JP2002254993A - 車両用ルーフモール - Google Patents
車両用ルーフモールInfo
- Publication number
- JP2002254993A JP2002254993A JP2001058405A JP2001058405A JP2002254993A JP 2002254993 A JP2002254993 A JP 2002254993A JP 2001058405 A JP2001058405 A JP 2001058405A JP 2001058405 A JP2001058405 A JP 2001058405A JP 2002254993 A JP2002254993 A JP 2002254993A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roof
- molding
- front pillar
- roof molding
- groove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】表面に繋ぎ目のない車両用ルーフモールを廉価
に提供する。 【解決手段】当該ルーフモール10は、車体のルーフ2
0を構成するルーフパネル21とルーフサイドレール2
2の接合部が有する溝部23に嵌着されるルーフ部位1
1と、フロントピラー24の内側縁部に沿って位置する
フロントピラー部位12を備え、これら両部位11,1
2は一体成形で同一断面形状に形成されていて、使用に
際して、これら両部位11,12における機能上不要と
する部位を除去する使用態様を採る。
に提供する。 【解決手段】当該ルーフモール10は、車体のルーフ2
0を構成するルーフパネル21とルーフサイドレール2
2の接合部が有する溝部23に嵌着されるルーフ部位1
1と、フロントピラー24の内側縁部に沿って位置する
フロントピラー部位12を備え、これら両部位11,1
2は一体成形で同一断面形状に形成されていて、使用に
際して、これら両部位11,12における機能上不要と
する部位を除去する使用態様を採る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用ルーフモー
ルに関する。
ルに関する。
【0002】
【従来の技術】車両用ルーフモールの一形式として、車
体のルーフを構成するルーフパネルとルーフサイドレー
ルの接合部に有する上方に開口して前後方向に延びる溝
部に嵌着されて、同溝部を経て前記ルーフサイドレール
に連続するフロントピラーの内側縁部に沿って延び、前
記溝部、および、前記フロントピラーの内側縁部とフロ
ントガラスの外側縁部間を覆蓋する形式の車両用ルーフ
モールがある。
体のルーフを構成するルーフパネルとルーフサイドレー
ルの接合部に有する上方に開口して前後方向に延びる溝
部に嵌着されて、同溝部を経て前記ルーフサイドレール
に連続するフロントピラーの内側縁部に沿って延び、前
記溝部、および、前記フロントピラーの内側縁部とフロ
ントガラスの外側縁部間を覆蓋する形式の車両用ルーフ
モールがある。
【0003】当該ルーフモールは、ルーフにおけるルー
フパネルとルーフサイドレールの接合部の溶接部位や、
フロントピラーの内側縁部とフロントガラスの外側縁部
の境界部位を上方から覆蓋して車体の美観を確保すると
ともに、上記した溶接部位や境界部位を液密的にシール
して水の侵入を阻止すべく機能するものであり、樹脂製
の成形体として形成されている。
フパネルとルーフサイドレールの接合部の溶接部位や、
フロントピラーの内側縁部とフロントガラスの外側縁部
の境界部位を上方から覆蓋して車体の美観を確保すると
ともに、上記した溶接部位や境界部位を液密的にシール
して水の侵入を阻止すべく機能するものであり、樹脂製
の成形体として形成されている。
【0004】当該ルーフモールにおいては、長手方向の
前後の部位が車体のルーフの異なる部位に介在されるこ
とから、ルーフモールの中間部位から後方部位である上
記した溝部内に位置するルーフ部位と、ルーフモールの
中間部から前方部位であるフロントピラーの内側縁部に
沿って位置するフロントピラー部位とに大別されてい
る。
前後の部位が車体のルーフの異なる部位に介在されるこ
とから、ルーフモールの中間部位から後方部位である上
記した溝部内に位置するルーフ部位と、ルーフモールの
中間部から前方部位であるフロントピラーの内側縁部に
沿って位置するフロントピラー部位とに大別されてい
る。
【0005】当該形式のルーフモールにおいては、ルー
フ部位とフロントピラー部位とは互いに機能を異にする
ことから、それらの断面形状を互いに異にしている。こ
のため、当該形式のルーフモールでは、一般には、互い
に独立して成形されたルーフ部位とフロントピラー部位
とを、インジェクション成形等の手段にて成形される連
結部位を介して一体的に連結している。図4には、当該
形式のルーフモールの従来の一例に係るルーフモールが
部分的に示されている。
フ部位とフロントピラー部位とは互いに機能を異にする
ことから、それらの断面形状を互いに異にしている。こ
のため、当該形式のルーフモールでは、一般には、互い
に独立して成形されたルーフ部位とフロントピラー部位
とを、インジェクション成形等の手段にて成形される連
結部位を介して一体的に連結している。図4には、当該
形式のルーフモールの従来の一例に係るルーフモールが
部分的に示されている。
【0006】図4に示すルーフモールは、ルーフ部位1
とフロントピラー部位2とが、連結部位3を介して一体
的に連結された構造のもので、ルーフ部位1とフロント
ピラー部位2とは互いに断面形状を大きく異にしている
ものである。ルーフ部位1とフロントピラー部位2とは
互いに独立して成形されていて、連結部位3をインジェ
クション成形する際、ルーフ部位1とフロントピラー部
位2とに一体的に成形することにより、インジェクショ
ン成形された連結部位3を介して一体的に連結されてい
る。なお、同図において、連結部位3は2点鎖線の斜線
で示す部分である。
とフロントピラー部位2とが、連結部位3を介して一体
的に連結された構造のもので、ルーフ部位1とフロント
ピラー部位2とは互いに断面形状を大きく異にしている
ものである。ルーフ部位1とフロントピラー部位2とは
互いに独立して成形されていて、連結部位3をインジェ
クション成形する際、ルーフ部位1とフロントピラー部
位2とに一体的に成形することにより、インジェクショ
ン成形された連結部位3を介して一体的に連結されてい
る。なお、同図において、連結部位3は2点鎖線の斜線
で示す部分である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように、当該形式
の従来のルーフモールにおいては、ルーフ部位1とフロ
ントピラー部位2とが、インジェクション成形された連
結部位3を介して互いに連結された一体構造となってい
るため、ルーフ部位1と連結部位3間、連結部位3とフ
ロントピラー部位2間において繋ぎ目が顕在化してい
て、見栄えを損なう要因となっており、ルーフモールを
使用する意図が十分に発揮し得ないこととなる。
の従来のルーフモールにおいては、ルーフ部位1とフロ
ントピラー部位2とが、インジェクション成形された連
結部位3を介して互いに連結された一体構造となってい
るため、ルーフ部位1と連結部位3間、連結部位3とフ
ロントピラー部位2間において繋ぎ目が顕在化してい
て、見栄えを損なう要因となっており、ルーフモールを
使用する意図が十分に発揮し得ないこととなる。
【0008】また、当該ルーフルーフモールにおいて
は、ルーフ部位1とフロントピラー部位2とを連結させ
る連結部位3の成形には、インジェクション成形型およ
び成形作業が必要であって、ルーフモールのコストを増
大させる要因ともなっている。
は、ルーフ部位1とフロントピラー部位2とを連結させ
る連結部位3の成形には、インジェクション成形型およ
び成形作業が必要であって、ルーフモールのコストを増
大させる要因ともなっている。
【0009】従って、本発明の目的は、この種形式の車
両用ルーフモールにおけるこれらの問題を解消すること
にある。
両用ルーフモールにおけるこれらの問題を解消すること
にある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は車両用ルーフモ
ールに関するもので、当該ルーフモールは、車体のルー
フを構成するルーフパネルとルーフサイドレールの接合
部に有する上方に開口して前後方向に延びる溝部に嵌着
されて、同溝部を経て前記ルーフサイドレールに連続す
るフロントピラーの内側縁部に沿って延び、前記溝部、
および、前記フロントピラーの内側縁部とフロントガラ
スの外側縁部間を覆蓋する形式のルーフモールを適用対
象とするものである。
ールに関するもので、当該ルーフモールは、車体のルー
フを構成するルーフパネルとルーフサイドレールの接合
部に有する上方に開口して前後方向に延びる溝部に嵌着
されて、同溝部を経て前記ルーフサイドレールに連続す
るフロントピラーの内側縁部に沿って延び、前記溝部、
および、前記フロントピラーの内側縁部とフロントガラ
スの外側縁部間を覆蓋する形式のルーフモールを適用対
象とするものである。
【0011】しかして、本発明に係るルーフモールは、
上記した形式のルーフモールであって、前記溝部内に位
置するルーフ部位と前記フロントピラーの内側縁部に沿
って位置するフロントピラー部位とが一体成形にて形成
されていて、使用に際して、ルーフ部位における機能上
不要とする部位、および、フロントピラー部位における
機能上不要とする部位を除去されることを特徴とするも
のである。
上記した形式のルーフモールであって、前記溝部内に位
置するルーフ部位と前記フロントピラーの内側縁部に沿
って位置するフロントピラー部位とが一体成形にて形成
されていて、使用に際して、ルーフ部位における機能上
不要とする部位、および、フロントピラー部位における
機能上不要とする部位を除去されることを特徴とするも
のである。
【0012】本発明に係るルーフモールにおいては、そ
の使用の際には、前記ルーフ部位にあっては外側縁部の
不要の部位を除去し、かつ、前記フロントピラー部位に
あっては内側縁部の不要な部位を除去するようにするこ
とができる。
の使用の際には、前記ルーフ部位にあっては外側縁部の
不要の部位を除去し、かつ、前記フロントピラー部位に
あっては内側縁部の不要な部位を除去するようにするこ
とができる。
【0013】
【発明の作用・効果】本発明に係る車両用ルーフモール
においては、ルーフ部位とフロントピラー部位とが一体
成形にて形成されていて、ルーフ部位とフロントピラー
部位とを一体的に連結するための連結部位を備えていな
いため、従来のこの種形式のルーフモールのごとき、ル
ーフ部位と連結部位間、および、連結部位とフロントピ
ラー部位間の繋ぎ目は存在せず、ルーフモールの見栄え
が損なわれることはない。
においては、ルーフ部位とフロントピラー部位とが一体
成形にて形成されていて、ルーフ部位とフロントピラー
部位とを一体的に連結するための連結部位を備えていな
いため、従来のこの種形式のルーフモールのごとき、ル
ーフ部位と連結部位間、および、連結部位とフロントピ
ラー部位間の繋ぎ目は存在せず、ルーフモールの見栄え
が損なわれることはない。
【0014】また、本発明に係る車両用ルーフモールに
おいては、使用に際して、ルーフ部位における機能上不
要とする部位、および、フロントピラー部位における機
能上不要とする部位を除去するものであるが、機能上不
要とする部位(不要部分)はルーフモールの外側縁部ま
たは内側縁部に位置することから、不要部分を除去した
痕跡はルーフモールの表面には露呈しない。このため、
当該ルーフモールにおいて、このような使用態様を採っ
ても、ルーフモールの見栄えが損なわれることはない。
おいては、使用に際して、ルーフ部位における機能上不
要とする部位、および、フロントピラー部位における機
能上不要とする部位を除去するものであるが、機能上不
要とする部位(不要部分)はルーフモールの外側縁部ま
たは内側縁部に位置することから、不要部分を除去した
痕跡はルーフモールの表面には露呈しない。このため、
当該ルーフモールにおいて、このような使用態様を採っ
ても、ルーフモールの見栄えが損なわれることはない。
【0015】本発明に係るルーフモールは、このよう
に、ルーフ部位とフロントピラー部位とが一体に成形さ
れたもので、ルーフ部位とフロントピラー部位とを、連
結部位を介して一体的に連結させているものではない。
このため、当該ルーフモールの成形には、インジェクシ
ョン成形型およびその成形作業が不要であって、ルーフ
モールのコストを従来に比較して大幅に低減することが
できる。
に、ルーフ部位とフロントピラー部位とが一体に成形さ
れたもので、ルーフ部位とフロントピラー部位とを、連
結部位を介して一体的に連結させているものではない。
このため、当該ルーフモールの成形には、インジェクシ
ョン成形型およびその成形作業が不要であって、ルーフ
モールのコストを従来に比較して大幅に低減することが
できる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図1〜図3に基づ
いて説明する。図1は、本発明に係るルーフモールを採
用する車両のルーフの一部を示しており、当該ルーフモ
ールを2点鎖線で示している。
いて説明する。図1は、本発明に係るルーフモールを採
用する車両のルーフの一部を示しており、当該ルーフモ
ールを2点鎖線で示している。
【0017】当該ルーフモール10は樹脂製のもので、
車体のルーフ20を構成するルーフパネル21とルーフ
サイドレール22の接合部に形成されている上方に開口
して前後方向に延びる溝部23に嵌着されて、溝部23
を経てルーフサイドレール22に連続するフロントピラ
ー24の内側縁部に沿って延びていて、溝部23、およ
び、フロントピラー24の内側縁部とフロントガラス2
5の外側縁部間を覆蓋するものである。
車体のルーフ20を構成するルーフパネル21とルーフ
サイドレール22の接合部に形成されている上方に開口
して前後方向に延びる溝部23に嵌着されて、溝部23
を経てルーフサイドレール22に連続するフロントピラ
ー24の内側縁部に沿って延びていて、溝部23、およ
び、フロントピラー24の内側縁部とフロントガラス2
5の外側縁部間を覆蓋するものである。
【0018】当該ルーフモール10は、この嵌着状態に
おいては、ルーフパネル21とルーフサイドレール22
の接合部の溶接部位や、フロントピラー24の内側縁部
とフロントガラス25の外側縁部の境界部位を上方から
覆蓋して美観を確保するとともに、上記した溶接部位や
境界部位を液密的にシールして水の侵入を阻止すべく機
能する。
おいては、ルーフパネル21とルーフサイドレール22
の接合部の溶接部位や、フロントピラー24の内側縁部
とフロントガラス25の外側縁部の境界部位を上方から
覆蓋して美観を確保するとともに、上記した溶接部位や
境界部位を液密的にシールして水の侵入を阻止すべく機
能する。
【0019】しかして、当該ルーフモール10は、図1
〜図3に示すように、外側ルーフ部10aとこれと一体
の内側ルーフ部10bとからなるもので、外側ルーフ部
10aと内側ルーフ部10bとは同一長さで一体的に、
かつ長手方向に略同一断面形状に成形されている。
〜図3に示すように、外側ルーフ部10aとこれと一体
の内側ルーフ部10bとからなるもので、外側ルーフ部
10aと内側ルーフ部10bとは同一長さで一体的に、
かつ長手方向に略同一断面形状に成形されている。
【0020】当該ルーフモール10においては、その長
手方向の部位が、ルーフ20のルーフパネル21とルー
フサイドレール22間の溝部23内に位置するルーフ部
位11と、フロントピラー24の内側縁部に沿って位置
するフロントピラー部位12とに大別されている。
手方向の部位が、ルーフ20のルーフパネル21とルー
フサイドレール22間の溝部23内に位置するルーフ部
位11と、フロントピラー24の内側縁部に沿って位置
するフロントピラー部位12とに大別されている。
【0021】当該ルーフモール10を使用するに当たっ
ては、ルーフ部位11は機能上不要とする部位を除去さ
れた図2に示す断面形状に形成され、かつ、フロントピ
ラー部位12は機能上不要とする部位を除去された図3
に示す断面形状に形成されている。
ては、ルーフ部位11は機能上不要とする部位を除去さ
れた図2に示す断面形状に形成され、かつ、フロントピ
ラー部位12は機能上不要とする部位を除去された図3
に示す断面形状に形成されている。
【0022】当該ルーフモール10は、図2および図3
に示す実線で示す部位と2点鎖線で示す部位とを一体的
に備えていて、機能上不要とする部位を除去する前の状
態では、ルーフ部位11およびフロントピラー部位12
は共に同一の断面形状を呈している。図2および図3に
示す2点鎖線で示す部位は、当該ルーフモール10を使
用する際に、機能上不要な部位として除去された部位で
ある。ルーフ部位11においては、図2で2点鎖線にて
示す外側ルーフ部10aのリップ部13が切断されて除
去されている。また、フロントピラー部位12において
は、図3で2点鎖線にて示す内側ルーフ部10bの大部
分のルーフ主部位14が切断されて除去されている。
に示す実線で示す部位と2点鎖線で示す部位とを一体的
に備えていて、機能上不要とする部位を除去する前の状
態では、ルーフ部位11およびフロントピラー部位12
は共に同一の断面形状を呈している。図2および図3に
示す2点鎖線で示す部位は、当該ルーフモール10を使
用する際に、機能上不要な部位として除去された部位で
ある。ルーフ部位11においては、図2で2点鎖線にて
示す外側ルーフ部10aのリップ部13が切断されて除
去されている。また、フロントピラー部位12において
は、図3で2点鎖線にて示す内側ルーフ部10bの大部
分のルーフ主部位14が切断されて除去されている。
【0023】当該ルーフモール10においては、このよ
うに、機能上不要な部位である部位13,14を除去し
た状態で、ルーフ20のルーフパネル21とルーフサイ
ドレール22間の溝部23内に嵌着されて、ルーフ部位
11は同溝部23内に位置し、かつ、フロントピラー部
位12は同溝部23から前方に延出して、フロントピラ
ー24の内側縁部に沿って、フロントガラス25の外側
縁部上に位置する。すなわち、当該ルーフモール10
は、図1の2点鎖線で示すように、車両のルーフ20上
に配置されて固定され、ルーフパネル21とルーフサイ
ドレール22の接合部の溶接部位や、および、フロント
ピラー24の内側縁部とフロントガラス25の外側縁部
の境界部位を上方から覆蓋して美観を確保するととも
に、上記した溶接部位や境界部位を液密的にシールして
水の侵入を阻止すべく機能する。
うに、機能上不要な部位である部位13,14を除去し
た状態で、ルーフ20のルーフパネル21とルーフサイ
ドレール22間の溝部23内に嵌着されて、ルーフ部位
11は同溝部23内に位置し、かつ、フロントピラー部
位12は同溝部23から前方に延出して、フロントピラ
ー24の内側縁部に沿って、フロントガラス25の外側
縁部上に位置する。すなわち、当該ルーフモール10
は、図1の2点鎖線で示すように、車両のルーフ20上
に配置されて固定され、ルーフパネル21とルーフサイ
ドレール22の接合部の溶接部位や、および、フロント
ピラー24の内側縁部とフロントガラス25の外側縁部
の境界部位を上方から覆蓋して美観を確保するととも
に、上記した溶接部位や境界部位を液密的にシールして
水の侵入を阻止すべく機能する。
【0024】かかる構成で上記した使用態様を採る当該
ルーフモール10は、従来のこの種形式のルーフモール
と同様に機能するものであるが、従来のこの種形式のル
ーフモールとは異なり、下記のごとき作用効果を奏する
ものである。
ルーフモール10は、従来のこの種形式のルーフモール
と同様に機能するものであるが、従来のこの種形式のル
ーフモールとは異なり、下記のごとき作用効果を奏する
ものである。
【0025】すなわち、当該ルーフモール10において
は、ルーフ部位11とフロントピラー部位12とが一体
成形で同一断面形状に形成されていて、ルーフ部位11
とフロントピラー部位12を一体的に連結するための連
結部位を備えていないため、従来のこの種形式のルーフ
モールのごとき、ルーフ部位と連結部位間、および、連
結部位とフロントピラー部位間の繋ぎ目は存在せず、ル
ーフモールの見栄えが損なわれることはない。
は、ルーフ部位11とフロントピラー部位12とが一体
成形で同一断面形状に形成されていて、ルーフ部位11
とフロントピラー部位12を一体的に連結するための連
結部位を備えていないため、従来のこの種形式のルーフ
モールのごとき、ルーフ部位と連結部位間、および、連
結部位とフロントピラー部位間の繋ぎ目は存在せず、ル
ーフモールの見栄えが損なわれることはない。
【0026】また、当該ルーフモール10においては、
使用に際しては、ルーフ部位11における機能上不要と
する部位13、および、フロントピラー部位12におけ
る機能上不要とする部位14を除去する使用態様を採る
が、機能上不要とする部位13,14はルーフモール1
0の外側縁部または内側縁部に位置することから、不要
部分を除去した痕跡はルーフモール10の表面には露呈
しない。このため、当該ルーフモール10をこのような
使用態様を採っても、ルーフモール10の見栄えが損な
われることはない。
使用に際しては、ルーフ部位11における機能上不要と
する部位13、および、フロントピラー部位12におけ
る機能上不要とする部位14を除去する使用態様を採る
が、機能上不要とする部位13,14はルーフモール1
0の外側縁部または内側縁部に位置することから、不要
部分を除去した痕跡はルーフモール10の表面には露呈
しない。このため、当該ルーフモール10をこのような
使用態様を採っても、ルーフモール10の見栄えが損な
われることはない。
【0027】当該ルーフモール10は、このように、ル
ーフ部位11とフロントピラー部位12とが一体に成形
されたもので、ルーフ部位11とフロントピラー部位1
2とを連結部位を介して一体に連結しているものではな
いことから、当該ルーフモール10の成形には、インジ
ェクション成形型およびその成形作業が不要であって、
ルーフモール10のコストを従来に比較して大幅に低減
することができる。
ーフ部位11とフロントピラー部位12とが一体に成形
されたもので、ルーフ部位11とフロントピラー部位1
2とを連結部位を介して一体に連結しているものではな
いことから、当該ルーフモール10の成形には、インジ
ェクション成形型およびその成形作業が不要であって、
ルーフモール10のコストを従来に比較して大幅に低減
することができる。
【図1】本発明に係るルーフモールを採用する車両のル
ーフの一部を示す部分斜視図である。
ーフの一部を示す部分斜視図である。
【図2】本発明に係るルーフモールを嵌着したルーフに
おける図1の2−2線で切断した縦断面図である。
おける図1の2−2線で切断した縦断面図である。
【図3】同ルーフモールを嵌着したルーフにおける図1
の3−3線で切断した縦断面図である。
の3−3線で切断した縦断面図である。
【図4】従来のルーフモールの一部を示す部分斜視図で
ある。
ある。
10…ルーフモール、10a…外側ルーフ部、10b…
内側ルーフ部、11…ルーフ部位、12…フロントピラ
ー部位、13…リップ部、14…ルーフ主部位、20…
ルーフ、21…ルーフパネル、22…ルーフサイドレー
ル、23…溝部、24…フロントピラー、25…フロン
トガラス。
内側ルーフ部、11…ルーフ部位、12…フロントピラ
ー部位、13…リップ部、14…ルーフ主部位、20…
ルーフ、21…ルーフパネル、22…ルーフサイドレー
ル、23…溝部、24…フロントピラー、25…フロン
トガラス。
Claims (2)
- 【請求項1】車体のルーフを構成するルーフパネルとル
ーフサイドレールの接合部に有する上方に開口して前後
方向に延びる溝部に嵌着されて、同溝部を経て前記ルー
フサイドレールに連続するフロントピラーの内側縁部に
沿って延び、前記溝部、および、前記フロントピラーの
内側縁部とフロントガラスの外側縁部間を覆蓋する車両
用ルーフモールであり、当該ルーフモールは、前記溝部
内に位置するルーフ部位と前記フロントピラーの内側縁
部に沿って位置するフロントピラー部位とが一体成形に
て形成されていて、使用に際して、ルーフ部位における
機能上不要とする部位、および、フロントピラー部位に
おける機能上不要とする部位を除去されることを特徴と
する車両用ルーフモール。 - 【請求項2】請求項1に記載の車両用ルーフモールにお
いて、当該ルーフモールの使用の際には、前記ルーフ部
位にあっては外側縁部の不要の部位が除去され、かつ、
前記フロントピラー部位にあっては内側縁部の不要な部
位が除去されることを特徴とする車両用ルーフモール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001058405A JP2002254993A (ja) | 2001-03-02 | 2001-03-02 | 車両用ルーフモール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001058405A JP2002254993A (ja) | 2001-03-02 | 2001-03-02 | 車両用ルーフモール |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002254993A true JP2002254993A (ja) | 2002-09-11 |
Family
ID=18918131
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001058405A Pending JP2002254993A (ja) | 2001-03-02 | 2001-03-02 | 車両用ルーフモール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002254993A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9038318B2 (en) | 2012-08-01 | 2015-05-26 | Henniges Automotive Sealing Systems North America, Inc. | Dual end cap for a seal assembly |
-
2001
- 2001-03-02 JP JP2001058405A patent/JP2002254993A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9038318B2 (en) | 2012-08-01 | 2015-05-26 | Henniges Automotive Sealing Systems North America, Inc. | Dual end cap for a seal assembly |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0345903Y2 (ja) | ||
JP4037191B2 (ja) | 自動車のドアのサッシュモール用クリップ | |
US6332643B1 (en) | Center pillar structure | |
JP4081635B2 (ja) | 車両のルーフ構造 | |
JP2002254993A (ja) | 車両用ルーフモール | |
JP3671912B2 (ja) | 自動車のリヤウインドウ構造 | |
JPH0351244Y2 (ja) | ||
JP3584840B2 (ja) | ドアサッシュ部上部接合構造 | |
JP3797062B2 (ja) | 車両前部の構造 | |
JP3928371B2 (ja) | 自動車のサイドシル部構造 | |
JP3563179B2 (ja) | ルーフサイド部の排水溝構造 | |
JP3551730B2 (ja) | オープニングトリム | |
JP2000006847A (ja) | フロントフェンダ構造 | |
JP3452177B2 (ja) | 車両のルーフ構造 | |
JP3270671B2 (ja) | ルーフ用ガーニッシュのクッション構造 | |
JP3281197B2 (ja) | ドアグラスランのコーナー部接合構造 | |
JPS6321500Y2 (ja) | ||
JPH0621820Y2 (ja) | 自動車の後部車体構造 | |
JP4133463B2 (ja) | 自動車のオープニングシール | |
JPH021685B2 (ja) | ||
JPH0331627Y2 (ja) | ||
JP2002046475A (ja) | 自動車用サイドドアのシール構造 | |
JPH0650291Y2 (ja) | 自動車の前部車体構造 | |
JPH0340670Y2 (ja) | ||
JP5943111B1 (ja) | バックドアウィンドウの取付構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20041126 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050131 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20050412 |