JP2002255483A - 旋回部制動装置及び旋回部制動方法 - Google Patents

旋回部制動装置及び旋回部制動方法

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JP2002255483A
JP2002255483A JP2001056702A JP2001056702A JP2002255483A JP 2002255483 A JP2002255483 A JP 2002255483A JP 2001056702 A JP2001056702 A JP 2001056702A JP 2001056702 A JP2001056702 A JP 2001056702A JP 2002255483 A JP2002255483 A JP 2002255483A
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turning
motor
braking
foot pedal
control device
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JP2001056702A
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Takeki Nishio
岳樹 西尾
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IHI Corp
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IHI Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 旋回部の減速、制動に油圧配管を廃止して電
気的に行い得るようにし、メンテナンスが容易になるよ
うにする。 【解決手段】 アナログ信号対応の電気式の足踏みペダ
ル12を設置し、運転員の足踏みペダル12の踏み量に
比例して旋回モータ5を減速させ、制動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は旋回部制動装置及び
旋回部制動方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】360度旋回するクレーンとしては、水
平引き込み式クレーンやクライミングクレーンがある
が、水平引き込み式クレーンの概要は図3に示されてい
る。図3中、1は地上に敷設したレール2上を走行し得
るようにした走行架台、3は走行架台1上に360度の
範囲に亘り旋回し得るよう設置した旋回フレーム(旋回
部)、4は旋回フレーム3に俯仰可能に枢支されたブー
ムである。
【0003】図4には旋回部制動装置を含む旋回部速度
制御装置が示され、図中、5は旋回モータ、6は旋回モ
ータ用ブレーキ(油圧ブレーキ)、7は旋回部負荷、8
はインバータ装置等の制御装置である。又、9は運転
室、10は操作レバー、11はシーケンサ等の制御装置
である。而して、制御装置11には、操作レバー10の
傾きに比例した速度指令としての電圧V1を出力し得る
ようにテーブルが予め入力されるようになっており、制
御装置8では、制御装置11からの電圧V1に対応して
電圧V2及び周波数fを出力して旋回モータ5に与え、
旋回モータ5の回転速度を制御し得るようになってい
る。
【0004】12は足踏みペダル、13は油圧配管であ
り、操作レバー10の傾きが零の中立状態になって旋回
モータ5がフリー状態(慣性力により回転する状態)に
なったら足踏みペダル12を踏むことにより、踏み量に
比例して油圧配管13内の油圧力が上昇し、旋回モータ
用ブレーキ6に油圧力に比例した制動力を付与し得るよ
うになっている。
【0005】旋回モータ5の回転速度は、操作レバー1
0の傾きに比例し、制御装置11,8を介し略リニアに
制御することが可能である。すなわち、旋回部3を旋回
させる際には、運転員は運転室9の操作レバー10を操
作する。そうすると、制御装置11は操作レバー10の
傾きに比例した電圧V1を出力して制御装置8に与え、
制御装置8からは電圧V1に比例した電圧V2及び周波
数fが出力されて旋回モータ5に与えられ、旋回モータ
5は所定の回転速度で回転する。
【0006】例えば、操作レバー10の傾きを変化させ
た場合の旋回モータ5の回転速度と時間との関係は図5
に示されている。すなわち、図5に示すように旋回部3
は、時間T1で操作レバー10を或る傾きに傾けると、
操作レバー10の傾きにより定まる所定の回転速度Iま
で加速され、時間T2で操作レバー10の傾きを更に大
きくすると、操作レバー10の傾きにより定まる、回転
速度Iより高速の所定の回転速度IIまで加速され、時
間T3で操作レバー10の傾きを最大にすると、操作レ
バー10の傾きにより定まる最大の回転速度IIIまで
加速される。
【0007】又、旋回部3が最大の回転速度IIIで回
転している際に、操作レバー10の傾きを零(中立位
置)に戻すと、旋回モータ5はフリー状態になるため、
斯かる状態で足踏みペダル12を踏むと、油圧配管13
内の油圧力は踏み量に比例して上昇し、旋回モータ用ブ
レーキ6にはその圧力に比例した制動力が作用し、旋回
部3は減速されて時間T5で停止する。
【0008】なお、図5の時間T4で操作レバー10を
中立状態にはしたが、旋回モータ用ブレーキ6に油圧力
による制動力を作用させない場合には、旋回モータ5は
旋回部3の抵抗により減速されて時間T5よりも遅い時
間T5’で停止する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の装置では、運転
室9に設置した足踏みペダル12から旋回モータ用ブレ
ーキ6まで油圧配管13を敷設する必要があり、又、油
圧配管を使用しているため、メンテナンスが複雑であっ
た。
【0010】本発明は、斯かる実情に鑑み、油圧配管を
廃止してメンテナンスを容易に行うことのできる旋回部
制動装置及び旋回部制動方法を提供することを目的とし
てなしたものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の旋回部制動装置
は、旋回可能な旋回部と、該旋回部を旋回させる旋回モ
ータとを備えたクレーンにおいて、電気式の足踏みペダ
ルと、該足踏みペダルの踏み量によって決まるアナログ
信号により前記旋回モータを減速させ制動する制御手段
を設けたものである。
【0012】本発明の旋回部制動方法は、上記旋回部制
動装置において、足踏みペダルを踏むことにより、その
踏み量に比例して旋回モータに減速指令を与え、制動す
るものである。
【0013】本発明によれば、電気式の足踏みペダルを
踏むことにより、旋回モータの減速、制動を電気的に行
うことができ、従って、油圧配管が不要となってそのメ
ンテナンスを行う必要がない。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図示
例と共に説明する。図1及び図2は本発明を実施する形
態の一例であって、図中、図4、5と同一の符号を付し
た部分は同一のものを表わしている。本図示例において
は、図1に示すごとく、旋回モータ用ブレーキ6を電磁
ブレーキとすると共に、足踏みペダル12をアナログ信
号V対応の電気式のペダルとし、運転員の足踏みペダル
12に対する踏み量に比例して、制御装置11,8を介
し旋回モータ5の減速度を調整し得るよう構成してあ
る。
【0015】図中、14は開閉器であり、開閉器14は
旋回モータ5が駆動される際に、制御装置11からの指
令電圧Voにより閉じて旋回モータ用ブレーキ6に給電
を行い、旋回モータ用ブレーキ6を解放し得るようにな
っている。又開閉器14は旋回モータ5の回転速度が零
となった際に制御装置11からの指令電圧Voが与えら
れなくなることにより開いて給電を中止し、旋回モータ
用ブレーキ6を利かせ得るようになっている。なお、1
5は電源である。
【0016】次に、上記図示例の作動を説明する。今、
操作レバー10を操作して旋回部3が図2に示すよう
に、回転速度IIIで回転している際に、操作レバー1
0の傾きを零(中立位置)に戻すと、旋回モータ5はフ
リー状態になる。従って、斯かる状態で足踏みペダル1
2を踏むと、足踏みペダル12からは踏み量に比例して
アナログ信号Vが出力されて制御装置11に与えられ、
制御装置11からはアナログ信号Vに比例した電圧V1
が出力されて制御装置8に与えられる。
【0017】なお、旋回モータ5が回転している場合に
は、制御装置11からは指令電圧Voが開閉器14に与
えられて開閉器14は閉じており、旋回モータ用ブレー
キ6には通電されているため、旋回モータ用ブレーキ6
は解放状態にある。
【0018】又制御装置8からは電圧V1に比例した電
圧V2及び周波数fが出力されて旋回モータ5に与えら
れ、旋回モータ5は減速されて、例えば時間T5−1或
は時間T5−2で停止するため、旋回部3は制動されて
停止する。時間T5−1と時間T5−2の違いは足踏み
ペダル12の踏み量の違いにより生ずるが、図2の場合
は時間T5−1の方が踏み量が大きく、時間T5−2の
場合は踏み量が少なく、従って踏み量が大きいと制動力
が大きいことを示している。
【0019】旋回モータ5は減速させられる際には、旋
回モータ5を回転させる方向とは逆方向に回転力が働く
ため、発電機として作用する。
【0020】旋回モータ5の回転速度が零になると、制
御装置11からは指令電圧Voは出力されなくなるた
め、開閉器14は開いて旋回モータ用ブレーキ6への通
電は停止され、その結果、内臓するスプリングの弾撥力
により旋回モータ用ブレーキ6には定格の制動力が作用
する。
【0021】近年インバータ等の制御装置8が進歩した
ことにより、本図示例では、油圧ブレーキと同等の減速
を電気的に行うことができる。従って、油圧配管が不要
となってそのメンテナンスを行う必要がない。
【0022】なお、本発明の旋回部制動装置及び旋回部
制動方法は、上述の図示例にのみ限定されるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更
を加え得ることは勿論である。
【0023】
【発明の効果】以上、説明したように本発明の請求項
1、2記載の旋回部制動装置及び旋回部制動方法によれ
ば、油圧ブレーキと同等の減速を電気的に行うことがで
きるため、油圧配管が不要となってそのメンテナンスを
行う必要がない、という優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の旋回部制動方法を実施するための旋回
部制動装置を含む旋回部速度制御装置の一例のブロック
図である。
【図2】図1のブロック図に従い旋回モータを電気的に
減速し制動する場合の状態を示すグラフである。
【図3】水平引き込み式クレーンの一般的な例の正面図
である。
【図4】従来の旋回部制動装置を含む旋回部速度制御装
置のブロック図である。
【図5】図4のブロック図に従い旋回部を油圧力を利用
して減速する場合の状態を示すグラフである。
【符号の説明】
3 旋回フレーム(旋回部) 5 旋回モータ 8 制御装置(制御手段) 11 制御装置(制御手段) 12 足踏みペダル V アナログ信号 V2 電圧(減速指令) f 周波数(減速指令)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 旋回可能な旋回部と、該旋回部を旋回さ
    せる旋回モータとを備えたクレーンにおいて、電気式の
    足踏みペダルと、該足踏みペダルの踏み量によって決ま
    るアナログ信号により前記旋回モータを減速させ制動す
    る制御手段を設けたことを特徴とする旋回部制動装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の旋回部制動装置におい
    て、足踏みペダルを踏むことにより、その踏み量に比例
    して旋回モータに減速指令を与え、制動することを特徴
    とする旋回部制動方法。
JP2001056702A 2001-03-01 2001-03-01 旋回部制動装置及び旋回部制動方法 Pending JP2002255483A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09247993A (ja) * 1996-03-06 1997-09-19 Toshiba Corp クレーン制御装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09247993A (ja) * 1996-03-06 1997-09-19 Toshiba Corp クレーン制御装置

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