JP2002251259A - タッチパネル装置 - Google Patents
タッチパネル装置Info
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- JP2002251259A JP2002251259A JP2001046265A JP2001046265A JP2002251259A JP 2002251259 A JP2002251259 A JP 2002251259A JP 2001046265 A JP2001046265 A JP 2001046265A JP 2001046265 A JP2001046265 A JP 2001046265A JP 2002251259 A JP2002251259 A JP 2002251259A
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- panel device
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡単且つ低コストな構成で外乱光による影響
を低減できるタッチパネル装置を提供する。 【解決手段】 パネル面9aに沿ってレーザ光を照射す
るレーザダイオード1と、レーザダイオード1からのレ
ーザ光を反射する再帰性反射膜13と、再帰性反射膜1
3からの反射光を受光するCCD8とを備え、CCD8
が、パネル面9a上にある指12の遮蔽位置を検出する
ことで、指12がパネル面9aに接触している位置を割
り出すタッチパネル装置10において、レーザダイオー
ド1からのレーザ光L1の経路上にスリット3aが形成
された絞り部材3を備える。
を低減できるタッチパネル装置を提供する。 【解決手段】 パネル面9aに沿ってレーザ光を照射す
るレーザダイオード1と、レーザダイオード1からのレ
ーザ光を反射する再帰性反射膜13と、再帰性反射膜1
3からの反射光を受光するCCD8とを備え、CCD8
が、パネル面9a上にある指12の遮蔽位置を検出する
ことで、指12がパネル面9aに接触している位置を割
り出すタッチパネル装置10において、レーザダイオー
ド1からのレーザ光L1の経路上にスリット3aが形成
された絞り部材3を備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パネル面上に接触
した指やペン等の遮蔽物の位置を、光学的に検出するタ
ッチパネル装置に関する。
した指やペン等の遮蔽物の位置を、光学的に検出するタ
ッチパネル装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のタッチパネル装置は、レーザ照
射部からのレーザー光をパネル面に沿って照射し、パネ
ル上のペンや指等の遮断物の影を、再帰反射板(反射
部)で帰ってきた反射光を受光した受光部により検出
し、その位置を三角測量を使って割り出している。この
ようなタッチパネル装置においては、外乱光、主に窓等
からの太陽光、蛍光灯、白熱灯などが影響しタッチパネ
ル装置が誤動作を起こす不具合が良く発生する。
射部からのレーザー光をパネル面に沿って照射し、パネ
ル上のペンや指等の遮断物の影を、再帰反射板(反射
部)で帰ってきた反射光を受光した受光部により検出
し、その位置を三角測量を使って割り出している。この
ようなタッチパネル装置においては、外乱光、主に窓等
からの太陽光、蛍光灯、白熱灯などが影響しタッチパネ
ル装置が誤動作を起こす不具合が良く発生する。
【0003】このため、光学的なフィルター等を使用
し、波長的にレーザー光のみを抜き出したり、或いは特
開2000−235451号公報に開示されているよう
に、外乱光を遮断する遮断部材を設けたりしている。
し、波長的にレーザー光のみを抜き出したり、或いは特
開2000−235451号公報に開示されているよう
に、外乱光を遮断する遮断部材を設けたりしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、レーザ光のみ
を抜き出す光学的なフィルターを用いるとコストがかか
るという課題がある。また、外乱光を遮断する遮蔽部材
を設けた場合には、外乱光を遮断するために遮蔽部材の
面積が大きくなるとともに、外乱光を遮断する適切な部
位に遮蔽部材を設置しなければならず、遮蔽部材の設置
箇所を定めるのが難しいので、構成が複雑になってしま
うという課題がある。
を抜き出す光学的なフィルターを用いるとコストがかか
るという課題がある。また、外乱光を遮断する遮蔽部材
を設けた場合には、外乱光を遮断するために遮蔽部材の
面積が大きくなるとともに、外乱光を遮断する適切な部
位に遮蔽部材を設置しなければならず、遮蔽部材の設置
箇所を定めるのが難しいので、構成が複雑になってしま
うという課題がある。
【0005】そこで、本発明は、簡単且つ低コストな構
成で外乱光による影響を低減できるタッチパネル装置を
提供することを目的とする。
成で外乱光による影響を低減できるタッチパネル装置を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、パネル面に沿ってレーザ光を照射するレーザ照射部
と、レーザ照射部からのレーザ光を反射する再帰性反射
部と、再帰性反射部からの反射光を受光する受光部とを
備え、受光部が、パネル面上にある遮蔽物の遮蔽位置を
検出することで、遮蔽物がパネル面に接触している位置
を割り出すタッチパネル装置において、レーザ照射部か
らのレーザ光の経路上に開口が形成された絞り部材を備
えることを特徴とする。
は、パネル面に沿ってレーザ光を照射するレーザ照射部
と、レーザ照射部からのレーザ光を反射する再帰性反射
部と、再帰性反射部からの反射光を受光する受光部とを
備え、受光部が、パネル面上にある遮蔽物の遮蔽位置を
検出することで、遮蔽物がパネル面に接触している位置
を割り出すタッチパネル装置において、レーザ照射部か
らのレーザ光の経路上に開口が形成された絞り部材を備
えることを特徴とする。
【0007】この請求項1に記載の発明では、レーザ光
は絞り部材の開口を通ることにより絞られつつ出射し、
反射部により反射して絞り部材の開口を再び通って受光
部に入射する。このとき、パネル面上に遮蔽物がある場
合には、反射光の一部が影となり、受光部がこの影を検
出することによって、遮蔽物がパネル面に接触している
位置を割り出す。
は絞り部材の開口を通ることにより絞られつつ出射し、
反射部により反射して絞り部材の開口を再び通って受光
部に入射する。このとき、パネル面上に遮蔽物がある場
合には、反射光の一部が影となり、受光部がこの影を検
出することによって、遮蔽物がパネル面に接触している
位置を割り出す。
【0008】レーザ光の経路上に開口を有する絞り部材
を設ける簡単且つ低コストな構成で、外乱光が受光部に
入射し難くする(外乱光をカットする)とともに、受光
部がレーザ光のみを選択的に受光することができること
により、外乱光による影響を低減することができるの
で、SN比が上がり、パネル面に接触した遮蔽物の位置
検出の精度が向上する。
を設ける簡単且つ低コストな構成で、外乱光が受光部に
入射し難くする(外乱光をカットする)とともに、受光
部がレーザ光のみを選択的に受光することができること
により、外乱光による影響を低減することができるの
で、SN比が上がり、パネル面に接触した遮蔽物の位置
検出の精度が向上する。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、絞り部材の開口の形状が、矩形である
ことを特徴とする。
の発明において、絞り部材の開口の形状が、矩形である
ことを特徴とする。
【0010】この請求項2に記載の発明では、請求項1
に記載の発明と同様な作用効果を奏するとともに、開口
の形状が矩形であり、開口の形成が容易であるととも
に、レーザ照射部からのレーザ光が扇状に広がる場合に
おいて、このレーザ光を選択的に通過させることができ
る。
に記載の発明と同様な作用効果を奏するとともに、開口
の形状が矩形であり、開口の形成が容易であるととも
に、レーザ照射部からのレーザ光が扇状に広がる場合に
おいて、このレーザ光を選択的に通過させることができ
る。
【0011】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
に記載の発明において、絞り部材が、レーザ光の経路に
沿って直列に複数並べられていることを特徴とする。
に記載の発明において、絞り部材が、レーザ光の経路に
沿って直列に複数並べられていることを特徴とする。
【0012】この請求項3に記載の発明では、請求項1
又は2に記載の発明と同様な作用効果を奏するととも
に、複数の絞り部材をレーザ光の経路に沿って直列に設
けているので、外乱光が開口を通って受光部に更に入射
し難くなり、効率よく外乱光をカットすることができ
る。
又は2に記載の発明と同様な作用効果を奏するととも
に、複数の絞り部材をレーザ光の経路に沿って直列に設
けているので、外乱光が開口を通って受光部に更に入射
し難くなり、効率よく外乱光をカットすることができ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面を参照しなが
ら本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は、本発
明に係るタッチパネル装置を概略的に示す断面図であ
り、図2はレーザ照射ユニットを概略的に示す斜視図で
あり、図3は、図1のタッチパネル装置を概略的に示す
平面図である。図1乃至図3に示すように、タッチパネ
ル装置10は、概してタッチパネル9と、レーザ照射ユ
ニット11と、再帰性反射膜(再帰性反射部)13と、
ライン型CCD8とを備えている。
ら本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は、本発
明に係るタッチパネル装置を概略的に示す断面図であ
り、図2はレーザ照射ユニットを概略的に示す斜視図で
あり、図3は、図1のタッチパネル装置を概略的に示す
平面図である。図1乃至図3に示すように、タッチパネ
ル装置10は、概してタッチパネル9と、レーザ照射ユ
ニット11と、再帰性反射膜(再帰性反射部)13と、
ライン型CCD8とを備えている。
【0014】レーザ照射ユニット11、11は、タッチ
パネル9のパネル面9aに沿ってレーザ光L1、L2を
照射するものであり、本実施の形態では、図3に示すよ
うにタッチパネル9の左右両側下隅にそれぞれ設けられ
ている。次に、レーザ照射ユニット11を説明するが、
左のレーザ照射ユニット11及び右のレーザ照射ユニッ
ト11は、略同様な構成をなしているので、右のレーザ
照射ユニット11のみ説明し、左のレーザ照射ユニット
11の説明は省略する。
パネル9のパネル面9aに沿ってレーザ光L1、L2を
照射するものであり、本実施の形態では、図3に示すよ
うにタッチパネル9の左右両側下隅にそれぞれ設けられ
ている。次に、レーザ照射ユニット11を説明するが、
左のレーザ照射ユニット11及び右のレーザ照射ユニッ
ト11は、略同様な構成をなしているので、右のレーザ
照射ユニット11のみ説明し、左のレーザ照射ユニット
11の説明は省略する。
【0015】図1に示すように、レーザ照射ユニット1
1は、レーザ照射部であるレーザーダイオード1と、レ
ーザダイオード1からのレーザ光L1を扇状に拡散する
拡散レンズ2と、ハーフミラー4と、スリット(開口)
3aが形成された絞り部材3とを備えている。
1は、レーザ照射部であるレーザーダイオード1と、レ
ーザダイオード1からのレーザ光L1を扇状に拡散する
拡散レンズ2と、ハーフミラー4と、スリット(開口)
3aが形成された絞り部材3とを備えている。
【0016】絞り部材3は、レーザダイオード1からの
レーザ光の経路上に配置されており、レーザ光を選択的
に通過させる(レーザ光を絞る)ものである。本実施の
形態では、絞り部材3のスリット3aは、矩形をなして
いる。尚、絞り部材3のスリット3aの形状は、矩形に
限定されず、例えば、この絞りの形状は、レンズのごく
近傍であればの円形にしても良い。また、絞り部材3に
は、絞り部材3自体の反射を防止するために、植毛布等
を貼るのが好ましい。
レーザ光の経路上に配置されており、レーザ光を選択的
に通過させる(レーザ光を絞る)ものである。本実施の
形態では、絞り部材3のスリット3aは、矩形をなして
いる。尚、絞り部材3のスリット3aの形状は、矩形に
限定されず、例えば、この絞りの形状は、レンズのごく
近傍であればの円形にしても良い。また、絞り部材3に
は、絞り部材3自体の反射を防止するために、植毛布等
を貼るのが好ましい。
【0017】図2及び図3に示すように、左右のレーザ
照射ユニット11、11のそれぞれのレーザーダイオー
ド1を出たレーザ光L1、L2は、拡散レンズ2を通っ
て扇状に拡散されてハーフミラー4を通過し、絞り部材
3の矩形のスリット3aを通り、タッチパネル9のパネ
ル面9aに平行に照射される。このレーザ光L1、L2
は、図3に示すように、再帰性反射膜13で反射して反
射光C1、C2となって、絞り部材3のスリット3aを
通った後、ハーフミラー4によって反射し、結像レンズ
7を通ってCCD8に結像する。
照射ユニット11、11のそれぞれのレーザーダイオー
ド1を出たレーザ光L1、L2は、拡散レンズ2を通っ
て扇状に拡散されてハーフミラー4を通過し、絞り部材
3の矩形のスリット3aを通り、タッチパネル9のパネ
ル面9aに平行に照射される。このレーザ光L1、L2
は、図3に示すように、再帰性反射膜13で反射して反
射光C1、C2となって、絞り部材3のスリット3aを
通った後、ハーフミラー4によって反射し、結像レンズ
7を通ってCCD8に結像する。
【0018】左右のレーザ照射ユニット11、11から
レーザ光が照射されたとき、タッチパネル9上に、例え
ば、指(遮蔽物)12があると、反射光C1、C2の一
部は影となるので、CCD8上において一部電圧降下が
起き、その位置を求める。即ち、タッチパネル9の左右
両側下隅に位置するそれぞれのレーザ照射ユニット1
1、11のCCD8の電圧降下位置と、レーザ照射ユニ
ット11、11間の距離とから、三角測量の原理により
タッチパネル9上における指12の接触位置を計算して
いる。尚、本実施の形態では、遮蔽物として指12を例
に挙げたが、これに限定されず、例えば、ペン等であっ
てもよい。
レーザ光が照射されたとき、タッチパネル9上に、例え
ば、指(遮蔽物)12があると、反射光C1、C2の一
部は影となるので、CCD8上において一部電圧降下が
起き、その位置を求める。即ち、タッチパネル9の左右
両側下隅に位置するそれぞれのレーザ照射ユニット1
1、11のCCD8の電圧降下位置と、レーザ照射ユニ
ット11、11間の距離とから、三角測量の原理により
タッチパネル9上における指12の接触位置を計算して
いる。尚、本実施の形態では、遮蔽物として指12を例
に挙げたが、これに限定されず、例えば、ペン等であっ
てもよい。
【0019】ここで、絞り部材3を設けていない場合に
は、図5に示すように、波線で示す外乱光Gが、CCD
8に飛び込むことがあり、指12の位置検出に影響を及
ぼすことがある。この場合、正規のレーザー光(反射
光)C1とのSN比がとれず、指12の位置が検出でき
なくなることがある。しかし、本実施の形態では、絞り
部材3を設けていることにより、図4に示すように、絞
り部材3のスリット3aが反射光C1を通しつつ、外乱
光Gをカットするので、SN比を上げるができ、指12
の位置検出の精度が向上する。また、レーザ光L1の経
路上にスリット3aを有する絞り部材3を設けだけであ
り、構成が簡単で且つコストの低減が図れる。
は、図5に示すように、波線で示す外乱光Gが、CCD
8に飛び込むことがあり、指12の位置検出に影響を及
ぼすことがある。この場合、正規のレーザー光(反射
光)C1とのSN比がとれず、指12の位置が検出でき
なくなることがある。しかし、本実施の形態では、絞り
部材3を設けていることにより、図4に示すように、絞
り部材3のスリット3aが反射光C1を通しつつ、外乱
光Gをカットするので、SN比を上げるができ、指12
の位置検出の精度が向上する。また、レーザ光L1の経
路上にスリット3aを有する絞り部材3を設けだけであ
り、構成が簡単で且つコストの低減が図れる。
【0020】次に、他の実施の形態を説明するが、その
説明にあたり、上述した部分と同様な部分には、同一の
符号を付することにより、その説明を省略する。
説明にあたり、上述した部分と同様な部分には、同一の
符号を付することにより、その説明を省略する。
【0021】図6は、第2実施の形態に係るタッチパネ
ル装置を概略的に示す断面図である。第2実施の形態で
は、図6に示すように、遮蔽部材3をレーザ光の経路に
沿って直列に2つ並べたことが第1実施の形態と異な
る。
ル装置を概略的に示す断面図である。第2実施の形態で
は、図6に示すように、遮蔽部材3をレーザ光の経路に
沿って直列に2つ並べたことが第1実施の形態と異な
る。
【0022】絞り部材3が1つしか設けられていない場
合には、図7に示すように、主にタッチパネル9に浅い
角度で反射してくる外乱光Gが絞り部材3のスリット3
aを通って、CCD8に入射してしまい、外乱光Gを充
分にカットできないことがあるので、本実施の形態で
は、図6に示すように、絞り部材3をレーザ光L1の経
路に沿って直列に2つ配置している。このように絞り部
材3を直列に並べると、外乱光Gがスリット3aを通っ
てCCD8に更に入射し難くなり、上述の浅い角度の外
乱光Gをもカットでき、効率よく外乱光をカットするこ
とができる。
合には、図7に示すように、主にタッチパネル9に浅い
角度で反射してくる外乱光Gが絞り部材3のスリット3
aを通って、CCD8に入射してしまい、外乱光Gを充
分にカットできないことがあるので、本実施の形態で
は、図6に示すように、絞り部材3をレーザ光L1の経
路に沿って直列に2つ配置している。このように絞り部
材3を直列に並べると、外乱光Gがスリット3aを通っ
てCCD8に更に入射し難くなり、上述の浅い角度の外
乱光Gをもカットでき、効率よく外乱光をカットするこ
とができる。
【0023】本発明は、上述した実施の形態に限定され
ず、その要旨を逸脱しない範囲内において、種々の変形
が可能である。例えば、図8に示すように、絞り部材3
を3つ直列に並べたり、或いは4つ以上並べても良い。
ず、その要旨を逸脱しない範囲内において、種々の変形
が可能である。例えば、図8に示すように、絞り部材3
を3つ直列に並べたり、或いは4つ以上並べても良い。
【0024】本実施の形態では、拡散レンズ2を用いて
レーザ光L1を拡散させるタッチパネル装置10に適用
したが、これに限定されず、例えば、ポリゴンレンズ等
でレーザ光を走査するタッチパネル装置に適用しても、
同様な作用効果を得る。
レーザ光L1を拡散させるタッチパネル装置10に適用
したが、これに限定されず、例えば、ポリゴンレンズ等
でレーザ光を走査するタッチパネル装置に適用しても、
同様な作用効果を得る。
【0025】
【発明の効果】請求項1に記載の発明では、レーザ光の
経路上に開口を有する絞り部材を設ける簡単且つ低コス
トな構成で、外乱光が受光部に入射し難くするととも
に、受光部がレーザ光のみを選択的に受光することがで
きることにより、外乱光による影響を低減することがで
きるので、SN比が上がり、パネル面に接触した遮蔽物
の位置検出の精度が向上する。
経路上に開口を有する絞り部材を設ける簡単且つ低コス
トな構成で、外乱光が受光部に入射し難くするととも
に、受光部がレーザ光のみを選択的に受光することがで
きることにより、外乱光による影響を低減することがで
きるので、SN比が上がり、パネル面に接触した遮蔽物
の位置検出の精度が向上する。
【0026】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の発明と同様な効果を奏するとともに、開口の形状が
矩形であり、開口の形成が容易であるとともに、レーザ
照射部からのレーザ光が扇状に広がる場合において、こ
のレーザ光を選択的に通過させることができる。
載の発明と同様な効果を奏するとともに、開口の形状が
矩形であり、開口の形成が容易であるとともに、レーザ
照射部からのレーザ光が扇状に広がる場合において、こ
のレーザ光を選択的に通過させることができる。
【0027】請求項3に記載の発明では、請求項1又は
2に記載の発明と同様な効果を奏するとともに、複数の
絞り部材をレーザ光の経路に沿って直列に設けているの
で、外乱光が開口を通って受光部に更に入射し難くな
り、効率よく外乱光をカットすることができる。
2に記載の発明と同様な効果を奏するとともに、複数の
絞り部材をレーザ光の経路に沿って直列に設けているの
で、外乱光が開口を通って受光部に更に入射し難くな
り、効率よく外乱光をカットすることができる。
【図1】図1は、本発明に係るタッチパネル装置を概略
的に示す断面図である。
的に示す断面図である。
【図2】図2はレーザ照射ユニットを概略的に示す斜視
図である。
図である。
【図3】図1のタッチパネル装置を概略的に示す平面図
である。
である。
【図4】絞り部材が外乱光をカットしている状態を示す
図である。
図である。
【図5】外乱光がCCDに入射している状態を示す図で
ある。
ある。
【図6】第2実施の形態に係るタッチパネル装置を概略
的に示す断面図である。
的に示す断面図である。
【図7】外乱光が絞り部材のスリットを介してCCDに
入射している状態を示す図である。
入射している状態を示す図である。
【図8】変形例に係るタッチパネル装置を概略的に示す
断面図である。
断面図である。
1 レーザダイオード(レーザ照射部) 3 絞り部材 3a スリット(開口) 9a パネル面 10 タッチパネル装置 13 再帰性反射膜(再帰性反射部)
フロントページの続き Fターム(参考) 2F065 AA03 BB05 BB06 BB24 CC16 DD04 FF09 FF24 GG04 GG12 HH05 HH12 HH14 JJ03 JJ08 JJ26 LL00 LL09 LL16 LL30 UU02 5B068 AA22 AA32 BB18 BC04 5B087 AA03 AC09 CC34 5F089 BA05 BB01 BC07 BC25 CA06 DA08 GA03 GA10
Claims (3)
- 【請求項1】 パネル面に沿ってレーザ光を照射するレ
ーザ照射部と、レーザ照射部からのレーザ光を反射する
再帰性反射部と、再帰性反射部からの反射光を受光する
受光部とを備え、受光部が、パネル面上にある遮蔽物の
遮蔽位置を検出することで、遮蔽物がパネル面に接触し
ている位置を割り出すタッチパネル装置において、 レーザ照射部からのレーザ光の経路上に開口が形成され
た絞り部材を備えることを特徴とするタッチパネル装
置。 - 【請求項2】 絞り部材の開口の形状が、矩形であるこ
とを特徴とする請求項1に記載のタッチパネル装置。 - 【請求項3】 絞り部材が、レーザ光の経路に沿って直
列に複数並べられていることを特徴とする請求項1又は
2に記載のタッチパネル装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001046265A JP2002251259A (ja) | 2001-02-22 | 2001-02-22 | タッチパネル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001046265A JP2002251259A (ja) | 2001-02-22 | 2001-02-22 | タッチパネル装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002251259A true JP2002251259A (ja) | 2002-09-06 |
Family
ID=18907923
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001046265A Pending JP2002251259A (ja) | 2001-02-22 | 2001-02-22 | タッチパネル装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002251259A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100756026B1 (ko) | 2006-07-19 | 2007-09-07 | 주식회사 엠씨넥스 | 카메라를 이용한 조작 장치와 전자 기기 |
JP2008034420A (ja) * | 2006-07-26 | 2008-02-14 | Shinko Denshi Kk | フォトインタラプタ |
EP2157499A1 (en) * | 2008-08-21 | 2010-02-24 | TPK Touch Solutions Inc. | Optical diode laser touch-control device |
JP2011086649A (ja) * | 2009-10-13 | 2011-04-28 | Seiko Epson Corp | 光検出器、光学式位置検出装置および位置検出機能付き表示装置 |
JP2011096834A (ja) * | 2009-10-29 | 2011-05-12 | J&K Car Electronics Corp | 光学式反射物体検出装置及びタッチパネル |
US8526175B2 (en) | 2009-09-07 | 2013-09-03 | Sony Corporation | Information processing device |
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2001
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