JP2002247638A - 移動体通信用制御装置及びその動作方法、移動体通信システム、プログラム、記録媒体 - Google Patents
移動体通信用制御装置及びその動作方法、移動体通信システム、プログラム、記録媒体Info
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- JP2002247638A JP2002247638A JP2001035780A JP2001035780A JP2002247638A JP 2002247638 A JP2002247638 A JP 2002247638A JP 2001035780 A JP2001035780 A JP 2001035780A JP 2001035780 A JP2001035780 A JP 2001035780A JP 2002247638 A JP2002247638 A JP 2002247638A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 通信の効率を良くすることできる移動体通信
用制御装置を提供すること。 【解決手段】 移動体通信用制御装置30は、第2伝送
路60により無線基地局と接続されている。無線基地局
は、第1伝送路(無線)により無線移動局と接続されて
いる。無線移動局からの要求により、第1制御部36
は、第1伝送路の上り回線と下り回線のタイムスロット
数の割合を変えることにより、第1伝送路の上り回線と
下り回線の通信速度の比である第1通信速度比の変更を
制御する。この変更に基づき、第2制御部37は、第2
伝送路60、70の上り回線と下り回線の通信速度の比
である第2通信速度比の変更を制御する。
用制御装置を提供すること。 【解決手段】 移動体通信用制御装置30は、第2伝送
路60により無線基地局と接続されている。無線基地局
は、第1伝送路(無線)により無線移動局と接続されて
いる。無線移動局からの要求により、第1制御部36
は、第1伝送路の上り回線と下り回線のタイムスロット
数の割合を変えることにより、第1伝送路の上り回線と
下り回線の通信速度の比である第1通信速度比の変更を
制御する。この変更に基づき、第2制御部37は、第2
伝送路60、70の上り回線と下り回線の通信速度の比
である第2通信速度比の変更を制御する。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動体通信用制御
装置及びその動作方法、移動体通信システム、プログラ
ム、記録媒体に関し、詳細には、無線移動局と無線基地
局を接続する伝送路で上り回線と下り回線の通信速度比
を変更することができる、移動体通信用制御装置及びそ
の動作方法、移動体通信システム、プログラム、記録媒
体に関する。
装置及びその動作方法、移動体通信システム、プログラ
ム、記録媒体に関し、詳細には、無線移動局と無線基地
局を接続する伝送路で上り回線と下り回線の通信速度比
を変更することができる、移動体通信用制御装置及びそ
の動作方法、移動体通信システム、プログラム、記録媒
体に関する。
【0002】
【従来の技術】移動体通信ネットワークは、無線移動
局、ノード、伝送路等で構成される。無線移動局は、携
帯電話等のことである。ノードは、無線基地局、交換機
等のことである。伝送路は、ノードとノードの接続、無
線移動局と無線基地局の接続等に使用される。
局、ノード、伝送路等で構成される。無線移動局は、携
帯電話等のことである。ノードは、無線基地局、交換機
等のことである。伝送路は、ノードとノードの接続、無
線移動局と無線基地局の接続等に使用される。
【0003】無線移動局と無線基地局の接続に使用され
る伝送路は、無線である。この伝送の方式として、例え
ば、上り回線と下り回線でお互いに十分に離れた周波数
帯域を使用するFDD(frequency division duplex)
方式や、上り回線と下り回線で同一の周波数帯域を使用
するTDD(Time Division Duplex)方式がある。一
方、ノードとノードを接続する伝送路として、専用回
線、ISDNのような交換回線等がある。
る伝送路は、無線である。この伝送の方式として、例え
ば、上り回線と下り回線でお互いに十分に離れた周波数
帯域を使用するFDD(frequency division duplex)
方式や、上り回線と下り回線で同一の周波数帯域を使用
するTDD(Time Division Duplex)方式がある。一
方、ノードとノードを接続する伝送路として、専用回
線、ISDNのような交換回線等がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来、無線移動局と無
線基地局の接続に使用される伝送路において、上り回線
と下り回線の通信速度の比は同じであった。しかし、国
際電気通信連合に提案されているIMT(Internationa
l Mobile Telecommunications)-2000のような第3
世代の移動体通信では、上記比の変更可能なシステムが
検討されている。つまり、IMT-2000CDMAT
DDでは、一フレーム内に15個のタイムスロットがあ
り、無線基地局内あるいはネットワーク内の通信状態に
より、上り回線と下り回線に割り当てるタイムスロット
数の割合を変えることにより、上り回線と下り回線の通
信速度の比を変更するのである。
線基地局の接続に使用される伝送路において、上り回線
と下り回線の通信速度の比は同じであった。しかし、国
際電気通信連合に提案されているIMT(Internationa
l Mobile Telecommunications)-2000のような第3
世代の移動体通信では、上記比の変更可能なシステムが
検討されている。つまり、IMT-2000CDMAT
DDでは、一フレーム内に15個のタイムスロットがあ
り、無線基地局内あるいはネットワーク内の通信状態に
より、上り回線と下り回線に割り当てるタイムスロット
数の割合を変えることにより、上り回線と下り回線の通
信速度の比を変更するのである。
【0005】また、FDD方式においても、今後、上り
回線と下り回線で周波数帯域幅の割合を可変とする技術
や多値変調の技術により、上り回線と下り回線の単位時
間当たりの通信容量を変えることにより、上り回線と下
り回線の通信速度の比を変更することが考えられる。
回線と下り回線で周波数帯域幅の割合を可変とする技術
や多値変調の技術により、上り回線と下り回線の単位時
間当たりの通信容量を変えることにより、上り回線と下
り回線の通信速度の比を変更することが考えられる。
【0006】本発明の目的は、無線移動局と無線基地局
の接続に使用される伝送路において上り回線と下り回線
の通信速度の比が変更される場合、通信の効率を良くす
ることができる、移動体通信用制御装置及びその動作方
法、移動体通信システム、プログラム、記録媒体を提供
することである。
の接続に使用される伝送路において上り回線と下り回線
の通信速度の比が変更される場合、通信の効率を良くす
ることができる、移動体通信用制御装置及びその動作方
法、移動体通信システム、プログラム、記録媒体を提供
することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、移動体通信用
制御装置であって、無線移動局と無線基地局を接続する
第1伝送路の上り回線と下り回線の通信速度の比である
第1通信速度比の変更を制御する第1制御手段と、前記
移動体通信用制御装置と前記無線基地局の接続及び前記
移動体通信用制御装置と交換機の接続のうち、少なくと
もいずれか一方に用いられる第2伝送路の上り回線と下
り回線の通信速度の比である第2通信速度比の変更を制
御する第2制御手段と、を備え、前記第2制御手段は、
前記第1制御手段により前記第1通信速度比が大きくな
るように制御されたことに基づいて、前記第2通信速度
比が大きくなるように制御し、前記第1制御手段により
前記第1通信速度比が小さくなるように制御されたこと
に基づいて、前記第2通信速度比が小さくなるように制
御する、移動体通信用制御装置である。
制御装置であって、無線移動局と無線基地局を接続する
第1伝送路の上り回線と下り回線の通信速度の比である
第1通信速度比の変更を制御する第1制御手段と、前記
移動体通信用制御装置と前記無線基地局の接続及び前記
移動体通信用制御装置と交換機の接続のうち、少なくと
もいずれか一方に用いられる第2伝送路の上り回線と下
り回線の通信速度の比である第2通信速度比の変更を制
御する第2制御手段と、を備え、前記第2制御手段は、
前記第1制御手段により前記第1通信速度比が大きくな
るように制御されたことに基づいて、前記第2通信速度
比が大きくなるように制御し、前記第1制御手段により
前記第1通信速度比が小さくなるように制御されたこと
に基づいて、前記第2通信速度比が小さくなるように制
御する、移動体通信用制御装置である。
【0008】本発明によれば、第1通信速度比の変更に
応じて第2通信速度比を変更することができるので、第
1伝送路と第2伝送路の整合を取ることができ、通信の
効率を良くすることできる。
応じて第2通信速度比を変更することができるので、第
1伝送路と第2伝送路の整合を取ることができ、通信の
効率を良くすることできる。
【0009】第1通信速度比は、第1伝送路の上り回線
の通信速度/第1伝送路の下り回線の通信速度、であ
る。第2通信速度比は、第2伝送路の上り回線の通信速
度/第2伝送路の下り回線の通信速度、である。第2通
信速度比を変更するには、第2伝送路が複数(例えば、
4本)の回線の場合、例えば、次のようにする。第1通
信速度比が大きくなると、第2伝送路の上り回線の数を
増やす(例えば、3本)。上り回線が3本で、下り回線
が1本となるので、第2通信速度比を大きくすることが
可能となる。一方、第1通信速度比が小さくなると、第
2伝送路の下り回線の数を増やす(例えば、3本)。上
り回線が1本で、下り回線が3本となるので、第2通信
速度比を小さくすることが可能となる。回線の数を変え
ないで、第2通信速度比を変更するには、例えば、次の
ようにする。第1通信速度比が大きくなると、第2伝送
路の上り回線のプライオリティを高く設定する。これに
より、第2通信速度比を大きくすることが可能となる。
一方、第1通信速度比が小さくなると、第2伝送路の下
り回線のプライオリティを高く設定する。これにより、
第2通信速度比を小さくすることが可能となる。
の通信速度/第1伝送路の下り回線の通信速度、であ
る。第2通信速度比は、第2伝送路の上り回線の通信速
度/第2伝送路の下り回線の通信速度、である。第2通
信速度比を変更するには、第2伝送路が複数(例えば、
4本)の回線の場合、例えば、次のようにする。第1通
信速度比が大きくなると、第2伝送路の上り回線の数を
増やす(例えば、3本)。上り回線が3本で、下り回線
が1本となるので、第2通信速度比を大きくすることが
可能となる。一方、第1通信速度比が小さくなると、第
2伝送路の下り回線の数を増やす(例えば、3本)。上
り回線が1本で、下り回線が3本となるので、第2通信
速度比を小さくすることが可能となる。回線の数を変え
ないで、第2通信速度比を変更するには、例えば、次の
ようにする。第1通信速度比が大きくなると、第2伝送
路の上り回線のプライオリティを高く設定する。これに
より、第2通信速度比を大きくすることが可能となる。
一方、第1通信速度比が小さくなると、第2伝送路の下
り回線のプライオリティを高く設定する。これにより、
第2通信速度比を小さくすることが可能となる。
【0010】なお、第2伝送路は上記接続の他、交換機
や無線基地局以外の他のネットワークの装置と移動体通
信用制御装置との接続に用いてもよい。
や無線基地局以外の他のネットワークの装置と移動体通
信用制御装置との接続に用いてもよい。
【0011】本発明の前記移動体通信用制御装置におい
て、前記第1通信速度比は、上り回線用タイムスロット
数と下り回線用タイムスロット数の比である。なお、第
1通信速度比を、上り回線用周波数帯域幅と下り回線用
周波数帯域幅の比とすることもできる。
て、前記第1通信速度比は、上り回線用タイムスロット
数と下り回線用タイムスロット数の比である。なお、第
1通信速度比を、上り回線用周波数帯域幅と下り回線用
周波数帯域幅の比とすることもできる。
【0012】以上のような本発明は、プログラム、これ
を記憶した記録媒体、移動体通信用制御装置の動作方法
及び移動体通信システムに適用することができる。
を記憶した記録媒体、移動体通信用制御装置の動作方法
及び移動体通信システムに適用することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な一実施形態
について、図面を用いて説明する。本実施形態は、伝送
路が無線の区間にIMT-2000TDD方式を用いる
場合について説明するが、無線移動局と無線基地局の接
続に使用される伝送路(無線)において、上り回線と下
り回線の通信速度の比を変更できる方式ならば、本発明
を適用することができる。
について、図面を用いて説明する。本実施形態は、伝送
路が無線の区間にIMT-2000TDD方式を用いる
場合について説明するが、無線移動局と無線基地局の接
続に使用される伝送路(無線)において、上り回線と下
り回線の通信速度の比を変更できる方式ならば、本発明
を適用することができる。
【0014】図2は、本実施形態の移動体通信システム
を示す図である。この移動体通信システム1は、移動体
通信ネットワークの一部である。移動体通信システム1
は、無線移動局(MS)10、無線基地局(BS)2
0、移動体通信用制御装置30及び交換機40を含む。
を示す図である。この移動体通信システム1は、移動体
通信ネットワークの一部である。移動体通信システム1
は、無線移動局(MS)10、無線基地局(BS)2
0、移動体通信用制御装置30及び交換機40を含む。
【0015】無線移動局10は、無線基地局20の配下
にあり、第1伝送路50により、接続される。無線移動
局10としては、例えば、携帯電話、PHS(Personal
Handyphone System), 携帯情報端末がある。第1伝送
路50は、無線であり、伝送手段として、例えば電気や
光がある。
にあり、第1伝送路50により、接続される。無線移動
局10としては、例えば、携帯電話、PHS(Personal
Handyphone System), 携帯情報端末がある。第1伝送
路50は、無線であり、伝送手段として、例えば電気や
光がある。
【0016】移動体通信用制御装置30は、移動体通信
の各種制御(例えば、呼の接続や開放等の呼制御、タイ
ムスロットの割り当て)をするものであり、第2伝送路
60により無線基地局20と接続され、第2伝送路70
により交換機40と接続される。第2伝送路60、70
は、無線、有線いずれでもよく、伝送手段として、例え
ば電気や光がある。
の各種制御(例えば、呼の接続や開放等の呼制御、タイ
ムスロットの割り当て)をするものであり、第2伝送路
60により無線基地局20と接続され、第2伝送路70
により交換機40と接続される。第2伝送路60、70
は、無線、有線いずれでもよく、伝送手段として、例え
ば電気や光がある。
【0017】移動体通信システム1のアクセス方式は、
CDMA(Code Division MultipleAccess)と、TDM
A(Time Division Multiple Access)と、TDDを複
合した方式である。また、移動体通信システム1の伝送
方式は、ATM(Asynchronous Transfer Mode)、つま
り、非同期転送モードである。ATMにおいては、Qo
S(Quality of Service)という帯域確保技術が適用さ
れる。なお、本実施形態は、IP(Internet Protoco
l)ネットワークの帯域保障型LANにも適用すること
ができる。
CDMA(Code Division MultipleAccess)と、TDM
A(Time Division Multiple Access)と、TDDを複
合した方式である。また、移動体通信システム1の伝送
方式は、ATM(Asynchronous Transfer Mode)、つま
り、非同期転送モードである。ATMにおいては、Qo
S(Quality of Service)という帯域確保技術が適用さ
れる。なお、本実施形態は、IP(Internet Protoco
l)ネットワークの帯域保障型LANにも適用すること
ができる。
【0018】次に、本実施形態に使用されるフレームに
ついて説明する。図3は、本実施形態に使用されるフレ
ームの一例である。図4は、本実施形態に使用されるフ
レームの他の例である。一フレーム長は10msであ
り、一フレームには15個のタイムスロットが割り当て
られている。DLは下り回線に割り当てられたタイムス
ロットを表し、ULは上り回線に割り当てられたタイム
スロットを表している。
ついて説明する。図3は、本実施形態に使用されるフレ
ームの一例である。図4は、本実施形態に使用されるフ
レームの他の例である。一フレーム長は10msであ
り、一フレームには15個のタイムスロットが割り当て
られている。DLは下り回線に割り当てられたタイムス
ロットを表し、ULは上り回線に割り当てられたタイム
スロットを表している。
【0019】図3のフレームは、上り回線と下り回線で
タイムスロット数が等しい場合である。このフレームに
おいて、上り回線のタイムスロット数が7個、下り回線
のタイムスロット数が8個である。ここでタイムスロッ
ト数が等しいとは、上り回線と下り回線でタイムスロッ
ト数が全く等しい場合の他、図3のフレームのように、
タイムスロット数がほぼ等しい場合をいう。上り回線と
下り回線でタイムスロット数が等しいと、上り回線と下
り回線の通信速度が等しい、又は、ほぼ等しくなる。
タイムスロット数が等しい場合である。このフレームに
おいて、上り回線のタイムスロット数が7個、下り回線
のタイムスロット数が8個である。ここでタイムスロッ
ト数が等しいとは、上り回線と下り回線でタイムスロッ
ト数が全く等しい場合の他、図3のフレームのように、
タイムスロット数がほぼ等しい場合をいう。上り回線と
下り回線でタイムスロット数が等しいと、上り回線と下
り回線の通信速度が等しい、又は、ほぼ等しくなる。
【0020】一方、図4のフレームは上り回線と下り回
線でタイムスロット数が異なる場合である。上り回線の
タイムスロット数が4個であり、下り回線のタイムスロ
ット数が11個であるので、通信速度は下り回線のほう
が上り回線よりも大きくなる。上り回線のタイムスロッ
ト数(例えば、10個)が下り回線のタイムスロット数
(例えば、5個)より多い場合もあり、この場合、通信
速度は上り回線のほうが下り回線よりも大きくなる。な
お、上り回線と下り回線でタイムスロット数が異なる場
合は、これらに限定されない。
線でタイムスロット数が異なる場合である。上り回線の
タイムスロット数が4個であり、下り回線のタイムスロ
ット数が11個であるので、通信速度は下り回線のほう
が上り回線よりも大きくなる。上り回線のタイムスロッ
ト数(例えば、10個)が下り回線のタイムスロット数
(例えば、5個)より多い場合もあり、この場合、通信
速度は上り回線のほうが下り回線よりも大きくなる。な
お、上り回線と下り回線でタイムスロット数が異なる場
合は、これらに限定されない。
【0021】図2に示す無線移動局10が移動体通信用
制御装置30にタイムスロットの割り当て要求をする
と、移動体通信用制御装置30は無線移動局10にタイ
ムスロットの割り当てをする。通常、図3に示すよう
に、上り回線と下り回線に割り当てられるタイムスロッ
ト数は等しい。そして、例えば、データ通信中、下り回
線のトラヒックが非常に多くなった場合、図4に示すよ
うに、上り回線に割り当てるタイムスロット数を減ら
し、下り回線に割り当てるタイムスロット数を増やす。
逆に、例えば、救急車から心電図等を病院に送信するよ
うな緊急時、上り回線のタイムスロット数を増やす必要
が生じ、下り回線に割り当てるタイムスロット数を減ら
し、上り回線に割り当てるタイムスロット数を増やす。
制御装置30にタイムスロットの割り当て要求をする
と、移動体通信用制御装置30は無線移動局10にタイ
ムスロットの割り当てをする。通常、図3に示すよう
に、上り回線と下り回線に割り当てられるタイムスロッ
ト数は等しい。そして、例えば、データ通信中、下り回
線のトラヒックが非常に多くなった場合、図4に示すよ
うに、上り回線に割り当てるタイムスロット数を減ら
し、下り回線に割り当てるタイムスロット数を増やす。
逆に、例えば、救急車から心電図等を病院に送信するよ
うな緊急時、上り回線のタイムスロット数を増やす必要
が生じ、下り回線に割り当てるタイムスロット数を減ら
し、上り回線に割り当てるタイムスロット数を増やす。
【0022】ところで、上り回線と下り回線のタイムス
ロット数の割合を変更すると、隣接するセル同士におい
て、干渉波の問題が生じる。図5は、干渉波の問題が生
じている隣接するセル同士を示す図である。セル1とセ
ル2は隣接している。セル1内には、無線基地局BS1
があり、セル1内の無線移動局MS1を配下としてい
る。セル2内には、無線基地局BS2があり、セル2内
の無線移動局MS2を配下としている。無線移動局MS
1、MS2は無線移動局10のことであり、無線基地局
BS1、BS2は無線基地局20のことである。
ロット数の割合を変更すると、隣接するセル同士におい
て、干渉波の問題が生じる。図5は、干渉波の問題が生
じている隣接するセル同士を示す図である。セル1とセ
ル2は隣接している。セル1内には、無線基地局BS1
があり、セル1内の無線移動局MS1を配下としてい
る。セル2内には、無線基地局BS2があり、セル2内
の無線移動局MS2を配下としている。無線移動局MS
1、MS2は無線移動局10のことであり、無線基地局
BS1、BS2は無線基地局20のことである。
【0023】セル1とセル2は、通常、図3に示すフレ
ームが使用される。そして、例えば、セル2内の無線移
動局MS2への下り回線のタイムスロット数の割り当て
を増やす必要が生じた場合、例えば、図4に示すフレー
ムにする。このとき、セル1のフレームは図6(A)で
あり、セル2のフレームは図6(B)である。タイムス
ロット番号9,10、11の位置で、無線移動局MS2
が無線移動局MS1から干渉波を受ける。これにより、
無線移動局MS2は通信に支障を来たすことがある。こ
れを避けるため、上り回線と下り回線のタイムスロット
の割り当ては、無線基地局BS1、BS2単位ではな
く、この上位にある図2に示す移動体通信用制御装置3
0で行う。
ームが使用される。そして、例えば、セル2内の無線移
動局MS2への下り回線のタイムスロット数の割り当て
を増やす必要が生じた場合、例えば、図4に示すフレー
ムにする。このとき、セル1のフレームは図6(A)で
あり、セル2のフレームは図6(B)である。タイムス
ロット番号9,10、11の位置で、無線移動局MS2
が無線移動局MS1から干渉波を受ける。これにより、
無線移動局MS2は通信に支障を来たすことがある。こ
れを避けるため、上り回線と下り回線のタイムスロット
の割り当ては、無線基地局BS1、BS2単位ではな
く、この上位にある図2に示す移動体通信用制御装置3
0で行う。
【0024】ここで、移動体通信用制御装置30の詳細
について、図1及び図2を用いて説明する。図1は、本
実施形態の移動体通信用制御装置30のブロック図であ
る。移動体通信用制御装置30は、無線基地局インター
フェース部31、無線制御部32、交換制御部33、交
換機インターフェース部34、CODEC部35、第1
制御部36及び第2制御部37を含む。第1制御部3
6、第2制御部37が本実施形態の特徴の一つとなる。
について、図1及び図2を用いて説明する。図1は、本
実施形態の移動体通信用制御装置30のブロック図であ
る。移動体通信用制御装置30は、無線基地局インター
フェース部31、無線制御部32、交換制御部33、交
換機インターフェース部34、CODEC部35、第1
制御部36及び第2制御部37を含む。第1制御部3
6、第2制御部37が本実施形態の特徴の一つとなる。
【0025】無線制御部32は、無線基地局インターフ
ェース部31及び第2伝送路60を介して、無線基地局
20と接続される。無線制御部32は、無線区間である
第1伝送路50を介して、無線移動局10へ制御信号を
送受信する等の機能を有する。無線基地局インターフェ
ース部31は、無線制御部32と無線基地局20のイン
ターフェースとなる。なお、第2伝送路60は、四本の
回線、つまり、上り回線(UL)専用の一本の回線と、
下り回線(DL)専用の一本の回線と、上り回線、下り
回線のいずれも使用できるUL/DL共用の二本の回線
と、から構成される。第2伝送路60の回線本数は、こ
れに限定されず、システム等を考慮して決定することが
できる。
ェース部31及び第2伝送路60を介して、無線基地局
20と接続される。無線制御部32は、無線区間である
第1伝送路50を介して、無線移動局10へ制御信号を
送受信する等の機能を有する。無線基地局インターフェ
ース部31は、無線制御部32と無線基地局20のイン
ターフェースとなる。なお、第2伝送路60は、四本の
回線、つまり、上り回線(UL)専用の一本の回線と、
下り回線(DL)専用の一本の回線と、上り回線、下り
回線のいずれも使用できるUL/DL共用の二本の回線
と、から構成される。第2伝送路60の回線本数は、こ
れに限定されず、システム等を考慮して決定することが
できる。
【0026】交換制御部33は、交換機インターフェー
ス部34及び第2伝送路70を介して、交換機40と接
続される。交換制御部33は、交換機40への制御信号
を送受信する等の機能を有する。第2伝送路70は、第
2伝送路60と同様に複数の回線からなる。CODEC
部35は音声信号やデータ信号のプロトコルを変換する
等の機能を有する。
ス部34及び第2伝送路70を介して、交換機40と接
続される。交換制御部33は、交換機40への制御信号
を送受信する等の機能を有する。第2伝送路70は、第
2伝送路60と同様に複数の回線からなる。CODEC
部35は音声信号やデータ信号のプロトコルを変換する
等の機能を有する。
【0027】第1制御部36は、無線制御部32と接続
され、第1伝送路50の上り回線と下り回線のタイムス
ロット数の割合の変更を制御する。これにより、第1伝
送路50の上り回線と下り回線の通信速度の比である第
1通信速度比の変更が制御される。
され、第1伝送路50の上り回線と下り回線のタイムス
ロット数の割合の変更を制御する。これにより、第1伝
送路50の上り回線と下り回線の通信速度の比である第
1通信速度比の変更が制御される。
【0028】第2制御部37は、交換制御部33と接続
され、第1制御部36からの信号sに基づき、第2伝送
路60、70の上り回線と下り回線の通信速度の比であ
る第2通信速度比の変更を制御する。なお、第2伝送路
60、70のいずれか一方の場合であってもよい。
され、第1制御部36からの信号sに基づき、第2伝送
路60、70の上り回線と下り回線の通信速度の比であ
る第2通信速度比の変更を制御する。なお、第2伝送路
60、70のいずれか一方の場合であってもよい。
【0029】本実施形態の移動体通信用制御装置30の
動作について説明する。図7は、移動体通信用制御装置
30の動作を説明するためのフローチャートである。第
1伝送路50の上り回線と下り回線のタイムスロット数
の割合を変更する要求が発生すると、この要求は、無線
制御部32から第1制御部36に伝えられる(ステップ
S1)。この要求は、例えば、無線移動局10で発生す
る。このとき、要求は、第1伝送路50、無線基地局2
0、第2伝送路60、無線基地局インターフェース部3
1を介して無線制御部32に伝送される。なお、無線制
御部32を介さずに、無線基地局インターフェース部3
1から第1制御部36へ伝送してもよい。
動作について説明する。図7は、移動体通信用制御装置
30の動作を説明するためのフローチャートである。第
1伝送路50の上り回線と下り回線のタイムスロット数
の割合を変更する要求が発生すると、この要求は、無線
制御部32から第1制御部36に伝えられる(ステップ
S1)。この要求は、例えば、無線移動局10で発生す
る。このとき、要求は、第1伝送路50、無線基地局2
0、第2伝送路60、無線基地局インターフェース部3
1を介して無線制御部32に伝送される。なお、無線制
御部32を介さずに、無線基地局インターフェース部3
1から第1制御部36へ伝送してもよい。
【0030】上記要求により、第1制御部36は上り回
線と下り回線のタイムスロット数の割合が変更されるよ
うに、第1伝送路50へ上り回線と下り回線のタイムス
ロットを割り当てる。これにより、第1伝送路50の第
1通信速度比、つまり、第1伝送路50の上り回線の通
信速度/下り回線の通信速度、が変更される(ステップ
S2)。下り回線のタイムスロット数を増やした場合、
フレームは、例えば、図4に示すようになる。
線と下り回線のタイムスロット数の割合が変更されるよ
うに、第1伝送路50へ上り回線と下り回線のタイムス
ロットを割り当てる。これにより、第1伝送路50の第
1通信速度比、つまり、第1伝送路50の上り回線の通
信速度/下り回線の通信速度、が変更される(ステップ
S2)。下り回線のタイムスロット数を増やした場合、
フレームは、例えば、図4に示すようになる。
【0031】そして、第1制御部36は、第1通信速度
比が変更された旨の信号sを第2制御部37に送る。こ
れに基づき、第2制御部37は、第2伝送路60、70
の第2通信速度比、つまり、第2伝送路60、70の上
り回線の通信速度/下り回線の通信速度、を変更する制
御をする。これにより、第2通信速度比が変更される
(ステップS3)。このとき、第2通信速度比の変更を
制御する信号は、第2伝送路60の場合、第2制御部3
7から交換制御部33、無線制御部32を介して、無線
基地局インターフェース部31に送られる。第1通信速
度比が大きくなった場合、無線基地局インターフェース
部31は、1本のUL専用と2本のUL/DL共用を上
り回線用とし、1本のDL専用を下り回線用にする。一
方、第1通信速度比が小さくなった場合、1本のUL専
用のみを上り回線用とし、1本のDL専用と2本のUL
/DL共用を下り回線用とする。
比が変更された旨の信号sを第2制御部37に送る。こ
れに基づき、第2制御部37は、第2伝送路60、70
の第2通信速度比、つまり、第2伝送路60、70の上
り回線の通信速度/下り回線の通信速度、を変更する制
御をする。これにより、第2通信速度比が変更される
(ステップS3)。このとき、第2通信速度比の変更を
制御する信号は、第2伝送路60の場合、第2制御部3
7から交換制御部33、無線制御部32を介して、無線
基地局インターフェース部31に送られる。第1通信速
度比が大きくなった場合、無線基地局インターフェース
部31は、1本のUL専用と2本のUL/DL共用を上
り回線用とし、1本のDL専用を下り回線用にする。一
方、第1通信速度比が小さくなった場合、1本のUL専
用のみを上り回線用とし、1本のDL専用と2本のUL
/DL共用を下り回線用とする。
【0032】第2伝送路70の場合、第2通信速度比の
変更を制御する信号は、第2制御部37から交換制御部
33を介して、交換機インターフェース部34に送られ
る。交換機インターフェース部34は、無線基地局イン
ターフェース部31と同様にして、第2通信速度を変更
する。なお、第2通信速度比の変更を制御する信号は、
第2伝送路60の場合、交換制御部33及び無線制御部
32を介さずに、無線基地局インターフェース部31へ
伝送してもよい。また、第2伝送路70の場合、交換制
御部33を介さずに、交換機インターフェース部34へ
伝送してもよい。
変更を制御する信号は、第2制御部37から交換制御部
33を介して、交換機インターフェース部34に送られ
る。交換機インターフェース部34は、無線基地局イン
ターフェース部31と同様にして、第2通信速度を変更
する。なお、第2通信速度比の変更を制御する信号は、
第2伝送路60の場合、交換制御部33及び無線制御部
32を介さずに、無線基地局インターフェース部31へ
伝送してもよい。また、第2伝送路70の場合、交換制
御部33を介さずに、交換機インターフェース部34へ
伝送してもよい。
【0033】以上のように、本実施形態によれば、第1
通信速度比の変更に応じて第2通信速度比を変えるの
で、第1伝送路50と第2伝送路60、70の整合を取
ることができる。つまり、従来は、第1制御部36、第
2制御部37が備えられていないので、第1伝送路50
の上り回線と下り回線のタイムスロット数の割合が変更
されることにより第1通信速度比が変更されても、これ
にしたがって第2伝送路60、70の通信速度比を変更
することができなかった。これにより、第1伝送路50
と第2伝送路60、70の整合が取れず、どちらか一方
の伝送路の通信容量が無駄となり、通信の効率が悪くな
ることがあった。本実施形態によれば、第1伝送路50
と第2伝送路60、70の整合を取ることが可能とな
り、通信の効率を良くすることができる。
通信速度比の変更に応じて第2通信速度比を変えるの
で、第1伝送路50と第2伝送路60、70の整合を取
ることができる。つまり、従来は、第1制御部36、第
2制御部37が備えられていないので、第1伝送路50
の上り回線と下り回線のタイムスロット数の割合が変更
されることにより第1通信速度比が変更されても、これ
にしたがって第2伝送路60、70の通信速度比を変更
することができなかった。これにより、第1伝送路50
と第2伝送路60、70の整合が取れず、どちらか一方
の伝送路の通信容量が無駄となり、通信の効率が悪くな
ることがあった。本実施形態によれば、第1伝送路50
と第2伝送路60、70の整合を取ることが可能とな
り、通信の効率を良くすることができる。
【0034】また、本実施形態は、移動体通信システム
1の伝送方式として、ATMを用いている。第1伝送路
50と第2伝送路60、70の整合が取れることによ
り、帯域保障が可能となる。
1の伝送方式として、ATMを用いている。第1伝送路
50と第2伝送路60、70の整合が取れることによ
り、帯域保障が可能となる。
【0035】
【発明の効果】本発明に係る移動体通信用制御装置及び
その動作方法、移動体通信システム、プログラム、記録
媒体によれば、第1通信速度比の変更に応じて第2通信
速度比を変えるので、第1伝送路と第2伝送路の整合を
取ることができ、通信の効率を良くすることできる。
その動作方法、移動体通信システム、プログラム、記録
媒体によれば、第1通信速度比の変更に応じて第2通信
速度比を変えるので、第1伝送路と第2伝送路の整合を
取ることができ、通信の効率を良くすることできる。
【図1】本実施形態の移動体通信用制御装置のブロック
図である。
図である。
【図2】本実施形態の移動体通信システムを示す図であ
る。
る。
【図3】本実施形態に使用されるフレームの一例を示す
図である。
図である。
【図4】本実施形態に使用されるフレームの他の例を示
す図である。
す図である。
【図5】干渉波の問題が生じている隣接するセル同士を
示す図である。
示す図である。
【図6】干渉波の問題が生じている隣接するセルのフレ
ームを示す図である。
ームを示す図である。
【図7】本実施形態の移動体通信用制御装置の動作を説
明するためのフローチャートである。
明するためのフローチャートである。
1…移動体通信システム、10…無線移動局、20…無
線基地局、30…移動体通信用制御装置、31…無線基
地局インターフェース部、32…無線制御部、33…交
換制御部、34…交換機インターフェース部、35…C
ODEC部、36…第1制御部、37…第2制御部、4
0…交換機、50…第1伝送路、60…第2伝送路、7
0…第2伝送路
線基地局、30…移動体通信用制御装置、31…無線基
地局インターフェース部、32…無線制御部、33…交
換制御部、34…交換機インターフェース部、35…C
ODEC部、36…第1制御部、37…第2制御部、4
0…交換機、50…第1伝送路、60…第2伝送路、7
0…第2伝送路
Claims (9)
- 【請求項1】 移動体通信用制御装置であって、 無線移動局と無線基地局を接続する第1伝送路の上り回
線と下り回線の通信速度の比である第1通信速度比の変
更を制御する第1制御手段と、 前記移動体通信用制御装置と前記無線基地局の接続及び
前記移動体通信用制御装置と交換機の接続のうち、少な
くともいずれか一方に用いられる第2伝送路の上り回線
と下り回線の通信速度の比である第2通信速度比の変更
を制御する第2制御手段と、 を備え、 前記第2制御手段は、 前記第1制御手段により前記第1通信速度比が大きくな
るように制御されたことに基づいて、前記第2通信速度
比が大きくなるように制御し、 前記第1制御手段により前記第1通信速度比が小さくな
るように制御されたことに基づいて、前記第2通信速度
比が小さくなるように制御する、移動体通信用制御装
置。 - 【請求項2】 請求項1記載の前記移動体通信用制御装
置において、 前記第1通信速度比は、上り回線用タイムスロット数と
下り回線用タイムスロット数の比である、移動体通信用
制御装置。 - 【請求項3】 移動体通信用制御装置のコンピュータに
使用されるプログラムであって、 前記コンピュータを、 無線移動局と無線基地局を接続する第1伝送路の上り回
線と下り回線の通信速度の比である第1通信速度比の変
更を制御する第1制御手段、 前記移動体通信用制御装置と前記無線基地局の接続及び
前記移動体通信用制御装置と交換機の接続のうち、少な
くともいずれか一方に用いられる第2伝送路の上り回線
と下り回線の通信速度の比である第2通信速度比の変更
を制御する第2制御手段として機能させ、 前記第2制御手段を、 前記第1制御手段により前記第1通信速度比が大きくな
るように制御されたことに基づいて、前記第2通信速度
比が大きくなるように制御するように機能させ、 前記第1制御手段により前記第1通信速度比が小さくな
るように制御されたことに基づいて、前記第2通信速度
比が小さくなるように制御するように機能させるための
プログラム。 - 【請求項4】 請求項3記載の前記プログラムにおい
て、 前記第1通信速度比は、上り回線用タイムスロット数と
下り回線用タイムスロット数の比である、プログラム。 - 【請求項5】 請求項3又は4のいずれかの前記プログ
ラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。 - 【請求項6】 移動体通信用制御装置の動作方法であっ
て、 無線移動局と無線基地局を接続する第1伝送路の上り回
線と下り回線の通信速度の比である第1通信速度比の変
更を制御する第1制御工程と、 前記移動体通信用制御装置と前記無線基地局の接続及び
前記移動体通信用制御装置と交換機の接続のうち、少な
くともいずれか一方に用いられる第2伝送路の上り回線
と下り回線の通信速度の比である第2通信速度比の変更
を制御する第2制御工程と、 を備え、 前記第2制御工程は、 前記第1制御工程により前記第1通信速度比が大きくな
るように制御されたことに基づいて、前記第2通信速度
比が大きくなるように制御し、 前記第1制御工程により前記第1通信速度比が小さくな
るように制御されたことに基づいて、前記第2通信速度
比が小さくなるように制御する、移動体通信用制御装置
の動作方法。 - 【請求項7】 請求項6記載の前記移動体通信用制御装
置の動作方法において、 前記第1通信速度比は、上り回線用タイムスロット数と
下り回線用タイムスロット数の比である、移動体通信用
制御装置の動作方法。 - 【請求項8】 無線移動局と無線基地局を接続する第1
伝送路と、 前記無線基地局を介して、前記無線移動局を制御する移
動体通信用制御装置と、 前記移動体通信用制御装置と前記無線基地局の接続及び
前記移動体通信用制御装置と交換機の接続のうち、少な
くともいずれか一方に用いられる第2伝送路と、 を備え、 前記移動体通信用制御装置は、 前記第1伝送路の上り回線と下り回線の通信速度の比で
ある第1通信速度比の変更を制御する第1制御手段と、 前記第2伝送路の上り回線と下り回線の通信速度の比で
ある第2通信速度比の変更を制御する第2制御手段と、 を含み、 前記第2制御手段は、 前記第1制御手段により前記第1通信速度比が大きくな
るように制御されたことに基づいて、前記第2通信速度
比が大きくなるように制御し、 前記第1制御手段により前記第1通信速度比が小さくな
るように制御されたことに基づいて、前記第2通信速度
比が小さくなるように制御する、移動体通信システム。 - 【請求項9】 請求項8記載の前記移動体通信システム
において、 前記第1通信速度比は、上り回線用タイムスロット数と
下り回線用タイムスロット数の比である、移動体通信シ
ステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001035780A JP2002247638A (ja) | 2001-02-13 | 2001-02-13 | 移動体通信用制御装置及びその動作方法、移動体通信システム、プログラム、記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001035780A JP2002247638A (ja) | 2001-02-13 | 2001-02-13 | 移動体通信用制御装置及びその動作方法、移動体通信システム、プログラム、記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002247638A true JP2002247638A (ja) | 2002-08-30 |
Family
ID=18899176
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001035780A Pending JP2002247638A (ja) | 2001-02-13 | 2001-02-13 | 移動体通信用制御装置及びその動作方法、移動体通信システム、プログラム、記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002247638A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004028185A1 (ja) * | 2002-09-06 | 2004-04-01 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | 無線通信システムのタイムスロット割当方法 |
JP2009060655A (ja) * | 2008-10-06 | 2009-03-19 | Toshiba Tec Corp | 無線lanシステム |
JP2009290445A (ja) * | 2008-05-28 | 2009-12-10 | Nec Corp | 無線通信システム、無線端末、管理装置、およびセッション制御方法 |
-
2001
- 2001-02-13 JP JP2001035780A patent/JP2002247638A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004028185A1 (ja) * | 2002-09-06 | 2004-04-01 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | 無線通信システムのタイムスロット割当方法 |
CN100350812C (zh) * | 2002-09-06 | 2007-11-21 | 三菱电机株式会社 | 无线通信系统的时隙分配方法 |
JP2009290445A (ja) * | 2008-05-28 | 2009-12-10 | Nec Corp | 無線通信システム、無線端末、管理装置、およびセッション制御方法 |
JP4618456B2 (ja) * | 2008-05-28 | 2011-01-26 | 日本電気株式会社 | 無線通信システム、無線端末、管理装置、およびセッション制御方法 |
JP2009060655A (ja) * | 2008-10-06 | 2009-03-19 | Toshiba Tec Corp | 無線lanシステム |
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---|---|---|---|
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