JP2002257131A - 回転体の取付構造及びこれを用いた駆動装置、画像形成装置 - Google Patents
回転体の取付構造及びこれを用いた駆動装置、画像形成装置Info
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- JP2002257131A JP2002257131A JP2001045707A JP2001045707A JP2002257131A JP 2002257131 A JP2002257131 A JP 2002257131A JP 2001045707 A JP2001045707 A JP 2001045707A JP 2001045707 A JP2001045707 A JP 2001045707A JP 2002257131 A JP2002257131 A JP 2002257131A
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- rotating shaft
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- Fixing For Electrophotography (AREA)
- Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
- Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 回転軸に対する着脱が容易で、しかも、使用
時すなわち回転体が回転する際には回転軸と回転体との
間のがたつきをなくする。 【解決手段】 一端側が固定的に配設される回転軸と、
前記回転軸が挿入される開口部を有し当該回転軸を中心
に回転自在に配設される回転体とを備え、前記回転軸外
周面あるいは前記回転体の開口部内面には、熱膨張率の
大きい膨張部材を具備させる。また、前記回転軸及び前
記回転体の開口部の形状を当該回転軸の軸方向自由端側
に向けて細くなるように形成すると共に、当該回転体の
駆動時には当該回転体を前記回転軸の軸方向固定端側に
向けて付勢する付勢手段を具備させる。更に、前記回転
体の開口部内面には、当該回転体の駆動時に当該回転体
の遠心力に応じて前記回転軸外周と前記開口部内面との
間の隙間を調整する隙間調整部材を具備させる。
時すなわち回転体が回転する際には回転軸と回転体との
間のがたつきをなくする。 【解決手段】 一端側が固定的に配設される回転軸と、
前記回転軸が挿入される開口部を有し当該回転軸を中心
に回転自在に配設される回転体とを備え、前記回転軸外
周面あるいは前記回転体の開口部内面には、熱膨張率の
大きい膨張部材を具備させる。また、前記回転軸及び前
記回転体の開口部の形状を当該回転軸の軸方向自由端側
に向けて細くなるように形成すると共に、当該回転体の
駆動時には当該回転体を前記回転軸の軸方向固定端側に
向けて付勢する付勢手段を具備させる。更に、前記回転
体の開口部内面には、当該回転体の駆動時に当該回転体
の遠心力に応じて前記回転軸外周と前記開口部内面との
間の隙間を調整する隙間調整部材を具備させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置の駆
動装置等で用いられるギヤなどの回転体を固定軸に取り
付ける取付構造及びこれを用いた駆動装置、画像形成装
置に関する。
動装置等で用いられるギヤなどの回転体を固定軸に取り
付ける取付構造及びこれを用いた駆動装置、画像形成装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば中間転写型の画像形成装置
としては、静電潜像に応じたトナー像が形成担持される
像担持体と、前記感光体ドラムに対向配置される中間転
写体と、前記中間転写ベルト上に前記感光体ドラム上の
トナー像を転写する一次転写装置と、記録媒体上に前記
中間転写ベルト上のトナー像を転写する二次転写装置
と、二次転写後の記録媒体上のトナー像を定着する定着
装置とを備えたものが知られている。
としては、静電潜像に応じたトナー像が形成担持される
像担持体と、前記感光体ドラムに対向配置される中間転
写体と、前記中間転写ベルト上に前記感光体ドラム上の
トナー像を転写する一次転写装置と、記録媒体上に前記
中間転写ベルト上のトナー像を転写する二次転写装置
と、二次転写後の記録媒体上のトナー像を定着する定着
装置とを備えたものが知られている。
【0003】この種の画像形成装置では、上述した像担
持体、中間転写体及び定着装置(例えば定着ロール対か
らなる)等を回動させるため、これら被駆動体を駆動す
る駆動装置が設けられている。このような駆動装置とし
ては、例えばモータ等の駆動源と、この駆動源からの駆
動力を前記被駆動体に伝達するギア列等の伝達装置とを
備えたものが用いられている。そして、前記ギア列を構
成するギアは、その中央部に貫通孔が設けられ、この貫
通孔を装置本体に固定配設されるシャフトに通すこと
で、回動自在に取り付けられるようになっている。
持体、中間転写体及び定着装置(例えば定着ロール対か
らなる)等を回動させるため、これら被駆動体を駆動す
る駆動装置が設けられている。このような駆動装置とし
ては、例えばモータ等の駆動源と、この駆動源からの駆
動力を前記被駆動体に伝達するギア列等の伝達装置とを
備えたものが用いられている。そして、前記ギア列を構
成するギアは、その中央部に貫通孔が設けられ、この貫
通孔を装置本体に固定配設されるシャフトに通すこと
で、回動自在に取り付けられるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たギアの取付手法を採用する場合、シャフトとギアの貫
通孔との間の隙間が大きいと、がたつきが生じてギアが
回転ムラを起こしてしまい、その結果、形成される画像
の画質が低下してしまうという技術的課題が見られた。
たギアの取付手法を採用する場合、シャフトとギアの貫
通孔との間の隙間が大きいと、がたつきが生じてギアが
回転ムラを起こしてしまい、その結果、形成される画像
の画質が低下してしまうという技術的課題が見られた。
【0005】一方、シャフトとギアの貫通孔との間に隙
間がないと、今度は、シャフトに対するギアの着脱が困
難なものとなってしまい、メンテナンス性が低下してし
まうという技術的課題が見られた。
間がないと、今度は、シャフトに対するギアの着脱が困
難なものとなってしまい、メンテナンス性が低下してし
まうという技術的課題が見られた。
【0006】本発明は、以上の技術的課題を解決するた
めになされたものであって、回転軸に対する着脱が容易
で、しかも、使用時すなわち回転体が回転する際には回
転軸と回転体との間のがたつきをなくすることのできる
回転体の取付構造及びこれを用いた駆動装置、画像形成
装置を提供するものである。
めになされたものであって、回転軸に対する着脱が容易
で、しかも、使用時すなわち回転体が回転する際には回
転軸と回転体との間のがたつきをなくすることのできる
回転体の取付構造及びこれを用いた駆動装置、画像形成
装置を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の第一
の態様は、一端側が固定的に配設される回転軸と、前記
回転軸が挿入される開口部を有し当該回転軸を中心に回
転自在に配設される回転体とを備え、前記回転軸外周面
あるいは前記回転体の開口部内面には、熱膨張率の大き
い膨張部材を具備させることを特徴とする。
の態様は、一端側が固定的に配設される回転軸と、前記
回転軸が挿入される開口部を有し当該回転軸を中心に回
転自在に配設される回転体とを備え、前記回転軸外周面
あるいは前記回転体の開口部内面には、熱膨張率の大き
い膨張部材を具備させることを特徴とする。
【0008】また、本発明の第二の態様は、一端側が固
定的に配設される回転軸と、前記回転軸が挿入される開
口部を有し当該回転軸を中心に回転自在に配設される回
転体とを備え、前記回転軸及び前記回転体の開口部の形
状を当該回転軸の軸方向自由端側に向けて細くなるよう
に形成すると共に、当該回転体の駆動時には当該回転体
を前記回転軸の軸方向固定端側に向けて付勢する付勢手
段を具備させることを特徴とする。
定的に配設される回転軸と、前記回転軸が挿入される開
口部を有し当該回転軸を中心に回転自在に配設される回
転体とを備え、前記回転軸及び前記回転体の開口部の形
状を当該回転軸の軸方向自由端側に向けて細くなるよう
に形成すると共に、当該回転体の駆動時には当該回転体
を前記回転軸の軸方向固定端側に向けて付勢する付勢手
段を具備させることを特徴とする。
【0009】更に、本発明の第三の態様は、一端側が固
定的に配設される回転軸と、前記回転軸が挿入される開
口部を有し当該回転軸を中心に回転自在に配設される回
転体とを備え、前記回転体の開口部内面には、当該回転
体の駆動時に当該回転体の遠心力に応じて前記回転軸外
周と前記開口部内面との間の隙間を調整する隙間調整部
材を具備させることを特徴とする。
定的に配設される回転軸と、前記回転軸が挿入される開
口部を有し当該回転軸を中心に回転自在に配設される回
転体とを備え、前記回転体の開口部内面には、当該回転
体の駆動時に当該回転体の遠心力に応じて前記回転軸外
周と前記開口部内面との間の隙間を調整する隙間調整部
材を具備させることを特徴とする。
【0010】そして、本発明は、上述した回転体の取付
構造を用いた駆動装置、及び、この駆動装置を用いた画
像形成装置もその適用対象とする。
構造を用いた駆動装置、及び、この駆動装置を用いた画
像形成装置もその適用対象とする。
【0011】このような技術的手段において、回転体と
しては、例えばロール部材やギア等が挙げられる。ま
た、前記回転体に設けられる開口部は、その両端が開口
するタイプのものでも良いし、一端のみが開口するタイ
プのものであっても良い。
しては、例えばロール部材やギア等が挙げられる。ま
た、前記回転体に設けられる開口部は、その両端が開口
するタイプのものでも良いし、一端のみが開口するタイ
プのものであっても良い。
【0012】尚、特開平11−159537号公報に
は、駆動源(モータ)により回転する第1係合部材と感
光体軸に固定される第2係合部材とよりなる軸継手を有
する感光体駆動装置において、前記第1係合部材又は前
記第2係合部材のいずれか一方を形状記憶合金で作製す
ることで、がたつきを防止し且つ感光体の着脱を容易に
するようにした技術が提案されているが、これは、感光
体(回転体に対応)に感光体軸(回転軸に対応)が固定
されるタイプが前提となるため、本発明とは全く異な
る。
は、駆動源(モータ)により回転する第1係合部材と感
光体軸に固定される第2係合部材とよりなる軸継手を有
する感光体駆動装置において、前記第1係合部材又は前
記第2係合部材のいずれか一方を形状記憶合金で作製す
ることで、がたつきを防止し且つ感光体の着脱を容易に
するようにした技術が提案されているが、これは、感光
体(回転体に対応)に感光体軸(回転軸に対応)が固定
されるタイプが前提となるため、本発明とは全く異な
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に示す実施の形態
に基づいてこの発明を詳細に説明する。 ◎実施の形態1 図1は、本発明に係る回転体の取付構造が適用された画
像形成装置の実施の形態1の概略構成を示したものであ
る。同図において、符号11は感光体ドラムであり、矢
線A方向への回転に伴い、その表面には帯電装置12及
び露光装置13(図中露光ビームを符号Bmで示す)な
どの周知の電子写真プロセスによって画像情報に応じた
静電潜像が形成される。また、この感光体ドラム11の
周囲にはイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン
(C)及びブラック(K)の各色に対応した現像器14
Y、14M、14C、14Kを搭載したロータリー現像
装置14が配設されており、感光体ドラム11に形成さ
れた静電潜像を現像器14Y、14M、14C、14K
のいずれかで現像することでトナー像Tを形成するよう
になっている。尚、符号16は感光体ドラム11上の残
留トナーを除去するブレード17を具備したドラムクリ
ーナであり、18は感光体ドラム11上の残留電荷を除
去する除電ランプである。
に基づいてこの発明を詳細に説明する。 ◎実施の形態1 図1は、本発明に係る回転体の取付構造が適用された画
像形成装置の実施の形態1の概略構成を示したものであ
る。同図において、符号11は感光体ドラムであり、矢
線A方向への回転に伴い、その表面には帯電装置12及
び露光装置13(図中露光ビームを符号Bmで示す)な
どの周知の電子写真プロセスによって画像情報に応じた
静電潜像が形成される。また、この感光体ドラム11の
周囲にはイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン
(C)及びブラック(K)の各色に対応した現像器14
Y、14M、14C、14Kを搭載したロータリー現像
装置14が配設されており、感光体ドラム11に形成さ
れた静電潜像を現像器14Y、14M、14C、14K
のいずれかで現像することでトナー像Tを形成するよう
になっている。尚、符号16は感光体ドラム11上の残
留トナーを除去するブレード17を具備したドラムクリ
ーナであり、18は感光体ドラム11上の残留電荷を除
去する除電ランプである。
【0014】また、符号20は感光体ドラム11の表面
に当接するように配置された中間転写体としての中間転
写ベルトであり、複数(本実施の形態では四つ)のロー
ル21〜24に張架されて矢線B方向へ回動するように
なっている。ここで、符号21は中間転写ベルト20の
駆動ロール、22は従動ロール、23は中間転写ベルト
20の張力を一定に制御するようにしたテンションロー
ル、24は二次転写用の対向ロール(バックアップロー
ル)である。この中間転写ベルト20は、ポリイミドあ
るいはポリアミド等の樹脂にカーボンブラック等の帯電
防止剤を適当量含有させたものを用い、その体積抵抗率
が106〜1014Ω・cmとなるように形成され、その
厚みは例えば0.1mmに設定される。
に当接するように配置された中間転写体としての中間転
写ベルトであり、複数(本実施の形態では四つ)のロー
ル21〜24に張架されて矢線B方向へ回動するように
なっている。ここで、符号21は中間転写ベルト20の
駆動ロール、22は従動ロール、23は中間転写ベルト
20の張力を一定に制御するようにしたテンションロー
ル、24は二次転写用の対向ロール(バックアップロー
ル)である。この中間転写ベルト20は、ポリイミドあ
るいはポリアミド等の樹脂にカーボンブラック等の帯電
防止剤を適当量含有させたものを用い、その体積抵抗率
が106〜1014Ω・cmとなるように形成され、その
厚みは例えば0.1mmに設定される。
【0015】更に、中間転写ベルト20の感光体ドラム
11に対向する部位(一次転写位置)において、中間転
写ベルト20の裏面側には一次転写装置(本実施の形態
では一次転写ロール)15が配設されており、この一次
転写ロール15にトナーの帯電極性とは逆極性の一次転
写バイアスを印加することで、感光体ドラム11上のト
ナー像Tが中間転写ベルト20上に静電吸引されるよう
になっている。この一次転写ロール15は、発泡ウレタ
ンゴムにて構成され、その抵抗値は106〜108Ωに調
整される
11に対向する部位(一次転写位置)において、中間転
写ベルト20の裏面側には一次転写装置(本実施の形態
では一次転写ロール)15が配設されており、この一次
転写ロール15にトナーの帯電極性とは逆極性の一次転
写バイアスを印加することで、感光体ドラム11上のト
ナー像Tが中間転写ベルト20上に静電吸引されるよう
になっている。この一次転写ロール15は、発泡ウレタ
ンゴムにて構成され、その抵抗値は106〜108Ωに調
整される
【0016】また、用紙Pの搬送経路に面した中間転写
ベルト20の二次転写位置には、二次転写装置30が配
設されており、本実施の形態では、中間転写ベルト20
のトナー担持面側に圧接配置される二次転写ロール25
と、中間転写ベルト20の裏面側に配設されて二次転写
ロール25の対向電極をなす対向ロール(バックアップ
ロール)24とを備えており、このバックアップロール
24には転写バイアスが安定的に印加される金属製の給
電ロール26が当接配置されている。この給電ロール2
6には、トナーの帯電極性と同極性の二次転写バイアス
を印加することで、中間転写ベルト20上のトナー像T
が用紙P上に静電吸引される。尚、符号27は二次転写
ロール25表面に当接配置されるポリウレタン製のクリ
ーニングブレード27aを具備したロールクリーナであ
る。
ベルト20の二次転写位置には、二次転写装置30が配
設されており、本実施の形態では、中間転写ベルト20
のトナー担持面側に圧接配置される二次転写ロール25
と、中間転写ベルト20の裏面側に配設されて二次転写
ロール25の対向電極をなす対向ロール(バックアップ
ロール)24とを備えており、このバックアップロール
24には転写バイアスが安定的に印加される金属製の給
電ロール26が当接配置されている。この給電ロール2
6には、トナーの帯電極性と同極性の二次転写バイアス
を印加することで、中間転写ベルト20上のトナー像T
が用紙P上に静電吸引される。尚、符号27は二次転写
ロール25表面に当接配置されるポリウレタン製のクリ
ーニングブレード27aを具備したロールクリーナであ
る。
【0017】ここで、バックアップロール24は、絶縁
性ロールに半導電性の薄層フィルムを被覆して形成され
ている。この薄層フィルムは厚さ10〜200μmであ
り、その表面抵抗率が107〜1011Ω/□(□:単位
面積)となるように調整されている。
性ロールに半導電性の薄層フィルムを被覆して形成され
ている。この薄層フィルムは厚さ10〜200μmであ
り、その表面抵抗率が107〜1011Ω/□(□:単位
面積)となるように調整されている。
【0018】また、二次転写ロール25は、接地された
導電性ロールであり、その表面電位を常に接地電位と同
電位に保つため、その体積抵抗率は107Ωcm以下の
低抵抗であることが好ましい。
導電性ロールであり、その表面電位を常に接地電位と同
電位に保つため、その体積抵抗率は107Ωcm以下の
低抵抗であることが好ましい。
【0019】更に、二次転写装置30の下流側であっ
て、中間転写ベルト20を挟んで前記駆動ロール21に
対向した位置には、ブレード41を具備したベルトクリ
ーナ40が配設されている。
て、中間転写ベルト20を挟んで前記駆動ロール21に
対向した位置には、ブレード41を具備したベルトクリ
ーナ40が配設されている。
【0020】また、本実施の形態に係る画像形成装置で
は、二次転写ロール25、ベルトクリーナ40が、中間
転写ベルト20と接離自在に配設されており、複数色の
画像すなわち重ね画像が形成される場合には、最終色の
トナー像Tが中間転写ベルト20に一次転写されるま
で、これら両者は中間転写ベルト20から離間するよう
になっている。
は、二次転写ロール25、ベルトクリーナ40が、中間
転写ベルト20と接離自在に配設されており、複数色の
画像すなわち重ね画像が形成される場合には、最終色の
トナー像Tが中間転写ベルト20に一次転写されるま
で、これら両者は中間転写ベルト20から離間するよう
になっている。
【0021】更に、用紙搬送系は、用紙トレイ50から
の用紙Pをフィードロール51で送出し、搬送ロール5
2を介してレジストレーションロール(レジストロー
ル)53で一旦位置決め停止させた後に所定のタイミン
グで二次転写位置へと用紙Pを送り込むようになってお
り、二次転写後の用紙Pを図示外の用紙搬送ガイドを介
して定着器54へと搬送し、その後搬送ロール52で排
出するようになっている。
の用紙Pをフィードロール51で送出し、搬送ロール5
2を介してレジストレーションロール(レジストロー
ル)53で一旦位置決め停止させた後に所定のタイミン
グで二次転写位置へと用紙Pを送り込むようになってお
り、二次転写後の用紙Pを図示外の用紙搬送ガイドを介
して定着器54へと搬送し、その後搬送ロール52で排
出するようになっている。
【0022】次に、本実施の形態に係る中間転写ベルト
20の駆動機構について説明する。図2にはベルト駆動
装置60の上面図を、図3にはその側面図を示す。これ
らの図において、ベルト駆動装置60は、駆動源となる
モータ61と、このモータ61からの駆動力を前記駆動
ロール21に伝達するギア列62とを有している。そし
て、このギア列62は、モータ61の回転軸に取り付け
られた第一ギア63と、駆動ロール21の回転軸に取り
付けられた第二ギア64と、前記第一ギア63に噛合す
る歯部65a及び前記第二ギア64に噛合する歯部65
bとを有する回転体としての第三ギア65とを備えてい
る。尚、符号66は、前記第二ギア64に噛合し図示し
ない他の回転部材に駆動力を伝達する第四ギアである。
また、符号70は装置本体に固定された板金部材であ
り、前記モータ61が取り付けられている。
20の駆動機構について説明する。図2にはベルト駆動
装置60の上面図を、図3にはその側面図を示す。これ
らの図において、ベルト駆動装置60は、駆動源となる
モータ61と、このモータ61からの駆動力を前記駆動
ロール21に伝達するギア列62とを有している。そし
て、このギア列62は、モータ61の回転軸に取り付け
られた第一ギア63と、駆動ロール21の回転軸に取り
付けられた第二ギア64と、前記第一ギア63に噛合す
る歯部65a及び前記第二ギア64に噛合する歯部65
bとを有する回転体としての第三ギア65とを備えてい
る。尚、符号66は、前記第二ギア64に噛合し図示し
ない他の回転部材に駆動力を伝達する第四ギアである。
また、符号70は装置本体に固定された板金部材であ
り、前記モータ61が取り付けられている。
【0023】次に、図4に基づいて、前記第三ギア65
の取付構造について説明する。本実施の形態において、
前記第三ギア65の回転中心部には、開口部としての貫
通孔65cが設けられており、その両端部にはボールベ
アリング65d、65eが取り付けられている。また、
前記第三ギア65の貫通孔65cは、その基端が前記板
金部材70に固定されたスタッド(回転軸)71に挿入
されるようになっている。ここで、スタッド71は、金
属からなるスタッド本体72と、このスタッド本体72
の外周面を覆うように設けられた被覆部73とを有して
おり、この被覆部73は、例えばポリアセタール等の樹
脂で構成されている。尚、符号74は、スタッド71の
外れ止めピンを示している。
の取付構造について説明する。本実施の形態において、
前記第三ギア65の回転中心部には、開口部としての貫
通孔65cが設けられており、その両端部にはボールベ
アリング65d、65eが取り付けられている。また、
前記第三ギア65の貫通孔65cは、その基端が前記板
金部材70に固定されたスタッド(回転軸)71に挿入
されるようになっている。ここで、スタッド71は、金
属からなるスタッド本体72と、このスタッド本体72
の外周面を覆うように設けられた被覆部73とを有して
おり、この被覆部73は、例えばポリアセタール等の樹
脂で構成されている。尚、符号74は、スタッド71の
外れ止めピンを示している。
【0024】そして、本実施の形態では、室温環境下に
おいて、前記貫通孔65cの内周面(ボールベアリング
65d、65eも含む)とスタッド71の外周面との間
に所定の隙間(例えば0.01mm)が明くように前記
貫通孔65cの内径及びスタッド71の外径が設定され
ていることから、メンテナンス時等におけるスタッド7
1に対する第三ギア65の着脱は容易である。
おいて、前記貫通孔65cの内周面(ボールベアリング
65d、65eも含む)とスタッド71の外周面との間
に所定の隙間(例えば0.01mm)が明くように前記
貫通孔65cの内径及びスタッド71の外径が設定され
ていることから、メンテナンス時等におけるスタッド7
1に対する第三ギア65の着脱は容易である。
【0025】一方、モータ61(図2、図3参照)の駆
動により第三ギア65が回転駆動されると、貫通孔65
cの内周面に設けられたボールベアリング65d、65
eとスタッド71の被覆部73とが摺動して摩擦熱が発
生し、その結果、前記被覆部73は熱膨張して図5に示
すような状態、すなわち、ボールベアリング65d、6
5eとの間の隙間がなくなった状態となる。従って、第
三ギア65の駆動時(中間転写ベルト20の駆動時)に
は、当該第三ギア65のがたつきはなくなり、中間転写
ベルト20の回転ムラに伴う画質不良等の発生は防止さ
れる。
動により第三ギア65が回転駆動されると、貫通孔65
cの内周面に設けられたボールベアリング65d、65
eとスタッド71の被覆部73とが摺動して摩擦熱が発
生し、その結果、前記被覆部73は熱膨張して図5に示
すような状態、すなわち、ボールベアリング65d、6
5eとの間の隙間がなくなった状態となる。従って、第
三ギア65の駆動時(中間転写ベルト20の駆動時)に
は、当該第三ギア65のがたつきはなくなり、中間転写
ベルト20の回転ムラに伴う画質不良等の発生は防止さ
れる。
【0026】尚、本実施の形態では、被覆部73として
ポリアセタール樹脂を使用していたが、これに限られる
ものではなく、所望とする熱膨張が発生するものを適宜
選定して差し支えない。また、樹脂に限らずその他の材
料であっても良い。
ポリアセタール樹脂を使用していたが、これに限られる
ものではなく、所望とする熱膨張が発生するものを適宜
選定して差し支えない。また、樹脂に限らずその他の材
料であっても良い。
【0027】また、本実施の形態では、ボールベアリン
グ65d、65eとスタッド71の被覆部73との摺動
により生じた摩擦熱でスタッド71の被覆部73を熱膨
張させ、これら両者間の隙間をなくするようにしていた
が、これに限られるものではなく、例えば、画像形成装
置の使用時に機内が温度上昇することを考慮し、画像形
成装置への取り付け時(室温)においては前記隙間が明
き、画像形成装置の使用時(室温よりも高温)において
は被覆部73が膨張して前記隙間がなくなるように構成
してもよい。これは、例えば被覆部73の材質や直径、
厚さ等を適宜設定することで調整可能である。更に、画
像形成装置の非使用時(室温環境下)においてもがたつ
きをなくしたい場合には、室温環境下で隙間がなくなる
ようにスタッド71及び被覆部73を設計し、例えば被
覆部73が収縮する低温環境下でスタッド71の取り付
けを行うようにしたり、あるいは、スタッド71を低温
に冷却して被覆部73を収縮させた後に取り付けを行う
ようにすればよい。
グ65d、65eとスタッド71の被覆部73との摺動
により生じた摩擦熱でスタッド71の被覆部73を熱膨
張させ、これら両者間の隙間をなくするようにしていた
が、これに限られるものではなく、例えば、画像形成装
置の使用時に機内が温度上昇することを考慮し、画像形
成装置への取り付け時(室温)においては前記隙間が明
き、画像形成装置の使用時(室温よりも高温)において
は被覆部73が膨張して前記隙間がなくなるように構成
してもよい。これは、例えば被覆部73の材質や直径、
厚さ等を適宜設定することで調整可能である。更に、画
像形成装置の非使用時(室温環境下)においてもがたつ
きをなくしたい場合には、室温環境下で隙間がなくなる
ようにスタッド71及び被覆部73を設計し、例えば被
覆部73が収縮する低温環境下でスタッド71の取り付
けを行うようにしたり、あるいは、スタッド71を低温
に冷却して被覆部73を収縮させた後に取り付けを行う
ようにすればよい。
【0028】◎実施の形態2 本実施の形態は、実施の形態1と略同様であるが、図6
に示すように、第三ギア65の取付構造を実施の形態1
とは異ならせるようにしたものである。尚、本実施の形
態に係る画像形成装置の構成要素のうち、実施の形態1
に係る画像形成装置と同様のものについては、実施の形
態1と同様の符号を付してここではその詳細な説明を省
略する。
に示すように、第三ギア65の取付構造を実施の形態1
とは異ならせるようにしたものである。尚、本実施の形
態に係る画像形成装置の構成要素のうち、実施の形態1
に係る画像形成装置と同様のものについては、実施の形
態1と同様の符号を付してここではその詳細な説明を省
略する。
【0029】本実施の形態において、第三ギア65の回
転中心部には、開口部としての貫通孔65fが設けられ
ており、その基端が前記板金部材70に固定されたスタ
ッド75に挿入されるようになっている。ここで、本実
施の形態では、これら貫通孔65f及びスタッド75
が、共にテーパ状(先細り)の形状を有しており、メン
テナンス時等におけるスタッド75に対する第三ギア6
5の着脱が容易になっている。
転中心部には、開口部としての貫通孔65fが設けられ
ており、その基端が前記板金部材70に固定されたスタ
ッド75に挿入されるようになっている。ここで、本実
施の形態では、これら貫通孔65f及びスタッド75
が、共にテーパ状(先細り)の形状を有しており、メン
テナンス時等におけるスタッド75に対する第三ギア6
5の着脱が容易になっている。
【0030】一方、第三ギア65の歯部65b側(図3
参照)側面には、所定の極性(例えばN極)に着磁され
た磁石部材65gが取り付けられており、この磁石部材
65gの側面には、同極性に帯磁する電磁石80が対向
配置される。そして、モータ61(図2、図3参照)の
駆動により第三ギア65が回転駆動されると、電磁石8
0の磁力により第三ギア65は図中矢印で示す方向に付
勢され、その結果、スタッド75の外周面と貫通孔65
fの内周面との間の隙間がなくなった状態になる。従っ
て、第三ギア65の駆動時(中間転写ベルト20の駆動
時)には、当該第三ギア65のがたつきはなくなり、回
転ムラに伴う画質不良等の発生は防止される。
参照)側面には、所定の極性(例えばN極)に着磁され
た磁石部材65gが取り付けられており、この磁石部材
65gの側面には、同極性に帯磁する電磁石80が対向
配置される。そして、モータ61(図2、図3参照)の
駆動により第三ギア65が回転駆動されると、電磁石8
0の磁力により第三ギア65は図中矢印で示す方向に付
勢され、その結果、スタッド75の外周面と貫通孔65
fの内周面との間の隙間がなくなった状態になる。従っ
て、第三ギア65の駆動時(中間転写ベルト20の駆動
時)には、当該第三ギア65のがたつきはなくなり、回
転ムラに伴う画質不良等の発生は防止される。
【0031】尚、本実施の形態では、貫通孔65f及び
スタッド75が、直線状のテーパ形状となっていたが、
これに限られるものではなく、例えば、図7に示すよう
に、多段のテーパ形状からなるものであっても良い。
スタッド75が、直線状のテーパ形状となっていたが、
これに限られるものではなく、例えば、図7に示すよう
に、多段のテーパ形状からなるものであっても良い。
【0032】また、本実施の形態では、磁力によって第
三ギア65を付勢するようにしていたが、これに限られ
るものではなく、例えば、ばね等の弾性部材によって付
勢するようにしてもよい。
三ギア65を付勢するようにしていたが、これに限られ
るものではなく、例えば、ばね等の弾性部材によって付
勢するようにしてもよい。
【0033】更に、第三ギア65の歯部65b及び第二
ギア64として、図8に示すようなはすば歯車を用いる
ようにすれば、回転時に図中符号Fsで示す方向(例え
ば図6においては右方向)にスラスト力がかかることと
なるため、第三ギア65自体に付勢手段の役割を兼ねさ
せることができる。
ギア64として、図8に示すようなはすば歯車を用いる
ようにすれば、回転時に図中符号Fsで示す方向(例え
ば図6においては右方向)にスラスト力がかかることと
なるため、第三ギア65自体に付勢手段の役割を兼ねさ
せることができる。
【0034】◎実施の形態3 本実施の形態は、実施の形態1と略同様であるが、図9
に示すように、第三ギア65の取付構造を実施の形態1
とは異ならせるようにしたものである。尚、本実施の形
態に係る画像形成装置の構成要素のうち、実施の形態1
に係る画像形成装置と同様のものについては、実施の形
態1と同様の符号を付してここではその詳細な説明を省
略する。
に示すように、第三ギア65の取付構造を実施の形態1
とは異ならせるようにしたものである。尚、本実施の形
態に係る画像形成装置の構成要素のうち、実施の形態1
に係る画像形成装置と同様のものについては、実施の形
態1と同様の符号を付してここではその詳細な説明を省
略する。
【0035】本実施の形態において、第三ギア65の回
転中心部には、開口部としての貫通孔65hが設けられ
ており、その基端が前記板金部材70に固定されたスタ
ッド76に挿入されるようになっている。ここで、本実
施の形態では、前記貫通孔65hの基端の逆側(歯部6
5b側)が広く開口するように形成されており、その内
部には、前記貫通孔65hと前記スタッド76との間の
隙間を調整する隙間調整機構90が複数(図中には二
つ)配設されている。この隙間調整機構90は、軸91
を中心に揺動自在に配設されるものであって、その一端
側(出口側)には所定のおもりが取り付けられた第一膨
出部92が配設され、逆の一端側(入口側)には、引っ
張りばね93が取り付けられた第二膨出部94が配設さ
れている。
転中心部には、開口部としての貫通孔65hが設けられ
ており、その基端が前記板金部材70に固定されたスタ
ッド76に挿入されるようになっている。ここで、本実
施の形態では、前記貫通孔65hの基端の逆側(歯部6
5b側)が広く開口するように形成されており、その内
部には、前記貫通孔65hと前記スタッド76との間の
隙間を調整する隙間調整機構90が複数(図中には二
つ)配設されている。この隙間調整機構90は、軸91
を中心に揺動自在に配設されるものであって、その一端
側(出口側)には所定のおもりが取り付けられた第一膨
出部92が配設され、逆の一端側(入口側)には、引っ
張りばね93が取り付けられた第二膨出部94が配設さ
れている。
【0036】そして、非駆動状態、すなわち第三ギア6
5が停止している状態では、前記隙間調整機構90は図
9に示す位置でバランスするため、前記貫通孔65hの
内周面(隙間調整機構90も含む)とスタッド76の外
周面との間には所定の隙間が明くことから、メンテナン
ス時等におけるスタッド75に対する第三ギア65の着
脱は容易である。
5が停止している状態では、前記隙間調整機構90は図
9に示す位置でバランスするため、前記貫通孔65hの
内周面(隙間調整機構90も含む)とスタッド76の外
周面との間には所定の隙間が明くことから、メンテナン
ス時等におけるスタッド75に対する第三ギア65の着
脱は容易である。
【0037】一方、モータ61(図2、図3参照)の駆
動により第三ギア65が回転駆動されると、隙間調整機
構90の第一膨出部92が回転に伴って生じる遠心力に
より外側へと移動しようとする。そして、かかる遠心力
が引っ張りばね93の引っ張り力を上回ることで、隙間
調整機構90は図中矢印側に揺動して第二膨出部94表
面がスタッド76に当接し、その結果、スタッド76の
外周面と貫通孔65hとの隙間がなくなった状態にな
る。従って、第三ギア65の駆動時(中間転写ベルト2
0の駆動時)には、当該第三ギアのがたつきはなくな
り、回転ムラに伴う画質不良等の発生は防止される。
動により第三ギア65が回転駆動されると、隙間調整機
構90の第一膨出部92が回転に伴って生じる遠心力に
より外側へと移動しようとする。そして、かかる遠心力
が引っ張りばね93の引っ張り力を上回ることで、隙間
調整機構90は図中矢印側に揺動して第二膨出部94表
面がスタッド76に当接し、その結果、スタッド76の
外周面と貫通孔65hとの隙間がなくなった状態にな
る。従って、第三ギア65の駆動時(中間転写ベルト2
0の駆動時)には、当該第三ギアのがたつきはなくな
り、回転ムラに伴う画質不良等の発生は防止される。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
回転軸に回転体を着脱する状況下における前記回転軸外
周面と前記開口部内面との間の隙間よりも、前記回転軸
に前記回転体を装着して当該回転体を駆動する状況下に
おける前記回転軸外周と前記開口部内面との間の隙間を
低減させるようにしたので、回転軸に対する着脱が容易
で、しかも、使用時すなわち回転体が回転する際には回
転軸と回転体との間のがたつきをなくすることができ
る。
回転軸に回転体を着脱する状況下における前記回転軸外
周面と前記開口部内面との間の隙間よりも、前記回転軸
に前記回転体を装着して当該回転体を駆動する状況下に
おける前記回転軸外周と前記開口部内面との間の隙間を
低減させるようにしたので、回転軸に対する着脱が容易
で、しかも、使用時すなわち回転体が回転する際には回
転軸と回転体との間のがたつきをなくすることができ
る。
【図1】 本発明に係る回転体の取付構造が適用された
画像形成装置の実施の形態1の概要説明図である。
画像形成装置の実施の形態1の概要説明図である。
【図2】 ベルト駆動装置の上面図である。
【図3】 ベルト駆動装置の側面図である。
【図4】 実施の形態1に係る第三ギアの取付構造の説
明図である。
明図である。
【図5】 使用時の第三ギアの取付構造の説明図であ
る。
る。
【図6】 実施の形態2に係る第三ギアの取付構造の説
明図である。
明図である。
【図7】 実施の形態2に係る第三ギアの取付構造の変
形例1である。
形例1である。
【図8】 実施の形態2に係る第三ギアの取付構造の変
形例2である。
形例2である。
【図9】 実施の形態3に係る第三ギアの取付構造の説
明図である。
明図である。
20…中間転写ベルト,21…駆動ロール,60…ベル
ト駆動装置,61…モータ,62…ギア列,63…第一
ギア,64…第二ギア,65…第三ギア,65a、65
b…歯部,65c…貫通孔,70…板金部材,71…ス
タッド,72…スタッド本体,73…被覆部
ト駆動装置,61…モータ,62…ギア列,63…第一
ギア,64…第二ギア,65…第三ギア,65a、65
b…歯部,65c…貫通孔,70…板金部材,71…ス
タッド,72…スタッド本体,73…被覆部
Claims (5)
- 【請求項1】 一端側が固定的に配設される回転軸と、 前記回転軸が挿入される開口部を有し当該回転軸を中心
に回転自在に配設される回転体とを備え、 前記回転軸外周面あるいは前記回転体の開口部内面に
は、熱膨張率の大きい膨張部材を具備させることを特徴
とする回転体の取付構造。 - 【請求項2】 一端側が固定的に配設される回転軸と、 前記回転軸が挿入される開口部を有し当該回転軸を中心
に回転自在に配設される回転体とを備え、 前記回転軸及び前記回転体の開口部の形状を当該回転軸
の軸方向自由端側に向けて細くなるように形成すると共
に、当該回転体の駆動時には当該回転体を前記回転軸の
軸方向固定端側に向けて付勢する付勢手段を具備させる
ことを特徴とする回転体の取付構造。 - 【請求項3】 一端側が固定的に配設される回転軸と、 前記回転軸が挿入される開口部を有し当該回転軸を中心
に回転自在に配設される回転体とを備え、 前記回転体の開口部内面には、当該回転体の駆動時に当
該回転体の遠心力に応じて前記回転軸外周と前記開口部
内面との間の隙間を調整する隙間調整部材を具備させる
ことを特徴とする回転体の取付構造。 - 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかに記載の回
転体の取付構造を用いたことを特徴とする駆動装置。 - 【請求項5】 請求項4に記載の駆動装置を用いたこと
を特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001045707A JP2002257131A (ja) | 2000-12-27 | 2001-02-21 | 回転体の取付構造及びこれを用いた駆動装置、画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000-396649 | 2000-12-27 | ||
JP2000396649 | 2000-12-27 | ||
JP2001045707A JP2002257131A (ja) | 2000-12-27 | 2001-02-21 | 回転体の取付構造及びこれを用いた駆動装置、画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002257131A true JP2002257131A (ja) | 2002-09-11 |
Family
ID=26606767
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001045707A Pending JP2002257131A (ja) | 2000-12-27 | 2001-02-21 | 回転体の取付構造及びこれを用いた駆動装置、画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002257131A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8113079B2 (en) | 2007-04-18 | 2012-02-14 | Ricoh Company, Limited | Driving device and image forming apparatus |
-
2001
- 2001-02-21 JP JP2001045707A patent/JP2002257131A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8113079B2 (en) | 2007-04-18 | 2012-02-14 | Ricoh Company, Limited | Driving device and image forming apparatus |
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