JP2002251684A - 異常検知装置およびこれを備えた双方向テレビ装置ならびに双方向テレビとネットワークを介して接続される対応処理装置 - Google Patents

異常検知装置およびこれを備えた双方向テレビ装置ならびに双方向テレビとネットワークを介して接続される対応処理装置

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JP2002251684A
JP2002251684A JP2001047774A JP2001047774A JP2002251684A JP 2002251684 A JP2002251684 A JP 2002251684A JP 2001047774 A JP2001047774 A JP 2001047774A JP 2001047774 A JP2001047774 A JP 2001047774A JP 2002251684 A JP2002251684 A JP 2002251684A
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Mitsuo Yamada
光穂 山田
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Nippon Hoso Kyokai NHK
Japan Broadcasting Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 視聴者に発生した異常事態に対して確実に、
かつ、迅速に対応するとすることを目的とする 【解決手段】 双方向テレビ装置1でコンテンツを視聴
する視聴者が行った操作を検出部16で検出し、この検
出結果から異常の有無を判定手段21で判定する。そし
て、視聴者に異常が発生したと判定した場合は、異常を
識別するデータコードを付した送信用データを作成手段
22で作成し、ネットワークを介して遠隔地に設けられ
た処理装置に送信し、処理装置から必要な対応策を取得
し、双方向テレビ装置1から出力させる異常検知装置2
とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、双方向テレビ装置
の視聴者に発生した異常を検知し、必要な対応を講じる
ことができる緊急対応システムを構成する異常検知装
置、および、異常検知装置を備えた双方向テレビ装置、
ならびに、双方向テレビ装置にネットワークを介して接
続される対応処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一人暮らしの老人や身体障害者等の安否
を遠距離監視可能な緊急対応システムの従来例として
は、特開平11−177707号公報に記載の生活モニ
ターシステムがあげられる。この生活モニターシステム
は、各家庭に設けられた集中管理部が電気ポットや炊飯
ジャー等の操作状況等の情報を家庭内電灯線を介して取
得する構成を有している。集中管理部が、取得した情報
に基づいて電気ポット等に異常が発生したと判定した場
合は、電話回線を通じて遠隔地にあるモニター部に通知
する。例えば、電気ポットに設けられた緊急警報スイッ
チが押された場合や、操作ミスがあった場合は、集中管
理部が異常を検知した旨の信号を作成し、モニター部に
送信する。モニター部は集中管理部からの信号を受け
て、監視する担当者を訪問させる等の対応を行う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな緊急対応システムは、電気ポット等に緊急警報スイ
ッチを設けたり、家庭内電灯線を介して情報の交換を行
うためのインターフェイスが必要であり、これらを電気
ポット等の小型の家電製品に備えることは困難であっ
た。また、各家庭ごとに、専用の集中管理部、および、
モニター部に接続するための通信回線等の確保が必要で
あるため、利用者の負担が大きかった。さらに、このよ
うな緊急対応システムは、家電製品の使用を前提として
おり、特定の人が一日のうちの限られた時間帯のみに使
用する電気ポットや炊飯ジャーを中心に緊急対応システ
ムを構築しても、正確、かつ、迅速な対応を行うことが
困難であった。また、このような緊急対応システムは家
電製品の固有の操作に基づいて異常を検知するシステム
であるため、家電製品の通常の操作機能のみから利用者
に発生した異常の内容を特定したり、異常が発生した人
物を特定したりすることが困難であった。従って、本発
明の解決しようとする課題は、利用者の負担を低減し、
人数や年齢等に関らずに、利用者に発生した異常に対し
て確実に、かつ、迅速に対応することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
発明は、双方向テレビ装置でコンテンツを視聴する視聴
者の挙動および/または双方向テレビ装置が設置されて
いる室内の状態を検出する検出部と、検出部の検出結果
から異常の有無を判定する判定手段と、判定手段による
判定の際に検出結果と比較するための判定条件を設定す
る設定手段と、判定手段において行われた判定に基づい
て、ネットワークを介して遠隔地に設けられた処理装置
に送信する送信用データを作成する作成手段を有するこ
とを特徴とする異常検知装置とした。このような構成を
有する異常検知装置は、検出部で検出した検出結果と設
定手段で設定された判定条件を用いて、判定手段が異常
の有無を判定する。異常と判定した場合は、作成手段で
必要な情報が送信用データとして作成され、この送信用
データは双方向テレビ装置が保有する通信手段を用い、
遠隔地にある処理装置に送られる。これにより遠隔地に
ある処理装置から適切な対応を受けることが可能とな
る。なお、視聴者の挙動とは、視聴者が双方向テレビ装
置等に対して行った操作や、双方向テレビ装置等を視聴
する視聴者の体の動きをいう。
【0005】さらに、本発明の請求項2に係る発明は、
請求項1に記載の異常検知装置において、検出部は、室
内の温度分布を検出する温度センサである構成とした。
このような構成を有する異常検知装置は、温度センサで
室内の温度分布を検出することで、室内の温度変化を検
出したり、双方向テレビ装置を視聴する視聴者の挙動を
熱源の位置として補足することができる。従って、室内
に異常な温度上昇が発生した場合や、熱源としての視聴
者の動きに異常があった場合に、判定手段により異常を
検知することができる。なお、温度センサとしては、赤
外線センサ等、公知のセンサを用いることができる。
【0006】また、本発明の請求項3に係る発明は、請
求項1または請求項2に記載の異常検知装置において、
双方向テレビ装置、双方向テレビ装置を遠隔操作するリ
モコン装置、異常検知装置の少なくとも一つに緊急事態
の発生時に視聴者が操作する緊急通報装置を有し、検出
部は、緊急通報装置からの出力を検出する構成とした。
このような構成を有する異常検知装置は、異常事態が発
生した際に、視聴者が緊急通報装置を操作すると、作成
手段がこれに基づく送信用データを作成し、遠隔地にあ
る処理装置に送信用データを送信させる。これにより遠
隔地にある処理装置から適切な対応措置を受けられるの
で、異常の発生に対して迅速な対応を講じることができ
る。
【0007】そして、本発明の請求項4に係る発明は、
請求項1、2、または、3のいずれか一項に記載の異常
検知装置を備え、送信用データをネットワークを介して
送信するための通信手段と、送信用データに返信された
対応データを出力して視聴者に視聴させる出力部を備え
た双方向テレビ装置とした。このような構成を有する双
方向テレビ装置は、双方向テレビ装置の基本構成である
通信手段を用いて異常検知装置が作成した送信用データ
を送信することができる。また、このような構成を有す
る双方向テレビ装置は、送信用データに対して返信され
た対応策等を、双方向テレビの出力部、つまり、画面や
スピーカを用いて視聴者に視聴させることができる。従
って、視聴者に対して適切な対応を施すことができる。
【0008】また、本発明の請求項5に係る発明は、双
方向テレビ装置とネットワークを介して接続される対応
処理装置であって、双方向テレビ装置から送信される視
聴者に関する情報を取得する通信インターフェイスと、
取得した情報から視聴者に発生した異常に関するデータ
を抽出し、必要な対応を判定する対応判定手段と、必要
な対応を双方向テレビ装置を通じて行うための対応デー
タを蓄積する対応データベースとを備えている構成とし
た。このような構成を有する対応処理装置は、ネットワ
ーク接続されている複数の双方向テレビ装置から送信さ
れる送信用データの中に視聴者等の異常を知らせる情報
があった場合に、対応データベースから抽出した対応デ
ータを該当する双方向テレビ装置に送信する。従って、
このような対応処理装置は、複数、かつ、多種多様な事
態に対して迅速に対応することができる。
【0009】そして、本発明の請求項6に係る発明は、
請求項5に記載の対応処理装置において、視聴者が登録
したユーザ情報を蓄積するユーザデータベースを備え、
ユーザデータベースに登録されたアドレスに対応データ
を送信する送信制御手段を備えることとした。ユーザデ
ータベースには、視聴者自身の双方向テレビ装置のアド
レスや、これに加えて親戚宅、知人宅等の双方向テレビ
装置等のアドレスを登録することができるので、異常や
緊急事態に対する対応として、視聴者自身に対応策を指
示したり、登録された親戚や知人等に注意を喚起するこ
とができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
しながら詳細に説明する。図1は、本実施の形態におけ
る異常検知装置、双方向テレビ装置、ならびに対応処理
装置を含んで構成される緊急対応システムの構成図であ
る。図1に示すように、緊急対応システムは、双方向テ
レビ装置1(以下、単にテレビ装置1とする)を備え、
このテレビ装置1には、緊急事態等の異常を検知した
り、検知した異常を通報するための異常検知装置2が付
加されている。また、テレビ装置1は、ネットワーク3
を介して遠隔地の視聴者センター4の、対応処理装置で
あるセンターサーバ5に接続可能な構成を有している。
【0011】次に緊急対応システムを構成するテレビ装
置1について説明する。このテレビ装置1が備える双方
向性とは、衛星、地上、ケーブル、電話回線等を利用し
て放送局6等と各家庭9との間で番組や付随情報からな
るコンテンツの授受が可能なことをいい、図1において
は、放送局6のアンテナ7から送信された番組等の放送
電波を衛星8を介して、家庭9のアンテナ10で受信
し、受信した番組に関連する付加情報を、ネットワーク
3を介してセンターサーバ5から取得する構成を示して
いる。また、図1において異常検知装置2とテレビ装置
1は別体として図示されているが、異常検知装置2を一
体的に備えたテレビ装置1としても良い。
【0012】図2に示すように、テレビ装置1は、地上
波、衛星波を受信したアンテナ10から番組情報が入力
される受信部11と、受信部11からの番組情報に基づ
いて所定の処理を行いディスプレイ等の画面に番組を表
示したり、音声をスピーカで再生する出力部12と、視
聴者センター4からの情報を取得するためのモデム等か
らなる通信手段13、ならびに、通信手段13で取得し
た情報を処理し、出力部12に送る情報処理部14とを
有しており、これらは装置制御部15により制御されて
いる。ここで、情報処理部14は、番組中で行われるア
ンケートや、オンラインショッピング等において視聴者
の行った操作を通信手段13からネットワーク3を介し
て視聴者センター4(図1参照)に送信するための処理
を行ったり、視聴者センター4から送られてくる付加情
報を出力部12で出力するために所定の処理を行う。な
お、以下の説明において、視聴者とは、実際にテレビ装
置1を視聴している人物、および、特定時間にテレビ装
置1を視聴するべき人物の両方を意味するものとする。
【0013】また、緊急対応システムを構成する異常検
知装置2について以下に説明する。図2に示すように、
異常検知装置2は、視聴者の行った操作を検出する操作
検出部16(検出部)と、所定の情報を記憶するメモリ
17と、視聴者の操作およびメモリ17に記録されてい
る情報に基づいて視聴者の異常の有無を判定する異常判
定部18を有し、これらを活用することで視聴者に発生
した異常を検知する装置である。ここで、視聴者の行っ
た操作とは、テレビ装置1の操作パネルのボタンを押す
等の直接操作や、リモコン装置による遠隔操作の両方を
含むものとする。
【0014】異常検知装置2の操作検出部16は、直接
操作の場合は、操作パネルからの所定の信号を取得する
電気電子回路であり、遠隔操作の場合は、リモコン装置
から出射された赤外線等を受信するセンサである。そし
て、操作検出部16は、これらの信号を操作データとし
て異常判定部18に送る。メモリ17は、通常の使用時
間帯等、異常判定部18において、異常の有無を判定す
る際に参照する判定条件や、異常判定部18で判定した
異常の種類に応じて選択されるデータコードのテーブル
を記憶している。異常判定部18は、CPU(Central
Processing Unit)、ROM(Read OnlyMemory)や所定
の電気・電子回路を有しており、これらに所定のプログ
ラムが展開されることで各種の処理が行われる。本実施
の形態において、異常判定部18は、メモリ17に各種
情報を記憶させたり、メモリ17から各種情報を取得す
る情報管理手段20と、操作データとメモリ17に蓄積
された情報から異常の有無を判定する判定手段21と、
判定手段21が異常と判定した場合に前記のデータコー
ドを含む送信ファイルを作成する作成手段22として機
能する。なお、情報管理手段20と、図示しない所定の
操作ボタン等により特許請求の範囲に記載の設定手段が
構成される。
【0015】さらに、緊急対応システムを構成する対応
処理装置であるセンターサーバ5を備える視聴者センタ
ー4について説明する。図1および図3に示すように、
視聴者センター4は、センターサーバ5を備え、センタ
ーサーバ5はネットワーク3等に接続可能な通信IF
(インターフェイス)31と、視聴者の情報等を蓄積す
る記憶手段32と、通信IF31から取得したデータを
処理する処理部33、ならびに、ディスプレイからなる
表示部34を備えている。また、視聴者センター4に
は、異常検知装置2が異常を検知したときに、所定の消
防署37、警察署38、警備会社39(図1参照)に連
絡するための電話等である通信装置40を有している
が、この通信装置40は、センターサーバ5と一体で構
成することも可能であり、その場合は通信IF31が通
信装置40を兼ねる。
【0016】センターサーバ5を構成する通信IF31
は、ネットワーク3に接続することで、各家庭9のテレ
ビ装置1と各種データの授受が可能であると共に、専用
回線を用いて、放送局6に視聴者に関するデータを送信
することができる。この視聴者に送信されるデータとし
ては、放送局6が放送している番組に対するアンケート
や、クイズの回答などがあげられる。
【0017】また、記憶手段32は、登録した視聴者の
個人情報が蓄積されている視聴者DB(Data Base)4
1と、異常検知装置2が異常を検知した際に該当する視
聴者のテレビ装置1に対応や指示を表示させたり、警告
音等を再生させるための対応データを蓄積した対応コン
テンツDB42を有している。なお、記憶手段32に
は、前記のほかに、通常時において視聴者に提供される
番組や天気予報等の付加情報を蓄積するデータベースを
備えている。
【0018】視聴者DB41は、視聴者の氏名、住所、
ならびに、視聴者が登録した家族の勤め先や親戚の連絡
先などのデータを蓄積することができる。視聴者の氏名
および住所は、消防署37等への連絡を行う際に対応判
定手段43により照会され、視聴者の家族の勤め先や親
戚の連絡先は、異常が検知された旨を知らせ、確認を取
るために用いる。また、視聴者DB41には、視聴者の
テレビ装置1の登録番号(アドレス)および暗証番号お
よび/または親戚宅や知人宅のテレビ装置1の登録番号
(アドレス)および暗証番号を登録することもできる。
さらに、登録番号としてメールアドレスを登録しておく
と、該当するパソコンや携帯電話に電子メールを送信
し、この電子メールを受け取った第三者に、異常が検知
された視聴者に確認するように促すことができる。さら
に、対応コンテンツDB42は、ボタンの操作等を促す
情報や、応急装置に関する情報等の文字データおよび/
または音声データが蓄積されている。
【0019】処理部33は、CPU、ROMや、所定の
電気・電子回路を有しており、これらに所定のプログラ
ムが展開されることで各種の処理が行われる。本実施の
形態において、処理部33は、異常検知装置2が検知し
た異常に関するデータコードを取得した場合に、データ
コードに対する対応を判定する対応判定手段43と、対
応判定手段43による判定結果に基づいて、対応コンテ
ンツDB42にアクセスして適切な対応データを取得
し、該当するテレビ装置1に返信するデータを作成する
データ処理手段44として機能する。
【0020】次に、緊急対応システムの必須の構成では
ないが、異常の検知に用いることができるビデオ装置4
6について説明する。ビデオ装置46は、公知の構成を
有しており、図1においてはテレビ装置1ならびに異常
検知装置2にUSB(Universal Serial Bus)や、IE
EE1394等の接続手段により接続されている。
【0021】ここで、異常検知装置2は、視聴者に異常
の有無を判定するための判定材料としてビデオ装置46
の作動状態を操作検出部16で検出することができる。
視聴者がリアルタイムでビデオ装置46を録画、再生に
使用する場合は、リモコン操作であれば、ビデオ装置4
6のリモコン装置の出力を異常検知装置2の操作検出部
16で検知する。また、直接操作の場合は、異常検知装
置2の操作検出部16は、接続手段を介して操作パネル
の制御信号を取得する。一方、視聴者がビデオ装置46
で予約録画する場合は、EPG(Electronic Program G
uide)を使用したり、リモコン装置または操作パネルを
使用して行った予約設定を異常検知装置2のメモリ17
に記憶しておき、異常の判定条件として活用する。ま
た、ビデオ装置46がチューナを備えていない場合は、
テレビ装置1の出力および入力を異常検知装置2を経由
してビデオ装置46の対応する入力および出力にそれぞ
れ接続する。このとき異常検知装置2は、テレビ装置1
から出力された情報に、視聴に支障をきたさない識別信
号を多重する。その一方で、異常検知装置2は、ビデオ
装置46から出力される情報に前記の識別信号が含まれ
ているか否かを照合する。照合の結果、識別信号が一致
した場合は、ビデオ装置46による録画が行われている
と判定する。さらに、ビデオ装置46の再生、録画状態
を検知する手段としては、ビデオ装置46の表示パネル
に表示される録画表示(発光)を検出するフォトダイオ
ードとすることもできる。
【0022】次に、緊急対応システムの処理フローを図
4、図5のフローチャートを用いて説明する。まず、図
4のステップS1として、異常検知装置2が異常を検知
する。そして、異常検知装置2が異常を検知したら、ス
テップS2に進み送信用データを作成し、視聴者センタ
ー4に送信する。ここで、本実施の形態におけるステッ
プS1の具体的な処理について、図5のフローチャート
を用いて詳細に説明する。なお、図5においてCおよび
Dの端子は本実施の形態では用いられないものとする。
【0023】図5に示すステップS21として、異常検
知装置2は、テレビ装置1の電源がONかOFFかを判
定する。テレビ装置1の電源が入っていない場合(N
o)は、ステップS22に進み、時刻の判定を行う。時
刻の判定とは、現在の時刻が通常の場合に視聴者がテレ
ビ装置1の電源を入れて、テレビ番組等を視聴する時刻
か否かを判定するものであり、判定条件としては、視聴
者が設定した設定時刻および設定時刻からの所定の時間
差があげられる。現在の時刻が、設定時刻を経過し、か
つ、所定の時間差を経過している場合(Yes)は、ス
テップS23に進む。また、設定時刻になっていない
か、時間差が所定の時間差以内である場合(No)に
は、ステップS21に戻る。この所定の時間差とは、通
常時の視聴者の行動における時間的な誤差を考慮して設
定される時間である。なお、ステップS22の判定条件
としては、8時間以上テレビ装置1の電源が入らない等
のテレビ装置1の起動に関する種々の判定条件を設定す
ることが可能である。
【0024】ステップS23は、ビデオ装置46による
録画や再生が行われているか否かを判定する。ここで
は、設定時刻にテレビ装置1が操作されていないことか
ら、視聴者が不在で予約録画となっている場合が想定さ
れる。従って、ここでの判定条件は、異常検知装置2の
メモリ17に記憶された予約設定に関する情報や、前記
の識別信号の有無が選択される。ビデオ装置46による
予約録画が行われている場合(Yes)は、ステップS
21に戻り、予約録画が行われていない場合(No)は
ステップS24に進み、異常判定部18は異常が発生し
たと判定する。
【0025】一方、ステップS21において、テレビ装
置1の電源がONとなっている場合には、ステップS2
5に進み、視聴者によるテレビ装置1の操作が所定間隔
で行われているか否かを判断する。視聴者によるテレビ
装置1の操作が30分や、1時間などの所定間隔で行わ
れている場合(Yes)には、視聴者は通常状態である
と判定して、ステップS21に戻る。これに対して、視
聴者によるテレビ装置1の操作が所定間隔で行われてい
ない場合(No)は、ステップS23に進む。ステップ
S23において、視聴者がリアルタイムでビデオ録画ま
たは再生を行っている場合には、長時間操作をしないこ
とが考えられるので、ステップS21に戻り、録画また
は再生中でない場合はステップS24に進み、異常判定
部18は異常が発生したと判定する。
【0026】ステップS21〜S25(すなわち、図4
のステップS1)により異常検知装置2が、異常を検知
したら、図4のステップS2において、異常判定部18
の作成手段22が視聴者センター4に送信する送信ファ
イルを作成する。この送信ファイルは、異常の種類を示
すデータコード、テレビ装置1の登録番号(アドレス)
や視聴者の登録番号、および、送信用のヘッダファイル
から構成される。また、この送信ファイルは、テレビ装
置1の装置制御部15から通信手段12に送られ、通信
手段12からネットワーク3を介して、視聴者センター
4に送信される。
【0027】そして、ステップS3において、送信ファ
イルを受け取った視聴者センター4は、センターサーバ
5の対応判定手段43において、データコードや登録番
号に基づいて取り得る対応を判断する。ここで、取り得
る対応とは、ステップS4の「当該テレビ装置1を用い
た確認作業」や、ステップS5の「視聴者に電話で確
認」、ステップS6の「視聴者が指定した連絡先に電話
で連絡」があげられる。
【0028】ステップS4が選択された場合は、センタ
ーサーバ5が、指示等に関する文字データもしくは音声
データからなる対応データをデータ処理手段44で作成
し、通信IF31から当該視聴者のテレビ装置1に送信
する。この対応データには送信用データを送信したテレ
ビ装置1のアドレスがヘッダファイルとして添付されて
いるので、該当するテレビ装置1のみが、この対応デー
タを取得することができる。対応データを取得したテレ
ビ装置1は、情報処理部14で対応データを処理して出
力部12から、文字もしくは音声として出力する。この
ように表示された文字や、再生された音声を用いて視聴
者に警告したり、必要な対応を指示することができる。
【0029】ステップS5は、視聴者センター4の職員
が視聴者の家庭9に直接電話するもので、センターサー
バ5のデータ処理手段44が視聴者DB41から取得し
た視聴者情報を表示部34に出力することにより行われ
る。
【0030】ステップS6は、異常が発生した家庭9に
在宅している視聴者以外の人間、例えば、視聴者の家族
の仕事先や、親戚宅などに連絡をするものである。この
場合の連絡先の特定は、視聴者DB41に視聴者が緊急
連絡先を予め登録するか、異常が検知された際に視聴者
が電子メールや、画面操作により個別に指示することに
より行われる。連絡先が視聴者DB41に登録されてい
る場合は、ステップS3において、センターサーバ5の
データ処理手段44が視聴者DB41にアクセスして、
連絡先を表示部34に表示するので、このステップS6
において視聴者センター4から表示された連絡先に電話
連絡または電子メールの送信が行われる。
【0031】ステップS4において、視聴者センター4
のセンターサーバ5が視聴者宅に対応データを送信する
と、ステップS7に進み、送信した対応データに視聴者
が応答するか否かを調べる。視聴者が対応データに、リ
モコン装置等の操作により応答した場合(Yes)は、
ステップS8に進み、必要に応じてさらに具体的な対応
を指示し、異常状態が解消されたら、対応データの送信
の停止等、通常のテレビ放送の状態に復旧するための手
続をとる。一方、ステップS7において、視聴者からの
応答がない場合(No)は、緊急事態により視聴者が応
答できない可能性と、テレビ装置1の電源が切られてい
る場合があるので、ステップS9に進み、当該視聴者宅
のテレビ装置1を強制的に起動させて、テレビ装置1か
ら所定の文字や音声を出力させる。このときは、センタ
ーサーバ5は、視聴者DB41から視聴者の登録番号お
よび視聴者が設定した暗証番号を対応データに添付して
送信する。該当する家庭9において、このような対応デ
ータを受信した場合は、異常検知装置2の異常判定部1
8が、受信した対応データに添付されている登録番号お
よび暗証番号とメモリ17に記憶されている登録番号お
よび暗証番号とを比較し、両者が一致した場合は、テレ
ビ装置1の装置制御部15に起動信号を送り、テレビ装
置1を強制的に起動させ、受信した対応データに基づく
情報を出力させる。なお、この場合は、異常検知装置2
の異常判定部18はテレビ装置1を強制的に起動させる
強制起動手段としても機能することとなる。
【0032】そして、ステップS10に進み、強制的に
起動させたテレビ装置1に表示されたメッセージに対し
て視聴者が応答するか否かを調べる。この段階で、視聴
者からの応答があった場合(Yes)は、ステップS8
に進むが、依然として視聴者からの応答がない場合(N
o)は、ステップS11に進み、消防署37、警察署3
8、警備会社39等に通報し、各機関37〜39におけ
る適切な対処を要請する。
【0033】同様に、ステップS5、ステップS6の対
応を取った後もステップS12において、視聴者が応答
するか否かを調べ、視聴者が応答したら(Yes)、ス
テップS8に進み、視聴者に適切な対応を指示する。一
方、ステップS12において視聴者が応答しなければ
(No)、ステップS9からステップS10に進み、ス
テップS10の結果によりステップS8またはステップ
S11に進む。
【0034】なお、視聴者が外出等の理由から、異常検
知装置2による判定(ステップS21〜S25)を行う
必要がないときのために、適用除外機能を付加し、視聴
者がこの機能を選択した場合には、前記の判定(ステッ
プS21〜S25)は行わない構成とすることもでき
る。また、予め行った視聴者の選択により、図5のステ
ップS23を省略してステップS22、ステップS25
から直接、ステップS24に進むようにすることも可能
である。
【0035】このような緊急対応システムを構築するこ
とで、双方向性を備えるテレビ装置1の通信手段13、
および、それに対応する視聴者センター4の特徴を生か
しつつ、視聴者に異常が発生した場合に迅速に、かつ、
適確に対応することが可能となる。つまり、一日のうち
で平均的に使用頻度が高く、家族構成員が複数であって
も、各人がそれぞれ操作する可能性の高いテレビ装置1
に対して行われる操作に基づいて異常を検知するので、
異常を検知する確率を高めることができる。また、異常
への対応を視聴者センター4で一括処理することで専門
的な対応が可能となる。さらに、テレビ装置1から所定
の情報を出力することで、視聴者に異常の確認や、必要
な対応の指示等を迅速に行うことができる。
【0036】また、本発明の別の実施の形態について図
6(a)、(b)を用いて説明する。なお、図2と同じ
構成要素には同一の符号を付して、その説明を省略す
る。図6(a)に示すように、本実施の形態の緊急対応
システムは、テレビ装置1の配置されている室内の雰囲
気や、視聴者の状態を検出する異常検出部(検出部)5
1を備えた異常検知装置52を有している。この場合
は、図4のステップS1における緊急事態の検知は、図
5のステップS21においてテレビ装置1の電源がON
である場合に、ステップS25と、図6(b)のステッ
プS31に分岐して進む。図6(b)に示すステップS
31において、異常検出部51による測定を開始する。
そして、ステップS32において、異常検出部51によ
る測定結果が、視聴者が予め設定した閾値(判定条件)
を越えた場合は、図5のステップS23に進み、異常が
発生したと判定する。なお、ステップS25からステッ
プS23に進むフローについては前記の通りなので、説
明を省略する。
【0037】ここで、異常検出部51として、例えば、
室内の温度分布を測定することができる温度センサとし
て赤外線センサを用いた場合は、異常検知装置52の赤
外線センサがテレビ装置1の画面を視聴している視聴者
が発する熱線を検出することが可能となる。このときの
測定値を、視聴者を熱源と捉えた場合の熱源の時間ごと
の位置とし、閾値(判定条件)を熱源が移動する時間間
隔とすると、ステップS32において、所定時間以上、
熱源(視聴者)が移動しない場合は、視聴者が卒中等に
より動けなくなった可能性があるとみて、視聴者センタ
ー4に送信ファイルを送信し(図4のステップS2)、
視聴者センター4が所定の対応(図4のステップS4〜
S6)を講じる。なお、視聴者が二人いた場合は、二つ
の熱源からなる等高線分布が検出できるので、この分布
を基に熱源の位置が移動したか否かを調べる。また、異
常検出部51を赤外線センサとし、測定値を、熱源の移
動速度、閾値を移動速度の大きさや移動量とすると、熱
源が所定速度以上の速さで、かつ、大きく移動し続ける
場合は、ステップS32において、視聴者が激痛により
動き回っている可能性があるとみて、視聴者センター4
に送信ファイルを送信する。さらに、赤外線センサを用
いることで、室内の温度変化から火災等の発生の有無を
判定することや、テレビ装置1が置かれている部屋に視
聴者が居るか否かを判定したり、テレビ装置1を起動し
た状態で部屋から出て行った視聴者が所定時間内に部屋
に戻ってくるか否かを判定することができる。なお、赤
外線センサは、テレビ装置1に視聴者に向かうように取
り付けられることが望ましいが、異常検知装置52や、
室内の天井部分等の任意の場所に取り付けることが可能
である。また、このような用途に用いられるセンサとし
ては、温度分布を測定することができるセンサであれ
ば、赤外線センサの他、公知のセンサを用いることがで
きる。
【0038】さらに、異常検出部51を酸素センサとし
た場合は、測定値を室内の酸素濃度とし、閾値を大気中
の酸素濃度(約21%)より低い値、例えば19%に設
定すると、ステップS32において、酸素濃度が19%
以下になった場合には、酸欠を引き起こす可能性がある
ので、視聴者センター4に送信ファイルを送信する。ま
た、酸素センサの替わりにCOセンサを用いると、一酸
化炭素中毒を防止することができ、所定のガスを検知す
るガスセンサを用いると室内のガス漏れや、火災に迅速
に対応することができる。そして、異常検出部51とし
て視聴者の体に血圧センサを装着させて、異常検出の判
定条件を医師等の指導のもとに決定した脈拍数および/
または血圧とし、ステップS32で視聴者の脈拍数や血
圧が所定値を越えた場合に図4のステップS2に進むよ
うに設定しても良い。なお、これらの異常検出部51
は、適宜組み合わせて使用することも可能であり、テレ
ビ装置1の電源が入っていなくても測定を行うように制
御しても良い。
【0039】このような緊急対応システムを構築するこ
とで、視聴者および/または視聴者宅に異常が発生する
か、その兆しが現れた段階で、これらの現象を迅速に検
知し、迅速に対応することが可能となる。
【0040】次に、本発明のさらに別の実施の形態につ
いて図7(a)、(b)を用いて説明する。なお、図2
と同じ構成要素には同一の符号を付して、その説明を省
略する。図7(a)、(b)に示すように、本実施の形
態の緊急対応システムは、視聴者が緊急時に操作する緊
急通報装置61と、緊急通報装置61からの信号を受信
し、テレビ装置1を通じて、視聴者センター4に通報す
る異常検知装置62とを備えている。
【0041】緊急通報装置61は、押しボタン63およ
び図示しない制御回路から構成されており、テレビ装置
1の通常操作用の操作部64を備えたリモコン装置65
に取り付けられている。また、緊急通報装置61は、誤
操作を防止するためのカバー66が取り付けられてお
り、視聴者は、緊急事態が発生した際に、カバー66を
外すか、壊してから押しボタン63を押す。これにより
制御回路から所定の信号が発せられ、リモコン装置65
の発光部67が発光する。異常検知装置2は、リモコン
装置65の信号を受け取る受光センサである通報検出部
68(検出部)と、通報検出部68で検出した信号が入
力される異常判定部69を備えている。異常判定部69
は、入力された信号が緊急通報装置61の操作によるも
のか否かを判定する判定手段21と、判定手段21の判
定に基づいて、緊急通報装置が操作された旨のデータコ
ードを含む送信ファイルを作成する作成手段22とを有
している。
【0042】このような緊急対応システムは、前記の実
施例と同様に、図4のフローチャートに従って処理され
る。すなわち、ステップS1において、緊急通報装置6
1の操作により、異常検知装置62が異常を検知し、ス
テップS2において、視聴者センター4に送信ファイル
が送信される。視聴者センター4はステップS3で視聴
者が緊急通報装置61を操作したことを確認し、必要な
対応(ステップS4〜S12)を講じる。本実施の形態
においては、ステップS1において緊急通報装置61が
操作されたら、他の要件を問わずに視聴者センター4に
送信ファイルを送信することが望ましいが、図5のステ
ップ21〜S25、および/または、図6(b)のステ
ップS31,S32と併用することも可能である。な
お、緊急通報装置61をリモコン装置65の操作部64
の特定のボタンおよび制御回路とし、特定のボタンを一
定の順番に押した場合に視聴者センター4に送信ファイ
ルが送信される構成とすることもできる。また、前記の
ような緊急通報装置61をテレビ装置1もしくは異常検
知装置62に設けることも可能である。
【0043】なお、本発明は前記の各実施の形態に限定
されずに、広く応用することが可能である。例えば、家
庭9内にテレビ装置1が複数ある場合に、それぞれのテ
レビ装置1に一つずつ異常検知装置2を設けても良い
し、一つの異常検知装置2で一括管理することも可能で
ある。一つの異常検知装置2で一括管理する場合は、各
テレビ装置1を有線または無線でネットワーク接続する
ことにより行われる。また、図6(a)に示す異常検知
装置52に操作検知部16を設けずに、異常検出部51
のみを有する構成とすることもできる。この場合は、視
聴者の体の動きや、室内の雰囲気のみで異常の検知を行
い、異常事態の発生予防に重点を置くことができる。
【0044】
【発明の効果】本発明は、検出部の検出結果から異常の
有無を判定し、異常と判定した場合の対応等をネットワ
ークを介して取得し、双方向テレビ装置の出力部に出力
させる異常検知装置、または、これを備えた双方向テレ
ビ装置とした。従って、利用時間や利用頻度の高い双方
向テレビ装置の操作の有無や、視聴者の体の動き等に基
づいて異常を確実に検知することができ、その対応策等
を双方向テレビ装置から出力させることで、適確な対応
が可能となる。また、双方向テレビ装置の操作の有無に
基づいて異常を検知する替わりに、または、これと併用
して双方向テレビ装置の配置されている室内の雰囲気等
を測定することで、一層確実に異常を検知したり、異常
の発生を予防することが可能となる。ここで、検出部を
赤外線センサとすると、室内の異常や温度上昇や、視聴
者の動きから異常を検知することができるようになる。
さらに、緊急事態が発生した際に視聴者が操作する緊急
通報装置を備え、緊急通報装置を操作した視聴者が双方
向テレビ装置に表示された対応を参考にすることができ
るようにする異常検知装置、または、これを備えた双方
向テレビ装置としたので、緊急事態に迅速に対応するこ
とができる。また、双方向テレビ装置および/または異
常検知装置が検知した異常に関するデータを受信し、必
要な対応を判定し、双方向テレビ装置を用いて適切な対
応を行う対応処理装置としたので、双方向テレビ装置の
双方向性を利用して、視聴者に発生した異常事態に迅速
に対応することができる。そして、このような対応処理
装置から、視聴者が予め登録したアドレスに必要な対応
を指示するデータを送信する構成とした。従って、該当
する視聴者の双方向テレビ装置のみならず、これに加え
て親戚宅、知人宅等の双方向テレビ装置を通じて対応策
を指示したり、親戚や知人等に注意を喚起することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態における異常検知装置、
双方向テレビ装置、ならびに、対応処理装置を含む緊急
対応システムの全体構成図である。
【図2】 本発明の実施の形態における双方向テレビ装
置および異常検知装置の構成要素を示すブロック図であ
る。
【図3】 本発明の実施の形態における視聴者センター
の構成を示すブロック図である。
【図4】 緊急対応システムにより行われる処理を説明
するフローチャートである。
【図5】 異常検知装置における処理を説明するフロー
チャートである。
【図6】 本発明の実施の形態における異常検知装置
の、(a)構成要素を示すブロック図、(b)処理の一
部を説明するフローチャートである。
【図7】 本発明の実施の形態における、(a)異常検
知装置の構成要素を示すブロック図、(b)緊急通報装
置を備えたリモコン装置を示す図である。
【符号の説明】
1 双方向テレビ装置 (テレビ装置) 2,52,62 異常検知装置 3 ネットワーク 4 視聴者センター 5 センターサーバ (対応処理装置) 13 通信手段 16 操作検出部 (検出部) 17 メモリ 18,69 異常判定部 20 情報管理手段 21 判定手段 22 作成手段 31 通信IF 32 記憶手段 33 処理部 41 視聴者DB 42 対応コンテンツDB 43 対応判定手段 44 データ処理手段 51 異常検出部 (検出部) 61 緊急通報装置 65 リモコン装置 68 通報検出部 (検出部)
フロントページの続き Fターム(参考) 5C054 AA02 BA03 CA05 CD05 CE16 DA07 DA09 EA05 FE01 FE22 FE23 FF06 HA12 5C064 BA01 BA05 BB10 BC18 BC23 BC24 BC25 BD05 BD08 BD10 5C087 AA05 AA10 AA19 AA32 AA37 AA44 BB12 BB19 BB20 BB32 BB46 BB48 BB74 BB76 CC52 DD04 DD07 DD24 EE16 FF01 FF04 FF05 FF17 FF19 FF20 FF22 GG08 GG11 GG12 GG21 GG24 GG30 GG31 GG57 GG69 GG70

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 双方向テレビ装置でコンテンツを視聴す
    る視聴者の挙動および/または前記双方向テレビ装置が
    設置されている室内の状態を検出する検出部と、前記検
    出部の検出結果から異常の有無を判定する判定手段と、
    前記判定手段による判定の際に前記検出結果と比較する
    ための判定条件を設定する設定手段と、前記判定手段に
    おいて行われた判定に基づいて、ネットワークを介して
    遠隔地に設けられた処理装置に送信する送信用データを
    作成する作成手段を有することを特徴とする異常検知装
    置。
  2. 【請求項2】 前記検出部は、前記室内の温度分布を検
    出する温度センサからなることを特徴とする請求項1に
    記載の異常検知装置。
  3. 【請求項3】 前記双方向テレビ装置、前記双方向テレ
    ビ装置を遠隔操作するリモコン装置、前記異常検知装置
    の少なくとも一つに緊急事態の発生時に前記視聴者が操
    作する緊急通報装置を有し、前記検出部は、前記緊急通
    報装置からの出力を検出することを特徴とする請求項1
    または請求項2に記載の異常検知装置。
  4. 【請求項4】 請求項1、2、または、3のいずれか一
    項に記載の異常検知装置を備え、前記送信用データをネ
    ットワークを介して送信するための通信手段と、前記送
    信用データに返信された対応データを出力して前記視聴
    者に視聴させる出力部を備えた双方向テレビ装置。
  5. 【請求項5】 双方向テレビ装置とネットワークを介し
    て接続される対応処理装置であって、前記双方向テレビ
    装置から送信される視聴者に関する情報を取得する通信
    インターフェイスと、取得した情報から前記視聴者に発
    生した異常に関するデータを抽出し、必要な対応を判定
    する対応判定手段と、必要な対応を前記双方向テレビ装
    置を通じて行うための対応データを蓄積する対応データ
    ベースとを備えていることを特徴とする対応処理装置。
  6. 【請求項6】 視聴者が登録したユーザ情報を蓄積する
    ユーザデータベースを備え、前記ユーザデータベースに
    登録されたアドレスに前記対応データを送信する送信制
    御手段を備えることを特徴とする請求項5に記載の対応
    処理装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009193154A (ja) * 2008-02-12 2009-08-27 Ntt Docomo Inc ユーザ通知装置、ユーザ通知方法及びユーザ通知システム
EP2309471A1 (en) 2009-10-06 2011-04-13 Funai Electric Co., Ltd. Security system

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