JP2002252598A - 無線端末の認定試験方法及び無線端末 - Google Patents

無線端末の認定試験方法及び無線端末

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JP2002252598A JP2001049869A JP2001049869A JP2002252598A JP 2002252598 A JP2002252598 A JP 2002252598A JP 2001049869 A JP2001049869 A JP 2001049869A JP 2001049869 A JP2001049869 A JP 2001049869A JP 2002252598 A JP2002252598 A JP 2002252598A
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    • H04W24/00Supervisory, monitoring or testing arrangements

Abstract

(57)【要約】 【課題】 煩雑な認定試験をすでに販売されて使用され
ているソフトウェア無線機毎に行うことなく、効率的な
ソフトウェア無線機の認定試験方法を提供することを目
的とする。 【解決手段】 複数のソフトウェア無線機(10)と、
前記ソフトウェア無線機と同じ機種である代表ソフトウ
ェア無線機(10’)と、前記代表ソフトウェア無線機
が利用可能な複数の無線通信システムに対応したテスト
プログラムを有し、前記代表ソフトウェア無線機が所望
の前記無線通信システムで利用可能であるかを認定する
代表ソフトウェア無線機認定試験を行う測定器(33)
と、前記測定器から前記代表ソフトウェア無線機認定試
験に合格した旨を受け、この旨を前記複数のソフトウェ
ア無線機へ通知する合格通知手段(100)を有するソ
フトウェア無線機の認定試験方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線機能の変更が
可能な無線通信装置の認定試験方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の携帯電話機やPHS電話機などの無
線通信装置(無線端末)は、あらかじめ規格によって規
定された変調方式や伝送レート専用に設計・製造されて
いた。つまり、従来の無線端末とはひとつの端末でひと
つの無線通信システムしか利用できない無線機である。
この無線端末を利用するには、予め認定試験が必要であ
る。認定試験とは、メーカーの工場で出荷時に全製品に
対して行う性能検査とは異なり、その無線機の送信仕様
が、法令で定められた規定内であることを認可するため
の試験を指す。
【0003】従来の認定試験方法では、無線端末を用意
しこれを被試験端末とする。次に被試験端末が利用する
すなわち送受信できる無線通信システムの認定試験を用
意する。認定試験には、例えば、周波数偏差、空中線電
力の偏差、スプリアス発射の強度等の試験項目があり、
試験項目毎に定められた測定器及び測定方法にしたがっ
て測定を行う。次に認定試験に含まれる試験項目に定め
られた測定器および測定方法によって測定を行い、その
通信システムに定められた技術基準と比較する。例え
ば、PHSの周波数偏差試験における許容偏差は、±3×10
-6以内で、空中線電力の偏差は、定格に対して上限が20
%、下限が50%というように定められている。同様にし
て、次の試験項目に対して同様に測定と比較を行う。す
べての試験項目の技術基準を満たしていれば、被試験端
末は、合格したことになり、そうでない場合には、不合
格となる。さらに、試験対象となる無線端末が大量に生
産される場合には、すべての無線端末を試験すること
は、非常に困難を伴うので、同種の無線端末を何台か選
び出し、これらを被試験端末とし、これらの被試験端末
に対して認定試験を行い合格すれば、非試験端末と同機
種の無線端末は全て合格であるとしていた。すべての被
試験項目に合格した端末機種は、該当する無線通信シス
テムでの利用を許されることになり、この合格した端末
と同じ機種を購入した者は、前記該当する無線システム
を利用できる。
【0004】以上のように、ひとつの端末でひとつの無
線通信システムしか利用できない無線機を試験する場合
には、利用可能な無線通信システムの認定試験だけ許容
値に達していれば試験に合格することが可能で、一度合
格すればその無線機は、特に問題が生じない限りそれ以
後認定試験を行う必要は無かった。
【0005】しかしながら近い将来、プログラマブルな
ハードウェアを用いた端末本体とこれにインストールさ
れる各無線通信システムに対応したソフトウェアが、そ
れぞれある標準化された仕様に沿って複数のベンダーに
よって開発され、これを組み合わせて利用するようにな
る可能性が非常に高い。このように無線機能をソフトウ
ェアで実現する機能を有する無線機を以下の記述におい
て「ソフトウェア無線機」と称する。
【0006】このソフトウェア無線機について認定試験
を行う場合には、次のような問題点がある。従来の無線
認定試験方法では、変復調処理や符号化方式をソフトウ
ェア化し複数種類の無線通信システムに対して送受信が
可能であるようなソフトウェア無線機を認定試験する場
合において問題が生じる。すなわち、ひとつの無線通信
システムの送受信が可能である状態のソフトウェア無線
機の認定試験を行い、これに合格した後にパソコン等か
らのダウンロードのような手段で別の無線通信システム
のソフトウェアをインストールすると、このソフトウェ
ア無線機が電波法によって規定されている以上の電力を
有する電波を発生したり、隣接チャネルへの電力の漏洩
を発生する可能性が生じるという重大な欠陥を有する場
合がある。したがって、これを解決するために新しいソ
フトウェア無線機端末やこれにインストールされる無線
通信システムのソフトウェアが販売もしくは配布される
たびに、新しいソフトウェアをインストールしたソフト
ウェア無線機の認定試験を行う必要がある。さらに、新
しい無線通信システムがサービスインする場合などに
は、短期間にソフトウェア無線端末の機種数にソフトウ
ェアの数を掛けた数の認定試験を行うことが必要にな
り、これには非常な手間と困難が伴う。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の認定試験方法で
は、新しい無線通信システムがサービスインする場合な
どにおいて、短期間にソフトウェア無線端末の機種数に
ソフトウェアの数を掛けた数の認定試験を行うことが必
要になり、これには非常な手間と困難が伴うといった問
題があった。さらに、ソフトウェア無線端末では、端末
の構成自体がフレキシブルであるために、多様な形態の
構成を採用することが可能であり、このために、さらに
認定試験の回数が増えてしまうといった問題があった。
【0008】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、煩雑な認定試験をソフトウェア無線機毎に行う
ことなく、効率的なソフトウェア無線機の認定試験方法
を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、アナログ
無線信号とデジタル信号の変換を行う無線部(11)
と;前記無線部を制御する無線部コントローラ(15)
と;前記無線部と前記デジタル信号のやり取りを行い、
かつ、前記デジタル信号の信号処理を行い、この信号処
理の機能の再設定が可能なリソース(12)と;前記リ
ソースの管理をするリソースコントローラ(13)と;
をそれぞれが有する複数の無線端末(10)と、前記無
線端末と同じ機種である代表端末(10’)と、前記代
表端末が利用可能な複数の無線通信システムに対応した
テストプログラムを有し、前記代表端末が所望の前記無
線通信システムで利用可能であるかを認定する代表端末
認定試験を行う測定器(33)と、前記測定器から前記
代表端末認定試験に合格した旨を受け、この旨を前記複
数の無線端末へ通知する合格通知手段(100)を有す
る無線通信装置の認定試験方法である。
【0010】第2の発明は、前記測定器は、前記代表端
末について前記代表端末認定試験を合格するような前記
代表端末の無線部の制御手順を見つけ出し、前記合格通
知手段は、前記測定器から前記制御手順も受け、前記制
御手順も前記無線端末に通知する第1の発明に記載の無
線端末の認定試験方法である。
【0011】第3の発明は、前記合格通知手段が、前記
所望の無線通信システム用の基地局であることを特徴と
する第1又は第2の発明に記載の無線端末の認定試験方
法である。
【0012】第4の発明は、アナログ無線信号とデジタ
ル信号の変換を行う無線部(11)と、前記無線部を制
御する無線部コントローラ(15)と、前記無線部と前
記デジタル信号のやり取りを行い、かつ、前記デジタル
信号の信号処理を行い、この信号処理の機能の再設定が
可能なリソース(12)と、前記リソースの管理をする
リソースコントローラ(13)と、を備える無線端末で
あって、外部から所望の無線通信システムに対して送信
して良い旨を受けた場合、前記無線部コントローラ又は
リソースのうち少なくとも一方の制御によって、前記無
線通信システムに対して送信が可能な状態となることを
特徴とする無線端末である。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照しながら説明する。
【0014】図1は、本発明の実施の形態に係る認定試
験方法の概要を示す図である。まず、図1(i)に示すよ
うに、認定試験を行いたい無線通信装置(無線端末)10
と同じ機種の代表端末10'について測定器33が所望の無
線通信システムについての認定試験を行うものとする。
この認定試験に代表端末10'が合格した場合には、代表
端末10'と同じ機種の無線端末10も認定試験に合格した
とする。
【0015】次に、図1(ii)に示すように、前記所望の
無線通信システム用の合格通知手段(例えば基地局)10
0から無線端末10へ合格した旨を通知する。尚、受信に
関しては法令上規定がないため、無線端末10はいつでも
受信動作を行うことはできる。この通知によって、無線
端末10は前記所望の無線通信システムを利用することが
できるようになる。ここで、「利用」とは、合格通知手
段からの通知によって、無線端末10が前記所望の無線通
信システムに対して送信できることをいい、通知の例と
しては、前記所望の無線通信システムに対して送信して
も良いという認定O.K.のデータ・フラッグを受けること
等が挙げられる。「同じ機種」とは、製品の機種が同じ
場合だけに限らず、無線端末のアナログ無線部の回路構
成が同じ場合も含む。また、「合格通知手段」は、サー
ビスセンター等で無線又は有線を介して無線端末10へ合
格した旨を通知しても良い。
【0016】以下、上記認定試験方法について詳細に説
明する。
【0017】図2は、図1の無線端末10の要部を示すブ
ロック図である。この無線端末10は、アンテナ16を備
え、他の無線端末(図示しない)と無線通信を行う無線部
11と、変復調処理やデータに対する信号処理を行うため
の機能が実装されるリソース12と、リソース12を管理す
るリソースコントローラ13と、リソース12とデータのや
り取りをする記憶装置14と、前記無線部11の制御を行う
無線部コントローラ15を備えている。尚、図2では、説
明の簡素化を図るため、主なアナログ及びデジタル信号
の流れのみを示し、詳細な制御信号線は省略した。
【0018】無線部11は、無線部コントローラ15からの
制御によって、アンテナ16で受信した電波を周波数変換
し、デジタル化し、そのデジタル信号を、信号処理機能
が実装される信号処理機能の再設定可能なリソース12に
送出する。一方、無線部コントローラ15からの制御によ
って、リソースで生成された送信データを受け取り、ア
ナログ信号に変換し、高周波信号に変換して、電波を送
信する。
【0019】リソース12には、変復調処理やデータに対
する信号処理を行うための機能が実装される。実装され
た機能に基づいてリソース12では、無線部11からのアナ
ログ信号に対して復調処理を施し、データを取り出す。
一方、送信データに対しては、変調処理を行い、その信
号を無線部11に送る。
【0020】例えば、無線部コントローラ15又はリソー
ス12のうち少なくとも一方は、前述した認定O.K.という
データを受取る。無線部コントローラ15又はリソース12
のうち少なくとも一方によって、認定試験に合格した無
線通信システムに対して送信、すなわち、利用できるよ
うになる。
【0021】リソースコントローラ13は、図示していな
いリソースの構成を示した情報にもとづき、リソース12
の機能設定の変更を行う。
【0022】記憶装置14は、リソース12に実装される機
能を実現するためのソフトウェア・プログラムや、後述
するDSPやFPGAの回路構成のデータや、後述する
無線機能可変要素(図5参照)の制御パラメータのデー
タや、受信した信号もしくは送信する信号のデータが保
存されている。記憶装置14は、ハードディスク装置や半
導体メモリなどで構成される。
【0023】リソース12には、変復調処理やデータに対
する信号処理を行うための機能が実装され、この信号処
理機能の再設定が可能である。つまりリソースは、信号
処理を実行するために必要とされる装置であり、具体的
には、デジタルシグナルプロセッサ(DSP: Digital
Signal Processor)や書き換え可能ロジック(FPG
A: Field Programmable Gate Array)等から構成され
る。DSPやFPGAを用いることにより,所望の機能
ブロックをフレキシブルに割り当てることができる。
【0024】図3は、図2のリソースコントローラ13の
構成を示すブロック図である。リソースコントローラ13
は、リソース管理テーブル21、リソースマネージャ22、
リソース変更手段23を備えている。リソースマネージャ
22は、所有リソースの使用状況に応じて、リソース管理
テーブル21を更新する。従って剰余リソースは、このリ
ソース管理テーブル21によって把握することができる。
リソースマネージャ22は、新たに追加される機能を実現
するための構成を示した情報に基づいて、所望の機能を
実現するために必要とされるリソースの量を把握し、さ
らに、剰余リソースの情報を用いて、リソースの割り当
てを行う。リソースの機能の変更は、リソース変更手段
23によって行われる。
【0025】以上のような構成とすることで、無線機能
の構成を示す情報(リソース12)に基づいて無線機能の
変更が可能な無線端末(ソフトウェア無線機)を実現でき
る。
【0026】図4は、図1の測定器33の構成を示すブロ
ック図である。被試験無線通信装置31は,図1の代表端
末10'に相当し、認定試験を受ける無線通信装置であ
る。テストプログラム32は、被試験無線通信装置31をテ
ストするために測定器33内の記憶装置にインストールさ
れるプログラムである。テストプログラム32は、所定の
無線通信システム毎に定義された、変復調処理や検波処
理のテストを行うためソフトウェアであり,ライブラリ
化されている。ソフトウェア無線機では、無線通信装置
に実装される無線通信システムの変更が可能である。し
たがって、テストプログラムは、試験を受ける無線通信
システム毎に用意されている。また、所定の無線通信シ
ステム毎に試験項目が決まっている。認定試験項目とし
ては、例えばPHSであれば、周波数偏差、空中線電力の
偏差、スプリアス発射の強度、占有周波数帯域幅、隣接
チャネル漏洩電力、搬送波オフ時の漏洩電力、変調信号
の送信速度、副次的に発する電波等の強度というような
認定項目がある。認定試験のための測定器33は、テスト
プログラム32、コントローラ34、被試験無線通信装置31
のリソースの構成を示すリソースの定義情報35を備えて
いる。
【0027】被試験無線通信装置31のテストは、被試験
無線通信装置31を測定器33にセット(有線又は無線でコ
ントローラ34及びリソースの定義情報35に接続)した
後、被試験無線通信装置31のリソースの構成を無線通信
装置のリソースの構成を示した情報35を元に変更し、テ
ストプログラム32を実行することで行われる。ソフトウ
ェア無線機では、無線通信装置の構成に自由度がある。
無線機の特性は、無線通信装置の構成に依存するため、
無線機能の構成の種類分の測定を行う必要がある。コン
トローラ34は、リソースの構成を示す情報35とテストプ
ログラム32を順次変更し、テストを行う。すべての試験
項目の技術基準を満たしていれば被試験装置31は合格し
たことになり、そうでない場合には不合格となる。
【0028】ソフトウェア無線機のサービス形態を考え
ると、ソフトウェア無線機に収められる無線機能は、複
数種類存在する。つまり、ソフトウェア無線機には、複
数の無線通信システムに対応するモジュールがロードさ
れていることになる。複数のシステムに対応するように
設定されたソフトウェア無線機では、システム毎に特有
の制御を行うため、共存する可能性のあるすべての組み
合わせに対して、認定試験を行う必要がある。
【0029】例えば、システムAとシステムBが共存する
場合の組み合わせは、(1)システムAのみがロードされる
場合、(2)システムAが先にロードされており後からシス
テムBがロードされる場合、(3)システムBが先にロード
されており後からシステムAがロードされる場合、(4)シ
ステムBのみがロードされる場合の4種類となる。
【0030】一例として、被試験無線通信装置31が、あ
る無線通信システム(システムAとする)で利用できるか
どうか認定試験を行う場合について説明する。
【0031】まず、コントローラ34は、被試験無線通信
装置31内のリソース等にあるシステムA用のソフトウェ
ア・プログラムを消去し、被試験無線通信装置31にはソ
フトウェアが全く入っていない状態(初期化)にする。次
に、コントローラ34は,リソース定義情報35の中から、
システムAのみが無線通信装置にロードされる場合のリ
ソース定義情報を選択し、被試験無線通信装置31に送出
する。その後に、システムA用のテストプログラムが実
行される。以上によって,被試験無線通信装置にシステ
ムA用の機能のみが設定されている場合における認定試
験が完了する。
【0032】共存する可能性のあるすべての組み合わせ
に対して試験を行うために、次に、コントローラ34は、
再び被試験無線通信装置31内のリソース等にあるシステ
ムA用のソフトウェア・プログラムを消去し、被試験無
線通信装置31にはソフトウェアが全く入っていない状態
(初期化)にする。次に、コントローラ34は、リソース定
義情報35の中から、システムAのみが無線通信装置にロ
ードされる場合のリソース定義情報を選択し、被試験無
線通信装置31に送出する。その後システムBを追加する
ためのリソース定義情報を選択し、被試験無線通信装置
31に送出する。その後に、システムB用のテストプログ
ラムが実行される。以上によって、被試験無線通信装置
にシステムAが先にロードされており後からシステムBが
ロードされる場合における認定試験が完了する。
【0033】このような操作を繰り返すことにより、無
線通信システム(システムAとする)で利用できるかどう
かの認定試験を効率的に行うことができる。
【0034】以上のように、複数の試験項目をテストす
るためのテストプログラム32と、無線通信装置のリソー
スの構成を示した情報35をライブラリとしておくこと
で、ソフトウェア無線機の認定試験を容易に実現でき
る。
【0035】試験対象となる無線端末と同じ機種が大量
に生産される場合には、同機種で量産された端末は同等
の機能を有する。このため、同機種の無線端末を何台か
選び出し、これらを被試験端末とし、これらの被試験端
末に対して認定試験を行い合格させればよい。つまり、
被試験項目に合格した代表端末と同じ端末機種は、利用
を許しても問題はない。これによって、試験対象となる
無線端末が大量に生産される場合においても、すべての
無線端末を試験した場合に生じる困難を回避することが
できる。
【0036】図5は、図2に描かれている無線部11の
構成の一例を示すブロック図である。図2のリソース12
内に設けられたデジタル信号処理部から渡された信号
は、デジタル/アナログコンバータ(DAC)によってアナロ
グ信号に変換される。DACから出力された信号は、ロー
パスフィルタ(LPF1)に入力される。LPF1の出力は、発振
器1から出力された信号とミキサで混合され、周波数変
換される。ミキサの出力は、バンドパスフィルタ(BPF1)
に渡される。BPF1の出力は、増幅器(AMP1)に渡される。
その後に先ほどと同様にして発振器2から出力される信
号と混合され、周波数変換される。周波数変換された信
号は、BPF2に渡され、さらにAMP2に渡される。AMP2の出
力は、サーキュレータ17を通ってアンテナ16より放射さ
れる。逆にアンテナ16より受信された信号は,サーキュ
レータ17を通ってAMP3に渡される.受信時の信号の流れ
は,図5の下段に示した手順にしたがって行われる.図5
は,信号の流れの一例を示したものであり、無線部11を
限定したものではない。また、AMPの数、発振器の数、
フィルタの数等も一例を示したものであり、これら構成
要素の数を限定したものではない。
【0037】無線部11の構成要素の一部(DAC,発振器,A
MP,ADC等)は、制御パラメータによってその無線機能が
可変する無線機能可変要素であり、無線部コントローラ
15から制御線40(点線表示)が接続されている。無線部
コントローラ15は、この制御線を用いて、無線機能可変
要素の制御パラメータを変えることによって、所望の無
線通信システムに対応するように制御を行う。この制御
とは、例えば、DACのビット抽出位置の制御、発振器の
発振周波数、AMPの増幅度等である。そして、認定試験
の時は、図4の測定器33はリソースの定義情報35を介し
て無線部コントローラ15を制御しながら試験を行う。
【0038】ソフトウェア無線機では、複数の無線通信
システムに対応することが可能である。逆に言えば、無
線部11は、あらゆる無線通信システムに対応できる必要
がある。複数の無線通信システムに対応する場合、無線
部11が多少オーバースペックとなることは避けられな
い。しかしながら、無線部11を上述した無線部コントロ
ーラ15で制御できる構成とすることで、無線部コントロ
ーラ15からの制御によって、無線部11の無線機能を変更
することが可能となる。
【0039】図6は、無線部コントローラ15から制御線
40を介して接続されている無線機能可変要素41に送られ
る制御信号の例を示した図である。制御信号は、システ
ムクロックを分周した波形に波形成形を施すことで得
る。図6では、制御信号の種類の例として、立ち上がり
時間の違いによる制御信号の違いを示している(パター
ン1,2,3)。この制御信号は、例えば、無線部のア
ンプに送られ、所望の信号の送出制御に用いられる。ア
ナログ無線部の特性は、そのアナログ無線部の制御方法
に大きく依存する。つまり、アナログ無線部をどのよう
に制御するかによってその特性は、大きく変化する。制
御方法の違いによってアナログ部の特性が変化する例に
ついて図7を用いて説明する。図7は、無線機能可変要
素41であるアンプによって増幅された変調信号のスペク
トルおよび時間応答波形を示したものである。図7にお
いて、(a-1)および(b-1)は変調信号のスペクトル、(a-
2)および(b-2)は時間応答波形である。時間応答波形が
ステップ状に変化する場合のスペクトル(b-1)は、時間
応答波形がLamp関数のように緩やかに変化する場合のス
ペクトル(a-1)と比べ、広がりを持ってしまう。つま
り,アナログ無線部の制御方法によって、隣接チャネル
漏洩電力が変化する。
【0040】図8に、制御方法の違いによってアナログ
無線部の特性が変化する別の例(図5のAMP2の変形例)
を示す。図8において、アンプ(図5のAMP2に相当)の
出力は、アナログスイッチSWを介してアンテナに接続さ
れる。アナログスイッチのON/OFFは、無線部コントロー
ラ15によって制御される。漏洩電力の抑圧特性が十分で
ある場合には、アナログスイッチSW一つだけのOFFで十
分である。
【0041】尚、漏洩電力の抑圧特性が不十分である場
合を考慮して、予め縦続接続された2つのアナログスイ
ッチを用意しておき、同時にOFFしておけばよい。この
ように2つのアナログスイッチを具備すると、無線部の
規模の増加は避けられない。しかしながら、ソフトウェ
ア無線機の無線部は、あらゆる無線通信システムに対応
できる必要があるため、多少オーバースペックとなって
いる必要がある。このことを考慮すると、アナログスイ
ッチを複数設けることによる回路規模の増加は僅かであ
り、2個以上で設けても良い。
【0042】以上説明したように、アナログ無線部の特
性は,アナログ無線部の制御方法に大きく依存する。つ
まり、アナログ無線部の制御方法とアナログ無線部の特
性は、相関関係がある。このため、アナログ無線部の制
御方法を把握すれば、アナログ無線部の特性を把握する
ことができる。したがって、無線部の制御方法を特定す
れば、無線部の特性を特定することができる。
【0043】図4を用いて説明したように、本発明によ
れば、無線機能の構成を示す情報に基づいて無線機能の
変更が可能な無線通信装置の認定試験を容易に実現する
ことができる。図4の構成に加えて、測定器のコントロ
ーラ34が、被試験無線通信装置の無線部コントローラに
メッセージを送れるようにしておけば、無線部の制御方
法を変化させた場合(例えば、無線通信システムがシス
テムAからシステムBに変化した場合)についても容易
に認定試験を行うことができる。
【0044】図9は、図1(i)で代表端末が認定試験に
合格した後、すなわち、図1(i)に示すように、合格通
知手段100から無線端末10へ合格した旨を通知する場合
について説明する図である。図9に図示された無線端末
10と同じ機種の代表端末(図1の10')は、図9の合格
通知手段100が運用する無線通信システムの端末機能を
実装した場合の認定試験をパスしている。合格通知手段
100には、この無線通信システムで使われる無線端末毎
の無線部の制御手順を示したデータベース101が設置さ
れている。データベース101の管理は、合格通知手段
(例えば基地局)に設置された基地局用コントローラ
(不図示)が行う。
【0045】無線端末10は、無線端末のリソース(図2
の12)を変更することによって、無線機能の変更ができ
る。無線端末10は、図9の合格通知手段100が運用する
無線通信システムの端末機能を示した情報を、ダウンロ
ード等によって取得し、リソースの変更を行う。無線端
末10のリソースに所望の機能が実装された時点で、この
無線端末10は図9の合格通知手段100が運用する無線通
信システムの端末機能を有したことになる。
【0046】無線端末10が電波の放射を行うためには、
認定試験をパスしている必要がある。上述したように、
図9に図示された無線端末10と同じ機種の代表端末(図
1の10')は、図9の合格通知手段100が運用する無線通
信システムの端末機能を実装した場合の認定試験をパス
している。したがって、本発明による認定試験方法を用
いれば、図9に図示された無線端末10が、認定試験をパ
スする制御手順を行えば、その無線端末10は、認定試験
をパスすることができる。
【0047】無線端末10が、認定試験をパスする制御手
順を行なうためには、その制御手順を示した情報を取得
する必要がある。無線端末10は、認定試験をパスする制
御手順を取得していない時点では、認定試験より詳しく
は送信仕様の認定試験をパスしていないため、電波を放
射することができない。つまり、基地局に対して、制御
手順を示した情報を要求することは法令上不可能であ
る。しかしながら、無線端末10は、受信については法令
上規定がなく、認定なしでも受信動作を行うことはでき
るので、基地局が定期的に、代表端末(図1の10')と
同じ機種のアナログ無線部の制御手順を通知すれば、無
線端末10は、その制御手順を示した情報を取得すること
が可能となる。
【0048】図10は、図9の変形例を示す図である。無
線端末10は、異なる複数の無線通信システム(図10で
は,無線通信システムAおよび無線通信システムB)で運
用される基地局(図10では,基地局Aおよび基地局B)と通
信を行う。無線端末10は,例えば時分割等で両システム
にアクセスする。つまり、無線端末10のリソース12に
は、異なる無線通信システムと接続するための機能が設
定されている。
【0049】無線端末10が、アナログ無線部を共用して
両システムにアクセスする場合、その制御タイミング
は、どちらか一方のシステムのみと接続する別の無線端
末110と比較して、非常に厳しくなる。本発明によれ
ば、無線端末10は、基地局から、無線端末10のアナログ
無線部の制御手順を示した情報を取得し、その情報にし
たがってアナログ無線部を制御することによって、電波
を放射することができる。
【0050】しかし、認定試験をパスする無線端末のア
ナログ無線部の制御手順は、1つであるとは限らない。
したがって、あらかじめ代表端末について複数の制御手
順のテストを代表端末(図1の10')について行い、認
定試験をパスする複数の制御手順を見つけておけば、無
線端末は、自端末に適した制御手順を選択することがで
きるようになる。つまり、制御タイミングが非常に厳し
い無線端末についても、認定試験をパスする複数の制御
手順の中から、自端末に適した制御手順を選択すること
ができる。
【0051】なお、無線端末10が、複数の制御手順の中
から、自端末に適した制御手順を選択するためには、基
地局が定期的に、複数種類のアナログ無線部の制御手順
を通知すればよい。
【0052】以上説明したように、本発明によれば、複
数の無線通信システムにアクセスする際に、厳しくなり
がちなアナログ部の制御タイミングを軽減することがで
きる。
【0053】
【発明の効果】本発明によれば、代表の無線端末で認定
試験を行い、認定試験にパスしたかどうかの結果を合格
通知手段を介して代表の無線端末と同機種の他の無線端
末に適用するため、認定試験をすべての無線端末に対し
て行う必要がなくなり、認定試験の回数を劇的に低減す
ることが可能となる。このことは特に、新しい無線通信
システムがサービスインする場合などにおいて有効とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係る認定試験方法の概
要を示す図。
【図2】 図1の無線端末10の構成を示すブロック図。
【図3】 図2のリソースコントローラ13の構成を示す
ブロック図。
【図4】 図1の測定器33の構成を示すブロック図。
【図5】 図2の無線部11の構成を示すブロック図。
【図6】 図5の無線機能可変要素41に送られる制御信
号の例を示した図。
【図7】 無線機能可変要素41であるアンプによって増
幅された変調信号の時間応答波形とスペクトルの関係を
示した図。
【図8】 図5のAMP2の変形例を示すブロック図。
【図9】 図1(ii)の概略構成を説明する図。
【図10】 図9の変形例を示す図。
【符号の説明】
10 無線端末 10' 代表端末 11 無線部 12 リソース 13 リソースコントローラ 14 記憶装置 15 無線部コントローラ 16 アンテナ 17 サーキュレータ 21 リソース管理テーブル 22 リソースマネージャ 23 リソース更新手段 31 被試験無線通信装置 32 テストプログラム 33 測定器 34 コントローラ 35 リソースの定義情報 40 制御線 41 無線機能可変要素 100 合格通知手段 101 データベース 110 別の無線端末
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三ッ木 淳 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内 (72)発明者 富澤 武司 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内 (72)発明者 竹田 大輔 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内 (72)発明者 井上 薫 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内 (72)発明者 久保 俊一 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内 Fターム(参考) 5K027 AA11 CC08 LL02 5K033 BA08 DA19 DB20 EA03 5K035 DD03 EE01 FF04 HH02 5K042 AA06 CA13 CA23 EA14 FA15 JA01 JA10

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アナログ無線信号とデジタル信号の変換を
    行う無線部と、前記無線部を制御する無線部コントロー
    ラと、前記無線部と前記デジタル信号のやり取りを行
    い、かつ、前記デジタル信号の信号処理を行い、この信
    号処理の機能の再設定が可能なリソースと、前記リソー
    スの管理をするリソースコントローラと、をそれぞれが
    有する複数の無線端末と、 前記無線端末と同じ機種である代表端末と、 前記代表端末が利用可能な複数の無線通信システムに対
    応したテストプログラムを有し、前記代表端末が所望の
    前記無線通信システムで利用可能であるかを認定する代
    表端末認定試験を行う測定器と、 前記測定器から前記代表端末認定試験に合格した旨を受
    け、この旨を前記複数の無線端末へ通知する合格通知手
    段を有する無線通信装置の認定試験方法。
  2. 【請求項2】 前記測定器は、前記代表端末について前
    記代表端末認定試験を合格するような前記代表端末の無
    線部の制御手順を見つけ出し、 前記合格通知手段は、前記測定器から前記制御手順も受
    け、前記制御手順も前記無線端末に通知する請求項1記
    載の無線端末の認定試験方法。
  3. 【請求項3】 前記合格通知手段が、前記所望の無線通
    信システム用の基地局であることを特徴とする請求項1
    又は2記載の無線端末の認定試験方法。
  4. 【請求項4】 アナログ無線信号とデジタル信号の変換
    を行う無線部と、 前記無線部を制御する無線部コントローラと、 前記無線部と前記デジタル信号のやり取りを行い、か
    つ、前記デジタル信号の信号処理を行い、この信号処理
    の機能の再設定が可能なリソースと、 前記リソースの管理をするリソースコントローラと、を
    備える無線端末であって、 外部から所望の無線通信システムに対して送信して良い
    旨を受けた場合、前記無線部コントローラ又はリソース
    のうち少なくとも一方の制御によって、前記無線通信シ
    ステムに対して送信が可能な状態となることを特徴とす
    る無線端末。
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