JP2002254373A - ロボット遠隔制御システム、ロボット制御装置、及び、記録媒体 - Google Patents

ロボット遠隔制御システム、ロボット制御装置、及び、記録媒体

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JP2002254373A
JP2002254373A JP2001051498A JP2001051498A JP2002254373A JP 2002254373 A JP2002254373 A JP 2002254373A JP 2001051498 A JP2001051498 A JP 2001051498A JP 2001051498 A JP2001051498 A JP 2001051498A JP 2002254373 A JP2002254373 A JP 2002254373A
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Tomohiro Sudo
智浩 須藤
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロボットの近くで操作することなく、しか
も、広域ネットワークを利用して遠隔から操作するロボ
ット遠隔制御システム、ロボット制御装置、及び、記録
媒体を提供することにある。 【解決手段】 サーバ5は、ユーザ端末3*から送信さ
れた操作情報をネットワーク(4)を介して受信する受
信手段(5a)と、前記操作情報に基づいてロボットに
対応した制御コマンドを発生するコマンド発生手段(5
f)と、前記制御コマンドを前記ロボットに出力し動作
制御する制御手段(5b)とを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロボット遠隔制御
システム、ロボット制御装置、及び、記録媒体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、理科教育においては、授業におい
て生徒に履修せしめる内容を、実験・観察等により実地
に確かめさせ、授業内容の理解に役立てる方法がとられ
ている。また近年では、履修すべき内容が高度なものに
なるにつれ、実際に行う実験についても高価な機材や、
設備の整った実験室を用意したり、危険を伴うものにつ
いては実験用ロボットを用意し、その実験用ロボットを
操作して実験を行うケースも増えている。
【0003】図10は、実験用ロボットの一例を示す図
である。実験用ロボット1は、この図においては、床や
机上に載置された基台1aに、複数のアーム1c、1
e、1g、アーム間を連結する関節1b、1d、1f、
及び、アーム先端の把持部1hなどを取り付けて構成さ
れた、いわゆる多関節型ロボットと呼ばれるものである
が、この例に限らず、実験用ロボット1は、要するに、
外部のコンピュータ2からの信号に応じてその動作を決
定するコンピュータ制御型の機械的実験設備であればよ
い。たとえば、図示の実験用ロボット1は、コンピュー
タ2からの信号に応じて、各関節1b、1d、1fの回
転角度や回転速度などを決定しつつ、把持部1hを用い
て対象物を把持し、対象物の位置移動などを自在に行う
ことができるものである。
【0004】かかる実験用ロボット1を用いた場合、実
験の繰り返し再現性に優れているため、人手による実験
に比べて、安定した実験結果を得ることができる。しか
も、実験用ロボット1を隔離しておけば、爆発や火災等
の危険を伴う実験も安全に行うことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来
は、実験用ロボット1とコンピュータ2とを一対一とし
て直接的に接続して使用しなければならず、実験目的に
合わせて実験用ロボットを購入しなければならないため
に、各教育機関で支払う運用コストがかかるだけでな
く、いちいち実験用ロボットの設置場所に出向いて実験
を行う必要があり、不便であるという問題点があった。
【0006】そこで、本発明が解決しようとする課題
は、ロボットの近くで操作することなく、しかも、広域
ネットワークを利用して遠隔から操作するロボット遠隔
制御システム、ロボット制御装置、及び、記録媒体を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
ユーザ端末、サーバ、およびロボットからなり、前記ユ
ーザ端末と前記サーバとは第1のネットワークにより接
続され、前記サーバと前記ロボットとは第2のネットワ
ークにより接続されるロボット遠隔操作システムにおい
て、前記サーバは、前記ユーザ端末から送信された操作
情報を前記第1のネットワークを介して受信する受信手
段と、この受信手段によって受信された操作情報に基づ
いて、前記ロボットを操作するための制御コマンドを発
生するコマンド発生手段と、このコマンド発生手段によ
って発生された制御コマンドを、前記第2のネットワー
クを介して、前記ロボットに出力し動作制御する制御手
段とを備えることを特徴とする。請求項2記載の発明
は、請求項1記載の発明において、前記ロボットは前記
第2のネットワークを介して複数が接続され、前記サー
バは、複数接続されるロボットの各々において実行可能
な制御内容からなるリストを保持する保持手段と、前記
ユーザ端末からの要求に応じて、前記リストを送信する
リスト送信手段とをさらに有することを特徴とする。請
求項3記載の発明は、請求項1記載の発明において、前
記サーバは、前記ロボットの実写画像を要求元のユーザ
端末に送信する実写画像送信手段をさらに有することを
特徴とする。請求項4記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記ユーザ端末は、操作情報として前記サ
ーバに対し実験内容を送信し、前記ロボットは、前記サ
ーバが受信した実験内容に基づいて発生した制御コマン
ドに基づいて実験を行う実験用ロボットであることを特
徴とする。請求項5記載の発明は、請求項4記載の発明
において、前記サーバは、実験結果を示す実験結果画像
を実験要求元のユーザ端末に送信する実験結果画像送信
手段をさらに有することを特徴とする。請求項6記載の
発明は、請求項4記載の発明において、前記サーバは、
前記ユーザ端末から要求された実験を担当するロボット
が利用中である場合、前記要求元のユーザに対して当該
ロボットの利用予約を行うか否かの選択要求を送信する
選択要求送信手段をさらに有することを特徴とする。請
求項7記載の発明は、ユーザ端末から送信された操作情
報を第1のネットワークを介して受信する受信手段と、
この受信手段によって受信された操作情報に基づいて、
制御コマンドを発生するコマンド発生手段と、このコマ
ンド発生手段によって発生された制御コマンドを第2の
ネットワークを介してロボットに出力し動作制御する制
御手段とを備えたことを特徴とする。請求項8記載の発
明は、請求項7記載の発明において、前記ロボットは、
前記第2のネットワークを介して複数接続され、これら
複数のロボットの各々において実行可能な制御内容から
なるリストを保持する保持手段と、前記ユーザ端末から
の要求に応じて前記リストを送信するリスト送信手段と
をさらに有することを特徴とする。請求項9記載の発明
は、請求項7記載の発明において、前記ロボットの実写
画像を要求元のユーザ端末に送信する実写画像送信手段
をさらに有することを特徴とする。請求項10記載の発
明は、請求項7記載の発明において、前記受信手段は、
前記ユーザ端末より操作情報として実験内容を受信し、
前記制御手段は、この受信した実験内容に基づいて前記
ロボットに対し実験を行わしめる制御を行うことを特徴
とする。請求項11記載の発明は、請求項10記載の発
明において、実験結果を示す実験結果画像を実験要求元
のユーザ端末に送信する実験結果画像送信手段をさらに
有することを特徴とする。請求項12記載の発明は、請
求項10記載の発明において、前記ユーザ端末から要求
された実験を担当するロボットが利用中である場合、前
記要求元のユーザに対して当該ロボットの利用予約を行
うか否かの選択要求を送信する選択要求送信手段をさら
に有することを特徴とする。請求項13記載の発明は、
ネットワークに接続可能な電子機器が読み取り可能なプ
ログラムコードを記録した記録媒体であって、前記電子
機器に、ユーザ端末から送信された操作情報を第1のネ
ットワークを介して受信する受信手段と、この受信手段
によって受信された操作情報に基づいて、ロボットを動
作制御するための制御コマンドを発生するコマンド発生
手段と、このコマンド発生手段によって発生された制御
コマンドを第2のネットワークを介して接続されるロボ
ットに出力する出力手段とを実現するためのロボット遠
隔制御プログラムを格納したことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。
【0009】図1は、本実施の形態のシステム概念図で
ある。この図において、コンピュータ群3は、本実施の
形態における実験用ロボット遠隔制御システムのサービ
スを受けようとする少なくとも一台のユーザ端末を含
む。以下、ユーザ端末のことを「コンピュータ」という
こととし、コンピュータ群3は、便宜的に3台のコンピ
ュータ3a〜3cを含むこととする。コンピュータ3a
〜3cは、典型的には、たとえば、学校等の教育機関ま
たは企業等の研究機関などに設置されたパーソナルコン
ピュータやワークステーションなどであるが、第1ネッ
トワークに有線、無線を問わず接続可能な端末であれ
ば、携帯電話のような通信機器であってもよい。また、
これらのコンピュータ3a〜3cは常時または随時に第
1ネットワーク4に接続されており、第1ネットワーク
4上の所定のサーバ5との間で相互通信が可能なように
構成されている。サーバ5は本実施の形態における実験
用ロボット遠隔制御システムの中核をなすものである。
このサーバ5には第2ネットワーク6を介して複数の実
験用ロボット7a〜7cからなるロボット群7が接続さ
れている。
【0010】ここで、第1ネットワーク4と第2ネット
ワーク6は、たとえば、前者がインターネット等の広域
ネットワーク(WAN:Wide Area Network)で、後者
がイーサネット等の域内ネットワーク(LAN:Local
Area Network)であってもよく、あるいは、いずれもW
ANまたはLANであってもよい。少なくとも、第1ネ
ットワーク4がWANである場合、コンピュータ群3を
構成する各コンピュータ3a〜3cの設置場所は、全地
球規模でいかなる場所(WANに接続できる場所である
限り)であってもかまわない。同様に、第2ネットワー
ク6がWANである場合も、複数の実験用ロボット7a
〜7cの設置場所も全地球規模でいかなる場所(WAN
に接続できる場所である限り)であってもかまわない。
【0011】以下、便宜的に、第1ネットワーク4をW
ANとし、そのWANプロトコルを今日のディファクト
スタンダードであるインターネットプロトコル(IP)
とするとともに、第2ネットワーク6をLANとし、そ
のLANプロトコルをイーサネットプロトコルとして説
明することとする。
【0012】既述のとおり、サーバ5は本実施の形態に
おける実験用ロボット遠隔制御システムの中核をなすも
のであり、サーバ5は、当該サービスに必要な様々な処
理を実行するためのプラットフォームと、当該プラット
フォーム上で動作する各種ソフトウェアとにより構成さ
れる。プラットフォームは、UNIXやDOS/Vなど
のアーキテクチャで構築された単一ないしは複数のコン
ピュータシステムであり、好ましくは、長期運用の安定
性等に優れたサーバ専用のコンピュータシステムであ
る。また、ソフトウェアはかかるコンピュータシステム
に適合したオペレーティングシステム(OS)を含むと
ともに、同OSに対応したサーバプログラムや、これら
のOSやサーバプログラムなどと共同して本実施の形態
の実験用ロボット遠隔制御サービスを実現するユーザア
プリケーションプログラムを含み、サーバ5は、これら
のソフトウェア資源とプラットフォームのハードウェア
資源との有機的結合により、本実施の形態の実験用ロボ
ット遠隔制御サービスに必要な各種機能を実現する。
【0013】図2は、サーバ5において実現される上記
各種機能の模式図である。この図において、WAN通信
部5a(発明の要旨に記載の受信手段、リスト送信手
段、実写画像送信手段、実験結果画像送信手段、選択要
求送信手段に相当)は第1ネットワーク4との間の通信
プロセスを制御し、LAN通信部5b(発明の要旨に記
載の制御手段に相当)は第2ネットワーク6との間の通
信プロセスを制御する。これらのWAN通信部5a及び
LAN通信部5bは、OSやサーバプログラムの基本機
能の一つである通信機能と、プラットフォーム上の物理
的通信部(イーサネットボード等の通信インターフェー
ス)との有機的結合によって実現することができる。一
方、ユーザ管理部5c、実験内容管理部5d(発明の要
旨に記載の保持手段に相当)、実験受付管理部5e、ロ
ボット制御管理部5f(発明の要旨に記載のコマンド発
生手段に相当)、実験状況送出部5g、実験結果送出部
5h、及び、課金処理部5iなどは、実験用ロボット遠
隔制御サービスの主要部を構成するものであり、これら
は、主に上記のユーザアプリケーションプログラムによ
って実現されるものである。以下、各部の機能を説明す
る。
【0014】<ユーザ管理部5c>ユーザ管理部5c
は、本実施の形態のサービス(実験用ロボット遠隔制御
サービス)を受けようとする利用者情報の登録管理を行
うとともに、サービス利用時のユーザ認証を行う。利用
者情報は、利用者の氏名や住所、並びに、電話番号ある
いは電子メールアドレスなどの連絡先情報等であり、要
するに、サービスの利用履歴を利用者ごとに管理するた
めに必要な情報である。この利用者情報は、当該サービ
スを有料で提供する際の課金のための基本情報ともな
り、ユーザ管理部5cは、第1ネットワーク4を介して
行われるオンライン手続き、あるいは、ファクシミリや
郵送書類を用いて行われる書面手続きなどにより、上記
の利用者情報を入手し、自動または手動でデータベース
5jに登録する。
【0015】ユーザ管理部5cは、当該登録手続きの際
に、利用者識別やサービスへのログイン認証を行うため
の識別情報(たとえば、IDやパスワード)を発行し、
オンライン手続きの場合は、その識別情報を表示した所
定の登録認証画面を生成して登録ユーザの端末(コンピ
ュータ3a〜3cの一つ)に送信する。または、書面手
続きの場合は、その識別情報を記載した所定の登録認証
書類を印刷して登録ユーザの住所宛に郵送する。ただ
し、書面手続きの場合の書面受け取りや登録認証書類の
郵送などは、いずれも人手による作業であって厳密には
ユーザ管理部5cの機能に含まれない。
【0016】サービス利用者は、自分の手元の端末(コ
ンピュータ3a〜3cのいずれか)を用いて、登録済み
のIDやパスワードをサーバ5に送信する。サーバ5の
ユーザ管理部5cはデータベース5jの登録情報を参照
して当該IDやパスワードの有効/無効を判定し、無効
の場合はアクセス拒否を、また、有効の場合はアクセス
を許容する。
【0017】<実験内容管理部5d>実験内容管理部5
dは、本実施の形態の実験用ロボット遠隔制御システム
で提供可能なすべての実験内容を管理する。提供可能な
すべての実験内容はロボット群7の構成に依存する。た
とえば、図示の3台の実験用ロボット7a〜7cのそれ
ぞれで、「実験A」、「実験B」及び「実験C」を行う
ことができる場合、実験内容管理部5dは実験A〜Cの
名称や実験の概要などの情報を把握管理する。これらの
情報はロボット群7の構成に変化(実験用ロボットの追
加や機種変更または機能変更など)があった場合に当該
サービスの管理者あるいは実験用ロボットの管理者など
によって人為的にデータベース5jに登録されるもので
あり、実験内容管理部5dは、正規利用者に対してデー
タベース5jに登録済みの実験情報を網羅した実験内容
リスト画面を生成してアクセス元の利用者端末宛に送信
する。
【0018】<実験受付管理部5e>実験受付管理部5
eは、正規利用者の端末からの実験依頼や予約を受け付
ける。この実験依頼は、当該端末上に表示された実験内
容リスト画面の中から、正規利用者によって選択された
実験の一つであり、実験受付部5eは、実験を担当する
ロボット(実験用ロボット7a〜7c)が利用中でない
場合に、その実験に必要なパラメータの入力画面を生成
して実験要求元の利用者端末宛に送信するとともに、当
該利用者によってパラメータ入力画面に任意に入力され
たパラメータを受け取り、実験内容と一緒にロボット制
御管理部5fに転送する。
【0019】<ロボット制御管理部5f>ロボット制御
管理部5fは、実験受付管理部5eから転送された情報
(実験内容や実験パラメータなど)に基づいて、実験を
担当するロボットの特定と、そのロボットの言語に適合
した制御コマンドの発生を行う。制御コマンドは、たと
えば、実験を担当するロボットを冒頭で説明した多関節
型ロボットとした場合、アームの移動方向や移動速度な
どを制御するためのコマンド群である。実験用ロボット
7a〜7cは、このコマンド群に従って動作し、所要の
実験を行う。
【0020】<実験状況送出部5g>実験状況送出部5
gは、実験実行中のユーザ便宜を図るためのものであ
り、要するに、実験の状況(情景)をグラフィカルに表
現した動画像またはコマ送りで変化する静止画像(以下
「実験画像」という。)を実験依頼元のユーザ端末に送
信するものである。なお、実験画像は上記の動画像や静
止画像のみならず、実際のロボットの動きをカメラで撮
影した撮影画像(実写画像)であってもよい。
【0021】<実験結果送出部5h>実験結果送出部5
hは、実験用ロボットによって行われた実験の結果を数
値化し、または、画像化して実験要求元のユーザ端末に
送信する。
【0022】<課金処理部5i>課金処理部5iは、本
実施の形態のサービスを有料で提供する場合に、実験受
付ごとの課金処理を行うものである。この課金処理は、
実験内容ごとにあらかじめ定められた利用料金を、当該
実験の依頼元ユーザに適用してデータベース5jに登録
するとともに、実験完了時に利用料金の請求処理(請求
画面の実験要求元ユーザ端末への送信等)を実行し、さ
らに、たとえば、事前に登録されているユーザ口座から
の利用料金の引き落とし、あるいは、プリペイドカード
方式などの決済処理を実行する。
【0023】図3は、本実施の形態における実験用ロボ
ット遠隔制御システム利用の流れ図である。この図にお
いて、ユーザ端末3*は、コンピュータ群3を構成する
各コンピュータ3a〜3cのうちの一台を示し、ロボッ
ト7*は、ロボット群7を構成する各実験用ロボット7
a〜7cのうちの一台を示す。まず、サービスを受けよ
うとするユーザは、事前にサーバ5に対してユーザ登録
を行う。この登録手続きにおいて、サーバ5は、ユーザ
端末3*からの登録要求を受け付けると、登録者の氏名
や住所等の情報をデータベース5jに登録するととも
に、サービス利用時の認証に用いる情報(IDやパスワ
ードなど)を発行し、ユーザ端末3*宛に送信する。
【0024】しかる後、ユーザは、与えられたIDやパ
スワードを用いてサーバ5にアクセスし、サーバ5に対
して実行可能な実験内容を網羅した実験リストを要求す
る。サーバ5は、この要求に応答して、要求元のユーザ
端末3*に実験リスト画面を送信し、ユーザは、その実
験リストの中から希望する実験内容を選択する。サーバ
5は、その選択された実験内容に対応したパラメータ入
力画面をユーザ端末3*に送信し、ユーザは、希望する
実験パラメータを入力してサーバ5に返送する。
【0025】サーバ5は、選択された実験内容と、指定
されたパラメータとに基づいて、その実験を担当するロ
ボット7*の特定や、ロボット7*に対する制御コマン
ドの発生などを行い、逐次にその制御コマンドをロボッ
ト7*に送信する。ロボット7*は、制御コマンドに従
って所要の動作、たとえば、多関節型ロボット(図10
参照)であれば、各関節1b、1d、1fの回転角度や
回転速度などを決定しつつ、把持部1hを用いて対象物
を把持し、対象物の位置移動などを行いながら所要の実
験を遂行する。
【0026】一方、サーバ5は、この実験と平行して、
実験の様子を模した画像または実験の様子を実写した画
像を生成し、それを実験状況画像としてユーザ端末3*
に送信する。ユーザは、この画像をモニタすることによ
り、実験の様子、進行状況などを把握することができ
る。
【0027】実験が完了すると、ロボット7*は、実験
完了をサーバ5に通知し、また、その実験結果を把握で
きるタイプのロボット7*である場合は、その実験結果
もサーバ5に通知する。サーバ5は、ロボット7*から
通知された実験結果、あるいは他の実験結果把握手段か
らの実験結果を所定のフォーマットに成形して、実験結
果通知画面を生成し、ユーザ端末3*に送信する。
【0028】したがって、本実施の形態によれば、事前
に登録済みのユーザは、サーバ5に対して、第1ネット
ワーク4経由で自由に実験リストを要求できるととも
に、そのリスト内の実験を選択して遠隔で実行すること
ができるので、すべてのユーザは、実験目的に合わせた
実験用ロボットを手元に置く必要がなく、実験コストの
大幅な削減を図ることができるうえ、ユーザは第1ネッ
トワーク4に接続できる環境に所在するだけで任意の実
験用ロボット7a〜7cを選択的に利用できるから、い
ちいち実験用ロボットの設置場所に出向く必要もなく、
実験の手間を軽減できるという格別のメリットを得られ
る。
【0029】なお、本実施の形態のシステムは、複数台
の実験用ロボット7a〜7cを複数のユーザで共有する
ものであり、場合によっては、希望した実験を担当する
ロボットが既に他のユーザによって利用中であることが
当然あり得るが、このような場合を想定して、以下のよ
うに改良してもよい。
【0030】図4は、改良例を示す流れ図であり、図3
の“実験選択”から“実験パラメータ要求”までの部分
を示す図である。この図において、サーバ5は、ユーザ
端末3*からの実験選択情報を受け取ると、当該実験を
担当するロボット7*が利用可能であるか否か(すなわ
ち他のユーザによって利用中であるか否か)を判定す
る。そして、利用可能であれば、上記実施の形態と同様
に、実験パラメータ要求画面をユーザ端末3*に送信す
る一方、利用可能でなければ、すなわち、当該実験を担
当するロボット7*が他のユーザによって利用中である
場合は、まず、そのロボット7*の利用予約画面をユー
ザ端末3*に送信する。ユーザは、当該画面に設けられ
た予約ボタン(予約する/予約しない)を選択してサー
バ5に返送する。サーバ5は、予約ボタンの選択状態に
対応して、予約しない場合は処理を終了し、予約する場
合はデータベース5jの予約テーブルに登録するととも
に、利用可能な状態になると、上記実施の形態と同様
に、実験パラメータ要求画面をユーザ端末3*に送信す
る。
【0031】これによれば、ユーザによって選択された
実験を担当するロボット7*が他のユーザによって利用
中であっても、そのロボット7*による実験を予約する
ことができ、複数のユーザによる実験の進行を調停しつ
つ、共同利用することができ、実験をスムーズに行うこ
とができる。
【0032】図5〜図9は、本実施の形態におけるサー
ビスの具体的実例を示す図である。図5において、画面
10は、ユーザ端末3*に表示されるパラメータ要求画
面の一例である。この画面10には、たとえば、“2種
類の液体A、Bを混ぜ合わせる”という実験内容を表す
文字列表示エリア10aと、その一方の液体(液体B)
の量を指定するためのパラメータ入力用コントロール1
0bとが設けられており、ユーザは、希望するパラメー
タ(この場合は液体Bの量;図においては“50”〔c
c〕)をコントロール10bに入力する。サーバ5は、
ユーザによって指定された実験(この場合は2種類の液
体A、Bを混ぜ合わせるという内容の実験)を担当する
ロボット7*を特定し、そのロボット7*に対して、必
要な制御コマンドを生成して出力する。ロボット7*
は、その制御コマンドに従って動作し、たとえば、図6
に示すように、パラメータで指定された量の液体Bを入
れた容器8を把持し、その容器8を、液体Aを入れた別
の容器9の上に移動して容器8を傾け、液体Aに50c
cの液体Bを混ぜ合わせるという実験を行う。
【0033】一方、かかるロボット7*の実験と平行し
て、サーバ5は、実験の状況を表す画面を生成してユー
ザ端末3*に送信する。図7は、その画面11を示す図
であり、この例では、模式化された実験者11aが、こ
れも模式化された二つの容器11b、11cを両手に持
ち、一方の容器11bに入れられた50ccの液体Bを
他方の容器11cに移し替え、他方の容器11c内の液
体Aと混合している様子を表現している。これによれ
ば、ユーザは、あたかも実験に立ち会っているが如き仮
想の体験をすることができ、たとえば、学生などへの効
率的な学習効果を期待することができる。すなわち、実
験の過程をユーザ端末3*上で確認できるから、たとえ
ば、学校の理科室などに集中設置されたロボット群7に
よる遠隔実験システムに適用して好適なものとすること
ができる。
【0034】図8及び図9は、かかる遠隔実験システム
におけるサーバ5とユーザ端末3*とのネットワーク4
を介した処理シーケンスを示す図である。この図におい
て、サーバ5側の処理はステップSで、ユーザ端末3*
側の処理はステップTで表すものとする。
【0035】まず、ユーザ(学生または指導教官等)
が、事前に配布された実験リストの中から所望の実験を
選択すると(あるいは、先にも説明したとおり、サーバ
5にアクセスすることによる認証処理の実行の後、セッ
ション確立を行ったことによりサーバ5から送信される
実験リスト画面から所望の実験を選択すると)、ユーザ
端末3*は、その実験内容のサーバ5への送信要求を検
出したか否かを判断する(ステップT1)。この後、実
験内容の送信要求を検出しなければそのまま待機状態に
なるが(ステップT3)、送信要求を検出すると、その
旨をサーバ5に送信する(ステップT2)。
【0036】一方、サーバ5では、ユーザ端末3*との
セッションの確立後、ユーザ端末3*からの送信を待機
する(ステップS1)。そして、ユーザ端末3*による
ステップT2の操作をネットワーク4を介して受信・検
出すると(ステップS2)、ユーザ端末3*が送信した
実験内容に基づいて、ロボット制御管理部5fで実験を
担当するロボット7*(実験装置)を特定し、この特定
されたロボットの現在の状態(他の実験中か否か)を確
認する(ステップS3)。
【0037】ステップS3において、ロボット7*が現
在実験中ではなく、実験可能な状態にある場合、ステッ
プS16へ移行するが、実験中である場合、ユーザ端末
3*に対し使用中である旨のメッセージを送信し(ステ
ップS5)、待機する(ステップS6)。
【0038】ユーザ端末3*はサーバ5から使用中のメ
ッセージを受信すると(ステップT4)、その旨を画面
表示しユーザに対し対応を促すが(ステップT5)、こ
のメッセージの受信を検出しなければ、何らかの情報が
サーバ5から送信されるまで待機する(ステップT
6)。
【0039】この後、ユーザ端末3*は、ユーザから実
験の予約の指示を検出したか否かを判断し(ステップT
7)、予約指示を検出すると、その旨を予約の要求とし
てサーバ5に送信し(ステップT8)、再び待機する
(ステップT11)。またこれと同時に、実験のキャン
セルの指示を検出したか否かも判別し(ステップT
9)、キャンセルの指示を検出した場合はキャンセルす
る旨をサーバ5に送信し(ステップT10)本シーケン
スを終了し、セッションを切る。
【0040】サーバ5では、ユーザ端末3*から送信さ
れた内容に基づいて処理を実行するが、実験のキャンセ
ルを受信した場合は本シーケンスを終了するが(ステッ
プS9でNo)、予約の要求を受信した場合は、登録者
を識別するための情報(利用者情報)、実験開始希望時
間等の入力受付ボックス等からなる予約フォームをユー
ザ端末3*に送信し(ステップS8)、待機する(ステ
ップS10)。
【0041】ユーザ端末3*では、サーバ5より送信さ
れる予約フォームが受信されたか否かを判断し(ステッ
プT12)、受信を検出すると、予約フォームを画面表
示し(ステップT13)、ユーザに対し対応を促す(ス
テップT13)。
【0042】この後、ユーザによるデータの入力に基づ
いて、予約データを生成し、送信の指示が検出されたか
否かを判断する(ステップT14)。そして、送信指示
を検出すると、この予約データを送信し(ステップT1
5)、待機する(ステップT16)。
【0043】サーバ5では、ユーザ端末3*から送信さ
れた予約データに基づいて実験受付管理部5eで登録処
理を実行し(ステップS12)、何時実験を行うかのス
ケジュールをユーザ端末3*に送信して通知し(ステッ
プS13)、当該実験の開始が予定されている時間まで
待機する(ステップ14)。
【0044】一方、サーバ5から送信されたスケジュー
ルの受信の検出の有無を判断し(ステップT17)、ス
ケジュールの受信を検出すると、ユーザ端末3*内部の
所定のメモリにその旨を登録する(ステップT18)。
【0045】このような処理をユーザ端末3*に行うこ
とにより、例えば、スケジューラ等、他のアプリケーシ
ョンプログラムと連動させて、実験の開始をユーザに対
し報知することができる他、授業の時間割等に連動した
実験の開始を指定することもできる。
【0046】サーバ5は現在時刻が、ステップS12に
おいて事前に登録された予約時間と一致したことを検出
すると、実験開始をユーザ端末3*に送信する(ステッ
プS16)。このステップにおいて、セッションが継続
中であれば、実験を開始する旨のメッセージのみを送信
するが、セッションが切られている場合、予約データ
(利用者情報の電話番号)に基づいて、登録者に発呼
し、ユーザ端末3*との再セッション確立を要求する。
【0047】ユーザ端末3*は、サーバ5より送信され
た実験開始の受信の有無を判断し(ステップT20)、
実験開始の受信を検出すると、図7に図示するような実
験の経過を示す画像(仮想画像または実写画像)を表示
させるため、画像(動画)表示用のプログラムを起動す
る(ステップT21)。これは、例えば、サーバ5との
セッションにおいて、所定のブラウザソフトを使用して
いれば、リアルタイムに画像を表示するプラグイン等を
起動する。
【0048】この後、図5に示されるような実験に必要
なパラメータ等の操作命令の入力を指示・表示し(ステ
ップT22)、ユーザによるパラメータの入力と送信指
示の有無を判断し(ステップT23)、パラメータの送
信指示を検出すると、送信する(ステップT24)。ま
た、サーバ5は、これを受信し、受信したパラメータに
基づいて、ロボット7*を制御する制御コマンドをロボ
ット制御管理部5fにて生成し、第2ネットワーク6を
介して出力する(ステップS17)。またこの制御コマ
ンドに出力に対応して動作するロボット7*の動作内容
を第2ネットワーク6を介して取得し、この取得された
内容に基づいて実験状況送出部5gにて実験の様子を模
した仮想画像、またはロボット7*の動きを写した実写
画像を生成し、ユーザ端末3*にリアルタイムに送信す
る(ステップS18)。
【0049】ユーザ端末3*は、これらの画像を受信す
ると、これを表示して(ステップT25)、ステップT
22〜T24にてユーザが行った処理に対する実験内容
を出力するとともに、これによって実験操作完了か否か
の指示を促す。そして実験が終了していなければ再びス
テップT22に戻りパラメータの入力指示を促すが、実
験完了操作を検出したならば(ステップT26)、終了
コマンドを生成して、サーバ5に送信する。
【0050】サーバ5はこの終了コマンドを受信する
と、ロボット7*の制御を止め、実験結果送出部5hに
て実験結果を生成する(ステップS19)。しかる後、
今回の実験操作による利用料金を課金処理部5iにて算
出、生成し(ステップS20)、これらのデータをユー
ザ端末3*に送信し(ステップS21)、本処理を終了
する。ユーザ端末3*では、ステップT21にてサーバ
5が送信したデータを受信し、表示し(ステップT2
8)本処理を終了する。
【0051】以上のとおり、この具体例においては、た
とえば、学校等に適用して好ましい遠隔実験システムを
実現することができる。すなわち、理科室等に集中設置
されたロボット群7を、校内ないしは校外の教室等から
遠隔制御することができ、ロボット群7の共同利用を実
現して実験コストの低減を図ることができるばかりか、
いちいち理科室等に出向くこともないので実験の手間を
軽減することができるうえ、ユーザは、第1ネットワー
ク4を介してサーバ5に接続可能なユーザ端末3*を所
持していればよく、他校の学生や、在宅の学生などにも
ロボット群7を利用させることができ、より一層効率的
な共同利用を行うことができる。
【0052】また、実験の経過をユーザ端末3*でモニ
タできるため、学習効果の高い遠隔実験システムを提供
することができ、特に学校等の教育現場に適用して好ま
しいシステムとすることができる。
【0053】なお、本実施の形態においては、実験用ロ
ボットの遠隔操作について述べたが、第1ネットワーク
4、および、第2ネットワークの何れかが、広域ネット
ワークに接続されており、これらのネットワークを介し
てロボットを遠隔操作するシステムであれば、これに限
定されない。この場合、例えば、実験用ロボット7a〜
7cに代わるものとして、介護を目的としたロボットで
あってもよいし、電子玩具のようなものであってもよ
い。
【0054】
【発明の効果】本発明によれば、ネットワークを介して
受信されたユーザ端末からの操作情報に基づいて、ロボ
ットに対応した制御コマンドが生成され、この制御コマ
ンドが前記ロボットに出力される。したがって、ネット
ワーク上のユーザ端末から遠隔地のロボットを制御する
ことができるので、移動等の手間をかけず、広域ネット
ワークを利用してロボットの制御を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態のシステム概念図である。
【図2】サーバ5において実現される各種機能の模式図
である。
【図3】本実施の形態におけるサービス(実験用ロボッ
ト遠隔制御サービス)利用の流れ図である。
【図4】本実施の形態の改良例を示す流れ図である。
【図5】ユーザ端末3*に表示されるパラメータ要求画
面の一例を示す図である。
【図6】実験用ロボットの動作状態図である。
【図7】実験の状況を表す画面を示す図である。
【図8】遠隔実験システムにおける処理シーケンスを示
す図(1/2)である。
【図9】遠隔実験システムにおける処理シーケンスを示
す図(2/2)である。
【図10】実験用ロボットの一例を示す図である。
【符号の説明】
3a〜3c コンピュータ(ユーザ端末) 4 第1ネットワーク(ネットワーク) 5 サーバ(ロボット制御装置) 5a WAN通信部(受信手段、リスト送信手
段、実写画像送信手段、実験結果画像送信手段、選択要
求送信手段) 5b LAN通信部(制御手段) 5d 実験内容管理部(保持手段) 5f ロボット制御管理部(コマンド発生手段) 7a〜7c 実験用ロボット(ロボット)
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 9/00 321 H04Q 9/00 321E

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザ端末、サーバ、およびロボットか
    らなり、前記ユーザ端末と前記サーバとは第1のネット
    ワークにより接続され、前記サーバと前記ロボットとは
    第2のネットワークにより接続されるロボット遠隔操作
    システムにおいて、 前記サーバは、 前記ユーザ端末から送信された操作情報を前記第1のネ
    ットワークを介して受信する受信手段と、 この受信手段によって受信された操作情報に基づいて、
    前記ロボットを操作するための制御コマンドを発生する
    コマンド発生手段と、 このコマンド発生手段によって発生された制御コマンド
    を、前記第2のネットワークを介して、前記ロボットに
    出力し動作制御する制御手段とを備えることを特徴とす
    るロボット遠隔制御システム。
  2. 【請求項2】 前記ロボットは前記第2のネットワーク
    を介して複数が接続され、前記サーバは、複数接続され
    るロボットの各々において実行可能な制御内容からなる
    リストを保持する保持手段と、前記ユーザ端末からの要
    求に応じて、前記リストを送信するリスト送信手段とを
    さらに有することを特徴とする請求項1記載のロボット
    遠隔制御システム。
  3. 【請求項3】 前記サーバは、前記ロボットの実写画像
    を要求元のユーザ端末に送信する実写画像送信手段をさ
    らに有することを特徴とする請求項1記載のロボット遠
    隔制御システム。
  4. 【請求項4】 前記ユーザ端末は、操作情報として前記
    サーバに対し実験内容を送信し、前記ロボットは、前記
    サーバが受信した実験内容に基づいて発生した制御コマ
    ンドに基づいて実験を行う実験用ロボットであることを
    特徴とする請求項1に記載のロボット遠隔制御システ
    ム。
  5. 【請求項5】 前記サーバは、実験結果を示す実験結果
    画像を実験要求元のユーザ端末に送信する実験結果画像
    送信手段をさらに有することを特徴とする請求項4記載
    のロボット遠隔制御システム。
  6. 【請求項6】 前記サーバは、前記ユーザ端末から要求
    された実験を担当するロボットが利用中である場合、前
    記要求元のユーザに対して当該ロボットの利用予約を行
    うか否かの選択要求を送信する選択要求送信手段をさら
    に有することを特徴とする請求項4記載のロボット遠隔
    制御システム。
  7. 【請求項7】 ユーザ端末から送信された操作情報を第
    1のネットワークを介して受信する受信手段と、 この受信手段によって受信された操作情報に基づいて、
    制御コマンドを発生するコマンド発生手段と、 このコマンド発生手段によって発生された制御コマンド
    を第2のネットワークを介してロボットに出力し動作制
    御する制御手段とを備えたことを特徴とするロボット制
    御装置。
  8. 【請求項8】 前記ロボットは、前記第2のネットワー
    クを介して複数接続され、これら複数のロボットの各々
    において実行可能な制御内容からなるリストを保持する
    保持手段と、前記ユーザ端末からの要求に応じて前記リ
    ストを送信するリスト送信手段とをさらに有することを
    特徴とする請求項7記載のロボット制御装置。
  9. 【請求項9】 前記ロボットの実写画像を要求元のユー
    ザ端末に送信する実写画像送信手段をさらに有すること
    を特徴とする請求項7記載のロボット制御装置。
  10. 【請求項10】 前記受信手段は、前記ユーザ端末より
    操作情報として実験内容を受信し、前記制御手段は、こ
    の受信した実験内容に基づいて前記ロボットに対し実験
    を行わしめる制御を行うことを特徴とする請求項7記載
    のロボット制御装置。
  11. 【請求項11】 実験結果を示す実験結果画像を実験要
    求元のユーザ端末に送信する実験結果画像送信手段をさ
    らに有することを特徴とする請求項10記載のロボット
    制御装置。
  12. 【請求項12】 前記ユーザ端末から要求された実験を
    担当するロボットが利用中である場合、前記要求元のユ
    ーザに対して当該ロボットの利用予約を行うか否かの選
    択要求を送信する選択要求送信手段をさらに有すること
    を特徴とする請求項10記載のロボット制御装置。
  13. 【請求項13】 ネットワークに接続可能な電子機器が
    読み取り可能なプログラムコードを記録した記録媒体で
    あって、前記電子機器に、ユーザ端末から送信された操
    作情報を第1のネットワークを介して受信する受信手段
    と、この受信手段によって受信された操作情報に基づい
    て、ロボットを動作制御するための制御コマンドを発生
    するコマンド発生手段と、このコマンド発生手段によっ
    て発生された制御コマンドを第2のネットワークを介し
    て接続されるロボットに出力する出力手段とを実現する
    ためのロボット遠隔制御プログラムを格納したことを特
    徴とする記録媒体。
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