JP2002251414A - 脱硝装置増設計画支援方法、脱硝装置増設計画支援装置、プログラム、記録媒体 - Google Patents

脱硝装置増設計画支援方法、脱硝装置増設計画支援装置、プログラム、記録媒体

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JP2002251414A
JP2002251414A JP2001045830A JP2001045830A JP2002251414A JP 2002251414 A JP2002251414 A JP 2002251414A JP 2001045830 A JP2001045830 A JP 2001045830A JP 2001045830 A JP2001045830 A JP 2001045830A JP 2002251414 A JP2002251414 A JP 2002251414A
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JP2001045830A
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English (en)
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Hitoshi Nakamura
仁士 中村
Toshiyuki Onishi
利幸 大西
Masanori Idemoto
昌則 出本
Yuugo Yamamoto
有吾 山本
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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    • Y04INFORMATION OR COMMUNICATION TECHNOLOGIES HAVING AN IMPACT ON OTHER TECHNOLOGY AREAS
    • Y04SSYSTEMS INTEGRATING TECHNOLOGIES RELATED TO POWER NETWORK OPERATION, COMMUNICATION OR INFORMATION TECHNOLOGIES FOR IMPROVING THE ELECTRICAL POWER GENERATION, TRANSMISSION, DISTRIBUTION, MANAGEMENT OR USAGE, i.e. SMART GRIDS
    • Y04S50/00Market activities related to the operation of systems integrating technologies related to power network operation or related to communication or information technologies
    • Y04S50/10Energy trading, including energy flowing from end-user application to grid

Abstract

(57)【要約】 【課題】 既設プラントの脱硝装置の増設計画を支援す
ることを目的とする。 【解決手段】 ネットワーク100を介した独自のプロ
グラム(この発明の脱硝装置増設計画支援体制(脱硝装
置増設計画支援システム)のプログラム)により、プラ
ントユーザー側とプラントメーカー側の実務担当者同士
で直接引き合い交渉ができ、管理職、営業、商社などの
中間に介在するマンパワーが著しく低減され、多大の時
間と労力が大幅に削減されることとなる。参照項目を参
照しながら、入力項目に所定事項を入力し、選択項目の
所定事項を選択して、試設計が行われるので、プラント
ユーザー側のニーズに合致するようにプラントユーザー
側主導でカスタマイズされた脱硝装置が提供される。こ
れにより、既設プラントの脱硝装置の増設計画を支援す
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、脱硝装置増設計
画支援方法、コンピュータにその方法の各ステップを実
行させるためのプログラム、そのプログラムを記録した
コンピュータ読み取り可能な記録媒体、および、脱硝装
置増設計画支援装置、コンピュータをその装置の各手段
として機能させるためのプログラム、そのプログラムを
記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体(以下、
脱硝装置増設計画支援体制(脱硝装置増設計画支援シス
テム)と称する)に係る。特に、この発明は、たとえ
ば、火力プラントなどに設置されている脱硝装置を環境
規制などから増設する場合において、その既設プラント
の脱硝装置の増設計画を支援することができる脱硝装置
増設計画支援体制(脱硝装置増設計画支援システム)に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】以下、脱硝装置の構成について説明す
る。脱硝装置は、脱硝装置本体の反応器と、前記反応器
内に配置された触媒と、前記反応器の上流側に配置され
たアンモニア注入装置と、必要に応じて配置される付属
機器などの設備から構成されている。
【0003】つぎに、前記脱硝装置の作用について説明
する。まず、窒素酸化物(NOx )を含有するダーティ
な排ガスが前記脱硝装置本体に流入する。すると、ダー
ティな排ガス中にアンモニアなどの還元剤(図示せず)
が注入添加される。それから、還元剤が注入添加された
ダーティな排ガスが前記反応器内を通過する。その際
に、前記反応器内の触媒の触媒作用により、ダーティな
排ガス中の窒素酸化物は、窒素と水蒸気とに分解され
る。そして、窒素酸化物が分解されたクリーンな排ガス
が前記付属機器および下流機器(後流機器)および煙突
を経て大気中に排出される。
【0004】そして、既設プラントにおいて前記脱硝装
置を、環境規制などから増設する必要が生じる場合があ
る。以下、既設プラントの脱硝装置が増設されるまでの
過程について説明する。
【0005】1−まず、プラントユーザー(クライアン
ト)側が環境規制などにより、脱硝装置の増設を検討す
る。 2−つぎに、プラントユーザー側と1つもしくは複数の
プラントメーカー(プラントシステムメーカー)側との
間において、引き合い交渉が行われる。 3−各プラントメーカー側は、引き合い案件を持ち寄
り、審査、設計条件の洗い出し(ここで、増設範囲や増
設条件が不明の場合には、プラントユーザー側に問い合
わせる)、現地調査(現地に調査員を派遣する)、設計
計画の見積、見積金額および見積仕様の取り纏めなどを
行う。 4−一方、プラントユーザー側は、プラントメーカー側
の問い合わせに対する応対、プラントメーカー側の現地
調査員の受け入れ、各プラントメーカー側の見積金額お
よび見積仕様の審査などを行う。 5−そして、プラントユーザー側が見積金額および見積
仕様の見合ったプラントメーカー側に脱硝装置の増設を
発注する。 6−受注したプラントメーカー側が実設計を行って、脱
硝装置の増設に取り掛かる。 なお、前記プラントユーザー側とプラントメーカー側の
引き合い交渉において、商社が加入する場合もある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来、既設プラントの
脱硝装置を増設する場合には、前記の過程に示すよう
に、多大の時間と労力を要していた。特に、前記3およ
び4の段階のプラントユーザー側とプラントメーカー側
の引き合い交渉において、多大の時間と労力を要してい
た。
【0007】これは、プラントユーザー側とプラントメ
ーカー側の実務担当者の間に、管理職、営業、商社など
の中間に多大なマンパワーが介在しているためである。
たとえば、プラントユーザー側、各プラントメーカー
側、場合によっては商社などの各営業が商談に加わり、
FAXなどの書類の交換などに多大の時間と労力を要し
ていた。
【0008】また、従来、プラントユーザー側は、脱硝
装置に関する技術や知識がないために、脱硝装置の増設
設計は、プラントメーカー側主導で行われている。これ
により、プラントメーカーの都合、利益が優先して反映
され、プラントユーザー側の真のニーズに合致した脱硝
装置が提供され難い場合が多かった。
【0009】このように、従来においては、脱硝装置の
増設を計画する上で課題となる場合がある。
【0010】この発明は、脱硝装置を増設する場合にお
いて、プラントユーザー側と脱硝装置増設計画支援者側
としてのプラントメーカー側の引き合い交渉に要してい
た多大な時間と労力が低減されることにより、脱硝装置
の増設計画を支援することができる脱硝装置増設計画支
援体制(脱硝装置増設計画支援システム)を提供するこ
とを目的とする。
【0011】また、この発明は、脱硝装置を増設する場
合において、プラントユーザー側のニーズに合致するよ
うにプラントユーザー側主導でカスタマイズされた脱硝
装置が提供されることにより、脱硝装置の増設計画を支
援することができる脱硝装置増設計画支援体制(脱硝装
置増設計画支援システム)を提供することを目的とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1にかかる発明は、受信手段が、ネットワ
ークを介して送信されるプラントユーザー側の環境規制
情報と既設プラント情報を受信する第1ステップと、選
出手段が、前記第1ステップで受信された情報に適した
脱硝装置の設備仕様の1例もしくは複数例を、記憶手段
に記憶されている脱硝装置の設備仕様のデータから選出
する第2ステップと、送信手段が、前記第2ステップで
選出された情報をネットワークを介して前記プラントユ
ーザー側に送信する第3ステップと、を備えたことを特
徴とする。
【0013】この結果、請求項1にかかる発明は、プラ
ントユーザー側が環境規制情報と既設プラント情報を脱
硝装置増設支援者側(プラントメーカー側)にネットワ
ークを介して提供する。すると、脱硝装置増設支援者側
(プラントメーカー側)が、提供された情報に適した脱
硝装置の設備仕様の1例もしくは複数例を、選出してプ
ラントユーザー側にネットワークを介して提供する。
【0014】このように、請求項1にかかる発明は、ネ
ットワークを介した独自のプログラム(この発明の脱硝
装置増設計画支援体制(脱硝装置増設計画支援システ
ム)のプログラム)により、プラントユーザー側と脱硝
装置増設支援者側(プラントメーカー側)の実務担当者
同士で直接引き合い交渉を行うことができる。このため
に、管理職、営業、商社などの中間に介在するマンパワ
ーが著しく低減され、その分、引き合い交渉に要してい
た多大の時間と労力が大幅に削減されることとなる。し
かも、ネットワークを介して引き合い交渉が行われるの
で、引き合い交渉をさらに高密度にかつ頻繁に行うこと
が可能となる。これにより、既設プラントの脱硝装置の
増設計画を支援することができる。
【0015】また、請求項2にかかる発明は、第2ステ
ップにおいて、選出手段が、第1ステップで受信された
情報に適した脱硝装置の見積金額の1例もしくは複数例
を、記憶手段に記憶されているデータから選出し、第3
ステップにおいて、送信手段が、見積金額の1例もしく
は複数例の情報をネットワークを介してプラントユーザ
ー側に送信することを特徴とする。
【0016】この結果、請求項2にかかる発明は、脱硝
装置増設支援者側(プラントメーカー側)の情報に、見
積金額が盛り込まれることにより、プラントユーザー側
の予算を念頭においた現実的な脱硝装置の増設計画を立
てることができ、このサービス情報を提供する脱硝装置
増設支援者側(プラントメーカー側)に優先した引き合
い交渉が行われることになる。
【0017】また、請求項3にかかる発明は、第1ステ
ップで受信された情報、および、第3ステップで送信さ
れた情報を、記憶手段に自動的に記憶してデータベース
化する第4ステップを有することを特徴とする。
【0018】この結果、請求項3にかかる発明は、脱硝
装置増設支援者側(プラントメーカー側)において、プ
ラントユーザー側の情報を分析でき、プラントユーザー
側のニーズに対していち早く対処でき、プラントユーザ
ー側との引き合い交渉をさらにスムーズに進めることが
可能となる。
【0019】また、請求項4にかかる発明は、コンピュ
ータに、請求項1または2または3にかかる発明の脱硝
装置増設計画支援方法の各ステップを、実行させるため
のプログラムを特徴とする。
【0020】この結果、請求項4にかかる発明は、請求
項1または2または3にかかる発明と同様の作用をなす
ことができる。
【0021】また、請求項5にかかる発明は、コンピュ
ータに、請求項1または2または3にかかる発明の脱硝
装置増設計画支援方法の各ステップを、実行させるため
のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記
録媒体を特徴とする。
【0022】この結果、請求項5にかかる発明は、請求
項1または2または3にかかる発明と同様の作用をなす
ことができる。
【0023】また、請求項6にかかる発明は、ネットワ
ークを介して送信されるプラントユーザー側の環境規制
情報と既設プラント情報を受信する受信手段と、脱硝装
置の設備仕様のデータが記憶されている記憶手段と、前
記受信手段が受信した情報に適した脱硝装置の設備仕様
の1例もしくは複数例を、前記記憶手段が記憶している
データから選出する選出手段と、前記選出手段が選出し
た情報を前記プラントユーザー側にネットワークを介し
て送信する送信手段と、を有することを特徴とする。
【0024】この結果、請求項6にかかる発明は、請求
項1にかかる発明と同様に、プラントユーザー側が環境
規制情報と既設プラント情報を脱硝装置増設支援者側
(プラントメーカー側)にネットワークを介して提供す
る。すると、脱硝装置増設支援者側(プラントメーカー
側)が、提供された情報に適した脱硝装置の設備仕様の
1例もしくは複数例を、選出してプラントユーザー側に
ネットワークを介して提供する。
【0025】このように、請求項6にかかる発明は、ネ
ットワークを介した独自のプログラム(この発明の脱硝
装置増設計画支援体制(脱硝装置増設計画支援システ
ム)のプログラム)により、プラントユーザー側と脱硝
装置増設支援者側(プラントメーカー側)の実務担当者
同士で直接引き合い交渉を行うことができる。このため
に、管理職、営業、商社などの中間に介在するマンパワ
ーが著しく低減され、その分、引き合い交渉に要してい
た多大の時間と労力が大幅に削減されることとなる。し
かも、ネットワークを介して引き合い交渉が行われるの
で、引き合い交渉をさらに高密度にかつ頻繁に行うこと
が可能となる。これにより、既設プラントの脱硝装置の
増設計画を支援することができる。
【0026】また、請求項7にかかる発明は、選出手段
に、受信手段が受信した情報に適した脱硝装置の見積金
額の1例もしくは複数例を、記憶手段に記憶されている
データから選出する機能を、有することを特徴とする。
【0027】この結果、請求項7にかかる発明は、請求
項2にかかる発明と同様に、脱硝装置増設支援者側(プ
ラントメーカー側)の情報に、見積金額が盛り込まれる
ことにより、プラントユーザー側の予算を念頭においた
現実的な脱硝装置の増設計画を立てることができ、この
サービス情報を提供する脱硝装置増設支援者側(プラン
トメーカー側)に優先した引き合い交渉が行われること
になる。
【0028】また、請求項8にかかる発明は、記憶手段
に、受信手段で受信した情報、および、送信手段で送信
した情報を、自動的に記憶してデータベース化する機能
を、有することを特徴とする。
【0029】この結果、請求項8にかかる発明は、請求
項3にかかる発明と同様に、脱硝装置増設支援者側(プ
ラントメーカー側)において、プラントユーザー側の情
報を分析でき、プラントユーザー側のニーズに対してい
ち早く対処でき、プラントユーザー側との引き合い交渉
をさらにスムーズに進めることが可能となる。
【0030】また、請求項9にかかる発明は、コンピュ
ータを、請求項6または7または8にかかる発明の脱硝
装置増設計画支援装置の各手段として、機能させるため
のプログラムを特徴とする。
【0031】この結果、請求項9にかかる発明は、請求
項6または7または8にかかる発明と同様の作用をなす
ことができる。
【0032】また、請求項10にかかる発明は、コンピ
ュータを、請求項6または7または8にかかる発明の脱
硝装置増設計画支援装置の各手段として、機能させるた
めのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な
記録媒体を特徴とする。
【0033】この結果、請求項10にかかる発明は、請
求項6または7または8にかかる発明と同様の作用をな
すことができる。
【0034】また、請求項11にかかる発明は、表示手
段が、記憶手段に記憶されている参照項目、入力項目、
選択項目を表示する第1表示ステップと、試設計手段
が、前記第1表示ステップで表示された前記参照項目を
参照しながら、前記入力項目に入力された所定事項と、
前記選択項目に選択された所定事項とに基づいて、試設
計を行う試設計ステップと、前記表示手段が、前記試設
計ステップの試設計結果を表示する第2表示ステップ
と、を備えたことを特徴とする。
【0035】この結果、請求項11にかかる発明は、参
照項目を(繰り返し、もしくは、随時)参照しながら、
入力項目に所定事項を入力し、かつ、選択項目の所定事
項を選択することにより、試設計が行われる。このため
に、脱硝装置に関する技術や知識がない者、たとえば、
プラントユーザー側でも、脱硝装置の増設設計を行うこ
とが可能となる。
【0036】このように、請求項11にかかる発明は、
脱硝装置を増設する場合において、プラントユーザー側
のニーズに合致するようにプラントユーザー側主導でカ
スタマイズされた脱硝装置が提供されることとなる。こ
れにより、脱硝装置の増設計画を支援することができ
る。
【0037】また、請求項12にかかる発明は、第2表
示ステップで表示された試設計結果を参照しながら、試
設計ステップに後戻りして、入力事項およびまたは選択
事項を修正する修正ステップと、修正ステップで修正さ
れた試設計結果を表示する第3表示ステップと、を有す
ることを特徴とする。
【0038】この結果、請求項12にかかる発明は、脱
硝装置の増設計画の最適化を図ることが可能となり、プ
ラントユーザー側のニーズに合致した好みの脱硝装置に
仕上げることが可能である。
【0039】また、請求項13にかかる発明は、入力事
項、選択事項、試設計結果、修正事項、修正試設計結果
を、データベース化するデータベース化ステップを有す
ることを特徴とする。
【0040】この結果、請求項13にかかる発明は、入
力事項、選択事項、修正事項などの情報を分析すること
により、プラントユーザー側の独自のニーズに対処でき
る。また、試設計結果、修正試設計結果により、プラン
トユーザー側の独自のニーズに合致するようにカスタマ
イズされた脱硝装置をいち早く提供することが可能とな
る。
【0041】また、請求項14にかかる発明は、参照項
目に、学習項目、モデルケース項目、推奨項目、技術ア
ドバイス項目、質問回答項目、試設計の手順およびガイ
ダンス項目のうち、少なくとも1つの項目が含まれてい
る、ことを特徴とする。
【0042】この結果、請求項14にかかる発明は、脱
硝装置の概要を把握することができ、脱硝装置への理解
を深めることができ、どのような脱硝装置ができるのか
を常にイメージして考えることができるので、円滑に試
設計を行うことができる。
【0043】また、請求項15にかかる発明は、入力事
項、選択事項に、既設プラントの排ガス条件入力項目、
既設プラントの配置情報入力項目、触媒選択項目、反応
器形式選択項目のうち、少なくとも1つの項目が含まれ
ている、ことを特徴とする。
【0044】この結果、請求項15にかかる発明は、入
力事項、選択事項により、試設計結果がさらに現実に即
したものとなり、プラントユーザー側の独自のニーズに
合致し、かつ、独自にカスタマイズされた脱硝装置を得
ることができる。また、入力事項、選択事項により、試
設計の制約などを把握することができ、その制約などを
試設計結果に反映することができ、試設計結果がさらに
現実に即したものとなる。
【0045】また、請求項16にかかる発明は、試設計
結果、修正試設計結果に、見積金額、見積仕様、脱硝装
置のレイアウトのうち、少なくとも1つの項目が含まれ
ている、ことを特徴とする。
【0046】この結果、請求項16にかかる発明は、試
設計結果、修正試設計結果が充実し、この試設計結果、
修正試設計結果に基づいて、プラントユーザー側の独自
のニーズに合致するように独自にカスタマイズされた脱
硝装置が得られることとなる。
【0047】また、請求項17にかかる発明は、コンピ
ュータに、請求項11〜16のいずれか1つにかかる発
明の脱硝装置増設計画支援方法の各ステップを、実行さ
せるためのプログラムを特徴とする。
【0048】この結果、請求項17にかかる発明は、請
求項11〜16のいずれか1つにかかる発明と同様の作
用をなすことができる。
【0049】また、請求項18にかかる発明は、コンピ
ュータに、請求項11〜16のいずれか1つにかかる発
明の脱硝装置増設計画支援方法の各ステップを、実行さ
せるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り
可能な記録媒体を特徴とする。
【0050】この結果、請求項18にかかる発明は、請
求項11〜16のいずれか1つにかかる発明と同様の作
用をなすことができる。
【0051】また、請求項19にかかる発明は、プラン
トユーザー側が、請求項17にかかる発明のプログラム
をネットワークを介して入手し、または、請求項18に
かかる発明の記録媒体を入手し、コンピュータに請求項
11〜16のいずれか1つにかかる発明の脱硝装置増設
計画支援方法の各ステップを実行させることを特徴とす
る。
【0052】この結果、請求項19にかかる発明は、脱
硝装置増設支援者側(プラントメーカー側)において、
豊富な実績および多大な技術情報が蓄積されているの
で、プラントユーザー側の要求に対して効率良くかつ適
切に情報を提供することができる。一方、プラントユー
ザー側において、脱硝装置増設支援者側(プラントメー
カー側)の多大な情報の中から適切な情報が効率良く得
られる。
【0053】このように、請求項19にかかる発明は、
脱硝装置を増設する場合において、プラントユーザー側
のニーズに合致するようにプラントユーザー側主導でカ
スタマイズされた脱硝装置が提供されることとなる。こ
れにより、脱硝装置の増設計画を支援することができ
る。
【0054】また、請求項20にかかる発明は、プラン
トユーザー側の貢献度に応じて、脱硝装置増設支援者側
(プラントメーカー側)が脱硝装置増設計画費用の割引
をすることを特徴とする。
【0055】この結果、請求項20にかかる発明は、プ
ラントユーザー側において、この発明にかかる脱硝装置
増設計画支援方法を積極的に利用し、また、割引(賞な
ども含む)が魅力となり、最適化設計の意欲を掘り起こ
し、このサービス情報を提供する脱硝装置増設支援者側
(プラントメーカー側)に優先した引き合い交渉が行わ
れることとなる。
【0056】また、請求項21にかかる発明は、アクセ
ス回数をカウントし、アクセス回数が所定回数以上にな
った時点で、請求項17にかかる発明のプログラムの送
信を中止させることを特徴とする。
【0057】この結果、請求項21にかかる発明は、プ
ラントユーザー側もしくはハッカーが不正にアクセスし
て、脱硝装置増設支援者側(プラントメーカー側)のノ
ウハウ的な技術情報を不正に収集することを未然に防ぐ
ことができる。
【0058】また、請求項22にかかる発明は、脱硝装
置増設支援者側(プラントメーカー側)担当者がプラン
トユーザー側に行き、その担当者の指導のもと、プラン
トユーザー側が、請求項17にかかる発明のプログラ
ム、または、請求項18にかかる発明の記録媒体によ
り、コンピュータに請求項11〜16のいずれか1つに
かかる発明の脱硝装置増設計画支援方法の各ステップを
実行させることを特徴とする。
【0059】この結果、請求項22にかかる発明は、増
設計画に積極的でないプラントユーザー側において、脱
硝装置増設支援者側(プラントメーカー側)の担当者の
指導のもとで、プラントユーザー側のニーズに合致する
ようにプラントユーザー側主導でカスタマイズされた脱
硝装置を得ることが可能となる。一方、脱硝装置増設支
援者側(プラントメーカー側)において、増設計画に積
極的でないプラントユーザー側の増設計画の意欲を掘り
起こし、このサービス情報を提供する脱硝装置増設支援
者側(プラントメーカー側)に優先した引き合い交渉が
行われることとなる。
【0060】また、請求項23にかかる発明は、ネット
ワークを介して、プラントユーザー側と複数の脱硝装置
増設支援者側(プラントメーカー側)との間で行われる
オークションにおいて、複数の脱硝装置増設支援者側
(プラントメーカー側)が、請求項17にかかる発明の
プログラム、または、請求項18にかかる発明の記録媒
体により、コンピュータに請求項11〜16のいずれか
1つにかかる発明の脱硝装置増設計画支援方法の各ステ
ップを実行させることを特徴とする。
【0061】この結果、請求項23にかかる発明は、複
数の脱硝装置増設支援者側(プラントメーカー側)が最
適設計を競り合うので、プラントユーザー側において、
手間をかけずに安価で最適な脱硝装置の増設計画が得ら
れることとなる。
【0062】また、請求項24にかかる発明は、参照項
目、入力項目、選択項目が記憶されている記憶手段と、
前記記憶手段に記憶されている参照項目、入力項目、選
択項目を表示する第1表示手段と、前記第1表示手段で
表示された前記参照項目が参照されながら、前記入力項
目に所定事項を入力し、かつ、前記選択項目の所定事項
を選択する入力選択手段と、前記入力選択手段の前記入
力事項および前記選択事項に基づいて、試設計を行う試
設計手段と、前記試設計手段の試設計結果を表示する第
2表示手段と、を備えたことを特徴とする。
【0063】この結果、請求項24にかかる発明は、請
求項11にかかる発明と同様に、参照項目を(繰り返
し、もしくは、随時)参照しながら、入力項目に所定事
項を入力し、かつ、選択項目の所定事項を選択すること
により、試設計が行われる。このために、脱硝装置に関
する技術や知識がない者、たとえば、プラントユーザー
側でも、脱硝装置の増設設計を行うことが可能となる。
【0064】このように、請求項24にかかる発明は、
脱硝装置を増設する場合において、プラントユーザー側
のニーズに合致するようにプラントユーザー側主導でカ
スタマイズされた脱硝装置が提供されることとなる。こ
れにより、脱硝装置の増設計画を支援することができ
る。
【0065】また、請求項25にかかる発明は、入力選
択手段に、第2表示手段で表示された試設計結果が参照
されながら、入力事項およびまたは選択事項を修正する
修正機能を有し、第1表示手段およびまたは第2表示手
段に、入力選択手段で修正された試設計結果を表示する
第3表示機能を有する、ことを特徴とする。
【0066】この結果、請求項25にかかる発明は、請
求項12にかかる発明と同様に、脱硝装置の増設計画の
最適化を図ることが可能となり、プラントユーザー側の
ニーズに合致した好みの脱硝装置に仕上げることが可能
である。
【0067】また、請求項26にかかる発明は、記憶手
段に、入力事項、選択事項、試設計結果、または、入力
事項、選択事項、試設計結果、修正事項、修正試設計結
果を自動的に記憶してデータベース化する機能を、有す
ることを特徴とする。
【0068】この結果、請求項26にかかる発明は、請
求項13にかかる発明と同様に、入力事項、選択事項、
修正事項などの情報を分析することにより、プラントユ
ーザー側の独自のニーズに対処できる。また、試設計結
果、修正試設計結果により、プラントユーザー側の独自
のニーズに合致するようにカスタマイズされた脱硝装置
をいち早く提供することが可能となる。
【0069】また、請求項27にかかる発明は、参照項
目に、学習項目、モデルケース項目、推奨項目、技術ア
ドバイス項目、質問回答項目、試設計の手順およびガイ
ダンス項目のうち、少なくとも1つの項目からなる、こ
とを特徴とする。
【0070】この結果、請求項27にかかる発明は、請
求項14にかかる発明と同様に、脱硝装置の概要を把握
することができ、脱硝装置への理解を深めることがで
き、どのような脱硝装置ができるのかを常にイメージし
て考えることができるので、円滑に試設計を行うことが
できる。
【0071】また、請求項28にかかる発明は、入力事
項、選択事項に、既設プラントの排ガス条件入力項目、
既設プラントの配置情報入力項目、触媒選択項目、反応
器形式選択項目のうち、少なくとも1つの項目からな
る、ことを特徴とする。
【0072】この結果、請求項28にかかる発明は、請
求項15にかかる発明と同様に、入力事項、選択事項に
より、試設計結果がさらに現実に即したものとなり、プ
ラントユーザー側の独自のニーズに合致し、かつ、独自
にカスタマイズされた脱硝装置を得ることができる。ま
た、入力事項、選択事項により、試設計の制約などを把
握することができ、その制約などを試設計結果に反映す
ることができ、試設計結果がさらに現実に即したものと
なる。
【0073】また、請求項29にかかる発明は、試設計
結果、修正試設計結果に、見積金額、見積仕様、脱硝装
置のレイアウトのうち、少なくとも1つの結果からな
る、ことを特徴とする。
【0074】この結果、請求項29にかかる発明は、請
求項16にかかる発明と同様に、試設計結果、修正試設
計結果が充実し、この試設計結果、修正試設計結果に基
づいて、プラントユーザー側の独自のニーズに合致する
ように独自にカスタマイズされた脱硝装置が得られるこ
ととなる。
【0075】また、請求項30にかかる発明は、コンピ
ュータを、請求項24〜29のいずれか1つにかかる発
明の脱硝装置増設計画支援装置の各手段として、機能さ
せるためのプログラムを特徴とする。
【0076】この結果、請求項30にかかる発明は、請
求項24〜29のいずれか1つにかかる発明と同様の作
用をなすことができる。
【0077】また、請求項31にかかる発明は、コンピ
ュータを、請求項24〜29のいずれか1つにかかる発
明の脱硝装置増設計画支援装置の各手段として、機能さ
せるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り
可能な記録媒体を特徴とする。
【0078】この結果、請求項31にかかる発明は、請
求項24〜29のいずれか1つにかかる発明と同様の作
用をなすことができる。
【0079】
【発明の実施の形態】以下、この発明にかかる脱硝装置
増設計画支援体制(脱硝装置増設計画支援システム)の
2例を添付図面を参照して説明する。なお、この実施の
形態により、この発明にかかる脱硝装置増設計画支援体
制(脱硝装置増設計画支援システム)が限定されるもの
ではない。特に、この実施の形態においては、プラント
メーカー側が脱硝装置増設計画支援者側となっている
が、この発明においては、脱硝装置増設計画支援者側と
してプラントメーカー側以外であっても良い。
【0080】[実施の形態1の構成の説明] (システム構成の説明)図1は、この発明の実施の形態
1のシステム構成を示す説明図である。なお、図1に示
すシステム構成によりこの発明が限定されるものではな
い。
【0081】図1に示すように、プラントユーザー(ク
ライアント)側の端末装置(クライアント装置)A−
1、A−2、A−3……と、脱硝装置増設計画支援者側
としてのプラントメーカー(プラントシステムメーカ
ー)側のサーバー(Webサーバー)102とは、イン
ターネットなどのネットワーク100にそれぞれ接続さ
れている。
【0082】前記サーバー102は、ルーター(セキュ
リティルーター)101を介してネットワーク100に
接続されている。このルーター101は、ネットワーク
100からの不正アクセスを防止するものである。
【0083】前記サーバー102には、データベース1
03が接続されていると共に、複数の端末装置(パソコ
ン)B−1、B−2、B−3……がハブ104を介して
接続されている。前記サーバー102は、ネットワーク
100を介して、プラントユーザー側の端末装置A−
1、A−2、A−3……からのデータベース入力、デー
タ処理、データ公開を行う。
【0084】前記プラントユーザー側の端末装置A−
1、A−2、A−3……およびサーバ102は、携帯型
のものを含むパーソナルコンピュータ、ワークステーシ
ョン、EWS、大型コンピュータ、スパコンなどからな
る。また、プラントユーザー側およびプラントメーカー
側の端末装置には、携帯電話の機能としてネットワーク
に接続するもの(たとえば、NTT製iモード機能、I
DO製EZaccessなど)であってもよい。
【0085】(機能構成の説明)図2は、この発明の実
施の形態1の機能構成を示すブロック図である。
【0086】図2に示すように、ネットワーク100に
接続されたプラントユーザー側の端末装置A−1には、
環境規制情報と既設プラント情報をプラントメーカー側
のサーバー102にネットワーク100を介して送信す
る送信手段200と、前記プラントメーカー側のサーバ
ー102から送信された情報をネットワーク100を介
して受信する受信手段201と、を有する。なお、図2
には、1台の端末装置A−1の機能構成しか図示されて
いないが、他の端末装置A−2、A−3……も同様の機
能構成を有する。また、前記送信手段200には、入力
手段(図示せず)が付属されている。さらに、前記受信
手段201には、出力手段(図示せず)が付属されてい
る。
【0087】また、図2に示すように、ネットワーク1
00にルーター(図示せず)を介して接続されたプラン
トメーカー側のサーバー102には、脱硝装置の設備仕
様のデータが記憶されている記憶手段202と、前記プ
ラントユーザー側の送信手段200から送信された情報
をネットワーク100を介して受信する受信手段203
と、前記受信手段203で受信した前記情報に適した脱
硝装置の設備仕様の1例もしくは複数例を前記記憶手段
202のデータから選出する選出手段204と、前記選
出手段204により選出された前記1例もしくは複数例
の情報を前記プラントユーザー側にネットワーク100
を介して送信する送信手段205と、を有する。なお、
前記記憶手段202は、図1のデータベース103に相
当する。また、前記受信手段203には、出力手段(図
示せず)が付属されている。さらに、前記送信手段20
5には、入力手段(図示せず)が付属されている。
【0088】(ハードウエア構成の説明)図3は、この
発明の実施の形態1のハードウエア構成を示すブロック
図である。なお、図3に示すハードウエア構成によりこ
の発明が限定されるものではない。
【0089】図3に示すように、サーバ102は、CP
U301と、ROM302と、RAM303と、HDD
(ハードディスクドライブ)304と、HD(ハードデ
ィスク)305と、FDD(フロッピー(登録商標)デ
ィスクドライブ)306と、着脱可能な記録媒体の一例
としてのFD(フロッピーディスク)307と、ディス
プレイ308と、KB(キーボード)309と、マウス
310と、スキャナ311と、ネットワークI/F(イ
ンタフェース)312と、プリンタ313と、を備えて
いる。また、各構成部はバス314によってそれぞれ接
続されている。
【0090】なお、図示されていないが、前記ネットワ
ークI/F(インタフェース)312は、図1のルータ
ー101を介してネットワーク100に接続されてい
る。また、複数の端末装置B−1、B−2、B−3……
も、前記サーバー102とほぼ同様のハードウエア構成
からなる。
【0091】CPU301は、サーバ全体の制御を行
う。なお、CPU以外に、並列プロセッサ、ベクトルプ
ロセッサなどであっても良い。ROM302は、ブート
プログラムなどを記憶している。RAM303は、CP
U301のワークエリアとして使用される。HDD30
4は、CPU301の制御にしたがってHD305に対
するデータのリード/ライトを制御する。HD305
は、HDD304の制御で書き込まれたデータを記憶す
る。
【0092】FDD306は、CPU301の制御にし
たがってFD307に対するデータのリード/ライトを
制御する。FD307は、FDD306の制御で書き込
まれたデータを記憶する。着脱可能な記録媒体として、
FD306の他、CD−ROM(CD−RW)、MO、
DVD、磁気テープ、各種メモリなどであってもよい。
ディスプレイ308は、カーソル、アイコンあるいはツ
ールボックスをはじめ、文書、画像、機能情報などのデ
ータに関するウインドウ(ブラウザ)を表示する。たと
えば、CRT、TFT液晶ディスプレイディスプレイ、
プラズマディスプレイなどである。
【0093】KB309は、文字、数値、各種指示など
の入力のためのキーを備え、データ入力をおこなう。マ
ウス310は、カーソルの移動や範囲選択、あるいはウ
インドウの移動やサイズの変更などをおこなう。ポイン
ティングデバイスとして同様の機能を備えるものであれ
ば、トラックボール、ジョイスティックなどであっても
よい。
【0094】スキャナ311は、画像を光学的に読み取
る。ネットワークI/F(インタフェース)312は、
通信回線を通じてネットワーク100に接続され、ネッ
トワーク100を介して、端末装置(クライアントコン
ピュータ)A−1、A−2、A−3……に接続される。
そして、ネットワークI/F312は、ネットワークと
内部とのインタフェースを行い、端末装置A−1、A−
2、A−3……からのデータの入出力を制御する。ま
た、プリンタ313は、画像データや文書データを印刷
する。たとえば、レーザプリンタ、インクジェットプリ
ンタなどである。
【0095】ここで、前記CPU301は、図2の選出
手段204に相当する。前記HD305および前記FD
307は、図1のデータベース103、図2の記憶手段
202に相当する。前記ネットワークI/F312は、
図2の受信手段203と送信手段205に相当する。前
記ディスプレイ308および前記プリンタ313は、図
2の受信手段203に付属する出力手段に相当する。前
記KB309および前記マウス310および前記スキャ
ナ311は、図2の送信手段205に付属する入力手段
に相当する。
【0096】また、端末装置A−1は、CPU351
と、ROM352と、RAM353と、HDD(ハード
ディスクドライブ)354と、HD(ハードディスク)
355と、FDD(フロッピーディスクドライブ)35
6と、着脱可能な記録媒体の一例としてのFD(フロッ
ピーディスク)357と、ディスプレイ358と、KB
(キーボード)359と、マウス360と、スキャナ3
61と、ネットワークI/F(インタフェース)362
と、プリンタ363と、を備えている。また、各構成部
はバス364によってそれぞれ接続されている。なお、
各構成部の内容は、サーバ102における各構成部の内
容と同様であるので、その説明は省略する。
【0097】ここで、前記ネットワークI/F362
は、図2の送信手段200および受信手段201に相当
する。前記KB359および前記マウス360および前
記スキャナ361は、図2の送信手段200に付属する
入力手段に相当する。前記ディスプレイ358および前
記プリンタ363は、図2の受信手段201に付属する
出力手段に相当する。なお、図3には、1台の端末装置
A−1のハードウエア構成しか図示されていないが、他
の端末装置A−2、A−3……も同様のハードウエア構
成を有する。
【0098】[実施の形態1の作用の説明]この発明の実
施の形態1は、以上の如き構成からなり、以下、その作
用について図4のフローチャートを参照して説明する。
【0099】まず、プラントユーザー側の環境規制情報
と既設プラント情報400を、プラントユーザー側の端
末装置A−1、A−2、A−3……からプラントメーカ
ー側のサーバー102にネットワーク100を介して提
供する(第1ステップS1)。前記環境規制情報と既設
プラント情報400は、図5に示すように、排ガス条件
情報と、既設プラントの配置情報とからなる。
【0100】前記排ガス条件としては、たとえば、図5
に示すように、排ガス量の項目からリークNH3 濃度の
項目までの項目がある。また、前記既設プラントの配置
情報としては、たとえば、図5に示すように、配置図
、……、系統図、……、外観写真、……な
どがあり、添付ファイルとして、プラントメーカー側に
提供される。
【0101】この環境規制情報と既設プラント情報40
0は、プラントユーザー側の端末装置A−1、A−2、
A−3……において、入力手段により入力され、かつ、
送信手段200により送信される。また、この環境規制
情報と既設プラント情報400は、プラントメーカー側
のサーバー100において、ネットワーク100を介し
て受信手段203に受信される。
【0102】前記第1ステップS1で提供された情報4
00に適した脱硝装置の設備仕様、見積金額、脱硝装置
のレイアウトの1例もしくは複数例を、プラントメーカ
ー側の記憶手段202(図1のデータベース103)に
記憶されている脱硝装置の設備仕様、見積金額、脱硝装
置のレイアウトのデータから選出する(第2ステップS
2)。
【0103】ここで、プラントメーカー側は、脱硝装置
の技術とノウハウとの蓄積と実績とを有する。したがっ
て、前記記憶手段202に記憶されている脱硝装置の設
備仕様、見積金額、脱硝装置のレイアウトのデータ量
は、豊富である。
【0104】前記第2ステップS2で選出されたプラン
トメーカー側の情報401を、プラントメーカー側のサ
ーバー102からプラントユーザー側の端末装置A−
1、A−2、A−3……にネットワーク100を介して
提供する(第3ステップS3)。このプラントメーカー
側の情報401は、図6〜図10に示すように、1例も
しくは複数例の脱硝装置の設備仕様、見積金額、脱硝装
置のレイアウトからなる。
【0105】たとえば、既設プラントが石炭焚きの場合
は、図8のモデルケースA−1に示す脱硝装置の設備仕
様およびレイアウトなどの情報800が1例もしくは複
数例提供される。また、既設プラントがオリマルジョン
焚きの場合は、図9のモデルケースB−1に示す脱硝装
置の設備仕様およびレイアウトなどの情報900が1例
もしくは複数例提供される。さらに、既設プラントがガ
ス焚きの場合は、図10のモデルケースC−1に示す脱
硝装置の設備仕様およびレイアウトなどの情報1000
が1例もしくは複数例提供される。なお、見積金額につ
いては、図示を省略する。また、図9において、符号9
01の箇所には、脱硝装置の外観写真などが掲載され
る。
【0106】このプラントメーカー側の情報401は、
プラントメーカー側のサーバー100において、入力手
段により入力され、かつ、送信手段205により送信さ
れる。また、このプラントメーカー側の情報401は、
プラントユーザー側の端末装置A−1、A−2、A−3
……において、ネットワーク100を介して受信手段2
01に受信される。
【0107】なお、図4のフローチャートでは省略した
が、前記第3ステップS3後に、前記プラントユーザー
側の情報400(環境規制情報と既設プラント情報な
ど)、および、前記プラントメーカー側の情報401
(1例もしくは複数例の脱硝装置の設備仕様、見積金
額、脱硝装置のレイアウトの情報など)は、プラントメ
ーカー側の記憶手段202(図1のデータベース10
3)に自動的に記憶されてデータベース化される。
【0108】[実施の形態1の効果の説明]このように、
この発明の実施の形態1は、プラントユーザー側が環境
規制情報と既設プラント情報400をプラントメーカー
側にネットワーク100を介して提供する。すると、プ
ラントメーカー側が、提供された情報400に適した脱
硝装置の設備仕様、見積金額、脱硝装置のレイアウトの
1例もしくは複数例を、選出してプラントユーザー側に
ネットワーク100を介して提供する。
【0109】以上から、ネットワーク100を介した独
自のプログラム(この発明の脱硝装置増設計画支援体制
(脱硝装置増設計画支援システム)のプログラム)によ
り、プラントユーザー側とプラントメーカー側の実務担
当者同士で直接引き合い交渉を行うことができる。この
ために、管理職、営業、商社などの中間に介在するマン
パワーが著しく低減され、その分、引き合い交渉に要し
ていた多大の時間と労力が大幅に削減されることとな
る。しかも、ネットワーク100を介するので、引き合
い交渉をさらに高密度にかつ頻繁に行うことが可能とな
る。これにより、既設プラントの脱硝装置の増設計画を
支援することができる。
【0110】また、この発明の実施の形態1は、プラン
トメーカー側の情報401に、見積金額が盛り込まれる
ことにより、プラントユーザー側の予算を念頭においた
現実的な脱硝装置の増設計画を立てることができ、この
サービス情報を提供するプラントメーカー側に優先した
引き合い交渉が行われることになる。これにより、既設
プラントの脱硝装置の増設計画を支援することができ
る。
【0111】さらに、この発明の実施の形態1は、プラ
ントユーザー側が提供した環境規制情報と既設プラント
情報400、および、プラントメーカー側が提供した情
報401を、プラントメーカー側の記憶手段202に自
動的に記憶してデータベース化することができる。この
ために、プラントメーカー側は、プラントユーザー側の
情報400を分析でき、プラントユーザー側のニーズに
対していち早く対処することができる。しかも、プラン
トメーカー側は、プラントユーザー側との引き合い交渉
をさらにスムーズに進めることが可能となる。これによ
り、既設プラントの脱硝装置の増設計画を支援すること
ができる。
【0112】特に、この発明の実施の形態1は、下記の
効果を達成することができる。すなわち、プラントメー
カー側は、プラントユーザー側の脱硝装置増設計画情報
をネットワーク100を介していち早く入手することが
できる。一方、プラントユーザー側は、プラントメーカ
ー側の見積仕様、見積金額、脱硝装置のレイアウトなど
の情報サービスが得られる。
【0113】[実施の形態2の構成の説明]以下、この発
明の実施の形態2について説明する。この実施の形態2
におけるシステム構成、ハードウエア構成は、前記実施
の形態1とほぼ同様であるから、その説明は省略する。
なお、この実施の形態2における機能構成は、前記実施
の形態1と若干異なるので、以下説明する。
【0114】この実施の形態2における機能構成は、参
照項目、入力項目、選択項目が記憶されている記憶手段
と、前記記憶手段に記憶されている参照項目、入力項
目、選択項目を表示する第1表示手段と、前記第1表示
手段で表示された前記参照項目が参照されながら、前記
入力項目に所定事項を入力し、かつ、前記選択項目の所
定事項を選択する入力選択手段と、前記入力選択手段の
前記入力事項および前記選択事項に基づいて、試設計を
行う試設計手段と、前記試設計手段の試設計結果を表示
する第2表示手段とを備えるものである。
【0115】前記記憶手段および前記試設計手段は、前
記実施の形態1の記憶手段202に相当し、前記第1表
示手段および前記第2表示手段は、前記実施の形態1の
受信手段201に相当し、入力選択手段は、前記実施の
形態1の送信手段200に相当する。
【0116】また、前記記憶手段には、入力事項、選択
事項、試設計結果、修正事項、修正試設計結果を自動的
に記憶してデータベース化する機能を有し、前記入力選
択手段には、入力事項およびまたは選択事項を修正する
修正機能を有し、前記第1表示手段およびまたは第2表
示手段には、入力選択手段で修正された試設計結果を表
示する第3表示機能を有する。
【0117】図11は、この発明の実施の形態2による
業務の流れを示すフローチャートである。
【0118】[実施の形態2の作用の説明] (業務の流れの説明1)まず、プラントユーザー側がネ
ットワーク100を介してプラントメーカー側にアクセ
スする(S100)。すると、プラントメーカー側のホ
ームページが開く(S200)。図12に示す画面12
00は、ホームページのトップページを表示する。
【0119】ここで、プラントユーザー側のユーザー登
録が未登録の場合は、前記画面1200のボタン「ユー
ザー登録はこちらから」1201をクリックして、所定
のユーザー登録手続きを行う(S101)。これに対し
て、プラントメーカー側のサーバー102は、ユーザー
の登録を行い、かつ、必要な情報を記憶・管理する(S
201)。この登録が完了したプラントユーザー側に対
してパスワード(およびID番号)を適宜の通知手段に
より通知する。なお、パスワードは、定期的に変えて、
不正使用の防止を図る。
【0120】すでにユーザー登録が完了している場合、
また、上記ステップS101、S201によりユーザー
登録が完了した場合は、ユーザー名とパスワードとを、
前記画面1200の所定の位置1202と1203と
に、それぞれ入力する(S102)。すると、プラント
メーカー側のサーバー102は、入力されたユーザー名
およびパスワードと、登録されているユーザー名および
パスワードとを照合する(S202)。
【0121】入力されたユーザー名およびパスワード
と、登録されているユーザー名およびパスワードとが合
致すれば、脱硝装置増設計画試設計のプログラムが送信
される(S203)。これにより、プラントユーザー側
において、プログラムに基づいて試設計を行う(S10
3)。
【0122】前記アクセス回数をカウントして、そのア
クセス回数が所定回数以上となった時点で、プログラム
の送信を中止させることができる。これにより、プラン
トユーザー側もしくはハッカーが不正にアクセスして、
プラントメーカー側のノウハウ的な技術情報を不正に収
集することを未然に防ぐことができる。
【0123】(試設計の説明)まず、図13に示す試設
計のフロントページの画面1300が表示される。ここ
で、脱硝装置について、また、脱硝装置設計の考慮点に
ついて学習することができる。
【0124】すなわち、前記画面1300のボタン「脱
硝装置とは?」1301をクリックすると、図14に示
す「1.脱硝装置の原理」画面1400が表示される。
この画面1400には、脱硝装置の原理の説明および説
明図が掲載されている。
【0125】前記画面1400のボタン「次へ」140
1をクリックすると、図15に示す「2.脱硝装置の特
徴」画面1500が表示される。この画面1500に
は、脱硝装置の特徴の説明が掲載されている。
【0126】前記画面1500のボタン「次へ」150
1をクリックすると、図16に示す「3.脱硝装置の系
統/構成」画面1600が表示される。この画面160
0には、脱硝装置の系統/構成の説明および説明図が掲
載されている。
【0127】前記画面1600のボタン「次へ」160
1をクリックすると、図17に示す「4.納入実績」画
面1700が表示される。この画面1700には、プラ
ントメーカー側の納入実績が掲載されている。
【0128】前記画面1700のボタン「次へ」170
1をクリックすると、前記画面1300に戻る。これ
で、脱硝装置について学習ができる。
【0129】また、前記画面1300のボタン「脱硝装
置設計の考慮点」1302をクリックすると、図18に
示す「(1)排ガス性状について」画面1800が表示
される。この画面1800には、排ガス性状についての
説明および説明図が掲載されている。
【0130】前記画面1800のボタン「次へ」180
2をクリックすると、図19に示す「(2)−1/2触
媒の選出」画面1900が表示される。この画面190
0には、触媒の選定についての説明および説明図が掲載
されている。
【0131】前記画面1900のボタン「次へ」190
5をクリックすると、図20に示す「(2)−2/2反
応器型式の選定」画面2000が表示される。この画面
2000には、反応器型式の選定についての説明および
説明図が掲載されている。
【0132】前記画面2000のボタン「次へ」200
4をクリックすると、図21に示す「(3)排ガス温
度」画面2100が表示される。この画面2100に
は、排ガス温度対策の説明が掲載されている。
【0133】前記画面2100のボタン「次へ」210
1をクリックすると、図22に示す「(4)必要脱硝性
能とリークNH3 の制限値」画面2200が表示され
る。この画面2200には、必要脱硝性能の説明および
グラフが掲載されている。
【0134】前記画面2200のボタン「次へ」220
1をクリックすると、図23に示す「(5)NOx 、N
3 の混合」画面2300が表示される。この画面23
00には、NOx とNH3 の混合についての説明および
説明図およびグラフが掲載されている。
【0135】前記画面2300のボタン「次へ」230
6をクリックすると、図25に示す「(6)後流機器対
策」画面2500が表示される。この画面2500に
は、後流機器対策の説明が掲載されている。
【0136】前記画面2500の「おわり」2501を
クリックすると、前記画面1300に戻る。これで、脱
硝装置設計の考慮点について学習ができる。この学習機
能により、脱硝装置の概要を把握することができ、脱硝
装置への理解を深めることができるので、円滑に試設計
を行うことができる。
【0137】ここで、脱硝装置および脱硝装置設計につ
いて知識があれば、前記脱硝装置の学習や脱硝装置設計
の学習を省略して、前記画面1300のボタン1303
をクリックして直接試設計モードに入っても良い。
【0138】図26に示す「試設計」画面2600は、
前記画面1300のボタン「試設計へgo」1303を
クリックすると表示される。この画面2600には、試
設計のフローが掲載されている。
【0139】前記画面2600のボタン「試設計開始」
2609またはボタン「設計条件洗出し」2601を
クリックすると、図27に示す「設計条件洗出し」画
面2700が表示される。この画面2700には、増設
設計の条件の項目が列挙されている。この増設設計の条
件の項目は、プラントユーザー側の環境規制情報と既設
プラント情報に関するものである。
【0140】また、前記画面2700の設計範囲の箇所
2701には、図28に示す設計範囲の機器、設備、装
置などの系統図が掲載されている。この設計範囲によ
り、プラントユーザー側は、系統別に試設計を行うこと
ができる。すなわち、この画面2700から、プラント
ユーザー側は、設計範囲を規定し、部分的な設計をする
ことができ、見積仕様、見積金額、脱硝装置のレイアウ
トにも部分的な設計が反映される。
【0141】前記画面2700の項目(増設設計の条件
の項目)値を入力する。すると、増設設計の条件は、ネ
ットワーク100を介してプラントメーカー側のサーバ
ー102に送信される。サーバー102は、入力された
増設設計の条件に基づいて、データベース103(記憶
手段202)に記憶されているモデルケースのデータか
ら、前記増設設計の条件に適したモデルケースの1例も
しくは複数例を、選出する。
【0142】ここで、プラントメーカー側は、脱硝装置
および触媒に関する納入実績と、技術情報およびノウハ
ウとを数多く有する。したがって、前記記憶手段202
に記憶されている脱硝装置の見積仕様、見積金額、脱硝
装置のレイアウトのデータ量は、豊富である。
【0143】前記サーバー102は、選出した1例もし
くは複数例のモデルケースをプラントユーザー側の端末
装置A−1、A−2、A−3……に送信する。そして、
前記画面2700のボタン「次へ」2702または前記
図26の画面2600のボタン「モデルケース参照」
2602をクリックすると、1例もしくは複数例のモデ
ルケースの画面が表示される。
【0144】たとえば、プラントメーカー側の既設プラ
ントが石炭焚きの場合は、図29に示す「モデルケー
ス参照」、「モデルケースA−1」の画面2900が表
示される。この画面2900には、石炭焚タイプのモデ
ルケースが1例もしくは複数例が掲載されている。ま
た、この画面2900の所定箇所2901には、配置図
や外観写真などが掲載されている。さらに、この画面2
900には、仕様、特徴、触媒が掲載されている。
【0145】また、プラントメーカー側の既設プラント
が油焚き(特殊燃料)の場合は、図30に示す「モデ
ルケース参照」、「モデルケースB−1」の画面300
0が表示される。この画面3000には、油焚(特殊燃
料)タイプのモデルケースが1例もしくは複数例が掲載
されている。また、この画面3000の所定箇所300
1には、配置図や外観写真などが掲載されている。さら
に、この画面3000には、仕様、特徴、触媒が掲載さ
れている。
【0146】さらに、プラントメーカー側の既設プラン
トが油焚き、ガスの場合は、図31に示す「モデルケ
ース参照」、「モデルケースC−1」の画面3100が
表示される。この画面3100には、油焚、ガスタイプ
のモデルケースが1例もしくは複数例が掲載されてい
る。また、この画面3100の所定箇所3101には、
配置図や外観写真などが掲載されている。さらに、この
画面3100には、仕様、特徴、触媒が掲載されてい
る。
【0147】前記画面2900、3000、3100の
ボタン「次へ」2902、3002、3102または前
記図26の画面2600のボタン「排ガス条件入力」
2603をクリックすると、図32に示す「排ガス条
件入力」画面3200が表示される。この画面3200
には、排ガス条件入力の項目が掲載されている。また、
前記サーバー102から送信された1例もしくは複数例
のモデルケース、たとえば、石炭焚きの場合は、モデル
ケースA−1、モデルケースA−2、モデルケースA−
3……も掲載されている。この画面3200の排ガス条
件入力の項目に所定の値もしくは適宜な値を、1例もし
くは複数例のモデルケースA−1、A−2、A−3……
を参照しながら、入力する。
【0148】前記画面3200のボタン「次へ」320
1または前記図26の画面2600のボタン「配置情
報入力」2604をクリックする。ここで、プラントユ
ーザー側は、既設プラントの配置情報、たとえば、図5
に示すような配置図、系統図、外観写真などを添付ファ
イルとして、プラントメーカー側にネットワーク100
を介して送信する(S104)。そして、プラントユー
ザー側は、試設計を続ける。
【0149】一方、プラントメーカー側は、プラントユ
ーザー側から提供された既設プラントの配置情報を確認
検討する(S204)。すなわち、既設プラントの配置
上に制約があると、その制約にあわせて反応器の形状お
よび構造をアジャストする過程が必要となる。そして、
プラントメーカー側は、配置上の制約があれば、アドバ
イス情報として、または、配置上の制約がなければ、な
しと言う情報を、プラントユーザー側に提供する。
【0150】プラントユーザー側は、プラントメーカー
側から提供された情報に配置上の制約がなければ、前記
試設計を進め、一方、配置上に制約があれば、アドバイ
ス情報に基づいて試設計の修正を行う。
【0151】なお、プラントユーザー側の既設プラント
であるから、プラントユーザー側において、配置につい
て自ら判断できれば、前記アドバイス情報によらずに、
プラントユーザー側の独断で判断して修正しても良い。
【0152】前記試設計に戻って、前記図26の画面2
600のボタン「その他主要選択入力」2605をク
リックすると、図33に示す「その他主要選択入力」
画面3300が表示される。
【0153】前記画面3300のボタン「入力開始」3
304またはボタン「触媒の選定」3301をクリック
すると、前記図19に示す「(2)−1/2触媒の選
出」画面1900が表示される。この画面1900に
は、燃料別およびピッチ別の触媒が掲載されている。
【0154】前記画面1900のボタン「ガイダンス
へ」1904をクリックすると、触媒の選定の説明が得
られると共に、前記図18に示す「排ガス性状につい
て」画面1800が表示される。この画面1800に
は、燃料と、その燃料に対応して触媒が掲載されてい
る。前記画面1800において、推奨されるものは、点
滅する。たとえば、燃料が油焚(特殊燃料)タイプの場
合、画面1800の太線にて囲まれた箇所1801が点
滅する。
【0155】前記画面1800のボタン「次へ」180
2をクリックすると、前記画面1900に戻る。前記画
面1900において、推奨されるものは、点滅する。た
とえば、燃料が油焚(特殊燃料)タイプの場合、画面1
900の太線にて囲まれた箇所1901が点滅する。ま
た、推奨されるピッチの触媒(太線で示す)1902が
点滅する。さらに、低SO2 酸化率型の欄において、推
奨される要(太線のまるで示す)1903が点滅する。
ここで、前記図30に示す油焚(特殊燃料)タイプの1
例もしくは複数例のモデルケースB−1、B−2、B−
3……の画面3000を読み出して参照しても良い。そ
して、この画面1900において、たとえば、点滅して
いる個所1901、1902、1903をクリックし
て、触媒の選定を行う。
【0156】前記画面1900のボタン「次へ」190
5または前記画面3300のボタン「反応器の形式選
定」3302をクリックすると、前記図20に示す
「(2)−2/2反応器形式の選定」画面2000が表
示される。この画面2000には、反応器の説明と図面
が掲載されている。たとえば、画面2000の縦流れタ
イプの所定の箇所2001と、横流れタイプの箇所20
02には、それぞれのタイプの反応器の図面が掲載され
ている。
【0157】前記画面2000のボタン「ガイダンス
へ」2003をクリックすると、反応器形式の選定の説
明が得られると共に、前記画面1800が再度表示され
る。前記画面1800のボタン「次へ」1802をクリ
ックすると、前記画面2000に戻る。
【0158】前記画面2000において、推奨されるも
のは、点滅する。たとえば、燃料が油焚(特殊燃料)タ
イプの場合、画面2000の太線にて囲まれた箇所20
01が点滅する。ここで、前記図30に示す油焚(特殊
燃料)タイプの1例もしくは複数例のモデルケースB−
1、B−2、B−3……の画面3000を読み出して参
照しても良い。そして、この画面2000において、前
記画面1900と同様に、たとえば、点滅している個所
2001(図20中太線にて囲まれている箇所)をクリ
ックして、反応器形式の選定を行う。
【0159】前記画面2000のボタン「次へ」200
4または前記画面3300のボタン「付属品要否の選
定」3303をクリックすると、図34に示す「付属品
要否の選定」画面3400が表示される。この画面34
00には、付属品、たとえば、スーツブロワ、整流器の
説明と図面(たとえば、図37に示されるような図面)
が掲載されている。
【0160】前記画面3400のスーツブロワのボタン
「ガイダンスへ」3402をクリックすると、スーツブ
ロワの選定の説明が得られると共に、前記画面1800
が再度表示される。
【0161】また、前記画面3400の整流器のボタン
「ガイダンスへ」3404をクリックすると、整流器
(整流器、混合器)の選定の説明が得られると共に、前
記図23に示す「(5)NOx とNH3 の混合(高効率
脱硝への考慮)」画面2300が表示される。
【0162】前記画面2300には、NOx とNH3
混合(高効率脱硝への考慮)についての説明や図面が掲
載されている。たとえば、画面2300中の箇所230
1には、脱硝率(%)とNH3 /NOx 比アンバランス
(%)との相対関係を示したグラフが、箇所2302に
は、十分な距離が確保できNOx とNH3 の混合への配
慮が不要な例の図面(図24参照)が、箇所2303に
は、その逆に考慮が必要な例の図面(図24参照)が、
箇所2304には、NH3 注入位置と脱硝装置間の距離
が十分に確保できない場合の例の図面(図24参照)
が、箇所2305には、超高効率な脱硝を達成する必要
がある場合の例の図面(図24参照)が、それぞれ掲載
されている。
【0163】また、前記画面3400の整流器のボタン
「ガイダンスへ」3404をクリックすると、整流器器
の選定の説明が得られる。前記画面3400において、
推奨されるものは、点滅する。たとえば、画面3400
の太線にて囲まれたスーツブロワの箇所3401および
整流器の箇所3403が点滅する。ここで、前記図30
に示す油焚(特殊燃料)タイプの1例もしくは複数例の
モデルケースB−1、B−2、B−3……の画面300
0を読み出して参照しても良い。そして、この画面34
00において、前記画面1900、2000と同様に、
たとえば、点滅している個所3401、3403をクリ
ックして、付属品要否の選定を行う。以上で試設計が終
了する。
【0164】(業務の流れの説明2)以上で、試設計が
終了する。前記画面3400のボタン「次へ」3405
または前記画面2600のボタン「試設計結果参照」
2606をクリックすると、図35に示す「試設計結
果(脱硝装置本体)」画面3500が表示される。この
画面3500には、脱硝装置本体の仕様と説明と図面が
掲載されている。たとえば、画面3500の所定の箇所
3501には、脱硝装置本体の図面が掲載されている。
【0165】前記画面3500のボタン「モデルケース
比較」3502をクリックすると、モデルケースとの仕
様比較が一目で分かる画面が表示される。たとえば、図
29に示す石炭焚タイプのモデルケースA−1、A−
2、A−3……の1例もしくは複数例が掲載されている
画面2900が、または、図30に示す油焚き(特殊燃
料)タイプのモデルケースB−1、B−2、B−3……
の1例もしくは複数例が掲載されている画面3000
が、または、図31に示す油焚き、ガスタイプのモデル
ケースC−1、C−2、C−3……の1例もしくは複数
例が掲載されている画面3100が、表示される。
【0166】ここで、プラントユーザー側は、試設計結
果と、1例もしくは複数例のモデルケースの各項目を比
較して異なる項目を見つける。そして、プラントユーザ
ー側は、異なる項目がある場合、なぜ異なるのか、どち
らの項目が適正であるのかを判断して入力する。すなわ
ち、原則的には、プラントユーザー側において判断し、
この発明のプログラムは、なぜ異なるのかヒントを示す
ことにより、プラントユーザー側自身でも簡単に判断で
きるようになっている。たとえば、触媒量が異なるので
あれば、排ガス量など触媒量を決める因子が点滅表示さ
れる。また、直接「ガス量が何パーセント違うため」と
言う言葉で教示するようにしても良い。なお、プラント
ユーザー側において判断できなければ、プラントメーカ
ー側にネットワーク100を通じて問い合わせて確認し
ても良い。
【0167】また、前記画面3500のボタン「各部詳
細」3503をクリックすると、試設計結果の各部詳細
の画面(図示せず)が表示され、試設計結果の各部を詳
細に把握することができる。
【0168】前記画面3500のボタン「次へ」350
4をクリックすると、図36に示す「試設計結果(ア
ンモニア供給設備)」画面3600が表示される。この
画面3600には、アンモニア供給設備の仕様と説明と
図面が掲載されている。たとえば、画面3600の所定
の箇所3601には、アンモニア供給設備の図面が掲載
されている。
【0169】前記画面3600のボタン「モデルケース
参照」3602をクリックすると、たとえば、アンモニ
ア供給設備のモデルケースの画面(図示せず)が表示さ
れ、試設計結果と、モデルケースとを、前記脱硝装置本
体の場合と同様に、比較検討することができる。すなわ
ち、モデルケースとの仕様比較が一目で分かる画面が表
示される。また、前記画面3600のボタン「各部詳
細」3603をクリックすると、試設計結果の各部詳細
の画面(図示せず)が表示され、試設計結果の各部を詳
細に把握することができる。このように、プラントユー
ザー側は、試設計結果を参照することができる(S10
5)。
【0170】一方、プラントメーカー側は、前記試設計
結果をレビューすることができる(S205)。このプ
ラントメーカー側は、前記試設計結果のレビューに基づ
いて、アドバイスや修正指示をプラントユーザー側に送
信することができる。このプラントユーザー側は、プロ
グラムのステップを後戻りして、プラントメーカー側か
らのアドバイスや修正指示に基づいて、試設計の修正を
行うことができる。ここで、前記既設プラントの配置上
の制約があれば、前記の通り、アドバイスに基づいて、
もしくは、独断の判断により、修正することができる。
【0171】このように、プラントユーザー側は、試設
計結果に対して修正を行うことができるので、プラント
ユーザー側のニーズに合致するように、プラントユーザ
ー側主導でカスタマイズされた脱硝装置が提供され、し
かも、最適化を図ることが可能となり、好みの脱硝装置
に仕上げることが可能である。
【0172】つぎに、プラントユーザー側は、前記画面
3600のボタン「次へ」3604または画面2600
のボタン「付属品参照」2607をクリックすると、
図37に示す「付属品参照」画面3700が表示され
る。この画面3700には、付属品としてのスーツブロ
ワ、整流器や混合器の説明と図面が掲載されている。
【0173】たとえば、画面3700の点滅している丸
ボタン(図37中で太線で囲まれた丸ボタン)「要」3
702をクリックすると、スーツブロワの所定箇所37
01には、スーツブロワの説明と図面が掲載される。ま
た、画面3700の点滅している丸ボタン(図37中で
太線で囲まれた丸ボタン)「要」3704をクリックす
ると、整流器や混合器の所定箇所3703には、整流器
や混合器の説明と図面が掲載される。
【0174】一方、プラントメーカー側は、前記プラン
トユーザー側からネットワーク100を介して送信され
た入力事項、選択事項、試設計結果、修正事項、修正試
設計結果を、サーバー102の記憶手段202に自動的
に記憶させて、データベース化する(S206)。
【0175】このように、プラントメーカー側は、入力
事項、選択事項、修正事項などの情報を分析することに
より、プラントユーザー側の独自のニーズに対処でき
る。また、プラントメーカー側は、試設計結果、修正試
設計結果により、プラントユーザー側の独自のニーズに
合致するようにカスタマイズされた脱硝装置をいち早く
提供することが可能となる。
【0176】さらに、プラントメーカー側は、見積仕様
と見積金額とをチェックして、プラントユーザー側にネ
ットワーク100を介して送信する(S207)。
【0177】そして、プラントユーザー側は、前記画面
3700のボタン「次へ」3705または画面2600
のボタン「見積金額、見積仕様参照」2608をクリ
ックすると、図38に示す「見積金額、見積仕様参
照」画面3800が表示される。この画面3800に
は、たとえば、脱硝触媒、触媒パック、反応器、性能試
験費などの見積金額が掲載されている。
【0178】ここで、画面3800のボタン「仕様詳細
へ」3801をクリックすると、図39に示す「脱硝触
媒」画面3900が表示される。この画面3900に
は、脱硝触媒の説明や図面などが掲載されている。たと
えば、画面3900の所定箇所3901には、脱硝触媒
の図面が掲載されている。前記画面3900のボタン
「モデルケース」3902をクリックすると、脱硝触媒
のモデルケースの画面(図示せず)が表示される。見積
仕様の脱硝触媒とモデルケースの脱硝触媒とを比較検討
することができる。
【0179】前記画面3900のボタン「次へ」390
3または画面3800のボタン「仕様詳細へ」3802
をクリックすると、図39に示す「触媒パック」画面3
904が表示される。この画面3904には、触媒パッ
クの説明や図面などが掲載されている。たとえば、画面
3904の所定箇所3905には、触媒パックの図面が
掲載されている。前記画面3904のボタン「モデルケ
ース」3906をクリックすると、触媒パックのモデル
ケースの画面(図示せず)が表示される。見積仕様の触
媒パックとモデルケースの触媒パックとを比較検討する
ことができる。
【0180】前記画面3904のボタン「次へ」390
7または画面3800のボタン「仕様詳細へ」3803
をクリックすると、図39に示す「反応器」画面390
8が表示される。この画面3908には、反応器の説明
や図面などが掲載されている。たとえば、画面3908
の所定箇所3909には、反応器の図面が掲載されてい
る。前記画面3908のボタン「モデルケース」391
0をクリックすると、反応器のモデルケースの画面(図
示せず)が表示される。見積仕様の反応器とモデルケー
スの反応器とを比較検討することができる。
【0181】前記画面3908のボタン「次へ」391
1または画面3800のボタン「仕様詳細へ」3804
をクリックすると、性能試験費の画面(図示されず)が
表示される。以下、ほぼ同様にして、その他の見積金額
と見積仕様との画面が表示される。
【0182】このように、プラントユーザー側は、見積
金額と見積仕様(脱硝装置のレイアウト、触媒の容量、
納期など、プラントユーザー側において重要な事項)と
を参照することができる(S106)。
【0183】また、前記画面3800のボタン「資料請
求する」3805をクリックすることにより、プラント
ユーザー側は、脱硝装置の増設計画に関する資料が得ら
れる。さらに、前記画面3800のボタン「終了」38
06をクリックすることにより、試設計のプログラムが
終了する。
【0184】ここで、プラントユーザー側の貢献度(た
とえば、プラントメーカー側からのアドバイスの頻度)
に応じて、プラントメーカー側が脱硝装置増設計画費用
の割引をすることができる。
【0185】すなわち、この実施の形態2において説明
したように、プラントユーザー側が主導で最適設計を進
めていくので、各プラントメーカー側の既設プラント独
特であって、プラントメーカー側では到底思いつかない
ような具体的改善案が提供される可能性が考えられる。
それが特に有益な場合、プラントメーカー側は、プラン
トユーザーに対して割引や賞などを進呈する。
【0186】また、プラントユーザー側がネットワーク
100を介してプラントメーカー側から配信されたプロ
グラムに沿って試設計および最適化を行うので、その試
設計および最適化の完成度、後戻り回数、アドバイス回
数などを総合的に評価して、その評価に応じて、プラン
トメーカー側は、プラントユーザーに対して割引や賞な
どを進呈する。
【0187】以上から、プラントユーザー側は、この実
施の形態2のプログラムを積極的に利用し、また、割引
により増設計画の最適化の意欲が増す。一方、このサー
ビス情報を提供するプラントメーカー側に優先した引き
合い交渉が行われることとなる。
【0188】そして、プラントユーザー側は、前記見積
金額と見積仕様とを参照して、脱硝装置の増設計画を決
定する(S107)。前記プラントユーザー側は、プラ
ントメーカー側にネットワーク100を介して脱硝装置
の増設計画工事の発注を送信する。これを受けてプラン
トメーカー側が実設計作業に入る(S208)。
【0189】なお、プラントユーザー側からプラントメ
ーカー側への発注は、前記のように、ネットワーク10
0を介さなくても良い。
【0190】[実施の形態2の効果の説明]以上述べたよ
うに、この実施の形態2においては、モデルケースなど
の参照項目を(繰り返し、もしくは、随時)参照しなが
ら、入力項目に所定事項を入力し、かつ、選択項目の所
定事項を選択することにより、試設計が行われる。この
ために、脱硝装置に関する技術や知識がないプラントユ
ーザー側でも、脱硝装置の増設設計を行うことが可能と
なる。
【0191】このように、この実施の形態2は、脱硝装
置を増設する場合において、プラントユーザー側のニー
ズに合致するようにプラントユーザー側主導でカスタマ
イズされた脱硝装置が提供されることとなる。これによ
り、脱硝装置の増設計画を支援することができる。
【0192】また、この実施の形態2は、試設計結果を
参照しながら、試設計ステップに後戻りして、入力事項
およびまたは選択事項を修正することができる。また、
修正された試設計結果が表示される。この結果、脱硝装
置の増設計画の最適化を図ることが可能となり、プラン
トユーザー側のニーズに合致した好みの脱硝装置に仕上
げることが可能である。
【0193】また、この実施の形態2は、入力事項、選
択事項、試設計結果、修正事項、修正試設計結果を、プ
ラントメーカー側の記憶手段に自動的に記憶させてデー
タベース化する。この結果、プラントメーカー側は、入
力事項、選択事項、修正事項などの情報を分析すること
により、プラントユーザー側の独自のニーズに対処でき
る。また、プラントメーカー側は、試設計結果、修正試
設計結果により、プラントユーザー側の独自のニーズに
合致するようにカスタマイズされた脱硝装置をいち早く
提供することが可能となる。
【0194】また、この実施の形態2は、学習機能を有
し、また、モデルケース、推奨、技術アドバイス、試設
計の手順およびガイダンスなどが表示され、かつ、随時
に参照することができ、さらに、プラントメーカー側に
随時質問照会などができる。この結果、脱硝装置の概要
を把握することができ、脱硝装置への理解を深めること
ができ、どのような脱硝装置ができるのかを常にイメー
ジして考えることができるので、円滑に試設計を行うこ
とができる。
【0195】また、この実施の形態2は、既設プラント
の排ガス条件や既設プラントの配置情報を入力し、か
つ、触媒や反応器形式を選択する。この結果、試設計結
果がさらに現実に即したものとなり、プラントユーザー
側の独自のニーズに合致するようにプラントユーザー側
主導でカスタマイズされた脱硝装置が得ることができ
る。また、入力事項、選択事項により、試設計の制約な
どを把握することができ、その制約などを試設計結果に
反映することができ、試設計結果がさらに現実に即した
ものとなる。
【0196】また、この実施の形態2は、試設計結果や
修正試設計結果に、見積金額、見積仕様、脱硝装置のレ
イアウトが含まれている。この結果、試設計結果、修正
試設計結果が充実し、この試設計結果、修正試設計結果
に基づいて、プラントユーザー側のニーズに合致するよ
うにプラントユーザー側主導でカスタマイズされた脱硝
装置が得られることとなる。
【0197】また、この実施の形態2は、プラントユー
ザー側がこの発明のプログラムをネットワーク100を
介してプラントメーカー側から入手して試設計を行うも
のである。この結果、プラントメーカー側において、豊
富な実績および多大な技術情報が蓄積されているので、
プラントユーザー側の要求に対して効率良くかつ適切に
情報を提供することができる。一方、プラントユーザー
側において、プラントメーカー側の多大な情報の中から
適切な情報が効率良く得られる。
【0198】また、この実施の形態2は、プラントユー
ザー側の貢献度に応じて、プラントメーカー側が脱硝装
置増設計画費用の割引をするものである。この結果、プ
ラントユーザー側において、この発明のプログラムを積
極的に利用し、また、割引(賞なども含む)が魅力とな
り、最適化設計の意欲を掘り起こし、このサービス情報
を提供するプラントメーカー側に優先した引き合い交渉
が行われることとなる。
【0199】また、この実施の形態2は、アクセス回数
をカウントし、アクセス回数が所定回数以上になった時
点で、この発明のプログラムの送信を中止させるもので
ある。この結果、プラントユーザー側もしくはハッカー
が不正にアクセスして、プラントメーカー側のノウハウ
的な技術情報を不正に収集することを未然に防ぐことが
できる。
【0200】[他の実施の形態の説明]なお、この発明
は、プラントメーカー側の担当者がプラントユーザー側
に行き、その担当者の指導のもと、プラントユーザー側
が、この発明のプログラムにより試設計を行うことがで
きる。この結果、増設計画に積極的でないプラントユー
ザー側において、プラントメーカー側の担当者の指導の
もとで、プラントユーザー側のニーズに合致するように
プラントユーザー側主導でカスタマイズされた脱硝装置
を得ることが可能となる。一方、プラントメーカー側に
おいて、増設計画に積極的でないプラントユーザー側の
増設計画の意欲を掘り起こし、このサービス情報を提供
するプラントメーカー側に優先した引き合い交渉が行わ
れることとなる。
【0201】また、この発明は、プラントユーザー側に
サーバーを置き、ネットワークを介して、プラントユー
ザー側と複数のプラントメーカー側との間で行われるオ
ークションにおいて、複数のプラントメーカー側がこの
発明のプログラムにより試設計を行うことができる。こ
の結果、複数のプラントメーカー側が最適設計を競り合
うので、プラントユーザー側において、手間をかけずに
安価で最適な脱硝装置の増設計画が得られることとな
る。
【0202】
【発明の効果】以上から明らかなように、この発明にか
かる脱硝装置増設計画支援方法(請求項1)によれば、
プラントユーザー側が環境規制情報と既設プラント情報
を脱硝装置増設支援者側(プラントメーカー側)にネッ
トワークを介して提供し、一方、脱硝装置増設支援者側
(プラントメーカー側)が、提供された情報に適した脱
硝装置の設備仕様の1例もしくは複数例を、選出してプ
ラントユーザー側にネットワークを介して提供する。
【0203】このように、この発明にかかる脱硝装置増
設計画支援方法(請求項1)は、ネットワークを介した
独自のプログラム(この発明の脱硝装置増設計画支援体
制(脱硝装置増設計画支援システム)のプログラム)に
より、プラントユーザー側と脱硝装置増設支援者側(プ
ラントメーカー側)の実務担当者同士で直接引き合い交
渉を行うことができる。このために、管理職、営業、商
社などの中間に介在するマンパワーが著しく低減され、
その分、引き合い交渉に要していた多大の時間と労力が
大幅に削減されることとなる。しかも、ネットワークを
介して引き合い交渉が行われるので、引き合い交渉をさ
らに高密度にかつ頻繁に行うことが可能となる。これに
より、既設プラントの脱硝装置の増設計画を支援するこ
とができる。
【0204】また、この発明にかかる脱硝装置増設計画
支援方法(請求項2)によれば、脱硝装置増設支援者側
(プラントメーカー側)の情報に、見積金額が盛り込ま
れるので、プラントユーザー側の予算を念頭においた現
実的な脱硝装置の増設計画を立てることができ、このサ
ービス情報を提供する脱硝装置増設支援者側(プラント
メーカー側)に優先した引き合い交渉が行われることに
なる。
【0205】また、この発明にかかる脱硝装置増設計画
支援方法(請求項3)によれば、プラントユーザー側お
よび脱硝装置増設支援者側(プラントメーカー側)の提
供された情報を、脱硝装置増設支援者側(プラントメー
カー側)の記憶手段に自動的に記憶してデータベース化
するものである。
【0206】この結果、この発明にかかる脱硝装置増設
計画支援方法(請求項3)は、脱硝装置増設支援者側
(プラントメーカー側)において、プラントユーザー側
の情報を分析でき、プラントユーザー側のニーズに対し
ていち早く対処でき、プラントユーザー側との引き合い
交渉をさらにスムーズに進めることが可能となる。
【0207】また、この発明にかかるプログラム(請求
項4)によれば、コンピュータにこの発明の脱硝装置増
設計画支援方法(請求項1、2、3)の各ステップを実
行させることができる。
【0208】また、この発明にかかる記録媒体(請求項
5)によれば、コンピュータにこの発明の脱硝装置増設
計画支援方法(請求項1、2、3)の各ステップを実行
させることができる。
【0209】また、この発明にかかる脱硝装置増設計画
支援装置(請求項6)によれば、この発明にかかる脱硝
装置増設計画支援方法(請求項1)と同様に、プラント
ユーザー側が環境規制情報と既設プラント情報を脱硝装
置増設支援者側(プラントメーカー側)にネットワーク
を介して提供し、一方、脱硝装置増設支援者側(プラン
トメーカー側)が、提供された情報に適した脱硝装置の
設備仕様の1例もしくは複数例を、選出してプラントユ
ーザー側にネットワークを介して提供する。
【0210】このように、この発明にかかる脱硝装置増
設計画支援装置(請求項6)は、この発明にかかる脱硝
装置増設計画支援方法(請求項1)と同様に、ネットワ
ークを介した独自のプログラム(この発明の脱硝装置増
設計画支援体制(脱硝装置増設計画支援システム)のプ
ログラム)により、プラントユーザー側と脱硝装置増設
支援者側(プラントメーカー側)の実務担当者同士で直
接引き合い交渉を行うことができる。このために、管理
職、営業、商社などの中間に介在するマンパワーが著し
く低減され、その分、引き合い交渉に要していた多大の
時間と労力が大幅に削減されることとなる。しかも、ネ
ットワークを介して引き合い交渉が行われるので、引き
合い交渉をさらに高密度にかつ頻繁に行うことが可能と
なる。これにより、既設プラントの脱硝装置の増設計画
を支援することができる。
【0211】また、この発明にかかる脱硝装置増設計画
支援装置(請求項7)によれば、この発明にかかる脱硝
装置増設計画支援方法(請求項2)と同様に、脱硝装置
増設支援者側(プラントメーカー側)の情報に、見積金
額が盛り込まれるので、プラントユーザー側の予算を念
頭においた現実的な脱硝装置の増設計画を立てることが
でき、このサービス情報を提供する脱硝装置増設支援者
側(プラントメーカー側)に優先した引き合い交渉が行
われることになる。
【0212】また、この発明にかかる脱硝装置増設計画
支援装置(請求項8)によれば、この発明にかかる脱硝
装置増設計画支援方法(請求項3)と同様に、プラント
ユーザー側および脱硝装置増設支援者側(プラントメー
カー側)の提供された情報を、脱硝装置増設支援者側
(プラントメーカー側)の記憶手段に自動的に記憶して
データベース化するものである。
【0213】この結果、この発明にかかる脱硝装置増設
計画支援装置(請求項8)は、この発明にかかる脱硝装
置増設計画支援方法(請求項3)と同様に、脱硝装置増
設支援者側(プラントメーカー側)において、プラント
ユーザー側の情報を分析でき、プラントユーザー側のニ
ーズに対していち早く対処でき、プラントユーザー側と
の引き合い交渉をさらにスムーズに進めることが可能と
なる。
【0214】また、この発明にかかるプログラム(請求
項9)によれば、コンピュータをこの発明の脱硝装置増
設計画支援装置(請求項5、6、7)の各手段として機
能させることができる。
【0215】また、この発明にかかる記録媒体(請求項
10)によれば、コンピュータをこの発明の脱硝装置増
設計画支援装置(請求項5、6、7)の各手段として機
能させることができる。
【0216】また、この発明にかかる脱硝装置増設計画
支援方法(請求項11)によれば、参照項目を(繰り返
し、もしくは、随時)参照しながら、入力項目に所定事
項を入力し、かつ、選択項目の所定事項を選択すること
により、試設計が行われる。このために、脱硝装置に関
する技術や知識がない者、たとえば、プラントユーザー
側でも、脱硝装置の増設設計を行うことが可能となる。
【0217】このように、この発明にかかる脱硝装置増
設計画支援方法(請求項11)は、脱硝装置を増設する
場合において、プラントユーザー側のニーズに合致する
ようにプラントユーザー側主導でカスタマイズされた脱
硝装置が提供されることとなる。これにより、脱硝装置
の増設計画を支援することができる。
【0218】また、この発明にかかる脱硝装置増設計画
支援方法(請求項12)によれば、試設計結果を参照し
ながら、試設計ステップに後戻りして、入力事項および
または選択事項を修正することができる。また、修正さ
れた試設計結果が表示される。この結果、脱硝装置の増
設計画の最適化を図ることが可能となり、プラントユー
ザー側のニーズに合致した好みの脱硝装置に仕上げるこ
とが可能である。
【0219】また、この発明にかかる脱硝装置増設計画
支援方法(請求項13)によれば、入力事項、選択事
項、試設計結果、修正事項、修正試設計結果を、記憶手
段に自動的に記憶させてデータベース化する。この結
果、入力事項、選択事項、修正事項などの情報を分析す
ることにより、プラントユーザー側の独自のニーズに対
処できる。また、試設計結果、修正試設計結果により、
プラントユーザー側の独自のニーズに合致するようにカ
スタマイズされた脱硝装置をいち早く提供することが可
能となる。
【0220】また、この発明にかかる脱硝装置増設計画
支援方法(請求項14)によれば、参照項目に、学習項
目、モデルケース項目、推奨項目、技術アドバイス項
目、質問回答項目、試設計の手順およびガイダンス項目
のうち、少なくとも1つの項目が含まれている。この結
果脱硝装置の概要を把握することができ、脱硝装置への
理解を深めることができ、どのような脱硝装置ができる
のかを常にイメージして考えることができるので、円滑
に試設計を行うことができる。
【0221】また、この発明にかかる脱硝装置増設計画
支援方法(請求項15)によれば、入力事項、選択事項
に、既設プラントの排ガス条件入力項目、既設プラント
の配置情報入力項目、触媒選択項目、反応器形式選択項
目のうち、少なくとも1つの項目が含まれている。この
結果、入力事項、選択事項により、試設計結果がさらに
現実に即したものとなり、プラントユーザー側の独自の
ニーズに合致し、かつ、独自にカスタマイズされた脱硝
装置を得ることができる。また、入力事項、選択事項に
より、試設計の制約などを把握することができ、その制
約などを試設計結果に反映することができ、試設計結果
がさらに現実に即したものとなる。
【0222】また、この発明にかかる脱硝装置増設計画
支援方法(請求項16)によれば、試設計結果、修正試
設計結果に、見積金額、見積仕様、脱硝装置のレイアウ
トのうち、少なくとも1つの項目が含まれている。この
結果、試設計結果、修正試設計結果が充実し、この試設
計結果、修正試設計結果に基づいて、プラントユーザー
側の独自のニーズに合致するように独自にカスタマイズ
された脱硝装置が得られることとなる。
【0223】また、この発明にかかるプログラム(請求
項17)によれば、コンピュータにこの発明の脱硝装置
増設計画支援方法(請求項11〜16のいずれか1つ)
の各ステップを実行させることができる。
【0224】また、この発明にかかる記録媒体(請求項
18)によれば、コンピュータにこの発明の脱硝装置増
設計画支援方法(請求項11〜16のいずれか1つ)の
各ステップを実行させることができる。
【0225】また、この発明にかかる脱硝装置増設計画
支援方法(請求項19)によれば、プラントユーザー側
がこの発明のプログラム(請求項17)をネットワーク
を介して入手し、または、この発明の記録媒体(請求項
18)を入手し、試設計を行うものである。この結果、
脱硝装置増設支援者側(プラントメーカー側)におい
て、豊富な実績および多大な技術情報が蓄積されている
ので、プラントユーザー側の要求に対して効率良くかつ
適切に情報を提供することができる。一方、プラントユ
ーザー側において、脱硝装置増設支援者側(プラントメ
ーカー側)の多大な情報の中から適切な情報が効率良く
得られる。
【0226】このように、この発明にかかる脱硝装置増
設計画支援方法(請求項19)は、脱硝装置を増設する
場合において、プラントユーザー側のニーズに合致する
ようにプラントユーザー側主導でカスタマイズされた脱
硝装置が提供されることとなる。これにより、脱硝装置
の増設計画を支援することができる。
【0227】また、この発明にかかる脱硝装置増設計画
支援方法(請求項20)によれば、プラントユーザー側
の貢献度に応じて、脱硝装置増設支援者側(プラントメ
ーカー側)が脱硝装置増設計画費用の割引をする。この
結果、プラントユーザー側において、この発明のプログ
ラム(請求項17)または記録媒体(請求項18)を積
極的に利用し、また、割引(賞なども含む)が魅力とな
り、最適化設計の意欲を掘り起こし、このサービス情報
を提供する脱硝装置増設支援者側(プラントメーカー
側)に優先した引き合い交渉が行われることとなる。
【0228】また、この発明にかかる脱硝装置増設計画
支援方法(請求項21)によれば、アクセス回数をカウ
ントし、アクセス回数が所定回数以上になった時点で、
この発明のプログラム(請求項17)の送信を中止させ
る。この結果、プラントユーザー側もしくはハッカーが
不正にアクセスして、脱硝装置増設支援者側(プラント
メーカー側)のノウハウ的な技術情報を不正に収集する
ことを未然に防ぐことができる。
【0229】また、この発明にかかる脱硝装置増設計画
支援方法(請求項22)によれば、脱硝装置増設支援者
側(プラントメーカー側)の担当者がプラントユーザー
側に行き、その担当者の指導のもと、プラントユーザー
側がこの発明のプログラム(請求項17)または記録媒
体(請求項18)により試設計を行うことができる。こ
の結果増設計画に積極的でないプラントユーザー側にお
いて、脱硝装置増設支援者側(プラントメーカー側)の
担当者の指導のもとで、プラントユーザー側のニーズに
合致するようにプラントユーザー側主導でカスタマイズ
された脱硝装置を得ることが可能となる。一方、脱硝装
置増設支援者側(プラントメーカー側)において、増設
計画に積極的でないプラントユーザー側の増設計画の意
欲を掘り起こし、このサービス情報を提供する脱硝装置
増設支援者側(プラントメーカー側)に優先した引き合
い交渉が行われることとなる。
【0230】また、この発明にかかる脱硝装置増設計画
支援方法(請求項23)によれば、ネットワークを介し
て、プラントユーザー側と複数の脱硝装置増設支援者側
(プラントメーカー側)との間で行われるオークション
において、複数の脱硝装置増設支援者側(プラントメー
カー側)がこの発明のプログラム(請求項17)または
記録媒体(請求項18)により試設計を行うことができ
る。この結果、複数の脱硝装置増設支援者側(プラント
メーカー側)が最適設計を競り合うので、プラントユー
ザー側において、手間をかけずに安価で最適な脱硝装置
の増設計画が得られることとなる。
【0231】また、この発明にかかる脱硝装置増設計画
支援装置(請求項24)によれば、この発明にかかる脱
硝装置増設計画支援方法(請求項11)と同様に、参照
項目を(繰り返し、もしくは、随時)参照しながら、入
力項目に所定事項を入力し、かつ、選択項目の所定事項
を選択することにより、試設計が行われる。このため
に、脱硝装置に関する技術や知識がない者、たとえば、
プラントユーザー側でも、脱硝装置の増設設計を行うこ
とが可能となる。
【0232】このように、この発明にかかる脱硝装置増
設計画支援装置(請求項24)は、この発明にかかる脱
硝装置増設計画支援方法(請求項11)と同様に、脱硝
装置を増設する場合において、プラントユーザー側のニ
ーズに合致するようにプラントユーザー側主導でカスタ
マイズされた脱硝装置が提供されることとなる。これに
より、脱硝装置の増設計画を支援することができる。
【0233】また、この発明にかかる脱硝装置増設計画
支援装置(請求項25)によれば、この発明にかかる脱
硝装置増設計画支援方法(請求項12)と同様に、試設
計結果を参照しながら、試設計ステップに後戻りして、
入力事項およびまたは選択事項を修正することができ
る。また、修正された試設計結果が表示される。この結
果、脱硝装置の増設計画の最適化を図ることが可能とな
り、プラントユーザー側のニーズに合致した好みの脱硝
装置に仕上げることが可能である。
【0234】また、この発明にかかる脱硝装置増設計画
支援装置(請求項26)によれば、この発明にかかる脱
硝装置増設計画支援方法(請求項13)と同様に、入力
事項、選択事項、試設計結果、修正事項、修正試設計結
果を、記憶手段に自動的に記憶させてデータベース化す
る。この結果、入力事項、選択事項、修正事項などの情
報を分析することにより、プラントユーザー側の独自の
ニーズに対処できる。また、試設計結果、修正試設計結
果により、プラントユーザー側の独自のニーズに合致す
るようにカスタマイズされた脱硝装置をいち早く提供す
ることが可能となる。
【0235】また、この発明にかかる脱硝装置増設計画
支援装置(請求項27)によれば、この発明にかかる脱
硝装置増設計画支援方法(請求項14)と同様に、参照
項目に、学習項目、モデルケース項目、推奨項目、技術
アドバイス項目、質問回答項目、試設計の手順およびガ
イダンス項目のうち、少なくとも1つの項目が含まれて
いる。この結果脱硝装置の概要を把握することができ、
脱硝装置への理解を深めることができ、どのような脱硝
装置ができるのかを常にイメージして考えることができ
るので、円滑に試設計を行うことができる。
【0236】また、この発明にかかる脱硝装置増設計画
支援装置(請求項28)によれば、この発明にかかる脱
硝装置増設計画支援方法(請求項15)と同様に、入力
事項、選択事項に、既設プラントの排ガス条件入力項
目、既設プラントの配置情報入力項目、触媒選択項目、
反応器形式選択項目のうち、少なくとも1つの項目が含
まれている。この結果、入力事項、選択事項により、試
設計結果がさらに現実に即したものとなり、プラントユ
ーザー側の独自のニーズに合致し、かつ、独自にカスタ
マイズされた脱硝装置を得ることができる。また、入力
事項、選択事項により、試設計の制約などを把握するこ
とができ、その制約などを試設計結果に反映することが
でき、試設計結果がさらに現実に即したものとなる。
【0237】また、この発明にかかる脱硝装置増設計画
支援装置(請求項29)によれば、この発明にかかる脱
硝装置増設計画支援方法(請求項16)と同様に、試設
計結果、修正試設計結果に、見積金額、見積仕様、脱硝
装置のレイアウトのうち、少なくとも1つの項目が含ま
れている。この結果、試設計結果、修正試設計結果が充
実し、この試設計結果、修正試設計結果に基づいて、プ
ラントユーザー側の独自のニーズに合致するように独自
にカスタマイズされた脱硝装置が得られることとなる。
【0238】また、この発明にかかるプログラム(請求
項30)によれば、コンピュータをこの発明の脱硝装置
増設計画支援装置(請求項24〜29のいずれか1つ)
の各手段として機能させることができる。
【0239】また、この発明にかかる記録媒体(請求項
31)によれば、コンピュータをこの発明の脱硝装置増
設計画支援装置(請求項24〜29のいずれか1つ)の
各手段として機能させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の脱硝装置増設計画支援方法、およ
び、コンピュータに脱硝装置増設計画支援方法を実行さ
せるためのプログラム、ならびに、脱硝装置増設計画支
援装置、および、コンピュータを脱硝装置増設計画支援
装置として機能させるためのプログラムの実施の形態1
のシステム構成を示す説明図である。
【図2】機能構成を示すブロック図である。
【図3】ハードウエア構成を示すブロック図である。
【図4】作用を示すフローチャートである。
【図5】プラントユーザー側の情報を示す説明図であ
る。
【図6】プラントメーカー側の情報の一部を示す説明図
である。
【図7】プラントメーカー側の情報の一部を示す説明図
である。
【図8】石炭焚きのモデルケースの画面を示す説明図で
ある。
【図9】オリマルジョン焚きのモデルケースの画面を示
す説明図である。
【図10】ガス焚きのモデルケースの画面を示す説明図
である。
【図11】この発明の脱硝装置増設計画支援方法、およ
び、コンピュータに脱硝装置増設計画支援方法を実行さ
せるためのプログラム、ならびに、脱硝装置増設計画支
援装置、および、コンピュータを脱硝装置増設計画支援
装置として機能させるためのプログラムの実施の形態2
の業務の流れを示すフローチャートである。
【図12】トップページの画面を示す説明図である。
【図13】送信されたプログラムのフロントページの画
面を示す説明図である。
【図14】脱硝装置の原理の画面を示す説明図である。
【図15】脱硝装置の特徴の画面を示す説明図である。
【図16】脱硝装置の系統/構成の画面を示す説明図で
ある。
【図17】納入実績の画面を示す説明図である。
【図18】排ガス性状についての画面を示す説明図であ
る。
【図19】触媒の選出の画面を示す説明図である。
【図20】反応器型式の選出の画面を示す説明図であ
る。
【図21】排ガス温度の画面を示す説明図である。
【図22】必要脱硝性能とリークNH3 の制限値の画面
を示す説明図である。
【図23】NOx 、NH3 の混合の画面を示す説明図で
ある。
【図24】図23のNOx 、NH3 の混合の画面に掲載
される図を示す説明図である。
【図25】後流機器対策の画面を示す説明図である。
【図26】試設計の画面を示す説明図である。
【図27】設計条件洗出しの画面を示す説明図である。
【図28】設計条件洗出しの画面に掲載される設計範囲
の図を示す説明図である。
【図29】石炭焚タイプのモデルケース参照の画面を示
す説明図である。
【図30】油焚(特殊燃料)タイプのモデルケース参照
の画面を示す説明図である。
【図31】油焚、ガス模型タイプのモデルケース参照の
画面を示す説明図である。
【図32】排ガス条件入力の画面を示す説明図である。
【図33】その他の主要選択の画面を示す説明図であ
る。
【図34】付属品要否の選定の画面を示す説明図であ
る。
【図35】試設計結果(脱硝装置本体)の画面を示す説
明図である。
【図36】試設計結果(アンモニア供給設備)の画面を
示す説明図である。
【図37】付属品参照の画面を示す説明図である。
【図38】見積金額、見積仕様参照の画面を示す説明図
である。
【図39】脱硝触媒、触媒パック、反応器の画面を示す
説明図である。
【符号の説明】
100 ネットワーク(インターネット) 101 ルーター 102 サーバー 103 データベース 104 ハブ A−1、A−2、A−3…… 端末装置 B−1、B−2、B−3…… 端末装置 200 送信手段 201 受信手段 202 記憶手段 203 受信手段 204 選出手段 205 送信手段 301、351 CPU 302、352 ROM 303、353 RAM 304、354 HDD(ハードディスクドライブ) 305、355 HD(ハードディスク) 306、356 FDD(フロッピーディスクドライ
ブ) 307、357 FD(フロッピーディスク) 308、358 ディスプレイ 309、359 KB(キーボード) 310、360 マウス 311、361 スキャナ 312、362 ネットワークI/F(インタフェー
ス) 313、363 プリンタ 314、364 バス 400 プラントユーザー側の情報 401 プラントメーカー側の情報 800 石炭焚きのモデルケースの画面 900 オリマルジョン焚きのモデルケースの画面 1000 ガス焚きのモデルケースの画面 1200 トップページの画面 1300 送信されたプログラムのフロントページの画
面 1400 脱硝装置の原理の画面 1500 脱硝装置の特徴の画面 1600 脱硝装置の系統/構成の画面 1700 納入実績の画面 1800 排ガス性状についての画面 1900 触媒の選出の画面 2000 反応器型式の選出の画面 2100 排ガス温度の画面を示す説明図である。 2200 必要脱硝性能とリークNH3 の制限値の画面 2300 NOx 、NH3 の混合の画面 2301 NOx 、NH3 の混合に関する説明図 2302 NOx 、NH3 の混合に関する説明図 2303 NOx 、NH3 の混合に関する説明図 2304 NOx 、NH3 の混合に関する説明図 2305 NOx 、NH3 の混合に関する説明図 2500 後流機器対策の画面 2600 試設計の画面 2700 設計条件洗出しの画面 2701 設計条件洗出しの設計範囲の説明図 2900 石炭焚タイプのモデルケース参照の画面 3000 油焚(特殊燃料)タイプのモデルケース参照
の画面 3100 油焚、ガス模型タイプのモデルケース参照の
画面 3200 排ガス条件入力の画面 3300 その他の主要選択の画面 3400 付属品要否の選定の画面 3500 試設計結果(脱硝装置本体)の画面 3600 試設計結果(アンモニア供給設備)の画面 3700 付属品参照の画面 3800 見積金額、見積仕様参照の画面 3901 脱硝触媒の画面 3902 触媒パックの画面 3903 反応器の画面を示す説明図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 出本 昌則 長崎市飽の浦町1番1号 三菱重工業株式 会社長崎造船所内 (72)発明者 山本 有吾 長崎市飽の浦町1番1号 三菱重工業株式 会社長崎造船所内 Fターム(参考) 5B046 AA02 CA06 DA01 DA02 GA01 KA05

Claims (31)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを介して、脱硝装置の増設
    計画を支援する方法であって、 受信手段が、ネットワークを介して送信されるプラント
    ユーザー側の環境規制情報と既設プラント情報を受信す
    る第1ステップと、 選出手段が、前記第1ステップで受信された情報に適し
    た脱硝装置の設備仕様の1例もしくは複数例を、記憶手
    段に記憶されているデータから選出する第2ステップ
    と、 送信手段が、前記第2ステップで選出された情報をネッ
    トワークを介して前記プラントユーザー側に送信する第
    3ステップと、 を備えたことを特徴とする脱硝装置増設計画支援方法。
  2. 【請求項2】 前記第2ステップにおいて、前記選出手
    段が、前記第1ステップで受信された前記情報に適した
    脱硝装置の見積金額の1例もしくは複数例を、前記記憶
    手段に記憶されているデータから選出し、 前記第3ステップにおいて、前記送信手段が、前記見積
    金額の1例もしくは複数例の情報をネットワークを介し
    て前記プラントユーザー側に送信することを特徴とする
    請求項1に記載の脱硝装置増設計画支援方法。
  3. 【請求項3】 前記第1ステップで受信された前記情
    報、および、前記第3ステップで送信された前記情報
    を、前記記憶手段に自動的に記憶してデータベース化す
    る第4ステップを有することを特徴とする請求項1また
    は2に記載の脱硝装置増設計画支援方法。
  4. 【請求項4】 コンピュータに、前記請求項1または2
    または3に記載された脱硝装置増設計画支援方法の各ス
    テップを、実行させるためのプログラム。
  5. 【請求項5】 コンピュータに、前記請求項1または2
    または3に記載された脱硝装置増設計画支援方法の各ス
    テップを、実行させるためのプログラムを記録したコン
    ピュータ読み取り可能な記録媒体。
  6. 【請求項6】 ネットワークを介して、脱硝装置の増設
    計画を支援する装置であって、 ネットワークを介して送信されるプラントユーザー側の
    環境規制情報と既設プラント情報を受信する受信手段
    と、 脱硝装置の設備仕様のデータが記憶されている記憶手段
    と、 前記受信手段が受信した情報に適した脱硝装置の設備仕
    様の1例もしくは複数例を、前記記憶手段が記憶してい
    るデータから選出する選出手段と、 前記選出手段が選出した情報を前記プラントユーザー側
    にネットワークを介して送信する送信手段と、 を備えたことを特徴とする脱硝装置増設計画支援装置。
  7. 【請求項7】 前記選出手段には、前記受信手段が受信
    した前記情報に適した脱硝装置の見積金額の1例もしく
    は複数例を、前記記憶手段に記憶されているデータから
    選出する機能を、有することを特徴とする請求項6に記
    載の脱硝装置増設計画支援装置。
  8. 【請求項8】 前記記憶手段には、前記受信手段で受信
    した前記情報、および、前記送信手段で送信した前記情
    報を、自動的に記憶してデータベース化する機能を、有
    することを特徴とする請求項6または7に記載の脱硝装
    置増設計画支援装置。
  9. 【請求項9】 コンピュータを、前記請求項6または7
    または8に記載された脱硝装置増設計画支援装置の各手
    段として、機能させるためのプログラム。
  10. 【請求項10】 コンピュータを、前記請求項6または
    7または8に記載された脱硝装置増設計画支援装置の各
    手段として、機能させるためのプログラムを記録したコ
    ンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  11. 【請求項11】 脱硝装置の増設計画を支援する方法で
    あって、 表示手段が、記憶手段に記憶されている参照項目、入力
    項目、選択項目を表示する第1表示ステップと、 試設計手段が、前記第1表示ステップで表示された前記
    参照項目を参照しながら、前記入力項目に入力された所
    定事項と、前記選択項目に選択された所定事項とに基づ
    いて、試設計を行う試設計ステップと、 前記表示手段が、前記試設計ステップの試設計結果を表
    示する第2表示ステップと、 を備えたことを特徴とする脱硝装置増設計画支援方法。
  12. 【請求項12】 前記第2表示ステップで表示された前
    記試設計結果を参照しながら、前記試設計ステップに後
    戻りして、前記入力事項およびまたは前記選択事項を修
    正する修正ステップと、 前記修正ステップで修正された試設計結果を表示する第
    3表示ステップと、 を有することを特徴とする請求項11に記載の脱硝装置
    増設計画支援方法。
  13. 【請求項13】 前記入力事項、前記選択事項、前記試
    設計結果、または、前記入力事項、前記選択事項、前記
    試設計結果、前記修正事項、前記修正試設計結果を、デ
    ータベース化するデータベース化ステップを有すること
    を特徴とする請求項11または12に記載の脱硝装置増
    設計画支援方法。
  14. 【請求項14】 前記参照項目には、学習項目、モデル
    ケース項目、推奨項目、技術アドバイス項目、質問回答
    項目、試設計の手順およびガイダンス項目のうち、少な
    くとも1つの項目が含まれている、ことを特徴とする請
    求項11または12または13に記載された脱硝装置増
    設計画支援方法。
  15. 【請求項15】 前記入力事項、前記選択事項には、既
    設プラントの排ガス条件入力項目、既設プラントの配置
    情報入力項目、触媒選択項目、反応器形式選択項目のう
    ち、少なくとも1つの項目が含まれている、ことを特徴
    とする請求項11または12または13に記載された脱
    硝装置増設計画支援方法。
  16. 【請求項16】 前記試設計結果、前記修正試設計結果
    には、見積金額、見積仕様、脱硝装置のレイアウトのう
    ち、少なくとも1つの項目が含まれている、ことを特徴
    とする請求項11または12または13に記載された脱
    硝装置増設計画支援方法。
  17. 【請求項17】 コンピュータに、前記請求項11〜1
    6のいずれか1つに記載された脱硝装置増設計画支援方
    法の各ステップを、実行させるためのプログラム。
  18. 【請求項18】 コンピュータに、前記請求項11〜1
    6のいずれか1つに記載された脱硝装置増設計画支援方
    法の各ステップを、実行させるためのプログラムを記録
    したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  19. 【請求項19】 プラントユーザー側が、前記請求項1
    7に記載のプログラムをネットワークを介して入手し、
    または、前記請求項18に記載の記録媒体を入手し、コ
    ンピュータに前記請求項11〜16のいずれか1つに記
    載された脱硝装置増設計画支援方法の各ステップを実行
    させることを特徴とする脱硝装置増設計画支援方法。
  20. 【請求項20】 プラントユーザー側の貢献度に応じ
    て、脱硝装置増設計画費用の割引をすることを特徴とす
    る請求項19に記載の脱硝装置増設計画支援方法。
  21. 【請求項21】 アクセス回数をカウントし、前記アク
    セス回数が所定回数以上になった時点で、前記請求項1
    7に記載のプログラムの送信を中止させることを特徴と
    する請求項19または20に記載の脱硝装置増設計画支
    援方法。
  22. 【請求項22】 担当者がプラントユーザー側に行き、
    前記担当者の指導のもと、前記プラントユーザー側が、
    前記請求項17に記載のプログラム、または、前記請求
    項18に記載の記録媒体により、コンピュータに前記請
    求項11〜16のいずれか1つに記載された脱硝装置増
    設計画支援方法の各ステップを実行させることを特徴と
    する脱硝装置増設計画支援方法。
  23. 【請求項23】 ネットワークを介して、プラントユー
    ザー側と複数のプラントメーカー側との間で行われるオ
    ークションにおいて、前記複数のプラントメーカー側
    が、前記請求項17に記載のプログラム、または、前記
    請求項18に記載の記録媒体により、コンピュータに前
    記請求項11〜16のいずれか1つに記載された脱硝装
    置増設計画支援方法の各ステップを実行させることを特
    徴とする脱硝装置増設計画支援方法。
  24. 【請求項24】 脱硝装置の増設計画を支援する装置で
    あって、 参照項目、入力項目、選択項目が記憶されている記憶手
    段と、 前記記憶手段に記憶されている参照項目、入力項目、選
    択項目を表示する第1表示手段と、 前記第1表示手段で表示された前記参照項目が参照され
    ながら、前記入力項目に所定事項を入力し、かつ、前記
    選択項目の所定事項を選択する入力選択手段と、 前記入力選択手段の前記入力事項および前記選択事項に
    基づいて、試設計を行う試設計手段と、 前記試設計手段の試設計結果を表示する第2表示手段
    と、 を備えたことを特徴とする脱硝装置増設計画支援装置。
  25. 【請求項25】 前記入力選択手段には、前記第2表示
    手段で表示された前記試設計結果が参照されながら、前
    記入力事項およびまたは前記選択事項を修正する修正機
    能を有し、 前記第1表示手段およびまたは前記第2表示手段には、
    前記入力選択手段で修正された試設計結果を表示する第
    3表示機能を有する、 ことを特徴とする請求項24に記載の脱硝装置増設計画
    支援装置。
  26. 【請求項26】 前記記憶手段には、前記入力事項、前
    記選択事項、前記試設計結果、または、前記入力事項、
    前記選択事項、前記試設計結果、前記修正事項、前記修
    正試設計結果を自動的に記憶してデータベース化する機
    能を、有することを特徴とする請求項24または25に
    記載の脱硝装置増設計画支援装置。
  27. 【請求項27】 前記参照項目には、学習項目、モデル
    ケース項目、推奨項目、技術アドバイス項目、質問回答
    項目、試設計の手順およびガイダンス項目のうち、少な
    くとも1つの項目が含まれている、ことを特徴とする請
    求項24または25または26に記載された脱硝装置増
    設計画支援装置。
  28. 【請求項28】 前記入力事項、前記選択事項には、既
    設プラントの排ガス条件入力項目、既設プラントの配置
    情報入力項目、触媒選択項目、反応器形式選択項目のう
    ち、少なくとも1つの項目が含まれている、ことを特徴
    とする請求項24または25または26に記載された脱
    硝装置増設計画支援装置。
  29. 【請求項29】 前記試設計結果、前記修正試設計結果
    には、見積金額、見積仕様、脱硝装置のレイアウトのう
    ち、少なくとも1つの項目が含まれている、ことを特徴
    とする請求項24または25または26に記載された脱
    硝装置増設計画支援装置。
  30. 【請求項30】 コンピュータを、前記請求項24〜2
    9のいずれか1つに記載された脱硝装置増設計画支援装
    置の各手段として、機能させるためのプログラム。
  31. 【請求項31】 コンピュータを、前記請求項24〜2
    9のいずれか1つに記載された脱硝装置増設計画支援装
    置の各手段として、機能させるためのプログラムを記録
    したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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