JP2002253752A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2002253752A
JP2002253752A JP2001054081A JP2001054081A JP2002253752A JP 2002253752 A JP2002253752 A JP 2002253752A JP 2001054081 A JP2001054081 A JP 2001054081A JP 2001054081 A JP2001054081 A JP 2001054081A JP 2002253752 A JP2002253752 A JP 2002253752A
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JP2001054081A
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English (en)
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Kishio Sugijima
紀志男 杉島
Keiji Mori
圭史 森
Yoshitaka Tsuchiya
義孝 土屋
Yasuhiro Hirano
泰弘 平野
Akio Osawa
晃央 大澤
Ikuo Nagata
郁男 永田
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Sansei R&D Co Ltd
Original Assignee
Sansei R&D Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】遊技者に遊技に係わる音声を聞こえやすくした
遊技機を提供すること。 【解決手段】パチンコ遊技機10の最前面部に設けられ
る上受け皿16の最前面部左右両側にスピーカー23を
取り付ける。スピーカー23は、音声発生部52、音声
放出部53及びケーブル部54から構成し、上受け皿1
6は、パチンコ遊技機10の表面側からスピーカー23
を着脱できるように、上受け皿本体56、上受け皿カバ
ー部57及びスピーカー埋込部58から構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技機に関し、更
に詳しくは、パチンコ遊技機やスロットマシンなどの遊
技機本体に設けられる装置であって各種楽音効果音その
他の音声を発生し遊技機外部に放出する装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、パチンコ遊技機やスロットマシン
などの遊技機は、遊技盤に設けられる各種入賞装置や図
柄変動表示装置などを制御して視覚的に遊技の興趣を盛
り上げるだけでなく、各種入賞装置や図柄変動表示装置
の動作に合わせて、各種楽音効果音その他の音声(以
下、単に「音声」とする。)を発生させることによって
聴覚的にも遊技の興趣を盛り上げるようにしたものが主
流となっている。
【0003】音声の発生及びその遊技機本体外への放出
並びに入賞装置および図柄変動装置などの制御は、IC
やLSIなどの多数の電子部品を配設したロジック制御
回路あるいはマイクロコンピュータを備えた制御回路、
例えば、メイン制御回路のほか、音声制御回路、ランプ
制御回路、表示制御回路、中継回路、払出制御回路、発
射制御回路、フォト分配回路、情報出力回路などによっ
て行われる。
【0004】これらの制御回路から送出される制御信号
は、遊技内容や遊技操作に応じたものである。そして、
送出された制御信号により、各種の遊技部材、例えば、
遊技に係わる音声を発生し遊技機外部に放出するスピー
カー、各種ランプ、入賞球カウントスイッチ、各種入賞
装置、図柄表示装置、賞球払出装置、発射装置などが制
御されるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
遊技機では、遊技に係わる音声を発生させ遊技機外部に
放出するスピーカーは、遊技機上部のランプ周りや遊技
媒体受け皿の裏側に設けられていた。このように遊技機
上部のランプ周りにスピーカーが設けられると、スピー
カーと遊技者とは離れてしまい、遊技者は、遊技に係わ
る音声を充分に聴き取れなくなるいう問題があった。
【0006】また、遊技媒体受け皿の裏側にスピーカー
が設けられると、スピーカーと遊技者との距離そのもの
は近くても、スピーカーからの音声が遊技機本体を構成
する各種部材によって遮られたり吸収されたりして、こ
もってしまい、遊技者は、遊技に係わる音声を充分に聴
き取れないという問題があった。このように遊技者が遊
技機のスピーカーから放出される音声を充分に聴き取れ
ないと、遊技者にとっては、遊技状況や遊技操作に応じ
て発生される音声の迫力が薄れ気味となり、興趣の盛り
上がりに若干欠けてしまうことになる。
【0007】一方、遊技者の目前にある遊技機のスピー
カーから音声が放出されているのにもかかわらず上記の
問題があるのは次の理由による。遊技場には多くの遊技
機が設置されており、遊技球の流れ落ちる音が鳴り響く
ほか、館内放送が頻繁になされ、しかも、BGMが流れ
ているからである。従って、従来のようにスピーカーを
ランプ周辺部に設けることで遊技者との間が少しでも離
れたり、スピーカーを遊技機本体内部に埋め込んだ構造
にして音声が他の部材により吸収され得る構造になって
しまうと、とたんに遊技者は十分に音声を聴き取りにく
くなる場合がある。
【0008】例えば、図7に従来の遊技機の一例として
パチンコ遊技機を示すが、同図に示した遊技機は球受け
皿の裏側にスピーカーが設けられているため、騒がしい
遊技場内においては、スピーカーから音声が発生され遊
技機外部へ放出されても音声がこもってしまい遊技者に
ははっきりと音声が聴こえないということがしばしばあ
った。従って、遊技状況と遊技に係わる音声との相乗効
果があればより一層遊技の興趣を盛り上げることができ
たところ、遊技者に音声がうまく届かなかったがために
その興趣が削がれてしまっていたのである。
【0009】このような周囲が騒がしい状況下でスピー
カーから放出される音声を遊技者が充分に聞こえるよう
にするためには、スピーカーから放出される音声の絶対
的な音量を大きくするというだけではなく、そのスピー
カーから放出される音声の聞き易さにも配慮すべきであ
ると考えられる。
【0010】本発明の解決しようとする課題は、遊技者
に遊技に係わる音声を聞こえやすくした遊技機を提供す
ることにある。これにより、遊技者の遊技に対する興趣
をより一層盛り上げようとするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、請求項1に記載されるように、遊技状況に
応じて音声データの読出及び発生を制御する音声制御手
段と、音声データを記憶する音声記憶手段と、前記音声
制御手段の命令に従って前記音声記憶手段から読み出さ
れた音声データを基に音声を発生させる音声発生手段と
を備え、前記音声発生手段により発生された音声を当該
遊技機の外部へ放出する音声放出部が当該遊技機の最前
面部に設けられていることを要旨とするものである。
【0012】上記構成を有する請求項1に係る発明によ
れば、音声制御手段の命令に従って音声記憶手段から読
み出された音声データに基づいて音声発生手段により音
声が発生される。音声発生手段から発生される音声は、
そのまま、当該遊技機の最前面部に設けられている音声
放出部から当該遊技機の外部へ放出される。音声放出部
は、当該遊技機の最前面部という遊技者に近い位置に設
けられるため、放出された音声は遊技者に聞きやすくな
る。
【0013】この場合に、請求項2に記載されるよう
に、音声発生手段及び音声放出部は、遊技に用いられる
遊技媒体を貯留する遊技媒体受け皿に設けるとよい。遊
技媒体受け皿は、当該遊技機のうち最も遊技者側へ出っ
張った部分だからである。従って、音声発生手段及び音
声放出部を遊技媒体受け皿へ設ければ、これらを遊技機
の最前面部へ設けるという構成が確保される。
【0014】この場合に、請求項3に記載されるよう
に、音声放出部は、遊技媒体受け皿を構成する複数の部
材のうち前面カバーに設けるとよい。遊技媒体受け皿の
前面カバーが最も遊技者側へ出っ張った部分だからであ
る。
【0015】本発明の他の発明は、遊技状況に応じて音
声データの読出及び発生を制御する音声制御手段と、音
声データを記憶する音声記憶手段と、前記音声制御手段
の命令に従って前記音声記憶手段から読み出された音声
データを基に音声を発生させる音声発生手段とを備え、
前記音声発生手段により発生された音声を当該遊技機の
外部へ放出する音声放出部が当該遊技機を構成する複数
の部材のうち当該遊技機の最前面部に設けられる最前面
部材に設けられていることを要旨とするものである。
【0016】上記構成を有する請求項4に係る発明によ
れば、音声制御手段の命令に従って音声記憶手段から読
み出された音声データに基づいて音声発生手段により音
声が発生される。音声発生手段から発生される音声は、
そのまま、当該遊技機の最前面部に設けられる音声放出
部、すなわち、当該遊技機を構成する複数の部材のうち
最前面部材に設けられている音声放出部から当該遊技機
の外部へ放出される。音声放出部は、当該遊技機の最前
面部材という遊技者に近い位置に設けられるため、放出
された音声は遊技者に聞きやすくなる。
【0017】この場合に、請求項5に記載されるよう
に、音声発生手段及び音声放出部のうち少なくとも一方
は、最前面部から着脱可能とするとよい。製造時におい
ては遊技機本体を組み立てた状態で音声発生手段及び音
声放出部を遊技機本体に取り付けることができるからで
ある。また、故障時においては遊技機本体の前面から音
声発生手段及び音声放出部を取り外すことができ、交換
後又は修理後、音声発生手段及び音声放出部を遊技機本
体へ取り付けることができるからである。
【0018】この場合に、請求項6に記載されるよう
に、前記音声発生手段及び前記音声放出部は、遊技者に
向けて傾斜させるとよい。遊技者に向けて発生し放出さ
れる音声が鮮明に遊技者に聞こえるからである。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な一実施形態
を図面を参照して説明する。図1(a)は、本発明の一
実施形態に係るパチンコ遊技機の正面図、同図(b)は
その側面図である。図2は、図1に示した遊技盤を正面
から拡大して示した拡大図である。これらの図に図示さ
れるようにパチンコ遊技機10は、遊技機本体の側部を
構成する外枠11と前面部のベースとなる前枠12とを
備える。この前枠12の開口部周縁には額縁状のガラス
枠13が嵌められており、その内側には遊技盤14の前
面を覆うガラス扉15が設けられる。
【0020】ガラス扉15の下方位置には、遊技に用い
られる遊技媒体たる遊技球を貯留するための上受け皿1
6とその上受け皿16から溢れた遊技球を貯留するため
の下受け皿17が縦列して設けられる。この上受け皿1
6には球抜きボタン18が設けられ、これを操作すると
上受け皿16内の遊技球が下受け皿17に向けて抜き落
とされる。19は、上受け皿16を取り付ける取付板で
ある。又、下受け皿17の図中右側位置の発射装置20
には、遊技球を発射するための発射レバー21が設けら
れ、その回動操作量に応じて打球の強さが調整されると
共に図示しない発射モータの電源が投入される。更に発
射レバー21には遊技球を単発発射させるための単発ス
イッチ22も備えられており、遊技状況に応じて使い分
けることが可能に構成されている。
【0021】上受け皿16の左右両側の最前面部には、
遊技に係わる音声を発して遊技状況を遊技者に報知する
スピーカー23(向かって左側が23a、右側が23
b)が取り付けられている。このスピーカー23は、後
述する音声制御回路の命令に従ってデータROMから読
み出された音声データに所定の信号処理が施された波形
信号を音声として発生させるものである。スピーカーか
ら発生される遊技に係わる音声は、後述するように当該
スピーカーの前面カバーから放出されるようになってい
る。
【0022】スピーカー23がパチンコ遊技機10の最
前面部に取り付けられていることは、図1(b)の側面
図においてスピーカー23が最も遊技者側へ出っ張って
いることから明らかであることのほか、スピーカー23
が取り付けられている上受け皿16が、当該パチンコ遊
技機10を構成する複数の部材のうち当該パチンコ遊技
機10の最前面部に設けられる最前面部材に相当するこ
とから明らかである。スピーカー23は、図1(a)に
示したように左右両側にあるため、ステレオ効果も実現
される。
【0023】遊技盤14の左右上方には、遊技状況を報
知するランプ表示器24(向かって左側が24a、右側
が24b)が取り付けられている。また、このパチンコ
遊技機10の左側部にはプリペイドカードによる球の貸
し出しを行うプリペイドカードユニット25が並設され
ており、その操作は上受け皿16の前面部に設けられた
球貸し操作部26によって行われる。球貸し操作部26
には、プリペイドカードによる遊技球の貸出しを操作す
る球貸しボタン27、その貸出しの可否状態を示す球貸
しランプ28、カード挿入口29からプリペイドカード
を排出させるカード返却ボタン30、プリペイドカード
の残高表示及びエラー表示を行う度数表示部31などが
備えられる。
【0024】図2に示したように、前記前枠12に取り
付けられる遊技盤14は、遊技盤に装着された金属製の
内側ガイドレール32、打球槌により打球発射位置より
弾発発射された遊技球を盤面に向けて誘導する為の外側
ガイドレール33、打球位置及び発射レールより転動し
遊技盤面に至った球の跳ね返り作用により再び打球が発
射レールや打球位置に戻ることを防止するファール止3
4、打球位置より転動してきた過大な飛送力を有する球
を遊技盤右上部において衝撃を吸収しつつ停止阻止し遊
技盤面を下方に向けて落下させる返しゴムなどによりそ
の周囲が構成され、その内側に遊技領域が形成される。
【0025】遊技盤14面のほぼ中央には特別図柄表示
装置35が設けられており、その画面には数字やキャラ
クタなどの図柄が動画表示される。この特別図柄表示装
置35の真下位置には常時入賞可能な第一始動入賞口3
6aと、可変翼37a,37bが開放された時にのみ入
賞可能となる第二始動入賞口36bを備える始動入賞口
36が設けられており、始動入賞口36に遊技球が入賞
すると特別図柄表示装置35に表示される図柄が変動を
開始する。
【0026】また、第一始動入賞口36の真下位置には
通常は閉鎖されている大入賞口38が設けられており、
その内部には大入賞口38が開放された時にのみ入賞可
能となる特定入賞口39が設けられている。又、大入賞
口38の左右位置には普通入賞口である左落し入賞口4
0、右落し入賞口41が、それらの上方位置には左袖入
賞口42、右袖入賞口43が各々設けられ、これらの入
賞口へ遊技球が入賞すると所定個数の賞品球が払い出さ
れる。
【0027】特別図柄表示装置35の周囲には装飾枠体
44が設けられる。この装飾枠体44の上部に形成され
た半円弧形状の装飾枠部には、普通図柄表示装置45が
設けられ、「0」から「9」までの数字が7セグメント
でデジタル表示される。更に、本遊技盤14面には遊技
球の落下方向を無作為に変更させたり、その流下速度を
変化させる風車46やランプ風車47、普通図柄変動開
始用左ゲート48、普通図柄変動開始用右ゲート49が
設けられ、この左ゲート48、右ゲート49を遊技球が
通過すると普通図柄表示装置45が変動を開始し、所定
図柄が表示確定されると前述の始動入賞口36の第二始
動入賞口36bが一定時間開放される。
【0028】始動入賞口36に遊技球が入賞すると、特
別図柄表示装置35に表示される判定用図柄が変動を開
始し、所定時間(例えば5秒間)が経過すると停止して
図柄が表示確定される。ここで確定された図柄の組み合
わせが予め設定された所定の組み合わせと一致すると、
それまで閉鎖されていた大入賞口38が開放され、いわ
ゆる「大当たり」と称される特別な遊技状況が開始され
ることになる。
【0029】このように、遊技盤14面に設けられる各
入賞口に遊技球が入賞(又は通過)すると諸処の遊技状
況が発生する契機となると共に、所定個数の賞品球が上
受け皿16の左側上部に設けられる球出口(図示略)か
ら払い出される。但し、何れにも入賞しなかった遊技球
は、遊技盤14面の最下部に設けられるアウト口50か
ら遊技盤14の裏面へと排出されることになる。
【0030】図3は、図1に示したパチンコ遊技機10
のスピーカー23の周辺部分を上受け皿16との関係で
上側から示したものである。また、図4は、スピーカー
23の断面(図3のX−X線断面視)を示したものであ
る。
【0031】これらの図に示したように、スピーカー2
3a、23bは、パチンコ遊技機10の遊技者側へ最も
出っ張った最前面部である上受け皿16、換言すれば、
パチンコ遊技機10を構成する複数の部材のうち遊技者
側へ最も出っ張った最前面部材である上受け皿16の左
右両側二箇所に取付ピン51によって取り付けられてい
る。この取付ピン51は、各スピーカー23a、23b
の前面カバー(後述する音声放出部)のフランジ部の上
下二箇所に取り付けられる。
【0032】かかるスピーカー23は、音声発生部5
2、音声放出部53及びケーブル部54という複数の部
材により構成される。音声発生部52は、後述する音声
制御基板に設けられるCPUの命令に従ってデータRO
Mから読み出された音声データに所定の信号処理を施す
ことにより得られる波形信号を音声として発生するもの
である。尚、音声制御基板の詳細な構成については後述
する。
【0033】音声放出部53は、発生された音声をパチ
ンコ遊技機10の外部へ放出するものであり、音声発生
部52を一体的に覆う形態で設けられる。音声発生部5
2と音声放出部53との間は単なる空間である。この音
声放出部53は、フランジ付き有底円筒型をしており、
フランジ部分に取付ピン51を取り付けるための孔が上
下二箇所に設けられている。フランジ付き有底円筒型を
した音声放出部53の底部がまさに音声が放出される部
分であり、その底部は遊技者側に膨出し、さらに音声を
放出するための直径1〜2mm程度の無数の孔が形成さ
れている。従って、音声発生部52は、音声放出部53
により遮蔽されることのない構造となっており、音声発
生部52から発生される音声が音声放出部53の無数の
孔を介してパチンコ遊技機10外部に放出されるように
なっている。
【0034】ちなみに、音声放出部53と音声発生部5
2との間は単なる空間であるため、音声を吸収してしま
うような障害物はない。また、音声発生部52と音声放
出部53との間は、約1〜5cm程度の数センチの距離
である。従って、音声発生部52と音声放出部53との
間で音声が小さくなってしまったり、こもってしまった
りということはなく、発生された音声はパチンコ遊技機
10の本体外側へ遊技者に確実に聞こえるように放出さ
れる。音声放出部53と音声発生部52とは、はめ込み
部55により互いに係合して組み立てられる構造になっ
ている。
【0035】また、ケーブル部54は、スピーカー23
と音声制御基板(後述する)とを電気的に接続するケー
ブルとコネクタ接続用のソケットとからなり、音声発生
部52の後端部から15〜25cm程度の長さで延びそ
の先端がソケットとなっている。そのため、ケーブル部
54は、音声発生部52及び音声放出部53をパチンコ
遊技機10の表面側に出したまま、パチンコ遊技機10
内部のコネクタに接続可能になっている。
【0036】一方、上受け皿16は、上受け皿本体5
6、上受け皿カバー部57及びスピーカー埋込部58と
いう複数の部材により構成される。上受け皿本体56、
上受け皿カバー部57及びスピーカー埋込部58は、プ
ラスチック樹脂又は金属により作製して一体的に成形し
て上受け皿16としてもよいし、プラスチック樹脂や金
属により作製してネジ・ピン止めや係止構造により一体
化して上受け皿16としてもよい。
【0037】上受け皿本体56は、遊技球を貯留できる
ように長細い椀型になっている(図3参照)。上受け皿
カバー部57は、スピーカー23の音声発生部52を覆
うとともに、配線系統、賞球経路などを遊技者から見え
ないように覆っており、その該当個所には、取付ピン5
1の取付孔59が形成されている。本実施形態では合計
4箇所である(図1参照)。
【0038】スピーカー埋込部58は、スピーカー23
がちょうど収まる程度の略椀型部分である。このスピー
カー埋込部58の奥まった部分には、挿通孔60が形成
されており、ケーブル部54がこの挿通孔60を介して
この奥にあるコネクタに接続可能となっている。また、
スピーカー埋込部58は、角度θだけ遊技者の耳へ向け
て傾斜している。かかるスピーカー埋込部58が傾斜し
ているため、スピーカー23も傾斜して取り付けられる
ことになる。従って、パチンコ遊技機10は、スピーカ
ー23から放出される音声が遊技者に聞こえやすい構成
になっている。尚、傾斜角θの具体的な大きさは、15
〜35°程度である。
【0039】上受け皿16及びスピーカー23のパチン
コ遊技機10への取付は、次のようにして行う。まず、
上受け皿16の取付について説明する。上受け皿本体5
6、上受け皿カバー部57及びスピーカー埋込部58を
一体的に組立又は成形して作成される上受け皿16のう
ち上受け皿本体52の部分を取付板19にネジ・ビスな
どにより取り付ける。
【0040】次に、スピーカー23の着脱について説明
する。スピーカー23の着脱は、パチンコ遊技機10の
スピーカー23以外の部分を殆ど組み立てた状態で可能
である。予め音声発生部52と音声放出部53(ケーブ
ル部54を含む。)とを、はめ込み部55を用いて係合
させスピーカー23を組み立てておく。そして、遊技盤
面14側の上受け皿16のスピーカー埋込部58の挿通
孔60からケーブル部54を差し込んでソケット部分を
コネクタにはめ込む。次に、上受け皿カバー部57側か
らスピーカー埋込部58にスピーカー23を矢示Aに沿
って埋込み、音声放出部53のフランジ部分の取付孔と
上受け皿カバー部57の取付孔とを位置あわせして重ね
合わせる。その状態で、取付ピン51を取り付ける。
【0041】かくして、パチンコ遊技機10は、スピー
カー23のうち、当該パチンコ遊技機10の電気系統へ
接続されるケーブル部54を除く、音声発生部52及び
音声放出部53が上受け皿16に設けられるとともに、
音声放出部53が上受け皿カバー部57に設けられる構
成が確保される。更に、スピーカー埋込部58は、遊技
者側へ傾斜しているため、埋め込まれたスピーカー23
の音声発生部52及び音声放出部53はいずれも遊技者
に向かって傾斜した構造をとることになる。音声放出部
53から数十センチ範囲内の至近距離では、音声の方向
によってその聞こえ易さが異なるが、このように遊技者
に向かって傾斜させた構造としたことから、遊技者は、
スピーカー23から放出される音声を聞きやすくなる。
【0042】スピーカー23をパチンコ遊技機10本体
から取り外す場合には、取付ピン51を外し、矢示B方
向に沿ってスピーカー23本体を上受け皿カバー部57
から浮かせながら、ケーブル(ケーブル部54)を引き
出してその先端にあるソケットをコネクタから取り外
す。これにより、スピーカー23のパチンコ遊技機10
からの取り外しが完了する。従って、従来とは異なり、
パチンコ遊技機10本体の前面扉を開かない状態でスピ
ーカー23の着脱ができる。従って、メンテナンスや修
理が容易になる。
【0043】かくして、スピーカー23は、パチンコ遊
技機10の前扉を開けることなく、ケーブル部54のソ
ケット部分のコネクタとの取り付け取り外し、取付ピン
51の取り付け取り外しという簡単な作業で、パチンコ
遊技機10の最前面部、すなわち、上受け皿16の上受
け皿カバー部57のところから着脱可能となる。従っ
て、本実施形態に係るパチンコ遊技機10は、スピーカ
ー23のメンテナンスや修理を効率的に行うことができ
るという利点がある。
【0044】尚、図3において、符号61は係止レバー
であり、符号62は蝶番である。すなわち、パチンコ遊
技機10の前扉は、鍵(図示省略)を開けて、係止レバ
ー61を引いたり押したりすることにより、開閉できる
ようになっている。この前扉は、蝶番62を軸にして開
閉動作を行うようになっている。パチンコ遊技機10の
本体内部及び前扉の開閉などについては本発明とは無関
係であるため、その説明を省略する。
【0045】次に、上述した構成を備えたパチンコ遊技
機10のシステム構成について、図5及び図6を参照し
て説明する。同図に示したように、パチンコ遊技機10
に搭載される各種制御基板には、遊技に関わる制御を行
うための各種の制御回路、例えば、遊技系統制御用のメ
イン制御回路63、遊技状況に応じて音声データの読出
及び発生・スピーカー23の制御など音声制御用の音声
制御回路64、ランプやLEDなどのランプ表示器24
の制御用のランプ制御回路65、特別図柄表示装置35
及び普通図柄表示装置45の特別図柄・普通図柄・背景
などの可変表示制御用の表示制御回路66、大入賞口3
8に関する信号送受信制御用の中継回路67、貸球・賞
球払い出し制御用の払出制御回路68、発射装置20の
制御用の発射制御回路69、賞球払出装置の各種センサ
による賞球検出用のフォト分配回路70、メイン制御回
路63から管理装置へ送出される情報を中継し送出する
情報出力回路71、電気供給用の電源回路72などが設
けられている。以下、各制御回路について説明する。
【0046】まず、メイン制御回路63には、遊技制御
用プログラムに従って制御を行うCPU、該CPUのワ
ーク用メモリとして機能するRAM、遊技制御用プログ
ラム、制御データ、制御コマンドなどを記憶するROM
を備えたワンチップマイクロコンピュータ(以下、「ワ
ンチップマイコン」とする)73、入出力回路74、初
期リセット回路75、定期リセット回路76などが搭載
されている。
【0047】ワンチップマイコン73のCPUは、制御
部、演算部、各種カウンタ、各種レジスタ、各種フラグ
などを備え、ROMから遊技制御用プログラムを読み出
して入出力回路74を介して各種制御回路などに制御命
令を送出するとともに、各種制御回路などから入出力回
路74を介して受信した各種検出信号などに従って演算
判定処理などを行いその結果に応じた制御を統制するも
のである。ワンチップマイコン73のRAMは、特別図
柄始動スイッチ、普通図柄始動スイッチのオン信号によ
る各種乱数の記憶領域、CPUで生成される各種乱数値
の記憶領域、各種データを一時的に記憶する記憶領域や
フラグ、CPUの作業領域などを備えている。
【0048】入出力回路74は、特別入賞スイッチ、特
別図柄始動スイッチ、普通図柄始動スイッチ、中継回路
67、払出制御回路68、フォト分配回路70などから
送出される各種検出情報を受信してワンチップマイコン
73に送信するとともに、これらの検出情報や遊技状況
に従ってCPUから送出される制御命令を受信して音声
制御回路64、ランプ制御回路65、表示制御回路6
6、中継回路67、払出制御回路68、情報出力回路7
1などに送信するものである。
【0049】初期リセット回路75は、電源投入時にワ
ンチップマイコン73をリセットするための回路であ
り、該初期リセット回路74から送出される初期リセッ
トパルスに応答してワンチップマイコン73の各種制御
情報が初期化される。また、定期リセット回路76は、
ワンチップマイコン73に対し、定期的(例えば4ms
ec毎)に、リセットパルスを送り、ワンチップマイコ
ン73のROMに記憶されている遊技制御用プログラム
を先頭から繰り返し実行させるものである。
【0050】次に、音声制御回路64について詳細に説
明する。図5に示したように、音声制御回路64は、メ
イン制御回路63及びスピーカー23に接続される。音
声制御回路64は、メイン制御回路63から遊技球の各
種入賞口への入賞状況や遊技状況に応じて送出される音
声制御信号に従って、後述するデータROMから読み出
した音声データに所定の信号処理を施し波形信号として
スピーカー23に送出する。スピーカー23は、音声制
御回路64から送出される波形信号を遊技に係わる音声
として音声発生部52から発生し音声放出部53からパ
チンコ遊技機10外部へ放出する。
【0051】この音声制御回路64の詳細なブロック構
成を図6に示す。同図に示したように、音声制御回路6
4は、CPU77、プログラムROM78、入力バッフ
ァ79、データROM80、音源チップ81、ボリュー
ム82及びアンプ83を備えている。音声制御回路64
は、メイン制御回路63から送出されるコマンド信号C
に基づいて音声制御がなされる。そのコマンド信号C
は、音声制御回路64の入力バッファ79に一旦蓄えら
れ、その後、CPU77に送出される。
【0052】ここで、CPU77は、音声制御回路64
を制御するものであり、内蔵プログラムROM78から
コマンド信号Cに対応する音声発生プログラムを選択す
るとともに、ボリューム82からのボリューム信号を受
信して、音声発生プログラム及びボリューム信号を音源
チップ81に送るものである。ちなみに、音声発生プロ
グラムは、どのような音声をどのような組合せで発生さ
せるかを記憶したものであり、データROM80は、発
生させる音声の音声データを記憶したものである。音源
チップ81は、音声発生プログラムに従って該当する音
声データをデータROM80から読み出し、音声発生プ
ログラムに従って信号処理を施してこれを波形信号に変
換するものである。
【0053】従って、音声発生プログラムに応じてデー
タROM80から読み出された音声データは、所定の信
号処理が施され波形信号となる。この波形信号は、アン
プ83により増幅された後、スピーカー23に送られ
る。スピーカー23は、音声発生部52からその波形信
号を音声として発生し、音声放出部53からパチンコ遊
技機10の外側へ遊技者に向けて放出する。
【0054】図5に戻って、さらに説明を続ける。ラン
プ制御回路65は、メイン制御回路63及びランプ表示
器24などに接続され、メイン制御回路63から送出さ
れる信号に従って、ランプ表示器24や各種LEDに対
する点灯・消灯制御がなされる。ランプ表示器24や各
種LEDは、ランプ制御回路65から送出される信号に
従って、点灯・消灯する。
【0055】次に、表示制御回路66は、CPU、RO
M、RAM及び入出力回路を備えており、メイン制御回
路63、特別図柄表示装置35及び普通図柄表示装置4
5に接続される。表示制御回路66では、遊技球の各種
入賞口への入賞状況や遊技状況に応じてメイン制御回路
63から送出される信号に従って、特別図柄表示装置3
5や普通図柄表示装置45に対する各種図柄表示制御が
なされる。
【0056】中継回路67は、メイン制御回路63及び
大入賞口38に接続され、遊技球の大入賞口38への入
賞状況や遊技状況に応じてメイン制御回路63から送出
される信号に従って大入賞口38のソレノイドに対する
制御がなされる一方、大入賞口38の入賞球数カウント
スイッチや大当たり状態継続スイッチの検出信号を受信
してメイン制御回路63に対する各種データ信号の送出
などがなされる。また、各種遊技部材のうち、例えば、
大入賞口38は、中継基板80から送出される信号に応
じて開閉動作を行うとともに、入賞球数カウントスイッ
チや大当たり状態継続スイッチにより各種検出がなされ
る。
【0057】払出制御回路68は、メイン制御回路6
3、賞球払出装置、貸球払出装置、フォト分配回路7
0、発射制御回路69などに接続され、メイン制御回路
63、フォト分配回路70及び球貸センサから送出され
る信号に従って、例えば、賞球モータの駆動制御や球貸
モータの駆動制御並びに発射制御回路69に対する制御
信号の送出がなされる。すなわち、払出制御回路68
は、所定個数の賞品球を賞球払出装置に払出し動作させ
るとともに所定個数の貸球を貸球払出装置に払出し動作
させる働きをする。
【0058】発射制御回路69は、払出制御回路68を
介してメイン制御回路63に接続されるとともに、発射
装置20に接続され、タッチスイッチ(発射レバー2
1、単発スイッチ22)のオンオフ検出や払出制御回路
68から送出される信号に従って、発射モータの駆動制
御などがなされる。
【0059】フォト分配回路70は、メイン制御回路6
3、賞球払出装置、払出制御回路68に接続され、賞球
センサの検出信号に従って、メイン制御回路63や払出
制御回路68に対する賞球数などの各種データの送出が
なされる。
【0060】情報出力回路71は、メイン制御回路63
及び管理装置に接続され、メイン制御回路63から送出
される各種情報を中継し出力端子回路を介して管理装置
に送出する。例えば、特別図柄表示装置35の図柄若し
くは入賞装置の始動回数、所定図柄の確定により発生す
る大当たりの発生回数、遊技者に特別な利益状態を継続
させる継続情報、当該パチンコ遊技機における当たりの
出現確率、不正検出信号などの各種情報が管理装置に送
出される。また、電源回路72では、パチンコ遊技機1
0の装置各部への電力供給がなされる。
【0061】上述した各種制御回路が搭載された各種回
路基板は図示しない機構板に取り付けられる。各種制御
基板や各種遊技部材などは、コネクタ配線により脱着可
能に電気接続される。かくして、パチンコ遊技機10
は、遊技制御用プログラムに従って遊技者がパチンコ遊
技を楽しめるように構成される。例えば、遊技盤14面
で発生した入賞球を検出して特別図柄表示装置35を駆
動制御し、その特別図柄の表示態様を設定切替制御し、
入賞の種別に対応して所定個数の賞品球の払出し制御を
行う。そして、遊技状況、入賞状況、遊技操作などに応
じて遊技に係わる音声がスピーカー23から発生され遊
技者へ向けて放出される。
【0062】尚、上記実施例では、本発明をパチンコ遊
技機に適用した例を示したが、これに限定されるもので
はない。すなわち、本発明は、遊技状況に応じて音声を
発生し、遊技機外部に放出するものであれば全てに適用
することができる。また、上記実施例では具体的数値
(音声放出部に設けられる無数の孔について直径1〜2
mm、音声発生部と音声放出部との距離について1〜5
cm、ケーブル部のケーブル長さについて15〜25c
m、傾斜角θについて15〜35°)を述べているが、
遊技に係わる音声が遊技者に聞こえやすい効果を得られ
る数値であれば特にこれに限定されるものではない。
【0063】また、上記実施例では、上受け皿に音声発
生部たるスピーカー及び音声放出部たる前面カバーを設
けた例を示したが、これに限定されることなく、音声発
生部及び音声放出部を遊技者の耳のすぐ近くまで突出さ
せてもよい。すなわち、本発明は、遊技機の最前面部が
遊技者と遊技機の間に位置し、音声発生部及び音声放出
部がその最前面部に取り付けられる限り、これらを遊技
者の耳のすぐ近くまで突出させた形態のものも含むもの
である。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発
明は、音声発生手段により発生された音声を遊技機の外
部へ放出する音声放出部が、当該遊技機の最前面部に設
けられているものであるから、当該音声放出部は、遊技
者に近い位置となり、放出された音声は遊技者に聞こえ
やすい効果がある。
【0065】請求項2に係る発明は、前記音声発生手段
及び前記音声放出部を、遊技に用いられる遊技媒体を貯
留する遊技媒体受け皿に設けたものであるから、当該音
声放出部は、遊技者に近い位置となるだけでなく、賞球
が出てくる位置と近接しているため、遊技者は、当該音
声放出部付近に注意を注ぐこととなる。従って、前記音
声放出部から放出された音声は遊技者に聞こえやすい効
果がある。
【0066】請求項3に係る発明は、前記音声放出部を
前記遊技媒体受け皿を構成する複数の部材のうち前面カ
バーに設けたものであるから、当該音声放出部は、遊技
者に近い位置となり、放出された音声は遊技者に聞こえ
やすい効果がある。
【0067】請求項4に係る発明は、音声発生手段によ
り発生された音声を遊技機の外部へ放出する音声放出部
が、当該遊技機を構成する複数の部材のうち当該遊技機
の最前面部に設けられる最前面部材に設けられているも
のであるから、当該音声放出部は、遊技者に近い位置と
なり、放出された音声は確実に遊技者に聞こえやすい効
果がある。
【0068】請求項5に係る発明は、音声発生手段及び
音声放出部のうち少なくとも一方は、最前面部から着脱
可能であるから、製造時や故障時における取付作業や交
換作業の能率が上がるという効果がある。
【0069】請求項6に係る発明は、音声発生手段及び
音声放出部が遊技者に向けて傾斜しているものであるか
ら、音声が遊技者に鮮明に聞こえやすい効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るパチンコ遊技機の正
面図及び側面図である。
【図2】図1に示したパチンコ遊技機の遊技盤の正面図
である。
【図3】本発明の一実施形態に係るパチンコ遊技機の上
受け皿付近の上面図である。
【図4】図3に示したパチンコ遊技機のX−X線断面図
である。
【図5】本発明の一実施形態に係るパチンコ遊技機のシ
ステム制御を簡略に示したブロック構成図である。
【図6】図5に示したブロック図のうち、音声制御回路
の構成を示したブロック図である。
【図7】従来のパチンコ遊技機の正面図である。
【符号の説明】
23 スピーカー 52 音声発生部 53 音声放出部 54 ケーブル部 16 上受け皿 56 上受け皿本体 57 上受け皿カバー部 58 スピーカー埋込部 77 CPU 80 データROM 81 音源チップ 82 ボリューム 83 アンプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 土屋 義孝 名古屋市中区丸の内二丁目11番13号 株式 会社三星内 (72)発明者 平野 泰弘 名古屋市中区丸の内二丁目11番13号 株式 会社三星内 (72)発明者 大澤 晃央 名古屋市中区丸の内二丁目11番13号 株式 会社三星内 (72)発明者 永田 郁男 名古屋市中区丸の内二丁目11番13号 株式 会社三星内 Fターム(参考) 2C088 BC10 DA09 EA26

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技状況に応じて音声データの読出及び
    発生を制御する音声制御手段と、音声データを記憶する
    音声記憶手段と、前記音声制御手段の命令に従って前記
    音声記憶手段から読み出された音声データを基に音声を
    発生させる音声発生手段とを備え、前記音声発生手段に
    より発生された音声を当該遊技機の外部へ放出する音声
    放出部が当該遊技機の最前面部に設けられていることを
    特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 前記音声発生手段及び前記音声放出部
    は、遊技に用いられる遊技媒体を貯留する遊技媒体受け
    皿に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の
    遊技機。
  3. 【請求項3】 前記音声放出部は、前記遊技媒体受け皿
    を構成する複数の部材のうち前面カバーに設けられてい
    ることを特徴とする請求項2に記載の遊技機。
  4. 【請求項4】 遊技状況に応じて音声データの読出及び
    発生を制御する音声制御手段と、音声データを記憶する
    音声記憶手段と、前記音声制御手段の命令に従って前記
    音声記憶手段から読み出された音声データを基に音声を
    発生させる音声発生手段とを備え、前記音声発生手段に
    より発生された音声を当該遊技機の外部へ放出する音声
    放出部が当該遊技機を構成する複数の部材のうち当該遊
    技機の最前面部に設けられる最前面部材に設けられてい
    ることを特徴とする遊技機。
  5. 【請求項5】 前記音声発生手段及び前記音声放出部の
    うち少なくとも一方は、前記最前面部から着脱可能であ
    ることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記
    載の遊技機。
  6. 【請求項6】 前記音声発生手段及び前記音声放出部
    は、遊技者に向けて傾斜していることを特徴とする請求
    項1乃至5のいずれか一項に記載の遊技機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2011078590A (ja) * 2009-10-07 2011-04-21 Kyoraku Sangyo Kk 遊技機
US8152383B2 (en) * 2006-08-01 2012-04-10 Ntn Corporation Tapered roller bearing

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