JP2002245517A - 多機能端末装置 - Google Patents

多機能端末装置

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JP2002245517A
JP2002245517A JP2001037607A JP2001037607A JP2002245517A JP 2002245517 A JP2002245517 A JP 2002245517A JP 2001037607 A JP2001037607 A JP 2001037607A JP 2001037607 A JP2001037607 A JP 2001037607A JP 2002245517 A JP2002245517 A JP 2002245517A
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JP2001037607A
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Toru Sato
徹 佐藤
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Sohgo Security Services Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各設置場所における個別具体的な状況に適合
した多機能端末装置を個別的かつ効率的に構成すること
を課題とする。 【解決手段】 拡張サービスをおこなう際に必要となる
精算処理および金融業務サービスに係る処理をおこなう
基本ユニット10と、拡張サービスをおこなう際に必要
となる精算処理以外の各拡張サービス固有の処理をおこ
なう拡張ユニット20とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、金融機関のセン
タ装置と連携して金融業務サービスを提供するととも
に、該金融業務サービス以外のキャッシングサービス、
収納代行サービス、チケット予約発券サービス、オンラ
インショッピングサービスまたは情報検索サービスなど
の拡張サービスを提供する多機能端末装置に関し、特
に、各設置場所における個別具体的な状況に適合した多
機能端末装置を個別的かつ効率的に構成することができ
る多機能端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンビニエンスストアやオフィス
などの金融機関以外の場所に設置され入出金や口座振替
などの金融業務サービスを無人により提供するATM機
器(現金自動預け払い機)が登場し、さらに、金融業務
サービスに加えて、キャッシングサービス、公共料金な
どの収納代行サービス、チケット予約発券サービス、オ
ンラインショッピングサービスなどの各サービスを複合
的に提供する多機能端末装置が登場した。
【0003】この多機能端末装置は、生産効率化や省ス
ペース化を考慮して、金融業務サービス、キャッシング
サービス、収納代行サービス、チケット予約発券サービ
ス、オンラインショッピングサービスなどの各サービス
の提供を実現するハードウェアおよびソフトウェアを一
つの筐体内に設け、一つの筐体として画一的に構成する
ことが一般的である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来技術は、多機能端末装置の各設置場所における個別
具体的な状況に適合した多機能端末装置を個別的かつ効
率的に構成することが困難であるという問題点があっ
た。
【0005】すなわち、上記従来技術に係る多機能端末
装置により提供される各サービスを提供するための機能
のうち、現金による指定口座への入金や自己の口座から
指定の口座への振込みなどの金融業務機能は、収納代行
機能やチケット予約発券機能などの機能を実現するに際
して必須の機能であり、どのような設置場所においても
一定の稼働率が見込める一方、キャッシング機能、収納
代行機能、チケット予約発券機能、オンラインショッピ
ング機能などの機能は、各設置場所の個別具体的な状況
によってその稼働率が左右される機能である。
【0006】例えば、僻地に設置される場合には、コン
サートや遊園地などの各種チケットを購入するためのチ
ケット予約発券機能の稼働率は極めて低く、また、中学
校や高校付近のコンビニエンスストアに設置される場合
には、キャッシング機能の稼働率は極めて低いことが予
想される。一方、病院に設置される場合には、診察券の
発行などの特殊機能を搭載した方が稼働率が高く、ま
た、雑誌、音楽ソフト、ゲームソフトなどを自動販売す
る自動販売機能を搭載した方が稼働率が高くなる設置場
所も考えられる。さらに、月の上旬と下旬とでは、収納
代行機能の稼働率も大きく変動し、また、雑誌などの発
売日によっても、雑誌などを自動販売する商品販売機能
の稼働率も大きく変動することが予想される。
【0007】このように、多機能端末装置により提供さ
れる各サービスを実現するための機能のうちで、金融業
務機能以外の機能については、多機能端末装置が設置さ
れる各設置場所の個別具体的な状況によって稼働率が左
右される機能である。しかし、上記従来技術に係る多機
能端末は、各機能を実現するハードウェアおよびソフト
ウェアを一つの筐体内に設けて一つの筐体として画一的
に構成されるため、多機能端末装置の各設置場所におけ
る個別具体的な状況に適合した多機能端末装置を個別的
かつ効率的に構成することが困難であった。
【0008】すなわち、多機能端末装置の各設置場所全
てにおいて各機能の稼働率が無駄なく高くなるように一
つの筐体として多機能端末装置を構成することは困難で
あった。また、多機能端末装置の設置後に判明した各機
能の稼働率に機動的に対応してバージョンアップするた
めには、改めて一つの筐体として多機能端末装置を構成
しなければならなかった。さらに、時期によって稼働率
が変動する機能に機動的に対応するためには、一つの筐
体として構成される多機能端末装置を複数用意しなけれ
ばならなかった。
【0009】そこで、この発明は、上述した従来技術に
よる問題点を解消するためになされたものであり、各設
置場所における個別具体的な状況に適合した多機能端末
装置を個別的かつ効率的に構成することができる多機能
端末装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するため、請求項1の発明に係る多機能端末
装置は、金融機関のセンタ装置と連携して金融業務サー
ビスを提供するとともに、該金融業務サービス以外の1
または複数の拡張サービスを提供する多機能端末装置に
おいて、前記拡張サービスをおこなう際に必要となる精
算処理および前記金融業務サービスに係る処理をおこな
う基本ユニットと、前記拡張サービスをおこなう際に必
要となる前記精算処理以外の各拡張サービス固有の処理
をおこなう拡張ユニットと、を備えたことを特徴とす
る。
【0011】また、請求項2の発明に係る多機能端末装
置は、請求項1に記載の発明において、前記拡張ユニッ
トは、前記拡張サービスから選択された複数の拡張サー
ビスをおこなう際に必要となる各拡張サービス固有の処
理を単一のユニットにより複合しておこなうことを特徴
とする。
【0012】また、請求項3の発明に係る多機能端末装
置は、請求項1に記載の発明において、前記拡張ユニッ
トは、前記拡張サービスをおこなう際に必要となる各拡
張サービス固有の処理それぞれを各サービスごとに別個
のユニットによりおこなうことを特徴とする。
【0013】また、請求項4の発明に係る多機能端末装
置は、請求項1に記載の発明において、前記基本ユニッ
トは、前記金融業務サービスおよび拡張サービスをおこ
なう際に必要となる外部装置との通信をおこなう外部通
信ボードを備え、前記拡張ユニットは、前記外部通信ボ
ードを使用して前記拡張サービスをおこなうことを特徴
とする。
【0014】また、請求項5の発明に係る多機能端末装
置は、請求項1に記載の発明において、前記基本ユニッ
トは、前記拡張ユニットにより提供される前記拡張サー
ビスごとに当該拡張サービスの提供実績に係る情報を記
憶する記憶手段を備えたことを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、この
発明に係る多機能端末装置の好適な実施の形態を詳細に
説明する。
【0016】(システムの構成)まず最初に、本実施の
形態に係る多機能端末装置を用いた自動決済システムの
全体構成について説明する。図1は、本実施の形態に係
る多機能端末装置を用いた自動決済システムの全体構成
を示す図である。同図に示すように、この自動決済シス
テムは、基本ユニット10および拡張ユニット20から
なる多機能端末装置1と、管理センタ3と、金融機関業
務センタ4と、公共料金収納代行先5と、カード会社6
と、モールテナント7と、バーチャルモール8とを、ネ
ットワーク2を介して相互にデータ送受信可能に接続し
て構成される。
【0017】図1に示した自動決済システムにおいて、
多機能端末装置1は、コンビニエンスストア、オフィ
ス、ガソリンスタンド、ホテル、スーパー、デパート、
レストラン、ターミナル、病院などに設置され、基本サ
ービスとして、入出金や口座振替などの金融業務機能を
提供する他に、拡張サービスとして、キャッシング機
能、公共料金などの収納代行機能、チケット予約発券機
能、オンラインショッピング機能、情報検索機能、自動
販売機能などの各機能を複合的に提供する。
【0018】管理センタ3は、自動決済システムの運営
を一元管理するものであり、各地に設置された多機能端
末装置1の現金有高、機器障害、防犯、防災、ネットワ
ーク2上のセキュリティなどの自動決済システムの運営
を二十四時間リアルタイムで管理する。
【0019】金融機関業務センタ4は、多機能端末装置
1によって入出金や口座振替などの金融業務機能を提供
するものであり、また、多機能端末装置1によって収納
代行機能、チケット予約発券機能、オンラインショッピ
ング機能などが提供される際に、代金の精算に係る取引
処理をおこなう。
【0020】公共料金収納代行先5は、多機能端末装置
1によって公共料金などの収納代行機能を提供するもの
である。カード会社6は、多機能端末装置1によってキ
ャッシング機能を提供するものであり、また、多機能端
末装置1によって収納代行機能、チケット予約発券機
能、オンラインショッピング機能などが提供される際
に、代金の精算に係る取引処理をおこなう。
【0021】モールテナント7は、多機能端末装置1に
よってチケット予約発券機能やオンラインショッピング
機能を提供するものであり、具体的には、カード会社
6、メーカ、書籍販売、音楽ソフト販売、ゲームソフト
販売、イベント会社などの企業がテナントとして情報を
提供する。
【0022】バーチャルモール8は、多機能端末装置1
によってチケット予約発券機能やオンラインショッピン
グ機能を提供するものであり、具体的には、オンライン
ショッピングを中心に、宿泊予約、航空券、映画、コン
サート、遊園地、ツアーチケットの予約状況などの情報
を提供する仮想店舗である。
【0023】概略的に、図1に示した自動決済システム
においては、コンビニエンスストア、オフィス、ガソリ
ンスタンド、ホテル、スーパー、デパート、レストラ
ン、ターミナル、病院などの来客に対して、多機能端末
装置1およびネットワーク2を介して、基本サービスと
しての金融業務機能の他に、キャッシング機能、収納代
行機能、チケット予約発券機能、オンラインショッピン
グ機能、情報検索機能、自動販売機能などの拡張サービ
スを複合的に提供する。
【0024】そして、この自動決済システムは、多機能
端末装置1の構成に特徴があり、具体的には、多機能端
末装置1は、拡張サービスをおこなう際に必要となる代
金精算処理および金融業務機能に係る処理をおこなう基
本ユニット10と、拡張サービスをおこなう際に必要と
なる代金精算処理以外の固有の処理をおこなう拡張ユニ
ット20とを別個に構成している。
【0025】(多機能端末装置の機能)次に、図1に示
した多機能端末装置1によって提供される機能について
説明する。多機能端末装置1によって提供される機能の
うち、基本ユニット10によって提供される機能として
は、入出金や口座振替などの金融業務機能があり、拡張
ユニット20によって提供される機能としては、キャッ
シング機能、公共料金などの収納代行機能、チケット予
約発券機能、オンラインショッピング機能、情報検索機
能、自動販売機能などがある。以下、これらの機能につ
いて具体的に説明する。
【0026】基本ユニット10によって提供される金融
業務機能は、既存のCD、ATM機器と同様に、音声ガ
イダンス等に従って画面に軽く触れるだけの簡単操作に
よって無人化キャッシュコーナーを実現する機能であ
り、磁気・ICなど各種カードに対応して機能を実現す
る。
【0027】拡張ユニット20によって提供されるキャ
ッシング機能は、国際カードなどの各種カードに対応し
て、無効カードのチェックから取引処理まで、高速ネッ
トワークによるスピード決済を実現する機能であり、現
金やクレジットの利用履歴、集計の印字も高速で出力す
る。
【0028】収納代行機能は、電気、ガス、水道などの
公共料金の入金代行の他に、店舗売上金、各種通信販
売、保険料などの入金代行を実現する機能であり、明細
書や領収書なども発行する。チケット予約発券機能は、
コンサート、映画、遊園地などの各種チケット、宿泊施
設の空状況などの最新情報をリアルタイムで提供すると
ともに、宿泊施設等の予約や代金の支払い、あるいは、
チケットの発券を実現する機能である。
【0029】オンラインショッピング機能は、ファッシ
ョン、インテリアから書籍、食品まで豊富なショッピン
グコンテンツを提供するとともに、送り先の指定、現金
やクレジットカードによる決済も実現する機能である。
情報検索機能は、ローカル情報から世界中の最新情報を
検索・収集するとともに、広告配信、街頭アンケート調
査、サンプリング収集などを実現する機能である。自動
販売機能は、雑誌、音楽ソフト、ゲームソフトなどの時
期的な売れ筋商品の自動販売を実現する機能である。
【0030】(拡張ユニットによって提供される機能の
選択例)次に、拡張ユニット20によって提供される機
能を多機能端末装置1の設置場所に応じて説明する。多
機能端末装置1の拡張ユニット20によって提供される
機能は、多機能端末装置1が設置される各設置場所の個
別具体的な状況に適合して選択される。すなわち、稼働
率の低い機能は搭載せずに、高い稼働率を発揮する機能
のみを選択することによって拡張ユニット20を個別的
かつ効率的に構成することができる。以下、具体例を挙
げて説明する。
【0031】例えば、都市部のコンビニエンスストアに
設置する場合には、公共料金の支払いなどの収納代行機
能や、コンサート、ロードショーなどのチケット予約発
券機能を選択した拡張ユニット20の構成例が考えられ
る。一方、僻地のコンビニエンスストアに設置する場合
には、チケット予約発券機能を除いた拡張ユニット20
の構成例が考えられ、また、中学校や高校付近のコンビ
ニエンスストアに設置する場合には、キャッシング機能
を除いた拡張ユニット20の構成例が考えられる。
【0032】さらに、同一場所のコンビニエンスストア
に設置する場合でも、公共料金の支払期限の閑散時期に
は、公共料金の支払い機能を除いた拡張ユニット20の
構成例が考えられる。また、雑誌、音楽ソフト、ゲーム
ソフトなどを自動販売する自動販売機能を搭載する場合
でも、雑誌、音楽ソフト、ゲームソフトの各発売日によ
って、雑誌販売用の拡張ユニット20、音楽ソフト販売
用の拡張ユニット20、ゲームソフト販売用の拡張ユニ
ット20のような異なる拡張ユニット20を基本ユニッ
ト10に接続する構成例が考えられる。
【0033】また、オフィスに設置する場合には、出張
の航空券の手配、ゴルフ、厚生施設の予約などをおこな
うためのチケット予約発券機能や、社員食堂の精算機能
などを選択して構成した拡張ユニット20の構成例が考
えられ、また、ホテルに設置する場合には、近隣の観光
地案内のための情報検索機能や、宿泊予約あるいは観光
地の入場券の販売・発券をおこなうための予約発券機
能、チェックアウト時の精算機能などを選択して構成し
た拡張ユニット20の構成例が考えられる。
【0034】また、スーパーに設置する場合には、お中
元やお歳暮のシーズンに、産地直送品の注文受付や配送
手配をおこなうためのショッピング機能などを選択して
構成した拡張ユニット20の構成例が考えられ、また、
レストランに設置する場合には、食事後の精算機能や、
食事の注文を受け付ける注文機能などを選択して構成し
た拡張ユニット20の構成例が考えられる。
【0035】また、駅などのターミナルに設置する場合
には、ツアーの予約受付をおこなうためのチケット予約
発券機能や、プレイスポットの最新情報、地域のローカ
ル情報を提供するための情報検索機能などを選択して構
成した拡張ユニット20の構成例が考えられ、また、病
院に設置する場合には、診察券の受付、カルテ検索、診
察料の精算、処方箋の発行などをおこなうための特殊機
能を選択して構成した拡張ユニット20の構成例が考え
られる。
【0036】このように、多機能端末装置1が設置され
る各設置場所の個別具体的な状況を考慮して、高い稼働
率を発揮する機能のみを搭載した個別的かつ効率的な拡
張ユニット20を構成することができる。
【0037】(基本ユニットの構成)次に、図1に示し
た多機能端末装置1を形成する基本ユニット10の構成
について説明する。図2は、図1に示した多機能端末装
置1を形成する基本ユニット10の構成を示すブロック
図である。同図に示すように、この基本ユニット10
は、操作画面部11と、現金処理部12と、カードリー
ダ・ライタ部(以下、カードRW部という。)13と、
レシートプリンタ部(以下、レシートPR部という。)
14と、拡張ユニットデータベース(以下、拡張ユニッ
トDBという。)15と、送受信部16と、外部通信ボ
ード17と、制御部18とから構成される。
【0038】操作画面部11は、金融業務機能の提供に
際して必要となる情報の入力および表示をおこなうタッ
チパネルやテンキー等のユーザインターフェイスであ
る。例えば、入出金ガイダンスや口座振替ガイダンスの
表示、暗証番号入力や金額入力の受付などをおこなう。
なお、操作画面部11の表示は、拡張ユニット20の操
作画面部21の表示とリンクさせることもできる。
【0039】現金処理部12は、金融業務機能の提供に
際して、現金の投入受付、収納、排出などをおこなう処
理部である。また、拡張ユニット20による機能の提供
に現金による代金精算を伴う場合には、この現金処理部
12は、現金の投入受付、収納、釣り銭の排出などをお
こなう。
【0040】カードRW部13は、金融機関によって発
行された磁気やICなどの各種カードに記録された情報
を読み取るとともに、カードに情報を記録する処理部で
ある。レシートPR部14は、金融業務機能の提供や代
金精算に際して、取引結果を示した明細書や精算結果を
示した領収書などを出力するプリンタ処理部である。
【0041】拡張ユニットDB15は、拡張ユニット2
0により提供される機能ごとに当該機能の提供実績に係
る情報を記憶する記憶手段である。具体的には、拡張ユ
ニット20によって所定の機能が提供された場合に、取
引結果などの情報を拡張ユニット20から受信して記憶
する。なお、拡張ユニットDB15に記憶された情報
は、拡張ユニット20によって提供される各機能の稼働
率の算定などに利用される。
【0042】送受信部16は、基本ユニット10と拡張
ユニット20との間で通信制御をおこなう処理部であ
る。なお、基本ユニット10と拡張ユニット20との間
は、LANなどの有線や、赤外線などの無線を介して接
続される。
【0043】外部通信ボード17は、基本ユニット10
とネットワーク2との間で通信制御をおこなう処理部で
あり、具体的には、httpなどの電文によって、管理
センタ3、金融機関業務センタ4、公共料金収納代行先
5、カード会社6、モールテナント7およびバーチャル
モール8と送受信をおこなう。
【0044】制御部18は、基本ユニット10の各部を
制御するとともに、拡張ユニット20の状態、すなわち
電源ON/OFF状態、運用中/障害中状態、取引中/
アイドル状態、レシートニアエンド/エンド状態などを
監視する処理部である。
【0045】(拡張ユニット20の構成)次に、図1に
示した多機能端末装置1を形成する拡張ユニット20の
構成について説明する。図3は、図1に示した多機能端
末装置1を形成する拡張ユニット20の構成を示すブロ
ック図である。なお、同図には、拡張ユニット20によ
り提供される機能として、キャッシング機能、収納代行
機能、チケット予約発券機能、オンラインショッピング
機能、情報検索機能が選択された拡張ユニット20の構
成を示している。
【0046】同図に示すように、この拡張ユニット20
は、操作画面部21と、レシートプリンタ部(以下、レ
シートPR部という。)23と、公金票読取部24と、
発券プリンタ部(以下、発券PR部25という。)と、
送受信部26と、制御部27とから構成される。
【0047】操作画面部21は、キャッシング機能、収
納代行機能、チケット予約発券機能、オンラインショッ
ピング機能、情報検索機能などの機能を提供する際に必
要となる情報の入力および表示をおこなうタッチパネル
やテンキーなどのユーザインターフェイスである。な
お、操作画面部21の表示は、基本ユニット10の操作
画面部11の表示とリンクさせることもでき、また、基
本ユニット10の操作画面部11を共用することもでき
る。
【0048】レシートPR部23は、キャッシング機能
やオンラインショッピング機能などの提供に際して、取
引結果を示した明細書や精算結果を示した領収書を出力
するプリンタ処理部である。
【0049】公金票読取部24は、公共料金、振込、申
込書などの各種帳票に記録された情報の読み取りをおこ
なうバーコードリーダやスキャナなどの処理部である。
発券PR部25は、チケット予約発券機能の提供に際し
て、コンサート、映画、遊園地などの各種チケットを発
券して出力する処理部である。なお、公金票読取部24
および発券PR部25は、拡張ユニット20の制御部2
7の制御によらず、特殊I/Fを介して基本ユニット1
0の制御部18により制御されるように構成することも
できる。
【0050】送受信部26は、基本ユニット10と拡張
ユニット20との間で通信制御をおこなう処理部であ
る。なお、拡張ユニット20による機能の提供に際して
ネットワーク2との通信が必要になった場合、拡張ユニ
ット20は、基本ユニット10の外部通信ボード17を
共用して通信をおこなう。
【0051】制御部27は、拡張ユニット20の各部を
制御するとともに、基本ユニット10の状態、すなわち
電源ON/OFF、運用中/障害中状態、取引中/アイ
ドル状態、現金ニアエンド/エンド状態、レシートニア
エンド/エンド状態などを監視する処理部である。
【0052】(多機能端末装置の機能と各部の対応)次
に、多機能端末装置1の機能と各部の対応、すなわち、
多機能端末装置1によって所定の機能が提供される際
に、図2に示した基本ユニット10の各部および図3に
示した拡張ユニット20の各部のいずれが使用されるか
について説明する。
【0053】図4は、多機能端末装置の機能と各部の対
応を説明するための図である。なお、同図には、現金精
算によるチケット予約発券機能、クレジットカード精算
によるチケット予約発券機能、現金精算によるオンライ
ンショッピング機能、クレジットカード精算によるオン
ラインショッピング機能、公共料金支払に係る収納代行
機能の提供に際して使用されるハードウェア部位を示し
ている。
【0054】具体的には、同図に示すように、現金精算
によるチケット予約発券機能の提供に際しては、基本ユ
ニット10では、操作画面部11、現金処理部12およ
びレシートPR部14が使用され、拡張ユニット20で
は、操作画面部21および発券PR部25が使用され
る。一方、クレジットカード精算によるチケット予約発
券機能の提供に際しては、基本ユニット10のカードR
W部13と、拡張ユニット20の操作画面部21および
発券PR部25が使用される。
【0055】また、現金精算によるオンラインショッピ
ング機能の提供に際しては、基本ユニット10では、操
作画面部11、現金処理部12およびレシートPR部1
4が使用され、拡張ユニット20では、操作画面部21
およびレシートPR部23が使用される。一方、クレジ
ットカード精算によるオンラインショッピング機能の提
供に際しては、基本ユニット10のカードRW部13
と、拡張ユニット20の操作画面部21およびレシート
PR部23が使用される。
【0056】また、公共料金支払に係る収納代行機能の
提供に際しては、基本ユニット10では、操作画面部1
1、現金処理部12およびレシートPR部14が使用さ
れ、拡張ユニット20では、公金票読取部24が使用さ
れる。
【0057】このように、多機能端末装置1において
は、ハードウェアやソフトウェアを提供される機能ごと
に設けるのではなく、例えば、基本ユニット10の操作
画面部11、現金処理部12、カードRW部13および
レシートPR部14については、チケット予約発券機
能、オンラインショッピング機能および収納代行機能の
提供に際して共用されるように、同様の処理をおこなう
ハードウェアやソフトウェアについては基本ユニット1
0に搭載することによって共用が図られている。
【0058】また、拡張ユニット20においても、ハー
ドウェアやソフトウェアを提供される機能ごとに設ける
のではなく、例えば、拡張ユニット20の操作画面部2
1およびレシートPR部23については、チケット予約
発券機能およびオンラインショッピング機能の提供に際
して共用されるように、同様の処理をおこなうハードウ
ェアおよびソフトウェアについては共用するように構成
される。
【0059】(多機能端末装置による処理の流れ)次
に、多機能端末装置1による処理の流れについて説明す
る。図5は、多機能端末装置1による処理の流れを示す
フローチャートである。
【0060】まず最初に、基本ユニット10において、
金融業務機能を提供する場合について図5を用いて説明
する。同図に示すように、まず最初に、基本ユニット1
0の制御部18は、電源がONになると、操作画面部1
1に金融業務機能のメニュー(入金、出金、振込み、振
替え、残高照会等)を表示するとともに(ステップS5
01)、拡張ユニット20に対してアイドル状態(操作
画面部11または拡張ユニット20からの信号の入力待
機状態)であることを通知する(ステップS502)。
【0061】一方、拡張ユニット20の制御部27は、
電源がONになると、操作画面部21に拡張機能のメニ
ュー(キャッシング、収納代行、チケット予約発券、オ
ンラインショッピング、情報検索など)を表示するとと
もに(ステップS503)、基本ユニット10に対して
アイドル状態(操作画面部21または基本ユニット10
からの信号の入力待機状態)であることを通知する(ス
テップS504)。
【0062】これらにより、基本ユニット10の制御部
18および拡張ユニット20の制御部27は、相手方が
アイドル状態であることを認識し、各ユニット10,2
0に設置された操作画面部11,21による各メニュー
の選択を可能とする(ステップS505および50
6)。
【0063】そして、基本ユニット10の制御部18
は、拡張ユニット20からアイドル状態が通知されてい
るときに、操作画面部11に表示されたメニューのう
ち、例えば入金が選択されると(ステップS505肯
定)、拡張ユニット20に対し取引開始を通知するとと
もに、入金取引処理を行うために必要な情報の入力画面
を操作画面部11に表示する(ステップS507)。
【0064】拡張ユニット20の制御部27は、基本ユ
ニット10から取引開始が通知されると(ステップS5
08肯定)、基本ユニット10により取引きがおこなわ
れていることを操作画面部21に表示する(ステップS
509)。
【0065】続いて、基本ユニット10の制御部18
は、取引処理をおこなう(ステップS510)。具体的
には、操作画面部11を介して利用者との間で入金先の
口座、入金金額、入金者の氏名や住所などの情報を入力
させるとともに、利用者に現金処理部12を介して現金
の投入をおこなわせ、利用者がこれらの情報を入力し、
現金を投入したことを確認すると、管理センタ3を介し
て金融機関業務センタ4との間で入金処理をおこなう。
【0066】そして、基本ユニット10の制御部18
は、入金処理が終了すると、現金処理部12を介して釣
り銭を排出するとともに、レシートPR部14を介して
明細書を排出し、続いて、拡張ユニット20に対して取
引が終了したことを通知するとともに、取引結果を管理
センタ3に送信する(ステップS511)。
【0067】拡張ユニット20の制御部27は、基本ユ
ニット10から取引終了が通知されると(ステップS5
12肯定)、操作画面部21にメニュー画面を表示する
とともに、各メニューの選択を可能とする(ステップS
503)。
【0068】次に、拡張ユニット20において、チケッ
ト予約発券機能を提供する場合について図5を用いて説
明する。まず最初に、拡張ユニット20の制御部27
は、基本ユニット10からアイドル状態が通知されてい
るときに、操作画面部21に表示されたメニューのう
ち、例えばチケット予約発券が選択されると(ステップ
S506肯定)、基本ユニット10に対し取引開始を通
知する(ステップS513)。
【0069】これにより、拡張ユニット20の制御部2
7は、基本ユニット10を介してバーチャルモール8の
チケット販売会社との間でチケット内容等の情報の送受
信をおこない、チケット予約発券を行うために必要な情
報の入力画面や空席情報等を操作画面部21に表示し、
拡張ユニット20を主体とした機能の提供、すなわちチ
ケット予約発券機能の提供を開始する。
【0070】そして、基本ユニット10の制御部18
は、拡張ユニット20から取引開始が通知されると(ス
テップS514肯定)、拡張ユニット20により取引き
が行われていることを操作画面部11に表示する(ステ
ップS515)。
【0071】その後、拡張ユニット20の制御部27
は、基本ユニット10を介してバーチャルモール8のチ
ケット販売会社との間で在庫確認などの情報の送受信を
おこないつつ、操作画面部21を介して利用者との間で
チケット選択および購入意思確認をおこなう(ステップ
S516)。そして、拡張ユニット20の制御部27
は、利用者に操作画面部21を介して購入者の住所、氏
名、電話番号などの購入者情報を入力させ、続いて、現
金若しくはクレジットカードいずれにより精算をおこな
うかを確認する(ステップS517)。
【0072】続いて、拡張ユニット20の制御部27
は、利用者が現金による精算方法を選択した場合、現金
による精算であることを示す情報と、取引通番、購入者
情報、チケットのコード、個数、金額などの取引情報と
を基本ユニット10に通知するとともに(ステップS5
18)、基本ユニット10にて代金の精算をおこなうよ
う、操作画面部21に表示する(ステップS519)。
【0073】そして、基本ユニット10の制御部18
は、拡張ユニット20からの取引情報を受信すると(ス
テップS520肯定)、利用者に現金処理部12を介し
て現金の投入をおこなわせ、利用者がこれらの情報を入
力し、現金を投入したことを確認すると、管理センタ3
を介して金融機関業務センタ4との間で入金処理をおこ
なう(ステップS521)。
【0074】その後、基本ユニット10の制御部18
は、入金処理が終了すると、現金処理部12を介して釣
り銭を排出するとともに、レシートPR部14を介して
明細書を排出し、続いて、拡張ユニット20に対して入
金処理取引きの結果を通知する(ステップS522)。
【0075】そして、拡張ユニット20の制御部27
は、基本ユニット10から取引結果が通知されると(ス
テップS523肯定)、発券PR部25よりチケットを
発券し(ステップS524)、チケット予約発券機能に
係る処理が終了すると、基本ユニット10に対して取引
きが終了したことを通知する(ステップS525)。ま
た、操作画面部21にメニュー画面を表示するととも
に、各メニューの選択を可能とする(ステップS50
3)。
【0076】その後、基本ユニット10の制御部18
は、拡張ユニット20から取引終了が通知されると(ス
テップS526肯定)、操作画面部11にメニュー画面
を表示するとともに、各メニューの選択を可能とする
(ステップS501)。
【0077】ここで、利用者がチケット代金の精算方法
として、キャッシュカードによる精算を選択した場合の
処理を説明する。利用者がチケット代金の精算方法とし
て、キャッシュカードによる精算を選択した場合は、拡
張ユニット20の制御部27は、キャッシュカードによ
る精算であることを示す情報と、取引通番、購入者情
報、チケットのコード、個数、金額などの取引情報を基
本ユニット10に通知するとともに(ステップS51
8)、基本ユニット10にて代金の精算をおこなうよ
う、操作画面部21に表示する(ステップS519)。
【0078】そして、基本ユニット10の制御部18
は、拡張ユニット20からの取引情報を受信すると(ス
テップS520肯定)、利用者にカードRW部13へ介
してカードを挿入させ、利用者がこれらの情報を入力
し、カードが挿入され、さらに、利用者が操作画面部1
1を介してカードの暗証番号を入力したことを確認する
と、管理センタ3を介してカード会社6との間でこのカ
ードの信用照会、振込処理をおこなう(ステップS52
1)。
【0079】その後、基本ユニット10の制御部18
は、振込処理が終了すると、カードRW部13よりカー
ドを排出するとともに、レシートPR部14を介して明
細書を排出し、続いて、拡張ユニット20に対して振込
処理取引きの結果を通知する(ステップS522)。
【0080】拡張ユニット20の制御部27は、基本ユ
ニット10から取引結果が通知されると(ステップS5
23肯定)、発券PR部25よりチケットを発券し(ス
テップS524)、チケット予約発券機能に係る処理が
終了すると、基本ユニット10に対して取引きが終了し
たことを通知する(ステップS525)。また、操作画
面部21にメニュー画面を表示するとともに、各メニュ
ーの選択を可能とする(ステップS503)。
【0081】そして、基本ユニット10の制御部18
は、拡張ユニット20から取引終了が通知されると(ス
テップS526)、拡張ユニット20による取引結果を
拡張ユニットDB15に格納するとともに、管理センタ
3に送信し、操作画面部11にメニュー画面を表示し、
各メニューの選択を可能とする(ステップS503)。
【0082】上述してきたように、本実施の形態によれ
ば、基本ユニット10は、拡張サービスをおこなう際に
必要となる代金精算処理および金融業務サービスに係る
処理をおこない、拡張ユニット20は、拡張サービスを
おこなう際に必要となる代金精算処理以外の固有の処理
をおこなうこととしたので、拡張ユニット20のみを個
別的に製造して基本ユニットに組み合わせることができ
る。
【0083】なお、本実施の形態では、拡張ユニット2
0が単一のユニットにより構成される場合を示したが、
本発明はこれに限定されるものではなく、拡張サービス
をおこなう際に必要となる各拡張サービス固有の処理そ
れぞれを各サービスごとに別個のユニットによりおこな
うこととし、複数のユニットを基本ユニット10に接続
して多機能端末装置1を構成することもできる。
【0084】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、基本ユニットは、拡張サービスをおこなう際に
必要となる代金精算処理および金融業務サービスに係る
処理をおこない、拡張ユニットは、拡張サービスをおこ
なう際に必要となる代金精算処理以外の各拡張サービス
固有の処理をおこなうこととしたので、拡張ユニットの
みを個別的に製造して基本ユニットに組み合わせること
ができ、もって各設置場所における個別具体的な状況に
適合した多機能端末装置を個別的かつ効率的に構成する
ことが可能な多機能端末装置が得られるという効果を奏
する。
【0085】また、請求項2の発明によれば、拡張ユニ
ットは、拡張サービスから選択された複数の拡張サービ
スをおこなう際に必要となる各拡張サービス固有の処理
を単一のユニットにより複合しておこなうこととしたの
で、設置後に判明した各拡張サービスの稼働率や時期に
よって変動する稼働率に対しても、拡張ユニットを変更
するだけで機動的に対応することができ、もって各設置
場所における個別具体的な状況に適合した多機能端末装
置を個別的かつ効率的に構成することが可能な多機能端
末装置が得られるという効果を奏する。
【0086】また、請求項3の発明によれば、拡張ユニ
ットは、拡張サービスをおこなう際に必要となる各拡張
サービス固有の処理それぞれを各拡張サービスごとに別
個のユニットによりおこなうこととしたので、設置後に
判明した各拡張サービスの稼働率や時期によって変動す
る稼働率に対しても、各拡張サービスごとのユニットを
変更するだけで機動的に対応することができ、もって各
設置場所における個別具体的な状況に適合した多機能端
末装置を個別的かつ効率的に構成することが可能な多機
能端末装置が得られるという効果を奏する。
【0087】また、請求項4の発明によれば、拡張ユニ
ットは、金融業務サービスおよび拡張サービスをおこな
う際に必要となる外部装置との通信をおこなう基本ユニ
ットの外部通信ボードを使用して拡張サービスをおこな
うこととしたので、各設置場所における個別具体的な状
況に適合した多機能端末装置をコンパクトに構成するこ
とが可能な多機能端末装置が得られるという効果を奏す
る。
【0088】また、請求項5の発明によれば、基本ユニ
ットは、拡張ユニットにより提供される拡張サービスご
とに当該拡張サービスの提供実績に係る情報を記憶する
こととしたので、拡張ユニットによって提供される各拡
張サービスの稼働率を算定することができ、もって各設
置場所における個別具体的な状況により一層適合した多
機能端末装置を個別的かつ効率的に構成することが可能
な多機能端末装置が得られるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係る多機能端末装置を用いた自
動決済システムの全体構成を示す図である。
【図2】図1に示した多機能端末装置を形成する基本ユ
ニットの構成を示すブロック図である。
【図3】図1に示した多機能端末装置を形成する拡張ユ
ニットの構成を示すブロック図である。
【図4】多機能端末装置の機能と各部の対応を説明する
ための図である。
【図5】多機能端末装置による処理の流れを示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
1 多機能端末装置 10 基本ユニット 11 操作画面部 12 現金処理部 13 カードRW部 14 レシートPR部 15 拡張ユニットDB 16 送受信部 17 外部通信ボード 18 制御部 20 拡張ユニット 21 操作画面部 23 レシートPR部 24 公金票読取部 25 発券PR部 26 送受信部 27 制御部 2 ネットワーク 3 管理センタ 4 金融機関業務センタ 5 公共料金収納代行先 6 カード会社 7 モールテナント 8 バーチャルモール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G07B 1/00 G07D 9/00 321C 476

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金融機関のセンタ装置と連携して金融業
    務サービスを提供するとともに、該金融業務サービス以
    外の1または複数の拡張サービスを提供する多機能端末
    装置において、 前記拡張サービスをおこなう際に必要となる精算処理お
    よび前記金融業務サービスに係る処理をおこなう基本ユ
    ニットと、 前記拡張サービスをおこなう際に必要となる前記精算処
    理以外の各拡張サービス固有の処理をおこなう拡張ユニ
    ットと、 を備えたことを特徴とする多機能端末装置。
  2. 【請求項2】 前記拡張ユニットは、前記拡張サービス
    から選択された複数の拡張サービスをおこなう際に必要
    となる各拡張サービス固有の処理を単一のユニットによ
    り複合しておこなうことを特徴とする請求項1に記載の
    多機能端末装置。
  3. 【請求項3】 前記拡張ユニットは、前記拡張サービス
    をおこなう際に必要となる各拡張サービス固有の処理そ
    れぞれを各サービスごとに別個のユニットによりおこな
    うことを特徴とする請求項1に記載の多機能端末装置。
  4. 【請求項4】 前記基本ユニットは、前記金融業務サー
    ビスおよび拡張サービスをおこなう際に必要となる外部
    装置との通信をおこなう外部通信ボードを備え、前記拡
    張ユニットは、前記外部通信ボードを使用して前記拡張
    サービスをおこなうことを特徴とする請求項1に記載の
    多機能端末装置。
  5. 【請求項5】 前記基本ユニットは、前記拡張ユニット
    により提供される前記拡張サービスごとに当該拡張サー
    ビスの提供実績に係る情報を記憶する記憶手段を備えた
    ことを特徴とする請求項1に記載の多機能端末装置。
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Cited By (1)

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