JP2002243121A - 廃棄物処理プラント - Google Patents

廃棄物処理プラント

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JP2002243121A
JP2002243121A JP2001041509A JP2001041509A JP2002243121A JP 2002243121 A JP2002243121 A JP 2002243121A JP 2001041509 A JP2001041509 A JP 2001041509A JP 2001041509 A JP2001041509 A JP 2001041509A JP 2002243121 A JP2002243121 A JP 2002243121A
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稔郎 野村
Ryoji Samejima
良二 鮫島
Tomonobu Aso
知宣 麻生
Masayoshi Kano
雅由 叶
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Abstract

(57)【要約】 【課題】運転コストを低廉化することができる廃棄物処
理プラントを提供する。 【解決手段】加熱ガス供給手段102から供給された廃
棄物加熱用のガスで廃棄物を間接的に加熱して熱分解残
渣と熱分解ガスに熱分解する熱分解ドラム12を設け、
加熱ガス供給手段102は、廃棄物加熱用のガスを生成
して熱分解ドラム12のガス受入部に供給する第1ガス
供給部103と、排ガスをガス受入部に供給する第2ガ
ス供給部104とを設けて構成し、第2ガス供給部10
4を構成するに、燃焼溶融炉13からの排ガスを通す排
ガス分岐管路109を排ガス流路から分岐させてガス受
入部に連通接続するとともに、排ガス分岐管路109に
高温ガス用集塵器110を設け、熱分解ドラム12のガ
ス排出部からのガスを所定の集塵器110に戻す戻しガ
ス管路112を設け、排ガス導入駆動部113を設け、
排ガスの温度を所定の温度に設定可能なガス温度設定手
段114を設けてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加熱ガス供給手段
から供給された廃棄物加熱用のガスで廃棄物を間接的に
加熱して熱分解残渣と熱分解ガスに熱分解する熱分解ド
ラムを設け、前記熱分解ガスと、前記熱分解残渣から選
別されたカーボン残渣とを燃焼させる燃焼溶融炉を設
け、前記燃焼溶融炉の排ガスを熱源とするボイラを設
け、前記ボイラからの排ガスを処理する排ガス処理部を
設け、前記熱分解ドラムは、前記廃棄物加熱用のガスを
受け入れるガス受入部と、前記ガス受入部に受け入れた
ガスを流通させる加熱管と、前記加熱管内のガスを熱分
解ドラム本体外に排出させるガス排出部とを設けて構成
してある廃棄物処理プラントに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記の廃棄物処理プラントにおい
て加熱ガス供給手段は、油やガス等の燃料を燃焼させて
廃棄物加熱用のガスを生成する熱風炉と、廃棄物加熱用
のガスを熱分解ドラムのガス受入部に送り込むととも
に、熱分解ドラムのガス排出部から吸引して熱風炉に戻
す加熱ガス循環送風機とを設けて構成してあるだけで、
熱分解ドラムの運転中は熱風炉で燃料を燃焼させて加熱
ガスを生成し続けなければならなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成によれ
ば、熱分解ドラムの運転中は熱風炉で燃料を燃焼させて
加熱ガスを生成し続けなければならないために、燃料に
多くのコストがかかり、運転コストが高くなるという問
題があった。
【0004】本発明の目的は、運転コストを低廉化する
ことができる廃棄物処理プラントを提供する点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1による発明の構
成・作用・効果は次の通りである。
【0006】[構成]冒頭に記載した廃棄物処理プラン
トにおいて、前記加熱ガス供給手段は、廃棄物加熱用の
ガスを生成して前記熱分解ドラムのガス受入部に供給す
る第1ガス供給部と、ダストを除去された排ガスを前記
ガス受入部に供給する第2ガス供給部とを、ガス供給状
態と非供給状態に各別に切り換え自在に設けて構成し、
前記第2ガス供給部を構成するに、前記燃焼溶融炉から
の排ガス又は前記ボイラからの排ガスを通す排ガス分岐
管路を排ガス流路から分岐させて、前記熱分解ドラムの
ガス受入部に連通接続するとともに、前記排ガス分岐管
路に高温ガス用集塵器を設け、前記熱分解ドラムのガス
排出部からのガスを前記排ガス処理部に戻す戻しガス管
路を設け、前記排ガス分岐管路側に排ガスを導入する排
ガス導入駆動部を設け、前記熱分解ドラムのガス受入部
に供給する前記排ガスの温度を所定の温度に設定可能な
ガス温度設定手段を設けてある。
【0007】[作用]上記の構成により次のように運転
させることができる。
【0008】[イ]熱分解ドラムの運転を開始する場
合、第1ガス供給部をガス供給状態側に設定して、第1
ガス供給部に設けた例えば熱風炉で燃料を燃焼させ、廃
棄物加熱用のガスを生成して熱分解ドラムのガス受入部
に送り込む。
【0009】[ロ]熱分解ドラムの運転で熱分解ドラム
から熱分解ガスや熱分解残渣が排出されて、燃焼溶融炉
やボイラが運転されるようになると、第2ガス供給部も
ガス供給状態側に切り換える。
【0010】そして、燃焼溶融炉からの排ガス又はボイ
ラからの排ガスを、排ガス導入駆動部の駆動で排ガス分
岐管路側に導入し、高温ガス用集塵器を通して排ガスか
らダストを除去し、ダストが除去された排ガスをガス温
度設定手段で所定の温度に設定して熱分解ドラムのガス
受入部に供給する。
【0011】また、熱分解ドラムのガス排出部から排出
されたガスを回収し、そのガスを戻しガス管路を通して
排ガス処理部に戻す。
【0012】このようにして、第2ガス供給部側から熱
分解ドラムのガス受入部に送り込む排ガス(ダストが除
去された排ガス)の量を徐々に増やしていくとともに、
第1ガス供給部から熱分解ドラムのガス受入部に送り込
む廃棄物加熱用のガスを徐々に少なくする。
【0013】[ハ]燃焼溶融炉又はボイラから排出され
る排ガスの量が所定の量になると、第1ガス供給部から
の廃棄物加熱用のガスの供給を停止する。
【0014】つまり、第1ガス供給部を非供給状態側に
切り換えて、第2ガス供給部だけで熱分解ドラムのガス
受入部にガスを供給する。この状態で定常運転に入る。
【0015】[ニ]上記[イ]〜[ハ]のようにして運
転させることができるから、第1ガス供給部では、定常
運転に入る前の上記[イ],[ロ]の間だけ燃料を燃焼
させればよく、燃料の消費量が少なくて済む。
【0016】そして、第2ガス供給部の点検・トラブル
時には第1ガス供給部を作動させ、第2ガス供給部の作
動を停止させて点検等のメンテナンスすることができ、
プラント全体を停止する必要がなくなる。
【0017】また、排ガスは、高温ガス用集塵器でダス
トを除去してから熱分解ドラムの加熱管内を通すから加
熱管の腐食や閉塞を防止することができる。
【0018】[効果]従って、熱分解ドラムの加熱管の
耐久性の低下を抑制できながら、作業効率の低下を招来
することなく運転コストを低廉化できる廃棄物処理プラ
ントを提供することができた。
【0019】請求項2による発明の構成・作用・効果は
次の通りである。
【0020】[構成]請求項1による発明の構成におい
て、前記排ガス駆動部は前記戻しガス管路に第1ファン
を設けて構成し、前記ガス温度設定手段は、前記第1フ
ァンよりも上流側の戻し管路部分と前記排ガス分岐管路
とを補助ガス管路を介して接続し、前記熱分解ドラムの
ガス排出部からのガスを前記補助ガス管路側に分流させ
るとともに前記排ガス分岐管路に供給する第2ファンを
設けて構成してある。
【0021】[作用]請求項1の構成による作用と同様
の作用を奏することができるのに加え、次の作用を奏す
ることができる。
【0022】第1ファンの駆動回転によって、燃焼溶融
炉からの排ガス又はボイラからの排ガスを排ガス分岐管
路側に導入し、高温ガス用集塵器・熱分解ドラム内の加
熱管内を通し、戻しガス管路を通して排ガス処理部に戻
す。
【0023】また、第2ファンの駆動によって、熱分解
ドラムのガス排出部からのガスを補助ガス管路側に分流
させるとともに排ガス分岐管路に戻し、排ガス分岐管路
側の排ガスと合流させる。
【0024】前記ガス排出部からのガスは低温(例えば
300°C)になっているから、このガスを排ガス分岐
管路側の排ガスと合流させることで、排ガス分岐管路側
のガスを冷却することができる。
【0025】この場合、前記ガス排出部からのガスの排
ガス分岐管路側への戻し量(供給量)を調節すること
で、排ガス分岐管路側の排ガスを所望の温度に設定して
から熱分解ドラムのガス受入部に供給することができ
る。
【0026】例えば、燃焼溶融炉からの排ガスは約10
00°Cであり、ボイラからの排ガスは約550°Cで
ある。燃焼溶融炉からの排ガスと、ガス排出部からのガ
ス(300°C)とを混合させて、530°Cの廃棄物
加熱用のガスを作る場合、ボイラからの排ガスを分岐さ
せ、分岐させた排ガスほぼ全量を加熱管内に送り込む場
合と比較すると、燃焼溶融炉から分岐させる排ガス量は
35〜40%に低減できる。このため、高温ガス用集じ
ん器等をコンパクトにできる。
【0027】[効果]従って、請求項1の構成による効
果と同様の効果を得やすくなった。
【0028】請求項3による発明の構成・作用・効果は
次の通りである。
【0029】[構成]請求項1又は2による発明の構成
において、前記高温ガス用集塵器は、ダストを除去する
セラミック製の多孔質フィルタを設けて構成してある。
【0030】[作用]請求項1又は2の構成による作用
と同様の作用を奏することができるのに加え、高温ガス
用集塵器は、ダストを除去するセラミック製の多孔質フ
ィルタを設けて構成してあるから、高温ガス用集塵器の
耐熱性を向上させることができる。
【0031】[効果]従って、請求項1又は2の構成に
よる効果と同様の効果を奏することができるのに加え、
高温ガス用集塵器の耐久性を向上させることができた。
【0032】請求項4による発明の構成・作用・効果は
次の通りである。
【0033】[構成]請求項1,2,3のいずれか一つ
による発明の構成において、前記高温ガス用集塵器に脱
塩脱硫剤を供給する脱塩脱硫剤供給部を設けてある。
【0034】[作用]請求項1,2,3のいずれか一つ
の構成による作用と同様の作用を奏することができるの
に加え、前記高温ガス用集塵器に脱塩脱硫剤を供給する
脱塩脱硫剤供給部を設けてあるから、HCl(塩化水
素)やSOX (硫黄酸化物)が除去された排ガスを熱分
解ドラムの加熱管内を通すことができ、酸性ガスによる
腐食を抑制することができる。
【0035】[効果]従って、請求項1,2,3のいず
れか一つの構成による効果と同様の効果を奏することが
できるのに加え、熱分解ドラムの加熱管の耐久性の低下
をより抑制することができるようになった。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0037】図1に、家庭ゴミ等の一般廃棄物やカーシ
ュレッダーダスト・電化製品等の産業廃棄物の処理プラ
ントである熱分解ガス化溶融プラントを示してある。
【0038】この熱分解ガス化溶融プラントは前処理設
備1・熱分解設備2・熱分解残渣選別設備3・高温燃焼
溶融設備4・ボイラ発電設備5・排ガス処理設備6から
成る。
【0039】[前処理設備1]廃棄物ピット7に貯留さ
れた廃棄物を破砕機で破砕し、破砕廃棄物を搬送装置等
で熱分解設備2に送る。
【0040】[熱分解設備2]図1,図2に示すよう
に、廃棄物ピット7からの廃棄物を熱分解ドラム12に
搬送供給し、加熱ガス供給手段102から熱分解ドラム
12に加熱ガスを供給する。
【0041】そして、この加熱ガスで廃棄物を間接的に
加熱しながら、廃棄物を無酸素あるいは低酸素雰囲気で
約450°Cの熱分解ガスと熱分解残渣とに熱分解し、
熱分解ガスを後述の高温燃焼溶融炉13に送り、熱分解
残渣を熱分解残渣選別設備3に送る。本設備2の構造に
ついては後で詳しく説明する。
【0042】[熱分解残渣選別設備3]図1に示すよう
に、熱分解ドラム12からの熱分解残渣を冷却振動コン
ベア14等を介してスクリーン55側に送り、磁選機や
アルミ選別機53を介して選別した鉄・アルミ・ガラス
等を回収する。
【0043】そして、鉄やアルミ等を選別された後の熱
分解残渣を粉砕機56で粉砕する(粉砕したものを、以
下「カーボン残渣」と呼ぶ)。カーボン残渣はカーボン
残渣サイロ61に送り、カーボン残渣サイロ61内のカ
ーボン残渣を高温燃焼溶融炉13にその炉頂側から吹き
込む。
【0044】[高温燃焼溶融設備4]熱分解ガス・カー
ボン残渣・集塵ダストを高温燃焼溶融炉13に炉頂側か
ら吹き込み、これらを旋回燃焼する。焼却灰・集塵ダス
トは溶融し、炉底から連続排出される。
【0045】[ボイラ発電設備5]排ガスはボイラ輻射
ゾーンで冷却し、蒸発管群で均一な温度にした後、過熱
蒸気管群に送る。ボイラ18で蒸気を熱回収し、タービ
ン・発電機(図示せず)で電気として回収する。
【0046】[排ガス処理設備6]排ガスを減温塔21
・第1バグフィルタ17・第2バグフィルタ22・活性
コークス塔57・脱硝装置58等で処理して煙突25か
ら排気する。
【0047】次に、前記熱分解設備2について説明す
る。
【0048】図2に示すように前記熱分解ドラム12
は、廃棄物ピット7からの廃棄物をコンベアケース11
内に受け入れて搬送するスクリューコンベア10を、横
型の回転ドラム27にその軸芯方向一端側から前記軸芯
方向に沿う状態に挿入し、前記加熱ガス供給手段102
からの廃棄物加熱用のガスを流通させる複数本の加熱管
28を、回転ドラム27の中空内の前記軸芯方向一端側
の隔壁36と他端側の隔壁37とにわたって、その回転
ドラム27の長手方向に沿う状態に架設して構成してあ
る。
【0049】そして、前記回転ドラム27の軸芯方向他
端側に、ガス受入部29と熱分解ガス・熱分解残渣排出
部31とを、また、回転ドラム27の軸芯方向一端側に
ガス排出部30を設けてある。
【0050】前記回転ドラム27の軸芯方向他端側の隔
壁37から、回転ドラム27よりも小径の残渣排出管3
8を前記搬送方向下手側に回転ドラム27と同芯状に延
出してある。この残渣排出管38の内周面側に残渣送り
スクリュー101を設けてある。
【0051】前記ガス受入部29は、加熱ガス受入口3
9を備えた加熱ガス受入ケース40を、前記残渣排出管
38の長手方向中間部分を囲む状態に、かつ、回転ドラ
ム27の回転を許す状態に支持台35に支持させて構成
してある。
【0052】前記熱分解ガス・熱分解残渣排出部31
は、熱分解ガス・熱分解残渣排出ケース45を、前記残
渣排出管38の排出口を覆う状態に設けて構成し、この
熱分解ガス・熱分解残渣排出ケース45の上端側の熱分
解ガス排出口46から熱分解ガスを排出して高温燃焼溶
融炉13に送り、熱分解残渣は熱分解ガス・熱分解残渣
排出ケース45の下端側の熱分解残渣排出口47から排
出して、熱分解残渣選別設備3に送るようにしてある。
【0053】熱分解ガスは前記排ガス処理設備6におけ
る煙突25の上流側の誘引ファン130(図1参照)で
誘引する。
【0054】前記ガス排出部30は、加熱ガス排出口4
2を備えた加熱ガス排出ケース43を、スクリューコン
ベア10の所定長さにわたるコンベアケース部分を囲む
状態に、かつ、回転ドラム27の回転を許す状態に支持
台35に支持させて構成してある。
【0055】図1,図2に示すように、前記加熱ガス供
給手段102は、加熱ガスを加熱ガス受入ケース40に
送り込む第1ガス供給部103と、ダストを除去された
排ガスを加熱ガス受入ケース40に供給する第2ガス供
給部104とを、切り換え手段(図示せず)によりガス
供給状態と非供給状態に各別に切り換え自在に設けて構
成してある。
【0056】前記第1ガス供給部103は、加熱ガス供
給管路105に熱風炉用押し込み送風機106と熱風炉
41とを設けて構成してあり、熱風炉41で灯油を燃焼
させて空気を加熱し、加熱ガス受入ケース40に530
℃の加熱ガスを供給する。
【0057】前記第2ガス供給部104を構成するに、
高温燃焼溶融炉13の排ガス出口から排ガス分岐管路1
09を分岐させて(図1参照)、加熱ガス受入ケース4
0に連通接続するとともに、排ガス分岐管路109に高
温ガス用集塵器110を設け、加熱ガス排出ケース43
と、第2バグフィルタ22の上流側の排ガス管路111
とを戻しガス管路112で接続し、排ガス分岐管路10
9側に排ガス(1000°Cである)を導入する第1循
環ファン113(排ガス導入駆動部に相当)を戻しガス
管路112に設け、加熱ガス受入ケース40に供給する
排ガスの温度を530°Cに設定するガス温度設定手段
114を設けてある。
【0058】前記高温ガス用集塵器110は、ダストを
除去するセラミック製の多孔質フィルタを設けて構成し
てある。
【0059】前記ガス温度設定手段114は、第1循環
ファン113よりも上流側の戻し管路部分と排ガス分岐
管路109とを補助ガス管路115を介して接続し、加
熱ガス排出ケース43からの排ガスを補助ガス管路11
5側に分流させるとともに、排ガス分岐管路109に供
給する第2循環ファン116を補助ガス管路115に設
けて構成してある。
【0060】上記の構造により本設備を次のように運転
する。
【0061】1) 熱分解ドラム12の運転を開始する場
合、第1ガス供給部103の熱風炉41で灯油を燃焼さ
せ、廃棄物加熱用のガス(530°C)を生成して加熱
ガス受入ケース40に送り込む。
【0062】そして、熱分解ドラム12の加熱ガス排出
ケース43から排出されたガス(300°C)を熱風炉
41側に回収し、熱風炉41で加熱して加熱ガス供給ケ
ース40に戻す。
【0063】2) 熱分解ドラム12の運転で熱分解ドラ
ム12の熱分解ガス・熱分解残渣排出ケース45から熱
分解ガスが排出され、燃焼溶融炉13やボイラ18が運
転されるようになると、第2ガス供給部104もガス供
給状態側に切り換えて、高温燃焼溶融炉13の排ガス出
口からの排ガス(1000°C)を、循環ファン113
の駆動で排ガス分岐管路109側に導入し、高温ガス用
集塵器110・熱分解ドラム12内の加熱管28を通
し、戻しガス管路112を通して前記排ガス管路111
に戻す。
【0064】高温燃焼溶融炉13の排ガス出口からの排
ガスは高温ガス用集塵器110を通るから、ダストを除
去された状態で排ガス管路111に戻される。
【0065】また、第2循環ファン116の駆動によっ
て、熱分解ドラム12の加熱ガス排出ケース43からの
排ガスを補助ガス管路115側に分流させるとともに排
ガス分岐管路109に戻し、排ガス分岐管路109側の
排ガスと合流させる。
【0066】前記加熱ガス排出ケース43から排出され
るガスは低温(300°C)になっているから、このガ
スを排ガス分岐管路109側の高温の排ガスと合流させ
ることで、排ガス分岐管路109側の高温の排ガスを冷
却することができる。
【0067】この場合、第2循環ファン116の回転数
を変更調節して排ガスの排ガス分岐管路109側への戻
し量を変更調節することで、排ガス分岐管路109側の
排ガスを所望の温度(530°C)に設定してから加熱
ガス受入ケース40に供給することができる。
【0068】このようにして、第2ガス供給部104側
から熱分解ドラム12の加熱ガス受入ケース40に供給
する排ガス(ダストが除去された排ガス)の量を徐々に
増やしていくとともに、第1ガス供給部103から加熱
ガス受入ケース40に供給する廃棄物加熱用のガスを徐
々に少なくする。
【0069】3) 高温燃焼溶融炉13やボイラ18から
排出される排ガスの量が所定の量になると、第1ガス供
給部103のガス供給作動を停止させる。
【0070】つまり、第1ガス供給部103を非供給状
態側に切り換えて、第2ガス供給部104だけで熱分解
ドラム12の加熱ガス受入ケース40にガスを供給す
る。この状態で定常運転に入る。
【0071】[別実施形態]図3に示すように、前記高
温ガス用集塵器110の上流側の排ガス分岐管路部分
に、水酸化ナトリウムや重炭酸ナトリウム等の脱塩・脱
硫剤を供給する脱塩脱硫剤供給部117を設けてあって
もよい。この場合、前記戻しガス管路112は、第2バ
グフィルタ22の下流側の排ガス管路に接続する。
【0072】図4に示すように、前記第2ガス供給部1
04を構成するに、ボイラ18の排ガス出口から排ガス
分岐管路109を分岐させて、加熱ガス受入ケース40
に連通接続してあってもよい。排ガス分岐管路109に
導入する排ガスの温度は550°Cである。
【0073】前記高温ガス用集塵器110は、ダストを
除去するステンレス製の多孔質フィルタを設けて構成し
てあってもよい。
【0074】上記の実施形態で上げた数値は一例であ
り、別の数値であってもよい。
【0075】「加熱ガスで廃棄物を間接的に加熱」する
とは、上記の実施形態のように熱分解ドラム12内に設
けた加熱管28内に加熱ガスを通して廃棄物を加熱する
ことである。
【図面の簡単な説明】
【図1】熱分解ガス化溶融プラントの概略図
【図2】熱分解設備の概略図
【図3】別実施形態を示す図
【図4】別実施形態を示す図
【符号の説明】
1 前処理設備 2 熱分解設備 3 熱分解残渣選別設備 4 高温燃焼溶融設備 5 ボイラ発電設備 6 排ガス処理設備 7 廃棄物ピット 10 スクリューコンベヤ 11 コンベヤケース 12 熱分解ドラム 13 高温燃焼溶融炉 14 冷却振動コンベヤ 17 第1バグフィルタ 18 ボイラ 21 減温塔 22 第2バグフィルタ 25 煙突 27 回転ドラム 28 加熱管 29 ガス受入部 30 ガス排出部 31 熱分解ガス・熱分解残渣排出部 35 支持台 36 隔壁 37 隔壁 38 残渣排出管 39 加熱ガス受入口 40 加熱ガス受入ケース 41 熱風炉 42 加熱ガス排出口 43 加熱ガス排出ケース 45 熱分解ガス・熱分解残渣排出ケース 46 熱分解ガス排出口 47 熱分解残渣排出口 53 磁選機やアルミ選別機 55 スクリーン 56 粉砕機 57 活性コークス塔 58 脱硝装置 61 カーボン残渣サイロ 101 スクリュー 102 加熱ガス供給手段 103 第1ガス供給部 104 第2ガス供給部 105 加熱ガス供給管路 106 熱風炉用押し込み送風機 109 排ガス分岐管路 110 高温ガス用集塵器 111 排ガス管路 112 戻しガス管路 113 排ガス導入駆動部 114 ガス温度設定手段 115 補助ガス管路 116 第2ファン 117 脱塩脱硫剤供給部 130 誘引ファン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F23G 5/00 115 F23G 5/16 ZABE 4D004 5/16 ZAB 5/20 ZABA 4D019 5/20 ZAB 5/46 ZABA 5/46 ZAB 5/50 ZABN 5/50 ZAB F23L 17/16 609C F23J 15/00 B09B 3/00 303K F23L 17/16 609 F23J 15/00 Z (72)発明者 麻生 知宣 兵庫県尼崎市金楽寺町2丁目2番33号 株 式会社タクマ内 (72)発明者 叶 雅由 兵庫県尼崎市金楽寺町2丁目2番33号 株 式会社タクマ内 Fターム(参考) 3K061 AB02 AB03 AC01 BA05 DA19 DB01 FA01 FA10 FA21 KA02 KA05 3K062 BA02 BB02 DA01 DB17 3K065 AA16 AB01 AC01 BA04 BA05 JA05 JA18 3K070 DA07 DA09 DA27 DA35 DA58 DA72 DA76 3K078 AA04 AA05 BA07 CA02 CA21 4D004 AA12 AA22 AA46 AB03 AC05 CA04 CA09 CA24 CA28 CA29 CB03 CB13 CB34 CB36 CC12 DA02 DA06 4D019 AA01 BA05

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱ガス供給手段から供給された廃棄物
    加熱用のガスで廃棄物を間接的に加熱して熱分解残渣と
    熱分解ガスに熱分解する熱分解ドラムを設け、前記熱分
    解ガスと、前記熱分解残渣から選別されたカーボン残渣
    とを燃焼させる燃焼溶融炉を設け、前記燃焼溶融炉の排
    ガスを熱源とするボイラを設け、前記ボイラからの排ガ
    スを処理する排ガス処理部を設け、前記熱分解ドラム
    は、前記廃棄物加熱用のガスを受け入れるガス受入部
    と、前記ガス受入部に受け入れたガスを流通させる加熱
    管と、前記加熱管内のガスを熱分解ドラム本体外に排出
    させるガス排出部とを設けて構成してある廃棄物処理プ
    ラントであって、 前記加熱ガス供給手段は、廃棄物加熱用のガスを生成し
    て前記熱分解ドラムのガス受入部に供給する第1ガス供
    給部と、ダストを除去された排ガスを前記ガス受入部に
    供給する第2ガス供給部とを、ガス供給状態と非供給状
    態に各別に切り換え自在に設けて構成し、 前記第2ガス供給部を構成するに、前記燃焼溶融炉から
    の排ガス又は前記ボイラからの排ガスを通す排ガス分岐
    管路を排ガス流路から分岐させて、前記熱分解ドラムの
    ガス受入部に連通接続するとともに、前記排ガス分岐管
    路に高温ガス用集塵器を設け、前記熱分解ドラムのガス
    排出部からのガスを前記排ガス処理部に戻す戻しガス管
    路を設け、前記排ガス分岐管路側に排ガスを導入する排
    ガス導入駆動部を設け、前記熱分解ドラムのガス受入部
    に供給する前記排ガスの温度を所定の温度に設定可能な
    ガス温度設定手段を設けてある廃棄物処理プラント。
  2. 【請求項2】 前記排ガス駆動部は前記戻しガス管路に
    第1ファンを設けて構成し、前記ガス温度設定手段は、
    前記第1ファンよりも上流側の戻し管路部分と前記排ガ
    ス分岐管路とを補助ガス管路を介して接続し、前記熱分
    解ドラムのガス排出部からのガスを前記補助ガス管路側
    に分流させるとともに前記排ガス分岐管路に供給する第
    2ファンを設けて構成してある請求項1記載の廃棄物処
    理プラント。
  3. 【請求項3】 前記高温ガス用集塵器は、ダストを除去
    するセラミック製の多孔質フィルタを設けて構成してあ
    る請求項1又は2記載の廃棄物処理プラント。
  4. 【請求項4】 前記高温ガス用集塵器に脱塩脱硫剤を供
    給する脱塩脱硫剤供給部を設けてある請求項1,2,3
    のいずれか一つに記載の廃棄物処理プラント。
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CN114017779A (zh) * 2021-10-12 2022-02-08 广州市凯卫莎环保科技有限公司 一种裂解反应系统及其热裂解设备

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