JP2002242081A - 人工皮革の製造方法 - Google Patents

人工皮革の製造方法

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JP2002242081A
JP2002242081A JP2001042028A JP2001042028A JP2002242081A JP 2002242081 A JP2002242081 A JP 2002242081A JP 2001042028 A JP2001042028 A JP 2001042028A JP 2001042028 A JP2001042028 A JP 2001042028A JP 2002242081 A JP2002242081 A JP 2002242081A
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sheet
weight
fiber
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heat medium
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Jun Hanaoka
純 花岡
Masami Ikeyama
正己 池山
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Toray Industries Inc
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Toray Industries Inc
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  • Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】繊維絡合体シートの厚み方向における均一性に
優れた緻密化を効率的にせしめ、引張強力、引裂強力、
耐摩耗性および製品表面の平滑性、緻密性に優れた人工
皮革の製造方法を提供すること。 【解決手段】少なくとも2成分からなる極細繊維発生型
複合繊維が三次元的に絡合してなる繊維絡合体シートを
形成し、下記(1)〜(2)の工程、 (1)繊維絡合体シートに熱媒を含浸した後、80℃以
上220℃以下の雰囲気温度中に通し、シートを加熱す
ると同時に、熱媒の含浸率を30重量%以上200重量
%以下に調整する工程。 (2)ロール表面温度が100℃以上200℃以下のプ
レスロールで、熱媒を沸騰させつつ、厚み方向にシート
を加熱圧縮し、その後、熱媒を乾燥除去する工程。をこ
の順に行う人工皮革の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、強力、耐摩耗性お
よび製品表面の平滑性、緻密性に優れた人工皮革を製造
する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】極細繊維と高分子弾性体からなる人工皮
革において、引張強力や引裂強力を向上する手段として
は、ニードルパンチのニードル密度を増やすことによ
り、繊維交絡点を多くする方法、高収縮ポリマーを用
い、繊維絡合体シートの収縮率を高くすることにより、
繊維密度を高くする方法、シートを厚み方向に圧縮し、
繊維密度を高くする方法、あるいは高分子弾性体の付量
を多くする方法などが行われている。
【0003】しかし、ニードルパンチのニードル密度を
増やす方法は、ニードル密度を多くしすぎると、繊維が
切断されて強力が低下するという問題を有している。ま
た、高収縮ポリマーを用いる方法は、幅収縮が大きいた
め広幅製品をつくるのが難しいという問題を有してお
り、高分子弾性体の付量を多くする方法は、製品の風合
が硬くなるという問題を有している。
【0004】また、シートを厚み方向に圧縮する方法と
して、単に任意の温度に設定したプレスロールで圧縮す
る方法があるが、シートを構成するポリマーのガラス転
移温度以下もしくはその近辺では十分な圧縮効果が得ら
れず、ガラス転移温度より高い温度で圧縮した場合、シ
ート表面が優先的に加熱、圧縮されるため、例えば、ポ
リスチレンのように剛性が高く、融点の低いポリマーを
含む繊維絡合体シートを十分に高密度化しようとする
と、シート表面がプラスチックシート化しやすくなるた
め、後の工程で高分子弾性体を含浸しにくくなるという
問題があった。
【0005】プレスロールでシートを圧縮する前に、シ
ートを加熱処理して軟化させておく方法は、単にプレス
する方法より効果があるが、ロール温度が高いと前述の
単に高温のロールで圧縮する場合と同じ問題、すなわ
ち、融点の低いポリマーを含む繊維絡合体シートを十分
に高密度化しようとすると、シート表面がプラスチック
シート化しやすくなるため、後の工程で高分子弾性体を
含浸しにくくなるという問題があり、ロール温度が低い
と圧縮効果は高いものの、後の工程で、形態固定剤の付
与、高分子弾性体の付与などを行う際に厚みが回復する
という問題があった。
【0006】また、シートを厚み方向に圧縮し、製品表
面の平滑性、緻密性を得る方法としては、特公昭62−
12351号公報において、加熱ロールと冷却ロールの
組み合わせでプレスする方法が開示されている。この方
法は平滑性、緻密性という点で効果はあるが、圧縮効果
が不十分な上、シートを厚み方向に半裁し、数枚に分け
た場合に、上下で品質斑が発生するという欠点を有して
いた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前述した従
来技術の問題を、繊維絡合体シートの厚み方向における
均一性に優れた緻密化を効率的になし得る圧縮技術によ
り一挙に解決し、強力、耐摩耗性および表面の平滑性、
緻密性に優れた人工皮革の製造方法を提供するものであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述した課題
を達成するために以下の構成を有する。すなわち、少な
くとも2成分からなる極細繊維発生型複合繊維が三次元
的に絡合してなる繊維絡合体シートを形成し、下記
(1)〜(2)の工程、 (1)繊維絡合体シートに熱媒を含浸した後、80℃以
上220℃以下の雰囲気温度中に通し、シートを加熱す
ると同時に、熱媒の含浸率を30重量%以上200重量
%以下に調整する工程。 (2)ロール表面温度が100℃以上200℃以下のプ
レスロールで、熱媒を沸騰させつつ、厚み方向にシート
を加熱圧縮し、その後、熱媒を乾燥除去する工程。をこ
の順に行う人工皮革の製造方法である。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明について、更に詳細
に説明する。
【0010】本発明において用いる極細繊維発生型複合
繊維は、溶剤溶解性、分解剤分解性、または熱収縮性な
どの性質が互いに異なる少なくとも2成分のポリマーを
用い、複合紡糸あるいは混合紡糸などにより形成された
複合繊維であり、少なくとも1成分を溶解除去、あるい
は物理的、化学的作用により剥離、分割し、極細繊維を
発現しうる複合繊維である。複合繊維、極細繊維の断面
形態は特に限定されるものではない。
【0011】かかる極細繊維を形成するポリマーとして
は、ナイロン6、ナイロン66、ナイロン12、共重合
ナイロンなどのポリアミド類、ポリエチレンテレフタレ
ート、ポリブチレンテレフタレート、ポリプロピレンテ
レフタレートおよび/またはそれらの共重合体などのポ
リエステル類などを用いることができる。
【0012】溶解除去あるいは物理的、化学的作用によ
り剥離、分割されるポリマーとしては、ポリエチレンテ
レフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリプロ
ピレンテレフタレートおよび/またはそれらの共重合体
などのポリエステル類、ナイロン6、ナイロン66、ナ
イロン12、共重合ナイロンなどのポリアミド類、ポリ
エチレン、ポリスチレンなどのポリオレフィン類などを
用いることができる。
【0013】本発明に用いられる繊維絡合体シートを形
成するにあたっては、例えば、極細繊維発生型複合繊維
の短繊維をウェブ化し、ニードルパンチ、ウォータージ
ェットパンチなどの絡合手段によりシート化する方法を
用いることができるが特に限定されるものではない。
【0014】本発明では、繊維絡合体シートに熱媒を含
浸した後、80℃以上220℃以下の雰囲気温度中に通
し、シートを加熱すると同時に、熱媒の含浸率を30重
量%以上200重量%以下に調整する。
【0015】本発明において用いる熱媒としては、繊維
を溶解しない溶液として、水、または、ジメチルホルム
アミド、ジメチルスルホキサイド、テトラヒドロフラン
などの水溶液、あるいはこれらに形態固定剤、例えばポ
リビニルアルコール、澱粉、ポリアクリルアミドなどの
糊剤を含んだ水溶液を好ましく用いることができる。ま
た、熱媒として、塩化ナトリウム、塩化カリウムなどの
金属塩を水または水溶液に加えれば、沸点上昇を利用し
て、溶液の沸点を上げることにより、加熱中のシートの
軟化を促進させ、シートを圧縮されやすくすることも可
能であるので好ましい。雰囲気温度を80℃以上220
℃以下にする方法としては、熱水、熱風、高圧スチーム
などを好ましく用いることができる。雰囲気温度が80
℃未満では、シートの軟化が不十分なため、十分な圧縮
効果が得られないので好ましくなく、雰囲気温度が22
0℃を越えると、熱媒の蒸発速度が速いため、含浸率の
制御が難しくなるので好ましくない。
【0016】熱媒の含浸率は、シートを80℃以上22
0℃以下の雰囲気温度中に通し、その温度と処理時間に
より調整するか、または、熱媒の一部を搾り取ってから
80℃以上220℃以下の雰囲気温度中に通し、その温
度と処理時間により調整する。含浸率が30重量%未満
では、シート圧縮中早々にシートが絶乾状態になるた
め、圧縮効果が低くなる上、シートを均一に圧縮するこ
とができないため好ましくなく、含浸率が200重量%
を越えると、圧縮時にシートの加熱が不十分になるた
め、圧縮効果が低下するので好ましくない。
【0017】本発明において、熱媒の含浸率を調整した
繊維絡合体シートを、ロール表面温度が100℃以上2
00℃以下のプレスロールに通し、熱媒を沸騰させつ
つ、厚み方向に圧縮する。ロール表面温度が100℃未
満では、熱媒が沸騰しないので十分な圧縮効果を得にく
くなるので好ましくなく、ロール表面温度が200℃を
超えると、シート表面の繊維の融着により、シート表面
がプラスティックシート化しやすくなるため、後の工程
で高分子弾性体を含浸しにくくなるので好ましくない。
【0018】本発明においては、極細繊維、極細繊維の
束または極細繊維発生型複合繊維を含む繊維絡合体に高
分子弾性体を付与することが好ましい。高分子弾性体
は、極細繊維発生型複合繊維を極細化処理する前に付与
してもよいし、極細化処理後に付与してもよい。高分子
弾性体としては、例えば、ポリウレタンエラストマー、
ポリウレアエラストマー、ポリウレタン・ポリウレアエ
ラストマー、ポリアクリル酸樹脂、アクリロニトリル・
ブタジエンエラストマー、スチレン・ブタジエンエラス
トマーなどを用いることができるが、中でも、ポリウレ
タンエラストマー、ポリウレアエラストマー、ポリウレ
タン・ポリウレアエラストマーなどのポリウレタン系エ
ラストマーが好ましい。これらのポリウレタン系エラス
トマーとしては、例えば、ポリエステルジオール、ポリ
エーテルジオール、ポリエステルポリエーテルジオー
ル、ポリラクトンジオール、ポリカーボネートジオール
などの平均分子量500〜3500のポリマージオール
から選ばれた少なくとも1種を用いるのが好ましい。製
品の耐久性の観点から、より好ましくは、ポリカーボネ
ートジオールを30重量%以上90重量%以下含むポリ
マージオールを用いたポリウレタンがよい。ポリカーボ
ネートジオールが30重量%未満では、耐久性が低下す
るので好ましくなく、90重量%を越えると風合が硬く
なるので好ましくない。
【0019】本発明でいうポリカーボネートジオール
は、ジオール骨格がカーボネート結合を介して連結され
て高分子鎖を形成し、その両末端に水酸基を有するもの
であることが好ましく、該ジオール骨格は、原料として
用いるグリコールにより決定されるが、その種類は特に
制限されることはなく、例えば、1,6−ヘキサンジオ
ール、1,5−ペンタンジオール、ネオペンチルグリコ
ール、3−メチル−1,5−ペンタンジオールを好まし
く用いることができる。また、これらのグリコール群か
ら選ばれた少なくとも2種以上のグリコールを原料とし
て用いた共重合ポリカーボネートジオールは、特に柔軟
性と外観に優れた人工皮革を得ることができるのでさら
に好ましい。また、特に柔軟性に優れた人工皮革を得る
場合は、耐久性を損なわない範囲でポリマージオール中
にカーボネート結合以外の結合、例えば、エステル結
合、エーテル結合などを導入してもよい。
【0020】かかる化学結合を導入する形態としては、
例えば、ポリカーボネートジオールとそれ以外のポリマ
ージオールをそれぞれ単独で重合した後に混合して、ポ
リウレタンの重合に用いる方法を採用することができ
る。
【0021】本発明において、高分子弾性体の付量は、
製品の柔軟性、表面タッチ、染色均一性などから、固形
分として対極細繊維重量比で10〜70重量%の範囲が
好ましい。付量が10重量%未満では、摩耗性が低下し
やすくなるので好ましくなく、付量が70重量%を越え
ると風合が硬くなりやすいので好ましくない。
【0022】かかる高分子弾性体中には必要に応じて着
色剤、酸化防止剤、制電防止剤、分散剤、柔軟剤、凝固
調整剤などの添加剤を配合してもよい。
【0023】次に、このシートの少なくとも一面を起毛
処理して繊維立毛面を形成させる。繊維立毛面を形成さ
せる方法は、サンドペーパーなどによるバフィングなど
の各種方法を用いる。
【0024】上記の起毛シートは、より製品に付加価値
をつけるためにサーキュラー、ユニエースなどの液流染
色機を用いて染色し、仕上げ加工を行うのが好ましい。
【0025】
【実施例】次に実施例を挙げて、本発明を更に詳細に説
明する。 実施例1 島成分としてポリエチレンテレフタレート、海成分とし
てポリスチレンからなる成分比55/45、島数36、
複合繊度3.0dtex、島繊度0.05dtex、繊
維長51mmの海島型極細繊維発生型複合繊維の原綿を
用い、カーディングおよびラッピングにより繊維積層ウ
ェブとしたものに、ニードルパンチを施し、目付550
g/m2、厚み2.5mmの繊維絡合体シートを作製し
た。かくして得られたシートに熱水を含浸した後、プレ
スロールでシートを圧搾してから、180℃の熱風中を
通し、含水率を60重量%に調整した。次いで、この加
熱および含水率調整されたシートを、ロール表面温度1
20℃のプレスロールで、シートに残存する水を沸騰さ
せながら圧縮し、乾燥した。このシートにポリビニルア
ルコールを付与した後、海成分をトリクレンで溶解除去
することにより極細繊維を発現させ、ポリカーボネート
ジオールを70重量%含むポリマージオールを用いたポ
リウレタンをシート重量に対して約25重量%付与した
ものを、スライス後、バフ機で起毛処理した。その後、
サーキュラー染色機を用い、分散染料で茶系色に染色
し、厚さ0.40mmのスエード調人工皮革を得た。
【0026】評価結果は表1の通りであった。 実施例2 海成分として5−ナトリウムスルホイソフタル酸8モル
%およびイソフタル酸1モル%を含む共重合ポリエチレ
ンテレフタレートを用い、脱海溶剤として水酸化ナトリ
ウム水溶液を用いる以外は、実施例1と同じ方法を用い
て、厚さ0.41mmのスエード調人工皮革を得た。
【0027】評価結果は表1の通りであった。 比較例1 実施例1における目付550g/m2、厚み2.5mm
の繊維絡合体シートに熱水を含浸し、プレスロールで圧
縮した後、乾燥させた。このシートに実施例1と同じ方
法で、ポリビニルアルコールの付与、極細化処理、ポリ
ウレタンの付与、スライス、起毛処理、および染色を行
い、厚さ0.42mmのスエード調人工皮革を得た。
【0028】評価結果は表1の通りであった。 比較例2 実施例1における目付550g/m2、厚み2.5mm
の繊維絡合体シートに熱水を含浸し、プレスロールで圧
縮した後、乾燥させた。このシートを180℃の熱風中
で加熱した後、ロール表面温度120℃のプレスロール
で圧縮した。このシートに実施例1と同じ方法で、ポリ
ビニルアルコールの付与、極細化処理、ポリウレタンの
付与、スライス、起毛処理、および染色を行い、厚さ
0.40mmのスエード調人工皮革を得た。
【0029】評価結果は表1の通りであった。
【0030】
【表1】
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、繊維絡合体シートのシ
ート厚み方向に均一に緻密化できるので、厚地品はもち
ろんのこと、従来、物性とのバランスが難しかった超薄
地品においても、引張強力、引裂強力、耐摩耗性および
表面の緻密性に優れた人工皮革を製造する方法を提供す
ることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) D06M 15/572 D06M 15/572 Fターム(参考) 3B154 AA07 AA09 AA17 AB22 BA19 BA35 BB02 BB12 BB32 BC22 BE04 BF01 BF30 DA06 DA07 DA10 DA19 4F055 AA02 BA11 DA07 EA04 EA05 EA07 EA12 EA24 FA07 FA20 GA02 HA04 4L033 AA07 AB07 AC11 CA06 CA23 CA29 CA52 4L047 AA28 AB02 AB08 BA23 BA24 BB09 CB01 CB10 CC16 DA00 EA10

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも2成分からなる極細繊維発生型
    複合繊維が三次元的に絡合してなる繊維絡合体シートを
    形成し、下記(1)〜(2)の工程、 (1)繊維絡合体シートに熱媒を含浸した後、80℃以
    上220℃以下の雰囲気温度中に通し、シートを加熱す
    ると同時に、熱媒の含浸率を30重量%以上200重量
    %以下に調整する工程。 (2)ロール表面温度が100℃以上200℃以下のプ
    レスロールで、熱媒を沸騰させつつ、厚み方向にシート
    を加熱圧縮し、その後、熱媒を乾燥除去する工程。をこ
    の順に行うことを特徴とする人工皮革の製造方法。
  2. 【請求項2】熱媒が形態固定剤および/または繊維絡合
    体、高分子弾性体を実質的に溶解しないものであり、か
    つ、水に可溶な物質を含有させることにより、沸点を水
    より高めたものであることを特徴とする請求項1に記載
    の人工皮革の製造方法。
  3. 【請求項3】繊維絡合体に高分子弾性体として、ポリカ
    ーボーネートジオールを30重量%以上90重量%以下
    含むポリマージオールを用いたポリウレタンを付与する
    ことを特徴とする請求項1に記載の人工皮革の製造方
    法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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