JP2002249154A - 合成樹脂製注出キャップ - Google Patents

合成樹脂製注出キャップ

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JP2002249154A
JP2002249154A JP2001350181A JP2001350181A JP2002249154A JP 2002249154 A JP2002249154 A JP 2002249154A JP 2001350181 A JP2001350181 A JP 2001350181A JP 2001350181 A JP2001350181 A JP 2001350181A JP 2002249154 A JP2002249154 A JP 2002249154A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 注出キャップの人手による分別を容易に達成
できるようにし、硬貨物を使用した注出キャップの不正
分離を行い難くすると共に、構造を簡単にして、不正開
封防止効果を明確に発揮することにより、商品としての
安全性を高めると共に、製造コストの低減を無理なく達
成する。 【解決手段】 壜口筒23に密嵌装して注出口を開設す
るキャップ本体2と、キャップ本体2に螺合着脱して注
出口を開閉する外キャップ体14とから成り、キャップ
本体2に組付き筒3の外周面に第1係止部5を形成し、
外キャップ体14の破断片20を介して一体設された係
止筒21に、第1係止部5の下方から係止する第2係止
部22を設け、壜口筒23へのキャップ本体2の組付き
強度を、人手によるもぎ取り状の取り外しができる程度
となるように設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、壜体の口筒に組付
けられ、内容液の注出口を開設したキャップ本体と、こ
のキャップ本体の注出口を開閉する外キャップ体とから
構成され、廃棄時に分別回収が有利であるように構成し
た、不正開封防止機能付き合成樹脂製注出キャップに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】合成樹脂製壜容器の再利用を効率よく実
施できるようにするために、廃棄される合成樹脂製品を
分別回収することが求められており、その一つとして、
壜容器の壜口筒に組付けられて注出口を形成する注出キ
ャップを、壜容器の破棄時に、壜容器から簡単に分離で
きるようにした従来技術として、特開平11−2552
51号公報に開示された技術がある。
【0003】この従来技術は、壜口筒に、外嵌して乗り
越え係止する組付き筒を有し、密嵌装して注出口を形成
するキャップ本体と、このキャップ本体に着脱自在に螺
合して、キャップ本体の注出口を開閉する外キャップ体
とから構成され、キャップ本体の組付き筒の、複数の縦
割溝を下端部に設けた、壜口筒との係止機能部分の外周
に第1係止部となる係止凹嵌部とを一体に形成し、この
組付き筒に外嵌する外キャップ体の外装筒の下端に、複
数の破断片を介して、組付き筒の係止凹嵌部に、上方に
抜け出し不能に、かつ引き下げ操作により下方に乗り越
え可能に係止する第2係止部を有する係止筒を連設して
構成されている。
【0004】この従来技術にあっては、外キャップ体の
外装筒からの係止筒の分離により、不正開封防止作用を
発揮するようにし、組付き筒の下端部に対する係止筒の
係止により、キャップ本体の壜口筒に対する組付きを強
固に維持し、組付き筒の下端部から係止筒が、下方に離
脱することにより、キャップ本体の壜口筒からの離脱を
容易に達成できるようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来技術にあっては、キャップ本体の組付き筒の下端
が露出した状態となっているので、ドライバー等の硬質
物の先端部分を、この組付き筒と壜口筒との間に差し込
んで、こじり開け状にキャップ本体を壜口筒から分離さ
せることが簡単にできてしまう、と云う問題があった。
【0006】また、キャップ本体の組付き筒下端部に、
壜口筒に対する係止機能部分と、外キャップ体の第2係
止部を嵌合させて係止筒の上昇を阻止するとともに、係
止筒の自由移動を阻止して強制移動を許容する第1係止
部となる係止凹部とを、一体に形成する必要があり、構
造が複雑になる、と云う問題があった。
【0007】さらに、破断片の破断後も、係止筒の組付
き筒下端部に対する組付きに変化がないので、破断片の
破断前と後とで、組付き筒に対する係合筒の組付き位置
に大きな変化がなく、このため外観から破断片の破断を
認識することが難しく、不正開封防止効果が発揮され難
い場合がある、と云う問題があった。
【0008】そこで、本発明は、上記した従来技術にお
ける問題点を解消すべく創案されたもので、硬質物を使
用した不正なこじり開けを不能とすると共に、構造を簡
単にし、さらに不正開封防止効果を明確に発揮できるよ
うにすることを技術的課題とし、もって商品としての安
全性を高めると共に、製造コストの低減を無理なく達成
することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記技術的課題を解決す
る本発明の内、請求項1記載の発明の手段は、壜口筒
に、外嵌して乗り越え係止する組付き筒を有すると共
に、密嵌装して注出口を形成するキャップ本体を有する
こと、このキャップ本体に着脱自在に螺合して、キャッ
プ本体の注出口を開閉する有頂筒形状の外キャップ体を
有すること、キャップ本体の組付き筒の、壜口筒の係止
機能部分に対向する部分の外周面箇所に、第1係止部を
形成すること、閉状態で、キャップ本体の組付き筒に外
装する外キャップ体の外装筒の下端に、壜口筒のネック
リングの外径よりも大きい内径を有し、第1係止部に下
方から係止する第2係止部を設けた係止筒を、複数の破
断片を介して一体に連設すること、壜口筒に対するキャ
ップ本体の組付き強度を、内容液のウオーターハンマー
の力で外れることがないと共に、壜口筒に対して空回り
することがない範囲で、人手によるもぎ取り状の取り外
しができる程度に設定すること、にある。
【0010】注出キャップを壜口筒に組付けた状態で
は、キャップ本体の注出口を、このキャップ本体に螺合
組付きした外キャップ体が密閉し、またキャップ本体の
組付き筒に外嵌した外キャップ体の係止筒が、その第2
係止部を、キャップ本体の組付き筒の外周面に形成され
た第1係止部に、下方から係止させている。
【0011】この状態から外キャップ体を螺脱回動させ
ると、上昇変位する外キャップ体の本体筒と外装筒の組
合せ物に対して、係止筒は、第1係止部と第2係止部と
の係止により、上昇変位不能となっているので、破断片
が破断される。
【0012】破断片が破断されると、係止筒は、自重に
より下方に落下変位して、破断片の破断前とその位置が
大きく変化するので、この係止筒の大きな位置変化によ
り、破断片の破断を明確に認識することができ、不正開
封防止機能が確実に発揮されることになる。
【0013】この際、係止筒の内径がネックリングの外
径よりも大きいので、係止筒の落下変位動作がネックリ
ングにより邪魔されることがなく、係止筒は確実に、か
つ円滑に落下変位する。
【0014】注出キャップを、壜口筒から分別して回収
するに際しては、キャップ本体を掴んで、そのままもぎ
取り力を作用させて、組付き筒を拡径方向に撓み変形さ
せることにより、壜口筒から強引にもぎ取る。
【0015】この際、壜口筒に組付いているキャップ本
体に、外キャップ体の本体筒と外装筒との組合せ物を螺
合組付けしておくと、手による注出キャップの掴みが、
良好な状態で達成される。
【0016】キャップ本体を壜口筒からもぎ取ったなら
ば、係止筒を壜口筒から引き上げ離脱させて、注出キャ
ップの壜口筒からの分別を完了する。
【0017】なお、破断片の破断前においては、キャッ
プ本体の組付き筒に外キャップ体の係止筒が外嵌してい
るので、組付き筒はその拡径変形を阻止された状態とな
っており、このためキャップ本体の壜口筒に対する嵌装
組付きが安定して確保されることになる。
【0018】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明の構成に、壜口筒に対するキャップ本体の組付き強度
の設定手段を、キャップ本体の組付き筒の肉厚としたこ
と、を加えたものである。
【0019】この請求項2記載の発明にあっては、キャ
ップ本体の組付き筒の肉厚を薄くすると、外力による拡
径方向への撓み変形しやすくなり、逆に厚くすると変形
しにくくなるので、この肉厚を適正に設定することによ
り、壜体筒に対するキャップ本体の組付き強度を適正な
範囲に設定することが、特別な構造を付加することなく
達成される。
【0020】請求項3記載の発明は、請求項1記載の発
明の構成に、壜口筒に対するキャップ本体の組付き強度
の設定手段を、キャップ本体の組付き筒の少なくとも下
端部に割溝を設けることとしたこと、を加えたものであ
る。
【0021】請求項3記載の発明にあっては、割溝の個
数や、溝長さ等の形状により、外力による組付き筒の拡
径方向への撓み変形程度を設定し、壜口筒に対するキャ
ップ本体の組付き強度を適正な範囲に精度高く設定する
ことができる。
【0022】請求項4記載の発明は、請求項1、2又は
3記載の発明の構成に、外キャップ体の係止筒を、キャ
ップ本体の組付き筒の第1係止部から壜口筒のネックリ
ングまでの高さ幅としたこと、を加えたものである。
【0023】請求項4記載の発明にあっては、キャップ
体の係止筒が、組付き筒の下端縁とネックリングとの間
に形成される隙間を覆い隠すことになり、これにより組
付き筒の下端縁とネックリングとの間に形成される隙間
にドライバー等の硬質物を差し込んで、注出キャップを
壜口筒から不正にこじ開け分離させるのを防止できる。
【0024】請求項5記載の発明は、請求項1、2、3
又は4記載の発明の構成に、第2係止部を、第1係止部
を乗り越え可能に、外キャップ体の係止筒の内方に突設
した周突条としたこと、を加えたものである。
【0025】請求項5記載の発明にあっては、第2係止
部を単純形状である周突条としたため、第2係止部の構
造が簡単なものとなり、壜口筒、キャップ本体及び外キ
ャップ体の相互組付を精度良くするために、精密に形成
する必要がある外キャップ体の形成が容易となる。
【0026】請求項6記載の発明は、請求項1、2、4
又は5記載の発明の構成に、キャップ本体の第1係止部
又は外キャップ体の第2係止部のどちらか一方若しくは
双方を、断続した周突条状構造としたこと、を加えたも
のである。
【0027】請求項6記載の発明にあっては、第1係止
部又は第2係止部のどちらか一方又は双方が断続した周
突条状構造となっていると、肉厚となっている第1係止
部又は第2係止部が、拡径し易くなり、外キャップ体を
組付けた状態のキャップ本体の壜口筒への組付けが容易
となる。
【0028】なお、断続した周突条状構造とは、対向す
る二箇所、または等間隔の複数箇所に、周突条が除去さ
れて、途切れた部分を有する周突条状構造をいう。
【0029】請求項7記載の発明は、請求項1、2、
3、4、又は5記載の発明の構成に、第2係止部を、外
キャップ体の係止筒の内方、かつ、斜め上方に突出する
弾性変位可能な複数の弾性片としたこと、を加えたもの
である。
【0030】請求項7記載の発明にあっては、弾性片で
ある第2係止部が、無理なくキャップ本体の第1係止部
を乗り越えて、破断しやすい破断片を破断することな
く、下方から確実に弾性片を第1係止部に係止させるこ
とができる。
【0031】請求項8記載の発明は、請求項1、2、
3、4、5、6又は7記載の発明の構成に、キャップ本
体の組付き筒の下端縁とネックリングとの間に、硬貨の
周端部が侵入可能な間隙を形成したこと、を加えたもの
である。
【0032】この請求項8記載の発明にあっては、力の
弱い人でも、硬貨等の身近な硬質物を使用して、キャッ
プ本体の壜口筒からの分離を、こじ開け状に簡単に達成
することができる。
【0033】請求項9記載の発明は、請求項1、2、
3、4、5、6、7又は8記載の発明の構成に、第2係
止部を含めた外キャップ体の係止筒の最小内径値を、ネ
ックリングの外径よりも大きい値に設定したこと、を加
えたものである。
【0034】この請求項9記載の発明にあっては、破断
片の破断により下降変位する係止筒の下降変位が、ネッ
クリングに邪魔されることなく、充分な量となるので、
不正開封防止機能が、より明確に発揮されることになる
と共に、キャップ本体の組付き筒とネックリングとの間
の間隙を確実に露出させる。
【0035】請求項10記載の発明は、請求項1、2、
3、4、5、6、7、8又は9記載の発明の構成に、キ
ャップ本体と外キャップ体とを異色とした、ことを加え
たものである。
【0036】この請求項10記載の発明にあっては、破
断片を破断して、外キャップ体の係止筒が、下降限まで
下降変位するので、外キャップ体の下側に異色のキャッ
プ本体の組付き筒の下部が露出して目立つことになり、
これにより不正開封防止機能がより効果的に発揮される
ことになる。
【0037】請求項11記載の発明は、請求項1、2、
3、4、5、6、7、8、9又は10記載の発明の構成
に、キャップ本体に形成される注出口を、内容液の注出
をガイドすべく設けた注出筒の底壁としての封止壁に、
閉ループを描く破断溝により区画形成された、プルリン
グ等を有する抜栓部の破断除去により開設される、プル
オープン式の注出口とした、ことを加えたものである。
【0038】この請求項11記載の発明にあっては、注
出口の開設までの壜容器の密閉を、確実にかつ強固に達
成維持することができる。
【0039】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を、図面
を参照しながら説明する。注出キャップ1は、ポリプロ
ピレン樹脂もしくは低密度ポリエチレン樹脂製のキャッ
プ本体2と外キャップ体14とから構成されている。
【0040】キャップ本体2は、壜口筒23に外嵌し、
ネックリング25との間に、硬貨の周端部が侵入できる
間隙を形成する高さに成形された組付き筒2の上端に、
内鍔状の頂壁6を介して、外周面に螺条を刻設した螺合
筒7を立設し、この螺合筒7の上端に内鍔片9を介し
て、上端部をラッパ状に拡径した有底筒状の注出筒10
を連設し、この注出筒10の底壁である封止壁11に、
閉ループ状に形成された破断溝13により区画形成され
た、プルリング等を有する抜栓部12を形成して構成さ
れている。
【0041】壜口筒23に外嵌する組付き筒3は、その
内周面下端部に、壜口筒23の開口部外周に設けられた
係止周条24に乗り越え係止する係止突条4を設けて、
壜口筒23に対する係止機能部分を構成し、この係止突
条4に隣接する上位の外周面箇所となる、係止周条24
に外側から対向する部分の外周面箇所に、周突条状構造
の第1係止部5を形成している。
【0042】キャップ本体2の壜口筒23への組付き強
度は、組付き筒3の肉厚により、内容液のウオーターハ
ンマーの力で外れることがないと共に、壜口筒23に対
して空周りすることがない範囲、およびプルリングを有
する抜栓部12の破断除去操作により外れることがない
範囲で、かつ、外キャップ体14の係止筒21が離脱し
た状態で、人手によるもぎ取り状の取り外しができる範
囲となるように設定している。
【0043】なお、螺合筒7を垂下状に延長設されたシ
ール筒8は、壜口筒23に密嵌入することにより、キャ
ップ本体2の壜口筒23に対する組付きを、充分に密に
なるようにしている。
【0044】外キャップ体14は、注出筒10の開口端
に密嵌入する栓筒片17を下面に垂下設した頂板15の
周端縁から、螺合筒7に螺合する本体筒16を垂下設
し、この本体筒16の下端に、外鍔片18を介して、組
付き筒3に外嵌する外装筒19を垂下設し、この外装筒
19の下端に、破断し易い複数の破断片20を介して、
第1係止部5を乗り越えて下方から係止する、第2係止
部22となる周突条26を内面に設けた係止筒21を連
設して構成されている。
【0045】キャップ本体2の第1係止部5の断続した
周突条状構造とすると、若しくは、外キャップ体14の
第2係止部22を断続した周突条26とすると、又は、
キャップ本体2の第1係止部5及び外キャップ体14の
第2係止部22の双方を断続した周突条状構造とする
と、肉厚となるキャップ本体2の第1係止部5若しくは
外キャップ体14の第2係止部22が、拡径しやすくな
り、外キャップ体14を組付けた状態のキャップ本体2
を壜口筒23に簡単に組付けることができる。
【0046】係止筒21は、ネックリング25の外径よ
りも大きく設定した周突条26まで含めた最小内径値を
有しているので、図2の開封前の状態では、周突条26
を第1係止部5に下方から略当接させ、係止筒21の下
端部をネックリング25の外周面に対向させることにな
り、破断片20の破断時には、ネックリング25に邪魔
されることなく、確実に落下変位する。
【0047】このため、係止筒21は、特に周突条26
で組付き筒3を外側から押さえて、この組付き筒3の妄
りな拡径変形の発生を阻止し、これによりキャップ本体
2の壜口筒23に対する安定した嵌装組付きを達成維持
する。
【0048】また、係止筒21は、第1係止部5からネ
ックリング25までの高さ幅を有して、組付き筒3とネ
ックリング25との間に形成される間隙を覆い隠すた
め、キャップ本体2を直接こじ開け状に分離させようと
する、不正処理を不能としている。
【0049】破断片20が破断した際は、図3に示すよ
うに、係合筒21は、その自重により、ネックリング2
5の下位まで下降変位することになり、これにより第2
係止部22がネックリング25に引っ掛かって、係止筒
21の上端が組付き筒3の下端部に外装したままとなっ
て、組付き筒3の拡径変形が不能となる、と云う不都合
の発生を防止する。
【0050】最初に内容液を注出使用する際には、外キ
ャップ体14を螺脱方向に回して取り外し、プルリング
を引っ張り抜栓部12を破断除去するが、この際、抜栓
部12の破断除去操作により、キャップ本体2が壜口筒
23から外れることがない範囲となるように、組付き筒
3の肉厚を設定しているため、組付き筒3が拡径方向に
大きく変形し難く、係止突条4が係止周条24を乗り越
えて外れることを防止している。
【0051】一方、壜口筒23から注出キャップ1を分
別する際には、外キャップ体14を螺着させた状態でキ
ャップ本体2に、人手によるもぎ取り力を作用させる
と、人手によるもぎ取り状の取り外しができる程度に設
定した肉厚の組付き筒3が、拡径方向に充分に撓み変形
し、力の弱い人でも簡単に注出キャップ1を取り外すこ
とができる。
【0052】注出キャップ1を分別する際には、外キャ
ップ体14を螺着させた状態でキャップ本体2をもぎ取
り状に分別しても良いのであるが、図3に二点鎖線で示
すように、組付き筒3とネックリング25との間の間隙
に、硬貨の周端部等の身近な硬質物の先端部を差し込
み、これで組付き筒3を拡径方向にこじ開けることによ
り、注出キャップ1を簡単に分別できる。
【0053】図4及び図5に示す、第2実施例は、壜口
筒23に対するキャップ本体2の組付き強度を、キャッ
プ本体2の組付き筒3の下端部に設けた割溝4aにより
設定した構成である。キャップ本体2の第1係止部5
は、割溝4aにより断続した周突条状構造となってい
る。割溝4aの形成にあたっては、壜口筒23に対する
キャップ本体2の組付き強度が適正な範囲となり、か
つ、弱いもぎ取り作用によってキャップ本体2のもぎ取
りが可能となる範囲となるように、個数のみならず、長
さ、幅等を、壜体容器全体の構造、使用状態を考慮しな
がら設計する必要がある。
【0054】壜口筒23から注出キャップ1を分別する
際は、外キャップ体14を螺着させた状態でキャップ本
体2に、人手によるもぎ取り力を作用させると、弱いも
ぎ取り力であっても、組付き筒3が割溝4aにより拡径
方向に充分に撓み変形するため、力の弱い人でも簡単に
注出キャップ1を取り外すことができる。
【0055】図6及び図7に示す、第3実施例は、外キ
ャップ体14の係止筒21に設けた第2係止部を、係止
筒21の内方、かつ、斜め上方に突設した弾性片27と
した構成である。
【0056】弾性片27は、係止筒21の下端部に、下
方から上方に切り込みを形成して複数のフラップ片状と
したものを、ネックリング25の高さ位置で、係止筒2
1の内方の斜め上方に突出するように折り曲げて形成し
ている。なお、弾性片27は、係止筒21の内周面の下
部から斜め上方に向けた複数の突片を突設したものでも
よい。
【0057】キャップ本体2に外キャップ体14を組付
ける際に、図6に示すように、弾性片27が弾性変位
し、係止筒21に連設されている破断し易い複数の破断
片20を破断することなく、無理なく第1係止部5を乗
り越えて、キャップ本体2に外キャップ体14を螺合組
付けする。
【0058】開封する際には、弾性片27が第1係止部
5の下方から確実に係止し、係止筒21の上昇を阻止し
ているので、図7に示すように、破断片が確実に破断さ
れ、ネックリング25に邪魔されることなく、係止筒2
1が確実に落下変位する。
【0059】
【発明の効果】本発明は、上記した構成となっているの
で、以下に示す効果を奏する。請求項1記載の発明にあ
っては、キャップ本体の壜口筒に対する組付き強度を、
人手によるもぎ取り状の取り外しができる程度としたの
で、注出キャップの壜口筒からの分別を、簡単に達成す
ることができる。
【0060】また、キャップ本体の組付き筒の下端と壜
口筒のネックリングとの間の間隙を外キャップ体の係合
筒が覆い隠すので、ドライバー等の硬質物を使用しての
注出キャップの不正分別を困難なものとすることがで
き、これにより注出キャップを組付けた壜容器の安全性
を、充分にそして確実に高めることができる。
【0061】そして、壜口筒に対する係止機能部分と、
キャップ本体と外キャップ体との係止機能部分とを全く
別個に形成し、かつ組付き筒を撓み変形を利用した分別
が可能な単純円筒状に構成したので、その構造を簡単な
ものとすることができ、もって簡単にかつ安価に製造す
ることができる。
【0062】さらに、外キャップ体の係止筒は、破断片
の破断後に、自重により下降変位することが可能である
ので、この下降変位により破断片の破断を明確に認識さ
せることができ、もって不正開封防止機能を明確に発揮
することができ、壜容器の安全性を高めることができ
る。
【0063】請求項2記載の発明は、キャップ本体の組
付き強度の設定手段を、組付き筒の肉厚としており、特
別な構造を付加することなく、組付き強度を制御するこ
とができる。
【0064】請求項3記載の発明は、割溝を設ける方法
であり、壜体容器の構造、使用方法に応じて、組付き強
度を適正な範囲に精度高く設定することができる。
【0065】請求項4記載の発明は、外キャップ体の係
止筒を、第1係止部からネックリングまでの高さ幅とし
たので、組付き筒の下端縁とネックリングとの間を覆い
隠し、組付き筒の下端縁とネックリングとの間の隙間に
硬質物を差し込んで、注出キャップを壜口筒から不正に
こじ開け分離させるのを防止できる。
【0066】請求項5記載の発明にあっては、第2係止
部を単純形状である周突条としたので、第2係止部の構
造が簡単となり、キャップ体の形成が容易となる。
【0067】請求項6記載の発明にあっては、第1係止
部又は第2係止部のどちらか一方又は双方を断続した周
突条状構造としたため、外キャップ体を組付けた状態の
キャップ本体を、容易に壜口筒に組付けることができ
る。
【0068】請求項7記載の発明にあっては、第2係止
部を弾性片としたので、破断し易い破断片を破壊するこ
となく、無理なく外キャップ体をキャップ本体に螺合組
付けし、確実に弾性片を第1係止部に係止させることが
できる。
【0069】請求項8記載の発明にあっては、硬貨等の
身近な硬質物を使用して、キャップ本体の壜口筒からの
分離を簡単に達成することができるので、注出キャップ
の分別回収を、大きな力を要することなく、簡単に行な
うことができる。
【0070】請求項9記載の発明にあっては、破断片の
破断後の係止筒の下降変位が、大きな変位量で確実に行
なわれるので、破断片の破断されたことが、一目で認識
することができ、これにより高い不正開封防止効果が発
揮されることになる。
【0071】請求項10記載の発明にあっては、破断片
の破断を、注出キャップの外観の色分布変化として現出
するので、きわめて高い不正開封防止効果を発揮する。
【0072】請求項11記載の発明にあっては、注出口
開設までの壜容器の密閉を強固に確実に達成維持するこ
とができ、もってより高い安全性を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す、組立て前の全体斜視
図。
【図2】図1に示した実施例の、外キャップ体螺脱前の
半縦断面図。
【図3】図1に示した実施例の、外キャップ体螺脱後の
半縦断面図。
【図4】本発明の第2実施例示す、キャップ本体の斜視
図。
【図5】図4に示した実施例の、外キャップ体螺脱前の
半縦断面図。
【図6】本発明の第3実施例を示す、外キャップ体螺脱
前の半縦断面図。
【図7】図6に示した実施例の、外キャップ体螺脱後の
半縦断面図。
【符号の説明】
1 ; 注出キャップ 2 ; キャップ本体 3 ; 組付き筒 4 ; 係止突条 4a; 割溝 5 ; 第1係止部 6 ; 頂壁 7 ; 螺合筒 8 ; シール筒 9 ; 内鍔片 10; 注出筒 11; 封止壁 12; 抜栓部 13; 破断溝 14; 外キャップ体 15; 頂板 16; 本体筒 17; 栓筒片 18; 外鍔片 19; 外装筒 20; 破断片 21; 係止筒 22; 第2係止部 23; 壜口筒 24; 係止周条 25; ネックリング 26; 周突条 27; 弾性片
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Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壜口筒(23)に、外嵌して乗り越え係止す
    る組付き筒(3)を有すると共に、密嵌装して注出口を形
    成するキャップ本体(2)と、該キャップ本体(2)に着脱自
    在に螺合して、前記注出口を開閉する有頂筒形状の外キ
    ャップ体(14)とから構成され、前記組付き筒(3)の、前
    記壜口筒(23)の係止機能部分に対向する部分の外周面箇
    所に、第1係止部(5)を形成し、閉状態で前記組付き筒
    (3)に外装する外キャップ体(14)の外装筒(19)の下端
    に、前記壜口筒(23)のネックリング(25)の外径よりも大
    きい内径を有し、前記第1係止部(5)に下方から係止す
    る第2係止部(22)を設けた係止筒(21)を、複数の破断片
    (20)を介して一体に連設し、さらに前記壜口筒(23)に対
    するキャップ本体(2)の組付き強度を、内容液のウオー
    ターハンマーの力で外れることがないと共に、前記壜口
    筒(23)に対して空回りすることがない範囲で、人手によ
    るもぎ取り状の取り外しができる程度に設定した合成樹
    脂製注出キャップ。
  2. 【請求項2】 壜口筒(23)に対するキャップ本体(2)の
    組付き強度の設定手段を、組付き筒(3)の肉厚とした、
    請求項1記載の合成樹脂製注出キャップ。
  3. 【請求項3】 壜口筒(23)に対するキャップ本体(2)の
    組付き強度の設定手段を、組付き筒(3)の少なくとも下
    端部に割溝(4a)を設けることとした請求項1記載の合成
    樹脂製注出キャップ。
  4. 【請求項4】 外キャップ体(14)の係止筒(21)を、キャ
    ップ本体(2)の第1係止部(5)から壜口筒(23)のネックリ
    ング(25)までの高さ幅とした、請求項1、2又は3記載
    の合成樹脂製注出キャップ
  5. 【請求項5】 第2係止部(22)を、係止筒(21)の内面に
    突設した、第1係止部(5)に乗り越え可能な周突条(26)
    とした請求項1、2、3又は4記載の合成樹脂製注出キ
    ャップ。
  6. 【請求項6】 第1係止部(5)又は第2係止部(22)のど
    ちらか一方若しくは双方を、断続した周突条状構造とし
    た請求項1、2、4又は5記載の合成樹脂製注出キャッ
    プ。
  7. 【請求項7】 第2係止部(22)を、係止筒(21)の内方、
    かつ、斜め上方に突出した弾性変位可能な複数の弾性片
    (27)とした請求項1、2、3、4又は5記載の合成樹脂
    製注出キャップ。
  8. 【請求項8】 組付き筒(3)の下端縁とネックリング(2
    5)との間に、硬貨の周端部が侵入可能な間隙を形成した
    請求項1、2、3、4、5、6又は7記載の合成樹脂製
    注出キャップ。
  9. 【請求項9】 第2係止部(22)を含めた係止筒(21)の最
    小内径値をネックリング(25)の外径よりも大きい値に設
    定した請求項1、2、3、4、5、6、7又は8記載の
    合成樹製注出キャップ。
  10. 【請求項10】 キャップ本体(2)と外キャップ体(14)
    とを異色とした請求項1、2、3、4、5、6、7、8
    又は9記載の合成樹脂製注出キャップ。
  11. 【請求項11】 キャップ本体(2)に形成される注出口
    を内容液の注出をガイドすべく設けた注出筒(10)の底壁
    である封止壁(11)に、閉ループを描く破断溝(13)により
    区画形成された、プルリングを有する抜栓部(12)の破断
    除去により開設される、プルオープン式の注出口とした
    請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9又は10記
    載の合成樹脂製の注出キャップ。
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JP2014028642A (ja) * 2012-07-31 2014-02-13 Yoshino Kogyosho Co Ltd 注出キャップ及びそれを有する容器

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