JP2002241790A - 液体洗浄剤組成物 - Google Patents

液体洗浄剤組成物

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JP2002241790A JP2001044655A JP2001044655A JP2002241790A JP 2002241790 A JP2002241790 A JP 2002241790A JP 2001044655 A JP2001044655 A JP 2001044655A JP 2001044655 A JP2001044655 A JP 2001044655A JP 2002241790 A JP2002241790 A JP 2002241790A
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mass
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liquid detergent
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Katsuyuki Takano
勝幸 高野
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 キッチンテーブル・シンク・冷蔵庫・トイレ
・風呂・エアコン等の住居内表面を殺菌洗浄するのに好
適な液体洗浄剤組成物を提供する。 【解決手段】 a)両性界面活性剤及び/又は陽イオン
性界面活性剤0.01〜4質量%、b)ポリリジン0.
0001〜1質量%、c)エタノール、グリセリン、プ
ロピレングリコール及びポリエチレングリコールから選
ばれる1種以上の有機溶媒0.1〜20質量%、並びに
d)水75〜99.5質量%を含有し、界面活性剤の総
量が0.01〜10質量%である液体洗浄剤組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は住居内の硬質表面、
例えばキッチンテーブル・シンク・冷蔵庫・トイレ・風
呂・エアコン等の表面用の殺菌洗浄剤として好適な液体
洗浄剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、キッチンテーブル・シンク・冷
蔵庫・トイレ・風呂・エアコン等の住居内表面は微生物
によって汚染されている。これら微生物の中には人体に
対して有害なものも含まれるため、上記表面を殺菌洗浄
することにより常に清潔に保つことが望ましい。抗菌性
を有する洗浄剤として、特開平7−166200号に
は、ヤシ油アルキルジメチルアミンオキシド、水及びポ
リリジンを含むトイレ用洗浄剤組成物が開示されてい
る。しかし、抗菌のみならず殺菌が可能で、トイレ以外
の種々の硬質表面に対しても更に優れた洗浄力を有する
洗浄剤組成物が望まれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、キッ
チンテーブル・シンク・冷蔵庫・トイレ・風呂・エアコ
ン等の住居内表面を殺菌洗浄するのに好適な液体洗浄剤
組成物を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、(a)両性界
面活性剤及び/又は陽イオン性界面活性剤〔以下、成分
(a)という〕0.01〜4質量%、(b)ポリリジン
〔以下、成分(b)という〕0.0001〜1質量%、
(c)エタノール、グリセリン、プロピレングリコール
及びポリエチレングリコールから選ばれる1種以上の有
機溶媒〔以下、成分(c)という〕0.1〜20質量
%、並びに(d)水〔以下、成分(d)という〕75〜
99.5質量%を含有し、界面活性剤の総量が0.01
〜10質量%である液体洗浄剤組成物を提供するもので
ある。
【0005】 〔発明の詳細な説明〕本発明の成分(a)は、下記一般
式(1)〜(5)で表される界面活性剤から選ばれる1
種以上であることが好ましい。
【0006】R123+−R4−Z (1) [式中、R1は炭素数8〜20の直鎖又は分岐鎖のアル
キル基又はアルケニル基を示し、R2及びR3はそれぞれ
同一であっても異なっていても良い、炭素数1〜3のア
ルキル基又はヒドロキシアルキル基を示し、R4は炭素
数1〜3のアルキレン基又は−CH2CH(OH)CH2
を示し、Zは−SO3 -又は−COO-を示す。] R5−C(=O)−NH(CH2)3+678−Z (2) [式中、R5は炭素数5〜21の直鎖又は分岐鎖のアル
キル基又はアルケニル基を示し、R6及びR7はそれぞれ
同一であっても異なっていても良い、炭素数1〜3のア
ルキル基又はヒドロキシアルキル基を示し、R8は炭素
数1〜3のアルキレン基又は−CH2CH(OH)CH2
を示し、Zは−SO3 -又は−COO-を示す。] R91011N→O (3) [式中、R9は炭素数8〜20の直鎖又は分岐鎖のアル
キル基又はアルケニル基を示し、R10及びR11はそれぞ
れ同一であっても異なっていても良い、炭素数1〜3の
アルキル基又は炭素数1〜3のヒドロキシアルキル基を
示す。] R1213+(CH3)2- (4) [式中、R12は炭素数6〜18の直鎖又は分岐鎖のアル
キル基又はアルケニル基を示し、R13はメチル基又は炭
素数6〜18の直鎖又は分岐鎖のアルキル基又はアルケ
ニル基を示し、X-はハロゲンイオン又はアルキル硫酸
イオンを示す。]
【0007】
【化1】
【0008】[式中、R14は炭素数6〜18の直鎖又は
分岐鎖のアルキル基又はアルケニル基を示し、X-はハ
ロゲンイオン又はアルキル硫酸イオンを示す。]。
【0009】上記一般式(1)において、R1で示され
る基としては、溶解性及び洗浄力の点から特に炭素数1
0〜14のものが好ましい。また、R2及びR3で示され
る基としては、溶解性の点から特にメチル基が好まし
い。また、R4で示される基としては、溶解性及び洗浄
力の点から特に−CH2CH2CH2−又は−CH2CH
(OH)CH2−が好ましい。
【0010】上記一般式(2)において、R5で示され
る基としては、溶解性及び洗浄力の点から特に炭素数9
〜17のものが好ましい。また、R6及びR7で示される
基としては、溶解性の点から特にメチル基が好ましい。
また、R8で示される基としては、溶解性及び洗浄力の
点から特に−CH2−又は−CH2CH(OH)CH2−が
好ましい。
【0011】上記一般式(3)において、R9で示され
る基としては、溶解性及び洗浄力の点から特に炭素数1
0〜14のものが好ましい。また、R10及びR11で示さ
れる基としては、溶解性の点から特にメチル基が好まし
い。
【0012】上記一般式(4)において、R12及びR13
で示される基としては、刺激性及び洗浄力の点から炭素
数6〜11のものが好ましく、より好ましくは8〜1
0、特に好ましくは8である。さらには、炭素数8の直
鎖アルキル基であることが好ましい。また、X-として
は、塩素イオン、臭素イオン、ヨウ素イオン、メタンス
ルホン酸イオン、エタンスルホン酸イオン等が挙げられ
るが、特に塩素イオン又は臭素イオンが好ましい。
【0013】上記一般式(5)において、R14で示され
る基としては、刺激性及び洗浄力の点から炭素数6〜1
1のものが好ましく、より好ましくは8〜10、特に好
ましくは8である。さらには、炭素数8の直鎖アルキル
基であることが好ましい。また、X-としては、塩素イ
オン、臭素イオン、ヨウ素イオン、メタンスルホン酸イ
オン、エタンスルホン酸イオン等が挙げられるが、特に
塩素イオン又は臭素イオンが好ましい。
【0014】本発明に用いる成分(b)は殺菌成分であ
り、α−ポリリジン、ε−ポリリジンのいずれも使用す
ることができるが、本発明では安全性の面からε−ポリ
リジンを使用することが好ましい。上記ポリリジンはス
トレプトマイセス(Streptomyces)属の微
生物を培養することによって得られ、人体にとって必須
アミノ酸であるリジンが縮合してできたポリペプチドで
ある。ポリリジンとしては、遊離状のもの、無機酸塩、
有機酸塩のいずれも使用することができ、また、取り扱
いを容易にするために賦形剤や増量剤で加工されたもの
を使用することもできる。ポリリジンの縮合度は好まし
くは10〜100、より好ましくは20〜80である。
本発明の液体洗浄剤組成物は、殺菌力の点から、上記成
分(b)を0.0001〜1質量%、好ましくは0.0
005〜0.5質量%含有する。
【0015】本発明に用いる成分(c)は有機溶媒であ
り、組成物の洗浄性、殺菌性及び安定性を向上するため
に配合される成分である。人体に安全な成分であること
が望まれるため、成分(c)としては、エタノール、グ
リセリン、プロピレングリコール、ポリエチレングリコ
ールから選ばれる1種以上が用いられる。本発明の液体
洗浄剤組成物は、成分(c)を0.1〜20質量%、好
ましくは1〜15質量%含有する。
【0016】本発明に用いる成分(d)の水は、本発明
の液体洗浄剤組成物における主溶媒であり、組成物中に
75〜99.5質量%含有されることが好ましい。
【0017】本発明では、成分(e)として、下記一般
式(6)〜(8)で表される非イオン性界面活性剤から
選ばれる1種以上を含有することで、洗浄力をさらに高
めることができる。
【0018】R15O(R16O)pH (6) [式中、R15は炭素数8〜18の直鎖又は分岐鎖のアル
キル基又はアルケニル基を示し、R16は炭素数2〜4の
アルキレン基を示し、pは1〜20の数を示す。] R17O(CH2CH(OH)CH2O)qH (7) [式中、R17は炭素数8〜18の直鎖又は分岐鎖のアル
キル基又はアルケニル基を示し、qは1〜10の数を示
す。] R18(OR19)xy (8) [式中、R18は炭素数8〜18の直鎖又は分岐鎖のアル
キル基又はアルケニル基を示し、R19は炭素数2〜4の
アルキレン基を示し、Gは炭素数5〜6の還元糖に由来
する残基を示し、xはその平均値が0〜5となる数を示
し、yはその平均値が1〜10となる数を示す。]。
【0019】上記一般式(6)において、R15で示され
るアルキル基又はアルケニル基としては、溶解性及び洗
浄力の点から特に炭素数10〜16のものが好ましい。
また、R16で示される基としては、溶解性の点から特に
炭素数2のものが好ましい。また、pは、その平均値が
1〜20であるが、洗浄力の点で1〜15のものが特に
好ましい。
【0020】上記一般式(7)において、R17で示され
るアルキル基又はアルケニル基としては、溶解性及び洗
浄力の点から特に炭素数10〜16のものが好ましい。
また、qは、その平均値が1〜10であるが、洗浄力の
点で1〜2のものが特に好ましい。
【0021】上記一般式(8)において、R18で示され
る基としては、洗浄力の点から特に炭素数10〜14の
ものが好ましい。また、R19で示される基としては、溶
解性の点から特に炭素数2のものが好ましい。また、G
で示される炭素数5〜6の還元糖に由来する残基は、使
用される単糖類もしくは2糖類以上の糖によってその構
造が決定される。
【0022】このGで示される残基の原料としては、単
糖類ではグルコース、ガラクトース、キシロース、マン
ノース、リキソース、アラビノース、フルクトース及び
これらの混合物等が挙げられ、2糖類以上ではマルトー
ス、キシロビオース、イソマルトース、セロビオース、
ゲンチビオース、ラクトース、スクロース、ニゲロー
ス、ツラノース、ラフィノース、ゲンチアノース、メン
ジトース及びこれらの混合物等が挙げられる。これらの
うち好ましい原料は、それらの入手性及び低コストの点
から、単糖類ではグルコース及びフルクトースであり、
2糖類以上ではマルトース及びスクロースである。
【0023】また、上記一般式(8)中のxは、その平
均値が0〜5、好ましくは0〜2である。このxの値に
より、上記一般式(8)の化合物の水溶性及び結晶性を
調節することができる。すなわち、xが大きい値となる
ほど水溶性が高くなりかつ結晶性が低くなる傾向にあ
る。
【0024】また、上記一般式(8)中のyの平均値が
1より大きい場合、つまり、上記一般式(8)の化合物
が2糖類以上の糖鎖を親水性基とする場合、糖鎖の結合
様式が1−2、1−3、1−4,1−6結合又はα−、
β−ピラノシド結合もしくはフラノシド結合及びこれら
の混合された結合様式である任意の混合物を含むことが
可能である。
【0025】上記一般式(8)中のyは、その平均値が
1〜10、好ましくは1〜1.4、特に好ましくは1.
1〜1.4である。このyの値(糖縮合度)はNMRに
より測定する。具体的な方法としては、特開平8−53
696号公報第6頁第10欄26行目〜7頁第11欄1
5行目を参照する。
【0026】本発明の液体洗浄剤組成物は、成分(e)
を0.01〜2質量%含有することが好ましい。
【0027】本発明では、起泡力や洗浄力を向上する目
的で、成分(f)として陰イオン性界面活性剤を含有す
ることができる。該陰イオン性界面活性剤としては、ア
ルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキル硫酸エステル
塩、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸エステ
ル塩、α−オレフィンスルホン酸塩、α−スルホ脂肪酸
塩、脂肪酸塩、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル
カルボン酸塩及びアミド基含有カルボン酸塩から選ばれ
る1種以上を含有することが好ましい。成分(f)のう
ち、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸エステ
ル塩及びポリオキシアルキレンアルキルエーテルカルボ
ン酸塩のポリオキシアルキレン基としては、ポリオキシ
エチレン基及びポリオキシプロピレン基の単独もしくは
混合が好ましく用いられる。α−スルホ脂肪酸塩として
は特開平6−271895号に記載されているものが例
示される。アミド基含有カルボン酸塩としては特開平8
−53696号に記載されているものが例示される。
【0028】成分(f)の対イオンとしてはナトリウ
ム、カリウム等のアルカリ金属、カルシウム、マグネシ
ウム等のアルカリ土類金属、アンモニウム及びモノエタ
ノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールア
ミン等のアルカノールアミンのいずれかを単独もしくは
組み合わせて用いることができる。成分(f)のアルキ
ル基の炭素数は8〜18が好ましく、洗浄力の点から特
に10〜14が好ましい。アルキル基は1級もしくは2
級のものを単独あるいは組み合わせて用いることができ
る。本発明の液体洗浄剤組成物は、成分(f)を0.0
1〜2質量%含有することが好ましい。
【0029】本発明において、組成物中の界面活性剤の
総量は0.01〜10質量%、好ましくは0.02〜8
質量%、更に好ましくは0.05〜5質量%である。界
面活性剤総量中、成分(a)が25質量%以上、特に3
0質量%以上を占めることが好ましい。
【0030】本発明では、殺菌力を向上させ洗浄力を向
上させる目的で、更に成分(g)としてキレート剤を配
合することが好ましい。かかるキレート剤としては、ク
エン酸、酒石酸、リンゴ酸、フマル酸、マレイン酸、グ
ルコン酸、コハク酸、エチレンジアミンテトラ酢酸、ヒ
ドロキシエチルエチレンジアミントリ酢酸、ジエチレン
トリアミンペンタ酢酸、ニトリロトリ酢酸、トリエチレ
ンテトラミンヘキサ酢酸、エチレングリコールビス(2
−アミノエチルエーテル)テトラ酢酸、ヒドロキシベン
ジルイミノジ酢酸、イミノジ酢酸あるいはこれらの塩が
好ましい。上記キレート剤の対イオンとしては、例え
ば、ナトリウム、カリウムなどのアルカリ金属、カルシ
ウム、マグネシウムなどのアルカリ土類金属、アンモニ
ウム及びモノエタノールアミン、ジエタノールアミン、
トリエタノールアミンなどのアルカノールアミン等が挙
げられるが、本発明では殺菌力向上作用の点から上記キ
レート剤としてクエン酸、酒石酸、リンゴ酸、エチレン
ジアミンテトラ酢酸、ヒドロキシエチルエチレンジアミ
ントリ酢酸又はこれらの塩が特に好ましく用いられる。
本発明では、上記キレート剤を単独もしくは2種以上を
混合して用いることができる。本発明の液体洗浄剤組成
物は、成分(g)を、洗浄力及び殺菌力の点から、0.
01〜20質量%含有することが好ましい。
【0031】本発明の液体洗浄剤組成物は、ポリリジン
の殺菌作用を有効に発揮させるため、及び手肌や食品の
表面に対して穏和であるために、25℃でのpHが9.
0未満であることが望ましく、特に4.0〜8.5の範
囲内にあることが望ましい。
【0032】本発明の液体洗浄剤組成物中には、組成物
の洗浄力及び殺菌力を損なわない範囲で、アラビアゴ
ム、デキストラン、プルラン、アラビノガラクタン、カ
ルボキシメチルセルロースナトリウム、キサンタンガ
ム、ポリアクリル酸ナトリウム、アルギン酸ナトリウ
ム、カゼインナトリウム等の増粘剤、その他に香料、色
素、防腐剤、防かび剤等の任意成分を添加することがで
きる。
【0033】
【実施例】実施例1(風呂用洗浄剤組成物) 表1に示す風呂用洗浄剤組成物を調製し、下記の試験方
法及び評価基準によって評価を行った。結果を表1に示
す。
【0034】<試験方法及び評価基準> (1−1)浴槽汚れ洗浄力 ステンレス製浴槽にて、成人5人が入浴し、1晩放置
し、その後排水し、自然乾燥した浴槽の汚れを評価用と
した。浴槽内の汚れに対して、市販のスプレイヤーにて
1回スプレーした後、スプレーした部位をスポンジで軽
く擦り、流水ですすいだ。汚れの除去状態を目視判定し
た。 ◎:汚れが付いていない。 ○:汚れがわずかに付いている。 △:汚れが少し付いている。 ×:汚れがかなり付いている。
【0035】(1−2)殺菌力試験 殺菌力試験は、防菌防黴ハンドブック(日本防菌防黴学
会編、技報堂出版)のp.686に記載されている浮遊
試験法(定量的検査法)に準じて行った。詳細には、表
に示す組成物2ml中に108〜1010cfu/mlの
細菌浮遊液50μlを加え、良く混合した後5分間放置
した。続いて、その混合液を10μl採取して150μ
lのSCDLP液体培地中に加えて良く混合した後、3
0℃で48時間培養した。培地の混濁状況を目視判定し
た。細菌としては大腸菌と黄色ブドウ球菌の2種を用い
た。 ○:培地が濁っていない。 △:培地がわずかに濁っている。 ×:培地が明らかに濁っている。
【0036】
【表1】
【0037】(注)表1中の記号は以下のものである。 ・a−1:一般式(1)中、R1=C1225−、R2=R
3=CH3−、R4=−CH2CH(OH)CH2−、Z=−
SO3 -の化合物 ・a−2:一般式(2)中、R5=C1123−、R6=R
7=CH3−、R8−CH2−、Z=−COO-の化合物 ・a−3:一般式(5)中、R14=C817−、X-=C
-の化合物 ・e−1:一般式(6)中、R15=C1225−、R16
−CH2CH2−、p=7の化合物 ・e−2:一般式(8)中、R18=C1021−、x=
0、G=グルコース残基、y=1.3の化合物 ・f−1:ポリオキシエチレンドデシルエーテル硫酸エ
ステルナトリウム(エチレンオキシド平均付加モル数
4) ・f−2:ミリスチン酸ナトリウム ・pH:水酸化ナトリウム、塩酸を用いて調整した。
【0038】実施例2(トイレ用洗浄剤組成物) 表2に示すトイレ用洗浄剤組成物を調製し、下記の試験
方法及び評価基準によって評価を行った。結果を表2に
示す。
【0039】(2−1)トイレ汚れ洗浄力 陶製便器を用い、組成物で便器を洗浄し、1週間使用し
た際の汚れの付き具合を目視判定した。 ◎:汚れが付いていない。 ○:汚れがわずかに付いている。 △:汚れが少し付いている。 ×:汚れがかなり付いている。
【0040】(2−2)殺菌力試験 実施例1と同様の方法で評価した。
【0041】
【表2】
【0042】(注)表2中の記号は表1と同じものであ
り、それ以外は以下のものである。 ・a−4:一般式(5)中、R14=C1225−、X-
Cl-の化合物 ・f−3:ポリオキシエチレンドデシルエーテル硫酸エ
ステルナトリウム(エチレンオキシド平均付加モル数
2) ・pH:水酸化ナトリウム、塩酸を用いて調整した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C11D 3/37 C11D 3/37 17/08 17/08

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)両性界面活性剤及び/又は陽イオ
    ン性界面活性剤0.01〜4質量%、(b)ポリリジン
    0.0001〜1質量%、(c)エタノール、グリセリ
    ン、プロピレングリコール及びポリエチレングリコール
    から選ばれる1種以上の有機溶媒0.1〜20質量%、
    並びに(d)水75〜99.5質量%を含有し、界面活
    性剤の総量が0.01〜10質量%である液体洗浄剤組
    成物。
  2. 【請求項2】 (a)が界面活性剤総量の25質量%以
    上を占める請求項1記載の液体洗浄剤組成物。
  3. 【請求項3】 (e)下記一般式(6)〜(8)で表さ
    れる非イオン性界面活性剤から選ばれる1種以上を含有
    する、請求項1又は2記載の液体洗浄剤組成物。 R15O(R16O)pH (6) [式中、R15は炭素数8〜18の直鎖又は分岐鎖のアル
    キル基又はアルケニル基を示し、R16は炭素数2〜4の
    アルキレン基を示し、pは1〜20の数を示す。] R17O(CH2CH(OH)CH2O)qH (7) [式中、R17は炭素数8〜18の直鎖又は分岐鎖のアル
    キル基又はアルケニル基を示し、qは1〜10の数を示
    す。] R18(OR19)xy (8) [式中、R18は炭素数8〜18の直鎖又は分岐鎖のアル
    キル基又はアルケニル基を示し、R19は炭素数2〜4の
    アルキレン基を示し、Gは炭素数5〜6の還元糖に由来
    する残基を示し、xはその平均値が0〜5となる数を示
    し、yはその平均値が1〜10となる数を示す。]
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