JP2002245344A - インターネット広告の方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 広告のクリック率を上げるには、ユーザー自
らが広告をクリックするべき要素や動機付けが必要であ
り、プレゼントや景品等による現行の一方通行的広告配
信には、ユーザーにクリックさせるには未だ難点があっ
た。 【解決手段】 ウェブページの広告において、ユーザー
が広告窓の中にある広告から任意の広告を選定クリック
することにより、予め設定されている抽出プログラムに
より広告窓の中にある広告からランダムに抽出される広
告と前記任意の広告と一致するか否かの判定をする情報
処理をするものであり、広告サーバと端末機のユーザー
との送受信による情報属性の処理によりユーザーはその
結果を前記端末機の表示画面に表示レイアウト手段によ
り情報表示される。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明が属する技術分野】本発明は、パソコンによる通
信ネットを介してインターネットのｗｗｗブラウザーが
動作する端末機の表示画面に表示されるインターネット
広告の方法に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】インターネットのｗｗｗブラウザーが動
作する端末機の表示画面に表示されるウェブページの広
告はウェブページの広告をクリックすることにより、広
告用サーバへ閲覧要求として処理され端末機のユーザー
に広告情報として表示される。しかし、ユーザーがウェ
ブページの広告をクリックする確立は、非常に低く、広
告提供者は、プレゼントや景品等による色々工夫により
クリック率を上げる手段を取ってきた。

【０００３】また、閲覧要求のユーザーアクセスログフ
ァイルに基づく情報処理により、ユーザーが求める広告
だけを提供する手段も行われているが、これも広告提供
者よりユーザーへの一方通行の広告方法である。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、広告の
クリック率を上げるには、ユーザー自らが広告をクリッ
クするべき要素や動機付けが必要であり、プレゼントや
景品等による現行の一方通行的広告配信には、ユーザー
にクリックさせるには未だ難点があった。

【０００５】本発明は、このような問題を解決するため
に、ユーザーが広告に興味を示し、また、広告をクリッ
クすることにより、ユーザー自身が広告が提供する情報
に参加できる双方通行に基づく広告を提供することを目
的とする。

【０００６】

【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明はウェブページの広告において、ユーザーが
広告窓の中にある広告から任意の広告を選定クリックす
るステップを終了すると、自動的に広告用サーバの抽出
情報処理により広告窓の中にある広告からランダムに抽
出される広告と前記任意の広告と選定が一致するか否か
の判定をする情報処理をするものであり、広告用サーバ
と端末機のユーザーとの送受信による情報属性の処理に
よりユーザーはその結果を前記端末機の表示画面に表示
レイアウト手段により情報表示される。

【０００７】さらに、上記情報処理やその処理結果は、
ユーザーがゲームをするか如き興味を持つものであり、
又、広告窓にある各々の広告内容が広告提供者より提供
される景品が何であるか見る必要があり、広告をクリッ
クするものである。これらは通常のゲームでは、ビンゴ
に類似しており、娯楽興味と実益を兼ね備えた広告提供
であり、結果的に広告提供者が求めるクリック効率の良
い広告手段になる。

【０００８】次に請求項２記載によるインターネット広
告の方法において、ウェブページのページ外周に併設し
て成る広告が設けられている広告方法は、適度の大きさ
の広告が、ウェブページのページ外周に連接するか、若
しくは、等間隔により配置される。これは、当該ウェブ
ページのコンテンツ表示スペースに広告が張り付くこと
が無く、ウェブページの広告の目障りを最小限に留め
る。これにより、従来では邪魔な表示物としていた広告
をユーザーは、気にせずにウェブページのコンテンツを
閲覧できるものである。

【０００９】尚かつ、本発明による広告の方法により、
広告をクリックすると選ばれた任意の広告として画面表
示に表示レイアウトされ、次にランダムに抽出される広
告として広告窓の広告の中から広告用サーバによる情報
処理された抽出広告が選定され、選ばれた任意の広告と
の選定が一致か不一致かが処理され、画面表示に表示レ
イアウトされるものである。この時、広告用サーバとユ
ーザー端末機とのアクセスログファイルによる情報属性
に基づき端末機の画面表示に表示レイアウトにより情報
属性を示し、選定された任意の広告と抽出広告の位置を
点滅表示させるなどにより、楽しみながら広告情報を見
ることができる。

【００１０】又、広告用サーバとユーザー端末機とのア
クセスログファイルによる情報属性に基づく処理におい
て、任意の一定時間は、同一のアクセスログ情報を受信
した場合、広告窓の広告の中から情報処理による抽出情
報処理を作動させず、ユーザー端末の画面表示に表示レ
イアウトにより抽出情報処理を行わない旨を示す。

【００１１】更に、任意の一定期間は同一のアクセスロ
グ情報を受信した場合、上記抽出情報処理を不作動にせ
ず、順次前回のアクセス時と異なった広告一覧若しくは
広告をユーザー端末の画面表示に表示レイアウトする。

【００１２】このことにより、ユーザーは、何時も新し
い広告を閲覧し、ゲーム感覚で情報処理し、広告を順次
閲覧する。また、広告提供者は、有名無名などの知名度
や会社広報宣伝の多寡に拘わらず、等しくクリックされ
ることが、期待できるものである。

【００１３】

【実施例】この発明は、色々な実施形態で実現できる
が、本発明の代表的な実施形態について詳しく説明す
る。以下、添付図面を参照して説明する。

【００１４】実施例の図１は、本発明の代表的なシステ
ム全体の構成図であり、図２は、インターネットのブラ
ウザによるウエーブページとウエーブページ上に張り付
けられてる広告窓を表示した画面の１実施例である。図
３は、広告窓をクリックした後に表示されるウエーブペ
ージと別ページウインドとして開かれた広告ページの状
態を示す。図４は、請求項２の発明による１実施例であ
り、広告がウエーブページの外周に併設している状態を
示す。

【００１５】図１、図２及び図３に示すように、インタ
ーネット２を介するウエーブページ４上の広告窓５は、
広告提供者若しくは管理者のパソコンの広告用サーバ１
としてインターネット２に接続してあり、ユーザーの端
末機３より、ウエーブページ４上の広告窓５をクリック
すると、端末機３を通してアクセス要求が広告用サーバ
１に広告閲覧要求として情報処理され、その情報属性に
よりユーザーの端末機３の画面表示に広告一覧のサブペ
ージ６が情報表示される。

【００１６】次に、 広告一覧のサブページ６の広告７
をクリックすると、詳細な広告情報が表示される。この
時、広告表示される情報に基づく、例えば、広告提供者
の景品情報等をユーザーは順次閲覧できるものである。
そして更に、ユーザーが任意の広告７を選定する情報処
理により、広告用サーバの抽出情報処理が行こなわれ、
サブページ６の広告７一覧より広告７を抽出する。

【００１７】この時、先に選んだ任意の広告７と抽出さ
れた広告７の選定が一致したかしないかの情報処理をす
るものであり、その情報処理結果をユーザー端末の画面
表示に任意の広告７に対して色彩や動作による表示レイ
アウトにより情報表示する。

【００１８】上記の如くユーザーは、自分が選んだ広告
７により、ゲーム感覚で景品等のプレゼントを受けるも
のであり、従来の一方通行の広告配信に至らない効果が
期待できるものである。

【００１９】

【発明の効果】本発明によるインターネット広告の方法
は、上記のとおりであり、次の効果が達せられる。

【００２０】インターネットのウェブページの広告は、
何時閲覧しても同一の広告が表示されていることが多
く、又、ウェブページのコンテンツをバーナ広告等の不
必要な動的作用による目障りとなり、広告提供者やウェ
ブページ提供者の一方通行の広告配信であった。しか
し、本発明によるインターネット広告の方法は、ユーザ
ーがゲーム感覚で広告提供者の景品等のプレゼントを積
極的に自ら参加して取得するものであり、受動的広告宣
伝を回避し、インターネット広告のクリック率を向上さ
せる効果が期待できるものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の代表的なシステム構成の１実施例図。

【図２】ウェブページの広告１実施例における画面の表
示図

【図３】広告をクリックした場合の１実施例における画
面の表示図

【図４】請求項２記載の１実施例図。

【符号の説明】

１ ： 広告用サーバー ２ ： インターネット ３ ： ユーザーの端末機 ４ ： ウェブページの画面 ５ ： ウェブページの広告窓 ６ ： 広告一覧のサブページ ７ ： 広告

フロントページの続き (72)発明者 隠岐 隆宏 神奈川県横浜市青葉区荏田北１−２−８− 202 (72)発明者 隠岐 和泰 神奈川県横浜市青葉区荏田北１−２−８− 202 (72)発明者 佐藤 美佐子 東京都町田市金森222−８−301

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 インターネットのｗｗｗブラウザーが動
   作する端末機の表示画面に表示されるウェブページの広
   告において、 広告窓に有る広告が個別に複数表示されており、該複数
   の広告の中から任意の広告を選定させるステップと、次
   に前記広告窓に有る広告に対し、広告用サーバの情報処
   理によりランダムに抽出広告として選定させるステップ
   と、次に該抽出広告と前記任意の広告の選定が、互いに
   一致か不一致かを表示レイアウト手段により整合表示さ
   れるステップが設けられていることを特徴とするインタ
   ーネット広告の方法。
2. 【請求項２】 請求項１記載のインターネット広告の方
   法において、 ウェブページのページ外周に併設して成る広告窓や広告
   が設けられていることを特徴とするインターネット広告
   の方法。
3. 【請求項３】 請求項１記載乃至請求項２記載のインタ
   ーネット広告の方法において、 広告用サーバーへのユーザーの端末機からのアクセスロ
   グファイルに基づいてするログ情報処理ステップと、次
   に該ログ情報処理ステップによる情報属性により前記端
   末機の表示画面に表示レイアウト手段により情報表示さ
   れるステップが設けられていることを特徴とするインタ
   ーネット広告の方法。
4. 【請求項４】 請求項１記載乃至請求項３記載のインタ
   ーネット広告の方法において、 広告用サーバとユーザーの端末機と送受信処理するログ
   情報処理ステップにおけるユーザーの端末機からの適宜
   の回数による同一アクセス情報属性を受信した場合、広
   告用サーバは、前回のアクセス時と異なる広告情報を順
   次提供し、前記端末機の表示画面に表示レイアウト手段
   により情報表示されるステップが設けられていることを
   特徴とするインターネット広告の方法。