JP2002243231A - 暖気集熱送風機 - Google Patents

暖気集熱送風機

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JP2002243231A
JP2002243231A JP2001045304A JP2001045304A JP2002243231A JP 2002243231 A JP2002243231 A JP 2002243231A JP 2001045304 A JP2001045304 A JP 2001045304A JP 2001045304 A JP2001045304 A JP 2001045304A JP 2002243231 A JP2002243231 A JP 2002243231A
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JP
Japan
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air
warm air
heat
collecting hood
fan
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JP2001045304A
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English (en)
Inventor
Seigo Sakamoto
誠吾 坂本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ストーブやコンロなどの熱源からの暖気が天
井や換気扇へと上る前に暖気を集めて足元に送ることの
できる暖気集熱送風機を提供する。 【解決手段】 床面に移動可能に設置される基台1と、
この基台1に立設された高さ調整可能な支柱2と、この
支柱2の上端に可撓性パイプ4を介して取り付けられた
集気フード5とを備え、基台1に設けられた排気口1a
と、支柱2の内部に形成されたエア通路と、集気フード
5に設けられた吸気口5aとを連通させ、基台1に、送
気ファン6を設けた暖気集熱送風機。熱源の近くに基台
1を置き、集気フード5が熱源の上方に来るように位置
を調整してから送気ファン6を運転すると、熱源から発
生する暖気または熱気は集気フード5で集められ、支柱
2内部のエア通路を通って基台1の排気口1aから送気
され、暖気が足元に送られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、暖房器具が発生す
る熱のうち、上部に上昇する無駄な熱を集熱して足元に
送気する暖気集熱送風機に関する。
【0002】
【従来の技術】暖房器具としては、従来よりストーブや
赤外線ヒータ、ファンヒータなどの、熱を輻射および対
流させる方式のものが広く使用されている。
【0003】これらの暖房器具は、暖かいのはストーブ
やヒータの前面と上部だけで、暖気は天井に上昇して滞
留し、部屋全体は暖まりにくい。特に、暖房器具から遠
ざかるほど熱の輻射は急激に小さくなるため、足元は寒
くなかなか暖まらない。
【0004】電熱式や灯油式のファンヒータなどは、加
熱された空気を下方に向けて吹き出すようにしている
が、それでも上方に逃げる余分な熱が多く、その熱の有
効利用は図れない。
【0005】このような問題を解決する装置として、特
開平4−203824号公報には、内部が流通路となる
中空状のパイプの上下両部に流通路に連通する開口を設
け、両開口間の流通路に正逆回転可能な送風機を設けた
サーキュレータが提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来のサーキュレータは、縦方向に設置される中空状のパ
イプの上下両部に設けられる開口は開口面が床面に対し
て垂直であるため、部屋の上層の空気を吸い込んで下方
に送気する機能を有するのみであり、熱源の上に開口を
かざして熱源から上昇する熱気を直接吸い込むことはで
きない。
【0007】また、キッチンにおいてガスコンロで湯を
沸かしているときや長時間煮物をしているときなどは、
熱気は換気扇から外に排気されるのみで、エネルギーの
無駄になっている。これを室内の暖房に有効利用できれ
ば、省エネルギーと暖房の一石二鳥となる。
【0008】そこで本発明が解決しようとする課題は、
ストーブやコンロなどの熱源からの暖気が天井や換気扇
へと上る前に暖気を集めて足元に送ることのできる暖気
集熱送風機を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明の暖気集熱送風機は、床面に移動可能に設置
される基台と、この基台に立設された支柱と、この支柱
の上端に取り付けられた集気フードとを備え、前記基台
に設けられた排気口と、前記支柱の内部に形成されたエ
ア通路と、前記集気フードに設けられた吸気口とを連通
させ、前記基台に、送気ファンを設けたことを特徴とす
る。本発明においては、熱源の近くに基台を置き、集気
フードが熱源の上方に来るように位置を調整してから送
気ファンを運転すると、熱源から発生する暖気または熱
気は集気フードで集められ、支柱内部のエア通路を通っ
て基台の排気口から送気され、暖気が足元に送られる。
【0010】この暖気集熱送風機において、前記支柱を
高さ調整可能とすることで、熱源の高さに応じた適当な
高さに集気フードを位置させることができる。また、前
記支柱の上端と集気フードとを可撓性パイプで連結する
ことで、集気フードの向きを任意に調整することができ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に示す実施例を参照して説明する。図1は本発明の実施
例を示すもので、(a)は側断面図、(b)は正面図で
ある。図において、1は床面に移動可能に設置される基
台、2は基台1に高さおよび向きが調整可能な中空の支
柱である。支柱2は、締め付けリング3によって任意の
位置に固定可能に構成されている。支柱2の上部には可
撓性パイプ4が連結されており、この可撓性パイプ4の
上部に、金属や耐熱性プラスチック等の耐熱材料からな
る集気フード5が取り付けられている。集気フード5の
中心部には吸気口5aが設けられている。基台1の内部
には、送気ファン6が内蔵されており、前方には排気口
1aが設けられている。図中7はガイドプレート、8は
送気ファン6の電源、強弱調整つまみである。なお、送
気ファン6は、正逆回転可能にしてもよい。
【0012】このような構成の暖気集熱送風機の使用例
について説明する。図2は、石油ストーブ10を熱源と
した例を示すものである。この例では、ストーブ10の
上部に集気フード5が来るように集気フード5の高さお
よび向きを調整し、基台1に内蔵されている送気ファン
を運転すると、集気フード5からストーブ10上部の熱
気が集められ、可撓性パイプ4、支柱2内部のエア通路
を通って排気口1aから暖気が排出される。これによ
り、今までは天井までそのまま上昇していたストーブ1
0上の温度の高い空気を直接足元に送ることができ、熱
の有効利用を図ることができる。なお、図2ではストー
ブ10の上にやかん11を載せた状態を示しているが、
本発明の暖気集熱送風機を使用していても、今まで通
り、やかん11などを載せて湯沸かしなどの熱利用をす
ることに何ら支障はない。もちろん、やかん11を載せ
ずに、本発明の暖気集熱送風機を単独で使用することが
できる。
【0013】図3は、キッチンのガスコンロ12を熱源
とした例を示すものである。この例では、図3(a)に
示すように、本発明の暖気集熱送風機をガスコンロ12
の近くのフロアに置き、集気フード5をガスコンロ12
の上方に位置するように高さおよび向きを調節すること
により、排気口1aから室内の足元に温風が送られる。
これにより、今までは換気扇からそのまま排気していた
暖気を利用して、冬場の冷たいキッチンで調理をすると
きに足が冷えるのを防止できるし、キッチン付きのワン
ルームマンションなどで湯を沸かしながら、室内の暖房
をとることができる。このとき、ガスコンロ12上にや
かん13あるいは煮物などの鍋を載せて料理をすること
ができ、ガスコンロ12としての調理機能に支障はな
い。もちろん、やかん13や鍋を載せずに、ガスコンロ
12を空焚きしても、本発明の暖気集熱送風機を単独で
使用することができる。
【0014】フライパン14や焼き網等を使用して調理
をするときに、煙や油が出るときは、図3(b)に示す
ように集気フード5をガスコンロ12の横になるように
立てて、使用を停止する。
【0015】なお、本発明の暖気集熱送風機は、上記の
ような使用例に限定されるものではなく、それ以外にも
使用することができる。また、熱源の近くではなく、部
屋の中層の空気を足元に送るのみでも、部屋の上下の温
度差をなくして、足元を暖めることができる。
【0016】さらに、吸気ファンの回転を逆にすること
により、夏期において、床下にたまった冷房の空気を集
気フード5の吸気口5aから高い場所に排気して、室内
の温度を均一化することができる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば下
記の効果を奏する。 (1)床面に移動可能に設置される基台と、この基台に
立設された支柱と、この支柱の上端に取り付けられた集
気フードとを備え、前記基台に設けられた排気口と、前
記支柱の内部に形成されたエア通路と、前記集気フード
に設けられた吸気口とを連通させ、前記基台に、送気フ
ァンを設けたことにより、熱源から発生する暖気または
熱気は集気フードで集められ、支柱内部のエア通路を通
って基台の排気口から送気され、暖気が足元に送られ
る。これにより、従来は天井までそのまま上昇して滞留
していた熱源からの温度の高い空気を直接足元に送るこ
とができ、熱の有効利用を図ることができる。 (2)支柱を高さ調整可能とすることで、熱源の高さや
種類に応じた適当な高さに集気フードを位置させること
ができる。 (3)支柱の上端と集気フードとを可撓性パイプで連結
することで、集気フードの向きを任意に調整することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例を示すもので、(a)は側断
面図、(b)は正面図である。
【図2】 本発明実施例の使用例を示す側面図である。
【図3】 (a),(b)はそれぞれ本発明実施例の他
の使用例を示す側面図である。
【符号の説明】
1 基台 1a 排気口 2 支柱 3 締め付けリング 4 可撓性パイプ 5 集気フード 5a 吸気口 6 送気ファン 7 ガイドプレート 8 電源、強弱調整つまみ 10 石油ストーブ 11 やかん 12 ガスコンロ 13 やかん 14 フライパン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床面に移動可能に設置される基台と、こ
    の基台に立設された支柱と、この支柱の上端に取り付け
    られた集気フードとを備え、前記基台に設けられた排気
    口と、前記支柱の内部に形成されたエア通路と、前記集
    気フードに設けられた吸気口とを連通させ、前記基台
    に、送気ファンを設けたことを特徴とする暖気集熱送風
    機。
  2. 【請求項2】 前記支柱は高さ調整可能である請求項1
    記載の暖気集熱送風機。
  3. 【請求項3】 前記支柱の上端と集気フードとは可撓性
    パイプで連結されている請求項1または2に記載の暖気
    集熱送風機。
JP2001045304A 2001-02-21 2001-02-21 暖気集熱送風機 Pending JP2002243231A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8167590B1 (en) * 2010-01-14 2012-05-01 Vidal Scott E Pedestal fan device
CN102889234A (zh) * 2012-11-05 2013-01-23 李起武 一种风扇
CN103277894A (zh) * 2013-06-14 2013-09-04 苏州原点工业设计有限公司 一种多功能暖风机

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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CN102889234A (zh) * 2012-11-05 2013-01-23 李起武 一种风扇
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