JP2002255326A - 冷菓搬送コンベア - Google Patents
冷菓搬送コンベアInfo
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Abstract
くく衛生的な運転を行うとともに、メンテナンス性を向
上させることができるようにした冷菓搬送コンベアを提
供すること。 【解決手段】 冷菓1を載置する多数のバケット2をル
ープ状の循環路21に配設して、冷菓1を冷菓製造装置
3と包装装置4との間で受渡を行うようにした冷菓搬送
コンベアにおいて、循環路21を略水平面内に形成する
ことにより、バケット2を略水平面内で循環駆動するよ
うにする。
Description
数のバケットをループ状の循環路に配設して、冷菓を冷
菓製造装置と包装装置との間で受渡を行うようにした冷
菓搬送コンベアに関し、特に、バケットの衛生管理を容
易にし、汚染されにくく衛生的な運転を行うとともに、
メンテナンス性を向上させることができる冷菓搬送コン
ベアに関するものである。
ャンデー等の冷菓を製造する場合、原液を充填したモー
ルドを多数コンベア上に並べ、このコンベアラインをブ
ライン槽中に通すことにより順次原液を凍結させ、凍結
が完了した段階でスティックを介して冷菓をモールドか
ら取り出すようにしている。そして、モールドから取り
出した冷菓を、冷菓を載置する多数のバケットをループ
状の循環路に配設して、冷菓を冷菓製造装置と包装装置
との間で受渡を行うようにした冷菓搬送コンベアのバケ
ットに個々に受け渡した後、適当な払出位置まで搬送
し、バケットから包装装置に受け渡すようにしている。
との間で受渡を行うようにした冷菓搬送コンベアとし
て、従来より、循環路を略鉛直面内に形成することによ
り、バケットを略鉛直面内で循環駆動するようにした冷
菓搬送コンベアが一般的に用いられていた。そして、こ
の冷菓搬送コンベアでは、略鉛直面内に形成した循環路
の上部側で冷菓の受入、搬送、払出を行うとともに、冷
菓の払出を行った後のバケットの洗浄を行い、循環路の
下部側で、洗浄後のバケットをリターンさせるようにし
ている。
来の冷菓搬送コンベアは、循環路の下部側で、洗浄後の
バケットをリターンさせるようにしていることから、循
環路の上部側のバケットを洗浄した洗浄水やミックス
(原料)等が洗浄後のバケットに落下、付着しやすく、
衛生管理が難しいという問題があった。また、この従来
の冷菓搬送コンベアは、循環路の下部側ではバケットが
上下逆になることから、バケットの交換等の際のメンテ
ナンス性が悪いという問題もあった。
有する問題点に鑑み、バケットの衛生管理を容易にし、
汚染されにくく衛生的な運転を行うとともに、メンテナ
ンス性を向上させることができるようにした冷菓搬送コ
ンベアを提供することを目的とする。
め、本発明の冷菓搬送コンベアは、冷菓を載置する多数
のバケットをループ状の循環路に配設して、冷菓を冷菓
製造装置と包装装置との間で受渡を行うようにした冷菓
搬送コンベアにおいて、前記循環路を略水平面内に形成
することにより、バケットを略水平面内で循環駆動する
ようにしたことを特徴とする。
アのバケットの循環路を略水平面内に形成することによ
り、バケットを略水平面内で循環駆動するようにしたこ
とから、従来の冷菓搬送コンベアように、洗浄後のバケ
ットに、循環路の上部側のバケットを洗浄した洗浄水や
ミックス(原料)等が落下、付着するようなことがな
く、バケットの衛生管理を容易にし、汚染されにくく衛
生的な運転を行うことができる。また、この冷菓搬送コ
ンベアは、バケットが上下逆になることがなく、略水平
面内で循環駆動することから、バケットの交換等の際の
メンテナンス性が良好で、さらに、このリターン時を利
用してバケットの洗浄や殺菌を行うことができるため、
バケットの循環路の設計の自由度を高めることができ
る。
可能に構成することができる。
払出が行えるとともに、洗浄時の排水性を高めて洗浄性
を向上させ、かつ乾燥も迅速に行うことができる。
するようにすることができる。
間での冷菓の受渡能力を向上することができるととも
に、駆動機構を簡素化することができる。
の実施の形態を図面に基づいて説明する。
の一実施例を示す。この冷菓搬送コンベアは、図1に示
すように、冷菓1を載置する断面コ字状の多数のバケッ
ト2をループ状の循環路21に配設して、冷菓製造装置
3と包装装置4との間で冷菓1の受渡を行うように設け
られている。そして、この冷菓搬送コンベアでは、バケ
ット2の循環路21が略水平面内で長円状に形成され、
バケット2が水平面内で循環駆動するように構成されて
いる。
れるとともに、払出位置や洗浄位置等の搬送位置以外の
位置では循環路21の外側に傾倒するように設けられて
いる。具体的には、図6に示すように、循環路21に設
置した駆動チェーン22に、アタッチメント23を介し
てバケット取付座24を固定し、このバケット取付座2
4にバケット2を循環路21の外側に重心がくる状態で
揺動可能に枢支する。そして、搬送位置では、図6
(a)に示すように、基台25側に設けた支持ガイド2
6等によってバケット2を水平に保持し、搬送位置以外
の位置では、図6(b)に示すように、バケット2を解
放することによって傾倒状態を維持するようにする。な
お、駆動チェーン22は、チェーンガイド27によって
支持張設されており、バケット取付座24は、このチェ
ーンガイド27から延設された摺動片28によって一部
が摺動するように支持されている。このように、バケッ
ト2を傾倒可能に構成することにより、図3に示すよう
に、バケット2の傾倒によって冷菓1の払出が行えると
ともに、図4〜図5に示すように、洗浄時の排水性を高
めて洗浄性を向上させ、かつ乾燥も迅速に行うことがで
きる。
を説明する。この冷菓搬送コンベアは、バケット2を水
平面内で等速度で連続駆動させながら、図1のA部で冷
菓製造装置3から冷菓1を受け取り、B部又はC部で包
装装置4に冷菓1を払い出すようにする。なお、補助的
に、D部やE部で容器5に冷菓1を払い出すようにする
こともできる。
とおりである。冷菓1は、冷菓製造装置3によって幅方
向に列をなして順次搬送され、冷菓搬送コンベアに近づ
いた時点で、トレイ付アーム31により冷菓搬送コンベ
アの各バケット2に個々に載置される。また、冷菓1の
払出は、図3に示すように、バケット2を所定のタイミ
ングで循環路21の外側に傾倒させることによって行
う。
のF1部〜F3部で、図4に示すように、ノズル6によ
って、温水洗浄、冷水洗浄、殺菌洗浄が順次施される。
そして、殺菌洗浄されたバケット2は、図1のG部で、
図5に示すように、エアブロー7によって乾燥させられ
た後、A部に循環駆動され、冷菓製造装置3のトレイ付
アーム31から冷菓1が再度受け渡される。なお、冷菓
搬送コンベアのバケット2は、これらすべての作業の
間、止まることなく一定の速度で循環している。
は、冷菓搬送コンベアのバケット2の循環路21を略水
平面内に形成することにより、バケット2を略水平面内
で循環駆動するようにしたことから、従来の冷菓搬送コ
ンベアように、洗浄後のバケットに、循環路の上部側の
バケットを洗浄した洗浄水やミックス(原料)等が落
下、付着するようなことがなく、バケット2の衛生管理
を容易にし、汚染されにくく衛生的な運転を行うことが
できる。また、この冷菓搬送コンベアは、バケット2が
上下逆になることがなく、略水平面内で循環駆動するこ
とから、バケット2の交換等の際のメンテナンス性が良
好で、さらに、このリターン時を利用してバケット2の
洗浄や殺菌を行うことができるため、バケット2の循環
路21の設計の自由度を高めることができる。
て、その実施例に基づいて説明したが、本発明は上記実
施例に記載した構成に限定されるものではなく、例え
ば、チョコレートコーティングを施した滑りの悪い冷菓
を搬送する場合や、バケットと包装装置との間で落差が
ある場合等には、冷菓を強制的に払い出す公知の蹴り込
み装置や、段差に応じた斜面を形成する公知のエスカレ
ーターコンベア等を適宜組合せて使用することができる
等、その趣旨を逸脱しない範囲において適宜その構成を
変更することができるものである。
菓搬送コンベアのバケットの循環路を略水平面内に形成
することにより、バケットを略水平面内で循環駆動する
ようにしたことから、従来の冷菓搬送コンベアように、
洗浄後のバケットに、循環路の上部側のバケットを洗浄
した洗浄水やミックス(原料)等が落下、付着するよう
なことがなく、バケットの衛生管理を容易にし、汚染さ
れにくく衛生的な運転を行うことができる。また、この
冷菓搬送コンベアは、バケットが上下逆になることがな
く、略水平面内で循環駆動することから、バケットの交
換等の際のメンテナンス性が良好で、さらに、このリタ
ーン時を利用してバケットの洗浄や殺菌を行うことがで
きるため、バケットの循環路の設計の自由度を高めるこ
とができる。これにより、従来の循環路を略鉛直面内に
形成することにより、バケットを略鉛直面内で循環駆動
するようにした冷菓搬送コンベアの問題点を一挙に解消
することができる。
とにより、バケットの傾倒により冷菓の払出が行えると
ともに、洗浄時の排水性を高めて洗浄性を向上させ、か
つ乾燥も迅速に行うことができる。
るようにすることにより、冷菓製造装置と包装装置との
間での冷菓の受渡能力を向上することができるととも
に、駆動機構を簡素化することができる。
視図である。
(b)はD部とE部を示す拡大斜視図である。
斜視図、(b)は内側から見た拡大斜視図である。
斜視図、(b)は内側から見た拡大斜視図である。
面図、(b)は傾倒した状態を示す背面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 冷菓を載置する多数のバケットをループ
状の循環路に配設して、冷菓を冷菓製造装置と包装装置
との間で受渡を行うようにした冷菓搬送コンベアにおい
て、前記循環路を略水平面内に形成することにより、バ
ケットを略水平面内で循環駆動するようにしたことを特
徴とする冷菓搬送コンベア。 - 【請求項2】 前記バケットを、傾倒可能に構成したこ
とを特徴とする請求項1記載の冷菓搬送コンベア。 - 【請求項3】 前記バケットを、等速度で連続駆動する
ようにしたことを特徴とする請求項1又は2記載の冷菓
搬送コンベア。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001056168A JP3577284B2 (ja) | 2001-03-01 | 2001-03-01 | 冷菓搬送コンベア |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001056168A JP3577284B2 (ja) | 2001-03-01 | 2001-03-01 | 冷菓搬送コンベア |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2002255326A true JP2002255326A (ja) | 2002-09-11 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5813838B1 (ja) * | 2014-09-03 | 2015-11-17 | エスピー工業株式会社 | 製品受け渡し装置 |
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KR101051928B1 (ko) * | 2009-07-01 | 2011-07-26 | 이익재 | 아이스크림 이송용 체인기구 |
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2001
- 2001-03-01 JP JP2001056168A patent/JP3577284B2/ja not_active Expired - Fee Related
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