JP2002257540A - トー値測定装置、トー値測定方法、トー値測定プログラム及びアクスルアッシーのトー値調整方法 - Google Patents

トー値測定装置、トー値測定方法、トー値測定プログラム及びアクスルアッシーのトー値調整方法

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JP2002257540A
JP2002257540A JP2001060668A JP2001060668A JP2002257540A JP 2002257540 A JP2002257540 A JP 2002257540A JP 2001060668 A JP2001060668 A JP 2001060668A JP 2001060668 A JP2001060668 A JP 2001060668A JP 2002257540 A JP2002257540 A JP 2002257540A
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toe
gauge
axle assembly
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JP2001060668A
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English (en)
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Koichi Tanizaki
弘一 谷崎
Kazuyuki Handa
和之 半田
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Isuzu Motors Ltd
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Isuzu Motors Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 タイヤの未装着状態のアクスルアッシーでト
ーイン値測定を行う場合に、製造ラインで測定したトー
イン値が容易に記録できるトー値測定装置を提供する。 【解決手段】 前方間隔手段は、第1のゲージ20aの
前方測定位置標識22aと第2のゲージ20bの前方測
定位置標識22bとの前方間隔Lを検出する検出器を
有する。後方間隔手段は、第1のゲージ20aの後方測
定位置標識24aと第2のゲージ20bの後方測定位置
標識24bとの後方間隔Lを検出する検出器を有す
る。演算手段は、前方間隔手段で検出した前方間隔L
と後方間隔手段で検出した後方間隔Lとの差をトー値
として演算する。そして、前方間隔手段及び後方間隔手
段と演算手段とは通信手段で接続されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両の直進状態で前
輪を真上から見た際に、前輪前方が若干内側を向いてい
る量であるトーイン等のトー値測定装置、トー値測定方
法、トー値測定プログラムに関し、特にタイヤの未装着
状態のアクスルアッシーでトー値測定を行うトー値測定
装置、トー値測定方法、トー値測定プログラムに関す
る。また本発明は、タイヤの未装着状態のアクスルアッ
シーでトー値の調整を行うアクスルアッシーのトー値調
整方法に関する。
【0002】
【従来の技術】トーインは、車両の縦軸とタイヤ(操舵
軸)の中心線のなす角度であるトーイン角度から定まる
もので、車両の直進状態で前輪を真上から見た際に、標
準駆動車の場合には前輪前方が若干内側を向いている量
をいう。トラックやバスのような標準駆動車の場合に
は、トーインは直進性及びステアリング特性に影響を与
え、前輪駆動車の場合にはそれによって生じる弾性運動
学的変化を補正する。そこで、車両の縦軸と前輪前方と
の取付け姿勢を示すトーインが所定範囲、例えば0乃至
3mmの範囲にあるか否かを測定することが必要にな
る。
【0003】図9は従来のアクスルアッシーのトーイン
値測定を説明する要部構成図で、(A)はゲージとアク
スルアッシー、(B)は測定バーを示している。図にお
いて、アクスルアッシー15は、左右のタイヤを連結す
る軸となるIビーム12と、Iビーム12の両端に設け
られたタイヤを装着するナックル9a、9bと、Iビー
ム12とナックル9a、9bを軸支するキングピン8
a、8bを有している。Iビーム12には、車両のボデ
ィを載せるシート面12a、12bが設けられている。
ゲージ20a、20bはタイヤに代えて左右のナックル
9a、9bにそれぞれ装着される平板状の部材で、車両
前方側に前方測定位置標識22a(SLA)、22b
(SRA)が形成され、車両後方側に後方測定位置標識
24a(S )、24b(SRB)が形成されてい
る。前方測定位置標識22a、22b及び後方測定位置
標識24a、24bの間隔2Rは、アクスルアッシーに
装着されるタイヤの直径2Rに相当している。
【0004】ナックル係合部21a、21bは、例えば
ゲージ20a、20bの中央部に設けられた円筒状の部
材で、ナックル9a、9bと係合してゲージ20a、2
0bを位置決めする。測定バー30は長さLの棒体で、
前方測定位置標識22a又は後方測定位置標識24aに
係止される係止部31と、他方の前方測定位置標識22
b又は後方測定位置標識24bに対向する目盛部32を
有している。
【0005】このように構成された装置において、タイ
ヤやハブ及びドラムが組付いていないアクスルアッシー
のトーイン値測定は次のように行われる。アクスルアッ
シー15のナックル9a、9bにゲージ20a、20b
を装着する。そして、測定バー30の係止部31を前方
測定位置標識22aに位置決めし、他方の前方測定位置
標識22bの位置を目盛部32で読み取り、前方間隔L
を測定する。次に、測定バー30の係止部31を後方
測定位置標識24aに位置決めし、他方の後方測定位置
標識24bの位置を目盛部32で読み取り、後方間隔L
を測定する。そして、前方間隔Lと後方間隔L
の差を演算して、また、トーイン値Cを求める。 C=(L−L)・・・・・・(1)
【0006】測定したトーイン値Cが規格値内であれ
ば、合格部品として次の工程に送る。他方、測定したト
ーイン値Cが規格外であれば、設計の規格値に入るよう
にIビーム12に対するナックル9a、9bの取付け角
を調整する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような測定バーを
用いたトーイン値測定は、実際の製造ラインで使用され
ている。しかし、比較測定による限界ゲージであるの
で、トーイン値Cが規格値内であることは分るが、測定
したトーイン値C自体を記録として残すには不便な点が
ある。特に、アクスルアッシーのトーイン値について、
全数若しくは抜取りで履歴を残す場合に、作業者が式
(1)を計算してトーイン値Cを記録していたのでは、
検査工程での検査効率が低下するという課題があった。
【0008】また、Iビーム12に対するナックル9
a、9bの取付け角を調整して、アクスルアッシーのト
ーイン値Cを規格値内に調整する場合、測定バーを用い
て前方間隔Lと後方間隔Lを交互に測定していたの
では、ナックルの取付け角調整作業に試行錯誤が多く、
時間を要するという課題があった。
【0009】本発明は上述する課題を解決するもので、
第1の目的は、タイヤの未装着状態のアクスルアッシー
でトーイン値や前輪駆動の場合に用いるトーアウト値の
ようなトー値測定を行う場合に、製造ラインで測定した
トーイン値が容易に記録できるトー値測定装置、トー値
測定方法、トー値測定プログラムを提供することであ
る。第2の目的は、ナックルの取付け角調整作業が迅速
に行えるアクスルアッシーのトー値調整方法を提供する
ことである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、本発明に係るトー値測定装置は、例えば図1
並びに図2に示すように、第1及び第2のゲージ20
a、20bは、アクスルアッシー15の車両前方側に設
けられる前方測定位置標識22a、22bと、後方側に
設けられる後方測定位置標識24a、24bをそれぞれ
有し、アクスルアッシー15の両端に取付けられている
ナックル9a、9bに装着される。前方間隔手段50a
は、第1のゲージ20aの前方測定位置標識22aと第
2のゲージ20bの前方測定位置標識22bとの前方間
隔Lを検出する検出器40aを有する。後方間隔手段
50bは、第1のゲージ20aの後方測定位置標識24
aと第2のゲージ20bの後方測定位置標識24bとの
後方間隔Lを検出する検出器40bを有する。演算手
段52は、前方間隔手段50aで検出した前方間隔L
と後方間隔手段50bで検出した後方間隔Lとの差を
トー値として演算する。そして、前方間隔手段50a及
び後方間隔手段50bと演算手段52とは通信手段で接
続されている。
【0011】ここで、前方間隔手段50aの前方間隔検
出器40aと後方間隔手段50bの後方間隔検出器40
bとは、単一の測定バー40の距離センサ42を兼用す
るものでもよく、また夫々専用の測定バー40の距離セ
ンサ42を用いてもよい。単一の測定バー40の距離セ
ンサ42を兼用する構成とすると、前方間隔Lと後方
間隔Lとの2回の測定工程となるが、測定バー40自
体は軽量なので測定作業は軽作業となる。前方間隔手段
50a及び後方間隔手段50bと演算手段52とは通信
手段で接続されているので、検出された前方間隔L
後方間隔Lとは作業者を介することなく演算手段52
に送られ、トー値が演算されると共に、必要に応じてト
ー値が記録される。
【0012】好ましくは、トー値測定装置における前方
間隔手段50aと後方間隔手段50bは、一端が第1又
は第2のゲージ20a、20bの前方測定位置標識22
a、22b又は後方測定位置標識24a、24bの一つ
に係止される係止手段41と、係止手段41から所定距
離L離れた位置に装着された距離センサ42を有する測
定バー40を備える構成とすると良い。距離センサ42
には光学式、超音波式、接触式等がある。そして、係止
手段41が係止される測定位置標識に対向するゲージの
測定位置標識までの距離を、距離センサ42により測定
するとよい。
【0013】好ましくは、図6に示すように、トー値測
定装置における前方間隔手段50aと後方間隔手段50
bは、アクスルアッシー15に装着される測定フレーム
70と;測定フレーム70に取付けられ、第1及び第2
のゲージ20a、20bの前方測定位置標識22a、2
2b及び後方測定位置標識24a、24bのそれぞれに
対向して設けられる第1乃至第4の距離センサ74a、
74b、74c、74dとを備える構成とすると良い。
この場合には、前方間隔Lと後方間隔Lとが1回の
測定工程で行える。
【0014】上記第2の目的を達成するために、本発明
に係るアクスルアッシーのトー値調整方法は、請求項1
乃至請求項3の何れかに記載のトー値測定装置を用いて
アクスルアッシーのトー値を測定する工程と;前記測定
したトー値が、所定の基準範囲内にあるか判定する工程
と;前記測定したトー値が所定の基準範囲外であるとき
は、前記アクスルアッシーのトー値調整手段により所定
の基準範囲内にトー値を調整する工程を有している。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。なお、各図において互い
に同一あるいは相当する部材には同一符号または類似符
号を付し、重複した説明は省略する。図1は本発明のト
ー値測定装置における第1の実施の形態を説明する構成
図で、(A)はゲージとアクスルアッシー、(B)は測
定バーを示している。図において、ゲージ20aの前方
測定位置標識22aの近傍には、近接センサP1を有す
る位置決め開口部23aが設けられている。また、ゲー
ジ20aの後方測定位置標識24aの近傍には、近接セ
ンサP3を有する位置決め開口部25aが設けられてい
る。ゲージ20bの前方測定位置標識22bの近傍に
は、近接センサP2が設けられている。また、ゲージ2
0bの後方測定位置標識24bの近傍には、近接センサ
4が設けられている。
【0016】測定バー40は、通常のタイヤ間隔Lに比
較して若干短い長さL0の棒体で、位置決め開口部23
a又は位置決め開口部25aに係止される係止部41、
前方測定位置標識22b又は後方測定位置標識24bに
対向する距離センサ42、送信器43並びに操作ボタン
44を有している。距離センサ42には、波長670n
mの赤色半導体レーザや波長780nmの赤外半導体レ
ーザを用いたレーザ反射式や、周波数数十kHzの超音
波パルスを用いた超音波式、並びにディジタルノギスの
ような接触式とがあり、測定方向は測定バー40の軸方
向と一致している。係止部41は位置決め開口部23a
又は位置決め開口部25aに正確に位置決めされるよう
に、二股の突起部41aを有している。距離センサ42
は、係止部41を位置決め開口部23a又は位置決め開
口部25aに係止したときの、前方測定位置標識22b
又は後方測定位置標識24bまでの距離ΔL、ΔL
を測定している。送信器43は、距離センサ42の測定
値を有線、無線通信路、赤外線レーザ、超音波等でアク
スルアッシー生産管理装置(図示せず)に送信するもの
である。操作ボタン44は、送信器43から測定した距
離を送信するタイミングを、作業者が指示するのに用い
るもので、作業者の操作を検出できるものであればよ
く、例えば接触抵抗式や推し釦式が用いられる。
【0017】図2は図1の装置を用いてトーイン値測定
作業を行う生産システムの機能ブロック図である。前方
間隔検出器40aは、ゲージ20a、20bの前方測定
位置標識22a、22bの前方間隔Lを測定する。後
方間隔検出器40bは、ゲージ20a、20bの後方測
定位置標識24a、24bの後方間隔Lを測定する。
前方間隔検出器40a及び後方間隔検出器40bには、
例えば測定バー40が用いられる。前方間隔手段50a
は、近接センサP1、P2によりトーイン値測定であるこ
とを認識すると共に、前方間隔検出器40aの測定した
前方間隔Lを演算手段52に送信する機能を有する。
後方間隔手段50bは、近接センサP3、P4によりトー
イン値測定であることを認識すると共に、後方間隔検出
器40bの測定した後方間隔Lを演算手段52に送信
する機能を有する。前方間隔手段50a及び後方間隔手
段50bには、例えば近接センサP1、P2又は、及び近
接センサP3、P4の信号を入力するPLC(プログラマ
ブル・ロジック・コントローラ)のような制御用計器を
用いると良い。
【0018】演算手段52は、受信した前方間隔L
後方間隔Lを用いて式(1)によりトーイン値Cを演
算するもので、例えばPLCのような制御用計器を用い
る。誤動作を防止するために、演算手段52は、前方間
隔手段50aがトーイン値測定として有効と認めた期間
において受信した前方間隔検出器40aの測定した前方
間隔Lと、後方間隔手段50bがトーイン値測定とし
て有効と認めた期間において受信した後方間隔検出器4
0bの測定した後方間隔Lをトーイン値Cの演算に用
いる。受信するタイミングは、例えば操作ボタン44が
操作されたときとする。
【0019】アクスルアッシー生産管理装置60は、演
算手段52が演算したトーイン値Cを受け取り、製品管
理や工程管理に役立てるもので、例えばワークステーシ
ョンのような企業内ネットワークに接続可能なコンピュ
ータを用いる。なお、アクスルアッシー生産管理装置6
0に演算手段52の機能を統合して、前方間隔手段50
aと後方間隔手段50bから送信される前方間隔L
後方間隔Lを用いて、演算手段52としてのアクスル
アッシー生産管理装置60によってトーイン値測定を行
っても良い。
【0020】図3はゲージと測定バーの係合状態の説明
図で、(A)は測定バーをゲージに係合させる直前の状
態、(B)は測定バーをゲージに係合させた状態を示し
ている。なお、ここではゲージ20a、20bの配置が
図1の配置に対して鏡像関係、即ち左右が反転してい
る。前方測定位置標識22bの位置決め開口部23bに
ピン45を装着し、測定バー40に形成された位置決め
穴40bにピン45を係合させる。また、係止部41に
設けられた位置決め開口部41aにピン46を装着し、
ゲージ20aに形成された前方測定位置標識22aの位
置決め開口部23aにピン46を係合させる。
【0021】このように構成された装置におけるアクス
ルアッシーを用いるトーイン値測定作業について説明す
る。図4はトーイン値測定方法を説明するフローチャー
トである。ここでは、単一の測定バー40によって前方
間隔Lと後方間隔Lを交互に測定する場合を説明す
る。まず、アクスルアッシー15にゲージ20a、20
bを装着する(S102)。
【0022】次に、ゲージ前方間隔Lを測定する(S
104)。即ち、係止部41を位置決め開口部23aに
係止し、前方間隔Lを検出する前方間隔検出器40a
としての距離センサ42を測定位置標識22bに対向さ
せる。すると、前方間隔手段50aとしての近接センサ
1、P2は、測定バー40の係止部41と距離センサ4
2の存在を検知する。作業者が操作ボタン44を操作す
ると、距離センサ42が前方間隔Lを測定し、送信器
43が測定した前方間隔Lを演算手段52に送信す
る。
【0023】次に、後方間隔Lを測定する(S10
6)。即ち、係止部41を位置決め開口部25aに係止
し、後方間隔Lを検出する後方間隔検出器40bとし
ての距離センサ42を測定位置標識24bに対向させ
る。すると、後方間隔手段50bとしての近接センサP
3、P4は、測定バー40の係止部41と距離センサ42
の存在を検知する。作業者が操作ボタン44を操作する
と、距離センサ42が後方間隔Lを測定し、送信器4
3が測定した後方間隔Lを演算手段52に送信する。
【0024】演算手段52は、前方間隔検出器40aが
トーイン値測定として有効と認めた期間における前方間
隔検出器40aの測定した前方間隔Lと、後方間隔手
段50bがトーイン値測定として有効と認めた期間にお
けるに後方間隔検出器40bの測定した後方間隔L
受信し、式(1)によりトーイン値Cを演算する(S1
08)。次に、演算手段52は演算したトーイン値Cを
アクスルアッシー生産管理装置60に送る(S11
0)。なお、アクスルアッシー生産管理装置60が演算
手段52としての機能も有している場合には、アクスル
アッシー生産管理装置60の工程管理機能や製品管理機
能でもトーイン値Cを利用できる態様となるように、製
品履歴データベース(図示せず)に演算したトーイン値
Cを測定対象のアクスルアッシーの製造番号と共に送る
とよい。好ましくは、上記トーイン値測定方法はコンピ
ュータに実行させるプログラムにより記述されていると
良い。
【0025】なお、上記実施の形態においては、前方間
隔検出器40aがゲージ前方間隔LAを測定し、後方間
隔検出器40bが後方間隔LBを測定する場合を示した
が、距離センサ42の測定する距離ΔLA、ΔLBをそ
れぞれ前方間隔LA、後方間隔LBとして扱っても良
い。この場合には、演算手段52がトーイン値Cを演算
する式は、式(1)に代えて次の式(2)を用いる。 C=(ΔLA−ΔLB)・・・・・・(2)
【0026】図5は図1の装置を用いた製造ラインでト
ーイン値測定作業を行う生産システムの構成図である。
アクスルアッシー生産管理装置60は、演算したトーイ
ン値Cをトーイン値表示器61に表示すると共に、送信
されたトーイン値Cと規格値とを比較して、測定したト
ーイン値Cが規格値内にあれば合否判定表示部62で合
格Gを表示し、規格値外であれば不合格Rを表示する。
アクスルアッシーを搬送する組立コンベア64は、組立
コンベア制御盤63によって進行状態を制御されてい
る。組立コンベア制御盤63は、合否判定表示部62で
合格Gであれば組立コンベア64の搬送を継続し、不合
格Rであれば一時停止したり、通常トー値調整作業に要
する時間に見合う時間搬送速度を遅くしたりする。ま
た、アクスルアッシー生産管理装置60は、トーイン値
の測定対象となるアクスルアッシーの製造番号をバーコ
ード読取装置やタグを用いて識別し、測定したトーイン
値Cの生産管理情報として統合して外部の記録装置(図
示せず)に記録しても良い。
【0027】図6は本発明のトー値測定装置における第
2の実施の形態を説明する構成図で、(A)は測定フレ
ームの上面図、(B)は正面図を示している。図におい
て、測定フレーム70は前方間隔バー71a、後方間隔
バー71b、連結バー72a、72b、アクスル取付け
部73a、73b、並びに距離センサ74a、74b、
74c、74dを有している。なお、アクスルアッシー
は一点鎖線により中心線のみを示して、外形図の図示を
省略してある。距離センサ74aは、ゲージ20aに設
けられる前方測定位置標識22aまでの距離を測定す
る。距離センサ74bは、ゲージ20bに設けられる前
方測定位置標識22bまでの距離を測定する。距離セン
サ74cは、ゲージ20aに設けられる後方測定位置標
識24aまでの距離を測定する。距離センサ74dは、
ゲージ20bに設けられる後方測定位置標識24bまで
の距離を測定する。前方間隔バー71aの両端には、距
離センサ74aと距離センサ74bが取付けられてい
る。後方間隔バー71bの両端には、距離センサ74c
と距離センサ74dが取付けられている。
【0028】アクスル取付け部73a、73bは、図7
に示すアクスルアッシーのシート面12a、12bに取
付けられるものである。連結バー72a、72bは、前
方間隔バー71aと後方間隔バー71bを概ねタイヤ直
径2Rの間隔で固定すると共に、アクスル取付け部73
a、73bがそれぞれ取付けられている。
【0029】このように構成された装置においては、測
定フレーム70により、前方間隔手段50aの前方間隔
検出器40aとしての距離センサ74a、74bと、後
方間隔手段50bの後方間隔検出器40としての距離セ
ンサ74c、74dが一体に設けられているので、前方
間隔Lと後方間隔Lとが同時に測定できる。
【0030】図7はタイロッドを有するアクスルアッシ
ーの部品展開図を示している。図において、ナックルア
ーム3は、車両の運転者が操作するステアリングホイー
ルの回転運動を車両の操舵軸の旋回運動に変えるステア
リングの構成部品の一つで、タイロッド2と一方のホイ
ールとを連結する。タイロッドアーム4は、タイロッド
2と他方のホイールとを連結するステアリングの構成部
品の一つである。Iビーム12に設けられたシート面1
2a、12bは、トー値測定作業において測定フレーム
70を載せる位置決め台として用いることができる。
【0031】このように構成された装置におけるトー値
調整方法を説明する。図8はトーイン値調整方法を説明
するフローチャートである。まず、第1の実施の形態や
第2の実施の形態で示したトー値測定装置を用いてアク
スルアッシー15のトーイン値を測定する(S20
2)。そして、図5に示すようなアクスルアッシー生産
管理装置60により、測定したトーイン値が、所定の基
準範囲内にあるか判定する(S204)。測定したトー
イン値が所定の基準範囲外であるときは、アクスルアッ
シーのトーイン値調整作業により所定の基準範囲内にト
ーイン値を調整する(S206)。トーイン値調整作業
はマニピュレータとコントローラを組合せたトーイン値
調整装置で行っても良く、また作業員が手作業で行って
も良い。
【0032】なお、トーイン値調整作業は、サスペンシ
ョンの種類によって次のように行う。リーフスプリング
式サスペンションの場合は、タイロッド2の両端のロッ
クナットを緩め、タイロッド2を廻して行う。ウィッシ
ュボーン式サスペンションの場合は、左右アウタトラッ
クロッドのロックナットを緩め、トラックロッドを左右
均等に廻して行う。そして、タイロッド2の両端のロッ
クナットを所定の締付けトルクで確実に締付ける。そし
て、測定バー40や測定フレーム70、並びにゲージ2
0a、20bを取り外して、合格品としてのアクスルア
ッシーを次の工程に流す。
【0033】なお、上記実施の形態においては、アクス
ルアッシー両端のナックルに平板状のゲージ20a、2
0bを装着してトーイン値を測定する場合を示したが、
アクスルアッシー両端のナックルに装着するブレーキア
センブリをゲージとして利用する実施の形態も考えられ
る。即ち、ブレーキアセンブリに、ゲージの前方及び後
方測定位置標識に相当するトーイン値測定用標識を設け
て、トーイン値測定作業やトーイン値調整作業を行うよ
うにしても良い。ブレーキアセンブリは、タイヤを現実
に装着していない状態ではタイヤ半径Rに比較して小さ
な外径を有している。そこで、ブレーキアセンブリのト
ーイン値測定用標識で測定した前方間隔と後方間隔の差
をトーイン値に読み替える場合には、タイヤ半径Rとブ
レーキアセンブリ外径との比を考慮して行う。この場合
には、ゲージ20a、20bの着脱作業が不要となり、
検査作業が迅速に行える。
【0034】
【発明の効果】以上のように、本発明のトー値測定装置
によれば、第1及び第2のゲージはアクスルアッシーの
車両前方側と後方側に設けられる前方及び後方測定位置
標識をそれぞれ有し、前記アクスルアッシーの両端に取
付けられているナックルに装着される構造なので、アク
スルアッシーにタイヤを装着してトー値を測定するのと
同様な精度でトー値を測定できる。また、前記第1のゲ
ージの前方測定位置標識と前記第2のゲージの前方測定
位置標識との前方間隔を検出する検出器を有する前方間
隔手段と、前記第1のゲージの後方測定位置標識と前記
第2のゲージの後方測定位置標識との後方間隔を検出す
る検出器を有する後方間隔手段と、前記前方間隔手段で
検出した前方間隔と前記後方間隔手段で検出した後方間
隔との差をトー値として演算する演算手段とを備え、前
記前方間隔手段及び前記後方間隔手段と前記演算手段と
は通信手段で接続されている構成としたので、前方間隔
検出器と後方間隔検出器並びに演算手段とは、遠隔であ
っても測定値が授受できる。さらに、測定した前方間隔
と後方間隔は演算手段に送信されるので、演算したトー
値の他への利用、例えばアクスルアッシーとトー値とを
結びつけた製品管理や、トー値調整作業での利用が簡単
に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のトー値測定装置における第1の実施
の形態を説明する構成図である。
【図2】 図1の装置を用いてトーイン値測定作業を行
う生産システムの機能ブロック図である。
【図3】 ゲージと測定バーの係合状態の説明図であ
る。
【図4】 トーイン値測定方法を説明するフローチャー
トである。
【図5】 図1の装置を用いた製造ラインでトーイン値
測定作業を行う生産システムの構成図である。
【図6】 本発明のトー値測定装置における第2の実施
の形態を説明する構成図である。
【図7】 タイロッドを有するアクスルアッシーの部品
展開図を示している。
【図8】 トーイン値調整方法を説明するフローチャー
トである。
【図9】 従来のアクスルアッシーのトーイン値測定を
説明する要部構成図である。
【符号の説明】
9a、9b ナックル 15 アクスルアッシー 20a、20b ゲージ 22a、22b 前方測定位置標識 24a、24b 後方測定位置標識 50a 前方間隔手段 50b 後方間隔手段 60 アクスルアッシー生産管理装置 61 トーイン値表示器 62 合否判定表示部 63 組立コンベア制御盤 64 組立コンベア P1、P2、P3、P4 近接センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F065 AA06 AA22 AA33 CC11 CC12 FF61 GG04 2F069 AA31 AA77 AA90 BB21 GG01 GG04 GG07 GG09 GG45 GG58 GG72 HH07 HH09 NN00 3D114 AA01 AA04 BA24 CA11 HA02

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アクスルアッシーの車両前方側と後方側
    に設けられる前方及び後方測定位置標識をそれぞれ有
    し、前記アクスルアッシーの両端に取付けられているナ
    ックルに装着される第1及び第2のゲージと;前記第1
    のゲージの前方測定位置標識と前記第2のゲージの前方
    測定位置標識との前方間隔を検出する検出器を有する前
    方間隔手段と;前記第1のゲージの後方測定位置標識と
    前記第2のゲージの後方測定位置標識との後方間隔を検
    出する検出器を有する後方間隔手段と;前記前方間隔手
    段で検出した前方間隔と前記後方間隔手段で検出した後
    方間隔との差をトー値として演算する演算手段とを備
    え;前記前方間隔手段及び前記後方間隔手段と前記演算
    手段とは通信手段で接続されている;トー値測定装置。
  2. 【請求項2】 前記前方間隔手段と前記後方間隔手段
    は、 一端が前記第1又は第2のゲージの前記前方又は後方測
    定位置標識の一つに係止される係止手段と、前記係止手
    段から所定距離離れた位置に装着された距離センサを有
    する測定バーを備え;前記係止手段が係止される測定位
    置標識に対向するゲージの測定位置標識までの距離を前
    記距離センサにより測定することを特徴とする;請求項
    1に記載のトー値測定装置。
  3. 【請求項3】 前記前方間隔手段と前記後方間隔手段
    は、 前記アクスルアッシーに装着される測定フレームと;前
    記測定フレームに取付けられ、前記第1及び第2のゲー
    ジの前記前方及び後方測定位置標識のそれぞれに対向し
    て設けられる第1乃至第4の距離センサとを備える;請
    求項1に記載のトー値測定装置。
  4. 【請求項4】 アクスルアッシーの両端に取付けられて
    いるナックルに装着される第1及び第2のゲージと、前
    記第1及び第2のゲージの前記アクスルアッシーの車両
    前方側と後方側に設けられる前方及び後方測定位置標識
    とを用いて、前記アクスルアッシーのトー値を測定する
    方法であって;前記第1のゲージの前方測定位置標識と
    前記第2のゲージの前方測定位置標識との前方間隔を測
    定すると共に、前記第1のゲージの後方測定位置標識と
    前記第2のゲージの後方測定位置標識との後方間隔を測
    定し;前記前方間隔手段で測定した前方間隔と前記後方
    間隔手段で測定した後方間隔との差をトー値として演算
    し;前記トー値演算手段で測定したトー値を前記アクス
    ルアッシーの形状値として管理する生産管理装置に送
    る;トー値測定方法。
  5. 【請求項5】 アクスルアッシーの両端に取付けられて
    いるナックルに装着される第1及び第2のゲージと、前
    記第1及び第2のゲージの前記アクスルアッシーの車両
    前方側と後方側に設けられる前方及び後方測定位置標識
    とを用いて、前記アクスルアッシーのトー値測定をコン
    ピュータに実行させるためのプログラムであって;前記
    プログラムは、前記第1のゲージの前方測定位置標識と
    前記第2のゲージの前方測定位置標識との前方間隔を測
    定すると共に、前記第1のゲージの後方測定位置標識と
    前記第2のゲージの後方測定位置標識との後方間隔を測
    定するステップと;前記前方間隔手段で測定した前方間
    隔と前記後方間隔手段で測定した後方間隔との差をトー
    値として演算するステップと;前記トー値演算手段で測
    定したトー値を前記アクスルアッシーの形状値として管
    理する生産管理装置に送るステップとを;前記コンピュ
    ータに実行させるトー値測定プログラム。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至請求項3の何れかに記載の
    トー値測定装置を用いてアクスルアッシーのトー値を測
    定し;前記測定したトー値が、所定の基準範囲内にある
    か判定し;前記測定したトー値が所定の基準範囲外であ
    るときは、前記アクスルアッシーのトー値調整手段によ
    り所定の基準範囲内にトー値を調整する;アクスルアッ
    シーのトー値調整方法。
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CN103512529A (zh) * 2012-06-19 2014-01-15 东风德纳车桥有限公司 车桥前束检测机
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