JP2002246100A - コネクタ及び端子金具 - Google Patents

コネクタ及び端子金具

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JP2002246100A
JP2002246100A JP2001045401A JP2001045401A JP2002246100A JP 2002246100 A JP2002246100 A JP 2002246100A JP 2001045401 A JP2001045401 A JP 2001045401A JP 2001045401 A JP2001045401 A JP 2001045401A JP 2002246100 A JP2002246100 A JP 2002246100A
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JP
Japan
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terminal
terminal fitting
connector housing
elastic locking
locking piece
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Pending
Application number
JP2001045401A
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English (en)
Inventor
Atsushi Sakatani
敦 坂谷
Masayasu Fujii
雅康 藤井
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数を増やすことなく、コネクタハウジ
ング内の端子金具同士を導通可能とする。 【解決手段】 コネクタハウジング10の端子収容空間
11に挿入された端子金具20同士は、一方の端子金具
20の弾性係止片26を介すことによって電気的に導通
可能な状態となる。端子金具20を抜止めするための手
段である弾性係止片26を、端子金具20同士を導通さ
せる手段として兼用するようにしたので、導通手段とし
て独立した部品を設ける場合に比べると、部品点数が少
なくて済む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コネクタ及び端子
金具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、コネクタとして、コネクタハウジ
ングのキャビティ内に端子金具を挿入し、その端子金具
に形成した金属ランスをキャビティの受け部に係止させ
ることで抜止め状態にするようにしたものがある。この
種のコネクタにおいて、複数の端子金具同士を短絡させ
ようとする場合、その手段の1つとして、コネクタハウ
ジングに短絡端子を取り付け、その取り付けた短絡端子
を複数の端子金具に接続させる構造が考えられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の手
段では、コネクタハウジング及び端子金具とは別に短絡
端子が必要である。そのため、部品点数が多くなる。本
願発明は上記事情に鑑みて創案され、部品点数を増やす
ことなく、コネクタハウジング内の端子金具同士を導通
可能とすることを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、コネ
クタハウジングと、このコネクタハウジングに挿入され
る端子金具とを備えてなり、この端子金具には、前記コ
ネクタハウジングの係止面に係止することでその端子金
具を抜け規制状態に保持する弾性係止片が形成されてい
るコネクタにおいて、前記弾性係止片が、前記コネクタ
ハウジングに取り付けられた他の端子金具に対して接触
可能とされている構成とした。
【0005】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記コネクタハウジングには、前記端子金具が挿入
される複数の端子収容空間と、その複数の端子収容空間
同士を連通させるとともに、内壁の一部が前記係止面と
された連通空間とが形成されている構成とした。請求項
3の発明は、コネクタハウジングへの挿入を可能とさ
れ、そのコネクタハウジングに対し抜け規制状態に係止
される弾性係止片が形成されている端子金具であって、
前記弾性係止片が、前記コネクタハウジングに取り付け
られた他の端子金具に対して接触可能とされている構成
とした。
【0006】
【発明の作用及び効果】[請求項1の発明]弾性係止片
を備えた端子金具と、コネクタハウジングの他の端子金
具とは、弾性係止片を介すことによって電気的に導通可
能な状態となる。端子金具を抜止めするための手段であ
る弾性係止片を、端子金具同士を導通させる手段として
兼用するようにしたので、導通手段として独立した部品
を設ける場合に比べると、部品点数が少なくて済む。 [請求項2の発明]端子金具が端子収容空間に正規挿入
されると、その端子金具の弾性係止片が、連通空間内に
進出してその連通空間を介して連通されている他の端子
収容空間側へ臨むとともに、係止面に係止してその端子
金具を抜け規制する。連通空間は、弾性係止片を係止面
に係止させるための空間と、弾性係止片を他の端子金具
に接触させるための空間とを兼用しているので、コネク
タハウジングの構造の簡素化が図られる。
【0007】[請求項3の発明]本願発明の端子金具
は、その弾性係止片を他の端子金具に接触させること
で、その端子金具と導通可能な状態となる。コネクタハ
ウジングに対して抜止めするための手段である弾性係止
片を、他の端子金具との導通手段として兼用するように
したので、導通手段として独立した部品を設ける場合に
比べると、部品点数が少なくて済む。
【0008】
【発明の実施の形態】[実施形態1]以下、本発明を具
体化した実施形態1を図1及び図2を参照して説明す
る。
【0009】本実施形態のコネクタは、合成樹脂製のコ
ネクタハウジング10と、このコネクタハウジング10
内に挿入(収容)される複数の端子金具20とから構成
される。コネクタハウジング10内には、その後端面に
開口するとともに前後方向に細長く且つ横端面が方形を
なす複数の端子収容空間11が上下に一定のピッチで並
んで形成されている。各端子収容空間11内には、夫
々、その底面を凹ませた形態の逃がし凹部12が、端子
収容空間11の全長に亘って形成されている。この逃が
し凹部12は、端子収容空間11よりも幅が狭く、且つ
端子収容空間11の幅方向中央に配されており、端子収
容空間11の底面における逃がし凹部12の形成されて
いない左右両側縁部は、その端子収容空間11内に挿入
される端子金具20を下から支承するための一対の受け
面13となっている。
【0010】また、上下に隣接する2つの端子収容空間
11を区画する隔壁14には、上側の端子収容空間11
の逃がし凹部12の略前半部分と、下側の端子収容空間
11の天井面の略前半部分とに連通(開口)する連通空
間15が形成されている。この連通空間15は、金型の
型抜きのためにコネクタハウジング10の前端面に開口
されている。また、連通空間15は、端子収容空間11
よりも幅が狭く、且つ端子収容空間11の幅方向中央に
配されており、下側の端子収容空間11の天井面におけ
る連通空間15が開口していない左右両側縁部は、その
下側の端子収容空間11内に挿入される端子金具20を
上から押さえ付け可能な一対の押さえ面16となってい
る。
【0011】かかる連通空間15は、逃がし凹部12を
介して上側の端子収容空間11と連通している。即ち、
連通空間15は、上側の端子収容空間11と下側の端子
収容空間11とを互い連通させている。この連通空間1
5における後端の壁面は、上側の端子収容空間11内へ
後方から前方へ向かって挿入される端子金具20の弾性
係止片26が前方から係止できるようにした抜止め用の
係止面17となっている。
【0012】端子金具20は、金属板材を曲げ加工した
ものであり、後端部が電線圧着部21となっているとと
もに、この電線圧着部21よりも前方の部分が角筒部2
2となっている。角筒部22は、前後方向に細長い平板
状をなす底壁23と、その底壁23の左右両側縁から直
角に立ち上がった平板状をなす一対の側壁24と、この
両側壁24の上端縁(立ち上がり端縁)から内側へ直角
に延出して互いに上下に重ね合わされた平板状をなす一
対の上面壁25とからなる。
【0013】この端子金具20には、その底壁23の一
部を下方へ切り起こすことによって弾性係止片26が形
成されている。弾性係止片26は、その前端の基端部2
6Aを底壁23に連続させているとともに、斜め下後方
へ片持ち状に延出した形態とされており、その延出端部
には、下方へ膨らんだ弧状接触部26Bが形成されてい
るとともに、その弧状接触部26Bから斜め上後方へ延
出する係止部26Cとが形成されている。
【0014】次に、本実施形態の作用を説明する。端子
金具20を端子収容空間11内に挿入する過程では、弾
性係止片26が、その端子金具20が挿入される端子収
容空間11の下面に開口する逃がし凹部12の後端下縁
と干渉するため、その弾性係止片26はその基端部26
A(前端)を支点として端子金具20の底壁23に接近
するように上方へ弾性撓みし、端子金具20の挿入が進
むのに伴って弧状接触部26Bが逃がし凹部12の底面
に摺接するようになる(図1の最上段の端子収容空間1
1に挿入される端子金具20を参照)。
【0015】そして、端子金具20が端子収容空間11
内の正規挿入位置(端子金具20の前端が端子収容空間
11の前面壁に当接する位置)に達すると、弾性係止片
26が逃がし凹部12の底面の前端から外れて下方へ弾
性復帰する。弾性復帰した弾性係止片26は、その延出
端部側を逃がし凹部12から連通空間15内へ進出させ
るとともに、弧状接触部26Bを、下側の端子収容空間
11に既に正規挿入されている端子金具20の上側の上
面壁25に対して上から弾性的に当接する。この弾性係
止片26の当接により、上側の端子金具20と下側の端
子金具20とが電気的に導通可能な状態に接続される。
【0016】また、弾性係止片26の最も後端の係止部
26Cは、連通空間15内に臨んでいる係止面17に対
して前方から係止し得るように位置する。したがって、
この状態で端子金具20が後方へ引っ張られても、係止
部26Cの後端が係止面17に当接することによって端
子金具20の後方への移動が規制されるのである。即
ち、端子金具20はその弾性係止片26を係止面17に
係止させることによって抜止め状態とされる。
【0017】また、挿入されている端子金具20を端子
収容空間11から抜き取る際には、コネクタハウジング
10の前端面に開口する連通空間15内に前方から治具
(図示せず)を差し込み、その治具で弾性係止片26を
係止面17から外すように上方へ弾性撓みさせ、抜止め
状態を解除する。そして、この抜止めを解除した状態の
ままで、端子金具20を後方へ引っ張れば、端子収容空
間11から抜き取ることができる。
【0018】上述のように本実施形態においては、端子
金具20を抜止めするための手段である弾性係止片26
を、端子金具20同士を導通させる手段として兼用する
ようにしたので、導通手段として独立した部品を設ける
場合に比べると、部品点数が少なくて済んでいる。つま
り、部品点数を増やすことなく、コネクタハウジング1
0内の端子金具20同士を導通可能とすることが実現さ
れている。また、連通空間15は、弾性係止片26を係
止面17に係止させるための空間と、弾性係止片26を
他の端子金具20に接触させるための空間とを兼用して
いるので、コネクタハウジング10の内部構造の簡素化
が図られている。
【0019】[他の実施形態]本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。 (1)上記実施形態ではジョイントコネクタに適用した
例を説明したが、本発明は、コネクタハウジングに中継
端子を収容しておくとともにそのコネクタハウジングに
互いに反対側から第1と第2の端子金具を挿入し、その
第1と第2の端子金具同士を中継端子を介して導通可能
にする中継コネクタにも適用することができる。この場
合、短絡端子を兼用する弾性係止片を、第1と第2の双
方の端子金具に設け、双方の弾性係止片を中継端子に接
触させる構造とすることができる。
【0020】(2)上記実施形態では弾性係止片を備え
る端子金具が雌端子金具である場合について説明した
が、本発明は、弾性係止片を備える端子金具が雄端子金
具である場合にも適用することができる。 (3)上記実施形態では1つの端子金具には弾性係止片
を1片だけ設ける構成としたが、本発明によれば、1つ
の端子金具に、他の端子金具との導通機能を兼備する弾
性係止片を複数片設けてもよい。 (4)上記実施形態では弾性係止片がその接触対象とな
る他の端子金具の外面(弾性係止片の形成されていない
上面)に接触するようにしたが、本発明によれば、隣接
する2つの端子金具の弾性係止片同士を互いに接触させ
るようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1の断面図
【図2】図1のA−A断面図
【符号の説明】
10…コネクタハウジング 11…端子収容空間 15…連通空間 17…係止面 20…端子金具 26…弾性係止片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5E021 FA05 FA16 FB07 FB20 FC32 LA01 5E087 EE14 FF06 FF12 FF17 FF19 GG17 MM05 RR29

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コネクタハウジングと、このコネクタハ
    ウジングに挿入される端子金具とを備えてなり、この端
    子金具には、前記コネクタハウジングの係止面に係止す
    ることでその端子金具を抜け規制状態に保持する弾性係
    止片が形成されているコネクタにおいて、 前記弾性係止片が、前記コネクタハウジングに取り付け
    られた他の端子金具に対して接触可能とされていること
    を特徴とするコネクタ。
  2. 【請求項2】 前記コネクタハウジングには、 前記端子金具が挿入される複数の端子収容空間と、 その複数の端子収容空間同士を連通させるとともに、内
    壁の一部が前記係止面とされた連通空間とが形成されて
    いることを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
  3. 【請求項3】 コネクタハウジングへの挿入を可能とさ
    れ、そのコネクタハウジングに対し抜け規制状態に係止
    される弾性係止片が形成されている端子金具であって、 前記弾性係止片が、前記コネクタハウジングに取り付け
    られた他の端子金具に対して接触可能とされていること
    を特徴とする端子金具。
JP2001045401A 2001-02-21 2001-02-21 コネクタ及び端子金具 Pending JP2002246100A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009233390A (ja) * 2009-07-17 2009-10-15 Sanyo Product Co Ltd 遊技システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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