JP2002247831A - リニアモータ - Google Patents

リニアモータ

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JP2002247831A
JP2002247831A JP2001043717A JP2001043717A JP2002247831A JP 2002247831 A JP2002247831 A JP 2002247831A JP 2001043717 A JP2001043717 A JP 2001043717A JP 2001043717 A JP2001043717 A JP 2001043717A JP 2002247831 A JP2002247831 A JP 2002247831A
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coil
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air
magnetic
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Masaki Taketomi
正喜 武富
Yukie Akagi
幸英 赤木
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Neomax Kiko Co Ltd
Proterial Ltd
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Hitachi Metals Ltd
Hitachi Metals Kiko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リニアモータにおいて、コイルの温度上昇を
防止する。 【解決手段】 相隣る磁極が相互に異なるように、かつ
異なる磁極の極性が対向するように、磁気空隙を介して
ヨークに配置された複数個の永久磁石と、この磁気空隙
内に設けられた多相コイルと、コイルフレームと、キャ
リッジを有し、多相コイルに駆動電流を流すことによ
り、永久磁石と多相コイルとを相対的に移動させるよう
にしたリニアモータにおいて、前記多相コイルと、コイ
ルフレームと、キャリッジとが一体に固着されてなる可
動子に、空気を吹き出す冷却手段が取り付けられている
ことを特徴とするリニアモータを提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、対向するヨーク間
に形成された磁気空間内を可動子コイルが直線移動する
形式のリニアモータに関し、可動子コイルの最大電流値
の維持および永久磁石の熱減磁抑制により、最大推力を
向上させ得る可動コイル形リニアモータに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来10cm乃至100cmといった長
いストロークの範囲内で物体の位置決めを行うための駆
動装置としては、例えば、特公昭58−49100号、
実開昭63−93783号、特開平6−351221号
公報によって開示されているような可動コイル型リニア
モータが使用されている。以下に従来の可動コイル型リ
ニアモータの例として、特開平6−351221号公報
によって開示されている可動コイル型リニアモータにつ
いて図5、図6または図7を参照して説明する。尚、こ
の図は概略構造を示す簡略的な図である。図5はこのリ
ニアモータの要部断面図である。ベース1上には、セン
ターヨーク2とサイドヨーク3が固着されている。セン
ターヨーク2の紙面の左右方向の両側面に永久磁石4が
固着されている。またサイドヨーク3の、センターヨー
ク2側の側面にも永久磁石4が固着されている。はキャ
リッジであり、例えばサイドヨーク3に固着したガイド
レール(図示せず)上に移動可能に載置する。キャリッ
ジ5の下方にコイルフレーム6を固着し、コイルフレー
ム6を磁気空隙7内において紙面と直交する方向(以
下、この方向を長手方向と記す)に移動可能に設け、こ
のコイルフレーム6に多相コイル8を固着する。図6は
図5のA−A断面図であり、特に前記センターヨーク
2、サイドヨーク3、永久磁石4、コイルフレーム6、
磁気空隙7と多相コイル8を示す。センターヨーク2の
両側面とサイドヨーク3の内側には、複数個の永久磁石
4が、相隣る磁極の極性が相互に異なるように配置され
ている。
【0003】そして多相コイル8の各コイルに流れる電
流を切り替えることにより、コイルフレーム6が推力を
得て一定方向に移動できるようになっている。この多相
コイル8の電流の切り替えは、磁気検出素子などの検出
信号に基づいて行われる。このようにして、多相コイル
8が移動することにより、多相コイル8、コイルフレー
ム6およびキャリッジ5が一体に固着されてなる可動子
9が、図示を省略したガイドレール等の装置により案内
され移動するようになっている。
【0004】図7は図5のB−B矢視図であり、特に多
相コイル8が接着された後のコイルフレーム6の状態を
示す。尚、多相コイル8の電流の切り替えのための検出
信号を発生させる磁気検出素子などの検出素子は図示を
省略している。
【0005】このようなリニアモータでは、磁気空隙内
で磁束が複数個の閉ループを構成し、磁路の一部に磁束
が集中しないようになっているので、長いストロークの
全域に亘って一様な磁束密度を発生させることができ
る。さらに可動子の質量が小さく、コギングトルクも小
さいことから速応性の良好なリニアモータになるという
特徴を有している。
【0006】ところで、多相コイル8に電流が流れると
ジュール熱が発生するが、狭い磁気空隙7に多相コイル
8が配置されているため自然対流による熱交換や熱放散
の効率が悪く、多相コイル8の温度が上昇すると共に、
このジュール熱が永久磁石4の温度も上昇させる。多相
コイル8の発熱によりコイル自体の電気抵抗値が上昇し
ジュール熱損失が増大することから実効電力が減少す
る。さらに、温度が高くなるにつれて接着剤の接着力は
低下するのでコイルフレーム6の多相コイル8に対する
接着力は低下し、可動子9の強度は低下する。また、永
久磁石4の温度上昇は一般には永久磁石4の熱減磁、す
なわち空隙磁束密度の低下を招来し、前記実効電力の減
少と合わせリニアモータの推力低下をもたらす。しかも
発熱源である多相コイル8が可動子側に存在するため冷
却手段が採りにくいという構造上の問題があり、上記傾
向は一層顕著になる。
【0007】そこでコイルを冷却することが望まれ、例
えば実開平4−34878号によれば固定ヨークの側面
部に複数個の軸流ファンを設けてコイルを冷却すること
が提案されている。また、特開2000−209840
号には、コイルを有する可動子に固定子側から冷却エア
を吹付けてコイルを冷却すること、及び図5には可動子
コイルを支持するベースに冷却エア経路とエア吹出し口
とを穿ち、コイルを冷却することが開示されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た実開平4−34878号の冷却手段では、軸流ファン
を設けることによってリニアモータの大型化及び重量の
増加ならびに構造の複雑化、すなわち高コスト化を招来
するという問題点がある。そして近年、この種のリニア
モータに対して小型化及び軽量化ならびに低コスト化の
要望が強くなってきている。また、特開2000−20
9840号の冷却手段では、固定子側の全ストロークに
渡って冷却手段を備えなければならないだけでなく、コ
イルに直接作用するのは吹出したエアの一部のみであ
る。可動子コイルを支持するベースに冷却エア経路とエ
ア吹出し口とを穿いた図5のリニアモータでは構造上吹
出し口をコイルに対向させることができないため吹出し
たエアが有効に作用しない。さらにコイルと磁石との間
に冷却系を配置すると磁気空隙が大きくなり推力が低下
するという問題点がある。
【0009】そこで本発明は、上記した従来技術に関し
その問題点を解決するもので、コイルの冷却構造を小型
軽量で安価なものとすると共に効率的にコイル冷却効果
が得られ磁気空隙を大きくしない冷却手段を備えたリニ
アモータを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本願の第一の発明は、複
数個の永久磁石を含む固定子と、この複数個の永久磁石
に磁気空隙を隔てて対向して設けられた多相コイルを含
む可動子とを有するリニアモータであって、前記多相コ
イルに向けて空気を吹き出す冷却手段が前記可動子上で
磁気空隙外に取り付けられているリニアモータである。
【0011】本願の第二の発明は、多相コイルを含む固
定子と、この多相コイルに磁気空隙を隔てて対向して設
けられた複数個の永久磁石を含む可動子とを有するリニ
アモータであって、前記多相コイルに向けて空気を吹き
出す冷却手段が前記固定子上で磁気空隙外に取り付けら
れているリニアモータである。
【0012】本願の第三の発明は、相隣る磁極が相互に
異なるように、かつ異なる磁極の極性が対向するよう
に、磁気空隙を介してヨークに配置された複数個の永久
磁石と、この磁気空隙内に設けられた多相コイルと、コ
イルフレームと、キャリッジを有し、多相コイルに駆動
電流を流すことにより、永久磁石と多相コイルとを相対
的に移動させるようにしたリニアモータにおいて、前記
多相コイルと、コイルフレームと、キャリッジとが一体
に固着されてなる可動子に、空気を吹き出す冷却手段が
取り付けられているリニアモータである。
【0013】上記の発明では前記冷却手段が、孔付きの
管に供給された空気が前記孔から吹き出すものであるこ
とが好ましい。さらに孔付きの管は非磁性の材質からな
ることが好ましい。
【0014】
【発明の実施の形態】図1、図2、図3、図4は実施の
形態を示し、同一部分は前記図5、図6、図7と同一の
参照符号で示す。尚、これらの図は構造の概略を示す簡
略的な図であり実際の構造は示していない。以下、実施
の形態について図面を参照しながら以下に説明する。図
1は要部断面図であり、10は空気配管であり、11、
12、13は空気配管10を支持する始点支持具、中間
支持具、終点支持具である。この空気配管10、始点支
持具11、中間支持具12および終点支持具13以外は
前記図5と同じ構成である。以下、図1の紙面の上下方
向を夫々上、下と記し、図1の紙面の左右方向を夫々、
左、右と記すことにする。図1のA−A断面図は前記図
6と同じである。図2は図1のコイルフレーム6、多相
コイル8及び空気配管10を拡大した断面図である。図
3は図1のB−B矢視図であり、特に多相コイル8が接
着され、空気配管10、始点支持具11、中間支持具1
2、および終点支持具13が設置された後のコイルフレ
ーム6の状態を示す。以下、図3の紙面の左側を始点
側、右側を終点側と記すことにする。図4は図2の空気
配管10の近傍を拡大した図面である。尚、多相コイル
8の電流の切り替えのための検出信号を発生させる磁気
検出素子などの検出素子は図示を省略している。
【0015】始点支持具11、中間支持具12、終点支
持具13には夫々、空気配管10を挿入可能な挿入穴1
1a、12a、13aが備えられる。挿入穴12aは貫
通しているが、挿入穴11a、13aは貫通していな
い。始点支持具11の下端から上に加工された空気路1
1bは、挿入穴11aとつながっているが上側には貫通
していない。空気路11bの下端には栓14が固着され
(必要に応じてコーキング剤を併用しても良い)空気漏
れが防止される。始点支持具11の始点側端から終点側
に加工されたねじ穴11cは空気路11bとつながって
いるが終点側には貫通していない。ねじ穴11cは後述
する座ぐり付通し穴に干渉しない範囲でできるだけ上側
に設ける。ねじ穴11cに継ぎ手15がねじ込まれる。
継ぎ手15の位置が低いと継ぎ手15の下部が永久磁石
4に接触する可能性があるが、前記のようにねじ穴11
cをできるだけ上側に設けたのでこれを避けることがで
きる。1個のコイルフレーム6の左右両側に設けられる
空気配管10は夫々の側毎に1本の連続の管とするが、
途中でつなぎ目のある管として、つなぎ目に適切な空気
漏れ対策(例えばコーキング剤塗布等)を施したもので
も良い。空気配管10の一端を始点支持具11の挿入穴
11aに挿入し、中間支持具12の挿入穴12aを空気
配管10の他端から通し、空気配管10の他端を終点支
持具13の挿入穴13aに挿入し、必要に応じて接着を
併用して固着する。挿入穴11a、13aにはコーキン
グ剤16が塗布され空気漏れが防止される。空気配管1
0の長さ寸法は、始点支持具11の挿入穴11a、終点
支持具13の挿入穴13aに空気配管10が挿入固着さ
れた後、始点支持具11、終点支持具13がコイルフレ
ーム6の始点側終点側両端からはみ出さない範囲で、で
きるだけ長くすることが好ましい。中間支持具12には
1個の座ぐり付通し穴12dが備えられる。始点支持具
11、終点支持具13の長手方向寸法は中間支持具12
の長手方向寸法の略2倍であり、断面形状は図2の中間
支持具12の形状と同じである。始点支持具11、終点
支持具13には中間支持具12と同様な座ぐり付通し穴
11d、13dが各2個ずつ備えられる。尚、前記長手
方向寸法、断面形状、座ぐり付通し穴11d、12d、
13dの数は上記に限定されるものではなく、適用する
リニアモータの仕様に合わせて適宜選定すれば良い。始
点支持具11、中間支持具12および終点支持具13が
設置されるコイルフレーム6の個所は平面状とすること
が好ましい。この座ぐり付通し穴11d、12d、13
dに対応するコイルフレーム6の位置にはねじ穴6cが
設けられ、ねじ17が座ぐり付通し穴11d、12d、
13dを通ってねじ穴6cにねじ込まれることより、始
点支持具11、中間支持具12および終点支持具13が
コイルフレーム6に固着される。始点支持具11および
終点支持具13とコイルフレーム6の固着には必要に応
じて接着を併用しても良い。
【0016】空気配管10、始点支持具11、中間支持
具、終点支持具13及びねじ17の材質は、例えば軟鋼
のような強磁性材料でも良い。しかし、永久磁石4また
は多相コイル8の発生する磁力の影響を受けにくくする
ために、空気配管10、始点支持具11、中間支持具、
終点支持具13及びねじ17の材質は、非磁性のステン
レススチール、アルミニウム合金、黄銅あるいは樹脂製
とすることが好ましい。また、空気配管10は丸パイプ
に限定されるものではなく、角パイプでも良い。始点支
持具11、中間支持具12、および終点支持具13の上
下方向および左右方向の寸法は、挿入穴12aおよび座
ぐり付通し穴11d、12d、13dを設置可能な範囲
でできるだけ小さくすることが好ましい。
【0017】継ぎ手15の入り口に図示しない可撓性の
ホースを接続して図示しない空気供給源から空気18を
供給する。空気供給源としては、通常エアーコンプレッ
サーが用いられるが、これに限定されるものではなく、
例えばファンやブロワーのような送風機でも良い。空気
配管10には多相コイル8の方向に孔19が設けられ、
空気供給源から空気配管10に供給された空気18が孔
19から吹き出し、多相コイル8及び永久磁石4を冷却
する。本実施の形態においては外径6mm、内径4mm
の空気配管10に直径0.5mmの孔19を10mm間
隔で設けた。また図4においてコイルフレーム6に平行
な基線に対する孔19の方向を示す角度θは、多相コイ
ル8に効率良く空気18を吹き付けるために13°ない
し30°とした。しかし、これらの寸法あるいは角度は
前記数値に限定されるものではなく、適用するリニアモ
ータの仕様に合わせて適宜選定すれば良い。空気18を
吹き付ける時間は、通常は多相コイル8への通電開始か
ら終了までの全時間とする。しかし、通電開始後、一定
時間経過後吹き付け開始しても良いし、通電終了後、一
定時間経過後吹き付けを停止するようにしても良い。ま
た、多相コイル8に温度検出センサを設け、このセンサ
からの信号によって吹き付けを制御しても良い。このよ
うに、多相コイルと、コイルフレームと、キャリッジと
が一体に固着されてなる可動子に、空気を吹き出す冷却
手段が取り付けられていることにより、発熱源である多
相コイル8に効果的に空気18を吹き付けることができ
るので、コイルの冷却構造を小型軽量で安価なものとす
ることができる。
【0018】なお、多相コイル8に流れる電流を切り替
えることにより、コイルフレーム6が推力を得て一定方
向に移動する作用については上記の従来のリニアモータ
と同じである。
【0019】本実施の形態においては、多相コイル8に
できるだけ多くの空気18を吹き付けるようにするため
に、空気配管10を左右両側に設けた。しかし多相コイ
ル8の温度上昇があまり大きくなく、吹き付ける空気1
8の量が少なくてすむ場合には、左右いずれか片側だけ
に設けても良い。本実施の形態においては空気配管10
をコイルフレーム6の上側に設けたが、下側に設けても
良いし、上下両側に設けても良い。本実施の形態におい
ては図3における中間支持具12の数を1個としたが、
1個に限定されるものではなく、適用するリニアモータ
の仕様に合わせて適宜選定すれば良い。尚、永久磁石や
可動子の実施態様は上記に限るものではない。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、コイルの冷却構造を小
型軽量で安価なものとすると共に効率的な効果が得られ
るような、冷却手段を備えた可動コイル形リニアモータ
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のリニアモータの実施の形態を示す要部
断面図である。
【図2】図1のコイルフレーム6、多相コイル8及び空
気配管10を拡大した断面図である。
【図3】図1のB−B矢視図である。
【図4】図2の空気配管10の近傍を拡大した図面であ
る。
【図5】従来のリニアモータの要部断面図
【図6】図5のA−A断面図である。
【図7】図5のB−B矢視図である。
【符号の説明】
1 ベース、 2 センターヨーク、 3 サイドヨー
ク、 4 永久磁石、5 キャリッジ、 6 コイルフ
レーム、 6c、11c ねじ穴、 7 磁気空隙、
8 多相コイル、 9 可動子、 10 空気配管、
11 始点支持具、 11a、12a、13a 挿入
穴、 11b 空気路、 11d、12d、13d 座
ぐり付通し穴、 12 中間支持具、 13 終点支持
具、 14 栓、 15 継ぎ手、 16 コーキング
剤、 17 ねじ、 18 空気、 19 孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5H609 BB08 PP07 PP09 QQ02 QQ16 QQ20 RR01 RR37 RR46 RR74 5H641 BB06 BB18 BB19 GG02 GG03 GG05 GG07 GG11 GG26 GG28 HH02 HH03 HH06 JB04 JB09 JB10

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個の永久磁石を含む固定子と、この
    複数個の永久磁石に磁気空隙を隔てて対向して設けられ
    た多相コイルを含む可動子とを有するリニアモータであ
    って、前記多相コイルに向けて空気を吹き出す冷却手段
    が前記可動子上で磁気空隙外に取り付けられていること
    を特徴とするリニアモータ。
  2. 【請求項2】 多相コイルを含む固定子と、この多相コ
    イルに磁気空隙を隔てて対向して設けられた複数個の永
    久磁石を含む可動子とを有するリニアモータであって、
    前記多相コイルに向けて空気を吹き出す冷却手段が前記
    固定子上で磁気空隙外に取り付けられていることを特徴
    とするリニアモータ。
  3. 【請求項3】 相隣る磁極が相互に異なるように、かつ
    異なる磁極の極性が対向するように、磁気空隙を介して
    ヨークに配置された複数個の永久磁石と、この磁気空隙
    内に設けられた多相コイルと、コイルフレームと、キャ
    リッジを有し、多相コイルに駆動電流を流すことによ
    り、永久磁石と多相コイルとを相対的に移動させるよう
    にしたリニアモータにおいて、前記多相コイルと、コイ
    ルフレームと、キャリッジとが一体に固着されてなる可
    動子に、空気を吹き出す冷却手段が取り付けられている
    ことを特徴とするリニアモータ。
  4. 【請求項4】 前記冷却手段が、孔付きの管に供給され
    た空気が前記孔から吹き出すものである請求項1乃至3
    の何れかに記載のリニアモータ。
  5. 【請求項5】 前記孔付きの管が非磁性の材質からなる
    請求項4に記載のリニアモータ。
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