JP2002252506A - ケーブル接続構造及び該ケーブル接続構造を有する電子機器 - Google Patents
ケーブル接続構造及び該ケーブル接続構造を有する電子機器Info
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Abstract
で接続し信号伝送を行うケーブル接続形態において、共
振によるシールドケーブル或いは回路基板からの放射電
磁波を安価かつ簡易な方法で効果的に抑制することを可
能としたケーブル接続構造及び該ケーブル接続構造を有
する電子機器を提供する。 【解決手段】 2つの回路基板103、104をコネク
タ107、108を介してシールドケーブル101によ
り接続したケーブル接続構造において、シールドケーブ
ル101はシールド導体102により被われており、シ
ールド導体102とコネクタとが接続されている位置か
ら、シールドケーブル101より発生する問題となる放
射電磁波の上限周波数の1/32〜7/16波長、或い
は放射電磁波の規制上限周波数の1/32〜7/16波
長にシールド導体102における波長短縮率を乗じた長
さの範囲の位置で、シールド導体102を金属筐体10
6に導電接続する。
Description
られるケーブル接続構造及び該ケーブル接続構造を有す
る電子機器に関し、更に詳しくは、電子機器内の回路基
板間の信号伝送に用いられる信号伝送用ケーブルに適用
する好適なケーブル接続構造及び該ケーブル接続構造を
有する電子機器に関する。
により、電子機器からの放射電磁波による他の電子機器
への影響が問題になっている。この放射電磁波による他
の電子機器への影響はEMI(Electro Magnetic Inter
ference)と呼ばれ、主に無線機器、通信機器の受信障
害を引き起こしたり、電子機器の誤動作を引き起こす。
そのため、各国では30MHz〜1GHz、或いは30
MHz〜2GHzの周波数帯域を、放射電磁波に関して
問題となる周波数帯域と定め、電子機器からの電磁波放
射量の規制を行っている。また、電子機器製造メーカは
この規制に適合するように製品を設計製造する必要があ
る。
ては、回路基板や、回路基板に接続されたケーブルなど
があげられる。特に、回路基板間を接続し信号を伝送す
るケーブルは、近年の伝送信号の高速化により、放射電
磁波の放射源としての問題が大きくなっている。従来は
この放射電磁波を抑制するため、信号線がシールド導体
により被われたシールドケーブルを用いたり、ケーブル
にフェライトコアを装着する事で対処していた。
続構造の従来例を示す。図35は電子機器内で2つの回
路基板間をケーブル接続し、信号伝送を行う形態の一例
である。回路基板1401、1402は、電子機器内の
金属筐体1403に金属スペーサ1404で導電接続さ
れている。回路基板1401、1402間は、ケーブル
1405で接続されており、ケーブル1405により信
号伝送を行う。
抑制するために、ケーブル1405にはシールドケーブ
ルを使用している。また、ケーブル1405には放射電
磁波抑制用部品であるフェライトコア1406が装着さ
れている。また、他の放射電磁波抑制方法としては、特
開平6−176823号公報に記載されているように、
シールドケーブルのシールド導体に磁性体を装着した
り、特開平9−22624号公報に記載されているよう
に、シールドケーブルのシールド導体に抵抗を挿入した
り、特開平10−27987号公報に記載されているよ
うに、シールドケーブルのシールド導体に誘電体を装着
する事も考えられている。
た従来技術においては次のような問題があった。電子機
器内で回路基板間をケーブルにより信号伝送する形態に
おいては、ケーブルと回路基板が接続された構成による
共振が起こり、その共振周波数ではケーブルと回路基板
から放射電磁波が効率よく放射されてしまう。この共振
はケーブルがシールドケーブルであっても発生してしま
い、シールドケーブルを使用しても、規制の値を超えた
放射電磁波が放射してしまう。このシールドケーブルに
おいて放射する放射電磁波は、シールドケーブルのシー
ルド導体の外皮に高周波電流が流れることが原因とな
る。特に共振周波数では、このシールド導体の外皮が低
インピーダンスになり、そこに強い高周波電流が流れ、
強い放射電磁波が発生してしまう。
フェライトコアを装着することにより、シールド導体の
外皮を高インピーダンスにし、高周波電流を抑制する方
法がある。しかしながら、このフェライトコアによる効
果は、約300MHz以下の低周波領域のみである。し
たがって、放射量の規制される300MHzを超え、1
GHz或いは2GHzまでの周波数においては、シール
ド導体の外皮に高周波電流が流れてしまい、放射電磁波
を抑制する事はできない。
載されている磁性体に関しては、上記フェライトコアと
同様にように、300MHzを越える高周波領域ではそ
の効果は少ない。また、特開平9−22624号公報に
記載されている抵抗に関しては、すべての周波数で効果
はあるものの、その効果は小さく、強い放射電磁波が発
生する周波数においては抑制する事はできない。抵抗値
を大きくすれば抑制効果は大きくなるが、シールド導体
内皮のリターン電流も妨げることになるため現実的では
ない。また、特開平10−27987号公報に記載され
ている誘電体に関しては、放射電磁波の周波数が低くな
るほど部品を長くする必要が有り、配置スペースに関し
て大きな問題が生じてしまう。
抵抗、誘電体を用いる方法では、放射電磁波を抑制する
ための部品を新たに準備する必要が有り、電子機器のコ
ストアップという問題点もあった。
をシールドケーブルで接続し信号伝送を行うケーブル接
続構造において、共振により発生するシールドケーブル
及び回路基板からの放射電磁波を、安価かつ簡易な方法
で効果的に抑制することを可能としたケーブル接続構造
及び該ケーブル接続構造を有する電子機器を提供するこ
とである。
め、請求項1記載の発明は、少なくとも2つの回路基板
を、該回路基板に設けられたコネクタを介してシールド
ケーブルにより接続してなるケーブル接続構造におい
て、該シールドケーブルはシールド導体により被われて
おり、該シールド導体と該コネクタとが接続されている
位置から、シールドケーブルより発生する、問題となる
放射電磁波の上限周波数の1/2波長、或いは放射電磁
波の規制上限周波数の1/2波長に、前記シールド導体
における波長短縮率を乗じた長さ未満の位置で、該シー
ルド導体を金属筐体に導電接続してなることを特徴とし
ている。
発明は、少なくとも2つの回路基板を、該回路基板に設
けられたコネクタを介してシールドケーブルにより接続
してなるケーブル接続構造において、該シールドケーブ
ルはシールド導体により被われており、該シールド導体
と該コネクタとが接続されている位置から、シールドケ
ーブルより発生する、問題となる放射電磁波の上限周波
数の1/32〜7/16波長、或いは放射電磁波の規制
上限周波数の1/32〜7/16波長に、前記シールド
導体における波長短縮率を乗じた長さの範囲の位置で、
該シールド導体を金属筐体に導電接続してなることを特
徴としている。
発明は、少なくとも2つの回路基板を、該回路基板に設
けられたコネクタを介してシールドケーブルにより接続
してなるケーブル接続構造において、該シールドケーブ
ルはシールド導体により被われており、該シールド導体
と該コネクタとが接続されている位置から、1cm以上
13cm以下の位置で、該シールド導体を金属筐体に導
電接続してなることを特徴としている。
発明は、前記シールドケーブルは、前記シールド導体と
前記コネクタが接続されている位置から、前記シールド
ケーブルより発生する問題となる放射電磁波の上限周波
数の1/32〜7/16波長、或いは放射電磁波の規制
上限周波数の1/32〜7/16波長に、前記シールド
導体における波長短縮率を乗じた長さの範囲の位置で、
調整可能であることを特徴としている。
発明は、前記回路基板は信号の送信のみを行うドライバ
基板と、信号の受信のみを行うレシーバ基板であり、前
記シールドケーブルは、前記シールド導体と該ドライバ
基板に設けられたコネクタとが接続されている位置か
ら、前記シールドケーブルより発生する問題となる放射
電磁波の上限周波数の1/32〜7/16波長、或いは
放射電磁波の規制上限周波数の1/32〜7/16波長
に、前記シールド導体における波長短縮率を乗じた長さ
の範囲の位置で、該シールド導体を金属筐体に導電接続
してなることを特徴としている。
発明は、前記シールド導体が前記金属筐体に導電接続し
ている位置から、前記シールド導体が前記ドライバ基板
に設けられたコネクタと接続している位置までの前記シ
ールド導体の前記金属筐体に対する特性インピーダンス
を、前記シールド導体が前記金属筐体に導電接続してい
る位置から、前記シールドケーブルが前記レシーバ基板
に設けられたコネクタと接続している位置までの前記シ
ールド導体の前記金属筐体に対する特性インピーダンス
よりも大きくしたことを特徴している。
発明は、前記シールド導体が前記金属筐体に導電接続し
ている位置から、前記シールド導体が前記ドライバ基板
に設けられたコネクタが接続している位置までの間の少
なくとも一部において、前記シールド導体と前記金属筐
体との距離を、他の位置における前記シールド導体と前
記金属筐体との距離よりも長くしたことを特徴としてい
る。
発明は、前記シールド導体と前記金属筐体との導電接続
部分に、抵抗成分が直列に含まれていることを特徴とし
ている。
発明は、前記シールドケーブルは、複数の信号を伝送す
る多心のシールドケーブルであることを特徴としてい
る。
の発明は、前記シールドケーブルの外周部にフェライト
コアを装着したことを特徴としている。
の発明は、前記シールドケーブルの前記シールド導体と
前記金属筐体との導電接続部分の外周部にフェライトコ
アを装着したことを特徴としている。
の発明は、前記シールドケーブルは、断面円形形状であ
ることを特徴としている。
の発明は、前記シールドケーブルは、シート形状である
ことを特徴としている。
の発明は、前記シート形状シールドケーブルは、前記シ
ールド導体が信号線全体を包み込む形状であることを特
徴としている。
の発明は、前記シート状シールドケーブルは、前記シー
ルド導体が前記シールドケーブルの片面に存在する形状
であることを特徴としている。
の発明は、前記ケーブル接続構造が、電子機器に設けら
れた回路基板間に適用されていることを特徴としてい
る。
板間をシールドケーブルで接続した形態において、シー
ルド導体に共振による高周波電流が流れ、放射電磁波が
発生するメカニズムについて説明する。
ドケーブルの接続例を図23に示す。信号送信側回路基
板をドライバ基板1301、信号受信側回路基板をレシ
ーバ基板1302とし、この回路基板間がシールドケー
ブル1303で接続されており、シールドケーブル13
03により信号伝送を行う。シールドケーブル1303
を被うシールド導体1306は、ドライバ基板1301
のグラウンドとレシーバ基板1302のグラウンドの両
方に接続されている。ドライバ基板1301、ケーブル
1303、レシーバ基板1302の下部には金属筐体1
304が存在し、ドライバ基板1301のみが金属スペ
ーサ1305で接地されている。
で、シールド導体1306は誘電体で被われていないも
のとする。シールドケーブル1303、ドライバ基板1
301、レシーバ基板1302と金属筐体1304との
距離は1cmとする。また、ドライバ基板1301、レ
シーバ基板1302のサイズを13cm×10cmと
し、10cmの辺にシールドケーブル1303がコネク
タ1307及び1311により接続されている。
通常、シールドケーブル1303を流れ、レシーバ基板
1303に到達した後、コネクタ1311を介してリタ
ーン電流がシールド導体1306の内皮を通ってドライ
バ基板1301に流れ込む。信号電流がシールド導体1
306の内皮を通る事で放射電磁波は発生しない。しか
しながら、コネクタ1307における、金属筐体130
4に対するシールド導体1306の外皮とレシーバ基板
1302の入力インピーダンスが低い場合、このリター
ン電流はコネクタ1307を介してシールド導体130
6の外皮に流れ込んでしまう。そのため、シールド導体
1306の外皮に高周波信号が流れ、強い放射電磁波が
発生する。
おり、特定の周波数で、非常に高くなったり、非常に低
くなったりを繰り返す特性を有している。そのため、コ
ネクタ1307におけるシールド導体1306の外皮の
金属筐体1304に対する入力インピーダンスが、非常
に低くなる周波数においては、リターン電流はコネクタ
1307を介してシールド導体1306の外皮に強く流
れ込み、シールド導体1306の外皮とレシーバ基板1
303から放射電磁波が発生してしまう。また、ドライ
バ基板1301及びレシーバ基板1303上のIC駆動
などによる発生するコモンモード電流が、共振で低イン
ピーダンスとなったシールド導体1306の外皮にコネ
クタ1307を介して強く流れ込み、シールド導体13
06の外皮とレシーバ基板1303から放射電磁波が発
生してしまう。
導体1306の外皮と金属筐体1304間の特性インピ
ーダンス、レシーバ基板のグラウンドと金属筐体130
4間の特性インピーダンスとを用いた伝送線路モデルで
説明することができる。(第14回エレクトロニクス実
装学術講演大会講演論文集15B−12 2000年3
月参照)図23に示す接続例における伝送線路モデルは
図24の様に示す事ができる。
6の外皮の金属筐体1304に対する特性インピーダン
スZcは190Ωであり、レシーバ基板1302のグラ
ウンドの金属筐体1304に対する特性インピーダンス
Zcは30Ωである。
クタ1307における、金属筐体1304に対するシー
ルド導体1306の外皮とレシーバ基板1302の、問
題となる放射電磁波の周波数領域における入力インピー
ダンス特性を図25に示す。また図25に示した周波数
領域における放射電磁波の量を図26に示す。図25に
示すように図24の伝送線路モデルにおいては、周波数
110MHz付近、及び730MHz付近で共振により
入力インピーダンスが低くなる。そのため、周波数11
0MHz付近、及び730MHz付近においてシールド
導体1306の外皮に高周波電流が流れ、図26に示す
ように放射電磁波のピークが発生している事がわかる。
り発生する放射電磁波を、本発明の特徴である電子機器
内のケーブル接続構造により抑制するメカニズムについ
て説明する。回路基板間がシールドケーブルで接続され
ている接続例を図27に示す。図27において図23と
同一の部材には同一の符号を付しその説明は省略する。
図27の接続例は、図23の接続例に、シールド導体1
306と金属筐体1304とを導電接続部材1308に
より導電接続した構造となっている。また、その接続位
置1309は、コネクタ1307から距離Lの位置に配
置されている。
したようにシールド導体1306の外皮の金属筐体13
04に対する特性インピーダンス、及びレシーバ基板1
302のグラウンドの金属筐体1304に対する特性イ
ンピーダンスを用いた伝送線路モデルで説明できる。図
27に示す接続例における伝送線路モデルは図28の様
に示す事ができる。図28において、コネクタ1307
から接続位置1309までのシールド導体1306の外
皮の金属筐体1304に対する特性インピーダンスZc
は190Ωであり、接続位置1309からコネクタ13
10までのシールド導体1306の外皮の金属筐体13
04に対する特性インピーダンスZcは190Ωであ
る。また、レシーバ基板1302の金属筐体1304に
対する特性インピーダンスは30Ωである。
1306の外皮の入力インピーダンスは、シールド導体
1306が接続位置1309で金属筐体1304に接地
しているため、先端短絡線路と見ることができる。その
ため、コネクタ1307における入力インピーダンス
は、コネクタ1307から接続位置1309までのシー
ルドケーブル1303におけるシールド導体1306の
金属筐体1304に対する特性インピーダンスと、コネ
クタ1307から接続位置1309までの距離Lのみを
考慮すれば良い。
するシールド導体1306の外皮の特性インピーダン
ス、βは位相定数、jは虚数単位√-1である。
波の波長、εrは媒質の比誘電率、μrは媒質の比透磁率
である。
6の外皮と金属筐体1304との間の電磁界結合が発生
する領域のもので、シールド導体1306の外皮が周囲
を誘電体などに覆われていない場合は、真空の誘電率、
透磁率を用い、誘電体などの媒質で覆われている場合
は、空気と誘電体による実効比誘電率を用いる。また、
このとき波長短縮率は、
ける誘電体の有無、種類、厚さにより、入力インピーダ
ンスの絶対値|Zin|の周波数特性は異なる。先端短絡
線路における入力インピーダンスは、
小となる極小値をもつ。それに対して、
つ。
くなると、リターン電流が、ドライバ基板1301のコ
ネクタ1307を介してシールド導体1306の外皮に
強く流れ込み、シールド導体1306の外皮とレシーバ
基板1302から放射電磁波が放射される。そのため、
この共振周波数でシールド導体1306の外皮に高周波
電流が流れて放射電磁波が放射しないようにするには、
シールドケーブル1303より発生する問題となる放射
電磁波の上限周波数、或いは放射電磁波の規制上限周波
数以下の周波数領域で、入力インピーダンスを、
のためには、シールド導体1306とコネクタ1307
とが接続された位置から、シールド導体1306と金属
筐体1304とを導電接続部材1308により導電接続
した接続位置1309までの長さLを、シールドケーブ
ル1303より発生する問題となる放射電磁波の上限周
波数の1/2波長、或いは放射電磁波の規制上限周波数
の1/2波長に、シールド導体1306の外皮における
波長短縮率を乗じた長さ未満にしてやればよい。
力インピーダンスを得るためには、最大の入力インピー
ダンスとなる
効率よく使用する必要がある。
ネクタ1307とが接続された位置から、シールド導体
1306と金属筐体1304とを導電接続部材1308
により導電接続した接続位置1309までの長さLを、
シールドケーブル1303より発生している問題となる
放射電磁波の上限周波数の1/32〜7/16波長、或
いは放射電磁波の規制上限周波数の1/32〜7/16
波長に、シールド導体1306の外皮における波長短縮
率を乗じた長さの範囲にしてやればよい。
る放射電磁波の周波数領域、或いは放射電磁波の規制周
波数領域における入力インピーダンス特性が全体的に低
くなり、特に低周波領域における入力インピーダンス特
性が著しく低くなってしまうため、放射電磁波の抑制効
果が少なくなってしまう。また、コネクタ1307と近
い位置に導電接続部材1308を設ける事になり、接続
する事が困難で有り、場合によっては接地が弱いか、全
く接地がとれない事もある。
波数1/2波長に近くなるため、問題となる放射電磁波
の周波数、または放射電磁波の規制周波数の上限付近で
の、入力インピーダンスが急激に低下しまい、比較的高
い入力インピーダンスを効率よく使用できないため、放
射電磁波が発生してしまう可能性が高くなってしまう。
路モデルにおいて、問題となる放射電磁波の規制周波数
領域を30M〜1GHzとして具体的に説明する。シー
ルドケーブル1303は長さ20cmで誘電体に被われ
ていないので、シールド導体1306の外皮における実
効比誘電率は1であり、上限周波数1GHzにおけるシ
ールド導体1306の外皮における波長は、
たがって、その7/16波長は約13.12cmであ
り、1/32波長は0.94cmである。つまり、シー
ルド導体1306とコネクタ1307とが接続された位
置から、シールド導体1306と金属筐体1304とを
導電接続部材1308により導電接続した接続位置13
09までの長さLを、0.94以上13.12以下にすれ
ば良い。
の、コネクタ1307から見た、シールド導体の外皮の
金属筐体1304に対する入力インピーダンス特性を示
す。また図29に示した周波数領域における放射電磁波
の量を図30に示す。
時の、コネクタ1307から見た、シールド導体の外皮
の金属筐体1304に対する入力インピーダンス特性を
示す。
06と金属筐体1304とを導電接続部材1308によ
り導電接続した接続位置1309を、シールド導体13
06とコネクタ1307とが接続された位置から、0.
94cm〜13.12cmの位置にすることにより、3
0M〜1GHzの周波数領域において、コネクタ130
7におけるシールド導体1306の外皮の金属筐体13
04に対する入力インピーダンスが、共振による極小値
をもつことはなくなっていることがわかる。また、問題
となる放射電磁波の規制周波数領域全体に渡って高い値
に維持している事もわかる。つまり上記周波数領域にお
いて、問題となるような量の放射電磁波は発生ない。
307とが接続された位置から、シールド導体1306
と金属筐体1304とを導電接続部材1308により導
電接続した接続位置1309までの、シールド導体13
06と金属筐体1304との間の距離が小さい場合、シ
ールド導体1306の金属筐体1304に対する特性イ
ンピーダンスZcの絶対値は低く、コネクタ1309に
おけるシールド導体1306の金属筐体1304に対す
る入力インピーダンス|Zin|も低くなってしまう。ま
た、シールド導体1306とコネクタ1307とが接続
された位置から、シールド導体1306と金属筐体13
04とを導電接続部材1308により導電接続した接続
位置1309までの、シールド導体1306の金属筐体
1304に対する特性インピーダンスが、接続位置13
09からコネクタ1311までのシールド導体1306
の金属筐体1304に対する特性インピーダンスよりも
高ければ高いほど、より確実に放射電磁波の放射を抑制
する事ができる。
1307とが接続された位置から、シールド導体130
6と金属筐体1304とを導電接続部材1308により
導電接続した接続位置1309までの、シールド導体1
306と金属筐体1304との間の距離を大きくし、金
属筐体1304に対するシールド導体1306の特性イ
ンピーダンスZcを高くすることにより、コネクタ13
07におけるシールド導体1306の金属筐体1304
に対する入力インピーダンス|Zin|を高くとることが
できる。
筐体1304に対するシールドケーブル1303の高さ
は1cmで、図28の伝送線路モデルに示したように金
属筐体1304に対するシールド導体1306の外皮の
特性インピーダンスZc=190Ωである。ここで、接
続位置1309までの長さL=13.12cmにおけ
る、金属筐体1304に対するシールドケーブル130
3の高さを、金属筐体1304に窪み1310を設ける
ことにより3cmにした場合、金属筐体1304に対す
るシールド導体1306の外皮の特性インピーダンスZ
c=260Ωとなる。
伝送線路モデルを図33に示し、その入力インピーダン
ス特性を図34に示す。図34で|Zin1|は、図2
8、図29に示した形態における入力インピーダンスで
あり、|Zin2|は、図32、図33に示す形態におけ
る入力インピーダンスである。周波数200MHzで
は、|Zin1|=117Ω、|Zin2|=160Ωであ
る。
に比べて、シールド導体1306とコネクタ1307と
が接続された位置から、シールド導体1306と金属筐
体1304とを導電接続部材1308により導電接続し
た接続位置1309までの範囲における、金属筐体13
04に対するシールドケーブル1303の距離を大きく
することにより、特性インピーダンスZcを高くし、更
に入力インピーダンス特性を高くすることができる。
を導電接続部材1308で金属筐体1304に接続しな
がら、同時にシールドケーブル1303にフェライトコ
アを装着することにより、放射電磁波の規制が厳しく問
題が大きい300MHz以下の周波数における、コネク
タ1307におけるシールドケーブル1303のシール
ド導体1306の金属筐体1304に対する入力インピ
ーダンス|Zin|を高くし、上記周波数領域における放
射電磁波をより確実に抑制する事もできる。
の金属筐体1304に導電接続する導電接続部材130
8に、抵抗や、フェライトコアなどの抵抗成分を持つも
のを挿入し、シールド導体に流れる高周波電流を熱損失
として吸収する事もできる。
ールドケーブル1303のシールド導体1306の金属
筐体1304に対する入力インピーダンスが、シールド
ケーブル1303からの放射電磁波が問題となる周波数
領域、或いは放射電磁波の規制周波数領域において、共
振による極小値をもつことはなくなる。更に前記周波数
領域全体で高くすることにより、シールドケーブル13
03のシールド導体1306の内皮を流れるリターン電
流やドライバ基板1301のコモンモード電流が、シー
ルドケーブル1303のシールド導体1306の外皮に
流れ込まないようにし、シールド導体1306の外皮及
びレシーバ基板1302からの放射電磁波を抑制する。
2の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
の実施の形態に係る電子機器内ケーブルの接続例を示す
斜視図である。図1に示すように、第1の実施の形態の
シールドケーブル101は、信号線と、その信号線の周
りを被うシールド導体102で構成されており、このシ
ールド導体102は、グラウンドとシールドの役割を果
たすものである。このシールドケーブル101は、2つ
の回路基板103、104間を接続しており、これら回
路基板103、104間において信号伝送を行う。
板103、信号を受信する側の回路基板104をレシー
バ基板と称する。シールドケーブル101とドライバ基
板103はコネクタ107により、またシールドケーブ
ル101とレシーバ基板104はコネクタ108により
接続されている。ドライバ基板103、レシーバ基板1
04のグラウンドは、それぞれ金属スペーサ105を介
して電子機器内の金属筐体106に導電接続されてい
る。
02は、金属筐体106に導電接続部材110により導
電接続されている。シールド導体102とコネクタ10
7とが接続された位置から、シールド導体102と金属
筐体104とを導電接続部材110により導電接続した
接続位置109までの長さL1は、シールドケーブル1
01より発生している問題となる放射電磁波の上限周波
数の1/32〜7/16波長、或いは放射電磁波の規制
上限周波数の1/32〜7/16波長にシールドケーブ
ル101のシールド導体102における波長短縮率を乗
じた長さの範囲になる様に設定されている。
示すケーブル接続構造をとる事で、電子機器内のドライ
ブ基板103からレシーバ基板104に信号伝送を行う
際に、共振によるシールドケーブル101或いは回路基
板103、104からの放射電磁波を安価かつ簡易な方
法で効果的に抑制することが可能となる。
の実施の形態に係る電子機器内ケーブルの接続例を示す
斜視図である。図2に示すように、第2の実施の形態の
シールドケーブル201は、信号線と、その信号線の周
りを被う外皮導体202で構成されており、このシール
ド導体202は、グラウンドとシールドの役割を果たす
ものである。このシールドケーブル201は、2枚の回
路基板203、204と、コネクタ207、211を介
して接続しており、回路基板203、204間において
信号伝送を行う。
号を送信する機能及び受信する機能の両方の機能をもっ
ており、ドライバ基板、レシーバ基板という定義はな
い。回路基板203、204のグラウンドは、それぞれ
金属スペーサ205を介して電子機器内の金属筐体20
6に導電接続されている。
02は、金属筐体206に導電接続部材210により導
電接続されている。シールド導体202とコネクタ20
7とが接続された位置から、シールド導体202と金属
筐体204とを導電接続部材210により導電接続した
接続位置209までの長さL2は、シールドケーブル2
01より発生している問題となる放射電磁波の上限周波
数の1/32〜7/16波長、或いは放射電磁波の規制
上限周波数の1/32〜7/16波長にシールドケーブ
ル201のシールド導体202における波長短縮率を乗
じた長さの範囲になるように設定されている。
導体102は、金属筐体206に導電接続部材214に
より導電接続されている。シールド導体202とコネク
タ207とが接続された位置から、シールド導体202
と金属筐体204とを導電接続部材210により導電接
続した接続位置209までの長さL2’は、シールドケ
ーブル201より発生している問題となる放射電磁波の
上限周波数の1/32〜7/16波長、或いは放射電磁
波の規制上限周波数の1/32〜7/16波長にシール
ドケーブル201のシールド導体202における波長短
縮率を乗じた長さの範囲になるように設定されている。
L2よりも小さい場合は、必ずしも2つの導電接続部2
10、214を形成する必要はなく、上記条件を満たせ
ば1つの導伝接続部で、兼用する事も可能である。
示すケーブル接続構造をとる事で、電子機器内のお互い
が送受信する回路基板間においてシールドケーブル20
1により信号伝送を行う際に、共振によるシールドケー
ブル201或いは回路基板203、204からの放射電
磁波放を安価かつ簡易な方法で効果的に抑制することが
可能となる効果を奏する。
の実施の形態に係る電子機器内ケーブルの接続例を示す
斜視図である。図3に示すように、第3の実施の形態の
シールドケーブル301は、信号線と、その信号線の周
りを被うシールド導体302で構成されており、このシ
ールド導体302は、グラウンドとシールドの役割を果
たすものである。このシールドケーブル301は、2枚
の回路基板303、304間を接続しており、これら回
路基板303、304間において信号伝送を行う。
板303、信号を受信する側の回路基板304をレシー
バ基板と称する。シールドケーブル301とドライバ基
板303はコネクタ307により、またシールドケーブ
ル301とレシーバ基板304はコネクタ308により
接続されている。ドライバ基板303のグラウンドは、
金属スペーサ305で電子機器内の金属筐体306に導
電接続されている。レシーバ基板304下部には、金属
筐体は存在せず、レシーバ基板304のグラウンドは、
電子機器内の金属筐体306に導電接続されていない。
基板304の下部に金属筐体が存在せず、シールドケー
ブル301のシールド導体302やレシーバ基板304
が金属筐体に対して伝送線路モデルで表せない場合にお
いても、コネクタ307におけるシールドケーブル30
1のシールド導体302の入力インピーダンスは共振特
性を持ち、低インピーダンスになったときに放射電磁波
が発生する現象に変わりはない。
ルド導体302は、金属筐体306に導電接続部材31
0により導電接続されている。シールド導体302とコ
ネクタ307とが接続された位置から、シールド導体3
02と金属筐体304とを導電接続部材310により導
電接続した接続位置309までの長さL3は、シールド
ケーブル301より発生している問題となる放射電磁波
の上限周波数の1/32〜7/16波長、或いは放射電
磁波の規制上限周波数の1/32〜7/16波長にシー
ルドケーブル301のシールド導体302における波長
短縮率を乗じた長さの範囲になる様に設定されている。
示すケーブル接続構造をとる事で、シールドケーブル3
01の下部やレシーバ基板304の下部に金属筐体が存
在しない場合においても、コネクタ307におけるシー
ルド導体302の金属筐体306に対する入力インピー
ダンスが、共振特性により低インピーダンスにならない
ようにする事ができ、シールドケーブル301或いは回
路基板303、304からの放射電磁波を安価かつ簡易
な方法で効果的に抑制することが可能となる効果を奏す
る。
の実施の形態に係る電子機器内ケーブルの接続例を示す
斜視図である。図4に示すように、図中401は多心シ
ールドケーブルで、複数本の信号線と、その信号線の周
りをそれぞれ被う複数本のシールド導体402と、その
シールド導体402を覆う複数本の誘電体412で構成
されており、シールド導体402は、グラウンドとシー
ルドの役割を果たすものである。この多心シールドケー
ブル401は、2枚の回路基板403、404間を接続
しており、これら回路基板403、404間において信
号伝送を行う。
板403、信号を受信する側の回路基板404をレシー
バ基板と称する。多心シールドケーブル401とドライ
バ基板403はコネクタ407により、またシールドケ
ーブル401とレシーバ基板404はコネクタ408に
より接続されている。ドライバ基板403、レシーバ基
板404のグラウンドは、それぞれ金属スペーサ405
を介して電子機器内の金属筐体406に導電接続されて
いる。
体402は、金属筐体406に導電接続部材410によ
り導電接続されている。シールド導体402とコネクタ
407とが接続された位置から、シールド導体402と
金属筐体404とを導電接続部材410により導電接続
した接続位置409までの長さL4は、多心シールドケ
ーブル401より発生している問題となる放射電磁波の
上限周波数の1/32〜7/16波長、或いは放射電磁
波の規制上限周波数の1/32〜7/16波長に多心シ
ールドケーブル401のシールド導体402における波
長短縮率を乗じた長さの範囲になる様に設定されてい
る。
示すケーブル接続構造をとる事で、電子機器内のドライ
ブ基板403からレシーバ基板404に多心シールドケ
ーブル401により信号伝送を行う際に、共振による多
心シールドケーブル401或いは回路基板403、40
4からの放射電磁波を安価かつ簡易な方法で効果的に抑
制することが可能となる効果を奏する。
の実施の形態に係る電子機器内ケーブルの接続例を示す
斜視図であり、図6はその側面図である。図5、図6に
示すように、第5の実施の形態のシールドケーブル50
1は、信号線と、その信号線の周りを覆うシールド導体
502と、更にシールド導体502を覆う誘電体503
で構成されており、このシールド導体502は、グラウ
ンドとシールドの役割を果たすものである。このシール
ドケーブル501は、2枚の回路基板504、505間
を接続しており、これら回路基板504、505間にお
いて信号伝送を行う。
板504、信号を受信する側の回路基板505をレシー
バ基板と称する。シールドケーブル501とドライバ基
板504はコネクタ508により、またシールドケーブ
ル501とレシーバ基板505はコネクタ509により
接続されている。ドライバ基板504、レシーバ基板5
05のグラウンドは、それぞれ金属スペーサ506を介
して電子機器内の金属筐体507に導電接続されてい
る。
02は、金属筐体507に導電接続部材511により導
電接続されている。シールド導体502は、シールド導
体502を被っている誘電体503の部分を取り除く事
により導電接続部材512と導電接続されている。また
導電接続部材512は、導電ネジ511により金属筐体
507に固定されている。金属筐体507には複数のネ
ジ穴513が形成されており、シールド導体502とコ
ネクタ508とが接続された位置から、シールド導体5
02と金属筐体507とを導電接続部材512により導
電接続した接続位置510までの長さL5は調整可能で
ある。L5の調整可能な長さの範囲は、シールドケーブ
ル501より発生している問題となる放射電磁波の上限
周波数の1/32〜7/16波長、或いは放射電磁波の
規制上限周波数の1/32〜7/16波長にシールドケ
ーブル501のシールド導体502における波長短縮率
を乗じた長さの範囲になる様に設定されている。
穴513を替える事により、シールド導体502とコネ
クタ508とが接続された位置から、シールド導体50
2と金属筐体507とを導電接続部材512により導電
接続した接続位置510までの長さL5を調整すると供
に、シールド導体502とコネクタ508とが接続され
た位置から接続位置510までのシールドケーブル50
1の金属筐体507に対する高さH5を調整する事もで
きる。前述したように、この高さH5を大きくする事に
よりシールド導体502の金属筐体507に対する特性
インピーダンスを高くする事ができ、放射電磁波を抑制
する事ができる。
示すように、導電接続部材の位置が調整可能なケーブル
接続構造をとる事で、電子機器内のドライブ基板504
からレシーバ基板505に信号伝送を行う際に、共振に
よるシールドケーブル501或いは回路基板504、5
05からの放射電磁波を安価かつ簡易な方法で効果的に
抑制することが可能となる効果を奏する。
の実施の形態に係る電子機器内ケーブルの接続例を示す
斜視図であり、図8はその断面図である。図7、図8に
示すように、第6の実施の形態のシールドケーブル60
1は、信号線と、その信号線の周りを覆うシールド導体
602とで構成されており、このシールド導体602
は、グラウンドとシールドの役割を果たすものである。
このシールドケーブル601は、2枚の回路基板60
3、604間を接続しており、これら回路基板603、
604間において信号伝送を行う。
板603、信号を受信する側の回路基板604をレシー
バ基板と称する。シールドケーブル601とドライバ基
板603はコネクタ607により、またシールドケーブ
ル601とレシーバ基板604はコネクタ608により
接続されている。ドライバ基板603、レシーバ基板6
04のグラウンドは、それぞれ金属スペーサ605を介
して電子機器内の金属筐体606に導電接続されてい
る。
02は、金属筐体606に導電接続部材611により導
電接続されている。シールド導体602とコネクタ60
7とが接続された位置から、シールド導体602と金属
筐体606とを導電接続部材611により導電接続した
接続位置609までの長さL6は、シールドケーブル6
01より発生している問題となる放射電磁波の上限周波
数の1/32〜7/16波長、或いは放射電磁波の規制
上限周波数の1/32〜7/16波長にシールドケーブ
ル601のシールド導体602における波長短縮率を乗
じた長さの範囲になる様に設定されている。
01の直下でシールド導体602とコネクタ607とが
接続された位置から、シールド導体602と金属筐体6
06とを導電接続部材611により導電接続した接続位
置609までの範囲に窪み612が設けられている。窪
み612を形成する事で、シールドケーブル601のシ
ールド導体602と金属筐体606の距離H6は、他の
部分のシールドケーブル601のシールド導体602と
金属筐体606の距離より大きく設定されている。その
ため、前述したように、窪み612が形成された部分に
おけるシールド導体602の金属筐体606に対する特
性インピーダンスは、シールド導体602の他の位置よ
りも高くなり放射電磁波を抑制する事ができる。
示すように、金属筐体606に窪み612を設けたケー
ブル接続構造をとる事で、電子機器内のドライブ基板6
03からレシーバ基板604に信号伝送を行う際に、共
振によるシールドケーブル601或いは回路基板60
3、604からの放射電磁波を安価かつ簡易な方法で効
果的に抑制することが可能となる効果を奏する。
の実施の形態に係る電子機器内ケーブルの接続例を示す
斜視図である。図9に示すように、第7の実施の形態の
同軸ケーブル701は、信号線と、その信号線の周りを
被うシールド導体702で構成されており、このシール
ド導体702は、グラウンドとシールドの役割を果たす
ものである。このシールドケーブル701は、2枚の回
路基板703、704間を接続しており、これら回路基
板703、704間において信号伝送を行う。
板703、信号を受信する側の回路基板704をレシー
バ基板と称する。シールドケーブル701とドライバ基
板603はコネクタ707により、またシールドケーブ
ル701とレシーバ基板704はコネクタ708により
接続されている。ドライバ基板703、レシーバ基板7
04のグラウンドは、それぞれ金属スペーサ705を介
して電子機器内の金属筐体706に導電接続されてい
る。
02は、金属筐体706に導電接続部材710により導
電接続されている。導電接続部材710には抵抗部品が
用いられている。シールド導体702とコネクタ707
とが接続された位置から、シールド導体702と金属筐
体706とを導電接続部材710により導電接続した接
続位置709までの長さL7は、シールドケーブル70
1より発生している問題となる放射電磁波の上限周波数
の1/32〜7/16波長、或いは放射電磁波の規制上
限周波数の1/32〜7/16波長にシールドケーブル
701のシールド導体702における波長短縮率を乗じ
た長さの範囲になる様に設定されている。
り、シールドケーブル701のシールド導体702に流
れる高周波電流は熱損失となり、コネクタ707におけ
るシールドケーブル701のシールド導体702の金属
筐体706に対する入力インピーダンスが、共振特性に
より低インピーダンスにならないようにし、シールドケ
ーブル701からの放射電磁波を抑制することができ
る。
示すように、導電接続部材710に抵抗部品を使用した
ケーブル接続構造をとる事で、電子機器内のドライブ基
板703からレシーバ基板704に信号伝送を行う際
に、共振によるシールドケーブル701或いは回路基板
703、704からの放射電磁波を安価かつ簡易な方法
で効果的に抑制することが可能となる効果を奏する。
8の実施の形態に係る電子機器内ケーブルの接続例を示
す斜視図である。図10に示すように、第8の実施の形
態のシールドケーブル801は、信号線と、その信号線
の周りを覆うシールド導体802で構成されており、こ
のシールド導体802は、グラウンドとシールドの役割
を果たすものである。このシールドケーブル801は、
2枚の回路基板803、804間を接続しており、これ
ら回路基板803、804間において信号伝送を行う。
板803、信号を受信する側の回路基板804をレシー
バ基板と称する。シールドケーブル801とドライバ基
板803はコネクタ807により、またシールドケーブ
ル801とレシーバ基板804はコネクタ808により
接続されている。ドライバ基板803、レシーバ基板8
04のグラウンドは、それぞれ金属スペーサ805を介
して電子機器内の金属筐体806に導電接続されてい
る。
02は、金属筐体806に導電接続部材810により導
電接続されている。シールド導体802とコネクタ80
7とが接続された位置から、シールド導体802と金属
筐体806とが導電接続部材810により導電接続され
ている接続位置809までの長さL8は、シールドケー
ブル801より発生している問題となる放射電磁波の上
限周波数の1/32〜7/16波長、或いは放射電磁波
の規制上限周波数の1/32〜7/16波長にシールド
ケーブル801のシールド導体802における波長短縮
率を乗じた長さの範囲になる様に設定されている。
部は円筒状のフェライトコア811を装着されている。
フェライトコア811を使用することにより、シールド
ケーブル801のシールド導体802に流れる高周波電
流は熱損失となり、コネクタ807におけるシールドケ
ーブル801のシールド導体802の金属筐体806に
対する入力インピーダンスが、共振特性により低インピ
ーダンスにならないようにする事ができる。フェライト
コア811は300MHz以下の周波数の範囲におい
て、シールドケーブル801からの放射電磁波の抑制に
効果が有る。
トコア811を併用する事で、300MHz以下の周波
数は放射電磁波の規制値が厳しく放射電磁波が問題にな
りやすい周波数に対して、充分な対策を講じる事ができ
る。また、導電接続部材810による対策は、低周波数
では高周波数に比べてやや低インピーダンスになり、放
射電磁波の抑制効果が少ない場合もある。フェライトコ
アと併用する事で、このような場合においても、問題と
なる周波数全域において放射電磁波を抑制する事ができ
る。
示すように、フェライトコア811をシールドケーブル
801に装着するケーブル接続構造をとる事で、電子機
器内のドライブ基板803からレシーバ基板804に信
号伝送を行う際に、共振によるシールドケーブル801
或いは回路基板803、804からの放射電磁波を安価
かつ簡易な方法で効果的に抑制することが可能となる効
果を奏する。
9の実施の形態に係る電子機器内ケーブルの接続例を示
す斜視図である。図11に示すように、第9の実施の形
態のシールドケーブル901は、信号線と、その信号線
の周りを覆うシールド導体902で構成されており、こ
のシールド導体902は、グラウンドとシールドの役割
を果たすものである。このシールドケーブル901は、
2枚の回路基板903、904間を接続しており、これ
ら回路基板903、904間において信号伝送を行う。
板903、信号を受信する側の回路基板904をレシー
バ基板と称する。シールドケーブル901とドライバ基
板903はコネクタ907により、またシールドケーブ
ル901とレシーバ基板904はコネクタ908により
接続されている。ドライバ基板903、レシーバ基板9
04のグラウンドは、それぞれ金属スペーサ905を介
して電子機器内の金属筐体806に導電接続されてい
る。
02は、金属筐体906に導電接続部材910により導
電接続されている。導電接続部材910の外周部には円
筒状のフェライトコア911が取り付けられている。シ
ールド導体902とコネクタ907とが接続された位置
から、シールド導体902と金属筐体906とが導電接
続部材910により導電接続されている接続位置909
までの長さL9は、シールドケーブル901より発生し
ている問題となる放射電磁波の上限周波数の1/32〜
7/16波長、或いは放射電磁波の規制上限周波数の1
/32〜7/16波長にシールドケーブル801のシー
ルド導体902における波長短縮率を乗じた長さの範囲
になる様に設定されている。
同時に円筒状のフェライトコア911を装着することに
より、シールドケーブル901のシールド導体902に
流れる高周波電流は熱損失となり、コネクタ907にお
けるシールドケーブル901のシールド導体902の入
力インピーダンスが、共振特性により低インピーダンス
にならないようにし、シールドケーブル901からの放
射電磁波を抑制することができる。
示すように導電接続部材にフェライトコアを装着したケ
ーブル接続構造をとる事で、電子機器内のドライブ基板
903からレシーバ基板904に信号伝送を行う際に、
共振によるシールドケーブル901或いは回路基板90
3、904からの放射電磁波を安価かつ簡易な方法で効
果的に抑制することが可能となる効果を奏する。
第10の実施の形態に係る電子機器内ケーブルの接続例
を示す斜視図である。図12に示すように、第10の実
施の形態の多心シールドケーブル1001は、複数本の
信号線と、その信号線の周りをそれぞれ覆う複数本のシ
ールド導体1002と、シールド導体1002をそれぞ
れ覆う複数本の誘電体1003で構成されており、この
シールド導体1002は、グラウンドとシールドの役割
を果たすものである。この多心シールドケーブル100
1は、2枚の回路基板1004、1005間を接続して
おり、これら回路基板1004、1005間において信
号伝送を行う。
板1004、信号を受信する側の回路基板1005をレ
シーバ基板と称する。多心シールドケーブル1001と
ドライバ基板1004はコネクタ1008により、また
シールドケーブル1001とレシーバ基板1005はコ
ネクタ1009により接続されている。ドライバ基板1
004、レシーバ基板1005のグラウンドは、それぞ
れ金属スペーサ1006を介して電子機器内の金属筐体
1006に導電接続されている。
1002は、金属筐体1007に導電接続部材1011
により導電接続されている。シールド導体1002は、
シールド導体1002を覆っている誘電体1003の一
部分を取り除く事により導電接続部材1011と導電接
続されている。また導電接続部材1011は、スリット
1012により金属筐体507に対して位置調整可能で
あり、スリット1012上の任意の位置で導電接続部材
1011を導電ネジ1013で固定されている。シール
ド導体1002とコネクタ1008とが接続された位置
から、シールド導体1002と金属筐体1007とが導
電接続部材1011により導電接続されている接続位置
1010までの長さL10の調整可能な長さの範囲は、
シールドケーブル1001より発生している問題となる
放射電磁波の上限周波数の1/32〜7/16波長、或
いは放射電磁波の規制上限周波数の1/32〜7/16
波長にシールドケーブル1001のシールド導体100
2における波長短縮率を乗じた長さの範囲になる様に設
定されている。
に示すように、導電接続部材1011をスリット101
2により位置調整可能なケーブル接続構造をとる事で、
電子機器内のドライブ基板1004からレシーバ基板1
005に信号伝送を行う際に、共振による多心シールド
ケーブル1001或いは回路基板1004、1005か
らの電磁波放射を安価かつ簡易な方法で効果的に抑制す
ることが可能となる効果を奏する。
第11の実施の形態に係る電子機器内ケーブルの接続例
を示す斜視図である。図13に示すように、第11の実
施の形態のフレキシブルなシート形状シールドケーブル
1101は、信号線1102と、誘電体1103と、そ
れらと一体化したフレキシブルなシールド導体1104
で構成されており、このシールド導体1104は、グラ
ウンドとシールドの役割を果たすものである。このシー
ト形状シールドケーブル1101は、2枚の回路基板1
105、1106間を接続しており、これら回路基板1
105、1106間において信号伝送を行う。
板1105、信号を受信する側の回路基板1106をレ
シーバ基板と称する。シート形状シールドケーブル11
01とドライバ基板1105はコネクタ1109によ
り、またシート形状シールドケーブル1001とレシー
バ基板1106はコネクタ1110により接続されてい
る。ドライバ基板1105、レシーバ基板1106のグ
ラウンドは、それぞれ金属スペーサ1107を介して電
子機器内の金属筐体1108に導電接続されている。
ールド導体1104は、金属筐体1108に導電接続部
材1112により導電接続されている。導電接続部材1
112は、導電ネジ1115によりシールド導体110
4及び金属筐体1108に固定されている。導電接続部
材1112は、シールド導体1104に設けられたネジ
穴1113及び金属筐体1108に設けられたネジ穴1
114により位置調整可能である。シールド導体110
4とコネクタ1109とが接続された位置から、シール
ド導体1104と金属筐体1108とが導電接続部材1
112により導電接続されている接続位置1111まで
の長さL11の調整可能な長さの範囲は、シート形状シ
ールドケーブル1101より発生している問題となる放
射電磁波の上限周波数の1/32〜7/16波長、或い
は放射電磁波の規制上限周波数の1/32〜7/16波
長にシート形状シールドケーブル1101のシールド導
体1104における波長短縮率を乗じた長さの範囲にな
る様に設定されている。
は、シールド導体1104に形成したネジ穴1113を
介した位置調整に限定されるものではなく、シールド導
体1104に複数のスリットを形成しておき、該スリッ
トを介した位置調整などでもよい。また、シールドケー
ブルの形状は、シート形状に限定されるものではなく、
断面円形形状としてもよい。
の第11の実施の形態に係るフレキシブルなシート形状
シールドケーブル1101が導電接続部材1112によ
り金属筐体1108に接続されている状態を示す断面図
であり、いくつかのバリエーションを示したものであ
る。
シート形状シールドケーブル1101の片面だけにある
場合で、図14はシールド導体1104とケーブルのグ
ラウンド線1116が導電接続されていない場合で、図
15はシールド導体1104とケーブルのグラウンド線
1116が導電接続されている場合である。
シート形状シールドケーブル1101の両面にあり信号
線1102を被っている場合で、図16はシールド導体
1104とケーブルのグラウンド線1116が導電接続
されていない場合で、図17はシールド導体1104と
ケーブルのグラウンド線1116が導電接続されている
場合である。
示すように、シールドケーブル1102をシールド導体
1104に設けられたネジ穴1113により位置調整可
能に取り付けるケーブル接続構造をとる事で、電子機器
内のドライブ基板1004からレシーバ基板1005に
フレキシブルなシート形状シールドケーブル1101に
より信号伝送を行う際に、共振によるシート形状シール
ドケーブル1101或いは回路基板1105、1106
からの放射電磁波を安価かつ簡易な方法で効果的に抑制
することが可能となる効果を奏する。
第12の実施の形態に係る電子機器内ケーブルの接続例
を示す斜視図である。図18に示すように、第12の実
施の形態に係るフレキシブルなシート形状シールドケー
ブル1201は、信号線1202と、誘電体1203
と、それらと一体化したフレキシブルなシールド導体1
204で構成されており、このシールド導体1204
は、グラウンドとシールドの役割を果たすものである。
このシート形状シールドケーブル1201は、2枚の回
路基板1205、1206間を接続しており、これら回
路基板1205、1206間において信号伝送を行う。
板1205、信号を受信する側の回路基板1206をレ
シーバ基板と称する。シート形状シールドケーブル12
01とドライバ基板1205はコネクタ1209によ
り、またシート形状シールドケーブル1201とレシー
バ基板1206はコネクタ1210により接続されてい
る。ドライバ基板1205のグラウンドは、金属スペー
サ1207を介して電子機器内の金属筐体1208に導
電接続されている。また、レシーバ基板1206のグラ
ウンドは、金属スペーサ1207’を介して電子機器内
の金属筐体1208’に導電接続されている。金属筐体
1208と1208’は一体に形成されているが、金属
筐体1208よりも1208’は位置が高くなってい
る。つまり、シート形状シールドケーブル1201と金
属筐体1208との距離よりも金属筐体1208’との
距離の方が短くなっている。
ールド導体1204は、金属筐体1208’に導電接続
部材1112により導電接続されている。導電接続部材
1212は、ネジ1214によりシールド導体1204
及び金属筐体1208‘固定されている。導電接続部材
1212は、金属筐体1208’に設けられた複数のネ
ジ穴1213により位置調整可能である。シールド導体
1204とコネクタ1209とが接続された位置から、
シールド導体1204と金属筐体1208’とが導電接
続部材1212により導電接続されている接続位置12
11までの長さL12の調整可能な長さの範囲は、シー
ト形状シールドケーブル1201より発生している問題
となる放射電磁波の上限周波数の1/32〜7/16波
長、或いは放射電磁波の規制上限周波数の1/32〜7
/16波長にシート形状シールドケーブル1201のシ
ールド導体1204における波長短縮率を乗じた長さの
範囲になる様に設定されている。
方法は、金属筐体1208に形成したネジ穴1213に
よる位置調整に限定されるものではなく、金属筐体12
08に複数のスリットを形成しておき、該スリットを介
した位置調整などでもよい。また、シールドケーブルの
形状は、シート形状に限定されるものではなく、断面円
形形状としてもよい。
ら導電接続部材1212までのシート形状シールドケー
ブル1201と金属筐体1208との間の距離は、導電
接続部材1212からレシーバ基板1206までのシー
ルドケーブル1201と金属筐体1208‘との間の距
離より大きく設定されているため、その部分の金属筐体
1208及び1208’に対するシールド導体1204
の特性インピーダンスは大きくなっている。これによ
り、コネクタ1209における、シールド導体1204
の金属筐体1208及び1208’に対する入力インピ
ーダンスを高くする働きをしている。
の第12の実施の形態に係るフレキシブルなシート形状
シールドケーブル1201が導電接続部材1212によ
り金属筐体1208に接続されている状態を示す断面図
であり、いくつかのバリエーションを示したものであ
る。
シート形状シールドケーブル1201の片面だけにある
場合で、図19はシールド導体1204とシート形状シ
ールドケーブル1201のグラウンド線1215が導電
接続されていない場合で、図20はシールド導体120
4とシート形状ケーブル1201のグラウンド線121
5が導電接続されている場合である。
シート形状シールドケーブル1201の両面にあり信号
線1202を被っている場合で、図21はシールド導体
1204とシート形状シールドケーブル1201のグラ
ウンド線1215が導電接続されていない場合、図22
はシールド導体1204とシート形状ケーブル1201
のグラウンド線1215が導電接続されている場合であ
る。
示すケーブル接続構造をとる事で、電子機器内のドライ
ブ基板1205からレシーバ基板1206にフレキシブ
ルなシート形状シールドケーブル1201により信号伝
送を行う際に、共振によるシート形状シールドケーブル
1201或いは回路基板1205、1206からの放射
電磁波を安価かつ簡易な方法で効果的に抑制することが
可能となる効果を奏する。
ル接続構造について説明したが、本発明は、これに限定
されるものではなく、本発明のケーブル接続構造を用い
た1つの電子機器(例えば、コンピュータ・ワークステ
ーション・携帯情報端末等の情報処理装置、スキャナ等
の画像読取装置、プリンタ・複写機・MFP等の画像形
成装置、ファクシミリ等の画像通信装置、デジタルカメ
ラ等の撮像装置等)に適用してもよい。
ては、ケーブル接続構造について説明したが、本発明
は、これに限定されるものではなく、本発明のケーブル
接続構造を用いた複数の電子機器(例えば、コンピュー
タ・ワークステーション・携帯情報端末等の情報処理装
置、スキャナ等の画像読取装置、プリンタ・複写機・M
FP等の画像形成装置、ファクシミリ等の画像通信装
置、デジタルカメラ等の撮像装置等)から構成されるシ
ステム(例えば、情報処理システム、画像読取システ
ム、画像形成システム、画像通信システム、撮像システ
ム等)に適用してもよい。
接続構造によれば、回路基板間をシールドケーブルで接
続してなるケーブル接続構造において、シールドケーブ
ルのグラウンドの機能を有するシールド導体を、シール
ドケーブルが回路基板に接続されているコネクタの位置
から、シールドケーブルより発生している問題となる放
射電磁波の上限周波数の1/32〜7/16波長、或い
は放射電磁波の規制上限周波数の1/32〜7/16波
長に、シールド導体における波長短縮率を乗じた長さの
範囲の位置で、金属筐体に導電接続する構造としている
ため、電子機器内の回路基板間をシールドケーブルで接
続し信号伝送を行うケーブル接続形態において、共振に
よるシールドケーブル或いは回路基板からの放射電磁波
を安価かつ簡易な方法で効果的に抑制することが可能と
なる効果を奏する。
器に本発明のケーブル構造を適用することで、上記と同
様に、電子機器内の回路基板間をシールドケーブルで接
続し信号伝送を行うケーブル接続形態において、共振に
よるシールドケーブル或いは回路基板からの放射電磁波
を安価かつ簡易な方法で効果的に抑制することが可能と
なる効果を奏する。
ーブル接続構造を示す斜視図である。
ーブル接続構造を示す斜視図である。
ーブル接続構造を示す斜視図である。
ーブル接続構造を示す斜視図である。
ーブル接続構造を示す斜視図である。
続構造を示す側面図である。
ーブル接続構造を示す斜視図ある。
続構造を示す側面図である。
ーブル接続構造を示す斜視図である。
ケーブル接続構造を示す斜視図である。
ケーブル接続構造を示す斜視図である。
内ケーブル接続構造を示す斜視図である。
内ケーブル接続構造を示す斜視図である。
ル接続構造を示す断面図である。
ル接続構造を示す断面図である。
ル接続構造を示す断面図である。
ル接続構造を示す断面図である。
内ケーブル接続構造を示す斜視図である。
ル接続構造を示す断面図である。
ル接続構造を示す断面図である。
ル接続構造を示す断面図である。
ル接続構造を示す断面図である。
示す斜視図である。
ある。
説明図である。
る。
ーブル接続構造を示す斜視図である。
ルを示す模式図である。
ス特性を示す説明図である。
示す説明図である。
ス特性を示す説明図である。
ーブルの接続例を示す斜視図である。
ルを示す模式図である。
ス特性を示す説明図である。
示す斜視図である。
01、901 シールドケーブル 102、202、302、402、502、602、7
02、802、902、1002、1102、1202
シールド導体 503、1003、1103,1203 誘電体 103、203、303、403、504、603、7
03、803、903、1004、1105、1205
ドライバ基板 104、204、304、404、505、604、7
04、804、904、1005、1106、1206
レシーバ基板 106、206、306、406、507、606、7
06、806、906、1007、1108、120
8、1208’ 金属筐体 107、108、207、211、307、308、4
07、408、508、509、607、608、70
7、708、807、808、907、908、100
8、1009、1109、1110、1209、121
0 コネクタ 110、210、310、410、512、611、7
10、810、910、1011、1112、1212
導電接続部材 203 回路基板 204 回路基板 401、1001 多心シールドケーブル 1101、1201 シート形状シールドケーブル
Claims (16)
- 【請求項1】 少なくとも2つの回路基板を、該回路基
板に設けられたコネクタを介してシールドケーブルによ
り接続してなるケーブル接続構造において、該シールド
ケーブルはシールド導体により被われており、該シール
ド導体と該コネクタとが接続されている位置から、該シ
ールドケーブルより発生する問題となる放射電磁波の上
限周波数の1/2波長、或いは放射電磁波の規制上限周
波数の1/2波長に、前記シールド導体における波長短
縮率を乗じた長さ未満の位置で、該シールド導体を金属
筐体に導電接続してなることを特徴とするケーブル接続
構造。 - 【請求項2】 少なくとも2つの回路基板を、該回路基
板に設けられたコネクタを介してシールドケーブルによ
り接続してなるケーブル接続構造において、該シールド
ケーブルはシールド導体により被われており、該シール
ド導体と該コネクタとが接続されている位置から、該シ
ールドケーブルより発生する問題となる放射電磁波の上
限周波数の1/32〜7/16波長、或いは放射電磁波
の規制上限周波数の1/32〜7/16波長に、前記シ
ールド導体における波長短縮率を乗じた長さの範囲の位
置で、該シールド導体を金属筐体に導電接続してなるこ
とを特徴とするケーブル接続構造。 - 【請求項3】 少なくとも2つの回路基板を、該回路基
板に設けられたコネクタを介してシールドケーブルによ
り接続してなるケーブル接続構造において、該シールド
ケーブルはシールド導体により被われており、該シール
ド導体と該コネクタとが接続されている位置から、1c
m以上13cm以下の位置で、該シールド導体を金属筐
体に導電接続してなることを特徴とするケーブル接続構
造。 - 【請求項4】 前記シールドケーブルは、前記シールド
導体と前記コネクタが接続されている位置から、前記シ
ールドケーブルより発生する問題となる放射電磁波の上
限周波数の1/32〜7/16波長、或いは放射電磁波
の規制上限周波数の1/32〜7/16波長に、前記シ
ールド導体における波長短縮率を乗じた長さの範囲の位
置で、調整可能であることを特徴とする請求項2に記載
のケーブル接続構造。 - 【請求項5】 前記回路基板は信号の送信のみを行うド
ライバ基板と、信号の受信のみを行うレシーバ基板であ
り、前記シールドケーブルは、前記シールド導体と該ド
ライバ基板に設けられたコネクタとが接続されている位
置から、前記シールドケーブルより発生する問題となる
放射電磁波の上限周波数の1/32〜7/16波長、或
いは放射電磁波の規制上限周波数の1/32〜7/16
波長に、前記シールド導体における波長短縮率を乗じた
長さの範囲の位置で、該シールド導体を金属筐体に導電
接続してなることを特徴とする請求項1乃至3の何れか
に記載のケーブル接続構造。 - 【請求項6】 前記シールド導体が前記金属筐体に導電
接続している位置から、前記シールド導体が前記ドライ
バ基板に設けられたコネクタと接続している位置までの
前記シールド導体の前記金属筐体に対する特性インピー
ダンスを、前記シールド導体が前記金属筐体に導電接続
している位置から、前記シールドケーブルが前記レシー
バ基板に設けられたコネクタと接続している位置までの
前記シールド導体の前記金属筐体に対する特性インピー
ダンスよりも大きくしたことを特徴とする請求項5に記
載のケーブル接続構造。 - 【請求項7】 前記シールド導体を前記金属筐体に導電
接続している位置から、前記シールド導体が前記ドライ
バ基板に設けられたコネクタと接続している位置までの
間の少なくとも一部において、前記シールド導体と前記
金属筐体との距離を、他の位置における前記シールド導
体と前記金属筐体との距離よりも長くしたことを特徴と
する請求項5に記載のケーブル接続構造。 - 【請求項8】 前記シールド導体と前記金属筐体との導
電接続部分に、抵抗成分が直列に含まれていることを特
徴とする請求項2に記載のケーブル接続構造。 - 【請求項9】 前記シールドケーブルは、複数の信号を
伝送する多心のシールドケーブルであることを特徴とす
る請求項2に記載のケーブル接続構造。 - 【請求項10】 前記シールドケーブルの外周部にフェ
ライトコアを装着したことを特徴とする請求項2に記載
のケーブル接続構造。 - 【請求項11】 前記シールドケーブルの前記シールド
導体と前記金属筐体との導電接続部分の外周部にフェラ
イトコアを装着したことを特徴とする請求項2に記載の
ケーブル接続構造。 - 【請求項12】 前記シールドケーブルは、断面円形形
状であることを特徴とする請求項2乃至11の何れかに
記載のケーブル接続構造。 - 【請求項13】 前記シールドケーブルは、シート形状
であることを特徴とする請求項2乃至11の何れかに記
載のケーブル接続構造。 - 【請求項14】 前記シート形状シールドケーブルは、
前記シールド導体が信号線全体を包み込む形状であるこ
とを特徴とする請求項13記載のケーブル接続構造。 - 【請求項15】 前記シート状シールドケーブルは、前
記シールド導体が前記シールドケーブルの片面に存在す
る形状であることを特徴とする請求項13記載のケーブ
ル接続構造。 - 【請求項16】 前記請求項1乃至15の何れかに記載
のケーブル接続構造が、電子機器に設けられた回路基板
間に適用されていることことを特徴とするケーブル接続
構造を有する電子機器。
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