JP2002245923A - ヒューズ - Google Patents

ヒューズ

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JP2002245923A
JP2002245923A JP2001043744A JP2001043744A JP2002245923A JP 2002245923 A JP2002245923 A JP 2002245923A JP 2001043744 A JP2001043744 A JP 2001043744A JP 2001043744 A JP2001043744 A JP 2001043744A JP 2002245923 A JP2002245923 A JP 2002245923A
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Japan
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conductor
fuse
battery
insulator
conductors
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JP2001043744A
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English (en)
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Kazuo Fukuda
和夫 福田
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INTERFOLKS CO Ltd
LINK INFORMATION SYSTEM CO Ltd
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INTERFOLKS CO Ltd
LINK INFORMATION SYSTEM CO Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造が簡単で小型、安価なヒューズを提供す
る。 【解決手段】 ヒューズ1は、円形の薄板状絶縁体3の
表面に薄板状導体5を、裏面に薄板状導体7を接着また
は圧着し、薄板状導体5と薄板状導体7とは、薄板状絶
縁体3の切欠15を介して溶融導体11、13、15に
より接続する。溶融導体9、11、13は、導電性のあ
る可溶物質からなり、一定以上の電流が流れると溶断す
る。制限したい電流値により、溶融導体13の断面積
(即ち幅又は厚さ)を調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、過電流防止に用い
るヒューズに関する。
【0002】
【従来の技術】電池を使用する製品では、電源短絡時の
過電流防止の安全対策は必要不可欠になっている。従来
は、電源回路等にヒューズを挿入して、安全対策を図っ
てきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
筒状のヒューズは容積があり製品の小型化に支障をきた
している。また、コストもかかる上、回路構成も複雑で
ある。また、ヒューズ交換の手間がかかる。
【0004】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、構造が簡単で小
型、安価なヒューズを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために第1の発明は、絶縁物と、前記絶縁物の両面に配
置された導体と、前記導体を接続する溶融導体と、から
なり、前記導体間を流れる電流が一定値を超えた時、前
記溶融導体が溶融して切断することを特徴とするヒュー
ズである。
【0006】第1の発明のヒューズは、絶縁物と、絶縁
物の両面に配置された導体と、導体を接続する溶融導体
と、からなり、2枚の導体を流れる電流が一定値を超え
たとき溶融導体が溶融して切断する。
【0007】第2の発明は、電池の異なる電極に溶接し
た導体間に、絶縁物を挟み、導体間同士は溶融導体で接
続し、前記導体間を流れる電流が一定値を超えた時、前
記溶融導体が溶融して切断することを特徴とするヒュー
ズである。
【0008】第2の発明のヒューズは、電池の異なる電
極に溶接した導体間に、絶縁物を挟み、導体間同士は溶
融導体で接続し、導体間を流れる電流が一定値を超えた
時、溶融導体が溶融して切断する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を詳細に説明する。図1は、本発明の実施の形
態に係るヒューズ1の構成を示す図である。図1(a)
は、ヒューズ1を正面から見た図、図1(b)は側面
図、図1(b)は背面図である。
【0010】図1のヒューズ1は、円形の薄板状絶縁体
3の表面に薄板状導体5を、裏面に薄板状導体7を接着
または圧着して構成される。薄板状導体5と薄板状導体
7とは、薄板状絶縁体3の切欠15を介して、溶融導体
11、13、15により接続される。薄板状絶縁体3
は、不燃性の薄板状プラスチック等の絶縁物質である。
薄板状導体5、7は例えば銅板等の導体である。又は、
薄板状導体5、7は溶融導体であってもよい。溶融導体
9、11、13は、導電性のある可溶物質であり、一定
以上の電流が流れると内部に発生するジュール熱により
溶断する。
【0011】尚、制限したい電流値により、溶融導体1
3の断面積(即ち幅又は厚さ)を調整する。即ち、小電
流で溶断させたい場合には、溶融導体の断面積を小さく
する。
【0012】図2は、本実施形態のヒューズ1の使用例
を示す図である。電池21と電池23を機器のプラス電
極55とマイナス電極57との間に挿入し、電池21の
マイナス極25と、電池23のプラス極27との間に、
ヒューズ1を挟んで配置する。また、機器のマイナス電
極57に取り付けられている導電性のスプリング状のバ
ネ59(或いは板状のバネ)が、電池23のマイナス極
63側から機器のプラス電極55方向に押圧するため、
ヒューズ1と電池21、電池23は圧着される。
【0013】即ち、電池21のマイナス極25と、ヒュ
ーズ1の薄板状導体5とが接触し、電池23のプラス極
27とヒューズ1の薄板状導体7とが接触している。電
池21、電池23は、機器のプラス電極55とマイナス
電極57を介して電気回路(図示していない)に電源を
供給しており、電気回路が動作すると、電池21、電池
23間に電流が流れる。即ち、ヒューズ1の薄板状導体
7→溶融導体11→溶融導体13→溶融導体9→薄板状
導体5に電流が流れる。
【0014】電気回路、あるいは電池自体に異常が生
じ、過電流が流れた場合、最も断面積が小さい(即ち幅
が狭い又は厚さの薄い)溶融導体13が溶断し、電気回
路を遮断する。即ち発火等を未然に防止し、安全を確保
することができる。
【0015】図3は、ヒューズ1の他の使用例を示す図
である。図3(a)は機器側電池ケース53に、ホルダ
51を用いて電池21と電池23とを挿入した図であ
る。図3(b)はホルダ51を示す図である。ホルダ5
1は中央部にヒューズ1を入れた構造であり、ホルダ5
1の筒状ガード部の両側から電池21と電池23とを入
れて、ヒューズ1を挟んだ形で使用する。ヒューズ1の
構造は前述(図1、図2)と同様である。また、ホルダ
51の筒状ガード部分は、プラスチックなどの絶縁物質
であり、機器側電池ケース53に挿入する際に影響の無
い薄厚形状である。
【0016】図2と同様に、スプリング状バネ59が電
池23のマイナス極63側から、機器のプラス電極55
側に押圧するので、電池21、ホルダ51、電池23
は、電池ケース53にしっかりと固定される。ヒューズ
1は、電池の過電流を遮断し安全を確保する。
【0017】このように、本発明の実施の形態によれ
ば、ヒューズ1は、他の回路等に接触する危険性が少な
く、安全である。また、構造が簡単であり、場所をとら
ず、コストも低廉である。さらに、取り替えが容易であ
り、取り替えや設置の工程が簡単である。
【0018】また、中間にヒューズ1を設けたホルダ5
1(図3)を利用して、既存のヒューズの無い機器に簡
単に、しかも正確にヒューズを挿入することができる。
【0019】次に、本発明の別の実施の形態について説
明する。図4は別の実施の形態を示す図である。
【0020】電池31のマイナス極35に薄板状導体4
1が溶接されている。同様に、電池33のプラス極37
に薄板状導体43が溶接されている。薄板状絶縁体39
を薄板状導体41と薄板状導体43とが挟む配置とし、
薄板状絶縁体39の切欠(図示せず)内を通して溶融導
体45が薄板状導体41と薄板状導体43とを接続す
る。
【0021】上記構成により、電池31と電池33間に
ヒューズが構成される。電気回路(図示せず)に電源を
供給する電池31と電池33の間にヒューズを配置する
ことにより、回路に過電流が流れたとき、溶融導体45
が溶断して、安全を確保する。溶断電流値は、溶融導体
45の断面積(即ち幅又は厚さ)を変えて調整する。
【0022】このように、本発明の別の実施の形態にお
いても、他の回路等に接触する危険性が少なく、安全で
ある。また、構造が簡単であり、場所をとらず、コスト
も低廉である。
【0023】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように本発明によ
れば、構造が簡単で小型、安価なヒューズを提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るヒューズ1の構成を
示す図
【図2】ヒューズ1の使用例を示す図
【図3】ホルダ51を用いたヒューズ1の他の使用例を
示す図
【図4】本発明の他の実施の形態を示す図
【符号の説明】
1・・・ ヒューズ 3、39・・・ 薄板状絶縁体 5、7、41、43・・・ 薄板状導体 9、11、13、45・・・ 溶融導体 15・・・ 切欠 21、23、31、33・・・ 電池 25、35、63・・・ 電池のマイナス極 27、37、61・・・ 電池のプラス極 51・・・ ホルダ 53・・・ 機器側電池ケース 55・・・ 機器のプラス電極 57・・・ 機器のマイナス電極 59・・・ スプリング状バネ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福田 和夫 埼玉県浦和市神明1−28−4 Fターム(参考) 5G502 AA01 BA10 BB05 BC01 BD09 CC02

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁物と、 前記絶縁物の両面に配置された導体と、 前記導体を接続する溶融導体と、 からなり、前記導体間を流れる電流が一定値を超えた
    時、前記溶融導体が溶融して切断することを特徴とする
    ヒューズ。
  2. 【請求項2】 前記絶縁物は薄板状であることを特徴と
    する請求項1記載のヒューズ。
  3. 【請求項3】 前記導体は薄板状であることを特徴とす
    る請求項1記載のヒューズ。
  4. 【請求項4】 電池の異なる電極に溶接した導体間に、
    絶縁物を挟み、 前記導体間同士は溶融導体で接続し、 前記導体間を流れる電流が一定値を超えた時、前記溶融
    導体が溶融して切断することを特徴とするヒューズ。
  5. 【請求項5】 前記絶縁物は薄板状であることを特徴と
    する請求項4記載のヒューズ。
  6. 【請求項6】 前記導体は薄板状であることを特徴とす
    る請求項4記載のヒューズ。
JP2001043744A 2001-02-20 2001-02-20 ヒューズ Withdrawn JP2002245923A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019220469A (ja) * 2018-06-21 2019-12-26 リテルフューズ、インコーポレイテッド ディスク型ヒューズ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019220469A (ja) * 2018-06-21 2019-12-26 リテルフューズ、インコーポレイテッド ディスク型ヒューズ
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