JP2002249749A - 水添ポリイミド接着剤と接着シート - Google Patents

水添ポリイミド接着剤と接着シート

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JP2002249749A
JP2002249749A JP2001048080A JP2001048080A JP2002249749A JP 2002249749 A JP2002249749 A JP 2002249749A JP 2001048080 A JP2001048080 A JP 2001048080A JP 2001048080 A JP2001048080 A JP 2001048080A JP 2002249749 A JP2002249749 A JP 2002249749A
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polyimide
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adhesive
acid anhydride
molecule
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Michio Satsuma
道夫 薩摩
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Nitto Denko Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ポリイミド樹脂に対してすぐれた接着性を有す
ると共に、耐熱性にすぐれる水添ポリイミド接着剤とそ
れを用いてなる接着シートを提供する。 【解決手段】酸無水物基を有するエラストマーセグメン
ト含有ポリマーを酸無水物成分とし、分子の両末端にア
ミノ基を有するエラストマーセグメント含有ポリマーを
ジアミン成分としてなるポリイミドのエラストマーセグ
メントを部分的に、又は完全に水添した水添ポリイミド
であって、1.0×104 以上の重量平均分子量を有す
ると共に、0〜200℃の範囲のガラス転移温度を有す
る水添ポリイミドからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水添ポリイミドか
らなる接着剤と接着シートに関し、詳しくは、特に、ポ
リイミド樹脂に対してすぐれた接着性を有すると共に、
耐熱性にすぐれる水添ポリイミド接着剤とそれを用いて
なる接着シートに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ポリイミド接着剤としては、主鎖
に芳香環を有するポリイミドからなるものが知られてい
る。しかし、熱可塑性ポリイミドからなるそのような接
着剤は、被着体に塗布するに際して、ポリイミドを20
0℃以上の高温度に加熱し、溶解させることが必要であ
るので、作業性と生産性が低いのみならず、被着体の劣
化をもたらすおそれがある。熱硬化性ポリイミドからな
るそのような接着剤は、被着体に適用した後、硬化させ
るために、同様に、長時間にわたって高温度で加熱する
ことが必要とされるので、上記と同じ問題がある。
【0003】更に、従来のポリイミド接着剤は、上述し
たように、ポリイミドが分子中に芳香環を有するため
に、硬直で弾性率も高く、剥離接着力や衝撃接着力に劣
り、また、ポリイミドが高い凝集力を有するために、被
着体に対する選択性が高く、接着性が低いという問題を
も有している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来のポリ
イミド接着剤における上述した問題を解決するためにな
されたものであって、ポリイミド樹脂に対してすぐれた
接着性を有すると共に、耐熱性にすぐれる水添ポリイミ
ド接着剤とそれを用いてなる接着シートを提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、酸無水
物基を有するエラストマーセグメント含有ポリマーを酸
無水物成分とし、分子の両末端にアミノ基を有するエラ
ストマーセグメント含有ポリマーをジアミン成分として
なるポリイミドのエラストマーセグメントを部分的に、
又は完全に水添した水添ポリイミドであって、1.0×
104 以上の重量平均分子量を有すると共に、0〜20
0℃の範囲のガラス転移温度を有する水添ポリイミドか
らなることを特徴とする水添ポリイミド接着剤が提供さ
れる。
【0006】また、本発明によれば、上述したような水
添ポリイミド接着剤を適宜の基材シート上に有する接着
シートが提供される。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明による水添ポリイミド接着
剤は、酸無水物基を有するエラストマーセグメント含有
ポリマーを酸無水物成分とし、分子の両末端にアミノ基
を有するエラストマーセグメント含有ポリマーをジアミ
ン成分としてなるポリイミドのエラストマーセグメント
を部分的に、又は完全に水添した水添ポリイミドであっ
て、1.0×104 以上の重量平均分子量を有すると共
に、0〜200℃の範囲のガラス転移温度を有する水添
ポリイミドからなる。
【0008】本発明によれば、水添ポリイミド接着剤に
用いる水添ポリイミドは、上記酸無水物成分とジアミン
成分とからなるポリイミドを製造し、このポリイミドの
エラストマーセグメントの両方を部分的に、又は完全に
水添したものである。
【0009】上記ポリイミドにおける酸無水物成分は、
酸無水物基を有するエラストマーセグメント含有ポリマ
ー成分であり、上記酸無水物基としては、無水マレイン
酸基が好ましい。このような酸無水物基を有するエラス
トマーセグメント含有ポリマー成分の具体例として、例
えば、分子中に酸無水物基を有するポリブタジエンを挙
げることができ、特に、日本曹達(株)製のBN−10
15として入手することができるマレイン化1,2−ポ
リブタジエンを好ましい具体例として挙げることができ
る。
【0010】他方、上記ポリイミドにおけるジアミン成
分は、分子の両末端にアミノ基を有するエラストマーセ
グメント含有ポリマーであり、その具体例として、例え
ば、宇部興産(株)製ハイカーATBN1300X42
として入手することができる分子の両末端にアミノ基を
有するブタジエン−アクリロニトリル共重合体を挙げる
ことができる。また、分子の両末端にアミノ基を有する
エラストマーセグメント含有ポリマー成分の別の具体例
として、例えば、分子の両末端にアミノ基(例えば、プ
ロピルアミノ基)を有するポリシロキサンからなるアミ
ノ変性シリコーンオイルを挙げることができる。このよ
うなアミノ変性シリコーンオイルは、例えば、信越シリ
コーン(株)製X−22−161ASとして入手するこ
とができる。
【0011】上述したような酸無水物成分とジアミン成
分とを用いて、ポリイミドを得るには、有機溶剤中、上
記ジアミン成分の有するアミノ基のモル数と上記酸無水
物成分の有する酸無水物基のモル数がほぼ等しくなるよ
うにジアミン成分と酸無水物成分とを加熱下に攪拌しな
がら反応させることによって得ることができる。
【0012】上記有溶剤媒としては、N−メチル−2−
ピロリドン、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−
ジメチルアセトアミド、N,N−ジエチルアセトアミ
ド、ジメチルスルホキシド、ヘキサメチルホスホルアミ
ド、N−メチルカプロラクタム、クレゾール類等を挙げ
ることができる。
【0013】反応温度は、通常、150〜350℃の範
囲であり、好ましくは、150〜250℃の範囲であ
り、通常、このような温度で数時間、反応させることに
よって、生成したポリイミドを、用いた有機溶剤中の溶
液として得ることができる。
【0014】次いで、このようにして得られたポリイミ
ドの溶液に水添触媒を加え、水素を用いて、ポリイミド
分子中の酸無水物基を有するエラストマーセグメントと
分子の両末端にアミノ基を有するエラストマーセグメン
トを部分的に、又は完全に水添することによって、本発
明による接着剤において用いる水添ポリイミドを得るこ
とができる。
【0015】このように、ポリイミド分子が有するエラ
ストマーセグメント中の二重結合を部分的に、又は完全
に水添して、水添ポリイミドを得るための水添触媒とし
ては、従来より知られている水添触媒であれば、特に、
限定されるものではないが、例えば、白金触媒やルテニ
ウム触媒が好ましく用いられる。
【0016】本発明によれば、ポリイミドの水添は、上
述したように、部分水添でもよく、完全水添でもよく、
例えば、必要な耐熱性等を考慮して、適宜に選ばれる。
従って、ポリイミドの水添反応は、必要な水添の程度等
に応じて、常温常圧で行ってもよく、また、加圧加熱下
に行ってもよい。
【0017】このようにして、水添反応終了後、得られ
た水添ポリイミド溶液に貧溶媒(例えば、ヘプタン等)
を加えて、ポリイミドを沈殿させ、これを良溶媒(例え
ば、酢酸エチル)に再溶解させた後、再度、ヘプタンで
沈殿させる操作を必要に応じて数回繰り返すことによっ
て、本発明による接着剤において用いる水添ポリイミド
を粉末として得ることができる。
【0018】このようにして得られる水添ポリイミド
は、1.0×104 以上の重量平均分子量を有すると共
に、0〜200℃の範囲のガラス転移温度を有し、かく
して、このような水添ポリイミドからなる接着剤は、耐
熱性を有する感熱性接着剤として好適に用いることがで
きる。水添ポリイミドの重量平均分子量が1.0×10
4 よりも小さいときは、得られる接着剤が耐熱性等に劣
るので、好ましくない。水添ポリイミドの重量平均分子
量の上限は、特に、限定されるものではないが、通常、
5.0×105 程度である。
【0019】本発明によれば、このようにして得られた
水添ポリイミドに、必要に応じて、ポリイソシアネー
ト、エポキシ樹脂、重合性不飽和モノマー等の反応性基
や架橋剤を配合してもよく、また、フェノール樹脂やロ
ジンのようなタッキファイヤー、チタン白やカーボンの
ような顔料、シリカや炭酸カルシウムのような微粉末充
填剤等を配合してもよい。
【0020】本発明によれば、このようにして得られた
水添ポリイミドを粉末のまま、接着剤として用いること
ができ、また、得られた水添ポリイミドを適宜の有機溶
剤に溶解させて、溶剤型接着剤として用いることもでき
る。溶剤型接着剤とするための有機溶剤は、特に、限定
されるものではないが、例えば、酢酸エチル、テトラヒ
ドロフラン、トルエン等のように沸点が150℃以下で
ある比較的低沸点の有機溶剤が好ましく用いられる。こ
れらの溶剤を用いれば、その後の塗布、乾燥等が容易で
あるからである。
【0021】更に、本発明によれば、上記水添ポリイミ
ドを粉末のまま、適宜の基材シート上に塗布し、加圧加
熱して、接着シートを得ることができ、また、上記水添
ポリイミド溶液を適宜の基材に塗布し、乾燥させること
によって、接着シートを得ることができる。上記基材シ
ートとしては、例えば、ポリイミド、ポリアミド、ポリ
エステル等の合成樹脂フィルムや、不織布、レーヨン
紙、ステンレスや銅の金属箔等が用いられる。
【0022】このようにして得られる接着シートは、接
着テープやラベルとして用いることができ、また、剥離
性を有する適宜の基材に塗布、乾燥すれば、両面接着シ
ートとすることができ、そのような両面接着シートは、
例えば、接着固定用等に好適に用いることができる。
【0023】本発明による水添ポリイミド接着剤にて被
着体の接着を行うときは、用いる水添ポリイミドのガラ
ス転移温度や被着体の耐熱性等にもよるが、水添ポリイ
ミド接着剤を被着体に適用した後、例えば、加熱プレス
や電気誘導加熱装置等を用いて、通常、50〜300
℃、好ましくは、100〜200℃の範囲の温度で加圧
加熱するのが、接着性を向上させるために好ましい。
【0024】
【実施例】以下に実施例と共に参考例を挙げて本発明を
説明するが、本発明はこれら実施例により何ら限定され
るものではない。
【0025】参考例1 温度計、ディーンスターク及び滴下漏斗を取り付けたフ
ラスコにマレイン化1,2−ポリブタジエン(日本曹達
(株)製BN−1015、酸価145mgKOH/g)
15.44g(10ミリモル)、キシレン20g及びN
−メチル−2−ピロリドン(NMP)254gを仕込
み、攪拌して、溶解させた。これに分子の両末端がアミ
ノ基であるブタジエン−アクリロニトリル共重合体(宇
部興産(株)製ATBN1300X42、アミン当量9
00)9.0g(10ミリモル)のNMP溶液を滴下
し、十分に混合した後、油浴中、200℃で3時間加熱
し、生成した水を除去しながら、上記酸無水物成分とジ
アミン成分とを反応させて、ポリイミド溶液を得た。こ
の溶液にヘプタンを加え、ポリイミドを再沈させた後、
酢酸エチルに再溶解し、再度、ヘプタンで再沈させる操
作を3回繰り返して、ポリイミドの酢酸エチル溶液S1
を得た。
【0026】実施例1 参考例1で得たポリイミド溶液S1に白金触媒を加え、
1気圧の水素ガスの存在下、7日間、上記ポリイミドを
部分水添して、水添ポリイミド溶液A1を得た。この水
添ポリイミド溶液にヘプタンを加え、水添ポリイミドを
再沈させた後、酢酸エチルに再溶解し、再度、ヘプタン
で再沈させる操作を3回繰り返して、水添ポリイミドを
得、これをガラス転移温度及び重量平均分子量の測定に
供した。
【0027】実施例2 参考例1で得たポリイミド溶液S1をシクロヘキサノン
にて2倍に希釈し、これにルテニウム触媒を加え、温度
100℃、水素圧力40気圧の条件下に6時間、上記ポ
リイミドをほぼ完全に水添して、水添ポリイミド溶液A
2を得た。この水添ポリイミド溶液にメタノールを加
え、ポリマーを再沈させた後、トルエンに再溶解し、再
度、メタノールで再沈させる操作を3回繰り返して、水
添ポリイミドを得、これをガラス転移温度及び重量平均
分子量の測定に供した。
【0028】比較例1 参考例1において、分子の両末端がアミノ基であるブタ
ジエン−アクリロニトリル共重合体4.5g(5ミリモ
ル)を用いた以外は参考例1と同様にして、ポリイミド
溶液を得た。この溶液にヘプタンを加え、ポリマーを再
沈させた後、酢酸エチルに再溶解し、再度、ヘプタンで
再沈させる操作を3回繰り返して、ポリイミドの酢酸エ
チル溶液S2を得た。
【0029】このポリイミド溶液S2に白金触媒を加
え、1気圧の水素ガスの存在下、7日間、上記ポリイミ
ドを部分水添して、水添ポリイミド溶液B1を得た。こ
の水添ポリイミド溶液にヘプタンを加え、水添ポリイミ
ドを再沈させた後、酢酸エチルに再溶解し、再度、ヘプ
タンで再沈させる操作を3回繰り返して、水添ポリイミ
ドを得、これをガラス転移温度及び重量平均分子量の測
定に供した。
【0030】上記実施例及び比較例において得た水添ポ
リイミドについて、下記のようにして、ガラス転移温度
と重量平均分子量を測定すると共に、上記実施例及び比
較例において得た水添ポリイミド溶液即ち、接着剤につ
いて、接着性を評価した。
【0031】ガラス転移温度の測定 得られたポリイミドから断面積0.5mm2 の棒状の試
料を調製し、これを2cmのチャック間で固定し、セイ
コーインスツルメント(株)製DMS210を用いて、
その動的粘弾性を周波数10Hzで測定して、低温から
昇温したときに、弾性率E’が108 Pa以下に低下す
る温度をガラス転移温度とした。
【0032】重量平均分子量 溶媒としてジメチルホルムアミドを用いて、トーソー
(株)製ゲルパーミエーションクロマトグラフSC−8
020にて測定した。
【0033】接着性の評価 25μm厚さのポリイミドフィルム上に乾燥厚さが20
μmとなるように、接着剤を塗布した後、乾燥して、接
着シートを作成した。この接着シートを別の25μm厚
さのポリイミドフィルムに貼り合わせ、120℃の加熱
ロール圧着機に通して、貼り合わせた。これを10mm
幅に切断し、オートグラフを用いて、5mm/分の速度
でT剥離して、剥離力を求めた。これを常温接着力とし
た。結果を表1に示す。また、温度100℃の雰囲気中
で同様にして剥離力を求めて、これを熱時接着力とし
た。
【0034】
【表1】
【0035】
【発明の効果】以上のように、本発明による水添ポリイ
ミド接着剤は、酸無水物成分として、酸無水物基を有す
るエラストマーセグメント含有ポリマーを用いると共
に、ジアミン成分として、分子の両末端にアミノ基を有
するエラストマーセグメント含有ポリマーをジアミン成
分と用いてなるポリイミドを水添してなり、1.0×1
4 以上の重量平均分子量を有すると共に、0〜200
℃の範囲のガラス転移温度を有するので、ポリイミド樹
脂に対する接着性と耐熱性にすぐれており、感熱性接着
剤として好適に用いることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C09J 109/02 C09J 109/02 183/08 183/08 G09F 3/10 G09F 3/10 C Fターム(参考) 4J004 AA05 AA06 AA07 AA11 AB05 CA02 CA06 CA08 CB01 CC02 EA05 FA08 4J035 GA02 GB02 GB08 GB09 GB10 LA04 LB02 4J040 CA021 CA071 DL031 EH031 GA07 GA12 GA14 LA01 LA02 LA06 LA08 PA23 4J043 PA02 QB15 QB26 SA06 SB01 SB02 TA22 TB01 TB02 UA761 UA762 WA09 WA13 WA16 WA23 XA03 XA16 XA17 ZB01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】酸無水物基を有するエラストマーセグメン
    ト含有ポリマーを酸無水物成分とし、分子の両末端にア
    ミノ基を有するエラストマーセグメント含有ポリマーを
    ジアミン成分としてなるポリイミドのエラストマーセグ
    メントを部分的に、又は完全に水添した水添ポリイミド
    であって、1.0×104 以上の重量平均分子量を有す
    ると共に、0〜200℃の範囲のガラス転移温度を有す
    る水添ポリイミドからなることを特徴とする水添ポリイ
    ミド接着剤。
  2. 【請求項2】酸無水物基を有するエラストマーセグメン
    ト含有ポリマーが分子中に酸無水物基を有するポリブタ
    ジエンである請求項1に記載の水添ポリイミド接着剤。
  3. 【請求項3】酸無水物基を有するエラストマーセグメン
    ト含有ポリマーがマレイン化1,2−ポリブタジエンで
    ある請求項1に記載の水添ポリイミド接着剤。
  4. 【請求項4】分子の両末端にアミノ基を有するエラスト
    マーセグメント含有ポリマーが分子の両末端にアミノ基
    を有するブタジエン−アクリロニトリル共重合体である
    請求項1に記載の水添ポリイミド接着剤。
  5. 【請求項5】分子の両末端にアミノ基を有するエラスト
    マーセグメント含有ポリマーが分子の両末端にアミノ基
    を有するポリシロキサンである請求項1に記載の水添ポ
    リイミド接着剤。
  6. 【請求項6】請求項1から5のいずれかに記載の水添ポ
    リイミド接着剤を基材シート上に有する接着シート。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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US7718255B2 (en) 2003-08-19 2010-05-18 Nitto Denko Corporation Cleaning sheets and method of cleaning with the same
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