JP2002246025A - 非水電解質二次電池用電極活物質、それを含む電極及び電池 - Google Patents

非水電解質二次電池用電極活物質、それを含む電極及び電池

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JP2002246025A
JP2002246025A JP2001046040A JP2001046040A JP2002246025A JP 2002246025 A JP2002246025 A JP 2002246025A JP 2001046040 A JP2001046040 A JP 2001046040A JP 2001046040 A JP2001046040 A JP 2001046040A JP 2002246025 A JP2002246025 A JP 2002246025A
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Shigeto Okada
重人 岡田
Yasushi Uebo
泰史 上坊
Minato Egashira
港 江頭
Junichi Yamaki
準一 山木
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Mitsubishi Chemical Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 充放電特性、放電電圧平坦性に優れた電池特
性を持つ非水電解質二次電池用電極活物質、及び該電極
活物質を用いた非水電解質二次電池を提供する。 【解決手段】 非水電解質二次電池用電極活物質とし
て、LiYFeX1-X2 7(Mは4価でも安定に存在
する遷移金属を表し、Xは0≦X<1を、Yは0≦Y≦
1を表す。)で表される化合物を用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、非水電解質電池、
さらに詳細には充放電可能な非水電解質二次電池に関
し、特に電極活物質の改良に関わり、電池の充放電容量
の増加を目指すものである。
【0002】
【従来の技術】リチウム等のアルカリ金属、マグネシウ
ム等のアルカリ土類金属、あるいはこれらの合金、化合
物等を負極活物質とする非水電解質二次電池は、負極金
属イオンの正極活物質へのインサーションもしくはイン
ターカレーション反応によって、その大放電容量と充電
可逆性とが確保されている。
【0003】従来では、リチウムを負極活物質として用
いる二次電池として、リチウムに対してインターカレー
ションホストとなりうるLiCoO2、LiNiO2等の
層状酸化物又はLiMn24等のトンネル状酸化物を正
極材料として用いた電池が提案されている。ところが、
これらの酸化物は中心金属にクラーク数の極端に小さな
レアメタルを用いているため、量産化、大型化に伴って
経済性や環境負荷が大きくなる問題を有する。
【0004】一方、レアメタルを一切用いないことによ
り環境負荷や経済性に優れた正極材料としてナシコン型
Li3Fe2(PO43、オリビン型LiFePO4等の
リン酸鉄やその縮合塩LiFeP27、Fe4(P
273等が提案されている。いずれも格子マトリック
ス内における−Fe−O−P−リンケージにおいてヘテ
ロ元素であるリンのインダクティブ効果によってFe−
O間のイオン結合性が高められている。このため、鉄3
価/2価のレドックス電位がFe23酸化鉄に比べ大幅
に引き上げられており、いずれの材料もLiに対し3V
程度の高い放電電圧を示すものの、リン酸ポリアニオン
による大きな分子量のため、未だ充分な容量を有すると
はいえなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記現状の
問題点を改善するために提案されたものであり、その目
的は、充放電特性、放電電圧平坦性に優れた電池特性を
持つ大型電池用非水電解質二次電池を低コストで提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の目
的を達成するために、リン酸鉄縮合塩LiFeP27
種々の改良検討を重ねた結果、リン酸鉄縮合塩の鉄の一
部又は全部を4価でも安定に存在する遷移金属に置換す
ることによって、3価/2価のレドックス反応に加え、
4価/3価のレドックス反応が可能となり、容量に関す
る上記課題が改善できることを見出した。即ち、本発明
は、一般式(I):
【0007】
【化2】LiYFeX1-X27 (I) (式中、Mは4価でも安定に存在する遷移金属を表し、
Xは0≦X<1を、Yは0≦Y≦1を表す。)で表され
る化合物からなる非水電解質二次電池用電極活物質を提
供するものである。
【0008】次に、本発明は、上記の電極活物質を含む
非水電解質二次電池用電極も提供する。また、本発明
は、上記記載の電極を用いる非水電解質二次電池も提供
するものである。より具体的には、上記記載の電極を正
極として用いる非水電解質二次電池、更に、負極とし
て、アルカリ金属材料及びアルカリ土類金属材料からな
る群から選ばれる少なくとも1種の負極活物質を含む電
極を用いる上記非水電解質二次電池を提供するものであ
る。
【0009】更に、本発明は、上記一般式(I)で表さ
れる電極活物質における4価でも安定に存在する遷移金
属Mの4価/3価間の酸化還元反応、及び3価/2価間
の酸化還元反応を利用することを特徴とする、非水電解
質二次電池の充放電方法をも提供するものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明をさらに詳しく説明
する。 (1)非水電解質二次電池用電極活物質 本発明における電極活物質は、上記のごとく、一般式
(I):
【0011】
【化3】LiYFeX1-X27 (I) で表される化合物である。Mは4価でも安定に存在する
遷移金属であり、単独の遷移金属であってもよいが、2
種以上の遷移金属の混合物であってもよい。Mとして
は、例えば、Ti、V、Cr、Mn、Ni、Co、Z
r、Nb、Mo、Ta、W、Ce等を挙げることができ
るが、Ti又はVを用いることが好ましい。
【0012】Xは0≦X<1の範囲の数から任意に選ば
れるが、好ましくは0≦X≦0.9、さらに好ましくは
0≦X≦0.8、特に好ましくは0≦X≦0.75であ
る。Xの値を小さくすると、その分化合物内における遷
移金属Mの割合が大きくなるため、1式量あたりの理論
容量を大きくすることができる。Yは、電極活物質を合
成した状態で0≦Y≦1の範囲の数であるが、非水電解
質二次電池中では、電極活物質にリチウムを挿入するこ
とにより1よりも大きい値もとり得る。
【0013】図1に示すようにLiYFex1-x27
の基本構造単位(Mは4価でも安定に存在する遷移金属
を表し、Xは0≦X<1、Yは0≦Y≦1を表す。)
は、PO4が鎖状に縮合したP27をポリアニオンに持
つ。さらに詳細に構造を説明すれば、その骨格はFeX
1-X68面体がP27により架橋した構造であり、F
X1-X68面体は5つの異なるP27に属する6つ
のPO4と結合している(すなわち、FeX1-X68面
体は6つの頂点のうち2つを同一のP27と共有)。L
iはこの骨格の空隙に位置する。Liサイトの拡散のボ
トルネックは大きく、互いに3次元的に連結しているた
め、高いLi拡散性を維持できるのが特徴である。
【0014】本発明の活物質である化合物は、公知の一
般的方法を用いて製造することができ、その方法も、種
々の方法がある。具体的には、例えば、TiP27(M
=Ti、X=0、Y=0)の場合は、酸化チタンTi2
3にリン酸2水素アンモニウム NH42PO4を1:
4所定モル比で混合した後、大気下700℃で1日焼成
することにより簡便に合成することができる。また、L
iVP27(M=V、X=0、Y=1)の場合は、炭酸
リチウムLi2CO3、酸化バナジウムV23とリン酸2
水素アンモニウム NH42PO4を1:1:4の所定モ
ル比で混合した後、Vが5価に酸化しないようアルゴン
気流中半日900〜1200℃で焼成することによっ
て、より好ましくは1100℃で焼成することによって
LiVP27を合成することができる。
【0015】また、LiYFeXTi1-X27の場合
は、炭酸リチウムLi2CO3、酸化鉄Fe23、酸化チ
タンTi23にリン酸2水素アンモニウム NH42
4をY:X:1-X:4(但し、0≦X<1、0≦Y≦
1)の所定のモル比で混合し、大気中、700〜850
℃程度で1日間以上焼成することによって得られる。本
発明の活物質に含まれる他の化合物についても、上記記
載の方法と同様な方法によって製造することができる。 (2)本発明電極 本発明電極では、上記電極活物質を用いる。この場合、
上記活物質は通常粉末状で用いればよく、その平均粒径
は1〜20μm程度とすればよい。平均粒径は、例えば
レーザー回折式粒度分布測定装置で測定される値であ
る。また、電極中における上記活物質の含有量は、用い
る活物質の種類、結着材(バインダー)、導電材の使用
量等に応じて適宜設定すればよい。また、本発明電極に
おいては、電極活物質として所定の電極特性が得られる
限りは、上記電極活物質単独又は他の従来から知られて
いる電極活物質との混合物であってもよい。
【0016】本発明電極の作製に際しては、上記電極活
物質を用いるほかは公知の電極の作成方法に従って行え
ばよい。例えば、上記活物質の粉末を必要に応じて公知
の結着材(ポリテトラフルオロエチレン、ポリビニリデ
ンフルオライド、ポリビニルクロライド、エチレンプロ
ピレンジエンポリマー、スチレン−ブタジエンゴム、ア
クリロニトリル−ブタジエンゴム、フッ素ゴム、ポリ酢
酸ビニル、ポリメチルメタクリレート、ポリエチレン、
ニトロセルロース等)、さらに必要に応じて公知の導電
材(アセチレンブラック、カーボン、グラファイト、天
然黒鉛、人造黒鉛、ニードルコークス等)と混合した
後、得られた混合粉末をステンレス鋼製等の支持体上に
圧着成形したり、金属製容器に充填すればよい。あるい
は、例えば、上記混合粉末を有機溶剤(N-メチルピロ
リドン、トルエン、シクロヘキサン、ジメチルホルムア
ミド、ジメチルアセトアミド、メチルエチルケトン、酢
酸メチル、アクリル酸メチル、ジエチルトリアミン、N
−N−ジメチルアミノプロピルアミン、エチレンオキシ
ド、テトラヒドロフラン等)と混合して得られたスラリ
ーをアルミニウム、ニッケル、ステンレス、銅等の金属
基板上に塗布する等の方法によっても本発明電極を作製
することができる。
【0017】電極の厚さは、通常1〜1000μm、好
ましくは10〜200μm程度である。厚すぎると導電
性が低下する傾向にあり、薄すぎると容量が低下する傾
向にある。なお、塗布・乾燥によって得られた電極は、
活物質の充填密度を上げるためローラープレス等により
圧密してもよい。 (3)本発明の非水電解質二次電池 本発明の非水電解質二次電池は、本発明電極(2)を電
極として用いる以外は、公知の非水電解質二次電池にお
ける構成要素を採用することができる。本発明の電極
は、通常正極として使用することが可能である。
【0018】この場合負極としては、電極活物質として
公知の負極活物質を使用することが可能であるが、アル
カリ金属材料及びアルカリ土類金属材料からなる群から
選ばれる少なくとも1種を用いることが好ましい。本発
明にいうアルカリ金属材料とは、リチウム、ナトリウ
ム、カリウム等のアルカリ金属、アルカリ金属の化合
物、合金等のほか、アルカリ金属イオンを吸蔵・放出す
ることが可能な材料(例えば、Li2.5Co0.5N、Li
4Ti512等)も含まれる。
【0019】また、アルカリ土類金属材料とは、マグネ
シウム、カルシウム等のアルカリ土類金属、アルカリ土
類金属の化合物、合金等のほか、アルカリ土類金属イオ
ンを吸蔵・放出することが可能な材料(例えば、Mgz
Ti2(PO43(0<z<4)等)等も含まれる。負
極の作製は公知の方法に従えばよく、例えば、前記
(2)で説明した方法と同様にして作製することができ
る。すなわち、例えば、負極活物質の粉末を必要に応じ
て(2)で説明した公知の結着材、さらに必要に応じて
(2)で説明した公知の導電材と混合した後、この混合
粉末をシート状に成形し、これをステンレス、銅等の導
電体網(集電体)に圧着すればよい。また、例えば、上
記混合粉末を(2)で説明した公知の有機溶剤と混合し
て得られたスラリーを銅等の金属基板上に塗布すること
により作製することもできる。
【0020】その他の構成要素としては、公知の非水電
解質二次電池に使用されるものを構成要素として使用で
きる。例えば、以下のものが例示できる。電解液は通
常、電解質及び溶媒を含む。電解液の溶媒としては、非
水系であれば特に制限されず、例えばカーボネート類、
エーテル類、ケトン類、スルホラン系化合物、ラクトン
類、ニトリル類、塩素化炭化水素類、エーテル類、アミ
ン類、エステル類、アミド類、リン酸エステル化合物等
を使用することができる。これらの代表的なものを列挙
すると、1,2−ジメトキシエタン、1,2−ジエトキ
シエタン、テトラヒドロフラン、2−メチルテトラヒド
ロフラン、エチレンカーボネート、ビニレンカーボネー
ト、メチルホルメート、ジメチルスルホキシド、プロピ
レンカーボネート、アセトニトリル、γ−ブチロラクト
ン、ジメチルホルムアミド、ジメチルカーボネート、ジ
エチルカーボネート、スルホラン、エチルメチルカーボ
ネート、1,4−ジオキサン、4−メチル−2−ペンタ
ノン、1,3−ジオキソラン、4−メチル−1,3−ジ
オキソラン、ジエチルエーテル、スルホラン、メチルス
ルホラン、プロピオニトリル、ベンゾニトリル、ブチロ
ニトリル、バレロニトリル、1,2−ジクロロエタン、
リン酸トリメチル、リン酸トリエチル等が使用できる。
これらは1種または2種以上で用いることができる。
【0021】電解液としては、これらの溶媒に、負極活
物質中のアルカリ金属イオンもしくはアルカリ土類金属
イオンが、上記正極活物質又は正極活物質及び負極活物
質と電気化学反応するための移動を行うことができる電
解質物質、例えば、LiClO4、LiPF6、LiBF
4、LiCF3SO3、LiAsF6、LiB(C65
4 、LiCl、LiBr、CH3SO3Li、CF3SO3
Li、LiN(SO2CF32、LiN(SO225
2、LiC(SO2CF33、LiN(SO3CF 32
を使用することができる。また、本発明では公知の固体
電解質、例えば、ナシコン構造を有するLiTi2(P
43等も使用できる。
【0022】また、本発明電極(2)は、負極としても
用いることも可能であることから、これらを用いること
によって、リン酸塩のみからなる固体電池を製造するこ
とが可能となる。例えば、TiP27を含む本発明電極
を正極、LiYVP27を含む本発明電極を負極、Li
Ti2(PO43を固体電解質として用いることによっ
て、正極/電解質/負極=TiP27/LiTi2(P
43/LiYVP27という電池系を作成することが
できる。この全固体電池は、負極/電解質/正極すべて
にリン酸ポリアニオンという基本ユニットの共通フレー
ムがあることによって、連続一体合成への可能性が開け
るだけでなく、固体電池で常に問題となる負極/電解質
界面や電解質/正極界面での格子不整やインピーダンス
マッチングの現象が、本質的に緩和解消することが可能
となる。
【0023】本発明電池では、セパレータ、電池ケース
他、構造材料等の要素についても従来公知の各種材料が
使用でき、特に制限はない。例えば、正極と負極との間
にセパレータを使用する場合は、微多孔性の高分子フィ
ルムが用いられ、ナイロン、セルロースアセテート、ニ
トロセルロース、ポリスルホン、ポリアクリロニトリ
ル、ポリフッ化ビニリデン、ポリプロピレン、ポリエチ
レン、ポリブテン等のポリオレフィン高分子よりなるも
のが用いられる。セパレータの化学的及び電気化学的安
定性の点からポリオレフィン系高分子が好ましく、電池
セパレータの目的の一つである自己閉塞温度の点からポ
リエチレン製であることが望ましい。
【0024】ポリエチレンセパレータの場合、高温形状
維持性の点から超高分子量ポリエチレンであることが好
ましく、その分子量の下限は好ましくは50万、さらに
好ましくは100万、最も好ましくは150万である。
他方分子量の上限は、好ましくは500万、更に好まし
くは400万、最も好ましくは300万である。分子量
が大きすぎると、流動性が低すぎて加熱された時セパレ
ーターの孔が閉塞しない場合があるからである。
【0025】本発明の電池は、これらの電池要素を用い
て公知の方法に従って組み立てればよい。この場合、電
池形状についても特に制限されることはなく、例えば円
筒状、角型、コイン型等種々の形状、サイズを適宜採用
することができる。 (4)本発明の充放電方法 本発明の充放電方法においては、電極活物質(LiY
X1-X27)における4価でも安定に存在する遷移
金属Mの4価/3価間の酸化還元反応、及び3価/2価
間の酸化還元反応を利用して非水電解質二次電池の充放
電が行われる。従来のLiFeP27等のような電極活
物質では、Fe3価/2価の酸化還元反応しか利用でき
なかったが、本発明においては、4価でも安定に存在す
る遷移金属Mの導入により、M3価/2価のみならず4
価/3価の酸化還元反応を利用することができ、その分
充放電容量が上昇する。さらには、4価でも安定に存在
する遷移金属Mの導入量によって、容量を自由に設計で
きる利点も発揮される。例えば、MとしてVやTiなど
の4価でも安定に存在する遷移金属の配合割合を変化さ
せれば、3.5Vと2.5V間の容量比を自由に設計で
きる。本発明においては非水系二次電池の放電の際に、
4価でも安定に存在する遷移金属Mの、4価/3価の還
元反応及び3価/2価の還元反応を利用することが好ま
しい。
【0026】
【実施例】以下、実施例によって本発明をさらに具体的
に説明するが、本発明はこれらによりなんら制限される
ものではない。なお、実施例において電池の作製及び測
定は、アルゴン雰囲気下のドライボックス内で行った。
図2は本発明による電池の一具体例であるコイン型電池
の一部切り欠き斜視断面図であり、図中、1は封口板、
2はガスケット、3は正極ケース、4は負極、5はセパ
レータ、6は正極合剤ペレットを示す。 実施例1 電極活物質であるTiP27を、酸化チタンTi23
リン酸2水素アンモニウム NH42PO4を1:4所定
モル比で混合した後、大気下700℃で1日焼成するこ
とにより得た。
【0027】反応式:Ti23+4NH42PO4
0.5O2→2TiP27+4NH3+6H2O得られた
TiP27のX線回折結果を図3に示す。図3に示す粉
末X線回折パターンから、結晶群Pa3の立方晶TiP
27単相であることを確認した。次に、正極活物質とし
て、この試料を粉砕して粉末(平均粒径13μm)と
し、導電剤(アセチレンブラック)、結着剤(ポリテト
ラフルオロエチレン)と共に重量比70:25:5重量
比で混合の上、ロール成形し、正極合剤ペレット6(厚
さ0.5mm、直径15mm)とした。
【0028】次にステンレス製の封口板1上に金属リチ
ウムの負極4を加圧配置したものをポリプロピレン製ガ
スケット2の凹部に挿入し、負極4の上にポリプロピレ
ン製で微孔性のセパレータ5、正極合剤ペレット6をこ
の順序に配置し、電解液として、エチレンカーボネート
とジメチルカーボネートの等積混合溶媒にLiPF6
溶解させた1規定溶液を適量注入して含浸させた後に、
ステンレス製の正極ケース3を被せてかしめることによ
り、厚さ2mm、直径23mmのコイン型リチウム電池
を作製した。このコイン型リチウム電池を電池aとす
る。電池aの室温における各電流密度での放電曲線を図
4に、また0.1mA/cm 2の電流密度での充放電曲
線を図5に示す。Ti4価の3価への還元反応に起因す
る2.6Vの平坦な放電電位を示し、2.6V領域にお
いて約1電子反応が可能であることがわかる。この電位
はナシコン型Li3Ti2(PO43におけるTi4価/
3価のレドックス電位とよく一致している。また、図6
は電流密度を0.2mA/cm2とし、1放電当たり
0.025Li分の電気量になる時間放電した後、1放
電に要した時間と同じ時間の休止を繰り返す間欠放電に
より求めた電池aの疑似開放電位放電曲線である。Ti
4価/3価レドックス反応による2.6V領域に加え、
Ti3価/2価レドックス反応による放電容量が1.0
V領域に存在することが図6からわかる。 実施例2 電極活物質であるLiVP27を、炭酸リチウムLi2
CO3、酸化バナジウムV23とリン酸2水素アンモニ
ウム NH42PO4を1:1:4所定モル比で混合した
後、Vが5価に酸化しないようアルゴン気流中半日間、
1100℃で焼成することにより得た。 反応式: Li2CO3+V23+4NH42PO4→2LiVP2
7+4NH3+6H2O+CO2+O2 得られたLiVP27のX線回折結果を図7に示す。図
7に示す粉末X線回折パターンから、結晶群P21の単
斜晶LiVP27単相であることを確認した。
【0029】これを正極活物質として用いて、他は実施
例1と同様にしてコイン型リチウム電池bを作製した。
電池bの0.1mA/cm2の電流密度での充放電曲線
を図8に示す。図8中で1cは初回の充電、1dは初回
の充電に続く放電、2cは2回目の充電、2dは2回目
の充電に続く放電を表す。V4価の3価への還元反応に
起因する4.0Vの平坦な放電領域に続き、V3価の2
価への還元反応による1.0Vの平坦な放電領域が存在
することがわかる。 比較例1 電極活物質であるLiFeP27を、炭酸リチウムLi
2CO3、酸化鉄Fe23とリン酸2水素アンモニウム
NH42PO4を1:1:4所定モル比で混合した後、
アルゴン気流中半日間、1100℃で焼成することによ
り得た。 反応式: Li2CO3+Fe23+4NH42PO4→2LiFe
27+4NH3+6H2O+ CO2 得られたLiFeP27のX線回折結果を図7に示す。
図7に示す粉末X線回折パターンから、結晶群P21
単斜晶LiFeP27単相であることを確認した。
【0030】これを正極活物質として用いて、他は実施
例1と同様にしてコイン型リチウム電池を作製した。こ
の電池(電極活物質:LiFeP27)では、鉄3価/
2価の可逆なレドックスに対応する可逆で平坦な放電電
圧を文献値通り3.0V付近に観測できたが、5V終止
の初期充電をかけても鉄を4価に酸化させることができ
ず、Fe4価/3価のレドックスを利用することはでき
なかった。 実施例3 電極活物質であるLiYFeXTi1-X27(但し、0
≦X≦1、0≦Y≦1)を、炭酸リチウムLi2CO3
酸化鉄Fe23、酸化チタンTi23にリン酸2水素ア
ンモニウム NH42PO4をY:X:1-X:4(但し、
0≦X≦1、X=Y)の所定のモル比で混合し、大気
中、700〜850℃程度で1日間以上焼成することに
より得た。
【0031】これを正極活物質として用いて、他は実施
例1と同様にしてコイン型リチウム電池を作成した。 試験例 0.1mA/cm2の放電電流密度での3V終止及び1
V終止での各放電時間を測定した。結果を表1に示す。
【0032】
【表1】
【0033】環境への負荷が小さい鉄を中心金属とする
レアメタルフリーのLiFeP27はLiに対し、鉄3
価/2価の1Li反応しかせず、その1V終止の放電は
11時間であった。一方、鉄より原子量が小さく、4価
/3価レドックス反応も利用できるTiの含有量が増す
に連れ1V終止の放電時間、言い換えれば1式量当たり
の容量が、倍増することがわかる。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、特定の電極活物質を利
用するので、特に充放電特性に優れ、大容量かつ長サイ
クル寿命の、実用性の高い非水電解質二次電池を低コス
トで提供することができる。このため、本発明電極また
は電池は、大型電池としても適している。また、その放
電電圧は4価でも安定に存在するVやTiなどの遷移金
属の配合割合を変えることで、3.5Vと2.5V間の
容量比を自由に設計できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に用いられるLiYFeX1-X27
本構造単位である。
【図2】本発明の一具体例であるコイン型電池の一部切
り欠き斜視断面図である。
【図3】本発明の一実施例である立方晶TiP27のX
線回折図形である。
【図4】本発明の一実施例であるTiP27の放電曲線
の電流密度依存性を示す特性図である。
【図5】本発明の一実施例であるTiP27の電流密度
0.1mA/cm2での単純放電曲線を示す特性図であ
る。
【図6】本発明の一実施例であるTiP27の擬似開放
電位放電曲線を示す特性図である。
【図7】本発明の一実施例であるLiMP27(M=
V、Fe)のX線回折図形である。
【図8】本発明の一実施例であるLiVP27の充放電
曲線を示す特性図である。
【符号の説明】
1 封口板 2 ガスケット 3 正極ケース 4 負極 5 セパレータ 6 正極合剤ペレット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山木 準一 福岡県春日市春日公園4−1−2春日公園 住宅103 Fターム(参考) 5H029 AJ02 AJ14 AK03 AL12 AM02 AM03 AM04 AM05 AM07 AM12 BJ03 HJ02 5H050 AA02 AA19 BA16 CA07 CB12 EA23 EA24 HA02

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(I): 【化1】LiYFeX1-X27 (I) (式中、Mは4価でも安定に存在する遷移金属を表し、
    Xは0≦X<1を、Yは0≦Y≦1を表す。)で表され
    る化合物からなることを特徴とする非水電解質二次電池
    用電極活物質。
  2. 【請求項2】 Mが、Ti、V、Cr、Mn、Ni、C
    o、Zr、Nb、Mo、Ta、W及びCeからなる群の
    少なくとも1種類から選ばれることを特徴とする請求項
    1に記載の非水電解質二次電池用電極活物質。
  3. 【請求項3】 Mが、Ti又はVの少なくとも1種類か
    ら選ばれることを特徴とする請求項1に記載の非水電解
    質二次電池用電極活物質。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかに記載の電極
    活物質を含むことを特徴とする非水電解質二次電池用電
    極。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の電極を用いることを特
    徴とする非水電解質二次電池。
  6. 【請求項6】 請求項4に記載の電極を正極として用い
    ることを特徴とする非水電解質二次電池。
  7. 【請求項7】 アルカリ金属材料及びアルカリ土類金属
    材料からなる群から選ばれる少なくとも1種の負極活物
    質を含む電極を負極として用いることを特徴とする請求
    項5又は6に記載の非水電解質二次電池。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至3のいずれかに記載の電極
    活物質における遷移金属Mの4価/3価間の酸化還元反
    応、及び3価/2価間の酸化還元反応を利用することを
    特徴とする、非水電解質二次電池の充放電方法。
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