JP2002252997A - 電動モータの制御装置 - Google Patents
電動モータの制御装置Info
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Abstract
するロバスト性など多様なトレードオフをバランスした
電動モータの制御装置を提供すること。 【解決手段】 コントローラKは、モータ回転速度Nm
に基く補正量で目標トルクw1を補正して指示トルクT
求め、同指示トルクTに従って電動モータを制御する。
目標トルクw1は入力wの1つとされ、電動モータの実
際の特性をモデル化した実モデルpsysの出力と理想的な
追従性と制振性を備えた規範モデルrsysとの差z1が制
御量zの1つとされる。また、車種の相違等による特性
変動、トルクリップル、及びセンサノイズが、それぞれ
重み関数wm1,wm2,wnで表され、摂動出力w
2,センサノイズw3が入力wとして扱われ、重み関数
wm2の出力が制御量zとして扱われる。コントローラ
は入力wから制御量zまでの伝達関数のH∞ノルムを所
定値以下とするH∞制御問題を解くことで決定される。
Description
たがって求められたコントローラにより電動モータに流
れる電流を制御する電動モータの制御装置に関する。
ータ(以下、SRモータと云う。)が電気自動車等の駆
動源として使用されている。このSRモータの制御装置
は、図19に示したように、アクセルペダルの操作量に
応じて決定される目標トルクreqtrqを指示値マップ(電
流・通電角度マップ)により電流指示値I及び角度指示
値θに変換し、ドライバ回路を介して電流指示値Iに応
じた電流を角度指示値θに応じたタイミングにてSRモ
ータに通電し、これにより、前記目標トルクreqtrqに応
じたトルクを同SRモータに発生させるようになってい
る。図19からも明らかなように、この制御系はオープ
ンループ制御系である。
ータは、同電気自動車のサスペンションのばねの共振特
性や同SRモータに接続されたドライブシャフト及びタ
イヤ等のねじれによる共振特性の影響を受けることにな
る。このため、図20に示したように、特に目標トルク
が急激に変化したとき、同SRモータの回転速度が脈動
することがあり、同脈動が車体の前後方向の振動となっ
て現れて乗員に不快感を与えるという問題がある。
及び角度指示値θを、同SRモータの回転速度に関する
PD(比例微分)制御により補正する技術が考えられ
る。この技術によれば、PD制御における比例量及び微
分量を大きくすることで前記振動の発生を低減すること
ができる。
D制御における比例量及び微分量を大きくすると、モー
タ回転速度センサの検出ノイズも増幅されるため、振動
が発生することがある。また、系の安定性が損なわれる
という問題もある。このため、上記比例量及び上記微分
量の大きさは制限され、十分な振動低減効果が期待でき
ない。更に、上記PD制御により振動を抑制しようとす
ると、全周波数帯域において制御系のゲインが低下して
しまうため、目標トルクに対する実トルクの追従性が悪
化し、車両の加速性が低下するという問題もある。この
ような問題は、SRモータを電気自動車の駆動源として
使用した場合に限らず、他の機械の駆動源として使用し
た場合にも生じる。
イズ性、及び特性変動に対するロバスト性など多様なト
レードオフを高い次元でバランスした電動モータの制御
装置を提供することにあり、その特徴は、操作量に応じ
て目標トルクw1を決定するとともに、回転速度検出手
段により検出された電動モータの実際の回転速度に基く
補正量をコントローラにより求め、前記目標トルクw1
を前記補正量により補正して得られた指示トルクに応じ
て前記電動モータに流れる電流を制御する電動モータの
制御装置において、前記目標トルクw1に対する追従性
及び制振性が良好な規範モデルを作成し、前記目標トル
クw1に対する前記電動モータの実際の応答特性を表す
実モデルを作成し、前記目標トルクw1を入力wとし、
前記規範モデルに前記目標トルクw1を与えて得られる
回転速度と前記実モデルに前記目標トルクw1を与えて
得られる回転速度との回転速度差z1を制御量zとし、
前記入力wから前記制御量zまでの伝達関数のH∞ノル
ムを所定値以下とするように前記コントローラを決定
し、同決定されたコントローラにより前記電動モータに
流れる電流を制御することにある。
検出手段により検出される電動モータの実際の回転速度
に基いて補正量を求め、同補正量により操作量に応じて
決定される目標トルクw1を補正する。このコントロー
ラを得るため、次の手順が実行される。先ず、目標トル
クw1に対する追従性及び制振性が良好な規範モデル
と、同目標トルクw1に対する電動モータの実際の応答
特性を表す実モデルとが作成される。次いで、前記目標
トルクw1を入力wとするとともに、前記規範モデルに
前記目標トルクw1を与えて得られる回転速度と前記実
モデルに前記目標トルクw1を与えて得られる回転速度
との回転速度差z1を制御量zとし、前記入力wから前
記制御量zまでの伝達関数のH∞ノルムを所定値以下と
するコントローラを求めるH∞制御問題を解く。
は、上記のようにして求めたコントローラKを実装して
いるので、電動モータの応答が追従性及び制振性に優れ
た規範モデルに近づき、その結果、目標トルクに対する
電動モータの追従性及び制振性が良好となる。
wsを介して前記規範モデル及び前記実モデルにそれぞ
れ入力されるように構成された系に基いて前記コントロ
ーラが決定されることが好適である。
前記重み関数wsのゲインを大きくすることにより、同
特定周波数領域においてコントローラにより制御される
電動モータの挙動を規範モデルに一層近似させることが
できる。
領域のゲインが高周波数領域のゲインより大きくなるよ
うに設定されることが好適である。
応答を規範モデルに一層近づけられるので、目標トルク
の変化に対する電動モータの応答の追従性を向上するこ
とができる。
は、前記実モデルの共振周波数近傍の周波数領域でゲイ
ンが同実モデルよりも小さく設定され、同周波数領域以
外の周波数領域でゲインが同実モデルと略一致するよう
に設定されることが好適である。
り、共振による振動の発生を効果的に抑制し得るコント
ローラ、即ち、電動モータの制御装置が提供される。
動モータの実際の応答特性の変動を前記実モデルの乗法
的摂動Δとして扱うため、同摂動Δの出力である摂動出
力w2を重み関数wm1を介して前記実モデルに入力す
るとともに、前記コントローラの出力を重み関数wm2
を介して制御量z2として取り出し、前記目標トルクw
1及び前記摂動出力w2を入力wとし、前記制御量z1
及び前記制御量z2を制御量zとして、前記入力wから
前記制御量zまでの伝達関数のH∞ノルムを所定値以下
とするように前記コントローラを決定し、同決定された
コントローラにより前記電動モータに流れる電流を制御
することが好適である。
タが使用される機種とも言える。)の相違により、目標
トルクw1から回転速度までの伝達特性が変動すること
が判明した。また、電動モータの各モータコイルへの通
電切り換えを高周波数で行うと、同通電の切換え時にト
ルクリップルが発生し、これが回転速度影響を及ぼすこ
とも判明した。
因を乗法的摂動として扱う。即ち、上記のように、トル
クリップル分を重み関数wm1で表し、同重み関数wm
1を介して指示トルクに加わる摂動出力w2として扱
う。また、運転状態の違いや車種が異なること等による
伝達特性の変化を重み関数wm2で表し、同重み関数w
m2介して得られる制御量z2として扱う。そして、H
∞制御問題を解き、コントローラを求める。このように
すれば、トルクリップル及び運転状態の違い等による伝
達特性の変化を吸収し得るコントローラ、即ち、電動モ
ータの制御装置が提供される。
域でのゲインが大きくなるように設定され、重み関数は
wm2は、低周波数領域でのゲインが大きくなるように
設定されることが好適である。
周波数領域で大きくなるトルクリップルを良好に表すか
らであり、重み関数wm2が低周波数領域で大きくなる
運転状態の違い等による伝達特性のズレを良好に表すか
らである。
検出手段により検出されるが、一般に、検出されるモー
タ回転速度にはセンサノイズ(ホワイトノイズ)が含ま
れているから、このセンサノイズによる系への影響を除
去する必要がある。更に、モータ回転速度は、同モータ
の発生トルクの所定時間前からの積分値に相当するか
ら、同発生トルクが「0」となった場合でも直ちに
「0」となることなく一定値を維持する。これは、モー
タ回転速度の定常成分と呼ばれる。一方、実モデルは共
振点近傍で線形なものとして設計される。従って、性能
向上のためには、前記モータ回転速度の定常成分を除去
する必要がある。
の定常成分を除去するため、これらをセンサノイズw3
に対する重み関数wnで表して前記コントローラの入力
側に加え、前記目標トルクw1と前記摂動出力w2と前
記センサノイズw3を入力wとし、前記制御量z1及び
前記制御量z2を制御量zとして、前記入力wから前記
制御量zまでの伝達関数のH∞ノルムを所定値以下とす
るように前記コントローラを決定することが好適であ
る。このようにして得られたコントローラを使用すれ
ば、ロバスト安定性が向上した電動モータの制御装置が
提供される。
低周波数領域でのゲインが高周波数領域でのゲインより
大きく設定されることが好適である。
センサノイズよりも影響が大きく現れるモータ回転速度
の定常成分が低周波数領域で大きくなるからである。こ
のように重み関数を設定することで、電動モータの応答
をより安定させ得るコントローラ、即ち、電動モータの
制御装置が提供される。
制御装置の一実施形態について図面を参照しながら説明
する。図1は、係る電動モータの制御装置を搭載した車
両(電気自動車)の構成ブロック図であり、同車両10
は、駆動源としてのSRモータ11と、ドライブシャフ
ト12及び差動歯車装置13等を介して同SRモータ1
1の発生するトルクにより回転駆動される駆動輪14
と、従動輪15と、バッテリ16と、電気制御装置20
とを備えている。
って電気制御装置20によって通電相、電流、及び通電
タイミングが制御され、所定のトルクを発生するように
なっている。バッテリ16は、充電式蓄電池である。な
お、バッテリ16は燃料電池であってもよい。
タ21と、マイクロコンピュータ21に接続されたチョ
ッパ回路22と、チョッパ回路22に接続された駆動回
路23と、駆動回路23に接続されるとともにバッテリ
16及びSRモータ11の各相に接続されたスイッチン
グ回路24と、バッテリ16の両端に接続され同バッテ
リ16のバッテリ電圧Vbを検出するバッテリ電圧検出
回路25と、スイッチング回路24とSRモータ11と
の接続線に流れる各相の電流を検出する電流検出回路2
6とを備えている。
バスで互いに接続されたCPU21a及びROM,RA
Mからなるメモリ21b等を備えるとともに、バッテリ
電圧検出回路25、アクセル操作量センサ27、及びS
Rモータ11の回転速度(回転数)Nmを検出するレゾ
ルバ(回転速度検出手段)28と接続されていて、バッ
テリ電圧Vb、アクセル操作量α、及びSRモータ11
の回転速度Nmを入力するようになっている。また、C
PU21aはメモリ21bに格納された後述するプログ
ラムを同メモリ21bの一時記憶機能を利用しながら実
行するようになっている。メモリ21bは図3に示した
目標トルクマップ、及び図示しない指示値マップを予め
格納(記憶)している。
たアクセル操作量αと図3に示した目標トルクマップと
に基いて目標トルクreqtrqを求め、後述するコントロー
ラK(フィードバック補償器K(s))に基いて補正量
u(k)を求め、同求められた補正量u(k)で前記目
標トルクreqtrqを補正して指示トルクTを求めるととも
に、この指示トルクTと図示しない指示値マップとから
電流指示値Iと角度指示値θを決定し、同決定した電流
指示値Iと角度指示値θとからなる指令信号をチョッパ
回路22に送出するようになっている。
タ21からの指令信号と電流検出回路26が検出するS
Rモータ11に流れる電流の大きさとに基いて駆動回路
23に駆動制御信号PH1(U),PH1(L),PH2(U),PH2(L),PH3
(U),PH3(L)を送出するようになっている。
に、増幅回路23a〜23fと、コンデンサC1〜C6
とを備えていて、チョッパ回路22からの駆動制御信号
PH1(U),PH1(L),PH2(U),PH2(L),PH3(U),PH3(L)に応じて
スイッチング回路24にスイッチング信号を送出するよ
うになっている。
したように、モータコイル11a,11b,11cのそ
れぞれに対応したスイッチング回路24A,24B,2
4Cを備えている。スイッチング回路24Aは、スイッ
チング素子SW1,SW2と、ダイオードD1,D2を
備えていて、同スイッチング素子SW1,SW2が増幅
回路23a,23bからのスイッチング信号に応答して
非導通状態から導通状態に又はその逆に切り換えられ、
これによりモータコイル11aに流れる電流を制御する
ようになっている。同様に、スイッチング回路24B
は、スイッチング素子SW3,SW4と、ダイオードD
3,D4を備えていて、同スイッチング素子SW3,S
W4が増幅回路23c,23dからのスイッチング信号
に応答して非導通状態から導通状態に又はその逆に切り
換えられ、これにより、モータコイル11bに流れる電
流を制御するようになっている。同様に、スイッチング
回路24Cは、スイッチング素子SW5,SW6と、ダ
イオードD5,D6を備えていて、スイッチング素子S
W5,SW6が増幅回路23e,23fのスイッチング
信号に応答して非導通状態から導通状態に又はその逆に
切り換えられ、これにより、モータコイル11cに流れ
る電流を制御するようになっている。
ると、同コントローラKは、図4に示されたブロック図
に基いてH∞制御理論により設計される。以下、コント
ローラKの設計方法について個別に説明を行う。なお、
H∞制御問題とは、図5に示したような、外部入力(外
生入力)w、制御入力u、制御量z、観測量yを有する
「一般化プラント」において、wからzまでの伝達関数
Tzwに対するH∞ノルム(‖Tzw‖∞)を所定値γ(例
えば「1」)以下にするようなコントローラKを求める
ことである。
範モデルrsysに近づけるコントローラKをH∞制御問題
に帰着させて求める。そのため、先ず、オープンループ
の系でSRモータ11を運転した場合における、目標ト
ルクw1に対する実際の回転速度Nmから実モデルpsys
を決定する。即ち、目標トルクw1をオープンループ系
に与え、図示しない指示値マップにより電流指示値I及
び角度指示値θを決定し、この指示値に基いて上記チョ
ッパ回路22、上記駆動回路23、及び上記スイッチン
グ回路24を介してSRモータ11を実際に回転させ
る。そして、前記目標トルクw1に対する実際のSRモ
ータ11の回転速度Nmを計測し、この計測結果(即
ち、目標トルクw1に対する実際の応答Nm)から、実
モデルpsysを決定する。これらは、同定実験及び周波数
フィッティングによるモデルパラメータの同定とも呼ば
れる手法に基いて行われる。
がら目標トルクw1の変化に対する制振性と応答性とが
両立した理想的なモデルを規範モデルrsysとして導出・
作成する。この規範モデルrsysは、図6に示したよう
に、共振周波数近傍で実モデルpsysのゲインよりも相当
量小さいゲインを有するとともに、他の周波数領域で実
モデルpsysのゲインと一致するゲインを有するように作
成される。
ルpsysとコントローラKとにより閉ループ系を形成し、
実モデルpsysと規範モデルrsysとを並列に接続するとと
もに、目標トルクw1を重み関数wsにより指示トルク
に変換し、同指示トルクを実モデルpsysと規範モデルrs
ysにそれぞれ入力し、且つ規範モデルrsysの出力x1と
実モデルpsysの出力x2の差(回転速度差)を制御量z
1(=x1−x2)として出力するように構成した系を
考える。これにより、系の挙動を規範モデルrsysの挙動
に近づけるコントローラKを得るための問題を、目標ト
ルクw1から出力z1までの伝達関数Tz1w1に対するH
∞ノルムを1(=γ)より小さくする(‖Tz1w1‖∞<
1)ようなコントローラKを求めるH∞制御問題に帰着
させることが可能となる。また、これにより、系の制振
性と応答性を同時に評価することが可能となる。
定の周波数領域で大きくなるように設定すれば、同特定
の周波数領域における実際の応答を規範モデルrsysの応
答に一層近似させるコントローラKを得ることができ
る。そこで、本実施形態においては、図8に示したよう
に、重み関数wsのゲインを低周波数領域で大きくなる
ように設定する。これにより、低周波数領域における実
際の応答を規範モデルに近づけられるので、SRモータ
11の実際の応答の追従性を向上することができる。
違により目標トルクw1から回転速度Nmまでの伝達特
性が変動することが判明した。また、SRモータ11の
各モータコイル11a〜11cへの通電切換えを高周波
数で行うと、同通電の切換え時にトルクリップルが発生
し、これが回転速度Nmに影響を及ぼすことも判明し
た。そこで、本実施形態においては、図9に示したよう
に、このような特性変動をもたらす要因を乗法的摂動Δ
(s)として扱う。この場合、乗法的摂動Δ(s)への
入力を制御量z2として捉えるとともに、同乗法的摂動
Δ(s)の出力を摂動出力w2(一般化プラントへの入
力)として捉え、摂動出力w2の影響が制御量z2に現
れ難いコントローラKを求める問題に帰着させる。
摂動出力w2を重み関数wm1を介して指示トルクに加
えることで、上記トルクリップル分を指示トルクに対す
る外乱として扱う。重み関数wm1は、図11に示した
ように、高周波数領域でのゲインが大きくなるように設
定する。また、上記運転状態の違いや車種が異なること
等による伝達特性の変化を重み関数wm2で表して制御
量z2を得るように系を構成する。重み関数はwm2
は、図12に示したように、低周波数領域でのゲインが
大きくなるように設定する。以上により、上記トルクリ
ップル及び上記特性変動による影響を抑制するコントロ
ーラKを得る問題をH∞制御問題に帰着させることが可
能となる。
速度Nmを表す信号は、レゾルバ28によって生成され
るので、同レゾルバ28のセンサノイズ(ホワイトノイ
ズ)を含んでいる。このセンサノイズによる系への影響
の仕方をブロック図で表すと、図13のようになる。
11の発生トルクの所定時間前からの積分値に相当する
から、同発生トルクが「0」となった場合でも直ちに
「0」となることなく一定値を維持する。これは、モー
タ回転速度の定常成分と呼ばれる。一方、実モデルは共
振点近傍で線形なものとして設計される。従って、性能
向上のためには、モータ回転速度の定常成分を除去する
必要がある。そこで、上記回転速度ノイズと上記モータ
回転速度の定常成分を除去するため、これらをセンサノ
イズw3に対する重み関数wnで表し、図14に示した
ように、実モデルpsysとコントローラKの間に入力す
る。この場合、重み関数wnは、図15に示したよう
に、そのゲインが低周波数領域で大きくなるように設定
する。これは、上記回転速度ノイズに対し定常成分の影
響が大きいこと、及び同定常成分は低周波数領域で大き
くなることに基いている。
プラントを構成すると、図4に示したようになる。この
一般化プラントに対して、コントローラKによりフィー
ドバック制御を行ったとき、目標トルクw1、摂動出力
W2、及びセンサノイズw3からなる外部入力wから制
御量z1及び制御量z2からなる制御量zまでの伝達関
数Tzwについて、閉ループ系の安定を保証し、かつTzw
のH∞ノルムが1より小さくなる(‖Tzw‖∞<1)よ
うなコントローラKを求めることが、本実施形態におけ
るH∞制御問題となる。
リカッチ方程式を解く方法と、同リカッチ方程式を不等
式化したLMI問題を解く方法とがある。本実施形態に
おいてはLMI問題をベースとする制御系設計用ソフト
ウェアである「MATLAB」を使用して14次のコン
トローラを導出した。
元であるので、マイクロコンピュータに実装して制御を
実行するために、同コントローラの低次元化を行う必要
がある。コントローラの次数が大きいとマイクロコンピ
ュータの演算負荷が大きくなってしまい、所定のサンプ
リング周期で演算を終了することができなくなるからで
ある。本実施形態では上記導出された14次のコントロ
ーラを6次まで低次元化し、その後、マイクロコンピュ
ータのサンプリング周期に合わせて上記低次元化された
コントローラを離散化することにより、下記数1により
表されるフィードバック補正量を得た。
を求めるための設計手順を示したフローチャートであ
る。簡単に説明すると、先ず、実モデルpsysを求めるた
めの同定実験を行い(S1)、次いで周波数フィッティ
ングによりモデルパラメータの同定を行って(S2)、
同実モデルpsysを求める。そして、規範モデルrsysを導
出(S3)し、運転状態や車種の相違、及び通電の切換
え時のトルクリップルによる上記特性変動がどのような
特性を有するかを調べるとともに(S4)、上記回転速
度ノイズの特性がどのような特性を有するかを調べる
(S5)。
2、wnを上記調査した特性変動、及びノイズ特性等に
基いて設定し(S6)、図4に示した一般化プラントを
作成する(S7)。次いで、上記「MATLAB」によ
りコントローラKを算出し、性能評価条件を満足するか
否かを判定する(S9)。この段階で、性能評価条件が
満足されなければ、上記S6〜S8を繰り返す。また、
S9にて性能評価条件が満足されれば上記コントローラ
Kを低次元化し(S10)、低次元化されたコントロー
ラKの離散化を行う(S11)。
(H∞コントローラ)をマイクロコンピュータ21に実
装した場合のブロック図である。即ち、マイクロコンピ
ュータ21は、アクセル操作量センサ27からアクセル
操作量αを入力し、これを図3に示した目標トルクマッ
プにより目標トルクreqtrqに変換し、これを指示値マッ
プにより電流指示値I及び角度指示値θに変換し、これ
らの指示値に応じた電流をSRモータ11に付与する。
一方、マイクロコンピュータ21はレゾルバ28からの
モータ回転速度Nm(k)を入力し、上記コントローラ
Kにより(上記数1に従って)補正量u(k)を求め、
この補正量u(k)を目標トルクreqtrqに加える。
を、CPU21aが実行する図18に示したプログラム
に従って説明する。車両の図示しない電源スイッチ(始
動スイッチ)がオフ状態からオン状態に変更されると、
CPU21aはステップ100からステップ105に進
んで初期化を行い、次のステップ110にて所定時間
(10msec)が経過しかた否かを判定する。そして初期
化から前記所定時間が経過すると、CPU21aはステ
ップ110にて「Yes」と判定してステップ115に
進み、同ステップ115にて実際のアクセル操作量αと
図3に示した目標トルクマップとから目標トルクreqtrq
を演算する。
進み、同ステップ120にてレゾルバ28からの信号に
基いてモータ回転速度Nmを検出し、続くステップ12
5にて上記数1に従ってフィードバック量u(k)を演
算する。ここで、フィードバック量u(k)及びモータ
回転速度Nm(k)は、今回の演算で得られるフィード
バック量u、及び先のステップ120にて検出した今回
の演算時におけるモータ回転速度Nmをそれぞれ意味す
る。また、フィードバック量u(k−i)及びモータ回
転速度Nm(k−i)は、i回前の演算で得られたフィ
ードバック量u、及び同i回前の演算時におけるモータ
回転速度Nmをそれぞれ意味する。
進み、モータへの指示トルクTを、下記数2に従って演
算する。換言すると、目標トルクreqtrqをフィードバッ
ク量u(k)により補正して、指示トルクTを求める。
み、同ステップ135にて先に求めた指示トルクTを図
示しない指示値マップを用いて電流指示値I及び角度指
示値θに変換し、ステップ140にて電流指示値I及び
角度指示値θをチョッパ回路22に出力する。これによ
り、チョッパ回路22、駆動回路23、及びスイッチン
グ回路24を介して前記電流指示値Iに応じた電流が前
記角度指示値θに応じたタイミングにてSRモータ11
に流される。
進み、同ステップ145にて電源スイッチがオフ状態に
変更されたか否かを判定し、同電源スイッチがオフ状態
でなければ同ステップ145にて「No」と判定して上
記ステップ110に戻る。他方、ステップ145の実行
時に電源スイッチがオフ状態であれば、CPU21aは
ステップ145にて「Yes」と判定してステップ15
0に進み、同ステップ150にて停止処理を行った後に
ステップ195にて本ルーチンを終了する。
標トルクreqtrqが決定され、この目標トルクreqtrqが実
際のモータ回転速度NmとコントローラKとにより決定
されたフィードバック補正量u(k)により補正されて
指示トルクTが決定され、この指示トルクTに応じてS
Rモータ11への通電がなされる。
ば、SRモータ11の応答が理想的な制振性及び応答性
を有する規範モデルrsysに応じた応答となるとともに、
回転数検出手段の有するノイズによる影響を受け難く、
トルクリップル、及び運転状態や車種等の相違による特
性変動に対するロバスト性に優れた電動モータの制御装
置が提供される。
ことはなく、本発明の範囲内において種々の変形例を採
用することができる。例えば、SRモータ11は他の形
式の電動モータであってもよく、上記電動モータの制御
装置は電気自動車以外の装置の電動モータを制御しても
よい。
た車両(電気自動車)の構成ブロック図である。
回路図である。
作量に対する目標トルクを規定する目標トルクマップで
ある。
コントローラをH∞制御により決定するためのブロック
図である。
る。
に対するゲイン特性及び位相特性を示すグラフである。
ローラ、及び重み関数の接続関係を示す部分ブロック図
である。
ゲイン特性を示したグラフである。
ク図である。
ク図である。
対するゲイン特性を示したグラフである。
対するゲイン特性を示したグラフである。
ブロック図である。
ック図である。
するゲイン特性を示したグラフである。
るコントローラを設計する手順を示したフローチャート
である。
1に示したマイクロコンピュータに実装した場合のブロ
ック図である。
するプログラムを示すフローチャートである。
図である。
の変化とモータ回転速度の変化を示すタイムチャートで
ある。
ドライブシャフト、13…差動歯車装置、14…駆動
輪、16…バッテリ、20…電気制御装置、21…マイ
クロコンピュータ、22…チョッパ回路、23…駆動回
路、24…スイッチング回路、28…レゾルバ。
Claims (8)
- 【請求項1】操作量に応じて目標トルクw1を決定する
とともに、回転速度検出手段により検出された電動モー
タの実際の回転速度に基く補正量をコントローラにより
求め、前記目標トルクw1を前記補正量により補正して
得られた指示トルクに応じて前記電動モータに流れる電
流を制御する電動モータの制御装置において、 前記目標トルクw1に対する追従性及び制振性が良好な
規範モデルを作成し、前記目標トルクw1に対する前記
電動モータの実際の応答特性を表す実モデルを作成し、
前記目標トルクw1を入力wとし、前記規範モデルに前
記目標トルクw1を与えて得られる回転速度と前記実モ
デルに前記目標トルクw1を与えて得られる回転速度と
の回転速度差z1を制御量zとし、前記入力wから前記
制御量zまでの伝達関数のH∞ノルムを所定値以下とす
るように前記コントローラを決定し、同決定されたコン
トローラにより前記電動モータに流れる電流を制御する
電動モータの制御装置。 - 【請求項2】請求項1に記載の電動モータの制御装置で
あって、前記目標トルクw1が重み関数wsを介して前
記規範モデル及び前記実モデルにそれぞれ入力されるよ
うに構成された系に基いて前記コントローラが決定され
てなる電動モータの制御装置。 - 【請求項3】請求項2に記載の電動モータの制御装置に
おいて、 前記重み関数wsは、低周波数領域のゲインが高周波数
領域のゲインより大きく設定されてなる電動モータの制
御装置。 - 【請求項4】請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載
の電動モータの制御装置において、 前記規範モデルは、前記実モデルの共振周波数近傍の周
波数領域でゲインが同実モデルよりも小さく設定され、
同周波数領域以外の周波数領域でゲインが同実モデルと
略一致するように設定されてなる電動モータの制御装
置。 - 【請求項5】請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載
の電動モータの制御装置において、 前記電動モータの実際の応答特性の変動を前記実モデル
の乗法的摂動Δとして扱うため、同摂動Δの出力である
摂動出力w2を重み関数wm1を介して前記実モデルに
入力するとともに、前記コントローラの出力を重み関数
wm2を介して制御量z2として取り出し、前記目標ト
ルクw1及び前記摂動出力w2を入力wとし、前記制御
量z1及び前記制御量z2を制御量zとして、前記入力
wから前記制御量zまでの伝達関数のH∞ノルムを所定
値以下とするように前記コントローラを決定し、同決定
されたコントローラにより前記電動モータに流れる電流
を制御する電動モータの制御装置。 - 【請求項6】請求項5に記載の電動モータの制御装置に
おいて、 前記重み関数wm1は、高周波数領域でのゲインが低周
波数領域でのゲインより大きく設定され、 前記重み関数wm2は、低周波数領域でのゲインが高周
波数領域でのゲインより大きく設定されてなる電動モー
タの制御装置。 - 【請求項7】請求項5又は請求項6に記載の電動モータ
の制御装置において、 前記検出される電動モータの回転速度に含まれるセンサ
ノイズw3を重み関数wnを介して前記コントローラの
入力側に加え、前記目標トルクw1と前記摂動出力w2
と前記センサノイズw3を入力wとし、前記制御量z1
及び前記制御量z2を制御量zとして、前記入力wから
前記制御量zまでの伝達関数のH∞ノルムを所定値以下
とするように前記コントローラを決定し、同決定された
コントローラにより前記電動モータに流れる電流を制御
する電動モータの制御装置。 - 【請求項8】請求項7に記載の電動モータの制御装置に
おいて、 前記重み関数wnは、低周波数領域でのゲインが高周波
数領域でのゲインより大きく設定されてなる電動モータ
の制御装置。
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