JP2002248010A - 警告灯付き傘 - Google Patents
警告灯付き傘Info
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- JP2002248010A JP2002248010A JP2001047913A JP2001047913A JP2002248010A JP 2002248010 A JP2002248010 A JP 2002248010A JP 2001047913 A JP2001047913 A JP 2001047913A JP 2001047913 A JP2001047913 A JP 2001047913A JP 2002248010 A JP2002248010 A JP 2002248010A
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- JP
- Japan
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- light
- umbrella
- emitting diode
- light emitting
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 傘頂部に設けた発光ダイオードから発生する
光によって効果的に傘シートを照らし、傘シートの視認
性を高めると共に、安価な警告灯付き傘を提供する。 【解決手段】 傘シート12の中央頂部分に設けられて
いる石突き14に透光性収納部19を設け、透光性収納
部19内に点滅する発光ダイオード25を配置した警告
灯付き傘10において、透光性収納部19に、発光ダイ
オード25を囲んで、発光ダイオード25からの光を透
過させて、傘シート12を放射状に照らす蒲鉾型レンズ
27を複数形成した。
光によって効果的に傘シートを照らし、傘シートの視認
性を高めると共に、安価な警告灯付き傘を提供する。 【解決手段】 傘シート12の中央頂部分に設けられて
いる石突き14に透光性収納部19を設け、透光性収納
部19内に点滅する発光ダイオード25を配置した警告
灯付き傘10において、透光性収納部19に、発光ダイ
オード25を囲んで、発光ダイオード25からの光を透
過させて、傘シート12を放射状に照らす蒲鉾型レンズ
27を複数形成した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、雨が降っている夜
道等を歩く場合に使用するのに便利な傘に係り、特に、
傘に発光ダイオード等の光源を設けた警告灯付き傘に関
する。
道等を歩く場合に使用するのに便利な傘に係り、特に、
傘に発光ダイオード等の光源を設けた警告灯付き傘に関
する。
【0002】
【従来の技術】雨が降っている夜間は視界が悪く、特
に、人が傘をさして歩道等を歩くとドライバー等から見
え難く、最悪の場合には自動車事故に繋がるという場合
があった。そこで、例えば特開平11−299517号
公報、特開2000−106925公報等に開示されて
いるように、傘の傘頂部に発光ダイオード(LED)を
取付け、発光ダイオードには光拡散材からなる保護キャ
ップを被せて、傘の柄の中に電池と発光ダイオードを点
滅させる制御装置とを装着した明かり付きの傘が提案さ
れている。そして、傘頂部と傘の柄を繋ぐ中空パイプか
らなるロッド部の中に通したリード線を介して電池から
の電力を発光ダイオードに供給することにより、夜間に
発光ダイオードを点滅させている。
に、人が傘をさして歩道等を歩くとドライバー等から見
え難く、最悪の場合には自動車事故に繋がるという場合
があった。そこで、例えば特開平11−299517号
公報、特開2000−106925公報等に開示されて
いるように、傘の傘頂部に発光ダイオード(LED)を
取付け、発光ダイオードには光拡散材からなる保護キャ
ップを被せて、傘の柄の中に電池と発光ダイオードを点
滅させる制御装置とを装着した明かり付きの傘が提案さ
れている。そして、傘頂部と傘の柄を繋ぐ中空パイプか
らなるロッド部の中に通したリード線を介して電池から
の電力を発光ダイオードに供給することにより、夜間に
発光ダイオードを点滅させている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、発光ダ
イオードが傘頂部に設けられた傘は、小さな発光ダイオ
ードが点滅するが、発光面が小さく先端から光拡散材か
らなる保護キャップを通して拡がる光が弱いので、傘シ
ートがはっきり見えなかったり、傘の傾きによっては傘
頂部から発光する光が「見にくい」、「見つけにくい」
という問題があった。また、傘頂部と傘の柄を繋ぐロッ
ド部の中に通したリード線を介して電池からの電力を発
光ダイオードに供給するようにしているので、発光ダイ
オード、電池及び制御装置とを接続する配線やこれらの
組み立て作業に多くの工数がかかり、コストが高くなる
という問題があった。本発明はかかる事情に鑑みてなさ
れたもので、傘頂部に設けた発光ダイオードから発生す
る光によって効果的に傘シートを照らし、傘シートの視
認性を高めると共に、安価な警告灯付き傘を提供するこ
とを目的にする。
イオードが傘頂部に設けられた傘は、小さな発光ダイオ
ードが点滅するが、発光面が小さく先端から光拡散材か
らなる保護キャップを通して拡がる光が弱いので、傘シ
ートがはっきり見えなかったり、傘の傾きによっては傘
頂部から発光する光が「見にくい」、「見つけにくい」
という問題があった。また、傘頂部と傘の柄を繋ぐロッ
ド部の中に通したリード線を介して電池からの電力を発
光ダイオードに供給するようにしているので、発光ダイ
オード、電池及び制御装置とを接続する配線やこれらの
組み立て作業に多くの工数がかかり、コストが高くなる
という問題があった。本発明はかかる事情に鑑みてなさ
れたもので、傘頂部に設けた発光ダイオードから発生す
る光によって効果的に傘シートを照らし、傘シートの視
認性を高めると共に、安価な警告灯付き傘を提供するこ
とを目的にする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う第1の発
明に係る警告灯付き傘は、傘シートの中央頂部分に設け
られている石突きに透光性収納部を設け、透光性収納部
内に点滅する発光ダイオードを配置した警告灯付き傘に
おいて、透光性収納部に、発光ダイオードを囲んで、発
光ダイオードからの光を透過させて、傘シートを放射状
に照らす蒲鉾型レンズを複数形成した。これにより、透
明なアクリル樹脂やガラス等からなる中空状の透光性収
納部の側面に縦長の凸レンズからなる複数の蒲鉾型レン
ズを円周方向に並べて形成し、発光ダイオードから発生
する光を蒲鉾型レンズによって集光して周囲を照射す
る。したがって、蒲鉾型レンズの数だけ所定の幅を持っ
た帯状に集光された強い光線が放射状に発生するので、
帯状の光線によって照射され、傘シートの中央頂部分か
ら周辺に向かって放射状に延びる帯状の光照射領域は極
めて明るくなり、「見にくい」、「見つけにくい」とい
う問題が解消される。
明に係る警告灯付き傘は、傘シートの中央頂部分に設け
られている石突きに透光性収納部を設け、透光性収納部
内に点滅する発光ダイオードを配置した警告灯付き傘に
おいて、透光性収納部に、発光ダイオードを囲んで、発
光ダイオードからの光を透過させて、傘シートを放射状
に照らす蒲鉾型レンズを複数形成した。これにより、透
明なアクリル樹脂やガラス等からなる中空状の透光性収
納部の側面に縦長の凸レンズからなる複数の蒲鉾型レン
ズを円周方向に並べて形成し、発光ダイオードから発生
する光を蒲鉾型レンズによって集光して周囲を照射す
る。したがって、蒲鉾型レンズの数だけ所定の幅を持っ
た帯状に集光された強い光線が放射状に発生するので、
帯状の光線によって照射され、傘シートの中央頂部分か
ら周辺に向かって放射状に延びる帯状の光照射領域は極
めて明るくなり、「見にくい」、「見つけにくい」とい
う問題が解消される。
【0005】第1の発明に係る警告灯付き傘において、
発光ダイオードは透光性収納部の上側に、主投光方向を
下方に向けて配置し、更に透光性収納部の下内側には、
発光ダイオードからの光を半径方向外側に向ける錐体状
反射部を設けてもよい。この場合、発光ダイオードは下
方に向けて照射され、その主投光方向の光は傘の中心軸
の方向に向かうが、発光ダイオードの下方に設けた円
錐、三角錐等の多角錐、円錐台、角錐台等からなる錐体
状反射部によって反射されて傘の半径方向外側に向けら
れるので、発光ダイオードから発生する光は無駄なく傘
シートの表面を有効に照射することができる。
発光ダイオードは透光性収納部の上側に、主投光方向を
下方に向けて配置し、更に透光性収納部の下内側には、
発光ダイオードからの光を半径方向外側に向ける錐体状
反射部を設けてもよい。この場合、発光ダイオードは下
方に向けて照射され、その主投光方向の光は傘の中心軸
の方向に向かうが、発光ダイオードの下方に設けた円
錐、三角錐等の多角錐、円錐台、角錐台等からなる錐体
状反射部によって反射されて傘の半径方向外側に向けら
れるので、発光ダイオードから発生する光は無駄なく傘
シートの表面を有効に照射することができる。
【0006】第1の発明に係る警告灯付き傘において、
発光ダイオードは透光性収納部の中心軸の回りに互いに
間隔をあけて複数個配列され、各発光ダイオードは順
次、所定の時間差を設けて点滅されるようにしてもよ
い。この場合、複数個の発光ダイオードを、例えば0.
3〜1.5秒程度の時間差を設けて点滅することによ
り、光が横方向に揺れて見えて、離れた位置からでも目
立ち、視認性を高めることができる。
発光ダイオードは透光性収納部の中心軸の回りに互いに
間隔をあけて複数個配列され、各発光ダイオードは順
次、所定の時間差を設けて点滅されるようにしてもよ
い。この場合、複数個の発光ダイオードを、例えば0.
3〜1.5秒程度の時間差を設けて点滅することによ
り、光が横方向に揺れて見えて、離れた位置からでも目
立ち、視認性を高めることができる。
【0007】第1の発明に係る警告灯付き傘において、
発光ダイオードは透光性収納部内に互いに上下方向に間
隔をあけて複数個配列され、各発光ダイオードは順次、
所定の時間差を設けて点滅されるようにしてもよい。こ
の場合、複数個の発光ダイオードを時間差を設けて点滅
することにより、光源が上下に揺れて見えて、離れた位
置からでも目立ち、視認性を高めることができる。
発光ダイオードは透光性収納部内に互いに上下方向に間
隔をあけて複数個配列され、各発光ダイオードは順次、
所定の時間差を設けて点滅されるようにしてもよい。こ
の場合、複数個の発光ダイオードを時間差を設けて点滅
することにより、光源が上下に揺れて見えて、離れた位
置からでも目立ち、視認性を高めることができる。
【0008】第1の発明に係る警告灯付き傘において、
透光性収納部は、各発光ダイオードの放射状方向に対向
する面にそれぞれ外側に突出する蒲鉾型レンズを設けて
もよい。この場合、各発光ダイオードから発生する光が
それぞれ対向する凸レンズからなる蒲鉾型レンズによっ
て集光され、光の明るさが集中して強化されて、消費電
力が小さい発光ダイオードでも石突きの根元から傘シー
ト先端まで明るく照らすことが可能となり、省電力効果
を高めることができる。第1の発明に係る警告灯付き傘
において、蒲鉾型レンズは、透光性収納部の内側に突出
するようにしてもよい。この場合、透光性収納部の外側
は凹凸のない滑らか曲面で形成することができるので、
石突きの埃や水滴による汚れを少なくすることができ
る。
透光性収納部は、各発光ダイオードの放射状方向に対向
する面にそれぞれ外側に突出する蒲鉾型レンズを設けて
もよい。この場合、各発光ダイオードから発生する光が
それぞれ対向する凸レンズからなる蒲鉾型レンズによっ
て集光され、光の明るさが集中して強化されて、消費電
力が小さい発光ダイオードでも石突きの根元から傘シー
ト先端まで明るく照らすことが可能となり、省電力効果
を高めることができる。第1の発明に係る警告灯付き傘
において、蒲鉾型レンズは、透光性収納部の内側に突出
するようにしてもよい。この場合、透光性収納部の外側
は凹凸のない滑らか曲面で形成することができるので、
石突きの埃や水滴による汚れを少なくすることができ
る。
【0009】前記目的に沿う第2の発明に係る警告灯付
き傘において、傘シートの中央頂部分に設けられている
石突きに、傘シートを照らす発光ダイオードを内部に備
えた透光性収納部を設けると共に、発光ダイオードの電
源となる電池、発光ダイオードの点滅制御を行う制御装
置、及び発光ダイオードの点灯のオンオフを行うスイッ
チを設けた。これにより、透光性収納部の中に、発光ダ
イオードの電源となる電池、発光ダイオードの点滅制御
を行う制御装置、及び発光ダイオードをすべて発光ユニ
ットとして内蔵することができ、スイッチを石突きに設
けるので、警告灯として発光させる機能をもった石突き
を形成するための配線や組み立てが簡単となり、汎用の
傘の石突きをこの警告灯付き傘の石突きに簡単に替える
ことができる。また、単独で警告灯突き石突きとして販
売することも可能となる。
き傘において、傘シートの中央頂部分に設けられている
石突きに、傘シートを照らす発光ダイオードを内部に備
えた透光性収納部を設けると共に、発光ダイオードの電
源となる電池、発光ダイオードの点滅制御を行う制御装
置、及び発光ダイオードの点灯のオンオフを行うスイッ
チを設けた。これにより、透光性収納部の中に、発光ダ
イオードの電源となる電池、発光ダイオードの点滅制御
を行う制御装置、及び発光ダイオードをすべて発光ユニ
ットとして内蔵することができ、スイッチを石突きに設
けるので、警告灯として発光させる機能をもった石突き
を形成するための配線や組み立てが簡単となり、汎用の
傘の石突きをこの警告灯付き傘の石突きに簡単に替える
ことができる。また、単独で警告灯突き石突きとして販
売することも可能となる。
【0010】第2の発明に係る警告灯付き傘において、
発光ダイオードは複数設けられ、制御装置には発光ダイ
オードの短時間点灯を順次行う回路が設けられていても
よい。この場合、石突きの中心軸の回りに、又は石突き
の上下に複数個の発光ダイオードを配列すると共に、例
えば制御装置にマルチバイブレータを設けてコンデンサ
ーの充電と放電とを繰り返して複数の発光ダイオードを
順次、短時間点灯させる回路を設ける。これにより、各
発光ダイオードが順次配列順序に従って短時間点灯し
て、光源があたかも回転したり、上下に移動したりする
ように見えるので、静止して点滅しているように見える
光源よりも視認性を高めることができる。
発光ダイオードは複数設けられ、制御装置には発光ダイ
オードの短時間点灯を順次行う回路が設けられていても
よい。この場合、石突きの中心軸の回りに、又は石突き
の上下に複数個の発光ダイオードを配列すると共に、例
えば制御装置にマルチバイブレータを設けてコンデンサ
ーの充電と放電とを繰り返して複数の発光ダイオードを
順次、短時間点灯させる回路を設ける。これにより、各
発光ダイオードが順次配列順序に従って短時間点灯し
て、光源があたかも回転したり、上下に移動したりする
ように見えるので、静止して点滅しているように見える
光源よりも視認性を高めることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】続いて、添付した図面を参照しつ
つ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発
明の理解に供する。ここに、図1(A)、(B)、
(C)はそれぞれ本発明の第1の実施の形態に係る警告
灯付き傘の斜視図、要部側断面図、A−A平断面図、図
2は同警告灯付き傘の動作の説明図、図3は本発明の第
2の実施の形態に係る警告灯付き傘の要部断面図、図4
(A)、(B)はそれぞれ本発明の第3の実施の形態に
係る警告灯付き傘の要部側断面図、B−B平断面図、
(C)は同警告灯付き傘の変形例に係る石突きの平断面
図、図5(A)、(B)はそれぞれ本発明の第4の実施
の形態に係る警告灯付き傘の要部側断面図、C−C平断
面図、図6(A)、(B)はそれぞれ本発明の第5の実
施の形態に係る警告灯付き傘の要部側断面図、D−D平
断面図、図7(A)、(B)はそれぞれ本発明の第6の
実施の形態に係る警告灯付き傘の要部側断面図、E−E
平断面図である。
つ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発
明の理解に供する。ここに、図1(A)、(B)、
(C)はそれぞれ本発明の第1の実施の形態に係る警告
灯付き傘の斜視図、要部側断面図、A−A平断面図、図
2は同警告灯付き傘の動作の説明図、図3は本発明の第
2の実施の形態に係る警告灯付き傘の要部断面図、図4
(A)、(B)はそれぞれ本発明の第3の実施の形態に
係る警告灯付き傘の要部側断面図、B−B平断面図、
(C)は同警告灯付き傘の変形例に係る石突きの平断面
図、図5(A)、(B)はそれぞれ本発明の第4の実施
の形態に係る警告灯付き傘の要部側断面図、C−C平断
面図、図6(A)、(B)はそれぞれ本発明の第5の実
施の形態に係る警告灯付き傘の要部側断面図、D−D平
断面図、図7(A)、(B)はそれぞれ本発明の第6の
実施の形態に係る警告灯付き傘の要部側断面図、E−E
平断面図である。
【0012】図1(A)に示すように、本発明の第1の
実施の形態に係る警告灯付き傘10は、内側を傘骨11
に支持された開閉可能な傘シート12と、傘シート12
の中央に配置されたロッド部13と、ロッド部13の延
長となる傘頂部に設けられた石突き14と、ロッド部1
3の基側に設けられた把手15とを有している。以下、
これらについて詳しく説明する。
実施の形態に係る警告灯付き傘10は、内側を傘骨11
に支持された開閉可能な傘シート12と、傘シート12
の中央に配置されたロッド部13と、ロッド部13の延
長となる傘頂部に設けられた石突き14と、ロッド部1
3の基側に設けられた把手15とを有している。以下、
これらについて詳しく説明する。
【0013】図1(A)、(B)、(C)に示すよう
に、傘シート12は通常の傘と同様、防水性を有するシ
ートからなって、その下側には、複数の傘骨11が設け
られている。傘骨11の基側は金属パイプからなるロッ
ド部13の上部に開閉可能にヒンジ構造によって支持さ
れ、ロッド部13の下部に把手15が設けられている。
更に、それぞれ傘骨11の中央部に支持骨16の先端部
が回動可能に取付けられ、支持骨16の基端部は、ロッ
ド部13を上下方向に摺動し、上下位置にそれぞれ掛止
可能な移動部材17に回動可能に取付けられている。石
突き14は先側に硬質部18が、中間に中空状の、例え
ば透明なアクリル樹脂やガラス等からなる透光性収納部
19が設けられている。硬質部18は、固い材質のプラ
スチック又は金属からなって、床に石突き14の先端を
当てても容易に壊れないようにしてあり、その内側に雌
ねじ20を有する凹部21を設けて、透光性収納部19
の先端側に設けた雄ねじ22に螺合させている。硬質部
18と透光性収納部19との接合面には、シール材の一
例としてOリング23を介在させて硬質部18と透光性
収納部19とを固定すると共に、透光性収納部19の先
端を塞いでいる。透光性収納部19の基側にはロッド部
13の先端部が嵌合して接着される接続部24を設けて
いる。なお、接続部24とロッド部13の先端部とをね
じによって固定することも可能である。
に、傘シート12は通常の傘と同様、防水性を有するシ
ートからなって、その下側には、複数の傘骨11が設け
られている。傘骨11の基側は金属パイプからなるロッ
ド部13の上部に開閉可能にヒンジ構造によって支持さ
れ、ロッド部13の下部に把手15が設けられている。
更に、それぞれ傘骨11の中央部に支持骨16の先端部
が回動可能に取付けられ、支持骨16の基端部は、ロッ
ド部13を上下方向に摺動し、上下位置にそれぞれ掛止
可能な移動部材17に回動可能に取付けられている。石
突き14は先側に硬質部18が、中間に中空状の、例え
ば透明なアクリル樹脂やガラス等からなる透光性収納部
19が設けられている。硬質部18は、固い材質のプラ
スチック又は金属からなって、床に石突き14の先端を
当てても容易に壊れないようにしてあり、その内側に雌
ねじ20を有する凹部21を設けて、透光性収納部19
の先端側に設けた雄ねじ22に螺合させている。硬質部
18と透光性収納部19との接合面には、シール材の一
例としてOリング23を介在させて硬質部18と透光性
収納部19とを固定すると共に、透光性収納部19の先
端を塞いでいる。透光性収納部19の基側にはロッド部
13の先端部が嵌合して接着される接続部24を設けて
いる。なお、接続部24とロッド部13の先端部とをね
じによって固定することも可能である。
【0014】石突き14の透光性収納部19の内部に
は、マルチバイブレータを備えて短時間通電、停止して
発光ダイオード25を点滅させる回路素子を有する制御
装置26と、制御装置26に接続された発光ダイオード
25が設けられている。発光ダイオード25の点滅の周
期は、例えば、0.3〜1.5秒程度が好ましい。この
発光ダイオード25の発光色は、赤、橙、黄、緑等で高
輝度のものを使用している。なお、発光ダイオード25
は自動的に点滅する点滅回路を内蔵したものでもよい。
このときは、制御装置26を省略することができる。透
光性収納部19の内部上側には警告灯として光を発生す
る発光ダイオード25を配置し、発光ダイオード25の
主投光方向を下方に向けている。そして、透光性収納部
19は、発光ダイオード25を囲み、外側に突出する縦
長の凸レンズからなる蒲鉾型レンズ27が複数個(例え
ば8個)円周方向に並べて形成され、発光ダイオード2
5からの光を集光して透過させて、傘シート12の上面
を放射状に照らすようにしている。
は、マルチバイブレータを備えて短時間通電、停止して
発光ダイオード25を点滅させる回路素子を有する制御
装置26と、制御装置26に接続された発光ダイオード
25が設けられている。発光ダイオード25の点滅の周
期は、例えば、0.3〜1.5秒程度が好ましい。この
発光ダイオード25の発光色は、赤、橙、黄、緑等で高
輝度のものを使用している。なお、発光ダイオード25
は自動的に点滅する点滅回路を内蔵したものでもよい。
このときは、制御装置26を省略することができる。透
光性収納部19の内部上側には警告灯として光を発生す
る発光ダイオード25を配置し、発光ダイオード25の
主投光方向を下方に向けている。そして、透光性収納部
19は、発光ダイオード25を囲み、外側に突出する縦
長の凸レンズからなる蒲鉾型レンズ27が複数個(例え
ば8個)円周方向に並べて形成され、発光ダイオード2
5からの光を集光して透過させて、傘シート12の上面
を放射状に照らすようにしている。
【0015】透光性収納部19の下内側には発光ダイオ
ード25に対向する錐体状反射部28を備えて、発光ダ
イオード25からの光が錐体状反射部28に反射し、そ
の反射光が斜め下側(半径方向外側)に進んで傘シート
12の上面に当たるようにしている。なお、錐体状反射
部28は、例えばガラスや金属からなる三角錐等の多角
錐、円錐台、角錐台等の錐体の表面を鏡面に仕上げる
か、錐体の表面にアルミ箔を張り付けて光が効果的に反
射するようにしている。また、錐体状反射部28の反射
面の軸心(垂直軸)に対する角度αは、例えば、30〜
80度程度(より好ましくは40〜70度)となってい
る。発光ダイオード25に電気を供給する2本の電線2
9は、制御装置26から、接続部24に嵌合されたロッ
ド部13の上端部及び錐体状反射部28に設けた貫通孔
30を通り、最終的にはロッド部13の中を通って下部
の把手15にまで配線されている。把手15の内部に
は、ボタン電池からなる電池31と押しボタンスイッチ
又はスライドスイッチからなるスイッチ32が設けら
れ、電池31はスイッチ32を介して電線29に接続さ
れている。なお、電圧が1.5Vのボタン電池(例えば
アルカリ電池)を2個使用して発光ダイオード3個を発
光させたとき、電池31は150〜200時間程度の長
時間の使用が可能である。このスイッチ32を操作する
ことによって、石突き14内の発光ダイオード25に供
給する電力をオンオフし、発光ダイオード25を制御装
置26を介して点滅するようにしている。なお、制御装
置26は把手15の中に電池31と共に収納することも
可能である。
ード25に対向する錐体状反射部28を備えて、発光ダ
イオード25からの光が錐体状反射部28に反射し、そ
の反射光が斜め下側(半径方向外側)に進んで傘シート
12の上面に当たるようにしている。なお、錐体状反射
部28は、例えばガラスや金属からなる三角錐等の多角
錐、円錐台、角錐台等の錐体の表面を鏡面に仕上げる
か、錐体の表面にアルミ箔を張り付けて光が効果的に反
射するようにしている。また、錐体状反射部28の反射
面の軸心(垂直軸)に対する角度αは、例えば、30〜
80度程度(より好ましくは40〜70度)となってい
る。発光ダイオード25に電気を供給する2本の電線2
9は、制御装置26から、接続部24に嵌合されたロッ
ド部13の上端部及び錐体状反射部28に設けた貫通孔
30を通り、最終的にはロッド部13の中を通って下部
の把手15にまで配線されている。把手15の内部に
は、ボタン電池からなる電池31と押しボタンスイッチ
又はスライドスイッチからなるスイッチ32が設けら
れ、電池31はスイッチ32を介して電線29に接続さ
れている。なお、電圧が1.5Vのボタン電池(例えば
アルカリ電池)を2個使用して発光ダイオード3個を発
光させたとき、電池31は150〜200時間程度の長
時間の使用が可能である。このスイッチ32を操作する
ことによって、石突き14内の発光ダイオード25に供
給する電力をオンオフし、発光ダイオード25を制御装
置26を介して点滅するようにしている。なお、制御装
置26は把手15の中に電池31と共に収納することも
可能である。
【0016】これにより、図2に示すように、夜間に傘
シート12を開いてスイッチ32をオンにし、発光ダイ
オード25から光を発生させると、光は縦長の凸レンズ
からなる複数の蒲鉾型レンズ27によって集光される。
すなわち、蒲鉾型レンズ27の数だけ所定の幅を持って
帯状に集光された強い光線が発生して、蒲鉾型レンズ2
7から半径方向外側に延びる。この帯状の光線によって
照射された傘シート12の上面は、その中央頂部分から
周辺に向けて放射状にかつ帯状に明るくなる。
シート12を開いてスイッチ32をオンにし、発光ダイ
オード25から光を発生させると、光は縦長の凸レンズ
からなる複数の蒲鉾型レンズ27によって集光される。
すなわち、蒲鉾型レンズ27の数だけ所定の幅を持って
帯状に集光された強い光線が発生して、蒲鉾型レンズ2
7から半径方向外側に延びる。この帯状の光線によって
照射された傘シート12の上面は、その中央頂部分から
周辺に向けて放射状にかつ帯状に明るくなる。
【0017】また、発光ダイオード25の下方(透光性
収納部21の下内側)に錐体状反射部28を設けている
ので、発光ダイオード25からの光の一部が錐体状反射
部28によって反射して、その反射光によって傘シート
12の半径方向外側に斜め下方まで照射され、蒲鉾型レ
ンズ27によって集光された帯状の光線と反射光とが重
なって傘シート12の上面を有効に照射する。したがっ
て、傘シート12の上面に極めて明るい放射状の光照射
領域33を形成するので視認性を高め、「見にくい」、
「見つけにくい」という問題が解消され、外部の人が傘
を差している人を夜間でも確認できる。なお、透光性収
納部21の天井面にもドーム状反射部を形成して、傘シ
ート12を照らさずに上方に向かって照射する余分な光
を下方に反射させて傘シート12の上面を照射するよう
にしてもよい。
収納部21の下内側)に錐体状反射部28を設けている
ので、発光ダイオード25からの光の一部が錐体状反射
部28によって反射して、その反射光によって傘シート
12の半径方向外側に斜め下方まで照射され、蒲鉾型レ
ンズ27によって集光された帯状の光線と反射光とが重
なって傘シート12の上面を有効に照射する。したがっ
て、傘シート12の上面に極めて明るい放射状の光照射
領域33を形成するので視認性を高め、「見にくい」、
「見つけにくい」という問題が解消され、外部の人が傘
を差している人を夜間でも確認できる。なお、透光性収
納部21の天井面にもドーム状反射部を形成して、傘シ
ート12を照らさずに上方に向かって照射する余分な光
を下方に反射させて傘シート12の上面を照射するよう
にしてもよい。
【0018】図3に示すように、本発明の第2の実施の
形態に係る警告灯付き傘40は、前記第1の実施の形態
に係る警告灯付き傘10のように、把手15の内部に電
池31とスイッチ32を設ける代わりに、傘シート12
の中央頂部分の石突き41に設けた中空パイプ状の透光
性収納部42の内部に発光ダイオード43と共に、電池
44と制御装置45とからなる発光ユニット46を設け
たものである。なお、第1の実施の形態に係る警告灯付
き傘10と共通する構成要素は同一名称、同一符号を付
して説明を省略する。すなわち、発光ダイオード43と
発光ダイオード43の電源となる電池44と発光ダイオ
ード43の点滅制御を行う制御装置45とを、例えばプ
リント配線基板上に装着して発光ユニット46を形成
し、透光性収納部42の上側内部に、発光ダイオード4
3の主投光方向を下向きになるように、発光ユニット4
6を設けている。また、透光性収納部42の先端側表面
には取付け孔47を設け、取付け孔47に発光ダイオー
ド43のオンオフを行うスイッチ48を設けて発光ユニ
ット46に接続させている。なお、発光ユニット46内
の接続や発光ユニット46とスイッチ48との接続はリ
ード線によって接続してもよい。
形態に係る警告灯付き傘40は、前記第1の実施の形態
に係る警告灯付き傘10のように、把手15の内部に電
池31とスイッチ32を設ける代わりに、傘シート12
の中央頂部分の石突き41に設けた中空パイプ状の透光
性収納部42の内部に発光ダイオード43と共に、電池
44と制御装置45とからなる発光ユニット46を設け
たものである。なお、第1の実施の形態に係る警告灯付
き傘10と共通する構成要素は同一名称、同一符号を付
して説明を省略する。すなわち、発光ダイオード43と
発光ダイオード43の電源となる電池44と発光ダイオ
ード43の点滅制御を行う制御装置45とを、例えばプ
リント配線基板上に装着して発光ユニット46を形成
し、透光性収納部42の上側内部に、発光ダイオード4
3の主投光方向を下向きになるように、発光ユニット4
6を設けている。また、透光性収納部42の先端側表面
には取付け孔47を設け、取付け孔47に発光ダイオー
ド43のオンオフを行うスイッチ48を設けて発光ユニ
ット46に接続させている。なお、発光ユニット46内
の接続や発光ユニット46とスイッチ48との接続はリ
ード線によって接続してもよい。
【0019】透光性収納部42の先端側には雄ねじ49
を設け、Oリング50を介在させて硬質部51に設けた
雌ねじ52を螺合させて透光性収納部42と硬質部51
とを固定し、透光性収納部42の先端を塞ぐと共に、ば
ね接触部材53を介して電池44を制御装置45側に押
し付けて電池44の接触圧力を生じさせている。また、
雌ねじ52を雄ねじ49から外して、透光性収納部42
から硬質部51を取り外すことによって透光性収納部4
2の内部に収納した電池44を交換できる構造にしてい
る。透光性収納部42の基部側には雌ねじ54を設け
て、ロッド部13の先端部に設けた雄ねじ55に螺合さ
せ、透光性収納部42とロッド部13とを結合してい
る。なお、発光ダイオード43の下方には錐体状反射部
56を設けてその反射光によって傘シート11の半径方
向外側の斜め下方まで照射するようにしている。
を設け、Oリング50を介在させて硬質部51に設けた
雌ねじ52を螺合させて透光性収納部42と硬質部51
とを固定し、透光性収納部42の先端を塞ぐと共に、ば
ね接触部材53を介して電池44を制御装置45側に押
し付けて電池44の接触圧力を生じさせている。また、
雌ねじ52を雄ねじ49から外して、透光性収納部42
から硬質部51を取り外すことによって透光性収納部4
2の内部に収納した電池44を交換できる構造にしてい
る。透光性収納部42の基部側には雌ねじ54を設け
て、ロッド部13の先端部に設けた雄ねじ55に螺合さ
せ、透光性収納部42とロッド部13とを結合してい
る。なお、発光ダイオード43の下方には錐体状反射部
56を設けてその反射光によって傘シート11の半径方
向外側の斜め下方まで照射するようにしている。
【0020】これにより、中空パイプ状の透光性収納部
42の中に発光ユニット46を装着し、スイッチ48を
石突き41に設けることによって、単独の石突き41だ
けで発光させることができるので、把手15からロッド
部13の中や錐体状反射部56にリード線を通す必要が
なくなり、配線や組み立てが極めて簡単となる。また、
一般に販売している傘の石突きは、ロッド部にねじによ
って取付けられているので、透光性収納部42の基部側
に設ける雌ねじ54を一般の傘と同じ寸法に形成し、発
光ユニット46及びスイッチ48を取付けて相互の配線
をした石突き41のみを単独で生産して、一般の傘の石
突きと取り替えて、一般の傘を警告等付き傘として使用
することができる。また、石突き41は警告灯付き石突
きとして単体で販売が可能となる。
42の中に発光ユニット46を装着し、スイッチ48を
石突き41に設けることによって、単独の石突き41だ
けで発光させることができるので、把手15からロッド
部13の中や錐体状反射部56にリード線を通す必要が
なくなり、配線や組み立てが極めて簡単となる。また、
一般に販売している傘の石突きは、ロッド部にねじによ
って取付けられているので、透光性収納部42の基部側
に設ける雌ねじ54を一般の傘と同じ寸法に形成し、発
光ユニット46及びスイッチ48を取付けて相互の配線
をした石突き41のみを単独で生産して、一般の傘の石
突きと取り替えて、一般の傘を警告等付き傘として使用
することができる。また、石突き41は警告灯付き石突
きとして単体で販売が可能となる。
【0021】また、折り畳み式傘の場合は、石突き41
の基部とロッド部13の先端をねじ、又は磁石(この場
合はロッド部13を鉄パイプ等の磁性体で形成し、透光
性収納部42の基部側に鉄製のキャップを設けておく)
によって着脱可能にしておくことも可能である。これに
より、必要に応じて警告灯付き石突きを外して傘袋の中
に入れておき、折り畳み式傘を持ち運びに便利な長さに
することもできる。また、必要に応じてスイッチ48を
把手15に取付け、リード線を石突き41からロッド部
13の中を通して発光ユニット46とスイッチ48とを
接続し、把手15でスイッチ操作を行うようにすること
も可能である。
の基部とロッド部13の先端をねじ、又は磁石(この場
合はロッド部13を鉄パイプ等の磁性体で形成し、透光
性収納部42の基部側に鉄製のキャップを設けておく)
によって着脱可能にしておくことも可能である。これに
より、必要に応じて警告灯付き石突きを外して傘袋の中
に入れておき、折り畳み式傘を持ち運びに便利な長さに
することもできる。また、必要に応じてスイッチ48を
把手15に取付け、リード線を石突き41からロッド部
13の中を通して発光ユニット46とスイッチ48とを
接続し、把手15でスイッチ操作を行うようにすること
も可能である。
【0022】図4(A)、(B)に示すように、本発明
の第3の実施の形態に係る警告灯付き傘60は、前記本
発明の第2の実施の形態に係る警告灯付き傘40と同様
に、石突き61に設けた透光性収納部62の上側内部に
発光ダイオード63、ボタン電池からなる2個の電池6
4、及び制御装置65からなる発光ユニット66を設
け、外側にスイッチ67を設けて、発光ユニット66に
供給する電力をオンオフさせている。また、透光性収納
部62の発光ダイオード63を囲む周囲には蒲鉾型レン
ズ68が形成され、透光性収納部62の下側内部には錐
体状反射部69を設けている。透光性収納部62の先端
側に設けた雄ねじ70には硬質部71に設けた雌ねじ7
2を螺合させて、硬質部71と透光性収納部62とを接
合部に設けたOリング73を介して固定している。ま
た、硬質部71を透光性収納部62に取付けるときに、
ばね接触部材74を介して電池64を制御装置65側に
押し付けて電池64の接触圧力を生じさせている。透光
性収納部62の基部側には雌ねじ75を設け、ロッド部
13の先端部に設けた雄ねじ76に螺合させ、透光性収
納部62とロッド部13とを結合している。
の第3の実施の形態に係る警告灯付き傘60は、前記本
発明の第2の実施の形態に係る警告灯付き傘40と同様
に、石突き61に設けた透光性収納部62の上側内部に
発光ダイオード63、ボタン電池からなる2個の電池6
4、及び制御装置65からなる発光ユニット66を設
け、外側にスイッチ67を設けて、発光ユニット66に
供給する電力をオンオフさせている。また、透光性収納
部62の発光ダイオード63を囲む周囲には蒲鉾型レン
ズ68が形成され、透光性収納部62の下側内部には錐
体状反射部69を設けている。透光性収納部62の先端
側に設けた雄ねじ70には硬質部71に設けた雌ねじ7
2を螺合させて、硬質部71と透光性収納部62とを接
合部に設けたOリング73を介して固定している。ま
た、硬質部71を透光性収納部62に取付けるときに、
ばね接触部材74を介して電池64を制御装置65側に
押し付けて電池64の接触圧力を生じさせている。透光
性収納部62の基部側には雌ねじ75を設け、ロッド部
13の先端部に設けた雄ねじ76に螺合させ、透光性収
納部62とロッド部13とを結合している。
【0023】第3の実施の形態に係る警告灯付き傘60
の構成は前記第2の実施の形態に係る警告灯付き傘40
とは次の点が異なる。すなわち、透光性収納部62の中
心軸の回りに複数個(この場合4個)の発光ダイオード
63を円周方向に等間隔をあけて、しかも主投光方向を
下方に向けて設けている。制御装置65は、例えばマル
チバイブレータによってコンデンサーの充電、放電を繰
り返す回路を備え、円周方向の配列順序に従って発光ダ
イオード63の点灯タイミングに時間差を設けて順次短
時間点灯させる点滅制御を行うようにしている。なお、
制御装置65は、円周方向の配列順序にかかわらず、点
灯タイミングを調整してランダムに又は規則性をもって
発光ダイオード63を点灯させるようにすることも可能
である。また、発光ダイオード63の周囲、すなわち透
光性収納部62の内側周囲の段差となった天井面にドー
ム状反射部77を形成して、傘シート12を照らさずに
上方に向かって照射する余分な光を下方に反射させて傘
シート12の上面を照射するようにしている。
の構成は前記第2の実施の形態に係る警告灯付き傘40
とは次の点が異なる。すなわち、透光性収納部62の中
心軸の回りに複数個(この場合4個)の発光ダイオード
63を円周方向に等間隔をあけて、しかも主投光方向を
下方に向けて設けている。制御装置65は、例えばマル
チバイブレータによってコンデンサーの充電、放電を繰
り返す回路を備え、円周方向の配列順序に従って発光ダ
イオード63の点灯タイミングに時間差を設けて順次短
時間点灯させる点滅制御を行うようにしている。なお、
制御装置65は、円周方向の配列順序にかかわらず、点
灯タイミングを調整してランダムに又は規則性をもって
発光ダイオード63を点灯させるようにすることも可能
である。また、発光ダイオード63の周囲、すなわち透
光性収納部62の内側周囲の段差となった天井面にドー
ム状反射部77を形成して、傘シート12を照らさずに
上方に向かって照射する余分な光を下方に反射させて傘
シート12の上面を照射するようにしている。
【0024】これにより、発光ダイオード63の下方
(透光性収納部62の下内側)に錐体状反射部69を設
けているので、発光ダイオード63からの光の一部が錐
体状反射部69によって傘シート12の半径方向外側の
斜め下方まで反射して、蒲鉾型レンズ68によって集光
された光と重なって傘シート12の上面を有効に照射す
る。また、透光性収納部62の天井面にもドーム状反射
部77を形成して、傘シート12を照らさずに上方に向
かって照射する余分な光を下方に反射させて傘シート1
2を照射するので、傘シート12の光照射領域33は極
めて明るくなる。制御装置65は、4個の発光ダイオー
ド63を円周方向の配列順序に従って順次短時間点灯さ
せるので、光源があたかも回転して見えるようになり、
静止して点滅して見える光源よりも視認性を高めること
ができる。また、複数の発光ダイオード63が時間差を
もってランダムに、又は規則性をもって点滅することも
できるので、光源が横方向に揺れて見えて離れた位置か
らでも目立ち、視認性を高めることができる。
(透光性収納部62の下内側)に錐体状反射部69を設
けているので、発光ダイオード63からの光の一部が錐
体状反射部69によって傘シート12の半径方向外側の
斜め下方まで反射して、蒲鉾型レンズ68によって集光
された光と重なって傘シート12の上面を有効に照射す
る。また、透光性収納部62の天井面にもドーム状反射
部77を形成して、傘シート12を照らさずに上方に向
かって照射する余分な光を下方に反射させて傘シート1
2を照射するので、傘シート12の光照射領域33は極
めて明るくなる。制御装置65は、4個の発光ダイオー
ド63を円周方向の配列順序に従って順次短時間点灯さ
せるので、光源があたかも回転して見えるようになり、
静止して点滅して見える光源よりも視認性を高めること
ができる。また、複数の発光ダイオード63が時間差を
もってランダムに、又は規則性をもって点滅することも
できるので、光源が横方向に揺れて見えて離れた位置か
らでも目立ち、視認性を高めることができる。
【0025】なお、第3の実施の形態に係る警告灯付き
傘60の変形例として図4(C)に示すように、石突き
78に設ける透光性収納部79は、周囲に縦長の蒲鉾型
レンズが形成されたものでなく、内側にも外側にも凹凸
のない中空の円柱状又は円錐台状に形成されたものでも
よい。この場合、発光ユニット66及びスイッチ67を
内側に取付け、制御装置65によって、4個の発光ダイ
オード63を円周方向の配列順序に従って順次短時間点
灯させて、光源があたかも回転して見えるようにし、傘
シート12の視認性を十分高めることができる。
傘60の変形例として図4(C)に示すように、石突き
78に設ける透光性収納部79は、周囲に縦長の蒲鉾型
レンズが形成されたものでなく、内側にも外側にも凹凸
のない中空の円柱状又は円錐台状に形成されたものでも
よい。この場合、発光ユニット66及びスイッチ67を
内側に取付け、制御装置65によって、4個の発光ダイ
オード63を円周方向の配列順序に従って順次短時間点
灯させて、光源があたかも回転して見えるようにし、傘
シート12の視認性を十分高めることができる。
【0026】図5(A)、(B)に示すように、本発明
の第4の実施の形態に係る警告灯付き傘80は、前記本
発明の第3の実施の形態に係る警告灯付き傘60と実質
的に同様の構成を備えているが、次の点が異なる。な
お、第3の実施の形態に係る警告灯付き傘60と共通す
る構成要素は同一名称、同一符号を付して説明を省略す
る。すなわち、石突き81に設けた透光性収納部82
は、内部上側に設けた発光ダイオード63を囲み、内側
に突出する縦長の凸レンズからなる蒲鉾型レンズ83が
複数形成され、発光ダイオード63からの光を集光して
透過させて、傘シート12の上面を放射状に照らすよう
にしている。これにより、透光性収納部82の外側は凹
凸のない滑らかな円柱状の曲面で形成することができる
ので、埃や水滴が石突き81の外面に付着することを少
なくすることができる。
の第4の実施の形態に係る警告灯付き傘80は、前記本
発明の第3の実施の形態に係る警告灯付き傘60と実質
的に同様の構成を備えているが、次の点が異なる。な
お、第3の実施の形態に係る警告灯付き傘60と共通す
る構成要素は同一名称、同一符号を付して説明を省略す
る。すなわち、石突き81に設けた透光性収納部82
は、内部上側に設けた発光ダイオード63を囲み、内側
に突出する縦長の凸レンズからなる蒲鉾型レンズ83が
複数形成され、発光ダイオード63からの光を集光して
透過させて、傘シート12の上面を放射状に照らすよう
にしている。これにより、透光性収納部82の外側は凹
凸のない滑らかな円柱状の曲面で形成することができる
ので、埃や水滴が石突き81の外面に付着することを少
なくすることができる。
【0027】図6(A)、(B)に示すように、本発明
の第5の実施の形態に係る警告灯付き傘85は、前記本
発明の第3の実施の形態に係る警告灯付き傘60と実質
的に同様の構成を備えているが、次の点が異なる。な
お、第3の実施の形態に係る警告灯付き傘60と共通す
る構成要素は同一名称、同一符号を付して説明を省略す
る。すなわち、石突き86に設けた透光性収納部87
は、内部上側に設けた複数個(この場合、3個)の発光
ダイオード63を囲み、蒲鉾型レンズ88が各発光ダイ
オード63の放射状方向に対向する面に外側に突出する
ように形成されている。各発光ダイオード63からの光
は、それぞれ対向する蒲鉾型レンズ88によって集光さ
れて、傘シート12の上面を放射状に照らす。これによ
り、各発光ダイオード63からの光がそれぞれ対向する
蒲鉾型レンズ88によって集光されて、隣り合う蒲鉾型
レンズ88の間の方向に拡散することが少なくなり、蒲
鉾型レンズ88によって集光された光の明るさが強化さ
れて、消費電力が小さい発光ダイオード63でも石突き
86の根元から傘シート12先端まで明るく照らすこと
が可能となり、省電力効果を高めることができる。な
お、発光ダイオード63及び蒲鉾型レンズ88の個数は
3個に限るものではなく、透光性収納部87の内部に収
納可能であれば、4個以上のそれぞれ対応する発光ダイ
オード63及び蒲鉾型レンズ88を設けてもよい。
の第5の実施の形態に係る警告灯付き傘85は、前記本
発明の第3の実施の形態に係る警告灯付き傘60と実質
的に同様の構成を備えているが、次の点が異なる。な
お、第3の実施の形態に係る警告灯付き傘60と共通す
る構成要素は同一名称、同一符号を付して説明を省略す
る。すなわち、石突き86に設けた透光性収納部87
は、内部上側に設けた複数個(この場合、3個)の発光
ダイオード63を囲み、蒲鉾型レンズ88が各発光ダイ
オード63の放射状方向に対向する面に外側に突出する
ように形成されている。各発光ダイオード63からの光
は、それぞれ対向する蒲鉾型レンズ88によって集光さ
れて、傘シート12の上面を放射状に照らす。これによ
り、各発光ダイオード63からの光がそれぞれ対向する
蒲鉾型レンズ88によって集光されて、隣り合う蒲鉾型
レンズ88の間の方向に拡散することが少なくなり、蒲
鉾型レンズ88によって集光された光の明るさが強化さ
れて、消費電力が小さい発光ダイオード63でも石突き
86の根元から傘シート12先端まで明るく照らすこと
が可能となり、省電力効果を高めることができる。な
お、発光ダイオード63及び蒲鉾型レンズ88の個数は
3個に限るものではなく、透光性収納部87の内部に収
納可能であれば、4個以上のそれぞれ対応する発光ダイ
オード63及び蒲鉾型レンズ88を設けてもよい。
【0028】図7(A)、(B)に示すように、本発明
の第6の実施の形態に係る警告灯付き傘90は、前記本
発明の第3の実施の形態に係る警告灯付き傘60と実質
的に同様の構成を備えているが、次の点が異なる。な
お、第3の実施の形態に係る警告灯付き傘60と共通す
る構成要素は同一名称、同一符号を付して説明を省略す
る。すなわち、石突き91は透光性収納部92を設け、
透光性収納部92の内部上側には、発光ダイオード93
と、発光ダイオード93の電源となる電池94、及び発
光ダイオード93を点滅させる制御装置95と、制御装
置95を支持する支持部材96から下方に向けて基板9
7を設け、基板97に複数個の発光ダイオード93、こ
の場合、4個(基板97の両面にそれぞれ2個)を上下
左右に間隔をあけて配置している。透光性収納部92に
は、発光ダイオード93を囲み、外側に突出する複数の
蒲鉾型レンズ98が設けられている。
の第6の実施の形態に係る警告灯付き傘90は、前記本
発明の第3の実施の形態に係る警告灯付き傘60と実質
的に同様の構成を備えているが、次の点が異なる。な
お、第3の実施の形態に係る警告灯付き傘60と共通す
る構成要素は同一名称、同一符号を付して説明を省略す
る。すなわち、石突き91は透光性収納部92を設け、
透光性収納部92の内部上側には、発光ダイオード93
と、発光ダイオード93の電源となる電池94、及び発
光ダイオード93を点滅させる制御装置95と、制御装
置95を支持する支持部材96から下方に向けて基板9
7を設け、基板97に複数個の発光ダイオード93、こ
の場合、4個(基板97の両面にそれぞれ2個)を上下
左右に間隔をあけて配置している。透光性収納部92に
は、発光ダイオード93を囲み、外側に突出する複数の
蒲鉾型レンズ98が設けられている。
【0029】これにより、制御装置95によって発光ダ
イオード93を時間差をつけて点滅させることにより、
光源が上下に揺れて見えて離れた位置からでも目立ち、
視認性を高めることができる。なお、制御装置95は、
4個の発光ダイオード93を上下方向の配列順序に従っ
て順次短時間点灯させる点滅制御を行って、光源があた
かも上下に移動して見えるようにしてもよい。この場
合、静止して点滅して見える光源よりも視認性を高める
ことができる。なお、発光ダイオード93は4個に限る
ものではなく、透光性収納部92の内部に収納な限り増
減が可能である。
イオード93を時間差をつけて点滅させることにより、
光源が上下に揺れて見えて離れた位置からでも目立ち、
視認性を高めることができる。なお、制御装置95は、
4個の発光ダイオード93を上下方向の配列順序に従っ
て順次短時間点灯させる点滅制御を行って、光源があた
かも上下に移動して見えるようにしてもよい。この場
合、静止して点滅して見える光源よりも視認性を高める
ことができる。なお、発光ダイオード93は4個に限る
ものではなく、透光性収納部92の内部に収納な限り増
減が可能である。
【0030】以上、本発明の第1〜第6の実施の形態に
ついて説明してきたが、本発明は、何ら前記実施の形態
に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載され
ている事項の範囲内で考えられるその他の実施の形態や
変形例も含むものである。例えば、発光ダイオードは同
一又は異なる発光色彩を発光するものでもよい。また、
発光ダイオードは別に制御装置を設けて順次点滅するよ
うにするのが好ましいが、それぞれに点滅回路を有する
発光ダイオードを用いて電池にスイッチを介して接続す
ることで、それぞれが非同期的に点滅することができ
る。
ついて説明してきたが、本発明は、何ら前記実施の形態
に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載され
ている事項の範囲内で考えられるその他の実施の形態や
変形例も含むものである。例えば、発光ダイオードは同
一又は異なる発光色彩を発光するものでもよい。また、
発光ダイオードは別に制御装置を設けて順次点滅するよ
うにするのが好ましいが、それぞれに点滅回路を有する
発光ダイオードを用いて電池にスイッチを介して接続す
ることで、それぞれが非同期的に点滅することができ
る。
【0031】また、発光ダイオードは透光性収納部の内
側上部に取付ける場合、下外側に斜めに向けて取付け、
光の照射する方向を最初から傘シートの上面を照らすよ
うにしてもよく、傘シートに蛍光塗料を塗って反射光を
目立つようにしてもよい。また、透光性収納部に適当な
色彩を有し、透光性を備えたプラスチック又はガラスを
使用してもよい。透光性収納部の接続部とロッド部の接
続はねじであってもよいし、その他の連結構造であって
もよい。更に、発光ダイオードの電力をオン、オフする
スイッチの代わりに、石突き又は把手に夜間検知センサ
ーと振動センサーを使用し、これらの双方が働いた場合
(即ち、夜間であること、及び歩行によって発生する振
動を検知した場合)に、発光ダイオードが点滅するよう
にしてもよい。
側上部に取付ける場合、下外側に斜めに向けて取付け、
光の照射する方向を最初から傘シートの上面を照らすよ
うにしてもよく、傘シートに蛍光塗料を塗って反射光を
目立つようにしてもよい。また、透光性収納部に適当な
色彩を有し、透光性を備えたプラスチック又はガラスを
使用してもよい。透光性収納部の接続部とロッド部の接
続はねじであってもよいし、その他の連結構造であって
もよい。更に、発光ダイオードの電力をオン、オフする
スイッチの代わりに、石突き又は把手に夜間検知センサ
ーと振動センサーを使用し、これらの双方が働いた場合
(即ち、夜間であること、及び歩行によって発生する振
動を検知した場合)に、発光ダイオードが点滅するよう
にしてもよい。
【0032】
【発明の効果】請求項1〜6記載の警告灯付き傘は、傘
シートの中央頂部分に設けられている石突きに透光性収
納部を設け、透光性収納部内に点滅する発光ダイオード
を配置し、透光性収納部に、発光ダイオードを囲んで、
発光ダイオードからの光を透過させて、傘シートを放射
状に照らす蒲鉾型レンズを複数形成しているので、発光
ダイオードから発生する光は縦長の凸レンズからなる複
数の蒲鉾型レンズによって集光されて周囲を帯状の光線
によって照射し、傘シートの中央頂部分から周辺に放射
状に延びる帯状の領域は極めて明るくなり、「見にく
い」、「見つけにくい」という問題が解消され、安価で
より安全性が向上した。
シートの中央頂部分に設けられている石突きに透光性収
納部を設け、透光性収納部内に点滅する発光ダイオード
を配置し、透光性収納部に、発光ダイオードを囲んで、
発光ダイオードからの光を透過させて、傘シートを放射
状に照らす蒲鉾型レンズを複数形成しているので、発光
ダイオードから発生する光は縦長の凸レンズからなる複
数の蒲鉾型レンズによって集光されて周囲を帯状の光線
によって照射し、傘シートの中央頂部分から周辺に放射
状に延びる帯状の領域は極めて明るくなり、「見にく
い」、「見つけにくい」という問題が解消され、安価で
より安全性が向上した。
【0033】特に請求項2記載の警告灯付き傘において
は、発光ダイオードは透光性収納部の上側に、主投光方
向を下方に向けて配置し、更に透光性収納部の下内側に
は、発光ダイオードからの光を半径方向外側に向ける錐
体状反射部を設けているので、錐体状反射部によって反
射されて傘の半径方向外側に向けられて、傘シートの表
面を有効に照射することができる。請求項3記載の警告
灯付き傘においては、発光ダイオードは透光性収納部の
中心軸の回りに互いに間隔をあけて複数個配列され、各
発光ダイオードは順次、所定の時間差を設けて点滅され
るようにしているので、横方向に揺れて見えて離れた位
置からでも目立ち、視認性を高めることができる。
は、発光ダイオードは透光性収納部の上側に、主投光方
向を下方に向けて配置し、更に透光性収納部の下内側に
は、発光ダイオードからの光を半径方向外側に向ける錐
体状反射部を設けているので、錐体状反射部によって反
射されて傘の半径方向外側に向けられて、傘シートの表
面を有効に照射することができる。請求項3記載の警告
灯付き傘においては、発光ダイオードは透光性収納部の
中心軸の回りに互いに間隔をあけて複数個配列され、各
発光ダイオードは順次、所定の時間差を設けて点滅され
るようにしているので、横方向に揺れて見えて離れた位
置からでも目立ち、視認性を高めることができる。
【0034】請求項4記載の警告灯付き傘においては、
発光ダイオードは透光性収納部内に互いに上下方向に間
隔をあけて複数個配列され、各発光ダイオードは順次、
所定の時間差を設けて点滅されるようにしているので、
光源が上下に揺れて見えて離れた位置からでも目立ち、
視認性を高めることができる。請求項5記載の警告灯付
き傘において、透光性収納部は、各発光ダイオードの放
射状方向に対向する面に外側に突出する複数の蒲鉾型レ
ンズを設けているので、光の明るさが強化されて、消費
電力が小さい発光ダイオードでも石突きの根元から傘シ
ート先端まで明るく照らすことが可能となり、省電力効
果を高めることができる。請求項6記載の警告灯付き傘
においては、蒲鉾型レンズは、透光性収納部の内側に突
出するようにしているので、透光性収納部の外側は凹凸
のない滑らか曲面で形成することができ、埃や水滴によ
る汚れを少なくすることができる。
発光ダイオードは透光性収納部内に互いに上下方向に間
隔をあけて複数個配列され、各発光ダイオードは順次、
所定の時間差を設けて点滅されるようにしているので、
光源が上下に揺れて見えて離れた位置からでも目立ち、
視認性を高めることができる。請求項5記載の警告灯付
き傘において、透光性収納部は、各発光ダイオードの放
射状方向に対向する面に外側に突出する複数の蒲鉾型レ
ンズを設けているので、光の明るさが強化されて、消費
電力が小さい発光ダイオードでも石突きの根元から傘シ
ート先端まで明るく照らすことが可能となり、省電力効
果を高めることができる。請求項6記載の警告灯付き傘
においては、蒲鉾型レンズは、透光性収納部の内側に突
出するようにしているので、透光性収納部の外側は凹凸
のない滑らか曲面で形成することができ、埃や水滴によ
る汚れを少なくすることができる。
【0035】請求項7及び8記載の警告灯付き傘におい
ては、傘シートの中央頂部分に設けられている石突き
に、傘シートを照らす発光ダイオードを内部に備えた透
光性収納部を設けると共に、発光ダイオードの電源とな
る電池、発光ダイオードの点滅制御を行う制御装置、及
び発光ダイオードの点灯のオンオフを行うスイッチを設
けているので、配線や組み立てが簡単となり、汎用の傘
の石突きをこの警告灯付き傘の石突きに簡単に替えるこ
とができ、警告灯付き石突きとして単体で販売すること
が可能となる。請求項8記載の警告灯付き傘において
は、発光ダイオードは複数設けられ、制御装置には発光
ダイオードの短時間点灯を順次行う回路が設けられてい
るので、光源があたかも回転したり、上下に移動したり
するように見え、静止して点滅しているように見える光
源よりも視認性を高めることができる。
ては、傘シートの中央頂部分に設けられている石突き
に、傘シートを照らす発光ダイオードを内部に備えた透
光性収納部を設けると共に、発光ダイオードの電源とな
る電池、発光ダイオードの点滅制御を行う制御装置、及
び発光ダイオードの点灯のオンオフを行うスイッチを設
けているので、配線や組み立てが簡単となり、汎用の傘
の石突きをこの警告灯付き傘の石突きに簡単に替えるこ
とができ、警告灯付き石突きとして単体で販売すること
が可能となる。請求項8記載の警告灯付き傘において
は、発光ダイオードは複数設けられ、制御装置には発光
ダイオードの短時間点灯を順次行う回路が設けられてい
るので、光源があたかも回転したり、上下に移動したり
するように見え、静止して点滅しているように見える光
源よりも視認性を高めることができる。
【図1】(A)、(B)、(C)はそれぞれ本発明の第
1の実施の形態に係る警告灯付き傘の斜視図、要部側断
面図、A−A平断面図である。
1の実施の形態に係る警告灯付き傘の斜視図、要部側断
面図、A−A平断面図である。
【図2】同警告灯付き傘の動作の説明図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係る警告灯付き傘
の要部断面図である。
の要部断面図である。
【図4】(A)、(B)はそれぞれ本発明の第3の実施
の形態に係る警告灯付き傘の要部側断面図、B−B平断
面図、(C)は同警告灯付き傘の変形例に係る石突きの
平断面図である。
の形態に係る警告灯付き傘の要部側断面図、B−B平断
面図、(C)は同警告灯付き傘の変形例に係る石突きの
平断面図である。
【図5】(A)、(B)はそれぞれ本発明の第4の実施
の形態に係る警告灯付き傘の要部側断面図、C−C平断
面図である。
の形態に係る警告灯付き傘の要部側断面図、C−C平断
面図である。
【図6】(A)、(B)はそれぞれ本発明の第5の実施
の形態に係る警告灯付き傘の要部側断面図、D−D平断
面図である。
の形態に係る警告灯付き傘の要部側断面図、D−D平断
面図である。
【図7】(A)、(B)はそれぞれ本発明の第6の実施
の形態に係る警告灯付き傘の要部側断面図、E−E平断
面図である。
の形態に係る警告灯付き傘の要部側断面図、E−E平断
面図である。
10:警告灯付き傘、11:傘骨、12:傘シート、1
3:ロッド部、14:石突き、15:把手、16:支持
骨、17:移動部材、18:硬質部、19:透光性収納
部、20:雌ねじ、21凹部、22:雄ねじ、23:O
リング、24:接続部、25:発光ダイオード、26:
制御装置、27:蒲鉾型レンズ、28:錐体状反射部、
29:電線、30:貫通孔、31:電池、32:スイッ
チ、33:光照射領域、40:警告灯付き傘、41:石
突き、42:透光性収納部、43:発光ダイオード、4
4:電池、45:制御装置、46:発光ユニット、4
7:取付け孔、48:スイッチ、49:雄ねじ、50:
Oリング、51:硬質部、52:雌ねじ、53:ばね接
触部材、54:雌ねじ、55:雄ねじ、56:錐体状反
射部、60:警告灯付き傘、61:石突き、62:透光
性収納部、63:発光ダイオード、64:電池、65:
制御装置、66:発光ユニット、67:スイッチ、6
8:蒲鉾型レンズ、69:錐体状反射部、70:雄ね
じ、71:硬質部、72:雌ねじ、73:Oリング、7
4:ばね接触部材、75:雌ねじ、76:雄ねじ、7
7:ドーム状反射部、78:石突き、79:透光性収納
部、80:警告灯付き傘、81:石突き、82:透光性
収納部、83:蒲鉾型レンズ、85:警告灯付き傘、8
6:石突き、87:透光性収納部、88:蒲鉾型レン
ズ、90:警告灯付き傘、91:石突き、92:透光性
収納部、93:発光ダイオード、94:電池、95:制
御装置、96:支持部材、97:基板、98:蒲鉾型レ
ンズ
3:ロッド部、14:石突き、15:把手、16:支持
骨、17:移動部材、18:硬質部、19:透光性収納
部、20:雌ねじ、21凹部、22:雄ねじ、23:O
リング、24:接続部、25:発光ダイオード、26:
制御装置、27:蒲鉾型レンズ、28:錐体状反射部、
29:電線、30:貫通孔、31:電池、32:スイッ
チ、33:光照射領域、40:警告灯付き傘、41:石
突き、42:透光性収納部、43:発光ダイオード、4
4:電池、45:制御装置、46:発光ユニット、4
7:取付け孔、48:スイッチ、49:雄ねじ、50:
Oリング、51:硬質部、52:雌ねじ、53:ばね接
触部材、54:雌ねじ、55:雄ねじ、56:錐体状反
射部、60:警告灯付き傘、61:石突き、62:透光
性収納部、63:発光ダイオード、64:電池、65:
制御装置、66:発光ユニット、67:スイッチ、6
8:蒲鉾型レンズ、69:錐体状反射部、70:雄ね
じ、71:硬質部、72:雌ねじ、73:Oリング、7
4:ばね接触部材、75:雌ねじ、76:雄ねじ、7
7:ドーム状反射部、78:石突き、79:透光性収納
部、80:警告灯付き傘、81:石突き、82:透光性
収納部、83:蒲鉾型レンズ、85:警告灯付き傘、8
6:石突き、87:透光性収納部、88:蒲鉾型レン
ズ、90:警告灯付き傘、91:石突き、92:透光性
収納部、93:発光ダイオード、94:電池、95:制
御装置、96:支持部材、97:基板、98:蒲鉾型レ
ンズ
Claims (8)
- 【請求項1】 傘シートの中央頂部分に設けられている
石突きに透光性収納部を設け、該透光性収納部内に点滅
する発光ダイオードを配置した警告灯付き傘において、
前記透光性収納部に、前記発光ダイオードを囲んで、前
記発光ダイオードからの光を透過させて、前記傘シート
を放射状に照らす蒲鉾型レンズを複数形成したことを特
徴とする警告灯付き傘。 - 【請求項2】 請求項1記載の警告灯付き傘において、
前記発光ダイオードは前記透光性収納部の上側に、主投
光方向を下方に向けて配置し、更に前記透光性収納部の
下内側には、前記発光ダイオードからの光を半径方向外
側に向ける錐体状反射部を設けたことを特徴とする警告
灯付き傘。 - 【請求項3】 請求項1又は2記載の警告灯付き傘にお
いて、前記発光ダイオードは前記透光性収納部の中心軸
の回りに互いに間隔をあけて複数個配列され、前記各発
光ダイオードは順次、所定の時間差を設けて点滅される
ことを特徴とする警告灯付き傘。 - 【請求項4】 請求項1又は2記載の警告灯付き傘にお
いて、前記発光ダイオードは前記透光性収納部内に互い
に上下方向に間隔をあけて複数個配列され、前記各発光
ダイオードは順次、所定の時間差を設けて点滅されるこ
とを特徴とする警告灯付き傘。 - 【請求項5】 請求項3又は4記載の警告灯付き傘にお
いて、前記透光性収納部は、前記各発光ダイオードの放
射状方向に対向する面にそれぞれ外側に突出する前記蒲
鉾型レンズを設けていることを特徴とする警告灯付き
傘。 - 【請求項6】 請求項1又は2記載の警告灯付き傘にお
いて、前記蒲鉾型レンズは、前記透光性収納部の内側に
突出することを特徴とする警告灯付き傘。 - 【請求項7】 傘シートの中央頂部分に設けられている
石突きに、前記傘シートを照らす発光ダイオードを内部
に備えた透光性収納部を設けると共に、該発光ダイオー
ドの電源となる電池、前記発光ダイオードの点滅制御を
行う制御装置、及び前記発光ダイオードの点灯のオンオ
フを行うスイッチを設けたことを特徴とする警告灯付き
傘。 - 【請求項8】 請求項7記載の警告灯付き傘において
は、前記発光ダイオードは複数設けられ、前記制御装置
には前記発光ダイオードの短時間点灯を順次行う回路が
設けられていることを特徴とする警告灯付き傘。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001047913A JP2002248010A (ja) | 2001-02-23 | 2001-02-23 | 警告灯付き傘 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001047913A JP2002248010A (ja) | 2001-02-23 | 2001-02-23 | 警告灯付き傘 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002248010A true JP2002248010A (ja) | 2002-09-03 |
Family
ID=18909259
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001047913A Pending JP2002248010A (ja) | 2001-02-23 | 2001-02-23 | 警告灯付き傘 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002248010A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200471623Y1 (ko) | 2012-11-27 | 2014-03-07 | 김유신 | 발광 우산 |
-
2001
- 2001-02-23 JP JP2001047913A patent/JP2002248010A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200471623Y1 (ko) | 2012-11-27 | 2014-03-07 | 김유신 | 발광 우산 |
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