JP2002251460A - 診療予約装置および診療予約プログラム - Google Patents

診療予約装置および診療予約プログラム

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JP2002251460A
JP2002251460A JP2001045393A JP2001045393A JP2002251460A JP 2002251460 A JP2002251460 A JP 2002251460A JP 2001045393 A JP2001045393 A JP 2001045393A JP 2001045393 A JP2001045393 A JP 2001045393A JP 2002251460 A JP2002251460 A JP 2002251460A
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Yuichiro Ishii
雄一郎 石井
Hideyoshi Iwahashi
秀祥 岩橋
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 患者と及び医者の双方にとって便利な診療予
約装置を提供する。 【解決手段】 診療の予約の申込みを通信回線を介して
受け付け、その予約を未確定の予約として登録する予約
登録部130と、登録された診療の予約に対する確定及
び拒否の決定が決定者によって選択的に入力されて、そ
の決定を登録する予約決定部140と、登録された決定
を診療の予約を申し込んだ申込元に通信回線を介して通
知する予約通知部150とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、診療の予約を管理
する診療予約装置、コンピュータに組み込まれてそのコ
ンピュータを診療予約装置として動作させる診療予約プ
ログラム、および診療予約プログラムが記憶された診療
予約プログラム記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】病院などで患者が医師の診療日時を予約
する場合には、従来は、患者から口頭によって診療の予
約が申し込まれ、医者や看護スタッフなどによって手作
業で予約日時や患者名などが管理されていることが多
い。このように手作業で予約が管理されている場合に
は、患者は、医者や看護スタッフなどに連絡が取れた場
合にだけ予約を申し込むことができる。従って、休診日
などには予約できないなどという不便が生じている。
【0003】これに対して、近年では、パーソナルコン
ピュータやLAN(Local Area Netwo
rk)等が医療関係の分野にも普及しており、診療の予
約を管理する診療予約装置がコンピュータやネットワー
クによって構築されている病院が増えてきている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の一般的
な診療予約装置は、医師や看護スタッフなどが診療の予
約を入力して管理するものであり、患者は口頭で日時な
どの希望を医師などに申込み、口頭で予約が確認され
る。つまり、手作業で予約が管理される場合における管
理用の帳簿が電子機器に置き換わっただけで、患者にと
っては手作業の場合と同様な不便が生じる。
【0005】また、LANや電話回線を介して患者が予
約の日時などを直接入力することができる診療予約装置
が提案されている。このような診療予約装置は患者にと
っては便利であるが、医師の予定や診療計画などを診療
予約に反映させることが困難である。このため、医師に
とっては不便である。
【0006】本発明は、上記事情に鑑み、医師及び患者
の双方にとって便利な診療予約装置、コンピュータをそ
のような診療予約装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の診療予約装置は、診療の予約を記憶する診療予約記
憶部と、診療の予約の申込みを通信回線を介して受け付
け、その予約を、未確定の予約として前記診療予約記憶
部に登録する未確定予約登録部と、未確定予約登録部に
よって未確定の予約として登録された診療の予約に対す
る確定及び拒否の決定が所定の決定者によって選択的に
入力され、その決定をその診療の予約と対応づけて前記
診療予約記憶部に登録する予約決定登録部と、診療予約
記憶部に登録された決定を、その決定と対応づけられた
診療の予約を申し込んだ申込元に通信回線を介して通知
する決定予約通知部とを備えたことを特徴とする。
【0008】本発明の診療予約装置によれば、患者など
といった診療の予約を申し込む申込者と、医者などとい
った決定者との双方の希望を充足する診療予約を決定す
ることができ、双方にとって便利である。
【0009】本発明の診療予約装置は、典型的には、診
療予約記憶部に記憶されている診療の予約を開示する診
療予約開示部を備えたことを特徴とする。
【0010】ここで、「開示する」とは、ディスプレイ
上に表示することや、帳票に印刷することや、通信網を
介してデータを出力することや、データに対するアクセ
スを許可すること等を含む意味である。
【0011】申込者は、開示された診療の予約を閲覧し
て、予約の混み具合を確認することや自分が申し込む予
約の日時などを決めることができ、決定者は、診療の予
約を閲覧することにより、自分が決定するべき未確定な
予約などを確認することができる。
【0012】また、本発明の診療予約装置は、上記予約
決定登録部が、所定期限を過ぎた後も未確定の予約とし
て診療予約記憶部に記憶されている診療の予約につい
て、確定の決定をその予約と対応づけて診療予約記憶部
に登録するものであることが好適である。
【0013】このような好適な診療予約装置によれば、
例えば予約日の二日前までといった期限を過ぎても決定
者が決定を下さない予約について自動的に予約が確定さ
れることにより、予約の申込みの放置が防止される。
【0014】さらに、本発明の診療予約装置は、上記予
約決定登録部によって拒否の決定が登録された場合に、
その決定に対応する予約に替わる、所定アルゴリズムに
基づいた予約を、未確定の予約として診療予約記憶部に
登録する代替予約登録部と、代替予約登録部によって診
療予約記憶部に登録された予約を、上記拒否の決定に対
応する予約を申し込んだ申込元に通知する代替予約通知
部とを備えることが好適である。
【0015】このような診療予約装置によれば、申込者
が再度の予約を申し込む手間が省かれる。
【0016】上記目的を達成する本発明の診療予約プロ
グラムは、コンピュータに組み込まれて、そのコンピュ
ータを、診療の予約を記憶する診療予約記憶部と、診療
の予約の申込みを通信回線を介して受け付け、その予約
を、未確定の予約として診療予約記憶部に登録する未確
定予約登録部と、未確定予約登録部によって未確定の予
約として登録された診療の予約に対する確定及び拒否の
決定が所定の決定者によって選択的に入力され、その決
定をその診療の予約と対応づけて診療予約記憶部に登録
する予約決定登録部と、診療予約記憶部に登録された決
定を、その決定と対応づけられた診療の予約を申し込ん
だ申込元に通信回線を介して通知する決定予約通知部と
を備えた診療予約装置として動作させることを特徴とす
る。
【0017】なお、本発明の診療予約プログラムについ
ては、ここではその基本形態のみを示すのにとどめる
が、これは単に重複を避けるためであり、本発明にいう
診療予約プログラムには、上記の基本形態の診療予約プ
ログラムのみではなく、前述した診療予約装置の各形態
に対応する各種の形態の診療予約プログラムが含まれ
る。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。
【0019】図1は、本発明の診療予約装置の一実施形
態を示す外観斜視図である。
【0020】ここには、例示的に3台のコンピュータ1
00,200,300が示されており、これらのコンピ
ュータ100,200,300は、病院内に設けられた
LAN400を介して互いに接続されている。これらの
コンピュータ100,200,300はLAN400を
介してインターネットに接続されている。また、これら
のコンピュータ100,200,300のうち1台のコ
ンピュータ100は病院内に設置されたサーバマシンで
あり、2台のコンピュータ200,300は、医師や看
護スタッフなどが使用する端末である。ここでは、後述
するように、サーバマシンであるコンピュータ100が
本発明の診療予約装置の一実施形態として動作する。な
お、本発明の診療予約装置は、複数のコンピュータを含
むコンピュータネットワークによって構成されたもので
あってもよいが、説明の便宜上、以下ではサーバマシン
が本発明の診療予約装置の一実施形態に相当しているこ
とを前提として説明する。
【0021】この図1に示す各コンピュータ100,2
00,300は、CPU、主記憶装置、ハードディス
ク、通信用ボード等が内蔵された本体101,201,
301、本体101,201,301からの指示により
表示画面102a,202a,302a上に画像や文字
列を表示するディスプレイ102,202,302、コ
ンピュータ100,200,300にユーザの指示を入
力するためのキーボード103,203,303、表示
画面102a,202a,302a上の任意の位置を指
定することにより、その指定時にその位置に表示されて
いたアイコン等に応じた指示を入力するマウス104,
204,304を備えている。
【0022】また、各コンピュータ100,200,3
00の本体101,201,301には、さらに外観
上、フロッピィ(登録商標)ディスク(図1には図示せ
ず:図2参照)、CDROM500が装填されるFD装
填口101a,201a,301a;CDROM装填口
101b,201b,301bを有しており、それらの
内部には、それらの装填口101a,101b;201
a,201b;301a,301bから装填されたフロ
ッピィ(登録商標)ディスクやCDROM500をドラ
イブしてアクセスする、FDドライブ、CDROMドラ
イブも内蔵されている。
【0023】ここでは、CDROM500に本発明の診
療予約プログラムが記憶されており、このCDROM5
00がCDROM装填口101bから本体101内に装
填され、CDROMドライブによりそのCDROM50
0に記憶された診療予約プログラムがこのコンピュータ
システムのハードディスク内にインストールされる。こ
のコンピュータシステムのハードディスク内にインスト
ールされた診療予約プログラムが起動されると、このコ
ンピュータシステムは、本発明の診療予約装置の一実施
形態として動作する。
【0024】従って、診療予約プログラムが記憶された
CDROM500は、本発明の診療予約プログラム記憶
媒体の一実施形態に相当する。
【0025】また、このCDROM500に記憶された
診療予約プログラムは、上記のようにしてそのコンピュ
ータシステムのハードディスク内にインストールされる
が、その診療予約プログラムがインストールされた状態
のハードディスクも、本発明の診療予約プログラム記憶
媒体の一形態に相当する。
【0026】さらに、その診療予約プログラムがフロッ
ピィ(登録商標)ディスクにダウンロードされるとき
は、そのダウンロードされた診療予約プログラムを記憶
した状態にあるフロッピィ(登録商標)ディスクも、本
発明の診療予約プログラム記憶媒体の一実施形態に相当
する。
【0027】図2は、本発明の診療予約装置の一実施形
態を構成するサーバマシンのハード構成図である。
【0028】ここには、中央演算処理装置(CPU)1
11、RAM112、ハードディスクコントローラ11
3、FDドライブ114、CDROMドライブ115、
マウスコントローラ116、キーボードコントローラ1
17、ディスプレイコントローラ118、および通信用
ボード119が備えられており、それらはバス110で
相互に接続されている。
【0029】FDドライブ114、CDROMドライブ
115は、図1を参照して説明したように、フロッピィ
(登録商標)ディスク510、CDROM500が装填
され、装填されたフロッピィ(登録商標)ディスク51
0、CDROM500にアクセスするものである。
【0030】通信用ボード119は、図1に示すネット
ワーク400に接続され、そのネットワーク400を介
して通信を行うものである。
【0031】また、ここには、ハードディスクコントロ
ーラ113によりアクセスされるハードディスク52
0、マウスコントローラ116により制御されるマウス
104、キーボードコントローラ117により制御され
るキーボード103、およびディスプレイコントローラ
118により制御されるディスプレイ102も示されて
いる。
【0032】前述したように、CDROM500には診
療予約プログラムが記憶されており、CDROMドライ
ブ115により、そのCDROM500から診療予約プ
ログラムが読み込まれ、バス110を経由し、ハードデ
ィスクコントローラ113によりハードディスク520
内に格納される。実際の実行にあたっては、そのハード
ディスク520内の診療予約プログラムはRAM112
上にロードされ、CPU111により実行される。
【0033】ディスプレイ102には、後述する予約決
定画面などが表示され、キーボード103やマウス10
4からの入力情報も表示される。
【0034】図3は、本発明の診療予約装置の一実施形
態を表す機能ブロック図である。
【0035】この図3には、本発明の診療予約装置の一
実施形態として動作するコンピュータ(サーバマシン)
100と、医師やその他のスタッフが端末として利用す
るコンピュータ200が示されている。このコンピュー
タ200は、図1に例示されている2台のコンピュータ
200,300を代表するものである。図3に示すコン
ピュータ200を端末として利用する医師やその他のス
タッフは、自分に与えられているIDを使ってコンピュ
ータ(サーバマシン)100にアクセスする。後述する
ように、本実施形態では、予約に対する決定を下す予約
決定者は医師に限られており、この予約決定者(医師)
は、コンピュータ200を使って予約に対する決定を入
力する。
【0036】またこの図3には、コンピュータ(サーバ
マシン)100が接続されたインターネット600と、
そのインターネット600に接続されたパーソナルコン
ピュータ700も示されている。診療の予約を希望する
予約希望者は、このパーソナルコンピュータ700を使
ってインターネット600経由でコンピュータ100に
診療の予約を申し込む。予約希望者としては、患者や患
者の家族などが考えられるが、以下では、予約希望者は
患者であるものとして説明する。この予約希望者(患
者)にはIDが与えられておらず、予約希望者(患者)
はIDなしでコンピュータ100にアクセスする。
【0037】本発明の診療予約装置の一実施形態として
動作するコンピュータ100内には、本発明にいう診療
予約記憶部の一例としての機能および本発明にいう受診
医師記憶部の一例としての機能を包含する診療予約情報
保持機能を担う診療予約情報保持部120が実現されて
いる。この診療予約情報保持部120は、病院に所属し
ている複数の医師それぞれの診療予約と、それらの医師
それぞれが診療した患者を記憶している。
【0038】また、このコンピュータ100内には、本
発明にいう未確定予約登録部の一例としての機能に相当
する予約登録機能を担う予約登録部130も実現されて
いる。この予約登録部130は、インターネット600
を介した診療予約の申込みを受け、その診療予約を診療
予約情報保持部120に登録する。
【0039】また、このコンピュータ100内には、本
発明にいう予約決定登録部の一例としての機能および本
発明にいう代替予約登録部の一例としての機能を包含す
る予約決定機能を担う予約決定部140も実現されてい
る。この予約決定部140は、予約決定者がコンピュー
タ200を介して入力した決定を受けて、その決定を診
療予約情報保持部120に登録する。また、この予約決
定部140は、拒否の決定を受けた診療予約に替わる仮
の予約も診療予約情報保持部120に登録する。
【0040】また、このコンピュータ100内には、本
発明にいう決定予約通知部の一例としての機能および本
発明にいう代替予約通知部の一例としての機能を包含す
る予約通知機能を担う予約通知部150も実現されてい
る。この予約通知部150は、予約決定部140によっ
て登録された決定や仮の予約をインターネット600経
由で予約希望者のパーソナルコンピュータ700に通知
する。
【0041】また、このコンピュータ100内には、本
発明にいう確定予約登録部の一例としての機能に相当す
る即時登録機能を担う即時登録部160も実現されてい
る。この即時登録部160は、予約決定者(医師)がコ
ンピュータ200を介して入力した診療予約を確定済み
の予約として診療予約情報保持部120に登録する。
【0042】また、このコンピュータ100内には、本
発明にいう同意予約登録部の一例としての機能に相当す
る同意通知機能を担う同意通知部170も実現されてい
る。この同意通知部170は、予約通知部150によっ
て通知された仮の予約に対する予約希望者の同意を受け
て、同意された仮の予約に対する確定の決定を診療予約
情報保持部120に登録する。
【0043】また、このコンピュータ100内には、本
発明にいう診療予約開示部の一例としての機能に相当す
る予約情報確認機能を担う予約情報確認部180が実現
されている。この予約情報確認部180は、診療予約情
報保持部120に記憶されている診療予約を、予約希望
者からの要求に応じて、端末としてのコンピュータ20
0に表示させ、あるいは予約決定者からの要求に応じ
て、パーソナルコンピュータ700宛に送信する。
【0044】更に、このコンピュータ100内には、予
約決定機能や予約情報確認機能などが実行する処理に対
して予約決定者および予約希望者を含む利用者の権限に
応じた制限を加える処理制限機能190も実現されてい
る。以下に示す表1には、利用者に予め与えられる権限
の一例が示されている。
【0045】
【表1】
【0046】この表1の利用者欄には、診療予約装置と
してコンピュータ100を利用する利用者の区分が示さ
れており、ここでは、「患者」「看護スタッフ」「医師
(部下)」「医師(上司)」の4区分が設定されてい
る。インターネット経由でアクセスしてきたID無しの
利用者は無条件で「患者」に分類される。IDを使って
アクセスしてきた利用者は、そのIDに基づいて「看護
スタッフ」あるいは「医師(部下)」あるいは「医師
(上司)」に分類される。
【0047】この表1の権限欄には、利用者欄に示され
た各区分の利用者に付与されている各権限が示されてい
る。「患者」は予約の混み具合などだけを閲覧すること
ができ、誰が予約しているかを知ることはできない。
「看護スタッフ」は、患者名を含めた予約状況を閲覧す
ることができる。「医師(部下)」は、予約の閲覧とと
もに、自分に対する診療の予約について決定を下すこと
ができる。「医師(上司)」は、予約の閲覧とともに、
自分および部下の医師に対する診療の予約について決定
を下すことができる。
【0048】上述した処理制限機能190は、コンピュ
ータ100の各部で実行される処理に対して、このよう
な権限に応じた制限を加える。
【0049】以下、図1〜図3に示したコンピュータ1
00における本発明の診療予約装置としての動作につい
てフローチャートを参照しながら説明する。
【0050】図4は、診療予約装置としての基本的な動
作を表すフローチャートである。
【0051】まず、図3に示す予約状況確認部180
が、予約状況の開示を求める要求を予約希望者(患者)
から受け付けて、診療予約情報保持部120から予約状
況を取得する。そして予約状況確認部180は、その予
約状況を示す一覧表を含む予約画面をインターネット6
00を介してパーソナルコンピュータ700に伝達す
る。予約希望者は、その予約画面を使って予約状況を確
認する(ステップS11)。
【0052】図5は、パーソナルコンピュータに表示さ
れる予約画面を示す図である。
【0053】この図5に示す予約画面800には、予約
の一覧表810が設けられており、各診療日811の各
診療時間帯812毎の予約状況を表す記号が一覧表示さ
れる。ここでは、予約状況を表す記号として、予約がい
っぱいであることを示す記号813、予約に余裕がある
ことを示す記号814、および予約できない休診日や休
診時間であることを示す記号815という3種類の記号
が用いられている。予約希望者は、これらの記号81
3,814,815が表示された一覧表810を見て、
自分が予約を希望している日時における予約状況を確認
する。
【0054】次に、予約希望者は、後述するように予約
画面800を使って診療予約の申込みを行う。予約希望
者(患者)は、予約画面800上の一覧表810から、
診療を希望する日時の欄を選択してクリックし、さら
に、決定ボタン820をクリックする。これにより、一
覧表810から選択された日時における診療の予約が図
3に示すパーソナルコンピュータ700によってインタ
ーネット600を介してコンピュータ100に申し込ま
れる。なお、キャンセルボタン830がクリックされる
と、一覧表810を使った日時の選択などがキャンセル
されて予約画面800が閉じられる。
【0055】予約画面800を使った診療予約の申込み
は、病院の診療日時などとは無関係にいつでも行うこと
ができるので、患者にとって非常に便利である。
【0056】このような予約画面800を使った診療予
約の申込みは、図3に示す予約登録部130によって受
け付けられる。予約登録部130は、申し込まれた診療
予約を未確定の予約として診療予約情報保持部120に
登録する(図4のステップS12)。
【0057】その後、図3に示すコンピュータ100に
よる本発明の診療予約装置としての動作は、予約決定者
(医師)に対する動作(図4のステップS20)に移
る。
【0058】図3に示す予約状況確認部180は、予約
状況の開示を求める要求を予約決定者(医師)から受け
付けて、診療予約情報保持部120から予約状況を取得
する。そして予約状況確認部180は、端末として動作
するコンピュータ200のディスプレイ上に、予約状況
の一覧表を含む予約決定画面を表示させる。予約決定者
(医師)は、その予約決定画面を使って、希望予約の状
況を確認する(図4のステップS21)。
【0059】図6は、端末に表示される予約決定画面を
示す図である。
【0060】この図6に示す予約決定画面900には、
日にち毎の予約状況が一覧表示される第1の一覧表91
0と、時間帯毎の予約状況が一覧表示される第2の一覧
表920が設けられている。
【0061】第1の一覧表910では予約状況が、図5
に示す記号813,814,815それぞれに相当する
色で表示されており、この図6では、一覧表が色分けさ
れた様子がハッチングなどで示されている。予約決定者
によってこの第1の一覧表910上で所望の日付の欄が
クリックされると、図3に示す予約状況確認部180に
よって、その日付における予約の状況が第2の一覧表9
20に表示される。
【0062】第2の一覧表920では、予約状況が記号
によって示されており、1つの記号が1人の患者の予約
を示している。ここでは、予約を示す記号として、後述
するように確定を決定した予約を示す記号921、未確
定な予約を示す記号922、予約が空いていることを示
す記号923、拒否された予約を示す記号924、既に
確定済みの予約を示す記号925という5種類の記号が
用いられている。
【0063】予約決定者は、このような第1の一覧表9
10および第2の一覧表920を見て予約状況を確認す
る。
【0064】なお、第2の一覧表920に表示された記
号のうちの1つの記号が予約決定者によって右クリック
されると、図示を省略した別枠で、図3に示す予約状況
確認部180によって、右クリックされた記号に対応す
る患者の氏名などが表示される。
【0065】予約状況を確認した予約決定者は、後述す
るように予約決定画面900を使って、予約に対する確
定及び拒否の決定を選択的に入力する(図4のステップ
S22)。
【0066】予約決定者(医師)は、予約決定画面90
0上の第2の一覧表920に表示されている未確定な予
約のなかから決定を下すべき予約を選択してクリックす
る。未確定な予約を示す記号922がクリックされると
確定を決定した予約を示す記号921に代わり、その記
号921が更にクリックされると拒否された予約を示す
記号924に代わる。また更にその記号924がクリッ
クされると未確定な予約を示す記号922に戻る。
【0067】予約決定者がこのようなクリック操作を使
って決定を選択し、更に決定ボタン930をクリックす
ると、その決定が図3に示す予約決定部140に入力さ
れる。決定が入力された予約決定部140は、その決定
の内容を、決定が下された予約と対応づけて診療予約情
報保持部120に登録する。なお、キャンセルボタン9
40がクリックされると決定の選択がキャンセルされて
予約決定画面900が閉じられる。
【0068】診療予約情報保持部120に、予約を確定
する旨の決定が登録されると(図4のステップS22:
OK)、診療予約が確定した旨が、図3の予約通知部1
50によって診療予約の確定日時などとともに予約希望
者(患者)に通知される(図4のステップS23)。こ
の予約通知部150による決定の通知を実現する技術と
しては、例えば、パーソナルコンピュータ700や携帯
電話などに向けたインターネット600経由のEメール
などを適用することができる。予約希望者は、希望する
メールアドレスを予め登録しておき、そのメールアドレ
スで通知を受けることによって所望の端末で通知を確認
することができる。
【0069】一方、診療予約情報保持部120に、予約
を拒否する旨の決定が登録された場合は(図4のステッ
プS22:NG)、予約が拒否された旨が、上記同様の
技術で、図3の予約通知部150によって予約希望者
(患者)に通知される(図4のステップS24)。
【0070】このような決定の通知によって、図3に示
すコンピュータ100による予約決定者(医師)に対す
る動作(図4のステップS20)が終了する。
【0071】その後、このように決定が通知された予約
希望者によって、その決定や予約内容などが確認される
(図4のステップS13)。予約希望者が、予約が確定
されたことなどを確認した場合には、その予約の日時に
病院に行って診療を受けることができる。また、予約希
望者が、予約が拒否されたことを確認した場合には、再
び図3に示すコンピュータ100にアクセスして図4に
示す動作を繰り返すことができる。
【0072】このような図4に示す動作によれば、予約
希望者(患者)と予約決定者(医師)との双方の要望を
充足するような診療予約を決めることができる。
【0073】なお、診療の後などに患者と医師が話し合
って次回の診療日時などを決めた場合には、図4の動作
を経て予約を確定させることはかえって手間である。そ
こで、図3のコンピュータ100には即時登録部160
が備えられており、この即時登録部160が実現する即
時登録機能によって医師は予約を即時に確定させて登録
することができる。
【0074】図7は、即時登録機能が利用される場合の
動作を表すフローチャートである。
【0075】患者と予約日時を話し合って決めた医師
は、図3の予約状況確認部180に対し、端末としての
コンピュータ200を使用して予約状況の開示を求め
る。予約状況の開示を求められた予約状況確認部180
は、図6の予約決定画面900をコンピュータ200の
ディスプレイ上に表示させる。医師は、この予約決定画
面900を使って、患者と話し合って決めた日時の予約
状況を確認する(図4のステップS25)。予約決定画
面900の第2の一覧表920のうちのその日時の欄
に、予約が空いていることを示す記号923が示されて
いる場合には、その記号923が右クリックされること
によって、即時登録部160による即時登録機能が起動
される。この即時登録機能では、患者名等を入力する入
力欄が図6の予約決定画面900とは別枠で表示され、
医師によってその入力欄に患者名等が入力され、さらに
決定ボタン930がクリックされることにより、診療予
約が即時登録部160に入力される。診療予約が入力さ
れた即時登録部160は、その診療予約を確定済みの予
約として診療予約情報保持部120に登録する(図4の
ステップS26)。
【0076】このような即時登録機能によれば、口頭な
どで既に確認済みの予約を即時に確定させることができ
る。
【0077】ところで、病院には複数の医師が所属して
いることが多く、図3の予約情報確認部180は、複数
の医師の中から所望の医師を選択するための医師選択機
能も担っている。
【0078】図8は、医師選択機能が利用される場合の
動作を表すフローチャートである。
【0079】この図8に示すフローチャートは、ステッ
プS30が付加されている点を除いて図4のフローチャ
ートと同様のフローチャートである。
【0080】図5の予約画面800には、病院の診療科
を選択する診療科選択欄840と、その診療科選択欄8
40で選択された診療科に属する医師の中のうち診療を
希望する医師を選択する医師選択欄850が設けられて
いる。予約希望者(患者)はこれら診療科選択欄840
および医師選択欄850を使って診療科と医師を選択し
て図3の予約情報確認部に入力する(図8のステップS
30)。診療科と医師が入力された予約情報確認部18
0は、その診療科のその医師に対する診療予約の状況を
診療予約情報保持部120から取得して、図5の一覧表
810に表示する。
【0081】ステップS30の後の動作は上記説明と同
様であるので説明を省略する。
【0082】予約情報確認部180の機能に、このよう
な医師選択機能が組み込まれていることによって、患者
は診療を希望する医師の予約状況を容易に確認すること
ができる。また、上述した診療科選択欄840および医
師選択欄850と同様な診療科選択欄950および医師
選択欄960が図6に示す予約決定画面900にも設け
られており、上述した医師選択機能は、部下を持つ上司
の医師が、自己を含めた複数の医師の中から予約を決定
するべき医師を選択する場合にも働く。
【0083】予約情報確認部180の機能には、予約状
況の閲覧対象として、予約希望者(患者)が前回受診し
た医師や、予約決定者である医師を自動的に選択する医
師自動選択機能も組み込まれている。
【0084】図9は、医師自動選択機能による動作部分
を含むフローチャートである。
【0085】この図9に示すフローチャートは、ステッ
プS41〜44が付加されている点と、ステップS21
に替えてステップS45が示されている点とを除いて図
4のフローチャートと同様のフローチャートである。
【0086】予約希望者が予約情報確認部180に予約
情報の開示を求めた際に、予約情報確認部180は、開
示を求めた予約希望者(患者)が前回受診した医師の情
報が診療予約情報保持部120に記憶されているか否
か、即ち、その予約希望者(患者)が以前に受診したこ
とがあるか否かをチェックする(ステップS41)。
【0087】予約希望者が以前に受診したことがある場
合(ステップS41:YES)には、予約情報確認部1
80は、前回受診した医師を予約状況の閲覧対象として
自動設定し(ステップS42)、その閲覧対象の医師の
予約状況を診療予約情報保持部120から取得して、そ
の予約状況を図5の一覧表810にデフォルトとして表
示する。このように、前回の受診医師の予約状況が自動
的にデフォルトとして表示されるので、予約希望者にと
って便利である。
【0088】予約希望者が以前に受診したことがない場
合(ステップS41:NO)には、図5の一覧表810
のデフォルトは空白となり、図8のステップS30と同
様に医師が選択される(ステップS43)。
【0089】また、診療予約情報保持部120には、予
約確定の通知が予約希望者に通知された時点、即ち、予
約希望者(患者)が受信する医師が確定した時点で、そ
の医師を表す情報が、予約希望者(患者)と対応づけら
れて登録される(ステップS44)。
【0090】一方、予約決定者が図6に示す予約決定画
面を呼び出したときには、予約情報確認部180は、予
約決定者が端末などからアクセスしたときに使ったID
に基づいて予約決定者(医師)を特定し、特定された医
師の予約状況を図6の第1の一覧表910にデフォルト
として表示する(ステップS45)。このようなデフォ
ルトの表示は医師にとって便利である。
【0091】ところで、予約決定者のミスなどによって
未確定の診療予約が長期間放置されると、予約希望者に
とって非常に不都合である。そこで、図3に示す予約決
定部140の機能には、未確定の予約を自動的に確定さ
せる予約自動決定機能も組み込まれている。
【0092】図10は、予約自動決定機能による動作部
分を含むフローチャートである。
【0093】この図10のフローチャートは、ステップ
S51が明示されている点と、ステップS52〜S54
からなる自動処理ルーチンが付加されている点を除いて
図4に示すフローチャートと同様のフローチャートであ
る。
【0094】予約決定者は、図6の予約決定画面で予約
状況を確認し、確定及び拒否の決定が下されていない希
望予約が存在するときか否かをチェックする(ステップ
S51)。そして、決定が下されていない希望予約が存
在する場合には決定を下す。
【0095】一方、自動処理ルーチンでは、まず、希望
されている予約日の3日前や、予約が申し込まれてから
2日後などといった所定の締め切りを過ぎている未確定
の予約が存在するか否かが図3の予約決定部140によ
ってチェックされる(ステップS52)。
【0096】次に、未確定の予約が存在する場合には、
その予約決定部140によってその予約が確定済みの予
約として診療予約情報保持部120に登録される(ステ
ップS53)。
【0097】最後に、図4のステップS23と同様に、
診療予約が確定した旨が、図3の予約通知部150によ
って診療予約の確定日時などとともに予約希望者(患
者)に通知される(ステップS54)。
【0098】このように予約が自動的に確定されること
によって、予約希望の放置が回避される。また、予約決
定者は、特別な予定などがある場合を除いて予約の決定
を自動処理ルーチンにまかせることにより決定の手間を
省くことができる。
【0099】予約決定者によって予約が拒否された場合
には、予約希望者は新たな予約の申込みを行うことがで
きるが、そのように新たに予約を申し込むことは予約希
望者にとって負担である。そこで、本実施形態では、図
3の予約決定部140の機能に、拒否された予約日時の
替わりとなる予約日時を仮押さえする代替予約機能も組
み込まれている。
【0100】図11は、代替予約機能による動作部分を
含むフローチャートである。
【0101】この図11のフローチャートは、図4のス
テップS24に替えてステップS61及びステップS6
2が示されている点と、ステップS71〜ステップS7
3が付加されている点とを除いて図4のフローチャート
と同様のフローチャートである。
【0102】予約決定者によって予約が拒否された場合
には、図3の予約決定部140によって所定のアルゴリ
ズムで仮の予約日時が求められ、求められた予約日時が
仮の予約として診療予約情報保持部120に登録される
(ステップS61)。仮の予約日時を求めるアルゴリズ
ムとしては、例えば、予約に余裕がある日時のうち拒否
された予約の日時に対して直近の日時や、拒否された予
約の日時の翌日の同じ時間などといったアルゴリズムが
用いられる。
【0103】このように登録された仮の予約日時が、図
3の予約通知部150によって予約希望者に通知される
(ステップS62)。
【0104】一方、予約希望者は、Eメールなどとして
送られてきた通知が、予約に対する決定の通知である
か、あるいは仮の予約日時の通知であるかを確認し(ス
テップS71)、予約に対する決定の通知である場合に
は、上述したように内容を確認する。
【0105】送られてきた通知が仮の予約日時の通知で
ある場合には、予約希望者は、通知された仮の予約日時
に対して同意するか否かを決め(ステップS72)、同
意するときは図3の同意通知部170にアクセスして仮
の予約日時に同意する旨を通知する(ステップS7
3)。仮の予約日時に同意する旨の通知を受け取った同
意通知部170は、その予約日時を診療予約情報保持部
120に確定済みの予約日時として登録する。このよう
に仮の予約日時が押さえられて通知されることにより、
予約希望者の手間が軽減される。
【0106】予約希望者が仮の予約日時に同意できない
場合には、予約希望者による通知は送られず、同意通知
部170は、仮の予約日時が登録されてから所定日数経
過後に診療予約情報保持部120からその仮の予約日時
を抹消する。この場合には、予約希望者は予約を取得せ
ずに予約手続きを終了することとなる。
【0107】(付記1) 診療の予約を記憶する診療予
約記憶部と、診療の予約の申込みを通信回線を介して受
け付け、その予約を、未確定の予約として前記診療予約
記憶部に登録する未確定予約登録部と、前記未確定予約
登録部によって未確定の予約として登録された診療の予
約に対する確定及び拒否の決定が所定の決定者によって
選択的に入力され、その決定をその診療の予約と対応づ
けて前記診療予約記憶部に登録する予約決定登録部と、
前記診療予約記憶部に登録された決定を、その決定と対
応づけられた診療の予約を申し込んだ申込元に前記通信
回線を介して通知する決定予約通知部とを備えたことを
特徴とする診療予約装置。
【0108】(付記2) 前記決定者によって診療の予
約が入力されて、その予約を、確定済みの予約として前
記診療予約記憶部に登録する確定予約登録部を備えたこ
とを特徴とする付記1記載の診療予約装置。
【0109】(付記3) 前記診療予約記憶部に記憶さ
れている診療の予約を開示する診療予約開示部を備えた
ことを特徴とする付記1記載の診療予約装置。
【0110】(付記4) 前記診療予約記憶部が、複数
の医師それぞれの診療の予約を記憶するものであり、前
記診療予約開示部が、前記診療予約記憶部に記憶されて
いる複数の医師それぞれの診療の予約を医師毎のまとま
りで開示するものであることを特徴とする付記3記載の
診療予約装置。
【0111】(付記5) 前記決定者が医師であり、前
記診療予約開示部が、前記診療予約記憶部に記憶されて
いる複数の医師それぞれの診療の予約のうち、前記決定
者に相当する医師の診療の予約をその決定者に対して開
示するものであることを特徴とする付記4記載の診療予
約装置。るべき予約を簡便に閲覧することができる。
【0112】(付記6) 前記診療予約記憶部が、複数
の医師それぞれの診療の予約を記憶するものであり、前
記未確定予約登録部が、前記予約の申込みとして、医師
を特定した予約の申込みを受け付けるものであることを
特徴とする付記1記載の診療予約装置。
【0113】(付記7) 前記複数の医師のうち、診療
の予約を申し込む申込者が前回診療を受けた医師を、そ
の申込者に対応づけて記憶する受診医師記憶部を備え、
前記未確定予約登録部が、診療の予約の申込みを前記申
込者から受け付けるに当たって、前記受診医師記憶部に
該申込者に対応付けられて記憶されている医師を特定し
た予約の申込みとして受け付けるものであることを特徴
とする付記6記載の診療予約装置。
【0114】(付記8) 前記診療予約開示部が、診療
の予約を開示することを要求元から要求されて、前記診
療予約記憶部に記憶されている診療の予約を、その要求
元に対して予め付与された権限に応じた範囲内に限って
開示するものであることを特徴とする付記3記載の診療
予約装置。
【0115】(付記9) 前記予約決定登録部が、診療
の予約に対する前記決定者の決定を前記診療予約記憶部
に登録するに当たって、その決定者に対して予め付与さ
れた権限に応じた範囲内の診療の予約に対する決定に限
って登録するものであることを特徴とする付記1記載の
診療予約装置。
【0116】(付記10) 前記予約決定登録部が、所
定期限を過ぎた後も未確定の予約として前記診療予約記
憶部に記憶されている診療の予約について、確定の決定
をその予約と対応づけて前記診療予約記憶部に登録する
ものであることを特徴とする付記1記載の診療予約装
置。
【0117】(付記11) 前記予約決定登録部によっ
て拒否の決定が登録された場合に、その決定に対応する
予約に替わる、所定アルゴリズムに基づいた予約を、未
確定の予約として前記診療予約記憶部に登録する代替予
約登録部と、前記代替予約登録部によって前記診療予約
記憶部に登録された予約を、前記拒否の決定に対応する
予約を申し込んだ申込元に通知する代替予約通知部とを
備えたことを特徴とする付記1記載の診療予約装置。
【0118】(付記12) 前記代替予約通知部によっ
て通知された予約に対して前記申込元が同意した場合
に、その同意された予約を確定済みの予約として前記診
療予約記憶部に登録する同意予約登録部を備えたことを
特徴とする付記11記載の診療予約装置。
【0119】(付記13) コンピュータに組み込まれ
て、そのコンピュータを、診療の予約を記憶する診療予
約記憶部と、診療の予約の申込みを通信回線を介して受
け付け、その予約を、未確定の予約として前記診療予約
記憶部に登録する未確定予約登録部と、前記未確定予約
登録部によって未確定の予約として登録された診療の予
約に対する確定及び拒否の決定が所定の決定者によって
選択的に入力され、その決定をその診療の予約と対応づ
けて前記診療予約記憶部に登録する予約決定登録部と、
前記診療予約記憶部に登録された決定を、その決定と対
応づけられた診療の予約を申し込んだ申込元に前記通信
回線を介して通知する決定予約通知部とを備えた診療予
約装置として動作させることを特徴とする診療予約プロ
グラム。
【0120】(付記14) コンピュータに組み込まれ
て、そのコンピュータを、診療の予約を記憶する診療予
約記憶部と、診療の予約の申込みを通信回線を介して受
け付け、その予約を、未確定の予約として前記診療予約
記憶部に登録する未確定予約登録部と、前記未確定予約
登録部によって未確定の予約として登録された診療の予
約に対する確定及び拒否の決定が所定の決定者によって
選択的に入力され、その決定をその診療の予約と対応づ
けて前記診療予約記憶部に登録する予約決定登録部と、
前記診療予約記憶部に登録された決定を、その決定と対
応づけられた診療の予約を申し込んだ申込元に前記通信
回線を介して通知する決定予約通知部とを備えた診療予
約装置として動作させる診療予約プログラムが記憶され
てなることを特徴とする診療予約プログラム記憶媒体。
【0121】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の診療予約
装置は、患者と及び医者の双方にとって便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の診療予約装置の一実施形態を示す外観
斜視図である。
【図2】本発明の診療予約装置の一実施形態を構成する
サーバマシンのハード構成図である。
【図3】本発明の診療予約装置の一実施形態を表す機能
ブロック図である。
【図4】診療予約装置としての基本的な動作を表すフロ
ーチャートである。
【図5】パーソナルコンピュータに表示される予約画面
を示す図である。
【図6】端末に表示される予約決定画面を示す図であ
る。
【図7】即時登録機能が利用される場合の動作を表すフ
ローチャートである。
【図8】医師選択機能が利用される場合の動作を表すフ
ローチャートである。
【図9】医師自動選択機能による動作部分を含むフロー
チャートである。
【図10】予約自動決定機能による動作部分を含むフロ
ーチャートである。
【図11】代替予約機能による動作部分を含むフローチ
ャートである。
【符号の説明】
100 コンピュータ(診療予約装置) 101 本体 102 ディスプレイ 103 キーボード 104 マウス 110 バス 111 中央演算処理装置(CPU) 112 RAM 113 ハードディスクコントローラ 114 FDドライブ 115 CDROMドライブ 116 マウスコントローラ 117 キーボードコントローラ 118 ディスプレイコントローラ 119 通信用ボード 120 診療予約情報保持部 130 予約登録部 140 予約決定部 150 予約通知部 160 即時登録部 170 同意通知部 180 予約情報確認部 190 処理制限機能 200、300 コンピュータ(端末) 400 LAN(Local Area Netwo
rk) 500 CDROM 510 フロッピィ(登録商標)ディスク 520 ハードディスク 600 インターネット 700 パーソナルコンピュータ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 診療の予約を記憶する診療予約記憶部
    と、 診療の予約の申込みを通信回線を介して受け付け、その
    予約を、未確定の予約として前記診療予約記憶部に登録
    する未確定予約登録部と、 前記未確定予約登録部によって未確定の予約として登録
    された診療の予約に対する確定及び拒否の決定が所定の
    決定者によって選択的に入力され、その決定をその診療
    の予約と対応づけて前記診療予約記憶部に登録する予約
    決定登録部と、 前記診療予約記憶部に登録された決定を、その決定と対
    応づけられた診療の予約を申し込んだ申込元に通信回線
    を介して通知する決定予約通知部とを備えたことを特徴
    とする診療予約装置。
  2. 【請求項2】 前記診療予約記憶部に記憶されている診
    療の予約を開示する診療予約開示部を備えたことを特徴
    とする請求項1記載の診療予約装置。
  3. 【請求項3】 前記予約決定登録部が、所定期限を過ぎ
    た後も未確定の予約として前記診療予約記憶部に記憶さ
    れている診療の予約について、確定の決定をその予約と
    対応づけて前記診療予約記憶部に登録するものであるこ
    とを特徴とする請求項1記載の診療予約装置。
  4. 【請求項4】 前記予約決定登録部によって拒否の決定
    が登録された場合に、その決定に対応する予約に替わ
    る、所定アルゴリズムに基づいた予約を、未確定の予約
    として前記診療予約記憶部に登録する代替予約登録部
    と、 前記代替予約登録部によって前記診療予約記憶部に登録
    された予約を、前記拒否の決定に対応する予約を申し込
    んだ申込元に通知する代替予約通知部とを備えたことを
    特徴とする請求項1記載の診療予約装置。
  5. 【請求項5】 コンピュータに組み込まれて、そのコン
    ピュータを、 診療の予約を記憶する診療予約記憶部と、 診療の予約の申込みを通信回線を介して受け付け、その
    予約を、未確定の予約として前記診療予約記憶部に登録
    する未確定予約登録部と、 前記未確定予約登録部によって未確定の予約として登録
    された診療の予約に対する確定及び拒否の決定が所定の
    決定者によって選択的に入力され、その決定をその診療
    の予約と対応づけて前記診療予約記憶部に登録する予約
    決定登録部と、 前記診療予約記憶部に登録された決定を、その決定と対
    応づけられた診療の予約を申し込んだ申込元に通信回線
    を介して通知する決定予約通知部とを備えた診療予約装
    置として動作させることを特徴とする診療予約プログラ
    ム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020112995A (ja) * 2019-01-10 2020-07-27 エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社 情報処理装置、スケジュール管理方法およびスケジュール管理プログラム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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