JP2002255018A - ブレーキシステム - Google Patents

ブレーキシステム

Info

Publication number
JP2002255018A
JP2002255018A JP2001054530A JP2001054530A JP2002255018A JP 2002255018 A JP2002255018 A JP 2002255018A JP 2001054530 A JP2001054530 A JP 2001054530A JP 2001054530 A JP2001054530 A JP 2001054530A JP 2002255018 A JP2002255018 A JP 2002255018A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
brake
pressure
brake fluid
valve
force
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001054530A
Other languages
English (en)
Inventor
Masakazu Machida
町田正和
Yoshiyasu Takasaki
高崎良保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bosch Corp
Original Assignee
Bosch Braking Systems Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bosch Braking Systems Co Ltd filed Critical Bosch Braking Systems Co Ltd
Priority to JP2001054530A priority Critical patent/JP2002255018A/ja
Publication of JP2002255018A publication Critical patent/JP2002255018A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Regulating Braking Force (AREA)
  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】回生協調ブレーキを行うときは、運転者に板踏
み感を生じさせなく、操作ストロークが従来の単独摩擦
ブレーキシステムの場合の操作ストロークと同じになる
ようにして、良好な操作フィーリングを得る。 【解決手段】回生協調ブレーキ時にホイールシリンダ
7,8,9,10のホイールシリンダ圧が減圧されると
き、電磁開閉弁34,53が開き、マスタシリンダ4の
ブレーキ液が吸収手段32,51に導入される。これに
より、ペダルストロークが摩擦ブレーキシステムのみの
場合のペダルストロークに同じにすることが可能とな
り、回生協調ブレーキ時にペダルフィーリングが良好に
保持される。特に、ブレーキペダル2の踏み込み時(つ
まりペダル踏力増加時)に、回生協調ブレーキ作動にお
けるホイールシリンダ圧の減圧によりマスタシリンダ圧
が制限されてホイールシリンダに供給される場合に、従
来発生した板踏み感がなくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回生ブレーキ力と
摩擦ブレーキ力とを協調して通常ブレーキを作動するブ
レーキシステムの技術分野に属し、特に、回生ブレーキ
力に応じて摩擦ブレーキ力を制御するようになっている
ブレーキシステムの技術分野に属するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車のブレーキシステムにおい
ては、制動時に自動車の運動エネルギを電気エネルギに
変換して回収するときの回生ブレーキ力で制動を行う回
生ブレーキシステムと摩擦ブレーキ力で制動を行う摩擦
ブレーキシステムとを協調させた回生協調ブレーキシス
テムが提案されている。
【0003】この回生協調ブレーキシステムの従来の一
例として、例えば、特開平7−336805号公報に開
示されているブレーキシステムがある。この公開公報に
開示されているブレーキシステムは、アンチロックブレ
ーキ機構の増圧バルブと減圧バルブとによりホイールシ
リンダの油圧を制御して、摩擦制動トルクを、運転者が
要求する制動トルクと発生可能な回生制動トルクの最大
値の差となるように制御するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この公開公
報に開示されているブレーキシステムを始め、回生協調
ブレーキシステムでは、摩擦ブレーキ力は発生する回生
ブレーキ力の分だけ、運転者が自ら要求する要求ブレ−
キ力(ブレーキペダルを踏み込んだ際のペダル踏力によ
り決まる)より小さく制限される、つまり摩擦ブレーキ
のみによるブレーキシステム(以下、単独摩擦ブレーキ
システムという)における摩擦ブレーキ力より小さく制
限されるようになっている。
【0005】これをより具体的に説明すると、まず、従
来の単独摩擦ブレーキシステムの場合には、運転者が前
述の要求ブレーキ力で通常ブレーキを作動させるため
に、その要求ブレーキ力に対応したペダル踏力でブレー
キペダルを踏み込むと、図12に示すようにブレーキ力
がラインaに沿って上昇した後最終的に一定のラインb
に沿う要求ブレーキ力Ft0となって、この要求ブレー
キ力Ft0で摩擦ブレーキのみによる通常ブレーキが作
動するようになる。
【0006】このとき、この摩擦ブレーキのみによる通
常ブレーキ作動におけるペダルストロークLは、図12
に一点鎖線で示すラインαに沿って増加し、ブレーキ力
が要求ブレーキ力Ft0になったとき、この要求ブレー
キ力Ft0に対応して設定された一定のラインβに沿う
設定ペダルストロークL0になる。
【0007】これに対して、回生協調ブレーキシステム
の場合には、運転者が同様にブレーキペダルを踏み込む
と、図12に示すように回生ブレーキ力Frがラインc
に沿って上昇するので、摩擦ブレーキ力Ffは、この回
生ブレーキ力Frとの和であるトータルブレーキ力Ft
がラインaに沿うブレーキ力、つまり単独摩擦ブレーキ
システムにおける通常ブレーキの場合のブレーキ力と同
じになるようにラインd(ラインaより下、つまりブレ
ーキ力が小さいライン)に沿って上昇する。トータルブ
レーキ力Ftが要求ブレーキ力Ft0に達したとき(こ
のとき、摩擦ブレーキ力Ffが小さく制限されるので、
摩擦ブレーキ力Ff<要求ブレーキ力Ft0となってい
る)、回生ブレーキ力Frがまだラインcに沿って上昇
しているので、摩擦ブレーキ力Ffはトータルブレーキ
力Ftがラインaに沿うブレーキ力となるようにライン
eに沿って低減される。このときの摩擦ブレーキ力Ff
の低減は、ブレーキシリンダであるホイールシリンダ
(以下、W/Cとも表記する)からブレーキ液を排出し
てW/Cの液圧(以下、W/C圧とも表記する)を低減
することで行われるようになるが、排出されたブレーキ
液は、その後のW/C圧の増圧のためにポンプによって
マスタシリンダ(以下、M/Cとも表記する)側に環流
されるようになる。
【0008】更に、この回生協調の通常ブレーキ作動に
より車速が減速して、図12に示すように回生ブレーキ
力Frがラインfに沿って一定になると、摩擦ブレーキ
力Ffも、トータルブレーキ力Ftがラインbに沿う一
定の要求ブレーキ力Ft0となるようにラインgに沿っ
て一定になる。車速が更に減速して回生ブレーキ力Fr
がラインhに沿って減少すると、摩擦ブレーキ力Ffは
トータルブレーキ力Ftが要求ブレーキ力Ft0となる
ようにラインiに沿って上昇する。このとき、摩擦ブレ
ーキ力Ffの上昇は、W/Cから排出されたブレーキ液
がポンプによってM/C側に環流されるとともに、M/
Cからブレーキ液がW/Cに供給されることで行われ
る。回生ブレーキ力Frが消滅すると、摩擦ブレーキ力
Ffはラインbに沿う一定の要求ブレーキ力Ft0とな
る。こうして、ペダル踏力に対応した運転者の要求する
要求ブレーキ力Ft0で回生協調ブレーキによる通常ブ
レーキが作動するようになる。
【0009】このとき、この回生協調ブレーキによる通
常ブレーキ作動におけるペダルストロークLrは、図1
2に点線で示すラインγ(ラインαより下、つまりペダ
ルストロークが小さいライン)に沿って増加し、トータ
ルブレーキ力Ftが要求ブレーキ力Ft0になったと
き、このときの摩擦ブレーキ力Ffに対応したペダルス
トロークLr1(Lr1<Lr0)になる。更に、摩擦ブ
レーキ力Ffがラインeに沿って低減するとき、W/C
から排出されたブレーキ液がポンプによってM/C側に
環流されることからブレーキペダルが押し戻されるの
で、ペダルストロークもラインδに沿って低減する。そ
して、摩擦ブレーキ力Ffがラインgに沿って一定にな
ったとき、ペダルストロークはラインεに沿った一定の
Lr2(Lr2<Lr1)になる。更に、摩擦ブレーキ力
Ffがラインiに沿って上昇するとき、W/Cから排出
されたブレーキ液がポンプによってM/C側に環流され
るとともに、M/Cからブレーキ液がW/Cに供給され
ることから、ペダルストロークもラインζに沿って上昇
する。そして、回生ブレーキ力が消滅して、摩擦ブレー
キ力のみにより要求ブレーキ力Ft0になったとき、ペ
ダルストロークは設定ペダルストロークL0になる。
【0010】したがって、回生協調ブレーキシステムに
おいては、摩擦ブレーキ力Ffが小さく制限されること
からW/C圧が小さく制限されると、W/Cの消費液量
が単独摩擦ブレーキシステムの場合よりも減少するの
で、運転者のペダル踏力に対するペダルストロークが単
独摩擦ブレーキシステムの場合よりも短くなるばかりで
なく、ペダル踏込みによるブレーキ操作中に、W/C圧
の制限量が変化することでペダルストロークが変動して
しまう。
【0011】このように、回生協調ブレーキシステムで
は、1回の通常ブレーキ操作でペダルストロークが種々
変化してしまい、運転者に違和感が生じてペダルフィー
リングが悪いものとなる。特に、ペダル踏込み時(ペダ
ル踏力増加時)に、ペダルストロークが単独摩擦ブレー
キシステムにおけるペダルストロークより増加しない
(ブレーキペダルが単独摩擦ブレーキシステムの場合よ
り進まない)ので、運転者に板踏み感が生じてしまい、
更に一層ペダルフィーリングが悪くなるという問題があ
る。
【0012】また、車速が低下することにより回生ブレ
ーキ力が減少すると、摩擦ブレーキ力の要求が高まり、
W/C圧の制限がなくなっていくので、ペダルストロー
クが入り込んで運転者が違和感を感じる。あるいは、こ
のときに運転者がペダルストロークを一定に保とうとす
ると、W/C圧の回復が不十分となるので、車両の減速
度が小さくなって停止距離が長くなるおそれがある。
【0013】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであって、その目的は、回生協調ブレーキを行う
ときは、運転者に板踏み感を生じさせなく、操作ストロ
ークが従来の単独摩擦ブレーキシステムの場合の操作ス
トロークと同じになるようにして、良好な操作フィーリ
ングを得ることのできるブレーキシステムを提供するこ
とである。
【0014】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
めに、本発明のブレーキシステムは、回生ブレーキシス
テムと摩擦ブレーキシステムとからなり、前記摩擦ブレ
−キシステムは、ブレーキ操作を行うブレーキ操作部材
と、このブレーキ操作部材のブレーキ操作によってマス
タシリンダ圧を発生するマスタシリンダと、摩擦ブレー
キ力を発生するブレーキシリンダと、前記ブレーキシリ
ンダのブレーキ液圧を制御するブレーキ液圧制御装置と
を備え、前記ブレーキ液圧制御装置が、前記マスタシリ
ンダから前記ブレーキシリンダへの液の供給を制限し、
あるいは前記ブレーキシリンダの液を排出することによ
り、前記ブレーキシリンダのブレーキ液圧を制限するブ
レーキ液圧制限手段を備えており、前記ブレーキ液圧制
限手段によりブレーキ液圧が前記回生ブレーキシステム
の回生ブレーキ力に応じて回生ブレーキが作動していな
い時のブレーキ液圧より小さくなるように制御されるこ
とにより回生協調ブレーキ作動を行うブレーキシステム
において、前記マスタシリンダと前記ブレーキシリンダ
との間の液圧回路に、この液圧回路のブレーキ液が導入
されて貯溜される吸収手段が接続されているとともに、
この吸収手段に前記ブレーキ液の導入を制御する液導入
手段と、前記吸収手段のブレーキ液を前記液圧回路に戻
す液戻し手段とが前記ブレーキ液圧制限手段と独立に設
けられていることを特徴としている。
【0015】
【作用】このような構成をした本発明のブレーキシステ
ムにおいては、回生協調ブレーキ時にブレーキシリンダ
のブレーキ液圧が減圧されるとき、マスタシリンダのブ
レーキ液が液導入手段に導入されることにより、ブレー
キ操作部材の操作ストロークがこのブレーキ操作部材の
操作ストローク中に変動しなく、摩擦ブレーキシステム
のみの場合の操作ストロークに同じにすることが可能と
なる。これにより、回生協調ブレーキ時に操作部材の操
作フィーリングが良好に保持される。特に、操作部材の
操作時(つまり操作量増加時)に、回生協調ブレーキ作
動におけるブレーキシリンダのブレーキ液圧の減圧によ
りマスタシリンダ圧が制限されてブレーキシリンダに供
給される場合に、従来発生した板踏み感がなくなるの
で、操作フィーリングが更に一層良好になる。
【0016】また、吸収手段、液導入手段、および液戻
し手段をそれぞれブレーキ液圧制御装置と独立して設け
られるようになる。回生協調ブレーキ時のブレーキシリ
ンダのブレーキ液圧の制御に影響することなく、操作部
材の操作ストロークが制御可能となる。したがって、操
作ストロークが回生協調ブレーキ時の要求ブレーキ力に
対応してより正確にかつより簡単に制御されるようにな
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態について説明する。図1は本発明に係るブレーキ
システムの実施の形態の第1例を模式的に示す図であ
る。
【0018】この第1例のブレーキシステム1は、ブレ
ーキペダルの踏込みによる通常ブレーキ等のブレーキ作
動時に、必要に応じて回生ブレーキシステム(不図示)
が摩擦ブレーキシステムと協調して作動することによ
り、回生ブレーキ力と摩擦ブレーキ力とから必要なブレ
ーキ力を得る回生協調ブレーキシステムである。図1に
示すように第1例のブレーキシステム1における摩擦ブ
レーキシステムは、ブレーキペダル(本発明のブレーキ
操作部材に相当)2の踏力を負圧により倍力して出力す
る負圧倍力装置3と、この負圧倍力装置3の出力により
作動されてM/C圧を発生するタンデム型のM/C4
と、このM/C4の各液室のM/C圧がそれぞれ2系統
の通路5,6を介して供給されることによりブレーキ力
を発生するW/C7,8,9,10(なお、この例ではW
/C7,8が左右の前輪に対して設けられ、またW/C
9,10が左右の後輪に対して設けられているが、これ
に限定されるものではない)と、制動時車輪のロック傾
向時に、このロック傾向を解消するように少なくともロ
ック車輪に対応するW/C7,8,9,10のW/C圧を
調整するアンチロックブレーキ制御(以下、ABS制御
とも表記する)を行うとともに、駆動輪(例えば、左右
前輪;以下、左右前輪が駆動輪として説明するが、これ
に限定されるものではなく、左右後輪あるいは全輪等の
適宜の車輪を駆動輪にすることができることは言うまで
もない)のW/C7,8の空転傾向時にこの空転傾向を
解消するように少なくとも空転駆動輪のW/C7,8に
圧液を送って駆動輪にブレーキを自動的にかけるトラク
ションコントロール(以下、TRC制御とも表記す
る)、更には、車両の回頭角度が、運転者の操舵ハンド
ル操作量に応じた角度と一致しない場合に、前後左右の
車輪のW/C7,8,9,10のうち適切なW/Cへ圧液
を送ってブレーキを自動的にかけることにより、車両の
回頭角度を安定させる車両安定制御、更には、ブレーキ
ペダル2の踏込みによるブレーキ作動時に、ペダル踏み
込み不足のため要求されるブレーキ力が得られない等の
ブレーキ力不足時に各W/C7,8,9,10に圧液を送
ってブレーキ力を自動的に補助するブレーキアシスト制
御(以下、BA制御とも表記する)、更には、オートク
ルーズ等においてブレーキを自動的に作動する自動ブレ
ーキ制御を行う2系統のブレーキ液圧制御装置11と、
ブレーキ液を貯えるリザーバ12とから構成されてい
る。
【0019】その場合、ブレーキペダル2の踏込みで負
圧倍力装置3が出力して摩擦ブレーキが作動するととも
に、ブレーキペダル2の踏込みが図示しないペダル踏込
み検知センサで検知されて図示しないコントローラに入
力され、このペダル踏込み検知情報に基づいてコントロ
ーラにより回生ブレーキが作動するようになっている。
【0020】なお、ブレーキペダル2の踏込みにより、
M/C4が発生するM/C圧を後述する圧力センサ56
で検知して、そのM/C圧の情報をコントローラに入力
することで、M/C圧の情報に基づいてコントローラに
より回生ブレーキが作動するようにすることもできる。
【0021】また、コントローラは、摩擦ブレーキシス
テムのブレーキ液圧制御装置11のコントローラと回生
ブレーキシステムのコントローラとを1つに共通に設け
ることもできるし、摩擦ブレーキシステムおよび回生ブ
レーキシステムにそれぞれ個別にかつ互いに接続させて
設けることもできる。更に、このブレーキシステム1
は、回生ブレーキを作動させなく、従来の単独摩擦ブレ
ーキシステムの場合のように摩擦ブレーキ力のみでブレ
ーキを作動させることもできるようになっている。
【0022】負圧倍力装置3は従来周知の一般的なもの
であり、したがってその詳細な説明は省略するが、ブレ
ーキペダル2の踏込みにより入力軸13を前進させて、
図示しない制御弁を切り換え、ダイヤフラムピストン
(不図示)で区画された変圧室に大気を供給して、ダイ
ヤフラムピストンの反対側の負圧が供給されている定圧
室との間に発生する差圧によりパワーピストンを作動
し、このパワーピストンでペダル踏力(本発明のブレー
キ操作力に相当)を倍力して出力軸(不図示)から出力
し、この出力でM/C4のプライマリピストン(不図
示)を作動するようになっている。
【0023】M/C4は、プライマリピストンとセカン
ダリピストン(不図示)とを備えた従来周知の一般的な
タンデム型のM/Cであり、したがってその詳細な説明
は省略するが、負圧倍力装置3の出力でプライマリピス
トンが作動されて第1液圧室(不図示)にM/C圧を発
生するとともに、このM/C圧でセカンダリピストンが
作動されて第2液圧室(不図示)にM/C圧を発生し、
これらの第1および第2液圧室のM/C圧がそれぞれ通
路5,6を介して対応する各W/C7,8,9,10の方へ
送出するようになっている。
【0024】一系統の通路5は第1および第2分岐通路
5a,5bに分岐されており、第1分岐通路5aは一系
統の一方のW/C7に、また、第2分岐通路5bは一系
統の他方のW/C8にそれぞれ接続されている。また、
他系統の通路6も同様に第3および第4分岐通路6a,
6bに分岐されており、第3分岐通路6aは他系統の一
方のW/C9に、また、第4分岐通路6bは他系統の他
方のW/C10にそれぞれ接続されている。
【0025】M/C4と第1および第2分岐通路5a,
5bの分岐点Aとの間の通路5には、リリーフ弁付開閉
弁14が設けられているとともに、チェックバルブ15
がこのリリーフ弁付開閉弁14と並列に設けられてい
る。リリーフ弁付開閉弁14は電磁弁であり、非作動時
は左側の連通位置に設定され、作動時は右側のリリーフ
弁位置に設定されるようになっている。その場合、リリ
ーフ弁はこのリリーフ弁付開閉弁14のW/C7,8側
の液圧がM/C4側の液圧より所定圧以上に高くなった
ときに開いてリリーフ弁付開閉弁14のW/C7,8側
の液圧をM/C4側に逃すようになっている。なお、こ
のリリーフ弁のリリーフ圧は可変となっている。また、
チェックバルブ15はリリーフ弁付開閉弁14のM/C
4側からW/C7,8側へのブレーキ液の流れのみを許
容するようになっている。
【0026】同様にして、M/C4と第3および第4分
岐通路6a,6bの分岐点Bとの間の通路6にも、通路
5のリリーフ弁付開閉弁14およびチェックバルブ15
と同様の電磁弁からなるリリーフ弁付開閉弁16および
チェックバルブ17が設けられている。リリーフ弁付開
閉弁16は電磁弁であり、非作動時は左側の連通位置に
設定され、作動時は右側のリリーフ弁位置に設定される
ようになっている。その場合、リリーフ弁はこのリリー
フ弁付開閉弁16のW/C9,10側の液圧がM/C4
側の液圧より所定圧(リリーフ圧)以上に高くなったと
きに開いてリリーフ弁付開閉弁16のW/C9,10側
の液圧をM/C4側に逃すようになっている。なお、こ
のリリーフ弁のリリーフ圧は可変となっている。また、
チェックバルブ17はリリーフ弁付開閉弁16のM/C
4側からW/C9,10側へのブレーキ液の流れのみを
許容するようになっている。
【0027】第1および第2分岐通路5a,5bには、
それぞれ、常開の電磁開閉弁からなる増圧バルブ18,
19が設けられているとともに、これらの増圧バルブ1
8,19のW/C7,8側からM/C4側へのブレーキ液
の流れのみを許容するチェックバルブ20,21がそれ
ぞれ対応する増圧バルブ18,19と並列に設けられて
いる。また、増圧バルブ18よりW/C7側の第1分岐
通路5aから排出通路22が分岐されており、この排出
通路22はブレーキ液圧制御装置11の一系統側のAB
S制御のブレーキ圧減圧時にW/C7,8の少なくとも
1つからブレーキ圧が排出されるABSリザーバ(本発
明のブレーキ液圧制御用リザーバに相当)23に連通し
ている。排出通路22には、常閉の電磁開閉弁からなる
減圧バルブ24が設けられている。同様にして、増圧バ
ルブ19よりW/C8側の第1分岐通路5bから排出通
路25が分岐されており、この排出通路25はABSリ
ザーバ23に連通している。排出通路25にも、同様に
常閉の電磁開閉弁からなる減圧バルブ26が設けられて
いる。
【0028】これらの増圧バルブ18,19および減圧
バルブ24,26は、それぞれ、回生協調ブレーキ作動
時に回生ブレーキ力Frの分だけ、摩擦ブレーキ力Ff
を小さくするために、各W/C7,8の各W/C圧を小
さく制限するブレーキ液圧制限手段を構成している。
【0029】更に、ABSリザーバ23と第1および第
2分岐通路5a,5bの分岐点Aとを接続する環流通路
27には、ABSリザーバ23から分岐点Aへのブレー
キ液の流れのみを許容する3個のチェックバルブ28,
29,30がそれぞれ設けられているとともに、分岐点
A側の2つのチェックバルブ28,29の間にポンプ3
1が配設されている。
【0030】更に、M/C4の各ピストンのストローク
(以下M/Cピストンストロークという;ペダルストロ
ークに関係する)を調整するためにM/C4からのブレ
ーキ液が導入されるアキュムレータからなる吸収手段3
2が設けられている。この吸収手段32は、ブレーキ液
が導入される吸収室32aと、この吸収室32aを区画
する吸収ピストン32bと、この吸収ピストン32b
を、吸収室32aを狭くする方向に常時付勢するスプリ
ング32cとを備えている。
【0031】吸収室32aは通路33を介してリリーフ
弁付開閉弁14のM/C4側の通路5に接続されるよう
になっている。この通路33には、M/C4からのブレ
ーキ液を導入するための液導入手段が設けられており、
この液導入手段は常閉の電磁開閉弁34を備えている。
また、この電磁開閉弁34および吸収室32a間の通路
33と2つのチェックバルブ29,30間の環流通路2
7とを接続する通路35が設けられている。ポンプ31
は吸収室32aのブレーキ液を分岐点Aに戻すための液
戻し手段になっている。その場合、これらの液導入手段
および液戻し手段は、ともにこのブレーキ系統の前述の
ブレーキ液圧制限手段に独立して設けられている。
【0032】一方、他のブレーキ系統においても、第2
および第3分岐通路6a,6bには、それぞれ、常開の
電磁開閉弁からなる増圧バルブ37,38が設けられて
いるとともに、これらの増圧バルブ37,38のW/C
9,10側からM/C4側へのブレーキ液の流れのみを
許容するチェックバルブ39,40がそれぞれ対応する
増圧バルブ37,38と並列に設けられている。また、
増圧バルブ37よりW/C9側の第3分岐通路6aから
排出通路41が分岐されており、この排出通路41はブ
レーキ液圧制御装置11の他系統側のABS制御のブレ
ーキ圧減圧時にW/C9,10の少なくとも1つからブ
レーキ圧が排出されるABSリザーバ42に連通してい
る。排出通路41には、常閉の電磁開閉弁からなる減圧
バルブ43が設けられている。同様にして、増圧バルブ
38よりW/C10側の第4分岐通路6bから排出通路
44が分岐されており、この排出通路44はABSリザ
ーバ42に連通している。排出通路44にも、同様に常
閉の電磁開閉弁からなる減圧バルブ45が設けられてい
る。
【0033】これらの増圧バルブ37,38および減圧
バルブ43,45は、それぞれ、回生協調ブレーキ作動
時に回生ブレーキ力Frの分だけ、摩擦ブレーキ力Ff
を小さくするために、各W/C9,10の各W/C圧を
小さく制限するブレーキ液圧制限手段を構成している。
【0034】また、ABSリザーバ42と第3および第
4分岐通路6a,6bの分岐点Bとを接続する環流通路
46には、ABSリザーバ42から分岐点Bへのブレー
キ液の流れのみを許容する3個のチェックバルブ47,
48,49がそれぞれ設けられているとともに、分岐点
B側の2つのチェックバルブ47,48の間にポンプ5
0が配設されている。
【0035】更に、M/Cピストンストロークを調整す
るためにブレーキ液が導入されるアキュムレータからな
る吸収手段51が設けられている。この吸収手段51
は、ブレーキ液が導入される吸収室51aと、この吸収
室51aを区画する吸収ピストン51bと、この吸収ピ
ストン51bを、吸収室51aを狭くする方向に常時付
勢するスプリング51cとを備えている。
【0036】吸収室51aは通路52を介してリリーフ
弁付開閉弁16のM/C4側の通路6に接続されるよう
になっている。この通路52には、M/C4からのブレ
ーキ液を導入するための液導入手段が設けられており、
この液導入手段は常閉の電磁開閉弁53を備えている。
また、この電磁開閉弁53および吸収室51a間の通路
52と2つのチェックバルブ48,49間の環流通路4
6とを接続する通路54が設けられている。ポンプ50
は吸収室51aのブレーキ液を分岐点Bに戻すための液
戻し手段になっている。その場合、これらの液導入手段
および液戻し手段は、ともにこのブレーキ系統の前述の
ブレーキ液圧制限手段に独立して設けられている。
【0037】更に、M/C4とリリーフ弁付開閉弁14
との間の通路5には、M/C圧を検出する圧力センサ5
6が設けられている。この圧力センサ56によってM/
C圧を検出することで、そのときのブレーキ操作におけ
る運転者のペダル踏力を検出するようにされている。
【0038】各分岐通路5a,5b,6a,6bの各W/
C7,8,9,10と各増圧弁18,19,37,38との間
には、W/C圧センサ82,83,84,85の少なくと
も1つが設けられていて、W/C圧を検出するようにな
っている。そして、各電磁弁(14,16,18,19,2
4,26,34,37,38,43,45,53)、各ポンプ
31,50を駆動するモータ等のポンプ駆動手段(不図
示:共通に設けることもできるし、個別に設けることも
できる)、および圧力センサ56およびW/C圧センサ
82,83,84,85は、それぞれ、前述のコントロー
ラに接続されている。
【0039】ところで、この第1例のブレーキシステム
1では、各吸収室32a,51aの液量を制御するため
に、各電磁開閉弁34,53とポンプ31,50はM/C
圧と各W/C圧とに応じて制御されるようにされてい
る。
【0040】このように構成されたこの第1例のブレー
キシステム1においては、ブレーキペダル2が踏み込ま
れない通常ブレーキ非作動時は、すべての各構成要素は
図示の非作動位置にある。また、この通常ブレーキ非作
動状態では、負圧倍力装置3が作動しなく、M/C4は
M/C圧を発生しないとともに、各W/C7,8,9,1
0は、それぞれ、対応する各通路5,6、および各電磁
弁18,19,37,38,14,16およびM/C4の各
液圧室を介してリザーバ12に連通して大気圧となって
おり、各W/C7,8,9,10にはW/C圧(ブレーキ
圧)は発生していない。更に、各ポンプ31,50も作
動しない。更に、図示しない回生ブレーキも作動しな
い。
【0041】このブレーキ非作動状態から、運転者によ
りブレーキペダル2の通常の踏込みで通常ブレーキ操作
が行われると、回生ブレーキと摩擦ブレーキがともに作
動する。すなわち、前述のペダル踏込み検知情報に基づ
いてコントローラが回生ブレーキを作動する。一方、ブ
レーキペダル2の踏込みで負圧倍力装置3が作動してペ
ダル踏力を倍力して出力し、M/C4がペダル踏力に基
づいたM/C圧を発生する。これらの各M/C圧がそれ
ぞれ、対応する各通路5,6、および各電磁弁14,1
6,18,19,37,38を介して各W/C7,8,9,1
0に供給される。
【0042】このとき、回生ブレーキによる回生ブレー
キ力がコントローラに入力されるとともに、圧力センサ
56によって検出された、ペダル踏力に基づいたM/C
圧がコントローラに入力される。コントローラはこのM
/C圧に基づいてペダル踏力を算出し、算出したペダル
踏力によって運転者が自ら要求する要求ブレーキ力Ft
0を算出する。そして、図12に示すように通常ブレー
キにおけるトータルブレーキ力Ftがラインaに沿って
上昇することから、このトータルブレーキ力Ftとライ
ンcに沿って上昇する回生ブレーキ力Frとの差によ
り、ラインdに沿う必要摩擦ブレーキ力(つまり各W/
C7,8,9,10により発生する必要ブレーキ力;前述
の摩擦ブレーキ力Ffに相当するので、以後同じ符号F
fを付す)Ffおよびこの必要摩擦ブレーキ力Ffに対
応する必要W/C圧を算出する。
【0043】そして、コントローラは、各増圧バルブ1
8,19,37,38をそれぞれ例えばPMW制御(デュ
ーティ制御)等により開閉制御する。すると、M/C4
からのブレーキ液が流量制御されつつ各W/C7,8,
9,10に供給され、各W/C7,8,9,10が制限され
て前述の必要W/C圧となるように増圧制御される。こ
れにより、必要摩擦ブレーキ力Ffがラインdに沿って
上昇する。したがって、通常ブレーキ操作時に回生ブレ
ーキ力Frと必要摩擦ブレーキ力Ffとが協調されてラ
インaに沿ったトータルブレーキ力Ftが得られる。
【0044】このとき、この第1例のブレーキシステム
1では、前述の各増圧バルブ18,19,37,38の開
閉制御によるM/C4から各W/C7,8,9,10への
ブレーキ液供給とともに、コントローラは各電磁開閉弁
34,53をそれぞれ例えばPMW制御等により開閉制
御する。
【0045】その場合、コントローラは、圧力センサ5
6で検出されたM/C圧により、このM/C圧が発生す
るための、単独摩擦ブレーキシステムにおけるM/Cピ
ストンストロークを算出し、W/C圧およびM/C圧に
より各W/C7,8,9,10のブレーキ液消費量を推定
して、M/Cピストンストロークが単独摩擦ブレーキシ
ステムにおけるM/Cピストンストロークになるための
各吸収室32a,51aへのM/C4からのブレーキ液
の導入量を算出する。そして、コントローラは、各吸収
室32a,51aへ導入するブレーキ液が算出した導入
量となるように、各電磁開閉弁34,53を制御する。
このとき、各吸収室32a,51aへ導入したブレーキ
液の導入量は、各電磁開閉弁34,53の開制御時間に
基づいて推定される。
【0046】こうして、各電磁開閉弁34,53の開閉
制御により、M/C4からのブレ−キ液が算出した導入
量だけ各吸収室32a,51aに導入されるようにな
る。したがって、ペダルストロークがラインαに沿う必
要ペダルストローク(前述の単独摩擦ブレーキシステム
におけるブレーキ作動時のペダルストロークLに相当、
以後、同じ符号Lを付す)LとなるようにM/C4の各
ピストンのストロークが制御される。これにより、ペダ
ルストロークLの増加のしかたが、ラインγに沿った変
化のように短くならないので、ペダル踏込み時に運転者
に板踏み感が生じなく、ペダルフィーリングが良好にな
る。
【0047】トータルブレーキ力Ftが要求ブレーキ力
Ft0に達すると、ペダルストロークLrは単独摩擦ブ
レーキシステムにおける設定ペダルストロークL0と同
じ設定ペダルストロークL0となる。このときのM/C
圧が圧力センサ56で検出されてコントローラに入力さ
れるとともに、依然としてラインcに沿って上昇する回
生ブレーキ力Frがコントローラに入力されるので、コ
ントローラは、各増圧バルブ18,19,37,38を閉
じるとともに、各減圧バルブ24,26,43,45をそ
れぞれ例えばPMW制御等により開閉制御する。する
と、各W/C7,8,9,10のブレーキ液が各ABSリ
ザーバ23,42に排出され、各W/C7,8,9,10の
W/C圧が前述の必要W/C圧となるように減圧制御さ
れる。これにより、必要摩擦ブレーキ力Ffがラインe
に沿って減少する。
【0048】したがって、回生協調ブレーキ作動時に、
回生ブレーキ力Frがラインcに沿って上昇しても運転
者の要求する要求ブレーキ力Ft0が保持される。こう
して、この要求ブレーキ力Ft0で回生協調ブレーキに
よる通常ブレーキが作動する。
【0049】また同時に、コントローラは各電磁開閉弁
34,53をそれぞれ前述のPMW制御等の制御比(デ
ューティ比)を変更したPMW制御等により開閉制御す
る。これにより、M/C4からのブレ−キ液は各吸収室
32a,51aに導入される。このとき、前述と同様に
各吸収室32a,51aへ導入されたブレーキ液の導入
量は、各電磁開閉弁34,53の開制御時間に基づいて
推定される。
【0050】その場合、コントローラは、同様にM/C
圧により単独摩擦ブレーキシステムにおけるM/Cピス
トンストロークを算出し、W/C圧、M/C圧、および
各ポンプ31,50の駆動時間により、各W/C7,8,
9,10の消費液量、ABSリザーバ23,42への排出
液量を推定し、推定した各液量に基づいてM/Cピスト
ンストロークが単独摩擦ブレーキシステムにおけるM/
Cピストンストロークになるための、各吸収室32a,
51aへのM/C4からの各ブレーキ液の導入量を算出
する。そして、コントローラは、各吸収室32a,51
aへ導入するブレーキ液が算出した導入量となるよう
に、各電磁開閉弁34,53を前述と同様に開閉制御す
る。これにより、M/C4および各ポンプ31,50か
らの各ブレーキ液が各吸収室32a,51aへ導入され
る。このときにも、前述と同様に各吸収室32a,51
aへ導入されたブレーキ液の導入量は、各電磁開閉弁3
4,53の開制御時間に基づいて推定される。
【0051】各電磁開閉弁34,53の開閉制御によ
り、M/C4からのブレ−キ液が算出した導入量だけ各
吸収室32a,51aに導入されるので、ペダルストロ
ークLrは達成された設定ペダルストロークL0に保持
され、前述のラインδに沿って減少するようには変化し
ない。
【0052】図12に示すように回生ブレーキ力Frが
最大回生ブレーキ力に達してラインfに沿って一定にな
ると、この回生ブレーキ力Frの一定の情報がコントロ
ーラに入力されるので、コントローラは各増圧バルブ1
8,19,37,38の閉を保持するとともに、各減圧バ
ルブ24,26,43,45および各電磁開閉弁34,53
もそれぞれ閉じる。すると、各W/C7,8,9,10
は、M/C4、および各減圧バルブ24,26,43,4
5のいずれからも遮断されるので、各W/C圧が一定に
保持される。したがって、必要摩擦ブレーキ力Ffもラ
インgに沿って一定になり、要求ブレーキ力Ft0が保
持された状態で回生協調ブレーキによる通常ブレーキの
作動が継続する。
【0053】このとき、コントローラは各増圧バルブ1
8,19,37,38、各減圧バルブ24,26,43,4
5、および各電磁開閉弁34,53をいずれも閉じるの
で、各増圧バルブ18,19,37,38よりM/C4側
のブレーキ液消費量が変化しない。すなわち、ペダルス
トロークLrが設定ペダルストロークL0に保持され、
前述のラインεに沿った一定のストロークLr2になる
ことはない。
【0054】通常ブレーキ作動により車速が減速して、
図12に示すように回生ブレーキ力Frがラインhに沿
って減少すると、この回生ブレーキ力Frの減少の情報
がコントローラに入力されるので、コントローラは各ポ
ンプ31,50を例えばPWM制御等により駆動制御す
るとともに、再び各増圧バルブ18,19,37,38を
それぞれ例えばPMW制御等により開閉制御する。する
と、各ABSリザーバ23,42に排出されたブレーキ
液および各吸収室32a,51aに導入されたブレーキ
液が各ポンプ31,50によって各分岐点A,Bに吐出さ
れ、このポンプ吐出液および非作動の各リリーフ弁付開
閉弁14,16を通して供給されるM/C4からのブレ
ーキ液が各増圧バルブ18,19,37,38の開閉制御
によってその流量を制御されながら各W/C7,8,9,
10に供給される。各ポンプ31,50は本発明の戻し
用ポンプを構成している。
【0055】これにより、各W/C7,8,9,10のW
/C圧が必要W/C圧となるように再び増圧制御され、
必要摩擦ブレーキ力Ffがラインiに沿って上昇する。
こうして、ペダル踏力に対応した要求ブレーキ力Ft0
が保持されて、この要求ブレーキ力Ft0で回生協調ブ
レーキによる通常ブレーキの作動が継続する。
【0056】このとき、各ポンプ31,50の吐出流量
は例えばPWM制御によって各増圧バルブ18,19,3
7,38の通過流量と同等に制御されて各分岐点A,Bに
吐出される。これにより、増加しようとするM/Cピス
トンストロークつまりペダルストロークが抑制され、こ
のストローク制御によりペダルストロークは必要最大ペ
ダルストロークL0に保持され、前述のラインiに沿っ
て増加するようには変化しない。
【0057】回生ブレーキ力Frが消滅すると、この回
生ブレーキ力Frの消滅の情報がコントローラに入力さ
れるので、コントローラは回生ブレーキを解除し、また
各増圧バルブ18,19,37,38を開き、更に各ポン
プ31,50を停止する。すると、M/C4からのブレ
ーキ液のみがその流量を何ら制御されずに各W/C7,
8,9,10に供給される。これにより、ペダル踏力を倍
力した負圧倍力装置3の出力によって発生したM/C圧
が制限されることなく各W/C7,8,9,10に供給さ
れ、摩擦ブレーキ力のみにより要求ブレーキ力Ft0
保持されて通常ブレーキが作動する。このとき、M/C
圧のみにより要求ブレーキ力Ft0が発生させることか
ら、必要ペダルストロークLは摩擦ブレーキのみによる
場合の設定ペダルストロークL0に保持される。
【0058】このようにして、通常ブレーキ操作時に回
生協調ブレーキによりトータルブレーキ力Ftがライン
aに沿って上昇した後、要求ブレーキ力Ft0で通常ブ
レーキが作動するとともに、必要ペダルストロークLr
がラインαに沿って上昇し、そのときのペダル踏力に対
応した設定ペダルストロークL0となる。
【0059】ブレーキペダル2の解放により、通常ブレ
ーキ作動の解除操作が行われると、従来との負圧倍力装
置と同様に負圧倍力装置3が非作動となるとともに、M
/C4が非作動となり、M/C圧が消滅する。圧力セン
サ56からのM/C圧の消滅情報により、コントローラ
は各増圧バルブ18,19,37,38、各減圧バルブ2
4,26,43,45、および各電磁開閉弁34,53を図
1に示す非作動状態に設定するとともに、各ポンプ3
1,50を停止する。これにより、各W/C7,8,9,1
0のブレーキ液はM/C4のリザーバ12に排出され、
各W/C圧が消滅して摩擦ブレーキが解除するととも
に、回生ブレーキが解除しているので、通常ブレーキが
解除する。なお、回生ブレーキが発生している段階でブ
レーキペダル2が解放されたときは、コントローラは前
述のペダル踏込み検知センサからのペダル解放の情報に
基づいて、回生ブレーキ作動を解除するとともに、前述
のように摩擦ブレーキ作動が解除することにより、回生
協調による通常ブレーキが解除される。
【0060】この第1例のブレーキシステム1において
は、ABS制御、TRC制御、車両安定制御、BA制
御、および自動ブレーキ制御も行われる。これらの制御
は従来と同様に行われるので、それらの詳細な説明は省
略するが、本発明のブレーキシステムにおける回生協調
ブレーキはブレーキ液圧制御装置11を用いていること
にも特徴があるので、一応、簡単に説明する。
【0061】まず、ABS制御においては、各車輪速セ
ンサからの各車輪速情報に基づいて通常ブレーキ作動時
に車輪のロック傾向が検知されたとき、コントローラ
は、少なくともロック傾向にある車輪のW/Cに対応す
る各増圧バルブ18,19,37,38および各減圧バル
ブ24,26,43,45の開閉を制御するとともに各ポ
ンプ31,50を駆動制御してW/C圧をロック傾向に
応じて減圧制御、増圧制御、保持制御する(保持制御は
省略される場合もある)ことにより、ロック傾向が解消
するようにABS制御が行われる。
【0062】また、TRC制御においては、駆動輪の車
輪速センサからの車輪速情報に基づいて発進時や急加速
時に駆動輪の空転傾向が検知されたとき、コントローラ
は、少なくとも空転傾向にある駆動輪のW/C7,8,
9,10に対応するリリーフ弁付開閉弁14,16をリリ
ーフ弁位置に設定するとともに非駆動輪のW/C7,8,
9,10および空転傾向にない駆動輪のW/C7,8,9,
10にそれぞれ対応する増圧バルブ18,19,37,3
8を閉じ、更に空転傾向にある駆動輪に対応するブレー
キ系統の各電磁開閉弁34,36,53,55を開き、更
に空転傾向にある駆動輪に対応するブレーキ系統のポン
プ31,50を駆動して、リザーバ12のブレーキ液を
空転傾向にある駆動輪のW/C7,8,9,10に供給
し、空転傾向にある駆動輪にブレーキを空転傾向の大き
さに応じてかけることにより、空転傾向が解消するよう
にTRC制御が行われる。
【0063】また、車両安定制御においては、ハンドル
舵角センサからの運転者によるハンドル操舵量情報およ
びヨーレートセンサからの車両横回転角速度情報とに基
づいて、運転者の操舵要求に対して車両の回頭角度が不
足であることが検知されたときには、コントローラは少
なくとも後輪の各W/C9,10に対応するリリーフ弁
付開閉弁16をリリーフ弁位置に設定し、電磁開閉弁5
3を開き、前輪の各W/C7,8に対応する各増圧バル
ブ18,19を閉じるとともに、後輪の各W/C9,10
に対応する各増圧バルブ37,38をPWM制御などで
開閉制御し、更にポンプ31,50をPWM制御などで
駆動制御してリザーバ12のブレーキ液を後輪の各W/
C9,10に供給し、後輪に回頭角度の不足傾向の大き
さに応じたブレーキをかけることによって、後輪の横滑
り量を増して回頭角度の不足を解消するように車両安定
制御が行われる。他方、車両の回頭角度が過大でスピン
に陥るおそれがあることが検知されたときは、コントロ
ーラは少なくとも旋回外側前輪のW/C7,8に対応す
るリリーフ弁付開閉弁14をリリーフ弁位置に設定し、
電磁開閉弁34を開き、後輪と旋回内側前輪の各W/C
7,8,9,10に対応する各増圧バルブ18,19,37,
38を閉じるとともに、旋回外側前輪のW/C7,8に
対応する増圧バルブ18,19をPWM制御などで開閉
制御し、更にポンプ31,50をPWM制御などで駆動
制御してリザーバ12のブレーキ液を旋回外側前輪のW
/C7,8に供給し、旋回外側前輪に回頭角度の過大傾
向の大きさに応じたブレーキをかけることによって、回
頭角度の過大を解消するように車両安定制御が行われ
る。
【0064】更に、BA制御においては、運転者がブレ
ーキペダル2を踏み込んでブレーキ操作を行ったとき、
コントローラは前述のペダル踏込み検知センサからのペ
ダル踏込み検知情報に基づいてペダル踏込み速度を算出
するとともに、このペダル踏込み速度に基づいて運転者
が要求した要求ブレーキ力およびこの要求ブレーキ力に
対応する必要M/C圧(つまり、必要W/C圧)をそれ
ぞれ算出する。そして、圧力センサ56からM/C圧が
算出した必要M/C圧より小さく不足している場合に、
コントローラは、各リリーフ弁付開閉弁14,16をリ
リーフ弁位置に設定するとともに各電磁開閉弁34,5
3を開き、更にポンプ31,50を駆動して、M/C4
の各液圧室のブレーキ液を各W/C7,8,9,10に供
給して各W/C圧が必要W/C圧となるように制御する
ことにより、ブレーキ力をアシストするBA制御が行わ
れる。
【0065】更に、自動ブレーキ制御においては、コン
トローラは、例えば定速走行等において前車との車間距
離や車両速度等に基づいて自車にブレーキをかける必要
があると判断した場合に、そのときの必要ブレーキ力お
よび必要W/C圧をそれぞれ算出する。更に、コントロ
ーラは、各リリーフ弁付開閉弁14,16をリリーフ弁
位置に設定するとともに各電磁開閉弁34,53を開
き、更にポンプ31,50を駆動して、リザーバ12の
ブレーキ液を各W/C7,8,9,10に供給して各W/
C圧が必要W/C圧となるように制御することにより、
自動的にブレーキを作動する自動ブレーキ制御が行われ
る。
【0066】なお、これらのABS制御、TRC制御、
車両安定制御、BA制御、および自動ブレーキ制御にお
いては、各W/C圧を制御する際、回生協調ブレーキで
行う場合には、トータルブレーキ力が各制御時での所望
のブレーキ力となるように、前述の回生協調ブレーキと
同様に摩擦ブレーキ力が回生ブレーキ力の分だけ小さく
制御され、摩擦ブレーキのみで行う場合には、従来の単
独摩擦ブレーキシステムの場合と同様に摩擦ブレーキ力
が各制御時での所望のブレーキ力となるように制御され
る。
【0067】このように、この第1例のブレーキシステ
ム1によれば、回生協調ブレーキにより摩擦ブレーキ力
が回生ブレーキ力の分だけ低減されて通常ブレーキ作動
が行われても、ペダルストロークは変化しなく従来の単
独摩擦ブレーキシステムにおけるペダルストロークと同
じになり、ペダルフィーリングを良好に保持できる。特
に、ペダル踏込み時(つまりペダル踏力増加時)に回生
協調ブレーキによりM/C圧が制限されて各W/C7,
8,9,10に供給される場合に、従来発生した前述の板
踏み感がなくなるので、ペダルフィーリングを更に一層
良好にできる。
【0068】また、液導入手段、液戻し手段、および吸
収手段32,51をそれぞれブレーキ液圧制限手段と独
立して設けているので、回生協調時の各W/C圧の制御
に影響することなく、ペダルストロークを制御すること
ができる。したがって、ペダルストロークを回生協調時
のトータルブレーキ力Ftに対応してより正確にかつよ
り簡単に制御することが可能となる。
【0069】更に、ペダルストローク制御に、従来から
用いられているABS制御装置等のブレーキ液圧制御装
置11の各電磁開閉弁34,53やポンプ31,50を兼
用しているので、構成の簡素化が図れるとともに、安価
に構成できる。
【0070】図2は、本発明にかかるブレーキシステム
の実施の形態の第2例を示す図である。なお、以下の実
施の形態の各例の説明においては、その例よりも前に記
載された例の構成要素と同じものには同じ符号を付すこ
とにより、その詳細な説明は省略する。
【0071】前述の第1例では、回生協調ブレーキ作動
中に各減圧バルブ24,26,43,44の開制御によっ
て各ブレーキシリンダ7,8,9,10から排出された液
が各ABSリザーバ23,42に蓄えられた状態で各ポ
ンプを駆動した場合、相対的に高圧な各吸収室32a,
51aの液が環流された後に、相対的に低圧な各ABS
リザーバ23,42の液が環流されるので、ABSリザ
ーバ内に常態的に液が蓄えられた状態になる。したがっ
て、回生協調ブレーキ作動時に車輪がロック傾向になる
と、そのロック傾向車輪のブレーキシリンダから十分な
液量がABSリザーバに排出できず、ABS制御におけ
る減圧制御が阻害されてしまうおそれがある。
【0072】そこで、この第2例のブレーキシステム1
では、図2に示すように各吸収室32a,51aを液戻
し手段である各ポンプ31,50の吸込み側につなぐ各
通路35,54の接続・遮断を制御する各電磁開閉弁3
6,55が設けられている。また、前述の第1例では、
各W/C圧センサ82,83,84,85のうちの少なく
とも1つによってW/C圧を検出していたが、この第2
例のブレーキシステム1では、図2に示すように各W/
C圧センサは削除されている。この第2例のブレーキシ
ステム1の他の構成は第1例と同じである。
【0073】このように構成された第2例のブレーキシ
ステム1においては、コントローラは各増圧バルブ1
8,19,37,38のそれまでの閉制御状態および各減
圧バルブ24,26,43,44のそれまでの開制御状
態、圧力センサ56で検出したM/C圧によりW/C圧
を推定して、この推定したW/C圧を用いて前述のブレ
ーキ液圧制限手段の制御および液導入手段・液戻し手段
の制御を行う。更に、コントローラは、推定したW/C
圧、各減圧バルブ24,26,43,44のそれまでの開
制御状態、各ポンプ31,50のそれまでの駆動制御状
態からABSリザーバ23,42内の液量を推定する。
【0074】各減圧バルブ24,26,43,44の開制
御によって各ABSリザーバ23,42にブレーキ液が
排出されると各ポンプ31,50をPWM制御等により
開閉制御する。このとき、各電磁開閉弁36,55を閉
じておくことにより、各ポンプ31,50は各ABSリ
ザーバ23,42に排出されたブレーキ液をそれぞれ各
分岐点A,BつまりM/C4方向に吐出するとともに、
ポンプ吐出液は各吸収室32a,51aに導入される。
前述のような推定によりABSリザーバ23,42内の
ブレーキ液がほぼ環流したと判断すると、ポンプ31,
50の駆動を停止する。
【0075】また、回生ブレーキ力が減少して各吸収室
32a,51aに蓄えられたブレーキ液を環流する場合
には、各ポンプ31,50の駆動開始時には各電磁開閉
弁36,55をいずれも閉じておき、前述のような推定
によりABSリザーバ23,42内のブレーキ液がほぼ
環流したと判断すると、各電磁開閉弁36,55を開
き、各吸収室32a,51aに導入されたブレーキ液を
環流する。
【0076】このように、この第2例のブレーキシステ
ム1によれば、W/C圧を推定することにより、W/C
圧センサを省略できるので、省スペースを図ることがで
きるとともに、コストを安価にできる。
【0077】更に、各W/C7,8,9,10からABS
リザーバ23,42に排出されたブレーキ液は、それぞ
れ、すぐに各ポンプ31,50によって各分岐点A,Bの
方へ給送しているので、比較的小さい容量のABSリザ
ーバ23,42に回生協調によってブレーキ液が排出さ
れても、ABSリザーバ23,42内にブレーキ液が実
質的にほとんど蓄えられない状態に常時保持できる。し
たがって、回生協調ブレーキによるブレーキ作動時に車
輪がロック傾向になっても、そのロック傾向車輪に対し
てABS制御における減圧制御を確実に行うことができ
るようになる。
【0078】特に、各ABSリザーバ23,42および
各吸収室32a,51aのブレ−キ液を各ポンプ31,5
0で各分岐点A,Bの方へ環流する際、まず各ABSリ
ザーバ23,42のブレ−キ液を環流した後、各吸収室
32a,51aのブレ−キ液を環流するようにしている
ので、ABS制御における減圧制御により確実に対応す
ることができるようになる。
【0079】また、第2例の液戻し手段は前述のように
各ポンプ31,50をPWM制御等の駆動制御をする方
法の他に、前述の各ポンプ31,50を戻し用ポンプと
するとともに、各電磁開閉弁36,55をPMW制御等
により開閉制御することで液戻し手段とすることが可能
である。この場合は、液戻し手段に電磁開閉弁36,5
5を設けて、各吸収室32a,51aと各ポンプ31,5
0との連通を遮断可能にしているので、各ポンプ31,
50の回転数をペダルストローク制御に関係なく、従来
のABS等のブレーキ制御の回転数に設定できる。これ
により、ポンプを駆動するためのポンプ駆動装置を安価
にできる。
【0080】図3は、本発明にかかるブレーキシステム
の実施の形態の第3例を示す図である。前述の第1例お
よび第2例では、BA制御の際、各電磁開閉弁34,5
3(第2例では更に36,55)が開かれて、M/C4
のブレーキ液が各通路35,54を経由して各ポンプ3
1,50によって吸い込まれて各分岐点A,Bの方へ吐出
去れるが、このとき、各吸収室32a,51aが各通路
35,54に接続されているため、M/C4のブレーキ
液が各吸収室32a,51aに流れ込みペダルストロー
クが増加してしまう。
【0081】そこで、各通路35,54にそれぞれチェ
ックバルブ60,61が設けられている。これらのチェ
ックバルブ60,61は、それぞれ各通路33,52から
各通路27,46へ向かうブレーキ液の流れのみを許容
するようになっている。更に、各電磁開閉弁34,53
よりM/C4側の各通路33,52と、各チェックバル
ブ60,61より各通路27,46側の各通路35,54
とがそれぞれ各通路62,63によって接続されてい
る。そして、これらの各通路62,63に、それぞれ常
閉の電磁開閉弁64,65が設けられている。これらの
電磁開閉弁64,65は、ともに、TRC制御、車両安
定制御、BA制御、および自動ブレーキ制御時に作動し
て開くようになっている。
【0082】この第3例のブレーキシステム1において
は、M/Cピストンストロークの制御のために、各リリ
ーフ弁付開閉弁14,16よりM/C4側のブレーキ液
をそれぞれ各吸収室32a,51aに導入する場合、コ
ントローラが各液導入手段の各電磁開閉弁34,53を
前述と同様に開閉制御することで、M/C4側のブレー
キ液が各吸収室32a,51aに導入される。
【0083】また、各吸収室32a,51aに導入され
たブレーキ液が前述のように各分岐点A,Bに戻す場合
には、コントローラは各ポンプ31,50を駆動するだ
けで、各電磁開閉弁34,53,64,65を開閉制御し
ない。これらのポンプ31,50をPWM制御等で駆動
制御することにより、各吸収室32a,51aに導入さ
れたブレーキ液は、それぞれ、各チェックバルブ60,
61を通って各分岐点A,Bに戻されるようになる。こ
のように、各ポンプ31,50は本発明の戻し用ポンプ
を構成している。
【0084】更に、TRC制御、車両安定制御、BA制
御、および自動ブレーキ制御時には、前述の各例と同様
に、コントローラはリリーフ弁付開閉弁14,16をリ
リーフ弁位置に設定するとともに各電磁開閉弁64,6
5を開き、また、各ポンプ31,50を駆動する。これ
により、各ポンプ31,50によってM/C4のリザー
バ12からブレーキ液が吸い込まれて各W/C7,8,
9,10に給送され、ブレーキが作動する。
【0085】このとき、各電磁開閉弁34,53は開制
御されない。特に、BA制御時には各通路62,63か
ら各吸収室32a,51aへの流れは各チェックバルブ
60,61によって遮断されることから、BA制御にお
いてペダルストロークの増加を防止できる。このよう
に、各チェックバルブ60,61は本発明の吸収禁止手
段を構成している。この第3例のブレーキシステム1の
他の構成、他の作動、および他の作用効果は、第1例と
同じである。
【0086】図4は、本発明にかかるブレーキシステム
の実施の形態の第4例を示す図である。前述の第2例で
は、各ABSリザーバ23,42へ排出されたブレーキ
液が各ポンプ31,50により環流された後に各吸収室
32a,51aに蓄えられたブレーキ液を環流すること
によりABS制御における減圧制御を確実にするため
に、各通路35,54に各電磁開閉弁36,55を設けて
いる。また、前述の第3例では、BA制御時のペダルス
トローク増加を防止するために、各通路62,63と各
チェックバルブ60,61を設けて吸収禁止手段を構成
している。しかしながら、これらの第2例および第3例
では、ABSリザーバのブレーキ液を先に環流すること
と吸収禁止手段とのいずれか一方しか備えていない。こ
れに対して、この第4例のブレーキシステム1では、図
4に示すように各電磁開閉弁36,55が各通路33,5
2と各通路35,54との分岐点より各吸収室32a,5
1a側の各通路33,52に設けられている。
【0087】このように構成された第4例のブレーキシ
ステム1においては、回生協調ブレーキ作動時にM/C
4側のブレーキ液が各吸収室32a,51aに導入され
るときは、各電磁開閉弁36,55が開かれるととも
に、液導入手段である各電磁絵開閉弁34,53が例え
ばPWM制御等により開閉制御される。
【0088】また、各吸収室32a,51aに蓄えられ
たブレーキ液を環流する場合には、戻し用ポンプである
各ポンプ31,50のPWM制御等の駆動制御開始時に
は各電磁開閉弁36,55をいずれも閉じておき、前述
のような推定によりABSリザーバ23,42内のブレ
ーキ液がほぼ環流したと判断すると、各電磁開閉弁3
6,55を開き、各吸収室32a,51aに導入されたブ
レーキ液を環流する。
【0089】更に、BA制御時には、各電磁開閉弁3
4,53が開かれた、M/C4のブレーキ液が各通路3
5,54を経由して各ポンプ31,50によって吸い込ま
れて各分岐点A,Bの方へ吐出されるが、このとき、各
電磁開閉弁36,55は閉じたままでM/C4のブレー
キ液は各吸収室32a,51aに導入されない。
【0090】このように、各電磁開閉弁36,55によ
り、ABS制御における減圧制御を確実に行えるように
できるとともに、BA制御時のペダルストローク増加の
防止もできるようになるので、構成の簡素化が図れると
ともに、安価に構成できる。
【0091】また、第4例の液戻し手段は前述のように
各ポンプ31,50をPWM制御等の駆動制御をする方
法の他に、前述の各ポンプ31,50を戻し用ポンプと
するとともに各電磁開閉弁36,55をPWM制御等で
開閉制御することにより液戻し手段とすることが可能で
ある。この第3例のブレーキシステム1の他の構成、他
の作動、および他の作用効果は、第1例と同じである。
【0092】図5は、本発明にかかるブレーキシステム
の実施の形態の第5例を示す図である。前述の第1およ
び第4例では、いずれも、各吸収室32a,51aに導
入されたブレーキ液の導入量を電磁開閉弁34,53の
開制御時間によって推定しているが、この第5例のブレ
ーキシステム1では、図5に示すように、図4に示すブ
レーキシステム1において、各吸収室32a,51aの
各吸収ピストン32b,51bの各ピストンストローク
をそれぞれ検出するストロークセンサ57,58が設け
られている。これらのストロークセンサ57,58はと
もに前述のコントローラに接続されている。
【0093】そして、各ストロークセンサ57,58に
よって検出された各吸収室32a,51aの各吸収ピス
トン32b,51bのピストンストロークの情報に基づ
いて、コントローラは各吸収室32a,51aに導入さ
れたブレーキ液の導入量を検出するようにしている。更
に、コントローラは検出したブレーキ液導入量に基づい
て各電磁開閉弁34,53をPMW制御等により制御す
るようになっている。各ストロークセンサ57,58は
本発明のブレーキ液導入量検出手段を構成している。
【0094】この第5例のブレーキシステム1によれ
ば、各吸収室32a,51aに導入されたブレーキ液の
導入量を第1および第4例に比べてより正確に検出する
ことができ、検出したブレーキ液導入量に基づいて各電
磁開閉弁34,53のPMW制御等による制御を行うこ
とにより、M/Cピストンストロークおよびペダルスト
ロークを前述の第1および第4例のように各電磁開閉弁
34,53のPMW制御等による制御を算出した開制御
時間に基づいて行うものに比べて、より正確に制御でき
るようになる。。この第5例のブレーキシステム1の他
の構成、他の作動、および他の作用効果は、第4例と同
じである。なお、各ストロークセンサ57,58は第1
例、第2例および第3例にも設けることができる。
【0095】図6は、本発明にかかるブレーキシステム
の実施の形態の第6例を示す図である。前述の第1ない
し第5例では、いずれも、コントローラが圧力センサ5
6で検出されたM/C圧により単独摩擦ブレーキシステ
ムにおけるM/Cピストンストロークつまりペダルスト
ロークを算出しているが、この第6例のブレーキシステ
ム1では、図6に示すように、図4に示すブレーキシス
テム1において、負圧倍力装置3の入力軸13のストロ
ークを検出するストロークセンサ(本発明のストローク
検出手段に相当)59が設けられている。このストロー
クセンサ59は前述のコントローラに接続されている。
【0096】そして、ストロークセンサ59によって検
出された入力軸13のストロークの情報に基づいて、コ
ントローラはペダルストローク(本発明の操作ストロー
クに相当)を検出し、検出されたペダルストロークによ
り各電磁開閉弁34,36,53,55を制御するように
している。
【0097】この第6例のブレーキシステム1によれ
ば、ペダルストロークを第1ないし第5例に比べてより
正確に検出することができるので、M/Cピストンスト
ロークおよびペダルストロークをより正確に制御できる
ようになる。また、M/C圧とストロークセンサ59に
よって検出されたペダルストロークとにより各電磁開閉
弁34,36,53,55を制御することにより、M/C
圧とペダルストロークとの関係を最適となるように調整
できるようになる。
【0098】この第6例のブレーキシステム1の他の構
成、他の作動、および他の作用効果は、第4例と同じで
ある。なお、ストロークセンサ59は第1例、第2例、
第3例および第5例にもそれぞれ設けることができ、ま
た、第5例の各ストロークセンサ57,58はこの第6
例にもそれぞれ設けることができる。
【0099】図7は、本発明にかかるブレーキシステム
の実施の形態の第7例を示す図である。前述の第1例な
いし第6例では、いずれも、各液導入手段および各液戻
し手段はM/C4と各吸収室32a,51aとの間に位
置してブレーキ液の移動を制御しているが、この第7例
のブレーキシステム1では、図4に示す第4例のブレー
キシステム1における各電磁開閉弁34,36,53,5
5が設けられていない。
【0100】また、各吸収室32a,51aの各吸収ピ
ストン32b,51bの背圧側には、背圧室32d,51
dが設けられている。これらの背圧室32d,51dに
は、それぞれポンプ(本発明の戻し用ポンプに相当)7
4によってリザーバ(本発明の低圧室に相当)12から
吸い込まれて吐出されるブレーキ液が供給されるように
なっている。すなわち、各吸収ピストン32b,51b
の背圧側にはポンプ74によるポンプ吐出圧が作用する
ようになっている。更に、各吸収室32a,51aの各
吸収ピストン32b,51bの背圧側は、常閉の電磁開
閉弁75によってリザーバ12に接続可能となってい
る。この第3例のブレーキシステム1の他の構成は、第
1例と同じである。
【0101】このように構成された第7例のブレーキシ
ステム1においては、ペダルストロークを制御するため
にM/C4からのブレーキ液を各吸収室32a,51a
に導入する場合、コントローラは電磁開閉弁75をPW
M制御等により開閉制御する。すると、M/C4からの
ブレーキ液がそれぞれ各吸収室32a,51aに導入さ
れて前述の各例と同様にペダルストロークが制御され
る。
【0102】また、各吸収室32a,51aに導入され
たブレーキ液をM/C4の方へ戻す場合、コントローラ
は電磁開閉弁75を閉じるとともに、ポンプ74を駆動
する。すると、各吸収室32a,51aの各背圧室32
d,51dに、それぞれポンプ74によって吸い込まれ
たリザーバ12からのブレーキ液が吐出され、各吸収ピ
ストン32b,51bの背圧側にポンプ74の吐出圧が
作用する。
【0103】これにより、各吸収室32a,51aに導
入されたブレーキ液が、それぞれ、背圧側にポンプ74
の吐出圧が作用されて付勢された各吸収ピストン32
b,51bによってM/C4の方へ戻される。このよう
に、この第7例のブレーキシステム1では、電磁開閉弁
75によって液導入手段が構成されているとともに、ポ
ンプ74によって液戻し手段が構成されている。
【0104】この第7例のブレーキシステム1によれ
ば、ポンプ74の回転数を制御することにより、所望の
ブレーキ液量を各分岐点A,B側に環流することができ
る。また、液導入手段および液戻し手段がABS等のブ
レーキ液圧制御装置11と独立して設けられるので、液
導入手段および液戻し手段によるペダルストローク制御
時にブレーキ液圧制御装置11によるブレーキ制御に影
響を与えることはない。第7例のブレーキシステム1の
他の作動、および他の作用効果は、第1例と同じであ
る。なお、第5例の各ストロークセンサ57,58およ
び第6例のストロークセンサ59は、いずれもこの第7
例にもそれぞれ設けることができる。
【0105】図8は、本発明にかかるブレーキシステム
の実施の形態の第8例を示す図である。前述の第1′な
いし第7例では、いずれも、各リリーフ弁付開閉弁1
4,16のM/C4側のブレーキ液を各吸収室32a,5
1aに導入することで、ペダルストロークを制御してい
るが、この第9例のブレーキシステム1では、各リリー
フ弁付開閉弁14,16のW/C側の各分岐点A,Bのブ
レーキ液を各吸収室32a,51aに導入することで、
ペダルストロークを制御している。この第8例のブレー
キシステム1の他の構成は、第7例と同じである。
【0106】このように構成された第8例のブレーキシ
ステム1においては、ペダルストロークを制御するため
にM/C4からのブレーキ液を各吸収室32a,51a
に導入する場合、第7例と同様に、コントローラは電磁
開閉弁75をPWM等により開閉制御する。すると、M
/C4からのブレーキ液がそれぞれ各吸収室32a,5
1aに導入されて前述の各例と同様にペダルストローク
が制御される。
【0107】また、各減圧バルブ24,26,43,45
から各ABSリザーバ23,42にブレーキ液が排出さ
れた場合、コントローラは各リリーフ弁付開閉弁14,
16をリリーフ弁位置に設定し、ブレーキ液圧制御装置
の各ポンプ31,50をPWM制御等で駆動制御して各
分岐点A,B側へ環流するとともに、電磁開閉弁75を
PWM制御等で開閉制御して各分岐点A,B側へ環流さ
れたブレーキ液をそれぞれ各吸収室32a,51aに導
入する。このとき、電磁開閉弁75は各分岐点A,Bの
液圧M/C圧以上で各リリーフ弁付開閉弁のリリーフ液
圧未満となる通路抵抗となるように制御され、かつ各A
BSリザーバのブレーキ液がすべて環流されて各ポンプ
31,50の吐出流量がなくなると、電磁開閉弁75を
速やかに閉じるので、ペダルストロークが変動せず、ポ
ンプ吐出脈動などの不快な振動がペダルに伝わることも
防止される。
【0108】更に、各吸収室32a,51aに導入され
たブレーキ液を各分岐点A,Bの方へ戻す場合、コント
ローラは電磁開閉弁75を閉じ、戻し用ポンプ74をP
WM制御等で駆動制御すると、第7例と同様に各吸収ピ
ストン32b,51bの背圧側にポンプ74の吐出圧が
作用してブレーキ液が各分岐点A,Bの方へ戻される。
【0109】このとき、コントローラは各リリーフ弁付
開閉弁14,16をリリーフ弁位置に設定するととも
に、各増圧バルブ18,19,37,38を各分岐点A,B
の液圧がM/C圧以上で各リリーフ弁付開閉弁のリリー
フ液圧未満となる通路抵抗となるように制御する。よっ
て、ペダルストロークが変動せず、ポンプ吐出脈動など
の不快な振動がペダルに伝わることも防止される。第8
例のブレーキシステム1の他の作動、および他の作用効
果は、第7例と同じである。なお、第5例の各ストロー
クセンサ57,58および第6例のストロークセンサ5
9は、いずれもこの第8例にもそれぞれ設けることがで
きる。
【0110】図9は、本発明にかかるブレーキシステム
の実施の形態の第9例を示す図である。前述の第1ない
し第8例では、各吸収室32a,51aに蓄えられたブ
レーキ液を各戻し用ポンプ31,50,74により環流し
ているが、この第9例のブレーキシステム1では、各吸
収室32a,51aの各ピストン32b,51bを付勢す
る各スプリング32c,51cの付勢力によってブレー
キ液を戻すようになっている。
【0111】この第9例のブレーキシステム1では、各
分岐点A,Bに常時連通する各通路5a,6bからそれぞ
れ分岐した各通路66,67が設けられているととも
に、これらの通路66,67はそれぞれ各吸収室32a,
51aに接続されている。また、これらの通路66,6
7には、それぞれ常閉の電磁開閉弁68,69が設けら
れている。
【0112】更に、第9例のブレーキシステム1では、
各リリーフ弁付開閉弁14,16のM/C4側の各通路
5,6と、各チェックバルブ29,30間の通路27およ
び各チェックバルブ48,49間の通路46とがそれぞ
れ各通路70,71によって接続されており、これらの
通路70,71には、それぞれ常閉の電磁開閉弁72,7
3が設けられている。この第9例のブレーキシステム1
の他の構成は、第4例と同じである。
【0113】このように構成された第9例のブレーキシ
ステム1においては、ペダルストロークを制御するため
にM/C4からのブレーキ液を各吸収室32a,51a
に導入する場合、コントローラは各リリーフ弁付開閉弁
14,16のリリーフ弁位置に設定するとともに、各増
圧バルブ18,19,37,38を閉じ、また、各電磁開
閉弁68,69,72,73を開き、更に、各ポンプ31,
50をPWM制御等で駆動制御する。すると、前述の各
例と同様にM/C4からのブレーキ液がそれぞれ各吸収
室32a,51aに導入されて前述の各例と同様にペダ
ルストロークが制御される。その場合、各吸収室32
a,51aには、ブレーキ液が各ポンプ31,50によっ
て導入されることから、M/C圧より高圧のブレーキ液
が貯溜されるようになる。この第9例の各ポンプ31,
50は本発明の液導入用ポンプも構成している。
【0114】また、各吸収室32a,51aに導入され
たブレーキ液を各分岐通路5a,5b,6a,6bの方へ
戻す場合、コントローラは各リリーフ弁付開閉弁14,
16をリリーフ弁位置に設定し、各電磁開閉弁68,6
9を開き、また、各電磁開閉弁72,73を閉じ、各ポ
ンプ31,50を停止する。更に、増圧バルブ18,1
9,37,38を目標のW/C圧となるようにPWM制御
等により開閉制御すると、各吸収室32a,51aに導
入されたブレーキ液が、各スプリング32c,51cに
付勢された各吸収ピストン32b,51bによって各分
岐通路5a,5b,6a,6bの方へ戻される。このと
き、各吸収室32a,51aにはM/C圧より高圧のブ
レーキ液が貯溜されることから、M/C4のブレーキ液
が各分岐通路5a,5b,6a,6bの方へ流入すること
がないので、ペダルストロークが変動しない。また、液
戻し手段にポンプを使用しないので、ポンプ吐出脈動な
どの不快な振動はペダルに伝わることがない。
【0115】更に、TRC制御、車両安定制御、BA制
御、および自動ブレーキ制御時には、前述の各例と同様
に、コントローラはリリーフ弁付開閉弁14,16をリ
リーフ弁位置に設定するとともに各電磁開閉弁72,7
3を開き、また、各ポンプ31,50を駆動する。これ
により、各ポンプ31,50によってM/C4のリザー
バ12からブレーキ液が吸い込まれて各W/C7,8,
9,10に給送され、ブレーキが作動する。
【0116】このとき、コントローラが各電磁開閉弁6
8,69を閉じることにより、ブレーキ液の各吸収室3
2a,51aへの流入が防止されるので、TRC制御、
車両安定制御、BA制御あるいは自動ブレーキ制御が各
吸収室32a,51aに影響されない。特に、BA制御
においては、ペダルストロークの増加を防止できる。こ
の第9例のブレーキシステム1の他の作動、および他の
作用効果は、第4例と同じである。なお、第5例の各ス
トロークセンサ57,58および第6例のストロークセ
ンサ59は、いずれもこの第9例にもそれぞれ設けるこ
とができる。
【0117】図10は、本発明にかかるブレーキシステ
ムの実施の形態の第10例を示す図である。前述の第1
ないし第8例では、いずれも、回生協調ブレーキ時にお
けるM/Cピストンストローク(つまり、ペダルストロ
ーク)制御が電磁開閉弁により行われる電気制御方式で
あるが、この第10例のブレーキシステム1では、回生
協調ブレーキ時におけるM/Cピストンストローク制御
が、M/C圧、W/C圧、およびスプリングにより行わ
れる機械制御方式である。また、前述の第8例では、各
吸収室32a,51aにはそれぞれ各分岐点A,Bのブレ
ーキ液が導入されるようになっているが、この第10例
のブレーキシステム1では、前述の第1ないし第3例と
同様に各リリーフ弁付開閉弁14,16のM/C4側の
ブレーキ液が導入されるようになっている。
【0118】すなわち、図10に示すように第10例の
ブレーキシステム1では、液圧制御切換弁76が通路5
2に設けられている。この液圧制御切換弁76により、
吸収室51aがリリーフ弁付開閉弁14,16とM/C
4との間の通路6に接続可能となっている。
【0119】液圧制御切換弁76は3位置3方弁からな
り、吸収室51aを通路6つまりM/C4に接続しかつ
ABSリザーバ42から遮断する第1位置Iと、この第
1位置Iに隣接し、吸収室51aをM/C4およびAB
Sリザーバ42のいずれからも遮断する第2位置IIと、
この第2位置IIに隣接し、吸収室51aをABSリザー
バ42にチェックバルブ77を介して接続しかつM/C
4から遮断する第3位置IIIとが設定されている。そし
て、液圧制御切換弁76は、M/C圧Pmによって第1
位置Iが設定される方向に付勢されるようになっている
とともに、W/C圧Pwおよびスプリング51cによっ
て第3位置IIIが設定される方向に付勢されるようにな
っている(なお、スプリング51cは液圧制御切換弁7
6を常時付勢している)。
【0120】その場合、液圧制御切換弁76は、M/C
圧Pmによる作用力(Pm・A1;A1は液圧制御切換
弁76のM/C圧Pmの受圧面積)がW/C圧Pwによ
る作用力(Pw・A2;A2は液圧制御切換弁76のW
/C圧Pwの受圧面積)とスプリング51cの付勢力
(Fs)との合力(Pw・A2+Fs)より大きい(P
m・A1>Pw・A2+Fs)場合は第1位置に設定さ
れ、またM/C圧Pmによる作用力がW/C圧Pwによ
る作用力とスプリング51cの付勢力との合力に等しい
(Pm・A1=Pw・A2+Fs)場合は第2位置に設
定され、更にM/C圧Pmによる作用力がW/C圧Pw
による作用力とスプリング51cの付勢力との合力より
小さい(Pm・A1<Pw・A2+Fs)場合は第3位
置に設定されるようになっている。したがって、液圧制
御切換弁76は、作動していない通常時にはスプリング
51cの付勢力(Fs)により図示のように第3位置に
設定されていて、吸収室51aをM/C4から遮断しか
つABSリザーバ42に接続している。この第10例の
ブレーキシステム1の他の構成は、第8例と同じであ
る。
【0121】このように構成された第10例のブレーキ
システム1においては、前述の各例と同様に、ブレーキ
ペダル2の踏み込みでM/C4がM/C圧を発生する
と、回生協調ブレーキ作動時にはこれらのM/C圧はそ
れぞれ減圧されて各W/C7,8,9,10に供給され
る。このとき、M/C圧Pm、および回生協調により減
圧されたW/C圧Pwがそれぞれ液圧制御切換弁76に
作用する。Pm・A1<Pw・A2+Fsの間は、液圧
制御切換弁76は図示の第3位置IIIに設定されて、吸
収室51aにはブレーキ液は導入されない。
【0122】M/C圧が上昇してPm・A1>Pw・A
2+Fsになると、液圧制御切換弁76は第1位置Iに
設定されて吸収室51aがM/C4に接続される。する
と、M/C4からのブレーキ液が吸収室51aに導入さ
れて、前述の各例と同様に回生協調ブレーキ時における
M/Cピストンストローク(つまり、ペダルストロー
ク)制御が行われる。吸収室51aにM/C4からのブ
レーキ液が導入されてくると、吸収ピストン51bが図
において上昇するのでスプリング51cの付勢力Fsが
次第に大きくなる。
【0123】Pm・A1=Pw・A2+Fsになって液
圧制御切換弁76に作用する力がバランスすると、液圧
制御切換弁76は第2位置IIに設定されて吸収室51a
がM/C4およびABSリザーバ42のいずれからも遮
断される。これにより、吸収室51aへのブレーキ液の
導入が停止するとともに、導入されたブレーキ液が吸収
室51a内に貯溜される。このように回生協調ブレーキ
作動時に、吸収室51aに導入されるM/C4のブレー
キ液の導入量がM/C圧およびW/C圧によって制御さ
れるので、M/Cピストンストローク(ペダルストロー
ク)を単独摩擦ブレーキシステムの場合と同じにするこ
とができるようになる。
【0124】その場合、トータルブレーキ力Ftが要求
ブレーキ力Ft0になると、前述のように必要W/C圧
が減圧されるので、液圧制御切換弁76は再び第1位置
Iに設定されて吸収室51aがM/C4に接続されて、
M/C4からのブレーキ液が吸収室51aに更に導入さ
れる。これにより、前述のようにブレーキペダル2が押
し戻されるのを防止され、ペダルストロークを単独摩擦
ブレーキシステムの場合と同じにできる。M/C4のブ
レーキ液の吸収室51aへの導入により、M/C圧が低
下して液圧制御切換弁76に作用する力がバランスする
と、液圧制御切換弁76は再び第2位置IIに設定され
る。
【0125】また、回生ブレーキ力が低下し始めると、
前述のように必要W/C圧が上昇し、Pm・A1<Pw
・A2+Fsになると、液圧制御切換弁76は図示の第
3位置IIIに設定されて吸収室51aがABSリザーバ
42に接続される。すると、吸収室51aのブレーキ液
はチェックバルブ77を介してABSリザーバ42の方
へ排出され、更にコントローラによって駆動されたポン
プ50によってM/C4側の分岐点Bの方へ環流され
る。これにより、前述のようにペダルストロークが延び
るのが防止される。
【0126】更に、液圧制御切換弁76が第2位置IIに
設定されている状態で、M/C圧が低下してPm・A1
<Pw・A2+Fsになることによっても、液圧制御切
換弁76は図示の第3位置IIIに設定されて吸収室51
aがABSリザーバ42に接続され、同様にして吸収室
51aのブレーキ液はポンプ50によってM/C4側の
分岐点Bの方へ環流される。このポンプ50は本発明の
戻し用ポンプを構成している。なお、通路5側のブレー
キ系統においても、前述と同様のM/Cピストンストロ
ーク(ペダルストローク)制御が行われる。
【0127】このように、第10例のブレーキシステム
1においては、液導入手段および液戻し手段が1つにま
とめられており、これらの液導入手段および液戻し手段
は共通の液圧制御切換弁(通路6側のブレーキ系統の液
圧制御切換弁は符号76で示される)を備えている。
【0128】この第10例のブレーキシステム1によれ
ば、ペダルストローク制御を機械制御方式で行っている
ので、前述の第1ないし第8例に比べてペダルストロー
クをより確実に制御でき、ペダルストローク制御の信頼
性を向上できる。また、ペダルストローク制御を機械制
御方式で行うことで、コントローラの制御がより簡単に
なる。
【0129】更に、M/C圧、W/C圧、およびスプリ
ング51cのばね力等のメカニカルなバランスで吸収室
51aへのブレーキ液導入量を決定しているので、複雑
な制御が不要となり、ペダルストローク制御を簡便に行
うことができる。しかも、既存のブレーキ液圧制御装置
11のコントローラの物理的変更を必要としなくなるの
で、ペダルストローク制御を安価に実現可能となる。こ
の第10例のブレーキシステム1の他の作動および他の
作用効果は、第8例と同じである。
【0130】図11は、本発明にかかるブレーキシステ
ムの実施の形態の第11例を示す図である。前述の第1
0例では3位置3方弁からなる液圧制御切換弁76を備
えているが、この第11例のブレーキシステム1では、
2位置2方弁からなる液圧制御切換弁を備えている。す
なわち、図11に示すように第11例のブレーキシステ
ム1では、通路52に常閉の開閉弁からなる液圧制御切
換弁78、常開の急作動開閉弁79、およびオリフィス
80とが設けられている。
【0131】液圧制御切換弁78は通路52に設けられ
ているとともに、急作動開閉弁79はこの液圧制御切換
弁78よりM/C4側の通路52に設けられている。更
に、オリフィス80はこの急作動開閉弁79の直前のM
/C4側の通路52に設けられている。
【0132】液圧制御切換弁78は開いたときにM/C
4と吸収室51aとを接続可能に設定するようになって
いる。そして、この液圧制御切換弁78はM/C圧Pm
によって開く方向に付勢されるようになっているととも
に、W/C圧Pwおよびスプリング51cによって閉じ
る方向に付勢されるようになっている(なお、スプリン
グ51cは液圧制御切換弁78を常時付勢している)。
【0133】その場合、液圧制御切換弁78は、M/C
圧Pmによる作用力(Pm・A3;A3は液圧制御切換
弁78のM/C圧Pmの受圧面積)がW/C圧Pwによ
る作用力(Pw・A4;A4は液圧制御切換弁78のW
/C圧Pwの受圧面積)とスプリング51cの付勢力
(Fs)との合力(Pw・A4+Fs)より大きい(P
m・A3>Pw・A4+Fs)場合は開き、またM/C
圧Pmによる作用力がW/C圧Pwによる作用力とスプ
リング51cの付勢力との合力以下(Pm・A3≦Pw
・A4+Fs)場合は閉じるようになっている。したが
って、液圧制御切換弁78は、非作動時にはスプリング
51cの付勢力(Fs)により図示の閉じた位置に設定
され、吸収室51aをM/C4から遮断している。
【0134】急作動開閉弁79は、通常時開いていてM
/C4と液圧制御切換弁78とを接続するようになって
いる。この急作動開閉弁79は、オリフィス80よりM
/C4側のM/C圧Pmによって閉じる方向に付勢され
るようになっているとともに、液圧制御切換弁78と急
作動開閉弁79との間のM/C圧Pmによって開く方向
に付勢されるようになっている。なお、図示しないが急
作動開閉弁79は例えばスプリング等の小さい付勢力に
よって常時開く方向に付勢されていて、非作動時には開
くようになっている。
【0135】そして、急作動開閉弁79は、急ブレーキ
等の急作動時にM/C圧がオリフィス80によって絞ら
れてこの急作動開閉弁79の下流側(液圧制御切換弁7
8側)の液圧上昇が遅れることにより発生する、急作動
開閉弁79に作用する液圧の差圧により閉じて、液圧制
御切換弁78にM/C圧を作用させないようにして、急
作動時には液圧制御切換弁78が作動しないようにして
いる。このように急作動時に液圧制御切換弁78を作動
させないようにする理由は、急作動時に通路6の抵抗等
の影響により生じるW/C側の応答性の遅れによってM
/C圧とW/C圧とに差圧が生じ、回生協調ブレーキに
おけるW/C圧の減圧に基づくペダルストローク調整で
ないにもかかわらず、液圧制御切換弁78が誤作動して
M/C4からのブレーキ液が吸収室51aに導入される
ことで、W/C圧の上昇が遅れることを防止するためで
ある。なお、これらの急作動開閉弁79およびオリフィ
ス80は本発明では必ずしも設ける必要はなく、省略す
ることもできる。
【0136】更に、第11例のブレーキシステム1で
は、通路54に常開の開閉弁81が設けられており、こ
の開閉弁81は、ABSリザーバ42のピストン42a
のストロークによってその開閉が制御されるようになっ
ている。すなわち、ABSリザーバ42内にブレーキ液
が所定量貯溜されていなく、ピストン42aが図におい
て上昇位置にあるときに、開閉弁81はこのピストン4
2aによって開かれるようになっている。このときに
は、吸収室51aはABSリザーバ42を介してポンプ
50の吸い込み側に接続されるようになる。また、AB
Sリザーバ42内にブレーキ液が排出されて所定量貯溜
されると、ピストン42aが図において下方にストロー
クし、開閉弁81は閉じるようになっている。このとき
には、吸収室51aはABSリザーバ42およびポンプ
50の吸い込み側から遮断されるようになる。この開閉
弁81は本発明のリザーバ優先弁を構成している。この
第11例のブレーキシステム1の他の構成は、第10例
と同じである。
【0137】このように構成された第11例のブレーキ
システム1においては、前述の各例と同様に、ブレーキ
ペダル2の踏み込みでM/C4がM/C圧を発生する
と、回生協調ブレーキ作動時にはこれらのM/C圧はそ
れぞれ減圧されて各W/C7,8,9,10に供給され
る。このとき、M/C圧Pmがオリフィス80および急
作動開閉弁79を通して伝達されて液圧制御切換弁78
に作用するとともに、回生協調により減圧されたW/C
圧Pwが液圧制御切換弁78に作用する。Pm・A3<
Pw・A4+Fsの間は、液圧制御切換弁78は図示の
ように閉じており、吸収室51aにはブレーキ液は導入
されない。
【0138】M/C圧が上昇してPm・A3>Pw・A
4+Fsになると、液圧制御切換弁78は開いて吸収室
51aがM/C4に接続される。すると、M/C4から
のブレーキ液が吸収室51aに導入されて、前述の各例
と同様に回生協調ブレーキ時におけるM/Cピストンス
トローク(つまり、ペダルストローク)制御が行われ
る。更に、液圧制御切換弁78を介して導入されたブレ
ーキ液は、通路54および開閉弁81を通ってABSリ
ザーバ42にも導入されるが、この導入されたブレーキ
液でABSリザーバ42のピストン42aがすぐに下方
にストロークするので、開閉弁81がすぐに閉じる。こ
れにより、ブレーキ液はABSリザーバ42にはそれ以
上導入されなく、ほとんどのブレーキ液が吸収室51a
に貯溜されるようになる。
【0139】ポンプ50が駆動され、ABSリザーバ4
2のブレーキ液がほとんど排出されると、ピストン42
aが上方へストロークするので、開閉弁81が開く。す
ると、ポンプ50によって、吸収室51aのブレーキ液
が開閉弁81およびABSリザーバ42を通して吸い込
まれ、分岐点Bの方へ環流される。このとき、吸収室5
1aのブレーキ液がポンプ50によって連続して吸い込
まれることにより、ブレーキ液はABSリザーバ42に
ほとんど貯留しないので、ピストン42aが下方へほと
んどストロークしなく、開閉弁81は閉じない。このポ
ンプ50は本発明の戻し用ポンプを構成している。
【0140】吸収室51aにM/C4からのブレーキ液
が導入されてくると、吸収ピストン51bが図において
上昇するのでスプリング51cの付勢力Fsが次第に大
きくなる。Pm・A3=Pw・A4+Fsになって液圧
制御切換弁78に作用する力がバランスすると、液圧制
御切換弁78は再び閉じて吸収室51aがM/C4から
遮断される。これにより、吸収室51aへのブレーキ液
の導入が停止するとともに、導入されたブレーキ液が吸
収室51a内に貯溜される。このようにこの第11例に
おいても前述の第10例と同様に、回生協調ブレーキ作
動時に、吸収室51aに導入されるM/C4のブレーキ
液の導入量がM/C圧およびW/C圧によって制御され
るので、M/Cピストンストローク(ペダルストロー
ク)を単独摩擦ブレーキシステムの場合と同じにするこ
とができるようになる。
【0141】W/C圧が上昇するかあるいはM/C圧が
低下することにより、Pm・A3<Pw・A4+Fsに
なると、液圧制御切換弁78が閉じて吸収室51aがM
/C4から遮断される。
【0142】このように、第11例のブレーキシステム
1においては、液導入手段が液圧制御切換弁(通路6側
のブレーキ系統の液圧制御切換弁は符号78で示され
る)を備えており、また液戻し手段が開閉弁(通路6側
のブレーキ系統の開閉弁は符号81で示される)および
ポンプ(通路6側のブレーキ系統のポンプは符号50で
示される)を備えている。
【0143】この第11例のブレーキシステム1によれ
ば、液戻し手段にABSリザーバ42のピストン42a
のストロークで開閉制御される開閉弁81を設けている
ので、液戻し手段を簡単にかつ安価に構成できる。ま
た、回生協調ブレーキ作動中にABS制御が行われて、
W/C9のブレーキ液がからABSリザーバ42に排出
されると、ピストン42aが下方へストロークするので
開閉弁82が閉じる。これにより、ABS制御の減圧制
御を回生協調ブレーキに影響されることなく、確実に行
うことができる。第11例のブレーキシステム1の他の
作動および他の作用効果は第10例と同じである。
【0144】なお、前述の第1ないし第11例では、い
ずれも、W/C圧を推定するものとしているが、第1例
のように圧力センサによってW/C圧を直接検出するよ
うにすることもできる。このようにすれば、W/C圧を
正確に検出することができるので、回生協調ブレーキを
より正確に行うことができるようになる。
【0145】また、負圧倍力装置3に限定されることな
く、液圧倍力装置、エア(圧縮空気)による倍力装置等
の他の倍力装置を用いることもできるし、これらの倍力
装置を省略して、ブレーキペダル2の踏み込み操作で、
M/Cのピストンを直接作動させることもできる。
【0146】更に、前述の第1例ないし第11例では、
いずれも、TRC制御、車両安定制御、BA制御、およ
び自動ブレーキ制御などのためにW/C圧をM/C圧よ
りも高圧に制御することが可能なブレーキ制御装置を用
いているが、これに限定されることはなく、ABS制御
のようにW/C圧をM/C圧よりも低圧に制御すること
のみが可能なブレーキ制御装置を用いることも可能であ
る。その場合、特に第7例、第10例および第11例に
おいては、各通路70,71、各電磁開閉弁72,73、
リリーフ弁付開閉弁14,16、および各チェックバル
ブ30,49をそれぞれ省略できるので、構成の簡素化
が図れるとともに、安価に構成することができる。
【0147】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のブレーキシステムによれば、回生協調ブレーキ時にブ
レーキシリンダのブレーキ液圧が減圧されるとき、マス
タシリンダのブレーキ液を液導入手段に導入するように
しているので、ブレーキ操作部材の操作ストロークをこ
のブレーキ操作部材の操作ストローク中に変動させな
く、摩擦ブレーキシステムのみの場合の操作ストローク
に同じにすることが可能となる。これにより、回生協調
ブレーキ時に操作部材の操作フィーリングを良好に保持
できるようになる。特に、操作部材の操作時(つまり操
作量増加時)に、回生協調ブレーキ作動におけるブレー
キシリンダのブレーキ液圧の減圧によりマスタシリンダ
圧が制限されてブレーキシリンダに供給される場合に、
従来発生した板踏み感を解消することができるので、操
作フィーリングを更に一層良好にできる。
【0148】また、吸収手段、液導入手段、および液戻
し手段がそれぞれブレーキ液圧制御装置と独立して設け
られるようになるので、回生協調ブレーキ時のブレーキ
シリンダのブレーキ液圧の制御に影響することなく、操
作部材の操作ストロークを制御可能となる。したがっ
て、操作ストロークを回生協調ブレーキ時の要求ブレー
キ力に対応してより正確にかつより簡単に制御できるよ
うになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るブレーキシステムの実施の形態
の第1例を模式的に示す図である。
【図2】 本発明の実施の形態の第2例を模式的に示す
図である。
【図3】 本発明の実施の形態の第3例を模式的に示す
図である。
【図4】 本発明の実施の形態の第4例を模式的に示す
図である。
【図5】 本発明の実施の形態の第5例を模式的に示す
図である。
【図6】 本発明の実施の形態の第6例を模式的に示す
図である。
【図7】 本発明の実施の形態の第7例を模式的に示す
図である。
【図8】 本発明の実施の形態の第8例を模式的に示す
図である。
【図9】 本発明の実施の形態の第9例を模式的に示す
図である。
【図10】本発明の実施の形態の第10例を模式的に示
す図である。
【図11】本発明の実施の形態の第11例を模式的に示
す図である。
【図12】ペダル踏力とブレーキ力との関係を示す図で
ある。
【符号の説明】
1…ブレーキシステム、2…ブレ−キペダル、3…負圧
倍力装置、3…マスタシリンダ(M/C)、5,6…通
路、7,8,9,10…ホイールシリンダ(W/C)、1
1…ブレーキ液圧制御装置、12…リザーバ、13…負
圧倍力装置3の入力軸、14,16…リリーフ弁付開閉
弁、18,19,37,38…増圧バルブ、23,42…A
BSリザーバ、24,26,43,45…減圧バルブ、3
1,50…ポンプ、32,51…吸収手段、32a,51
a…吸収室、32b,51b…吸収ピストン、34,3
6,53,55,64,65,68,69,72,73,75…
電磁開閉弁、56…圧力センサ、57,58,59…スト
ロークセンサ、74…ポンプ、76,78…液圧制御切
換弁、79…急作動開閉弁、80…オリフィス、81,
82…開閉弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3D046 BB03 BB28 BB29 CC02 CC06 HH00 HH02 HH16 LL23 LL29 LL37 LL41 LL47 LL50 5H115 PA01 PG04 PI16 PO17 PU01 QE10 QI04 QI12 QI24 TI05 TU04

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回生ブレーキシステムと摩擦ブレーキシ
    ステムとからなり、前記摩擦ブレ−キシステムは、ブレ
    ーキ操作を行うブレーキ操作部材と、このブレーキ操作
    部材のブレーキ操作によってマスタシリンダ圧を発生す
    るマスタシリンダと、摩擦ブレーキ力を発生するブレー
    キシリンダと、前記ブレーキシリンダのブレーキ液圧を
    制御するブレーキ液圧制御装置とを備え、 前記ブレーキ液圧制御装置は、前記マスタシリンダから
    前記ブレーキシリンダへの液の供給を制限し、あるいは
    前記ブレーキシリンダの液を排出することにより、前記
    ブレーキシリンダのブレーキ液圧を制限するブレーキ液
    圧制限手段を備えており、前記ブレーキ液圧制限手段に
    よりブレーキ液圧が前記回生ブレーキシステムの回生ブ
    レーキ力に応じて回生ブレーキが作動していない時のブ
    レーキ液圧より小さくなるように制御されることにより
    回生協調ブレーキ作動を行うブレーキシステムにおい
    て、 前記マスタシリンダと前記ブレーキシリンダとの間の液
    圧回路に、この液圧回路のブレーキ液が導入されて貯溜
    される吸収手段が接続されているとともに、この吸収手
    段に前記ブレーキ液の導入を制御する液導入手段と、前
    記吸収手段のブレーキ液を前記液圧回路に戻す液戻し手
    段とが前記ブレーキ液圧制限手段と独立に設けられてい
    ることを特徴とするブレーキシステム。
  2. 【請求項2】 前記液導入手段は、前記液圧回路と前記
    吸収手段とを開閉制御する開閉弁を備えていることを特
    徴とする請求項1記載のブレーキシステム。
  3. 【請求項3】 前記液導入手段は、前記液圧回路のブレ
    ーキ液を前記吸収手段に導入する液導入用ポンプを備え
    ていることを特徴とする請求項1記載のブレーキシステ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記吸収手段は、前記液圧回路のブレー
    キ液が導入される吸収室と、低圧室に接続される背圧室
    と、これらの吸収室および背圧室を区画する吸収ピスト
    ンとを備えており、 前記液導入手段は、前記背圧室と前記低圧室とを開閉制
    御する開閉弁を備え、前記液戻し手段は、前記低圧室の
    ブレーキ液を前記背圧室に供給する戻し用ポンプを備え
    ていることを特徴とする請求項1記載のブレーキシステ
    ム。
  5. 【請求項5】 前記液導入手段は、前記吸収手段と前記
    液圧回路との接続・遮断を制御する液圧切換制御弁を備
    えるとともに、前記吸収手段に導入されるブレーキ液の
    導入量の増加に応じて付勢力が増す付勢手段を備え、 前記液圧切換制御弁は前記マスタシリンダ圧の作用力、
    前記ブレーキシリンダ圧の作用力および前記付勢手段の
    付勢力が作用するようになっているとともに、前記マス
    タシリンダ圧の作用力が前記ブレーキシリンダ圧の作用
    力と前記付勢手段の付勢力との合力より大きいときには
    前記液圧回路と前記吸収手段とを連津し、前記マスタシ
    リンダ圧の作用力が前記ブレーキシリンダ圧の作用力と
    前記付勢手段の付勢力との合力より小さいときには前記
    液圧回路と前記吸収手段とを遮断することを特徴とする
    請求項1記載のブレーキシステム。
  6. 【請求項6】 前記液戻し手段は、前記吸収手段のブレ
    ーキ液を前記液圧回路に戻す戻し用ポンプを備えている
    ことを特徴とする請求項2または5記載のブレーキシス
    テム。
  7. 【請求項7】 前記液戻し手段は前記吸収手段のブレー
    キ液を前記液圧回路に戻す戻し用ポンプと、前記吸収手
    段と前記戻し用ポンプの吸込み側との接続・遮断を制御
    する第2の液圧切換制御弁を備えるとともに、前記吸収
    手段に導入されるブレーキ液の導入量の増加に応じて付
    勢力が増す第2の付勢手段を備え、 更に、前記第2の液圧切換制御弁は前記マスタシリンダ
    圧の作用力、前記ブレーキシリンダ圧の作用力および前
    記第2の付勢手段の付勢力が作用するようになっている
    とともに、前記マスタシリンダ圧の作用力が前記ブレー
    キシリンダ圧の作用力と前記第2の付勢手段の付勢力と
    の合力より大きいときには前記戻し用ポンプの吸い込み
    側と前記吸収手段とを遮断し、前記マスタシリンダ圧の
    作用力が前記ブレーキシリンダ圧の作用力と前記第2の
    付勢手段の付勢力との合力より小さいときには前記戻し
    用ポンプの吸い込み側と前記吸収手段とを連通すること
    を特徴とする請求項5記載のブレーキシステム。
  8. 【請求項8】 前記戻し用ポンプの吸い込み側と前記吸
    収手段との間を開閉制御する開閉弁が設けられているこ
    とを特徴とする請求項6または7記載のブレーキシステ
    ム。
  9. 【請求項9】 前記ブレーキ液圧制限手段は、前記ブレ
    ーキシリンダのブレーキ液圧を増圧するときに前記マス
    タシリンダ側と前記ブレ−キシリンダ側とを接続して前
    記ブレーキシリンダにブレーキ液を供給する増圧弁と、
    前記ブレーキシリンダのブレーキ液圧を減圧するときに
    増圧弁によって前記マスタシリンダ側と遮断された前記
    ブレーキシリンダのブレーキ液を低圧室に排出する減圧
    弁とを備え、前記低圧室に排出されたブレーキ液を前記
    増圧弁の前記マスタシリンダ側の前記液圧回路に環流す
    るポンプとを備えていることを特徴とする請求項1ない
    し8のいずれか1記載のブレーキシステム。
  10. 【請求項10】前記ブレーキ液圧制御装置は、アンチロ
    ックブレーキ制御装置、トラクションコントロール装
    置、車両安定制御装置、ブレーキアシスト装置、および
    自動ブレーキ装置の少なくとも1つであることを特徴と
    する請求項9記載のブレーキシステム。
  11. 【請求項11】前記ブレーキ液圧制御装置は、アンチロ
    ックブレーキ制御装置、トラクションコントロール装
    置、車両安定制御装置、ブレーキアシスト装置、および
    自動ブレーキ装置の少なくとも1つであり、前記戻し用
    ポンプは前記ブレーキ液圧制御装置のポンプであること
    を特徴とする請求項9記載のブレーキシステム。
  12. 【請求項12】前記ブレーキ液圧制御装置のポンプは、
    前記ブレーキ液圧制御装置のブレーキ液圧制御用リザー
    バのブレーキ液を前記液圧回路に環流し、前記ブレーキ
    液圧制御用リザーバのブレーキ液がなくなったときに前
    記吸収手段のブレーキ液を前記液圧回路に環流するよう
    になっていることを特徴とする請求項11記載のブレー
    キシステム。
  13. 【請求項13】前記ブレーキ制御用リザーバにブレーキ
    液が貯溜されているときは、前記ブレーキ液圧制御装置
    のポンプと前記吸収手段とを遮断し、前記ブレーキ制御
    用リザーバにブレーキ液が貯溜されていないときは、前
    記ブレーキ液圧制御装置のポンプと前記吸収手段とを接
    続するリザーバ優先弁を備えていることを特徴とする請
    求項12記載のブレーキシステム。
  14. 【請求項14】前記マスタシリンダが前記ブレーキ液圧
    制御装置のポンプの吸込み側に連通しているときには、
    前記マスタシリンダのブレーキ液の前記ポンプ吸込み側
    から前記吸収手段への流入を禁止する吸収禁止手段を備
    えていることを特徴とする請求項11記載のブレーキシ
    ステム。
  15. 【請求項15】前記ブレーキ液圧制御装置は前記ブレー
    キ操作部材のブレーキ操作力により制御されるようにな
    っており、前記マスタシリンダ圧を検出する圧力センサ
    が設けられており、この圧力センサで検出された前記マ
    スタシリンダ圧を前記ブレーキ操作部材のブレーキ操作
    力として用いられることを特徴とする請求項1ないし1
    4のいずれか1記載のブレーキシステム。
  16. 【請求項16】第2の圧力センサで検出されたブレーキ
    液圧と前記圧力センサで検出された前記マスタシリンダ
    圧とに基づいて前記液導入手段および前記液戻し手段を
    制御することを特徴とする請求項15記載のブレーキシ
    ステム。
  17. 【請求項17】前記圧力センサで検出された前記マスタ
    シリンダ圧と、前記ブレーキ液圧制御装置の作動状態に
    基づいて、前記ブレーキシリンダの前記ブレーキ液圧を
    推定し、この推定したブレーキ液圧と前記圧力センサで
    検出された前記マスタシリンダ圧とに基づいて前記液導
    入手段および前記液戻し手段を制御することを特徴とす
    る請求項15記載のブレーキシステム。
  18. 【請求項18】前記吸収手段に導入されたブレーキ液の
    導入量を検出するブレーキ液導入量検出手段が設けられ
    ており、このブレーキ液導入量検出手段で検出されたブ
    レーキ液導入量に基づいて前記液導入手段および前記液
    戻し手段を制御することを特徴とする請求項16または
    17記載のブレーキシステム。
  19. 【請求項19】前記ブレーキ操作部材の操作ストローク
    を検出するストローク検出手段が設けられており、この
    ストローク検出手段で検出された操作ストロークに基づ
    いて前記液導入手段および前記液戻し手段を制御するこ
    とを特徴とする請求項15記載のブレーキシステム。
JP2001054530A 2001-02-28 2001-02-28 ブレーキシステム Pending JP2002255018A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001054530A JP2002255018A (ja) 2001-02-28 2001-02-28 ブレーキシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001054530A JP2002255018A (ja) 2001-02-28 2001-02-28 ブレーキシステム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002255018A true JP2002255018A (ja) 2002-09-11

Family

ID=18914849

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001054530A Pending JP2002255018A (ja) 2001-02-28 2001-02-28 ブレーキシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002255018A (ja)

Cited By (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006021745A (ja) * 2004-06-11 2006-01-26 Advics:Kk 車両用ブレーキ装置および車両用ブレーキ制御プログラム
JP2007276534A (ja) * 2006-04-03 2007-10-25 Advics:Kk 車両用制動装置
JP2007276550A (ja) * 2006-04-03 2007-10-25 Advics:Kk 車両用ブレーキ制御装置
JP2007283811A (ja) * 2006-04-13 2007-11-01 Advics:Kk 車両用制動装置
JP2007283836A (ja) * 2006-04-13 2007-11-01 Advics:Kk 車両用制動装置
JP2007308005A (ja) * 2006-05-18 2007-11-29 Toyota Motor Corp 車両およびその制御方法
JP2008207687A (ja) * 2007-02-27 2008-09-11 Advics:Kk 車両用ブレーキ制御装置
JP2011189785A (ja) * 2010-03-12 2011-09-29 Advics Co Ltd 制動制御装置
KR20110110334A (ko) * 2009-01-23 2011-10-06 콘티넨탈 테베스 아게 운트 코. 오하게 전자유압식 브레이크 시스템 및 이를 작동시키는 방법
WO2012028700A1 (de) * 2010-09-03 2012-03-08 Continental Teves Ag & Co. Ohg Verfahren zum betreiben eines bremssystems, bremssysteme worin das verfahren durchgeführt wird und kraftfahrzeug mit einem dieser bremsysteme
JP2012051455A (ja) * 2010-09-01 2012-03-15 Hitachi Automotive Systems Ltd 液圧ブレーキ制御装置
WO2012041569A1 (de) * 2010-09-29 2012-04-05 Robert Bosch Gmbh Bremssystem für ein fahrzeug und hybrid fahrzeug mit einem derartigen bremssystem
WO2012055617A1 (de) * 2010-10-27 2012-05-03 Robert Bosch Gmbh Bremssystem für ein fahrzeug und verfahren zum betreiben eines bremssystems eines fahrzeugs
DE102011089321A1 (de) 2010-12-24 2012-06-28 Hitachi Automotive Systems, Ltd. Bremssteuervorrichtung
CN102529925A (zh) * 2010-12-24 2012-07-04 日立汽车系统株式会社 制动控制装置
WO2012156123A1 (de) * 2011-05-17 2012-11-22 Robert Bosch Gmbh Steuervorrichtung für ein bremssystem eines fahrzeugs und verfahren zum betreiben eines bremssystems eines fahrzeugs
JP2013001202A (ja) * 2011-06-15 2013-01-07 Hitachi Automotive Systems Ltd ブレーキ制御装置
US20130127237A1 (en) * 2010-02-26 2013-05-23 Robert Bosch Gmbh Hydraulic brake system and method as well as control device for its operation
JP2013519579A (ja) * 2010-02-15 2013-05-30 ロベルト・ボッシュ・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング 自動車の倍力油圧ブレーキシステムを駆動するための方法、および自動車の倍力油圧ブレーキシステム用の制御機構
JP2014061830A (ja) * 2012-09-24 2014-04-10 Hitachi Automotive Systems Ltd ブレーキ装置
JP2014069786A (ja) * 2012-10-02 2014-04-21 Toyota Industries Corp 車両用ブレーキ装置
WO2014136627A1 (ja) * 2013-03-05 2014-09-12 日立オートモティブシステムズ株式会社 ブレーキ制御装置
CN105599635A (zh) * 2014-11-14 2016-05-25 丰田自动车株式会社 车辆
CN111016855A (zh) * 2012-06-29 2020-04-17 罗伯特·博世有限公司 运行车辆的再生制动系统的方法、车辆的再生制动系统的控制装置以及再生制动系统
JP2023536787A (ja) * 2020-08-07 2023-08-30 格陸博科技有限公司 電気油圧式ブレーキシステムに用いるバイパスアキュムレータ及びその制御方法

Cited By (52)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006021745A (ja) * 2004-06-11 2006-01-26 Advics:Kk 車両用ブレーキ装置および車両用ブレーキ制御プログラム
JP2007276534A (ja) * 2006-04-03 2007-10-25 Advics:Kk 車両用制動装置
JP2007276550A (ja) * 2006-04-03 2007-10-25 Advics:Kk 車両用ブレーキ制御装置
US8042886B2 (en) 2006-04-13 2011-10-25 Advics Co., Ltd. Vehicle brake system
JP2007283811A (ja) * 2006-04-13 2007-11-01 Advics:Kk 車両用制動装置
JP2007283836A (ja) * 2006-04-13 2007-11-01 Advics:Kk 車両用制動装置
JP2007308005A (ja) * 2006-05-18 2007-11-29 Toyota Motor Corp 車両およびその制御方法
US7934779B2 (en) 2006-05-18 2011-05-03 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Vehicle and control method of vehicle
JP2008207687A (ja) * 2007-02-27 2008-09-11 Advics:Kk 車両用ブレーキ制御装置
CN102292246A (zh) * 2009-01-23 2011-12-21 大陆-特韦斯贸易合伙股份公司及两合公司 电液制动系统以及操作该电液制动系统的方法
KR20110110334A (ko) * 2009-01-23 2011-10-06 콘티넨탈 테베스 아게 운트 코. 오하게 전자유압식 브레이크 시스템 및 이를 작동시키는 방법
US20110291470A1 (en) * 2009-01-23 2011-12-01 Continental Teves Ag & Co. Ohg Electrohydraulic brake system and method for operating the same
CN102292246B (zh) * 2009-01-23 2016-08-10 大陆-特韦斯贸易合伙股份公司及两合公司 电液制动系统以及操作该电液制动系统的方法
KR101634413B1 (ko) * 2009-01-23 2016-06-28 콘티넨탈 테베스 아게 운트 코. 오하게 전자유압식 브레이크 시스템 및 이를 작동시키는 방법
US9199618B2 (en) * 2009-01-23 2015-12-01 Continental Teves Ag & Co. Ohg Electrohydraulic brake system and method for operating the same
JP2013519579A (ja) * 2010-02-15 2013-05-30 ロベルト・ボッシュ・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング 自動車の倍力油圧ブレーキシステムを駆動するための方法、および自動車の倍力油圧ブレーキシステム用の制御機構
US20130127237A1 (en) * 2010-02-26 2013-05-23 Robert Bosch Gmbh Hydraulic brake system and method as well as control device for its operation
US9409558B2 (en) * 2010-02-26 2016-08-09 Robert Bosch Gmbh Hydraulic brake system and method as well as control device for its operation
JP2011189785A (ja) * 2010-03-12 2011-09-29 Advics Co Ltd 制動制御装置
JP2012051455A (ja) * 2010-09-01 2012-03-15 Hitachi Automotive Systems Ltd 液圧ブレーキ制御装置
KR20130102064A (ko) * 2010-09-03 2013-09-16 콘티넨탈 테베스 아게 운트 코. 오하게 브레이크 시스템의 작동 방법, 상기 작동 방법이 수행되는 브레이크 시스템 및 상기 브레이크 시스템을 포함하는 모터 차량
KR101884959B1 (ko) * 2010-09-03 2018-08-02 콘티넨탈 테베스 아게 운트 코. 오하게 브레이크 시스템의 작동 방법, 상기 작동 방법이 수행되는 브레이크 시스템 및 상기 브레이크 시스템을 포함하는 모터 차량
WO2012028700A1 (de) * 2010-09-03 2012-03-08 Continental Teves Ag & Co. Ohg Verfahren zum betreiben eines bremssystems, bremssysteme worin das verfahren durchgeführt wird und kraftfahrzeug mit einem dieser bremsysteme
CN103189253B (zh) * 2010-09-03 2016-03-16 大陆-特韦斯贸易合伙股份公司及两合公司 运行制动系统的方法、实施该方法的制动系统以及具有这种制动系统的机动车
US9233676B2 (en) * 2010-09-03 2016-01-12 Continental Teves Ag & Co. Ohg Method for operating a brake system, brake systems in which the method is carried out and motor vehicles comprising said brakes systems
CN103189253A (zh) * 2010-09-03 2013-07-03 大陆-特韦斯贸易合伙股份公司及两合公司 运行制动系统的方法、实施该方法的制动系统以及具有这种制动系统的机动车
US20130211685A1 (en) * 2010-09-03 2013-08-15 Continental Teves Ag & Co. Ohg Method for operating a brake system, brake systems in which the method is carried out and motor vehicles comprising said brake systems
WO2012041569A1 (de) * 2010-09-29 2012-04-05 Robert Bosch Gmbh Bremssystem für ein fahrzeug und hybrid fahrzeug mit einem derartigen bremssystem
US9403518B2 (en) 2010-10-27 2016-08-02 Robert Bosch Gmbh Brake system for a vehicle and method for operating a brake system of a vehicle
WO2012055617A1 (de) * 2010-10-27 2012-05-03 Robert Bosch Gmbh Bremssystem für ein fahrzeug und verfahren zum betreiben eines bremssystems eines fahrzeugs
JP2012136100A (ja) * 2010-12-24 2012-07-19 Hitachi Automotive Systems Ltd ブレーキ制御装置
CN102529925A (zh) * 2010-12-24 2012-07-04 日立汽车系统株式会社 制动控制装置
JP2012136099A (ja) * 2010-12-24 2012-07-19 Hitachi Automotive Systems Ltd ブレーキ制御装置
DE102011089321A1 (de) 2010-12-24 2012-06-28 Hitachi Automotive Systems, Ltd. Bremssteuervorrichtung
CN103534154A (zh) * 2011-05-17 2014-01-22 罗伯特·博世有限公司 用于车辆的制动系统的控制装置以及用于运行车辆的制动系统的方法
WO2012156123A1 (de) * 2011-05-17 2012-11-22 Robert Bosch Gmbh Steuervorrichtung für ein bremssystem eines fahrzeugs und verfahren zum betreiben eines bremssystems eines fahrzeugs
JP2014519436A (ja) * 2011-05-17 2014-08-14 ローベルト ボッシュ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 車両のブレーキシステムのための制御装置および車両のブレーキシステムを運転するための方法
KR101931835B1 (ko) * 2011-05-17 2018-12-21 로베르트 보쉬 게엠베하 차량 브레이크 시스템용 제어 장치 및 차량 브레이크 시스템의 작동 방법
US9539990B2 (en) 2011-05-17 2017-01-10 Robert Bosch Gmbh Control device for a vehicle brake system and method for operating a vehicle brake system
CN103534154B (zh) * 2011-05-17 2018-12-04 罗伯特·博世有限公司 用于车辆的制动系统的控制装置以及用于运行车辆的制动系统的方法
JP2013001202A (ja) * 2011-06-15 2013-01-07 Hitachi Automotive Systems Ltd ブレーキ制御装置
CN111016855B (zh) * 2012-06-29 2022-10-14 罗伯特·博世有限公司 运行车辆的再生制动系统的方法、车辆的再生制动系统的控制装置以及再生制动系统
CN111016855A (zh) * 2012-06-29 2020-04-17 罗伯特·博世有限公司 运行车辆的再生制动系统的方法、车辆的再生制动系统的控制装置以及再生制动系统
JP2014061830A (ja) * 2012-09-24 2014-04-10 Hitachi Automotive Systems Ltd ブレーキ装置
JP2014069786A (ja) * 2012-10-02 2014-04-21 Toyota Industries Corp 車両用ブレーキ装置
WO2014136627A1 (ja) * 2013-03-05 2014-09-12 日立オートモティブシステムズ株式会社 ブレーキ制御装置
US10118493B2 (en) 2014-11-14 2018-11-06 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha System and method for controlling regenerative braking force of a vehicle
KR101862445B1 (ko) 2014-11-14 2018-05-29 도요타지도샤가부시키가이샤 차량
JP2016096652A (ja) * 2014-11-14 2016-05-26 トヨタ自動車株式会社 車両
CN105599635A (zh) * 2014-11-14 2016-05-25 丰田自动车株式会社 车辆
JP2023536787A (ja) * 2020-08-07 2023-08-30 格陸博科技有限公司 電気油圧式ブレーキシステムに用いるバイパスアキュムレータ及びその制御方法
JP7584546B2 (ja) 2020-08-07 2024-11-15 格陸博科技有限公司 電気油圧式ブレーキシステムに用いるバイパスアキュムレータ及びその制御方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US12365319B2 (en) Brake system
JP2002255018A (ja) ブレーキシステム
JP4762283B2 (ja) ブレーキ制御装置
CN102556031B (zh) 车辆用制动装置
US9630602B2 (en) Brake system and method for controlling a brake system
JP4712833B2 (ja) ブレーキ制御装置およびその制御方法
JP2012158214A (ja) 車両用ブレーキ装置
JP2009190425A (ja) ブレーキ装置および自動ブレーキアクチュエータ
KR101281999B1 (ko) 차량의 능동 유압 부스트 장치 및 그 제어 방법
JP2009166754A (ja) ブレーキ制御装置
JP2001055127A (ja) ブレーキ制御装置
JP2013056588A (ja) 車両用ブレーキ装置の制御装置
JP3580459B2 (ja) ブレーキシステム
JP2001140765A (ja) ポンプ制御装置
JP5044583B2 (ja) ブレーキ制御装置
JP2000177562A (ja) ブレーキ液圧制御装置
JP2004168078A (ja) 制動力制御装置
JP2001001879A (ja) ブレーキ制御装置
JP2000142366A (ja) 液圧システムおよびこの液圧システムを用いたブレーキシステム
JPH11321613A (ja) ブレーキ液圧制御装置
JPH09240454A (ja) ブレーキシステム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070731

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080820

A977 Report on retrieval

Effective date: 20080820

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A02 Decision of refusal

Effective date: 20090107

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02