)2、MODEM3、ROM4、RAM
5、画像メモリ(DRAM)6、CODEC(符号化・
復号器:Coder and Decoder )7、操作部8、スキャナ
9、パーソナルコンピュータ11が接続された画像受信
部となるプリンタI/F10を備える。
2(一部分)及び図3(残部分)に示す。この画像形成
装置は、ファクシミリ機能とコピー機能とを備えたいわ
ゆる複合機として構成したもので、図2において、MP
U1、画像受信部となるNCU(網制御回路:Network
Control Unit)2、MODEM3、ROM4、RAM
5、画像メモリ(DRAM)6、CODEC(符号化・
復号器:Coder and Decoder )7、操作部8、スキャナ
9、パーソナルコンピュータ11が接続された画像受信
部となるプリンタI/F10を備える。
【0019】MPU1は、この装置を構成する各部を制
御する。NCU2は、呼出信号検出回路2aとCMLリ
レー2bを有し、電話回線網(PSTN)との接続を制
御すると共に、相手先の電話番号(FAX番号を含む)
に対応したダイヤル信号を送出し、着信を検出する。M
ODEM3は、ITU(国際電気通信連合)−T勧告
T.30に従ったファクシミリ伝送制御手順に基づい
て、V.17、V.27ter、V.29等に従った送
信データの変調及び受信データの復調を行う。或いは、
これらに加えてV.34に従った送信データの変調及び
受信データの復調を行う。
御する。NCU2は、呼出信号検出回路2aとCMLリ
レー2bを有し、電話回線網(PSTN)との接続を制
御すると共に、相手先の電話番号(FAX番号を含む)
に対応したダイヤル信号を送出し、着信を検出する。M
ODEM3は、ITU(国際電気通信連合)−T勧告
T.30に従ったファクシミリ伝送制御手順に基づい
て、V.17、V.27ter、V.29等に従った送
信データの変調及び受信データの復調を行う。或いは、
これらに加えてV.34に従った送信データの変調及び
受信データの復調を行う。
【0020】ROM4は、この装置を制御するためのプ
ログラムを記憶する。RAM5は、データ等を一時的に
記憶する。画像メモリ6は、受信画像データやスキャナ
9で読み取った画像データを一時的に記憶する。COD
EC7は、読み取った画像データを送信するためにM
H、MR、MMR方式等により符号化(エンコード)
し、受信画像データを復号(デコード)する。操作部8
は、ユーザがFAX送信・受信、プリント等の指示をす
るためのものである。スキャナ9は、FAX送信すると
きに原稿の画像データを読み取る。
ログラムを記憶する。RAM5は、データ等を一時的に
記憶する。画像メモリ6は、受信画像データやスキャナ
9で読み取った画像データを一時的に記憶する。COD
EC7は、読み取った画像データを送信するためにM
H、MR、MMR方式等により符号化(エンコード)
し、受信画像データを復号(デコード)する。操作部8
は、ユーザがFAX送信・受信、プリント等の指示をす
るためのものである。スキャナ9は、FAX送信すると
きに原稿の画像データを読み取る。
【0021】この装置のプリンタは、図3において、プ
リンタ各部を制御するプリンタコントローラ12を備え
る。プリンタコントローラ12は、転写ローラ21に印
加された試験電圧により得られる電流値を保持するFB
電流値保持部12aと、保持された電流値から最適な転
写印加電圧を決定する転写バイアス決定部12bとを有
する。なお、電流値から最適な転写印加電圧を決定する
には、電流値と転写印加電圧との換算テーブル又は換算
式を用いる。
リンタ各部を制御するプリンタコントローラ12を備え
る。プリンタコントローラ12は、転写ローラ21に印
加された試験電圧により得られる電流値を保持するFB
電流値保持部12aと、保持された電流値から最適な転
写印加電圧を決定する転写バイアス決定部12bとを有
する。なお、電流値から最適な転写印加電圧を決定する
には、電流値と転写印加電圧との換算テーブル又は換算
式を用いる。
【0022】プリンタコントローラ12が制御するプリ
ンタ内部には、感光体として外周面に光導電膜を有する
感光ドラム13が配置され、感光ドラム13は、駆動源
(図示せず)により回転される。この感光ドラム13の
周囲には、ブラシローラ式の帯電器として帯電ブラシ1
4が配置され、この帯電ブラシ14には帯電バイアス印
加回路15により所定のバイアス電圧が印加される。バ
イアス電圧が印加された帯電ブラシ14は、回転しなが
ら感光ドラム13の外周面を約−750Vに一様に帯電
させる。
ンタ内部には、感光体として外周面に光導電膜を有する
感光ドラム13が配置され、感光ドラム13は、駆動源
(図示せず)により回転される。この感光ドラム13の
周囲には、ブラシローラ式の帯電器として帯電ブラシ1
4が配置され、この帯電ブラシ14には帯電バイアス印
加回路15により所定のバイアス電圧が印加される。バ
イアス電圧が印加された帯電ブラシ14は、回転しなが
ら感光ドラム13の外周面を約−750Vに一様に帯電
させる。
【0023】感光ドラム13の周囲に配置された露光部
としてのLEDプリントヘッド16は、多数のLEDを
並設してなり、入力された画情報に基づき感光ドラム1
3の外周面に光を照射し、外周面に画情報に対応する静
電潜像を形成する。
としてのLEDプリントヘッド16は、多数のLEDを
並設してなり、入力された画情報に基づき感光ドラム1
3の外周面に光を照射し、外周面に画情報に対応する静
電潜像を形成する。
【0024】更に、感光ドラム13の周囲に配置された
現像器は、供給ローラ17、現像ローラ18、ブレード
19及び現像器バイアス印加回路20等により構成され
る。供給ローラ17は、トナーを入れたトナーケース
(図示せず)からトナーを帯電させつつ現像ローラ18
に供給するもので、この供給ローラ17には現像器バイ
アス印加回路20により所定のバイアス電圧(−600
V〜−700V、好ましくは約−650V)が印加され
る。この供給ローラ17と感光ドラム13に接触して配
置された現像ローラ18には、現像器バイアス印加回路
20により所定のバイアス電圧(−300V〜−400
V、好ましくは−350V)が印加される。
現像器は、供給ローラ17、現像ローラ18、ブレード
19及び現像器バイアス印加回路20等により構成され
る。供給ローラ17は、トナーを入れたトナーケース
(図示せず)からトナーを帯電させつつ現像ローラ18
に供給するもので、この供給ローラ17には現像器バイ
アス印加回路20により所定のバイアス電圧(−600
V〜−700V、好ましくは約−650V)が印加され
る。この供給ローラ17と感光ドラム13に接触して配
置された現像ローラ18には、現像器バイアス印加回路
20により所定のバイアス電圧(−300V〜−400
V、好ましくは−350V)が印加される。
【0025】ブレード19は、現像ローラ18の外周面
に弾性的に接触し、現像ローラ18の外周面に付着した
トナーの層厚を均一にするもので、このブレード19に
は現像器バイアス印加回路20により所定のバイアス電
圧(−600V〜−700V、好ましくは約−650
V)が印加される。
に弾性的に接触し、現像ローラ18の外周面に付着した
トナーの層厚を均一にするもので、このブレード19に
は現像器バイアス印加回路20により所定のバイアス電
圧(−600V〜−700V、好ましくは約−650
V)が印加される。
【0026】更に感光ドラム13の周囲に配置された転
写器としての転写ローラ21は、用紙搬送経路を挟んで
感光ドラム13の外周面と接触するように配置され、駆
動源(図示せず)により回転される。この転写ローラ2
1には転写バイアス印加回路22により所定のバイアス
電圧が印加される。転写ローラ21の電流は、電流検出
部35により検出され、検出された電流値はプリンタコ
ントローラ12のFB電流値保持部12aに保持され
る。
写器としての転写ローラ21は、用紙搬送経路を挟んで
感光ドラム13の外周面と接触するように配置され、駆
動源(図示せず)により回転される。この転写ローラ2
1には転写バイアス印加回路22により所定のバイアス
電圧が印加される。転写ローラ21の電流は、電流検出
部35により検出され、検出された電流値はプリンタコ
ントローラ12のFB電流値保持部12aに保持され
る。
【0027】プリンタコントローラ12には、装置の環
境条件として温度を検知する温度センサ37からの信号
が取り込まれるので、プリンタコントローラ12は、そ
の温度信号とFB電流値保持部12aに保持された電流
値とに基づいて、転写バイアス決定部12bによりプリ
ント時に電流値に対応する転写バイアスを決定し、転写
バイアス印加回路22はそのバイアス電圧を転写ローラ
21に印加する。
境条件として温度を検知する温度センサ37からの信号
が取り込まれるので、プリンタコントローラ12は、そ
の温度信号とFB電流値保持部12aに保持された電流
値とに基づいて、転写バイアス決定部12bによりプリ
ント時に電流値に対応する転写バイアスを決定し、転写
バイアス印加回路22はそのバイアス電圧を転写ローラ
21に印加する。
【0028】用紙搬送経路の用紙送り出し側に配置され
た定着器は、ハロゲンランプ等のヒータを有する加熱ロ
ーラ23、ヒータ駆動回路24及びプレスローラ25等
で構成される。加熱ローラ23のヒータはヒータ駆動回
路24により所定の温度に加熱される。加熱ローラ23
とプレスローラ25は、転写ローラ21による転写後の
用紙を加熱圧接することにより、用紙上のトナー画像を
定着させる。
た定着器は、ハロゲンランプ等のヒータを有する加熱ロ
ーラ23、ヒータ駆動回路24及びプレスローラ25等
で構成される。加熱ローラ23のヒータはヒータ駆動回
路24により所定の温度に加熱される。加熱ローラ23
とプレスローラ25は、転写ローラ21による転写後の
用紙を加熱圧接することにより、用紙上のトナー画像を
定着させる。
【0029】この装置では、感光ドラム13の周囲にメ
モリ除去ブラシ26が配置されている。このメモリ除去
ブラシ26は、転写後にも感光ドラム13の外周面に画
像の輪郭に沿って残るトナー画像(メモリ画像)を除去
するためのもので、メモリ除去ブラシ26にはメモリ除
去ブラシ電圧印加回路27により所定のバイアス電圧が
印加される。
モリ除去ブラシ26が配置されている。このメモリ除去
ブラシ26は、転写後にも感光ドラム13の外周面に画
像の輪郭に沿って残るトナー画像(メモリ画像)を除去
するためのもので、メモリ除去ブラシ26にはメモリ除
去ブラシ電圧印加回路27により所定のバイアス電圧が
印加される。
【0030】更にこの装置には、用紙搬送経路におい
て、感光ドラム13及び転写ローラ21の上流側に、用
紙が給紙カセット45(図1参照)から送られて来たか
どうかを検出するセンサとしてPSS(Paper Supply S
ensor )30が配置されると共に、加熱ローラ23及び
プレスローラ25の下流側に、転写・定着終了後の用紙
が送られて来たかどうかを検出するセンサとしてPDS
(Paper DischargeSensor)31が配置されている。後
記の動作でも説明するように、PSS30は、用紙が給
紙カセット45から送り込まれてくるとONになり、P
DS31は、転写・定着後の用紙が送り出されてくると
ONになる。PSS30及びPDS31は、いずれも用
紙が通過するとOFFになる。
て、感光ドラム13及び転写ローラ21の上流側に、用
紙が給紙カセット45(図1参照)から送られて来たか
どうかを検出するセンサとしてPSS(Paper Supply S
ensor )30が配置されると共に、加熱ローラ23及び
プレスローラ25の下流側に、転写・定着終了後の用紙
が送られて来たかどうかを検出するセンサとしてPDS
(Paper DischargeSensor)31が配置されている。後
記の動作でも説明するように、PSS30は、用紙が給
紙カセット45から送り込まれてくるとONになり、P
DS31は、転写・定着後の用紙が送り出されてくると
ONになる。PSS30及びPDS31は、いずれも用
紙が通過するとOFFになる。
【0031】給紙側においては、給紙カセット45にセ
ットされた用紙を1枚ずつ取り出すための給紙機構が設
けられている。この給紙機構では、給紙ローラ40とモ
ータ41がクラッチ42を介して連結され、給紙カセッ
ト45から用紙を取り出すときは、クラッチ42により
給紙ローラ40がモータ41に接続され、給紙ローラ4
0が回転することで、給紙カセット45の用紙が1枚ず
つ取り出される。
ットされた用紙を1枚ずつ取り出すための給紙機構が設
けられている。この給紙機構では、給紙ローラ40とモ
ータ41がクラッチ42を介して連結され、給紙カセッ
ト45から用紙を取り出すときは、クラッチ42により
給紙ローラ40がモータ41に接続され、給紙ローラ4
0が回転することで、給紙カセット45の用紙が1枚ず
つ取り出される。
【0032】上記のように構成された画像形成装置にお
いて、プリント動作は周知であるが、概説すると、帯電
ブラシ14により感光ドラム13が約−750Vに一様
に帯電され、その感光ドラム13にLEDプリントヘッ
ド16により画情報に対応する静電潜像が形成され、現
像ローラ18により感光ドラム13上の静電潜像にトナ
ーが吸着されて、感光ドラム13上にトナー画像が形成
される。そして、転写ローラ21により感光ドラム13
上のトナー画像が用紙に転写される。転写後は、加熱ロ
ーラ23とプレスローラ25により用紙が加熱・加圧さ
れ、用紙にトナー画像が永久像として定着される。
いて、プリント動作は周知であるが、概説すると、帯電
ブラシ14により感光ドラム13が約−750Vに一様
に帯電され、その感光ドラム13にLEDプリントヘッ
ド16により画情報に対応する静電潜像が形成され、現
像ローラ18により感光ドラム13上の静電潜像にトナ
ーが吸着されて、感光ドラム13上にトナー画像が形成
される。そして、転写ローラ21により感光ドラム13
上のトナー画像が用紙に転写される。転写後は、加熱ロ
ーラ23とプレスローラ25により用紙が加熱・加圧さ
れ、用紙にトナー画像が永久像として定着される。
【0033】この装置では、ファクシミリの場合はNC
U2で、プリンタの場合はプリンタI/F10で画像デ
ータの受信を開始すると、転写ローラ21に試験電圧を
印加し、そのときの電流値を電流検出部35で検出し、
検出した電流値をプリンタコントローラ12のFB電流
値保持部12aに保持しておき、画像データが或る程度
(例えば、1ページ分の画像データ)受信されると前回
転を開始し、FB電流値保持部12aに保持された電流
値と温度センサ37で得られた温度とに基づいて、転写
バイアス決定部12bにより転写バイアスを決定し、決
定した転写バイアスを転写バイアス印加回路22により
転写ローラ21に印加するように構成したことが特徴で
ある。
U2で、プリンタの場合はプリンタI/F10で画像デ
ータの受信を開始すると、転写ローラ21に試験電圧を
印加し、そのときの電流値を電流検出部35で検出し、
検出した電流値をプリンタコントローラ12のFB電流
値保持部12aに保持しておき、画像データが或る程度
(例えば、1ページ分の画像データ)受信されると前回
転を開始し、FB電流値保持部12aに保持された電流
値と温度センサ37で得られた温度とに基づいて、転写
バイアス決定部12bにより転写バイアスを決定し、決
定した転写バイアスを転写バイアス印加回路22により
転写ローラ21に印加するように構成したことが特徴で
ある。
【0034】次に、この画像形成装置の動作について、
図4及び図5のフロー図並びに図6のタイミングチャー
トを参照して説明する。但し、ここに示す動作は、ファ
クシミリ受信があった場合の例である。また、フロー図
に記載されたタイマT1,T2,T3は、タイミングチ
ャートに記載されたタイマT1,T2,T3に対応す
る。
図4及び図5のフロー図並びに図6のタイミングチャー
トを参照して説明する。但し、ここに示す動作は、ファ
クシミリ受信があった場合の例である。また、フロー図
に記載されたタイマT1,T2,T3は、タイミングチ
ャートに記載されたタイマT1,T2,T3に対応す
る。
【0035】動作が開始すると、まずステップST1に
おいて、NCU2の呼出信号検出回路2aにより呼出信
号を検出したかどうか判定し、呼出信号を検出するまで
待機する。呼出信号を検出すると、ステップST2にお
いて、CMLリレー2bを接続し、ステップST3にお
いて、ファクシミリ受信を開始する。受信が開始する
と、次のステップST4において、モータ41をON、
帯電バイアスON、メモリ除去ブラシ26をONにする
と共に、定着器(加熱ローラ23及びプレスローラ2
5)の温度制御を開始する。
おいて、NCU2の呼出信号検出回路2aにより呼出信
号を検出したかどうか判定し、呼出信号を検出するまで
待機する。呼出信号を検出すると、ステップST2にお
いて、CMLリレー2bを接続し、ステップST3にお
いて、ファクシミリ受信を開始する。受信が開始する
と、次のステップST4において、モータ41をON、
帯電バイアスON、メモリ除去ブラシ26をONにする
と共に、定着器(加熱ローラ23及びプレスローラ2
5)の温度制御を開始する。
【0036】その後、ステップST5において、転写フ
ィードバックシーケンスを行う。つまり、転写ローラ2
1に試験電圧を印加する。続いてステップST6におい
て、試験電圧印加時の転写ローラ21の電流値を電流検
出部35で検出し、検出した電流値をプリンタコントロ
ーラ12のFB電流値保持部12aに保持する。そし
て、ステップST7において、モータ41をOFF、帯
電バイアスOFF、メモリ除去ブラシ26をOFFにす
る。
ィードバックシーケンスを行う。つまり、転写ローラ2
1に試験電圧を印加する。続いてステップST6におい
て、試験電圧印加時の転写ローラ21の電流値を電流検
出部35で検出し、検出した電流値をプリンタコントロ
ーラ12のFB電流値保持部12aに保持する。そし
て、ステップST7において、モータ41をOFF、帯
電バイアスOFF、メモリ除去ブラシ26をOFFにす
る。
【0037】ステップST8においては、最初の1頁分
の画像データを受信し終えたかどうか判定し、まだの場
合は終了するまで受信を続ける。受信が終了すると、ス
テップST9において、プリンタ起動(前回転)を開始
する。即ち、モータ41をON、帯電バイアスON、メ
モリ除去ブラシ26をON、現像バイアスONにする。
そして、感光ドラム13の外周面の残留したトナーを現
像ローラ18で回収すると共に、感光ドラム13の外周
面が均一に帯電され、潜像形成の準備がなされる。
の画像データを受信し終えたかどうか判定し、まだの場
合は終了するまで受信を続ける。受信が終了すると、ス
テップST9において、プリンタ起動(前回転)を開始
する。即ち、モータ41をON、帯電バイアスON、メ
モリ除去ブラシ26をON、現像バイアスONにする。
そして、感光ドラム13の外周面の残留したトナーを現
像ローラ18で回収すると共に、感光ドラム13の外周
面が均一に帯電され、潜像形成の準備がなされる。
【0038】次いでステップST10において、用紙ピ
ックアップ用のタイマT3がスタートする。つまり、給
紙クラッチ42をONにし、給紙ローラ40をモータ4
1に接続し、給紙カセット45(図1参照)から用紙を
1枚取り出す動作を開始する。ステップST11におい
ては、PSS30がONかどうか判定する。PSS30
がONになると、即ち用紙が給紙カセット45から送ら
れて来ると、ステップST12において、タイマT1,
T2がスタートする。ステップST13において、タイ
マT1がタイムアップしたかどうか判定し、まだの場合
は待機する。タイマT1がタイムアップすると、ステッ
プST14において、LEDプリントヘッド16による
露光を開始し、感光ドラム13に静電潜像を形成する。
ックアップ用のタイマT3がスタートする。つまり、給
紙クラッチ42をONにし、給紙ローラ40をモータ4
1に接続し、給紙カセット45(図1参照)から用紙を
1枚取り出す動作を開始する。ステップST11におい
ては、PSS30がONかどうか判定する。PSS30
がONになると、即ち用紙が給紙カセット45から送ら
れて来ると、ステップST12において、タイマT1,
T2がスタートする。ステップST13において、タイ
マT1がタイムアップしたかどうか判定し、まだの場合
は待機する。タイマT1がタイムアップすると、ステッ
プST14において、LEDプリントヘッド16による
露光を開始し、感光ドラム13に静電潜像を形成する。
【0039】そして、ステップST15においては、タ
イマT2がタイムアップしたかどうか判定し、タイマT
2がタイムアップすると、ステップST16において、
FB電流値保持部12aに保持された電流値及び温度セ
ンサ37で得られた温度に基づいて転写バイアスを転写
バイアス決定部12bにより決定し、次のステップST
17において、決定された転写バイアス(+)を転写ロ
ーラ21に印加する。以降は、プリント処理が続行され
る。
イマT2がタイムアップしたかどうか判定し、タイマT
2がタイムアップすると、ステップST16において、
FB電流値保持部12aに保持された電流値及び温度セ
ンサ37で得られた温度に基づいて転写バイアスを転写
バイアス決定部12bにより決定し、次のステップST
17において、決定された転写バイアス(+)を転写ロ
ーラ21に印加する。以降は、プリント処理が続行され
る。
【0040】一方、ステップST11において、PSS
30がOFFのときは、ステップST18に移行する。
ステップST18においては、タイマT3がタイムアッ
プしたかどうか判定し、まだの場合は、ステップST1
1に戻り、再びPSS30がONかの判定を行う。
30がOFFのときは、ステップST18に移行する。
ステップST18においては、タイマT3がタイムアッ
プしたかどうか判定し、まだの場合は、ステップST1
1に戻り、再びPSS30がONかの判定を行う。
【0041】タイマT3がタイムアップするまでに、P
SS30がONにならない場合(ステップST18の判
定がYESの場合)は、用紙が給紙カセット45から送
られて来ないことになるので、ステップST19におい
て、モータ41をOFF、帯電バイアスOFF、メモリ
除去ブラシ26をOFF、現像バイアスOFFにする。
次いでステップST20において、操作部8の図示しな
い表示器に、ジャム表示(紙詰まり等の表示)をし、エ
ラー処理に移行する。
SS30がONにならない場合(ステップST18の判
定がYESの場合)は、用紙が給紙カセット45から送
られて来ないことになるので、ステップST19におい
て、モータ41をOFF、帯電バイアスOFF、メモリ
除去ブラシ26をOFF、現像バイアスOFFにする。
次いでステップST20において、操作部8の図示しな
い表示器に、ジャム表示(紙詰まり等の表示)をし、エ
ラー処理に移行する。
【0042】この処理によれば、図7にも示すように、
待機状態からファクシミリ受信を開始すると同時にFB
シーケンスを行うので、プリンタ起動を開始してからF
Bシーケンスを行う従来(図8参照)に比べて、最初の
ページのプリントアウトまでの時間(FCOT)が短く
なる。
待機状態からファクシミリ受信を開始すると同時にFB
シーケンスを行うので、プリンタ起動を開始してからF
Bシーケンスを行う従来(図8参照)に比べて、最初の
ページのプリントアウトまでの時間(FCOT)が短く
なる。
【0043】なお、上記フロー図では、ファクシミリ受
信中に実施したFBシーケンスで得た電流値をプリンタ
コントローラ12のFB電流値保持部12aで保持し、
転写ローラ21に転写バイアスを印加する直前で転写バ
イアス決定部12bにより転写バイアスを決定するよう
にしているが、電流値を得た時点で転写バイアスを決定
しておき、それを転写バイアス印加時まで保持してもよ
い。
信中に実施したFBシーケンスで得た電流値をプリンタ
コントローラ12のFB電流値保持部12aで保持し、
転写ローラ21に転写バイアスを印加する直前で転写バ
イアス決定部12bにより転写バイアスを決定するよう
にしているが、電流値を得た時点で転写バイアスを決定
しておき、それを転写バイアス印加時まで保持してもよ
い。
【0044】また、上記フロー図は、ファクシミリ受信
があった場合の動作を示すが、プリンタとして使用する
場合、即ち画像データを取得するのに或る程度時間が必
要な場合でも、上記と同様の動作となる。パーソナルコ
ンピュータはプリンタI/Fを介して直接接続するよう
にしてもよいし、LANを介して接続するようにしても
よい。
があった場合の動作を示すが、プリンタとして使用する
場合、即ち画像データを取得するのに或る程度時間が必
要な場合でも、上記と同様の動作となる。パーソナルコ
ンピュータはプリンタI/Fを介して直接接続するよう
にしてもよいし、LANを介して接続するようにしても
よい。
【0045】更に、上記実施形態では、電流値と温度に
より転写バイアスを決定しているが、電流値のみにより
転写バイアスを決定することもできる。又は、湿度や現
在までにプリントしたトータル枚数も反映させて、転写
バイアスを決定するようにしてもよい。
より転写バイアスを決定しているが、電流値のみにより
転写バイアスを決定することもできる。又は、湿度や現
在までにプリントしたトータル枚数も反映させて、転写
バイアスを決定するようにしてもよい。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の請求項
1記載の画像形成装置によれば、画像受信部で画像デー
タの受信が始まるとFBシーケンスを開始し、画像デー
タの受信中にFBシーケンスを実施して電流データを獲
得しておくため、プリント時に直ぐに電流値に応じた最
適な印加電圧を転写部材に印加でき、プリント時にFB
シーケンスを行う必要がなくなり、画像データ受信開始
後の最初のページのプリントアウトまでの時間を短縮で
きる。
1記載の画像形成装置によれば、画像受信部で画像デー
タの受信が始まるとFBシーケンスを開始し、画像デー
タの受信中にFBシーケンスを実施して電流データを獲
得しておくため、プリント時に直ぐに電流値に応じた最
適な印加電圧を転写部材に印加でき、プリント時にFB
シーケンスを行う必要がなくなり、画像データ受信開始
後の最初のページのプリントアウトまでの時間を短縮で
きる。
【図1】実施形態に係る画像形成装置の記録部の要部断
面図である。
面図である。
【図2】同画像形成装置の全体構成(一部分)の概略構
成図である。
成図である。
【図3】同画像形成装置の全体構成(残部分)の概略構
成図である。
成図である。
【図4】同画像形成装置の動作を示すフロー図である。
【図5】図4のフロー図に続くフロー図である。
【図6】同画像形成装置の動作における待機状態、ファ
クシミリ受信、プリンタ起動までの概略タイミングチャ
ートである。
クシミリ受信、プリンタ起動までの概略タイミングチャ
ートである。
【図7】同画像形成装置の動作における待機状態、ファ
クシミリ受信、プリンタ起動までの詳細なタイミングチ
ャートである。
クシミリ受信、プリンタ起動までの詳細なタイミングチ
ャートである。
【図8】従来例に係る装置の動作における待機状態、フ
ァクシミリ受信、プリンタ起動までの概略タイミングチ
ャートである。
ァクシミリ受信、プリンタ起動までの概略タイミングチ
ャートである。
【符号の説明】 12 プリンタコントローラ(制御部) 12a FB電流値保持部 12b 転写バイアス決定部 13 感光ドラム(感光体) 14 帯電ブラシ 16 LEDプリントヘッド 17 供給ローラ 18 現像ローラ 21 転写ローラ(転写部材) 23 加熱ローラ 25 プレスローラ 26 メモリ除去ブラシ 35 電流検出部 45 給紙カセット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H027 DA01 DA11 DA14 DA45 DC04 DC05 DC14 DE07 DE09 EA03 EC06 ED02 ED16 ED24 EE02 EE07 EE08 EF07 ZA07 2H200 GA23 HA02 HB12 HB22 JA02 JA28 JA29 JA30 NA01 NA08 PA02 PA10 PA22 PB05 PB12 PB27 PB28 PB33 5C074 AA07 AA12 BB02 BB26 CC26 DD08 DD11 EE20 GG12
Claims (3)
- 【請求項1】感光体と、この感光体に接触し、感光体上
のトナー像を記録媒体に転写する転写部材とを備え、こ
の転写部材に試験電圧を印加してそのときの電流値に基
づき転写電圧を決定し、画像受信部で受信された画像を
記録媒体上に形成する画像形成装置において、 前記画像受信部で画像データの受信が開始されると、転
写部材に試験電圧を印加して電流値を検出し、画像デー
タが或る程度受信されたとき感光体及び転写部材等の前
回転を開始し、前記検出された電流値に基づいて決定さ
れた転写バイアスを転写部材に印加し、その後に画像の
形成を開始することを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】前記画像受信部はファクシミリ通信部であ
ることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。 - 【請求項3】前記画像受信部はコンピュータからの画像
データを受信するインタフェイスであることを特徴とす
る請求項1記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001059685A JP2002258636A (ja) | 2001-03-05 | 2001-03-05 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001059685A JP2002258636A (ja) | 2001-03-05 | 2001-03-05 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002258636A true JP2002258636A (ja) | 2002-09-11 |
Family
ID=18919214
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001059685A Pending JP2002258636A (ja) | 2001-03-05 | 2001-03-05 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002258636A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005091734A (ja) * | 2003-09-17 | 2005-04-07 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置 |
-
2001
- 2001-03-05 JP JP2001059685A patent/JP2002258636A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005091734A (ja) * | 2003-09-17 | 2005-04-07 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置 |
JP4529395B2 (ja) * | 2003-09-17 | 2010-08-25 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像形成装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040914 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041026 |