JP2002241752A - 被包エレクトロルミネセンス蛍光物質の製造法 - Google Patents
被包エレクトロルミネセンス蛍光物質の製造法Info
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- JP2002241752A JP2002241752A JP2001382732A JP2001382732A JP2002241752A JP 2002241752 A JP2002241752 A JP 2002241752A JP 2001382732 A JP2001382732 A JP 2001382732A JP 2001382732 A JP2001382732 A JP 2001382732A JP 2002241752 A JP2002241752 A JP 2002241752A
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- phosphors
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- C09K11/00—Luminescent, e.g. electroluminescent, chemiluminescent materials
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- C09K11/56—Luminescent, e.g. electroluminescent, chemiluminescent materials containing inorganic luminescent materials containing sulfur
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- C09K11/565—Chalcogenides with zinc cadmium
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 被覆エレクトロルミネセンス蛍光物質の半減
期を向上させる方法の提供。 【解決手段】 被覆剤としてトリメチルアルミニウムを
使用して化学蒸着法によって酸化アルミニウム又はオキ
シ水酸化アルミニウムで被覆された硫化亜鉛のような被
覆エレクトロルミネセンス蛍光物質を、石英ボードに入
れて空気中において250℃で30分間焼なましするこ
とを構成要件とする。
期を向上させる方法の提供。 【解決手段】 被覆剤としてトリメチルアルミニウムを
使用して化学蒸着法によって酸化アルミニウム又はオキ
シ水酸化アルミニウムで被覆された硫化亜鉛のような被
覆エレクトロルミネセンス蛍光物質を、石英ボードに入
れて空気中において250℃で30分間焼なましするこ
とを構成要件とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、蛍光物質に関し、
特にエレクトロルミネセンス蛍光物質に関する。より具
体的に言えば、本発明は、防水性被覆を有するかかる蛍
光物質に関し、特に本発明は、かかる被覆蛍光物質の半
減期を向上させる方法に関する。
特にエレクトロルミネセンス蛍光物質に関する。より具
体的に言えば、本発明は、防水性被覆を有するかかる蛍
光物質に関し、特に本発明は、かかる被覆蛍光物質の半
減期を向上させる方法に関する。
【0002】
【従来の技術】蛍光物質は、エネルギーの形態によって
刺激に応答して電磁線を発する公知の群の物質である。
一般には、蛍光物質の発光は、スペクトルの可視範囲内
にある。これらの蛍光物質は、それらが受けやすいエネ
ルギーの形態によって記述される。かくして、陰極線管
蛍光物質は、電子の衝突によって発光に対して刺激さ
れ、ホトルミネセンス蛍光物質は化学線によって発光に
対して刺激され、X線蛍光物質はX線の衝突によって発
光に対して刺激され、そしてエレクトロルミネセンス
(以後、EL)蛍光物質は交番電場に置かれることによ
って発光に対して刺激される。本発明が向けられるの
は、後者のタイプの物質、特にZnSを基材としそして
Cu及びClで活性化されたかかる蛍光物質である。ま
た、銅及びマンガンで活性化され、銅で活性化された亜
鉛硫化物−セレン化物、並びに銅、金及び塩化物で活性
化された硫化亜鉛であるEL蛍光物質も包含される。
刺激に応答して電磁線を発する公知の群の物質である。
一般には、蛍光物質の発光は、スペクトルの可視範囲内
にある。これらの蛍光物質は、それらが受けやすいエネ
ルギーの形態によって記述される。かくして、陰極線管
蛍光物質は、電子の衝突によって発光に対して刺激さ
れ、ホトルミネセンス蛍光物質は化学線によって発光に
対して刺激され、X線蛍光物質はX線の衝突によって発
光に対して刺激され、そしてエレクトロルミネセンス
(以後、EL)蛍光物質は交番電場に置かれることによ
って発光に対して刺激される。本発明が向けられるの
は、後者のタイプの物質、特にZnSを基材としそして
Cu及びClで活性化されたかかる蛍光物質である。ま
た、銅及びマンガンで活性化され、銅で活性化された亜
鉛硫化物−セレン化物、並びに銅、金及び塩化物で活性
化された硫化亜鉛であるEL蛍光物質も包含される。
【0003】EL蛍光物質は公知の物質である。また、
かかる蛍光物質に対して防水性被覆を、通常、化学蒸着
法によって適用する方法も知られている。
かかる蛍光物質に対して防水性被覆を、通常、化学蒸着
法によって適用する方法も知られている。
【0004】EL蛍光物質は、LCD背面照明、複写
機、自動車のダッシュボード表示板、夜光灯、制御スイ
ッチイルミネーション、非常灯、時計ダイアルなどにお
いて周知の工業的利用を得ている。それらの価値はそれ
らの長い寿命と高い電気抵抗性にあり、かくしてそれら
を操作するのに極めて経済的にしている。しかしなが
ら、これらの物質は、大部分の蛍光物質がそうであるよ
うに、時間の経過と共にそれらの光の出力の幾らかを喪
失する。それ故に、これらの物質の寿命を増長させるこ
とができるならば、斯界における進歩となるであろう。
機、自動車のダッシュボード表示板、夜光灯、制御スイ
ッチイルミネーション、非常灯、時計ダイアルなどにお
いて周知の工業的利用を得ている。それらの価値はそれ
らの長い寿命と高い電気抵抗性にあり、かくしてそれら
を操作するのに極めて経済的にしている。しかしなが
ら、これらの物質は、大部分の蛍光物質がそうであるよ
うに、時間の経過と共にそれらの光の出力の幾らかを喪
失する。それ故に、これらの物質の寿命を増長させるこ
とができるならば、斯界における進歩となるであろう。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】それ故に、従来技術の
不利益を排除することが本発明の1つの目的である。
不利益を排除することが本発明の1つの目的である。
【0006】本発明の他の目的は、被覆EL蛍光物質を
改善することである。
改善することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】発明の概要 これらの目的は、本発明の1つの面では、被覆エレクト
ロルミネセンス蛍光物質を焼なましすることを特徴とす
る被覆エレクトロルミネセンス蛍光物質の半減期の向上
法によって達成される。蛍光物質の半減期は、蛍光物質
の輝度が初期の24時間輝度の半分に達するのに要する
時間として測定される。
ロルミネセンス蛍光物質を焼なましすることを特徴とす
る被覆エレクトロルミネセンス蛍光物質の半減期の向上
法によって達成される。蛍光物質の半減期は、蛍光物質
の輝度が初期の24時間輝度の半分に達するのに要する
時間として測定される。
【0008】より具体的に言えば、好ましい具体例で
は、予め被覆された蛍光物質は、約250℃に約30分
間加熱することによって焼なましされる。改善の原因と
なる正確な機構は確実には知られていないけれども、そ
の焼なましは、被覆プロセス中に吸着又は組み込まれた
含有炭素を除去することができると考えられる。また、
それは、蛍光物質中のすべての望ましくない欠損を除去
することができる。
は、予め被覆された蛍光物質は、約250℃に約30分
間加熱することによって焼なましされる。改善の原因と
なる正確な機構は確実には知られていないけれども、そ
の焼なましは、被覆プロセス中に吸着又は組み込まれた
含有炭素を除去することができると考えられる。また、
それは、蛍光物質中のすべての望ましくない欠損を除去
することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】好ましい具体例の説明 本発明を他の目的及び更なる目的、並びにその利益及び
能力と一緒によりよく理解するためには、以下の開示及
び特許請求の範囲を参照されたい。
能力と一緒によりよく理解するためには、以下の開示及
び特許請求の範囲を参照されたい。
【0010】本発明の特定の好ましい具体例では、硫化
亜鉛EL蛍光物質が準備され、そして被覆剤としてトリ
メチルアルミニウムを使用して化学蒸着法によって酸化
アルミニウム又はオキシ水酸化アルミニウムで被覆され
る。かかる方法は、1998年10月22日出願の米国
特許出願S.N.09/177226に記載されてい
る。
亜鉛EL蛍光物質が準備され、そして被覆剤としてトリ
メチルアルミニウムを使用して化学蒸着法によって酸化
アルミニウム又はオキシ水酸化アルミニウムで被覆され
る。かかる方法は、1998年10月22日出願の米国
特許出願S.N.09/177226に記載されてい
る。
【0011】被覆された蛍光物質は石英ボートに入れら
れ、そして空気中において250℃で30分間焼成され
た。
れ、そして空気中において250℃で30分間焼成され
た。
【0012】蛍光物質の2つのバッチを焼なまし、その
後にELランプを作り、そして試験した。以下の表Iに
NEとして示される最初のものは、酸化剤として酸素だ
けを使用して被覆され、これに対して、表IにTNEと
して示される第二のものは、上記の米国特許出願に記載
される酸素/オゾン混合物を使用して被覆された。
後にELランプを作り、そして試験した。以下の表Iに
NEとして示される最初のものは、酸化剤として酸素だ
けを使用して被覆され、これに対して、表IにTNEと
して示される第二のものは、上記の米国特許出願に記載
される酸素/オゾン混合物を使用して被覆された。
【0013】
【表1】
【0014】これらのデータは、これらの蛍光物質を焼
なましすると、それらの半減期輝度が、NE蛍光物質の
場合では約17%そしてTNE蛍光物質の場合では約1
8%ほど大きく向上したことを示している。
なましすると、それらの半減期輝度が、NE蛍光物質の
場合では約17%そしてTNE蛍光物質の場合では約1
8%ほど大きく向上したことを示している。
【0015】現時点で本発明の好ましい具体例であると
考えられるものに関して例示説明をしたけれども、当業
者には、特許請求の範囲によって規定されるような本発
明の範囲から逸脱することなく本発明に対して幾多の変
更修正をなし得ることが明らかであろう。
考えられるものに関して例示説明をしたけれども、当業
者には、特許請求の範囲によって規定されるような本発
明の範囲から逸脱することなく本発明に対して幾多の変
更修正をなし得ることが明らかであろう。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3K007 AB11 DB02 FA03 4H001 CA01 CF02 XA16 XA30
Claims (3)
- 【請求項1】 被覆エレクトロルミネセンス蛍光物質を
焼なましすることを特徴とする被覆エレクトロルミネセ
ンス蛍光物質の半減期の向上法。 - 【請求項2】 焼なましが、被覆蛍光物質を約250℃
で約30分間加熱することによって達成されることから
なる請求項1記載の方法。 - 【請求項3】 加熱が、蛍光物質を石英ボートに入れて
空気中で行われることからなる請求項2記載の方法。
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US25627900P | 2000-12-18 | 2000-12-18 | |
US09/968,155 US20030068438A1 (en) | 2001-09-29 | 2001-09-29 | Preparation of encapsulated electroluminescent phosphor |
US09/968155 | 2001-09-29 | ||
US60/256279 | 2001-09-29 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002241752A true JP2002241752A (ja) | 2002-08-28 |
Family
ID=26945253
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001382732A Withdrawn JP2002241752A (ja) | 2000-12-18 | 2001-12-17 | 被包エレクトロルミネセンス蛍光物質の製造法 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP1215264A3 (ja) |
JP (1) | JP2002241752A (ja) |
KR (1) | KR20020048883A (ja) |
CN (1) | CN1366015A (ja) |
CA (1) | CA2363643A1 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101108148B1 (ko) | 2005-02-03 | 2012-02-09 | 삼성모바일디스플레이주식회사 | 유기 전계 발광 소자 및 이의 제조 방법 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61296085A (ja) * | 1985-06-25 | 1986-12-26 | Toshiba Corp | 螢光体の製造方法 |
-
2001
- 2001-11-22 CA CA002363643A patent/CA2363643A1/en not_active Abandoned
- 2001-12-15 KR KR1020010079727A patent/KR20020048883A/ko not_active Application Discontinuation
- 2001-12-17 JP JP2001382732A patent/JP2002241752A/ja not_active Withdrawn
- 2001-12-18 CN CN01143703A patent/CN1366015A/zh active Pending
- 2001-12-18 EP EP01130091A patent/EP1215264A3/en not_active Withdrawn
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN1366015A (zh) | 2002-08-28 |
KR20020048883A (ko) | 2002-06-24 |
EP1215264A3 (en) | 2004-02-25 |
EP1215264A2 (en) | 2002-06-19 |
CA2363643A1 (en) | 2002-06-18 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050301 |