JP2002258004A - プラスチックレンズの染色用インク及び該インクを用いたプラスチックレンズの染色方法。 - Google Patents

プラスチックレンズの染色用インク及び該インクを用いたプラスチックレンズの染色方法。

Info

Publication number
JP2002258004A
JP2002258004A JP2001061765A JP2001061765A JP2002258004A JP 2002258004 A JP2002258004 A JP 2002258004A JP 2001061765 A JP2001061765 A JP 2001061765A JP 2001061765 A JP2001061765 A JP 2001061765A JP 2002258004 A JP2002258004 A JP 2002258004A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dyeing
ink
plastic lens
dye
humectant
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001061765A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002258004A5 (ja
JP4268767B2 (ja
Inventor
Minoru Inuzuka
稔 犬塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidek Co Ltd
Original Assignee
Nidek Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP2001061765A priority Critical patent/JP4268767B2/ja
Application filed by Nidek Co Ltd filed Critical Nidek Co Ltd
Priority to ES02702750T priority patent/ES2337343T3/es
Priority to PCT/JP2002/002053 priority patent/WO2002071108A1/ja
Priority to DE60234506T priority patent/DE60234506D1/de
Priority to CNB028057880A priority patent/CN100403061C/zh
Priority to US10/467,806 priority patent/US7077874B2/en
Priority to EP02702750A priority patent/EP1367412B1/en
Priority to AT02702750T priority patent/ATE449975T1/de
Publication of JP2002258004A publication Critical patent/JP2002258004A/ja
Publication of JP2002258004A5 publication Critical patent/JP2002258004A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4268767B2 publication Critical patent/JP4268767B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06PDYEING OR PRINTING TEXTILES; DYEING LEATHER, FURS OR SOLID MACROMOLECULAR SUBSTANCES IN ANY FORM
    • D06P5/00Other features in dyeing or printing textiles, or dyeing leather, furs, or solid macromolecular substances in any form
    • D06P5/30Ink jet printing
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09DCOATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
    • C09D11/00Inks
    • C09D11/30Inkjet printing inks
    • C09D11/32Inkjet printing inks characterised by colouring agents
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09DCOATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
    • C09D11/00Inks
    • C09D11/30Inkjet printing inks
    • C09D11/32Inkjet printing inks characterised by colouring agents
    • C09D11/328Inkjet printing inks characterised by colouring agents characterised by dyes
    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06PDYEING OR PRINTING TEXTILES; DYEING LEATHER, FURS OR SOLID MACROMOLECULAR SUBSTANCES IN ANY FORM
    • D06P5/00Other features in dyeing or printing textiles, or dyeing leather, furs, or solid macromolecular substances in any form
    • D06P5/003Transfer printing
    • D06P5/004Transfer printing using subliming dyes
    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06PDYEING OR PRINTING TEXTILES; DYEING LEATHER, FURS OR SOLID MACROMOLECULAR SUBSTANCES IN ANY FORM
    • D06P5/00Other features in dyeing or printing textiles, or dyeing leather, furs, or solid macromolecular substances in any form
    • D06P5/003Transfer printing
    • D06P5/004Transfer printing using subliming dyes
    • D06P5/006Transfer printing using subliming dyes using specified dyes
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B1/00Optical elements characterised by the material of which they are made; Optical coatings for optical elements
    • G02B1/10Optical coatings produced by application to, or surface treatment of, optical elements

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Coloring (AREA)
  • Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)
  • Surface Treatment Of Optical Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 インクジェットプリンタを使用してプラスチ
ックレンズを気相転写にて染色する方法において、プラ
スチックレンズの染色に好適な染色用インク及びこれを
用いた染色方法を提供する。 【解決手段】 プラスチックレンズを染色するためにイ
ンクジェットプリンタにて染色用インクを所定の基体に
塗布し、基体上に塗布された染色用インクをプラスチッ
クレンズに非接触にて昇華させて染色する染色用インク
において、疎水性であり昇華性を有する染色用用材、好
ましくは、一般式1の染色用用材(Rは水素またはエー
テル基。)と、染色用用材を水系にて分散させるための
分散剤とからなる。図1はプラスチックレンズの染色方
法の流れを示す。1 紙、2 着色層、3 プラスチッ
クレンズ、10 印刷基体、20 真空気相転写機本
体、30 染色用治具、40 インクジェットプリン
タ、41 インクカートリッジ、50 パーソナルコン
ピュータ、60 オーブン。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプラスチックレンズ
を染色するための染色用インクに関し、さらに詳しくは
インクジェットプリンタにて使用するプラスチックレン
ズを染色するための染色用インク及びプラスチックレン
ズの染色方法に関する。
【0002】
【従来技術】従来、プラスチックレンズに染色を行う方
法としてレンズを染色液の中に所定時間浸漬してレンズ
を染色する方法(浸染法)が知られている。この方法は
従来から用いられているものであるが、作業環境が良く
ないこと、高屈折率のレンズには染色を行うことが困難
であることが問題となっていた。そこで本出願人は特願
平11−169173号に開示するようにインクジェッ
トプリンタより昇華性のある染料を紙に塗布(出力)さ
せ、これを真空中でレンズと非接触に置いて染色を行う
気相転写による染色方法を提案した。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この気相転写によるプ
ラスチックレンズへの染色方法は従来の浸染法等によっ
て生じる諸問題を解決するものであるが、従来使用され
ているインクジェットプリンタ用のインクや一般の繊維
に使用されているような条件のインクでは染料の耐熱性
や昇華性が悪く、気相転写による染色方法には向かな
い。また、染色後のレンズの染色状態もムラ等が生じ易
い。
【0004】上記従来技術の問題点に鑑み、インクジェ
ットプリンタを使用してプラスチックレンズを気相転写
にて染色を行う染色方法において、プラスチックレンズ
の染色に好適な染色用インク及びプラスチックレンズの
染色方法を提供することを技術課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は以下のような構成を備えることを特徴とす
る。
【0006】(1) プラスチックレンズを染色するた
めにインクジェットプリンタにて染色用インクを所定の
基体に塗布し、該基体上に塗布された前記染色用インク
を前記プラスチックレンズに非接触にて昇華させて染色
を行うための染色用インクにおいて、疎水性であり昇華
性を有する染色用用材と、該染色用用材を水系にて分散
させるための分散剤と、からなることを特徴とする。
【0007】(2) (1)のプラスチックレンズの染
色用インクにおいて、前記染色用用材の平均粒径は0.
05μm〜1μm,最大粒径が3μm以下であることを
特徴とする。
【0008】(3) (1)のプラスチックレンズの染
色用インクにおいて、該染色用インクに対する前記染色
用用材の配合比は0.1重量%〜20重量%以下である
ことを特徴とする。
【0009】(4) (1)のプラスチックレンズの染
色用インクは、インクの保湿に使用される保湿剤と、該
保湿剤を昇華させないための親水性の高分子材料と、を
含有することを特徴とする。
【0010】(5) (4)の保湿剤は、グリコール系
の多価アルコールであることを特徴とする。
【0011】(6) (4)の高分子材料は、ビニル系
高分子材料又は繊維素系高分子材料であることを特徴と
する。
【0012】(7) (1)の染色用インクはインクの
保湿用に使用される保湿剤が含有され、前記所定の紙の
印刷面側には親水性の高分子材料が塗布されており、保
湿剤が含有された前記染色用インクをインクジェットプ
リンタにて前記基体の印刷面側に塗布した後、該塗布面
と前記プラスチックレンズとを非接触に対向させ、前記
塗布面を加熱することにより前記染料をプラスチックレ
ンズに昇華,蒸着させることを特徴とする。
【0013】(8) プラスチックレンズを染色するた
めにインクジェットプリンタにて昇華性を有する染色用
インクを所定の基体に塗布し、該基体上に塗布された前
記染色用インクを前記プラスチックレンズに非接触にて
昇華させて染色を行うための染色用インクにおいて、該
染色用インクにインクの保湿に使用される保湿剤と、該
保湿剤を昇華させないために用いる親水性の高分子材料
と、を含有していることを特徴とする。
【0014】(9) プラスチックレンズを染色するた
めにインクジェットプリンタにて染色用インクを所定の
基体に塗布し、該基体上に塗布された前記染色用インク
を前記プラスチックレンズに非接触にて昇華させて染色
を行うための染色用インクにおいて、以下の式1で表さ
れる染色用用材と、該染色用用材を水系にて分散させる
ための分散剤と、からなることを特徴とする。
【化2】 式中、Rは水素またはエーテル基を示す。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参考にしつつ説明する。図1はプラスチックレンズの
染色方法の流れを図示したものである。
【0016】(1)インク作製 初めにインクジェットプリンタに用いるインクを作製す
る。本実施の形態ではRED、YELLOW、BLUE
の三色の染料(染色用用材)を用いてインクを作製す
る。染料は昇華性を有するものであれば使用できるが、
疎水性の分散染料が好適に用いられる。また、本実施の
形態では染料を所定の温度に加熱し昇華させるため、昇
華時の熱に耐えうる染料を使用する必要がある。さらに
プラスチックレンズへ染料が蒸着したあと、発色作業を
行い染料をプラスチックレンズへ定着させたときに染色
がムラのない状態にてプラスチックレンズに行われてい
る必要がある。
【0017】染料の平均粒径は好ましくは0.05μm
〜1μm,最大粒径が3μm以下、更に好ましくは0.
05μm〜0.5μm,最大粒径が1μm以下である。
このような点を考慮し、種々の染料を用いて検討を重ね
た結果、以下の式1で示されるアントラキノン系染料が
特に好適に用いられる。
【0018】
【化3】 式中、Rは水素またはエーテル基(−O−R1)を示
す。R1は例えば炭素数が1〜10のアルキル基、炭素
数が1〜10のフェニルアルキル基、フェニル基等であ
る。
【0019】インクはRED、YELLOW、BLUE
の3色の染色用インクを作製する。各染料を別々の容器
にいれ、各々に純水、分散剤を加えた後、充分に攪拌を
行う。インク処方における染料の割合は好ましくは0.
1〜20重量%、より好ましくは0.5〜10重量%の
染料を含む。染料が0.1重量%未満であると、所望す
る濃度が得られないことが多い。また、染料が20重量
%を超えると、染料の分散性が悪くなってしまう。ま
た、使用する分散剤は熱で分解せず、耐熱性のあるもの
が好ましいが、熱によって分散剤が分解されても染色に
影響を及ぼさなければ構わない。
【0020】各容器内に入れた染色剤、分散剤を十分攪
拌した後、冷却用の水が入った容器に染色用インクが入
った容器を入れ、超音波ホモジナイザーにて指定時間処
理を行ない染色剤を所望する粒径にする。その後、孔径
約1μmのフィルター(ガラス繊維濾紙 GF/B)で
染色用インクを各々吸引濾過し、粒径の大きいものやゴ
ミ等を取り除く。その後、指定のインク濃度になるよう
に純水を加え調整し、インク作製の完了とする。
【0021】(2) 印刷基体の作製 上記にて作製した染色用インク3種類を市販のインクジ
ェットプリンタ用のインクカートリッジ41にそれぞれ
入れ、図示するインクジェットプリンタ40(以後、プ
リンタと記す)にこのカートリッジを装着する。プリン
タ40は市販のものを使用する。
【0022】次に、このプリンタ40を使用して所望の
色をプリントさせるために、市販されているパーソナル
コンピュータ50(以下PCという)を使用して、印刷
される色相及び濃度の調製を行う。色相の調製はPC5
0のドローソフトにより行うため、所望する色データを
PC50内に保存しておくことができ、必要になったと
きに何度でも同じ色調が得られるようになっている。ま
た、色の濃淡もデジタル管理されるため、必要なときに
何回でも同じ濃度の色を所望することができる。
【0023】昇華性染料を印刷する基体には市販のA4
の紙1(図1参照)を使用する。紙1は紙に限らずプリ
ンタ40にて印刷可能なものであれば特に限定されない
が、気相転写時に熱を加えるため、熱吸収のよいものを
使用することが好ましい。
【0024】プリンタ40に紙1を入れ、PC50の操
作により、予め設定しておいた色相及び濃度にて印刷を
行う。印刷された紙1には染色用インクが塗布された着
色層2が円形状に印刷される。着色層2の大きさはレン
ズの径よりも若干大きいものが好ましい。プリンタ40
によって着色層2が形成された紙1を印刷基体10とし
て使用する。
【0025】(3)プラスチックレンズの染色 次に着色された印刷基体10とプラスチックレンズ3と
を真空気相転写機本体20内に設置してレンズの染色を
行う方法について説明する。図2に真空気相転写機本体
20正面から見た内部該略図を示す。
【0026】20は真空気相転写機本体であり、正面に
は印刷基体10やプラスチックレンズ3を出し入れする
ための図示無き取出し口が設けられている。染色を行う
プラスチックレンズ3の材質は、ポリカーボネート系樹
脂(例えば、ジエチレングリコールビスアリルカーボネ
ート重合体(CR−39))、ポリウレタン系樹脂、ア
リル系樹脂(例えば、アリルジグリコールカーボネート
及びその共重合体、ジアリルフタレート及びその共重合
体)、フマル酸系樹脂(例えば、ベンジルフマレート共
重合体)、スチレン系樹脂、ポリメチルアクリレート系
樹脂、繊維系樹脂(例えば、セルロースプロピオネー
ト)等の眼鏡レンズに使用される一般的な材質が用いら
れる。
【0027】21は印刷基体10上の染料を昇華させる
ためのハロゲンランプである。22はロータリーポンプ
であり、本体20内をほぼ真空にさせるために使用す
る。23はリークバルブであり、このバルブを開くこと
でほぼ真空になった本体20内に外気を入れ大気圧に戻
すものである。
【0028】30はプラスチックレンズ3と印刷基体1
0とをセットして染色を行うための染色用治具である。
染色用治具30はプラスチックレンズ3を載置するため
のレンズ載置部31と印刷基体10を載置するための基
体載置部32からなる。
【0029】レンズ載置部31は円筒形の形状を有し、
プラスチックレンズ3を所定の高さに維持するための載
置台31aとプラスチックレンズを支持する支持部31
bからなる。図のようにプラスチックレンズ3の凸面側
を支持部31bにて支持させ、支持部31bを載置台3
1a上に乗せることにより、レンズ3を所定の高さに保
持させておくことができる。
【0030】基体載置部32は印刷基体10を載せるた
めの円筒の形状を有する載置台32aと印刷基体10を
上方から押えるための基体押さえ32bからなる。載置
台32aは図示するように、その内側にレンズ載置部3
1が位置するように置かれ、載置台32aの上部に載せ
られた印刷基体10を基体押さえ32bと載置台32a
とで挟み込むことにより、印刷基体10が動かないよう
にしっかりと固定保持する。このとき印刷基体10の着
色層2はレンズ3側(下側)に向けてセットされる。
【0031】このような構成を持つ真空気相転写機本体
20を使用して以下の操作を行い、プラスチックレンズ
3の染色を行う。染色用治具30にプラスチックレンズ
3、印刷基体10をセットした後、本体20を密封して
ロータリーポンプ22を用いて真空状態にする。このと
きの真空状態とは0.1kPa〜5kPa付近まで減圧
したときのことである。0.1kPaを下回っても差し
支えないが、高性能排気装置を必要とする。また、装置
内の気圧が高ければ高い程、染料を昇華させるのに必要
な温度が高くなるため、圧力の上限は5kPa、さらに
好ましくは0.1kPa〜3kPaである。
【0032】本体20が所定の真空度に達したらハロゲ
ンランプ21を点灯させ、印刷基体10を上方から加熱
する。印刷基体10上での加熱温度は染料の変質やレン
ズの変形が生じない中で、できるだけ高い温度になるよ
うにすることが好ましい。
【0033】ここで、昇華に当たって加熱を行う場合の
温度をできるだけ高温とするのは、所望の色相及び濃さ
に発色させるための加熱時間を短くすることができ、生
産性を向上することができるからである。
【0034】ハロゲンランプ21の点灯により印刷基体
10が加熱されるため、着色層2より染料が昇華、蒸散
し、プラスチックレンズ3の凹面側に蒸着する。ハロゲ
ンランプ21の点灯による印刷基体10への加熱は着色
層2上の染料が殆ど昇華、蒸散するまで行えばよい。
【0035】加熱が終了したら、ハロゲンランプ21の
点灯を止めるとともにリークバルブ22を開いて常圧に
戻し、本体20の扉を開けプラスチックレンズ3を取り
出す。プラスチックレンズ3には昇華した染料が蒸着し
ているが、このままでは取れやすいので、図1に示すオ
ーブン60に入れ、常圧下にて加熱し定着させる。
【0036】この工程はプラスチックレンズ3の耐熱温
度以下で、できるだけ高温に設定された温度にオーブン
内を加熱し、所望の色相及び濃度を得るために予め定め
ておいた時間が経過した後にオーブン内からプラスチッ
クレンズ3を取り出すといった手順で実行される。オー
ブン60の加熱温度は染料の変質やレンズの変形が生じ
ない範囲でできるだけ高い温度が好ましい。例えば、加
熱温度は50〜150℃、加熱時間は30分〜1時間程
である。
【0037】本実施の形態では、疎水性を有するととも
に昇華性を有する分散染料を染色用インクとして使用す
るものとしているが、インクジェットプリンタのインク
カートリッジにおける乾燥等によるインクの目詰まりを
防ぐために、染色用インクに保湿剤を添加することもで
きる。
【0038】使用する保湿剤には多価アルコール類の保
湿剤が好適に用いられる。具体的にはエチレングリコー
ル、ジエチレングリコール、ポリエチレングリコール、
プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリ
プロピレングリコール、グリセリン等である。また、こ
の他の保湿剤としてはN−メチル−2−ピロリドンや2
−ピロリドン等のピロリドン類、ジメチルスルオキサイ
ドやイミダゾリジノン等のアミド類の保湿剤を用いるこ
ともできる。また、上述した保湿剤は液体湿潤剤(保湿
剤)であるが、例えばトリメチロールメタンやペントー
ス等の固体湿潤剤(保湿剤)を用いることもできる。
【0039】インクの乾燥防止のために保湿剤をインク
に添加してプラスチックレンズの染色を行う場合、イン
クの乾燥等による目詰まりは防ぐことができるが、染料
とともに保湿剤が昇華、蒸散しレンズに付着してしま
う。レンズに保湿剤が付着した状態にて加熱(発色工
程)を行うと保湿剤の影響により、昇華した染料の凝集
等を引き起こして染色のムラを発生させてしまう。
【0040】このため、染色用インクに保湿剤を添加す
る場合には、保湿剤がレンズに付着するのを防止するた
めに染色用インクに親水性の高分子材料を添加させ、染
料の昇華時に保湿剤がレンズへ付着するのを防ぐように
する。また、親水性の高分子材料を紙1の印刷面に予め
塗布しておいても良い。使用する親水性の高分子材料は
保湿剤の昇華を抑制するとともに染料の分散安定性を損
なわないものであり、高分子の分子量が1千以上100
万以下のものが好適に用いられる。
【0041】分子量が1千を下回ると保湿剤の昇華を抑
制する効果が生じ難くなる。また分子量が100万を超
えると分散安定性を損ない、インクカートリッジからの
インクの安定した吐出がされ難くなる。使用する親水性
の高分子材料は天然高分子、半合成高分子や純合成高分
子等が挙げられる。
【0042】天然高分子には、例えばアラビアガム,ト
ラガンガム,グーアガム等の植物性高分子、アルギン
酸,カラギーナン等の海藻系高分子、ゼラチン,カゼイ
ン,アルブミン等の動物性高分子、キサンテンガム,デ
キストラン等の微生物系高分子が挙げられる。また、半
合成高分子には、例えばメチルセルロース,エチルセル
ロース,ヒドロキシエチルセルロース,カルボキシエチ
ルセルロース等の繊維素系高分子、デンプングリコール
酸ナトリウム,デンプンリン酸エステルナトリウム等の
デンプン系高分子、アルギン酸ナトリウム,アルギン酸
プロピレングリコールエステル等の海藻系高分子が挙げ
られる。また、純合成高分子には、例えばポリビニルア
ルコール,ポリビニルピロリドン,ポリビニルエチルエ
ーテル等のビニル系高分子、非架橋ポリアクリルアミ
ド,ポリアクリル酸及びそのアルカリ金属塩,水溶性ス
チレン,アクリル樹脂等のアクリル樹脂等が挙げられ
る。
【0043】以下に具体的な実施例を示す。 <実施例1>実施例では、CR−39のレンズを使用し
た。使用する染料はREDはカヤロン製 ポリエステル
RED BS200、YELLOWはカヤロン製 マイクロエス
テルAQ-LE、BLUEはダイアックス製 BLUE AC-Eを
用いた。また、分散剤には花王製 デモールMSを用い
た。
【0044】表1は各インクカートリッジに入れる各イ
ンクの組成を示したものである。
【表1】 ここで%は重量%を示している。
【0045】表1のような組成にて染料及び、分散剤、
純水を、作製するインク毎に各々容器に入れた後、10
分以上攪拌する。その後、超音波ホモジナイザーにて指
定時間処理(約100gに対して30分処理)し、染料
の粒子を一次粒子まで細かくする。その後、孔径約1μ
mのフィルター(ガラス繊維濾紙 GF/B)にて混合
液を吸引濾過し粒径の大きいものやゴミ等を取り除く。
吸引濾過後の混合液に純水を適量加え濃度の調整を行い
染色用インクを作製した。このときの染料の平均粒径を
粒度分布測定装置(島津製作所 SALD−2000)
にて測定を行ったところ平均粒径は0.3μmであっ
た。
【0046】作製された各染色用インク(RED用イン
ク,YELLOW用インク,BLUE用インク)をイン
クジェットプリンタ(武藤工業製 RJ-1300V2)のイン
クカートリッジに注入し、市販の紙(三菱製紙製つや紙
(黒))を使用して印刷基体10を作製した。印刷基体
10はPCのソフト(Microsoft Word)及び印刷制御用
ソフトを使用して、プリンタ40にて紙上にφ95の円
形状に着色層を形成するように印刷することにより作製
した。また、色相はR150,G100,B50となる
ように設定した。
【0047】この印刷基体の乾燥を待って、前述した真
空気相転写機20、染色用治具30等を使用して印刷基
体10からプラスチックレンズ3への転写作業を行っ
た。このときの真空気相転写機20内の真空度は1kP
a、印刷基体10上の温度は250℃であった。印刷基
体10の着色層2から染料が殆ど昇華し、プラスチック
レンズ3への染料の蒸着が行われていることが確認され
た。プラスチックレンズ3への転写作業後、定着させる
ためにオーブン60内にプラスチックレンズ3を置き、
135℃で1時間レンズを加熱し、発色作業を完了し
た。
【0048】<実施例2>実施例2では染色用インクに
保湿剤、高分子材料を添加したものを使用した。使用す
るレンズの基材、染料、分散剤は実施例1と同様のもの
を用いた。保湿剤にはグリセリンを、親水性の高分子材
料にはメチルセルロース25を用いた。
【0049】表2は各インクカートリッジに入れる各イ
ンクの組成を示したものである。
【表2】 ここで%は重量%を示している。
【0050】表2のような組成にて染料及び、分散剤、
純水、保湿剤、高分子材料を、作製するインク毎に各々
容器に入れた後、10分以上攪拌する。その後、超音波
ホモジナイザーにて指定時間処理(約100gに対して
30分処理)、フィルターにて吸引濾過し、純水を適量
加え濃度の調整を行いインクを作製した。平均粒径は
0.3μmであった。
【0051】作製された各インクをインクジェットプリ
ンタ(EPSON製 MJ-520C)のインクカートリッジ
に注入し、実施例1と同様の手順にて印刷基体10を作
製し、プラスチックレンズへの転写作業を行った。
【0052】また、実施例2で使用したプリンタは実施
例1で使用したプリンタに比べインクカートリッジのイ
ンク吐出口(ヘッド部分)は小さく、インクの乾燥によ
る目詰まりが懸念されたが、染色用インクに保湿剤を含
有させることにより、繰り返しプリンタを使用しても乾
燥による目詰まりはなく紙へ印刷が行われ、印刷基体1
0を作製することができた。印刷基体10の乾燥後、実
施例1と同様の条件にて転写作業、発色作業を行った。
【0053】発色後のプラスチックレンズを確認したと
ころ均一にムラなく、視感透過率で32.0%(村上色
彩技術研究所製 測色機DOT−3 D65光源、10
度視野にて測定)のブラウン系の色で染色されているこ
とを確認した。
【0054】<実施例3>実施例3では、実施例1の染
色用インクに保湿剤(グリセリン)を添加したものを使
用した。
【0055】表3にインク処方を示す。
【表3】
【0056】染色用インクの作製手順は実施例1と同様
に行い、インクの作製を完了させた。また、印刷基体に
使用する紙1(三菱製紙製つや紙(黒))の印刷予定面
側に高分子材料を塗布した。高分子材料はメチルセルロ
ース400を用い、これを水に溶かし10%溶液にした
後、筆で印刷面側にムラなく塗り乾燥させた。
【0057】このメチルセルロースが塗布された紙1を
インクジェットプリンタ(EPSON製 MJ-520C)に
セットした後、実施例1と同様の手順にて印刷基体10
を作製し、プラスチックレンズへの転写作業を行った。
プリンタからは目詰まりなく紙へ印刷が行われ、印刷基
体10を作製することができた。印刷基体10の乾燥
後、実施例1と同様の条件にて転写作業、発色作業を行
った。発色後のプラスチックレンズを確認したところ均
一にムラなく、視感透過率で29.5%のブラウン系の
色で染色されていることを確認した。
【0058】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば昇華性の
分散染料を用いて染色用インクを作製したことにより、
プラスチックレンズを気相転写にて染色を行うことがで
きる。また、保湿剤、親水性高分子材料を用いることに
より、気相転写における染色により好適な染色用インク
を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】プラスチックレンズの染色方法の流れを示した
図である。
【図2】真空気相転写機本体20内に置かれた染色用治
具30の構成を示す図である。
【符号の説明】
1 紙 2 着色層 3 プラスチックレンズ 10 印刷基体 20 真空気相転写機本体 30 染色用治具 40 インクジェットプリンタ 41 インクカートリッジ 50 パーソナルコンピュータ 60 オーブン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) D06P 3/00 D06P 5/00 111A 5/00 111 G02B 1/10 Z Fターム(参考) 2K009 BB13 BB24 BB25 BB28 CC00 DD03 DD06 EE01 4D075 AC06 BB23Z BB56Z BB85Z CA18 CB11 CB36 DA04 DA23 DB18 DB37 DB40 DB43 DB48 DB50 DC24 EA06 EA10 EB07 EB10 EB14 EB19 EB22 EC07 EC17 EC31 EC53 EC54 4H057 AA02 BA08 CA22 CB13 CC02 DA02 FA16 FA17 GA06 HA01 HA02 JA10 JB02 4J039 AB01 AB02 AB07 AD03 AD06 AD09 AD12 AD23 AF07 BC07 BC09 BC17 BC36 BC50 BC51 BC54 BC68 BC73 BC74 BC77 BE08 BE22 CA06 EA15 EA16 EA17 EA41 FA02 GA05 GA24

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラスチックレンズを染色するためにイ
    ンクジェットプリンタにて染色用インクを所定の基体に
    塗布し、該基体上に塗布された前記染色用インクを前記
    プラスチックレンズに非接触にて昇華させて染色を行う
    ための染色用インクにおいて、疎水性であり昇華性を有
    する染色用用材と、該染色用用材を水系にて分散させる
    ための分散剤と、からなることを特徴とするプラスチッ
    クレンズの染色用インク。
  2. 【請求項2】 請求項1のプラスチックレンズの染色用
    インクにおいて、前記染色用用材の平均粒径は0.05
    μm〜1μm,最大粒径が3μm以下であることを特徴
    とするプラスチックレンズの染色用インク。
  3. 【請求項3】 請求項1のプラスチックレンズの染色用
    インクにおいて、該染色用インクに対する前記染色用用
    材の配合比は0.1重量%〜20重量%以下であること
    を特徴とするプラスチックレンズの染色用インク。
  4. 【請求項4】 請求項1のプラスチックレンズの染色用
    インクは、インクの保湿に使用される保湿剤と、該保湿
    剤を昇華させないための親水性の高分子材料と、を含有
    することを特徴とするプラスチックレンズの染色用イン
    ク。
  5. 【請求項5】 請求項4の保湿剤は、グリコール系の多
    価アルコールであることを特徴とするプラスチックレン
    ズの染色用インク。
  6. 【請求項6】 請求項4の高分子材料は、ビニル系高分
    子材料又は繊維素系高分子材料であることを特徴とする
    プラスチックレンズの染色用インク。
  7. 【請求項7】 請求項1の染色用インクはインクの保湿
    用に使用される保湿剤が含有され、前記所定の紙の印刷
    面側には親水性の高分子材料が塗布されており、保湿剤
    が含有された前記染色用インクをインクジェットプリン
    タにて前記基体の印刷面側に塗布した後、該塗布面と前
    記プラスチックレンズとを非接触に対向させ、前記塗布
    面を加熱することにより前記染料をプラスチックレンズ
    に昇華,蒸着させることを特徴とするプラスチックレン
    ズの染色方法。
  8. 【請求項8】 プラスチックレンズを染色するためにイ
    ンクジェットプリンタにて昇華性を有する染色用インク
    を所定の基体に塗布し、該基体上に塗布された前記染色
    用インクを前記プラスチックレンズに非接触にて昇華さ
    せて染色を行うための染色用インクにおいて、該染色用
    インクにインクの保湿に使用される保湿剤と、該保湿剤
    を昇華させないために用いる親水性の高分子材料と、を
    含有していることを特徴とするプラスチックレンズの染
    色用インク。
  9. 【請求項9】 プラスチックレンズを染色するためにイ
    ンクジェットプリンタにて染色用インクを所定の基体に
    塗布し、該基体上に塗布された前記染色用インクを前記
    プラスチックレンズに非接触にて昇華させて染色を行う
    ための染色用インクにおいて、以下の式1で表される染
    色用用材と、該染色用用材を水系にて分散させるための
    分散剤と、からなることを特徴とするプラスチックレン
    ズの染色用インク。 【化1】 式中、Rは水素またはエーテル基を示す。
JP2001061765A 2001-03-06 2001-03-06 プラスチックレンズの染色方法 Expired - Lifetime JP4268767B2 (ja)

Priority Applications (8)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001061765A JP4268767B2 (ja) 2001-03-06 2001-03-06 プラスチックレンズの染色方法
PCT/JP2002/002053 WO2002071108A1 (fr) 2001-03-06 2002-03-06 Encre de coloration de lentille plastique et procede de coloration de lentille plastique utilisant cette encre
DE60234506T DE60234506D1 (de) 2001-03-06 2002-03-06 Farbstoff zum einfärben einer plastiklinse und verfahren zum einfärben der plastiklinse mit dem farbstoff
CNB028057880A CN100403061C (zh) 2001-03-06 2002-03-06 用于塑料透镜着色的墨水及其着色方法
ES02702750T ES2337343T3 (es) 2001-03-06 2002-03-06 Tinta para la coloracion de lentes de plastico y procedimiento para la coloracion de lentes de plastico con dicha tinta.
US10/467,806 US7077874B2 (en) 2001-03-06 2002-03-06 Ink for dyeing a plastic lens and method of dyeing a plastic lens using the ink
EP02702750A EP1367412B1 (en) 2001-03-06 2002-03-06 Ink for dyeing plastic lens and method for dyeing plastic lens using the ink
AT02702750T ATE449975T1 (de) 2001-03-06 2002-03-06 Farbstoff zum einfärben einer plastiklinse und verfahren zum einfärben der plastiklinse mit dem farbstoff

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001061765A JP4268767B2 (ja) 2001-03-06 2001-03-06 プラスチックレンズの染色方法

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2002258004A true JP2002258004A (ja) 2002-09-11
JP2002258004A5 JP2002258004A5 (ja) 2005-09-22
JP4268767B2 JP4268767B2 (ja) 2009-05-27

Family

ID=18921002

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001061765A Expired - Lifetime JP4268767B2 (ja) 2001-03-06 2001-03-06 プラスチックレンズの染色方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4268767B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010281964A (ja) * 2009-06-03 2010-12-16 Nidek Co Ltd 染色光学部品の製造方法、及び染色セミフィニッシュレンズ
JPWO2011074076A1 (ja) * 2009-12-15 2013-04-25 三好興業株式会社 眼鏡用レンズ染色方法及び着色レンズ
JP2014109726A (ja) * 2012-12-03 2014-06-12 Hoya Corp 染色プラスチックレンズの製造方法
JP2016040423A (ja) * 2014-08-12 2016-03-24 株式会社ニデック 染色装置および染色樹脂体の製造方法
JP2019059205A (ja) * 2017-09-28 2019-04-18 株式会社ニデック キャリア剤インク
WO2020031469A1 (ja) * 2018-08-10 2020-02-13 株式会社ニデック 機能樹脂体の製造方法

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010281964A (ja) * 2009-06-03 2010-12-16 Nidek Co Ltd 染色光学部品の製造方法、及び染色セミフィニッシュレンズ
JPWO2011074076A1 (ja) * 2009-12-15 2013-04-25 三好興業株式会社 眼鏡用レンズ染色方法及び着色レンズ
JP5639080B2 (ja) * 2009-12-15 2014-12-10 三好興業株式会社 眼鏡用レンズ染色方法及び着色レンズ
JP2014109726A (ja) * 2012-12-03 2014-06-12 Hoya Corp 染色プラスチックレンズの製造方法
JP2016040423A (ja) * 2014-08-12 2016-03-24 株式会社ニデック 染色装置および染色樹脂体の製造方法
JP2019059205A (ja) * 2017-09-28 2019-04-18 株式会社ニデック キャリア剤インク
WO2020031469A1 (ja) * 2018-08-10 2020-02-13 株式会社ニデック 機能樹脂体の製造方法
JPWO2020031469A1 (ja) * 2018-08-10 2021-08-26 株式会社ニデック 機能樹脂体の製造方法
JP7306396B2 (ja) 2018-08-10 2023-07-11 株式会社ニデック 機能樹脂体の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4268767B2 (ja) 2009-05-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3819178B2 (ja) プラスチックレンズの染色方法
JP3966662B2 (ja) プラスチックレンズの染色方法及び染色装置
JP4014345B2 (ja) プラスチックレンズの染色方法及び染色用基体
JP4268766B2 (ja) プラスチックレンズの染色方法及び該方法を用いて得られるプラスチックレンズ
WO2002071108A1 (fr) Encre de coloration de lentille plastique et procede de coloration de lentille plastique utilisant cette encre
JP4268767B2 (ja) プラスチックレンズの染色方法
JP4063466B2 (ja) プラスチックレンズの染色方法
JP4365060B2 (ja) プラスチックレンズ染色方法及び該方法に用いるプラスチックレンズ染色用インク
JP2004069905A (ja) プラスチックレンズの染色方法、染色装置及び染色レンズ
JP2004326018A (ja) プラスチックレンズ染色方法及び該方法に用いるプラスチックレンズ染色用インク
JP4038314B2 (ja) プラスチックレンズ染色方法及び染色レンズ
JP7306396B2 (ja) 機能樹脂体の製造方法
JP4068310B2 (ja) 紫外線吸収効果を有するプラスチックレンズの製造方法及び該方法に使用する紫外線吸収用インク
EP3461945B1 (en) Dyeing method and manufacturing method of dyeing base body
JP4236003B2 (ja) プラスチックレンズの染色方法
JP2000017586A (ja) 曲面を有する被染色体の染色方法及び転写装置
WO2019167388A1 (ja) 機能付き染色樹脂体の製造方法
EP4036190B1 (en) Method of producing photochromic resin body
WO2019167387A1 (ja) 多機能樹脂体の製造方法
JP2019059205A (ja) キャリア剤インク
JP2019058891A (ja) 染色方法及び染色用基体の製造方法
JP2004286873A (ja) プラスチックレンズの染色方法
JP2019058892A (ja) 印刷装置及びキャリア剤インクのインク容器
JP2004285489A (ja) プラスチックレンズの染色方法
JP2004286874A (ja) プラスチックレンズの染色方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050412

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050412

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080423

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080623

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080806

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081006

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090127

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090223

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4268767

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120227

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130227

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140227

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R154 Certificate of patent or utility model (reissue)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R154

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term