JP2002245647A - 対物レンズ駆動装置 - Google Patents

対物レンズ駆動装置

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JP2002245647A
JP2002245647A JP2001043015A JP2001043015A JP2002245647A JP 2002245647 A JP2002245647 A JP 2002245647A JP 2001043015 A JP2001043015 A JP 2001043015A JP 2001043015 A JP2001043015 A JP 2001043015A JP 2002245647 A JP2002245647 A JP 2002245647A
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coil
focusing
tracking
objective lens
magnetic pole
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JP2001043015A
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English (en)
Inventor
Kanji Wakabayashi
寛爾 若林
Hiroshi Yamamoto
寛 山本
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コイル利用率を高くすることにより加速度感
度をより高くし、光ディスクを高速回転した場合でも良
好な追従性能を確保する。 【解決手段】 レンズホルダのフォーカシング方向に平
行な軸およびトラッキング方向に平行な軸を含む側面に
取り付けられ、かつ前記側面と対物レンズの光軸を含み
前記側面と垂直な平面との交線を中心として配置された
扁平で略長方形状の一つのトラッキングコイルと、トラ
ッキングコイルの両側部分に対称に配置された扁平で略
長方形状の複数のフォーカシングコイルと、フォーカシ
ングコイルおよびトラッキングコイルと対向して配置さ
れ同一面に複数の磁極領域を有する多極マグネットから
なり、トラッキングコイルの長手方向はフォーカシング
方向に、かつフォーカシングコイルの長手方向はトラッ
キング方向にそれぞれ有することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、円盤状記録媒体に
光学的に情報を記録又は再生する光ディスク装置に搭載
される光ヘッドの対物レンズ駆動装置であって、特に高
転送レート対応で高速回転する光ディスクの面振れおよ
び偏心に追従するためにフォーカシング方向およびトラ
ッキング方向の加速度感度を向上する対物レンズ駆動装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】対物レンズ駆動装置は、コンパクトディ
スクなどの円盤状記録媒体(以下、ディスクという)に
光学的に情報を記録又は再生する装置に、ディスクの所
定の半径方向に前記ディスクに平行に移動可能に組み込
まれ、ディスクの面振れによるフォーカシングずれや偏
心などによるトラッキングずれを補正するために、対物
レンズを前記対物レンズの光軸方向であるディスクに対
して垂直な方向(以下、フォーカシング方向という)、
及びディスクの前記所定の半径方向(以下、トラッキン
グ方向という)の2方向に駆動するものである。
【0003】近年、光ディスク装置の高密度化および高
転送レート化が進展しており、従って、対物レンズの高
精度な位置決め制御と光ディスクを高速回転して情報の
記録再生を高転送レート化する必要性が増している。光
ディスクを高速回転した場合の面振れ加速度および偏心
加速度は回転数の2乗に比例して大きくなり、これらに
対する対物レンズの追従性能が低いとデフォーカスまた
はデトラックを起こして記録再生信号を劣化させる原因
となる。このため従来の対物レンズ駆動装置ではフォー
カシング方向およびトラッキング方向の加速度感度を向
上するための種々の提案がなされていた。
【0004】コイルの総周回長に対するフォーカシング
駆動力またはトラッキング駆動力を発生する部分の長さ
の比であるコイル有効率を向上することにより、高感度
化を可能とする対物レンズ駆動装置の従来例として特開
平8−273176号公報に開示されたものがある。特
開平8−273176号公報に開示された対物レンズ駆
動装置はフォーカシングコイルおよびトラッキングコイ
ルを角形の扁平コイルとし、その2辺に対して異極の磁
極を対向させてフォーカシング駆動力またはトラッキン
グ駆動力を発生させることによりコイル有効率を向上し
ている。以下、従来例としての特開平8−273176
号公報に開示された対物レンズ駆動装置について図を用
いて説明する。
【0005】図6は従来例としての特開平8−2731
76号公報に開示された対物レンズ駆動装置の構成を示
す分解斜視図、図7は図6の対物レンズ駆動装置の磁石
とフォーカシングコイルおよびトラッキングコイルの関
係を説明するための斜視図、図8は図6の対物レンズ駆
動装置の磁石とフォーカシングコイルおよびトラッキン
グコイルの磁界、電流および電磁力の方向を示す説明
図、図9は図6の対物レンズ駆動装置のトラッキングコ
イルのコイル有効率を示す説明図、図10は図6の対物
レンズ駆動装置のフォーカシングコイルのコイル有効率
を示す説明図である。
【0006】図6〜図10において対物レンズ101は
角形のレンズホルダ102に保持され、このレンズホル
ダ102の側面のうち幅の広い側面の一つには、側面の
左右両側に一対のフォーカシングコイル103,104
が取り付けられており、さらにフォーカシングコイル1
03と104との間に挟まれるように一対のトラッキン
グコイル107,108が上下に取り付けられている。
【0007】この側面の反対側にも同様に側面の両側に
一対のフォーカシングコイル105,106(図示せ
ず)が取り付けられ、さらにそのフォーカシング105
と106との間に挟まれるように一対のトラッキングコ
イル107,108が上下に取り付けられている。
【0008】フォーカシングコイル103,104,ト
ラッキングコイル107,108に対向する位置に4個
の磁石111a〜114aが配置されて磁気回路を構成
し、同様にフォーカシングコイル105,106,トラ
ッキングコイル109,110(図示せず)に対向する
位置に4個の磁石111b〜114bが配置されて磁気
回路を構成している。8個の磁石111a〜114a、
111b〜114bおよび固定基板122,123はベ
ース115に固定されている。
【0009】ワイヤー116,117のそれぞれの一端
は固定基板122に半田付けされ、他端が端子基板12
0に半田付けされる。また、ワイヤー118,119の
それぞれの一端は固定基板123に半田付けされ、他端
が端子基板121に半田付けされる。さらに、端子基板
120,121はレンズホルダ102の側面に接着され
ており、従って、レンズホルダ102は、ベース115
に対して4本のワイヤーで支持されることとなる。
【0010】次に、図7を用いて磁石111a〜114
aとフォーカシングコイル103,104およびトラッ
キングコイル107,108の関係を説明する。図7に
おいてフォーカシングコイル103の上側半分と磁石1
11aのN極、フォーカシングコイル103の下側半分
と磁石112aのS極がそれぞれ対向する位置に配置さ
れている。かつ、フォーカシングコイル104の上側半
分と磁石113aのS極、フォーカシングコイル104
の下側半分と磁石114aのN極がそれぞれ対向する位
置に配置されている。
【0011】さらに、トラッキングコイル107の左側
半分と磁石111aのN極、トラッキングコイル107
の右側半分と磁石113aのS極がそれぞれ対向する位
置に配置されている。かつ、トラッキングコイル108
の左側半分と磁石112aのS極、トラッキングコイル
108の右側半分と磁石114aのN極がそれぞれ対向
する位置に配置されている。磁石111b〜114bと
フォーカシングコイル105,106およびトラッキン
グコイル109,110の関係も同様となっている。
【0012】また、図9においてa0はトラッキングコ
イル107,108の外形の縦寸法、b0はトラッキン
グコイル107,108の外形の横寸法、KT0はトラッ
キングコイル107,108のコイル有効率であり、図
10においてc0はフォーカシングコイル103,10
4の外形の縦寸法、d0はフォーカシングコイル10
3,104の外形の横寸法、KF0はフォーカシングコイ
ル103,104のコイル有効率、Hはフォーカシング
コイル103,104の縦の内寸法であり固定寸法とす
る。さらに2・yはフォーカシングコイル103,10
4のコイルの巻き幅である。
【0013】以上のような構成により得られる動作を図
8を用いて説明する。図8は磁石111a〜114aと
フォーカシングコイル103,104およびトラッキン
グコイル107,108を対物レンズ101側から透視
的に表している。まず、フォーカシング駆動について説
明する。フォーカシングコイル103の上辺では図示の
矢印方向401aに電流を流すと、対向する磁極はN極
であるので矢印方向403aすなわち図中上方に駆動力
が発生する。また、フォーカシングコイル103の下辺
では図示の矢印方向401bに電流を流すと、対向する
磁極はS極であるので矢印方向403bすなわち上辺と
同じく図中上方に駆動力が発生する。
【0014】同様にフォーカシングコイル104の上辺
では図示の矢印方向404aに電流を流すと、対向する
磁極はS極であるので矢印方向406aすなわち図中上
方に駆動力が発生する。また、フォーカシングコイル1
04の下辺では図示の矢印方向404bに電流を流す
と、対向する磁極はN極であるので矢印方向406bす
なわち上辺と同じく図中上方に駆動力が発生する。フォ
ーカシングコイル105,106の場合も同様の駆動力
を発生する。
【0015】すなわち、フォーカシングコイル103〜
106に上記の方向に電流を流すとフォーカシングコイ
ル103〜106は図中上方の駆動力を発生するので、
レンズホルダ102は上方に駆動されることとなる。
【0016】次に、トラッキング駆動について説明す
る。トラッキングコイル107の左辺では図示の矢印方
向407aに電流を流すと、対向する磁極はN極である
ので矢印方向409aすなわち図中右方に駆動力が発生
する。また、トラッキングコイル107の右辺では図示
の矢印方向407bに電流を流すと、対向する磁極はS
極であるので矢印方向409bすなわち左辺と同じく図
中右方に駆動力が発生する。
【0017】同様にトラッキングコイル108の左辺で
は図示の矢印方向410aに電流を流すと、対向する磁
極はS極であるので矢印方向411aすなわち図中右方
に駆動力が発生する。また、トラッキングコイル108
の右辺では図示の矢印方向410bに電流を流すと、対
向する磁極はN極であるので矢印方向411bすなわち
左辺と同じく図中右方に駆動力が発生する。トラッキン
グコイル109,110の場合も同様の駆動力を発生す
る。
【0018】すなわち、トラッキングコイル107〜1
10に上記の方向に電流を流すとトラッキングコイル1
07〜110は図中右方の駆動力を発生するので、レン
ズホルダ102は右方に駆動されることとなる。
【0019】以上のようにフォーカシングコイル103
〜106の上辺と下辺あるいはトラッキングコイル10
7〜110の左辺と右辺にそれぞれ異極を対向させるこ
とによって、コイルの総周回長に対する駆動に寄与する
部分の長さの比であるコイル有効率を高くすることがで
き、加速度感度を向上することが可能となる。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
従来例では更なる加速度感度の向上や装置の薄型化を要
求される場合に以下のような課題を有する。前記の従来
例では、レンズホルダ102の側面の左右両側に一対の
フォーカシングコイル103,104が取り付けられて
おり、さらにフォーカシングコイル103と104との
間に挟まれるように一対のトラッキングコイル107,
108が上下に取り付けられている。すなわち、図9に
示すように許容される高さ寸法の中に2個のトラッキン
グコイル107、108を上下に配置することとなるの
で、トラッキングコイルを1個だけ配置した場合に比べ
てコイルの線径とターン数を一定で考えると、コイル一
個当りのコイル外形の横寸法b0に対する縦寸法a0の比
率は小さくなる。特に装置の薄型化を要求される場合に
は、コイルに許容される高さ寸法はより小さくなるの
で、上記の横寸法b0に対する縦寸法a0の比率もより
小さくなる。
【0021】トラッキングコイルの縦の部分は駆動に寄
与する部分で横の部分は駆動に寄与しない部分であるの
で、コイル有効率 KT0=a0/(a0+b0) を向上することができず、加速度感度をより向上するこ
とができないあるいは装置の薄型化により加速度感度を
低下させてしまうこととなる。
【0022】また、図10に示すように残された左右の
領域面積に各々1個ずつのフォーカシングコイルが配置
されることとなるので、許容される幅寸法の中でコイル
有効率 KF0=c0/(c0+d0)=c0/(c0+H+4y) を向上するためにはコイル外形の縦寸法d0を減らす必
要があり、そのためにはターン数を一定とすると線径を
細くしなければならず、断線やショートに対する信頼性
を確保するためには限界がある。また、抵抗値が増大す
るため印加電圧に対する発生加速度は逆に低下してしま
う。
【0023】本発明はかかる問題点を解決するためにな
されたもので、加速度感度をより高くすることができ、
光ディスクを高速回転した場合でも良好な追従性能を確
保して記録再生信号の劣化を抑制することのできる対物
レンズ駆動装置を提供することを目的としている。
【0024】
【課題を解決するための手段】本発明に係る対物レンズ
駆動装置は、円盤状記録媒体に光学的に情報を記録又は
再生する装置に組み込んで使用され、円盤状記録媒体に
垂直な方向であるフォーカシング方向に光軸を有する対
物レンズと、対物レンズを保持するレンズホルダを有す
る可動体と、ベースと、可動体をベースに対してフォー
カシング方向および円盤状記録媒体の半径方向であるト
ラッキング方向に移動可能に弾性支持するよう先端を可
動体に、基端をベースに固定された複数の弾性支持部材
とを備えた対物レンズ駆動装置において、レンズホルダ
のフォーカシング方向に平行な軸およびトラッキング方
向に平行な軸を含む側面に取り付けられ、かつ側面と対
物レンズの光軸を含み側面と垂直な平面との交線を中心
として配置された扁平で略長方形状の一つのトラッキン
グコイルと、トラッキングコイルの両側部分に対称に配
置された扁平で略長方形状の複数のフォーカシングコイ
ルと、フォーカシングコイルおよびトラッキングコイル
と対向して配置され同一面に複数の磁極領域を有する多
極マグネットからなり、トラッキングコイルの長手方向
はフォーカシング方向に、かつフォーカシングコイルの
長手方向はトラッキング方向にそれぞれ有している。
【0025】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明する。図1は本発明の実施
の形態による対物レンズ駆動装置の構成を示す分解斜視
図、図2は本発明の実施の形態による対物レンズ駆動装
置の多極マグネットとフォーカシングコイル部およびト
ラッキングコイル部の磁界、電流および電磁力の方向を
示す説明図、図3は本発明の実施の形態による対物レン
ズ駆動装置のトラッキングコイル部のコイル有効率を示
す説明図、図4は本発明の実施の形態による対物レンズ
駆動装置のフォーカシングコイルのコイル有効率を示す
説明図である。
【0026】図1において、Fはフォーカシング方向、
Tはトラッキング方向、Kはフォーカシング方向Fおよ
びトラッキング方向Tに垂直な方向Kを示しており、こ
れらフォーカシング方向F,トラッキング方向T,及び
方向Kはそれぞれ、3次元の直交座標における各座標軸
の方向に相当する方向を有している。
【0027】2は成形された樹脂からなるレンズホルダ
であり、レンズホルダ2には対物レンズ1が搭載されて
おり、かつ対物レンズ1を避けた位置にフォーカシング
方向Fに沿って略長方形状の貫通穴があけられている。
また、レンズホルダ2の貫通穴の内面のうち対物レンズ
1側の面にはプリントコイル3が取り付けられている。
従って、対物レンズ1、レンズホルダ2、プリントコイ
ル3によって可動体が構成されている。また、可動体は
対物レンズ1の光軸を含みトラッキング方向Tに垂直な
平面に対して対称な形状となっており、可動体の重心は
前記の平面上でプリントコイル3の面と交わる線上に位
置するように設定されている。
【0028】プリントコイル3は基板上に方向Kと平行
な軸の周りに導電性材料を渦巻き状に付着させてコイル
構造を形成させたプリントコイルである。プリントコイ
ル3においては前記の対称平面を中心にフォーカシング
方向Fに長手方向を持つ長方形状のトラッキングコイル
部3aが配置されており、かつトラッキングコイル部3
aの両側にトラッキング方向Tに長手方向を持つ長方形
状のフォーカシングコイル部3b,3cおよび3d,3
eがそれぞれ配置されている。
【0029】さらに、トラッキングコイル部3aの両端
子3f,3gおよび互いに直列に結線されたフォーカシ
ングコイル部3b〜3eの両端子3h,3iがプリント
コイル3のトラッキング方向Tの両端に配置されてい
る。
【0030】4は同一面に複数の磁極領域を有する第1
の多極マグネットであり、第1の多極マグネット4の磁
極領域配置は左右対称でかつ対称の右側領域の配置を一
つのトの字形磁極領域4bとトの字形磁極領域4bの右
側の上下に配置された2つの長方形磁極領域4e,4f
の組合わせによって外形を長方形としている。従って、
対称の左側領域の配置はトの字形磁極領域4bおよび2
つの長方形磁極領域4e,4fを左側に鏡面反転した逆
トの字形磁極領域4aおよび2つの長方形磁極領域4
c,4dによって外形を長方形としている。
【0031】第1の多極マグネット4は、トラッキング
コイル部3aのフォーカシング方向Fと平行な中心線に
対して逆トの字形磁極領域4aとトの字形磁極領域4b
との磁極境界線が一致し、またフォーカシングコイル部
3b,3cのトラッキング方向Tと平行な中心線に対し
て逆トの字形磁極領域4aと長方形磁極領域4c,4d
との磁極境界線、フォーカシングコイル部3d,3eの
トラッキング方向Tと平行な中心線に対してトの字形磁
極領域4bと長方形磁極領域4e,4fとの磁極境界線
が各々一致する位置にプリントコイル3に対向して配置
され、ベース5に固定されている。
【0032】トラッキングコイル部3aの両端子3f,
3gおよびフォーカシングコイル部3b〜3eを直列接
続した両端子3h,3iの合計4端子が直接4本のワイ
ヤー6a〜6cに接続され、ワイヤー6a〜6cはベー
ス5に固定されたサスホルダ7に設けられた接続端子7
a〜7cに半田付けされている。
【0033】ワイヤー6a〜6cはベリリウム銅やリン
青銅等の弾性金属材料からなり、円形,略多角形,又は
楕円形等の断面形状を有する線材,又は棒材が用いられ
る。また、ワイヤー6a〜6cの支持中心、およびトラ
ッキングコイル部3a、あるいはフォーカシングコイル
部3b〜3eの可動体に対する駆動中心は、可動体の重
心に略一致するように設定されている。
【0034】次に、図2を用いて第1の多極マグネット
4とトラッキングコイル部3a、およびフォーカシング
コイル部3b〜3eの関係を説明する。但し、図2は第
1の多極マグネット4とトラッキングコイル部3a、お
よびフォーカシングコイル部3b〜3eを対物レンズ1
側から透視的に表している。
【0035】図2においてトラッキングコイル部3aの
左側半分と逆トの字形磁極領域4aのS極、トラッキン
グコイル部3aの右側半分とトの字形磁極領域4bのN
極がそれぞれ対向する位置に配置されている。フォーカ
シングコイル部3bの上側半分と長方形磁極領域4cの
N極、フォーカシングコイル部3bの下側半分と逆トの
字形磁極領域4bのS極がそれぞれ対向する位置に配置
されている。かつ、フォーカシングコイル部3cの上側
半分とトの字形磁極領域4aのS極、フォーカシングコ
イル部3cの下側半分と長方形磁極領域4dのN極がそ
れぞれ対向する位置に配置されている。トの字形磁極領
域4b、長方形磁極領域4e,4fとフォーカシングコ
イル部3d,3eの関係も上記と同様となっている。
【0036】また、図3において2・aはトラッキング
コイル部3aの外形の縦寸法、bはトラッキングコイル
3aの外形の横寸法、KTはトラッキングコイル部3a
のコイル有効率であり、図4においてcはフォーカシン
グコイル部3b〜3eの外形の縦寸法、dはフォーカシ
ングコイル部3b〜3eの外形の横寸法、KFはフォー
カシングコイル部3b〜3eのコイル有効率、Hはフォ
ーカシングコイル部3b〜3eの縦の内寸法であり固定
寸法とする。さらにyはフォーカシングコイル部3b〜
3eのコイルの巻き幅である。
【0037】次に、以上のように構成された対物レンズ
駆動装置の動作を説明する。まず、可動体のトラッキン
グ方向Tへの駆動動作を図2を用いて説明する。トラッ
キングコイル部3aの左辺では図示の矢印方向201a
に電流を流すと、対向する磁極はS極であるので矢印方
向202すなわち図中右方に駆動力が発生する。また、
トラッキングコイル3aの右辺では図示の矢印方向20
1aに電流を流すと、対向する磁極はN極であるので矢
印方向203すなわち左辺と同じく図中右方に駆動力が
発生する。すなわち、トラッキングコイル部3aに上記
の方向に電流を流すとトラッキングコイル部3aは図中
右方の駆動力を発生するので、レンズホルダ2は右方に
駆動されることとなる。
【0038】次に、可動体のフォーカシング方向Fへの
駆動動作を図2を用いて説明する。フォーカシングコイ
ル部3bの上辺では図示の矢印方向201bに電流を流
すと、対向する磁極はN極であるので矢印方向204す
なわち図中上方に駆動力が発生する。また、フォーカシ
ングコイル部3cの下辺では図示の矢印方向201bに
電流を流すと、対向する磁極はS極であるので矢印方向
205すなわち上辺と同じく図中上方に駆動力が発生す
る。
【0039】同様にフォーカシングコイル部3cの上辺
では図示の矢印方向201cに電流を流すと、対向する
磁極はS極であるので矢印方向206すなわち図中上方
に駆動力が発生する。また、フォーカシングコイル部3
cの下辺では図示の矢印方向201cに電流を流すと、
対向する磁極はN極であるので矢印方向207すなわち
上辺と同じく図中上方に駆動力が発生する。
【0040】フォーカシングコイル部3d,3eの場合
も同様の駆動力を発生する。すなわち、フォーカシング
コイル部3b〜3eに上記の方向に電流を流すとフォー
カシングコイル部3b〜3eは図中上方の駆動力を発生
するので、レンズホルダ2は上方に駆動されることとな
る。
【0041】以上のようにトラッキングコイル部3aの
左辺と右辺に異極を対向させることに加えて、図3に示
すように許容される高さ寸法の中にトラッキングコイル
部3aを1個だけ配置しているのでコイル外形の横寸法
bに対する縦寸法aの比率を最大とすることができる。
トラッキングコイル部3aの縦の部分は駆動に寄与する
部分で横の部分は駆動に寄与しない部分であるので、コ
イル有効率 KT=2・a/(2・a+b) を最も大きくすることができ、加速度感度をより向上す
ることができる。
【0042】さらにフォーカシングコイル部3b〜3e
の上辺と下辺にそれぞれ異極を対向させることに加え
て、図4に示すようにプリントコイル3の残された左右
の領域面積に許容される幅寸法の中で各々2個ずつのフ
ォーカシングコイル部3b,3cあるいは3d,3eを
上下に配置することとなるので、コイルの巻き幅yを減
らしてコイル外形の縦寸法dを小さくすることにより、
コイル有効率 KF=c/(c+d)=c/(c+H+2y) を大きくすることができ、加速度感度をより向上するこ
とができる。
【0043】なお、第1の多極マグネット4の磁極領域
の配置構成はプリントコイル3のトラッキングコイル部
3aの左辺と右辺、フォーカシングコイル部3b〜3e
の上辺と下辺に各々異極が対向するように着磁領域が配
置されれば良く、例えば図5(a)に示すように、左右
対称でかつ対称の左側領域の配置が一つの略コの字形磁
極領域と前記コの字形磁極領域の左側に配置された一つ
の長方形磁極領域の組合わせによって外形を長方形とし
た磁極領域の構成をもつ第2の多極マグネット8でも良
い。
【0044】さらに、第1の多極マグネット4あるいは
第2の多極マグネット8は必ずしも一つのマグネットで
ある必要はなく各々の磁極領域を外形形状とする複数の
単極マグネットを組合わせて構成した多極マグネットで
も上記と同様の効果が得られることは言うまでもない
が、図5(b)に示す第1の多極マグネット4における
磁極境界線のうち左右対称となる磁極境界線で分割され
た片側部分の長方形状の第3の多極マグネット9を2つ
組合わせて構成した多極マグネット、あるいは図5
(c)に示す第2の多極マグネット8における磁極境界
線のうち左右対称となる磁極境界線で分割された片側部
分の長方形状の第4の多極マグネット10を2つ組合わ
せて構成した多極マグネットを用いても上記と同様の効
果を得ることができる。
【0045】また、前記の説明では、重力が加わる方
向、すなわち対物レンズ駆動装置の姿勢については述べ
ていないが、本発明に係る対物レンズ駆動装置は、重力
の加わる方向に関わりなく、同様の効果を得ることがで
きる。
【0046】
【発明の効果】以上のように、請求項1ないし5の発明
によれば、トラッキングコイルの左辺と右辺にマグネッ
トの異極を対向させることに加えて、許容される高さ寸
法の中にトラッキングコイルを1個だけ配置しているの
でコイル外形の横寸法に対する縦寸法の比率を最大とす
ることができる。トラッキングコイルの縦の部分は駆動
に寄与する部分で横の部分は駆動に寄与しない部分であ
るので、従ってコイル有効率を最も大きくすることがで
き、加速度感度をより向上することができる。
【0047】さらにフォーカシングコイルの上辺と下辺
にそれぞれマグネットの異極を対向させることに加え
て、左右の残された領域面積に許容される幅寸法の中で
各々複数個ずつのフォーカシングコイルを上下に配置す
ることとなるので、コイルの巻き幅を減らしてコイル外
形の縦寸法を小さくすることにより、コイル有効率を大
きくすることができ、加速度感度をより向上することが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による対物レンズ駆動装置
の構成を示す分解斜視図
【図2】図1の対物レンズ駆動装置における第1の多極
マグネットとフォーカシングコイル部およびトラッキン
グコイル部の磁界、電流および電磁力の方向を示す説明
【図3】本発明の実施の形態による対物レンズ駆動装置
のトラッキングコイル部のコイル有効率を示す説明図
【図4】本発明の実施の形態による対物レンズ駆動装置
のフォーカシングコイルのコイル有効率を示す説明図
【図5】(a)は本発明の実施の形態による対物レンズ
駆動装置における多極マグネットの別の磁極領域配置を
示す説明図 (b)は図2の第1の多極マグネットを2個のマグネッ
トにて実現するための第3の多極マグネットを示す説明
図 (c)は図5(a)の第2の多極マグネットを2個のマ
グネットにて実現するための第4の多極マグネットを示
す説明図
【図6】従来例としての特開平特開平8−273176
号公報の対物レンズ駆動装置の構成を示す分解斜視図
【図7】図6の対物レンズ駆動装置の磁石とフォーカシ
ングコイルおよびトラッキングコイルの関係を説明する
ための斜視図
【図8】図6の対物レンズ駆動装置の磁石とフォーカシ
ングコイルおよびトラッキングコイルの磁界、電流およ
び電磁力の方向を示す説明図
【図9】図6の対物レンズ駆動装置のトラッキングコイ
ルのコイル有効率を示す説明図
【図10】図6の対物レンズ駆動装置のフォーカシング
コイルのコイル有効率を示す説明図
【符号の説明】
1 対物レンズ 2 レンズホルダ 3 プリントコイル 3a トラッキングコイル部 3b〜3e フォーカシングコイル部 3f,3g トラッキングコイル部の端子 3h,3i フォーカシングコイル部の端子 4 第1の多極マグネット 4a 逆トの字形磁極領域 4b トの字形磁極領域 4c〜4f 長方形磁極領域 5 ベース 6a〜6d ワイヤー 7 サスホルダ 7a〜7d 接続端子 8 第2の多極マグネット 9 第3の多極マグネット 10 第4の多極マグネット F フォーカシング方向 T トラッキング方向 K 方向K 2・a トラッキングコイル部3aの外形の縦寸法 b トラッキングコイル部3aの外形の横寸法 c フォーカシングコイル部3b〜3eの外形の縦寸法 d フォーカシングコイル部3b〜3eの外形の横寸法 H フォーカシングコイル部3b〜3eの縦の内寸法 y フォーカシングコイル部3b〜3eのコイルの巻き
幅 201a トラッキングコイル部3aの電流方向 201b,201c フォーカシングコイル部3b,3
cの電流方向 202,203 トラッキングコイル部3aの駆動力方
向 204〜207 フォーカシングコイル部3b,3cの
電流方向 101 対物レンズ 102 レンズホルダ 103〜106 フォーカシングコイル 107〜110 トラッキングコイル 111a〜114a,111b〜114b 磁石 115 ベース 116〜119 ワイヤー 120,121 端子基板 122,123 固定基板 a0 トラッキングコイル107,108の外形の縦寸
法 b0 トラッキングコイル107,108の外形の横寸
法 c0 フォーカシングコイル103,104の外形の縦
寸法 d0 フォーカシングコイル103,104の外形の横
寸法 2・y フォーカシングコイル103,104のコイル
の巻き幅 401a,401b フォーカシングコイル103の電
流方向 404a,404b フォーカシングコイル104の電
流方向 407a,407b トラッキングコイル107の電流
方向 410a,410b トラッキングコイル108の電流
方向 403a,403b フォーカシングコイル103の駆
動力方向 406a,406b フォーカシングコイル104の駆
動力方向 409a,409b トラッキングコイル107の駆動
力方向 411a,411b トラッキングコイル108の駆動
力方向

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円盤状記録媒体に光学的に情報を記録又
    は再生する装置に組み込んで使用され、前記円盤状記録
    媒体に垂直な方向であるフォーカシング方向に光軸を有
    する対物レンズ、前記対物レンズを保持するレンズホル
    ダを有する可動体と、ベースと、前記可動体を前記ベー
    スに対して前記フォーカシング方向および前記円盤状記
    録媒体の半径方向であるトラッキング方向に移動可能に
    弾性支持するよう先端を前記可動体に、基端を前記ベー
    スに固定された複数の弾性支持部材とを備えた対物レン
    ズ駆動装置において、 前記レンズホルダの前記フォーカシング方向に平行な軸
    および前記トラッキング方向に平行な軸を含む側面に取
    り付けられ、かつ前記側面と前記対物レンズの光軸を含
    み前記側面と垂直な平面との交線を中心として配置され
    た扁平で略長方形状の一つのトラッキングコイルと、前
    記トラッキングコイルの両側部分に対称に配置された扁
    平で略長方形状の複数のフォーカシングコイルと、前記
    フォーカシングコイルおよび前記トラッキングコイルと
    対向して配置され同一面に複数の磁極領域を有する多極
    マグネットからなり、前記トラッキングコイルの長手方
    向は前記フォーカシング方向に、かつ前記フォーカシン
    グコイルの長手方向は前記トラッキング方向にそれぞれ
    有することを特徴とする対物レンズ駆動装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の対物レンズ駆動装置に
    おいて、 前記フォーカシングコイルおよび前記トラッキングコイ
    ルは前記フォーカシング方向および前記トラッキング方
    向に対直な軸と平行な軸の周りに導電性材料を渦巻き状
    に付着させて一体的にコイル構造を形成させたプリント
    コイルによって構成されていることを特徴とする対物レ
    ンズ駆動装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の対物レンズ駆
    動装置において、 前記多極マグネットの磁極領域の配置は左右対称でかつ
    対称の右側領域の配置が一つの略トの字形磁極領域と前
    記トの字形磁極領域の右側の上下に配置された2つの長
    方形磁極領域の組合わせによって外形を長方形としたこ
    とを特徴とする対物レンズ駆動装置。
  4. 【請求項4】 請求項1または2に記載の対物レンズ駆
    動装置において、 前記多極マグネットの磁極領域の配置は左右対称でかつ
    対称の左側領域の配置が一つの略コの字形磁極領域と前
    記コの字形磁極領域の左側に配置された一つの長方形磁
    極領域の組合わせによって外形を長方形としたことを特
    徴とする対物レンズ駆動装置。
  5. 【請求項5】 請求項3または4に記載の対物レンズ駆
    動装置において、 前記多極マグネットは左右対称となる磁極境界線で分割
    された片側領域のみの長方形状のマグネットを2つ組み
    合わせて構成されることを特徴とする対物レンズ駆動装
    置。
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