JP2002239975A - 切断装置 - Google Patents

切断装置

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JP2002239975A
JP2002239975A JP2001044732A JP2001044732A JP2002239975A JP 2002239975 A JP2002239975 A JP 2002239975A JP 2001044732 A JP2001044732 A JP 2001044732A JP 2001044732 A JP2001044732 A JP 2001044732A JP 2002239975 A JP2002239975 A JP 2002239975A
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voltage
motor
movable blade
driving
detecting
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JP2001044732A
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Inventor
Yuji Doi
裕二 土井
Toru Arakawa
徹 荒川
Hirofumi Komiya
宏文 小宮
Shoichi Matsui
祥一 松井
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、切断装置の可動刃の原点位置での
停止位置が、動作電圧の変化でモータの回転速度が変動
することにより、誤差が大きいこと、そのためモータへ
の動作電圧範囲が少ないという課題を解決し、動作電圧
が広く、かつ動作電圧範囲全域にわたって正常な切断動
作を行う切断装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 可動刃の原点位置の手前に設置され可動
刃の原点位置復帰直前を検出する検出手段8と、検出手
段8の信号を印加電圧によって遅延量を可変する遅延手
段11から構成し、遅延手段11から得られた信号によ
ってモータの制動を行い、それぞれの可動刃2の移動速
度において最適な制動開始時点が得られ、可動刃2の停
止位置を正確なものとした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はロール状記録紙を用
いるプリンタ等において、印字後の記録紙を切断し使用
者に供するためのロール状記録紙の切断装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の切断装置において、可動
刃はモータによって駆動され、可動刃の原点検出をリー
フスイッチなどで行い、モータを制動し停止する構成と
なっている。
【0003】この構成例としては、特開平10−309
836号公報のものが知られている。
【0004】図6は従来の切断装置の構成および動作を
説明する説明図、図7は従来の切断装置のモータの駆動
方法を説明するタイミングチャートである。
【0005】図6において、100はカッターユニッ
ト、101はカッターの駆動源となるモータ(以下カッ
ターモータという)であり、DCモータが用いられてい
る。109は記録紙(図示せず)、102は回転刃であ
り、固定刃103との間で前記記録紙を挟み込み、記録
紙の幅方向に摺動されることにより記録紙の切断が行わ
れるものである。本図では記録紙が切断途中を示してい
る。
【0006】104は回転刃102の支持部材であり、
ネジ軸105に設けられた溝105aと噛み合い、ネジ
軸105が回転することにより回転刃102を記録紙の
幅方向に摺動させるものである。なお、溝105aは往
復の行程が1本の溝として軸にネジ切りされたクロスリ
ードスクリューの溝であり、カッターモータ101が正
転、もしくは逆転のいずれかの方向へ所定量回転すると
回転刃102は所定量の往復運動を行うものである。
【0007】106は記録紙の通路であり、107a,
107b,107cはギアで、モータ101の駆動力を
ネジ軸105へ伝達するものである。108は、記録紙
の通路106を記録紙が搬送される際、回転刃102と
記録紙が干渉しない位置である原点位置に回転刃102
を退避させるための検出手段である原点位置センサであ
り、支持部材104が摺動することによりオン/オフさ
れるもので、リーフスイッチ等が用いられている。
【0008】なお、この構成例での原点位置センサは、
回転刃102が原点位置にある場合は、ONの状態であ
り、また回転刃102が原点位置以外にある場合は、O
FFの状態である。
【0009】また、図6において、120はモータ10
1を駆動する駆動回路であり、一般的にはトランジスタ
等のスイッチング素子と、そのスイッチング素子をON
又はOFFする周辺回路から構成され、モータを通電す
る状態と、モータの端子間を短絡させて発電ブレーキと
した制動状態の2状態に切り換え可能となっている。
【0010】さらに、図6において、115は切断装置
(カッターユニット)100の駆動源となる電源であ
り、ACアダプターやバッテリーなどが用いられる。
【0011】図7は駆動回路、モータの動作、検出手段
である原点位置センサの出力をタイミングチャートとし
て示したものである。図中、駆動とはモータに通電して
回転している状態を、制動とはモータの端子間を短絡さ
せ、発電ブレーキとし、モータが停止した状態を示す。
【0012】次にこの切断装置の記録紙切断動作につい
て説明する。
【0013】まず、記録紙が通路106を搬送される
間、回転刃102を原点位置センサ108がON状態と
なる原点位置に待機させる。その後、記録紙の切断を行
うため、駆動回路のトランジスタをONさせて、原点位
置センサ108をOFF状態にすると同時にモータ10
1は通電され、回転刃102は記録紙の幅方向に摺動
し、回転刃102と固定刃103との間に挟み込まれた
記録紙が切断される。
【0014】回転刃102は所定量の移動後、原点位置
センサ108をONにし、再び原点位置に戻る。このと
き、原点位置センサ108からの信号によって、駆動回
路120はモータの端子間を短絡させる発電ブレーキと
なる制動状態となり、モータが停止する。
【0015】原点位置センサ出力とモータ駆動信号の関
係は、図7に示すとおり、原点位置センサ108からの
出力信号は、回転刃102が原点位置から外れると原点
位置センサ108がOFFし、回転刃102が再び原点
位置に戻って原点位置センサ108をONすると、直ち
に駆動回路120を制動状態に切り換えるものである。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年の
プリンタおよびその切断装置には、携帯性つまり蓄電池
あるいは乾電池による駆動方法で、かつ印字の高速化が
求められる中、上記の従来の構成では、プリンタの印字
速度の高速化のために、切断装置の動作電圧範囲が拡大
された場合、例えばリチウム2次電池を直列に2本接続
した場合では、充電直後は約8.5〜7.2Vと高電圧
となり、あるいはACアダプターでも7.2Vあるいは
それ以上の高電圧が印加されることが考えられる。
【0017】この場合、図6に示す所定の駆動を行って
もカッターモータ101の駆動電圧Vpが高いのでモー
タの回転速度が速くなり、モータの慣性が大きくなって
制動を行っても十分停止させることができず、可動刃1
02がオーバーランし、原点位置で停止できず記録紙の
通路106へ飛び出してしまい、記録紙を搬送できなく
なるという課題があった。
【0018】逆に、乾電池などを使用した場合、電池の
内部抵抗が大きいことにより、例えば低温時、あるいは
電池が消耗していると、内部抵抗は0.5Ωにもなり、
例えば1セルあたり1.5Vを4本直列接続をしても、
モータの駆動時など大電流が流れる時は電源電圧は4.
5V以下に下がるためカッターモータの駆動スピードが
遅くなり過ぎるという課題もある。
【0019】さらに、近年、携帯機器用に開発が要望さ
れているより低電圧駆動方式、例えば3V程度の低電圧
駆動に対応する必要も出てきている。
【0020】一方、上記のような高電圧タイプのバッテ
リーを用いる場合においても、バッテリーを駆動源とす
る切断装置はバッテリー寿命をできるだけ長くすること
が求められており、従来と同様、回路電圧Vccの動作
下限電圧である4.7V程度まで使用できることが必要
となる。
【0021】仮に、カッターモータをバッテリーの満充
電時の8.5Vの高電圧で最適駆動されるように変更し
た場合、切断動作後の回転刃を最適な位置に停止させる
ために原点位置復帰直前の検出信号が得られてから制動
を開始するまでの時間を、速い回転刃の移動速度に合せ
て低い電圧の時よりも短く設定しなければならないとい
う課題があり、一方、低い電圧の時にはモータの回転速
度が遅くなり回転刃の移動速度が遅くなるため、制動の
開始タイミングが早くなり過ぎ回転刃が原点位置手前の
記録紙通路で停止してしまい、記録紙を搬送できなくな
るという課題があった。
【0022】本発明は、上記従来の課題を解決するもの
であり、切断装置の駆動回路に供給される駆動電圧が変
動しても可動刃を最適な位置に停止することができ、低
電圧駆動から高電圧駆動まであらゆる電圧に対応するこ
とができ、常に安定したカッティング動作を行うことが
できる切断装置を提供することを目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の請求項1に記載の発明は、可動刃の原点を検
出する原点検出手段と、可動刃を駆動するモータと、モ
ータを駆動し、かつ制動可能な駆動回路と、駆動回路に
印加される電圧を検出する電圧検出手段と、電圧検出手
段によって検出した印加電圧に応じて上記原点検出手段
からの信号にもとづく上記モータの制動タイミングを可
変する制御手段を備えたものであり、印加電圧が変動し
て、モータの回転速度が変化し、それによって可動刃の
移動速度が変化しても、原点位置の検出手段からの信号
にもとづく制動タイミングを最適にして、それぞれの可
動刃の移動速度において最適な制動開始時点を得ること
ができるので、可動刃の停止位置が正確になるという効
果が得られる。
【0024】つまり、印加電圧が高い時、すなわちモー
タ回転速度、可動刃移動速度が速い時は、制動タイミン
グを早くして、より早い時点でモータに制動をかけるこ
とで最適な位置に停止させ、また、印加電圧が低い時、
すなわちモータ回転速度、可動刃移動速度が遅い時は、
制動タイミングを遅くして、より遅い時点でモータに制
動をかけることで、最適な位置に停止させることができ
るため、低電圧駆動から高電圧駆動まであらゆる電圧に
対応することができる切断装置が得られる。
【0025】本発明の請求項2に記載の発明は、可動刃
の原点位置の手前に設置され可動刃の原点位置復帰直前
を検出する検出手段と、検出手段の信号を遅延させる遅
延手段と、可動刃を駆動するモータと、モータを駆動及
び制動の少なくとも2状態に切り換え可能な駆動回路
と、駆動回路に印加される電圧を検出する電圧検出手段
とからなる切断装置であって、印加電圧によって遅延量
を可変する前記遅延手段から得られた信号によって、モ
ータの制動を行うことができるため、印加電圧が変動し
てモータの回転速度が変化し、それによって可動刃の移
動速度が変化しても、原点位置復帰直前の検出手段から
の信号を遅延させ、さらに印加電圧によってその遅延量
を最適にして、それぞれの可動刃の移動速度において最
適な制動開始時点が得ることができるので、可動刃の停
止位置が正確になるという効果が得られる。
【0026】つまり、印加電圧が高い時、すなわちモー
タ回転速度、可動刃移動速度が速い時は、遅延量を少な
くして、より早い時点でモータに制動を行うことで、最
適な位置に停止させ、また、印加電圧が低い時、すなわ
ちモータ回転速度、可動刃移動速度が遅い時は、遅延量
を多くして、より遅い時点でモータに制動を行うこと
で、最適な位置に停止させることができるため、低電圧
駆動から高電圧駆動まであらゆる電圧に対応することが
できるという作用を有する。
【0027】本発明の請求項3の発明は、請求項2記載
の発明において、遅延手段および電圧検出手段が、AD
コンバータと、演算回路とからなる構成を有するもの
で、駆動回路に印加されるそれぞれの電圧における最適
な遅延量を演算によって設定することにより、制動の開
始時点を正確に設定することができ、可動刃の停止位置
を極めて正確に位置決めすることができるという作用を
有する。
【0028】本発明の請求項4の発明は、請求項2記載
の発明において、遅延手段および電圧検出手段が、AD
コンバータと、各電圧における所定の遅延量を記憶され
たメモリと、メモリを読み出し所定の遅延量を発生させ
る制御素子とからなる構成を有するもので、駆動回路に
印加されるそれぞれの電圧における最適な遅延量をあら
かじめメモリに記憶させることによって、必要に応じて
読み出し設定することにより、制動の開始時点を正確に
設定することができ、可動刃の停止位置を極めて正確に
位置決めすることができるという作用を有する。
【0029】本発明の請求項5の発明は、請求項2記載
の発明において、遅延手段および電圧検出手段が、積分
回路と、駆動電圧と積分回路の出力とを比較する比較器
からなる構成を有するもので、駆動回路に印加されるそ
れぞれの電圧における最適な遅延量を極めて簡単な回路
によって設定することができ、それによって制動の開始
時点を正確に設定し、可動刃の停止位置を正確に位置決
めすることができるという作用を有するとともに、その
回路構成は極めて簡単な回路構成であり、経済的な負担
や、高価なマイクロプロセッサや複雑な制御ソフトを必
要としないという効果も得られる。
【0030】本発明の請求項6の発明は、請求項2記載
の発明において、遅延手段および電圧検出手段が、検出
手段からの信号でトリガされ、そのパルス長さを印加電
圧で可変するパルス発生回路からなる構成を有するもの
で、駆動回路に印加されるそれぞれの電圧における最適
な遅延量を極めて簡単な回路すなわちワンショットモノ
マルチバイブレータなどのパルス発生器によって構成す
ることができ、それによって制動の開始時点を正確に設
定し、可動刃の停止位置を正確に位置決めすることがで
きるという作用を有するとともに、その回路構成は極め
て簡単な回路構成であり、経済的な負担や、高価なマイ
クロプロセッサや複雑な制御ソフトを必要としないとい
う効果も得られる。
【0031】本発明の請求項7の発明は、可動刃の原点
位置を検出する検出手段と、可動刃を駆動するモータ
と、モータを駆動状態と、制動または無通電状態の少な
くとも2状態に切り換え可能な駆動回路と、可動刃が駆
動開始時点から原点に復帰するまでの時間を計測する計
測手段と、駆動回路に印加される電圧を検出する電圧検
出手段とからなる構成を有する切断装置であって、可動
刃の駆動開始時点から原点に復帰するまでの時間が、印
加電圧によってあらかじめ設定されたエラー判定時間を
越えた時に駆動回路はモータを制動または無通電状態に
切り換えることができるため、印加電圧が変動してモー
タの回転速度が変化し、それによって可動刃の移動速度
が変化しても、その時の印加電圧によってエラー判定時
間が設定されているので、切断中の異物噛み込み等によ
る可動刃の停止等が発生しても、モータあるいは回路が
焼損しない時間でモータを制動または無通電状態に切り
換えることができるという作用を有する。
【0032】つまり、印加電圧が高い時、すなわちモー
タ回転速度、可動刃移動速度が速い時は、エラー判定時
間を短くして、可動刃の停止等が発生しても、より早い
時点でエラーと判定しモータを制動または無通電状態に
切り換えることができる。また、印加電圧が低い時、す
なわちモータ回転速度、可動刃移動速度が遅い時は、エ
ラー判定時間を長くして、可動刃の原点復帰までの時間
を待つことで、可動刃の停止等の異常と正常動作を確実
に判定することができるものである。
【0033】本発明の請求項8の発明は、請求項7記載
の発明において、計測手段および電圧検出手段が、可動
刃の駆動に伴いスタートするタイマーカウンターと、A
Dコンバータと、各電圧における所定のエラー判定時間
が記憶されたメモリとからなりメモリを読み出し、前記
タイマーカウンターとの比較を行い、エラー判定時間を
越えた時に駆動回路は、モータを制動または無通電状態
に切り換えるという構成を有するため、それぞれの電圧
におけるエラーと判定するべき可動刃の動作時間をあら
かじめメモリに記憶させておき、必要に応じて読み出し
設定することにより、エラーの判定を正確に行うことが
でき、可動刃の停止等の異常と正常動作を確実に判定す
ることができるという作用を有する。
【0034】本発明の請求項9の発明は、請求項2また
は請求項7記載の発明において、遅延手段または計測手
段をマイコンで構成したもので、遅延手段または計測手
段などの回路部分がマイコンで構成されているので、回
路の小型化が図れるという作用を有する。加えて、マイ
コンは切断装置の制御のみを行うのではなく、他の装置
例えば、プリンタ装置やカードリーダ装置の制御を同時
に行うことが可能であるので、装置全体としての回路構
成が簡単かつ確実なものとなる。
【0035】
【発明の実施の形態】以下本発明の切断装置の実施の形
態を図1から図5を用いて説明する。
【0036】(実施の形態1)図1は本発明の切断装置
の構成および動作を説明する説明図、図2は本発明の切
断装置のモータの駆動方法を説明するタイミングチャー
トである。
【0037】図1において、10はカッターユニット、
1はカッターの駆動源となるモータ(以下カッターモー
タという)であり、DCモータが用いられている。2は
回転刃であり、固定刃3との間で記録紙を挟み込み、記
録紙の幅方向に対して水平に摺動されることにより記録
紙の切断が行われるものである。4は回転刃2の支持部
材であり、ネジ軸5に設けられた溝5aと噛み合い、ネ
ジ軸5が回転することにより回転刃2を用紙の幅方向に
対して水平に摺動させるものである。なお、溝5aは往
復の行程が1本の溝として軸にネジ切りされたクロスリ
ードスクリューの溝であり、カッターモータ1が正転、
もしくは逆転のいずれかの方向へ所定量回転すると回転
刃2は所定量の往復運動を行うものである。6は用紙
(記録紙)の通路であり、7a,7b,7cはギアで、
モータ1の駆動力をネジ軸5へ伝達するものである。8
は、回転刃2の原点復帰を検出する検出手段としての原
点位置センサであり、回転刃2の支持部材4がセンサの
レバー部8bに当接してオン/オフされるものであり、
リーフスイッチ等が用いられている。
【0038】なお、この本発明の実施の形態では、原点
位置センサ8は、可動刃の移動の最終端の破線で示した
原点位置8aではなく、原点の手前の場所に実線に示し
た如く設置されている。従って、回転刃2が原点位置の
手前に到達した時点で、原点位置センサ8はONする。
【0039】また、図1において、20はモータ1を駆
動する駆動回路であり、一般的にはトランジスタ等と、
トランジスタをONする周辺回路から構成され、モータ
を通電する状態と、モータの端子間を短絡させ、発電ブ
レーキとした制動状態の2状態に切り換え可能となって
いる。11は遅延手段であり、原点位置センサ8の信号
を所定時間遅延させ、駆動回路20に信号として与える
ものであり、この遅延する所定時間は、電圧検出手段1
2で可変する構成を持っている。さらに、図1におい
て、15はカッターユニット10の駆動源となる電源で
あり、ACアダプターやバッテリーなどが用いられる。
【0040】図2は駆動回路、モータの動作、検出手段
である原点位置センサの出力、遅延手段の出力をタイミ
ングチャートとして示したものである。図中、駆動とは
モータに通電して回転している状態、制動とはモータの
端子間を短絡させ、発電ブレーキとした状態を示す。
【0041】(表1)は本発明の切断装置の遅延手段の
発生する遅延量を印加電圧毎によってあらわした表であ
り、印加電圧が高い時、すなわちモータ回転速度、可動
刃移動速度が速い時は、遅延量を少なく、印加電圧が低
い時、すなわちモータ回転速度、可動刃移動速度が遅い
時は、遅延量を多くするという構成を持つ。
【0042】
【表1】
【0043】以上のような構成の切断装置の記録紙切断
動作について説明する。
【0044】まず、記録紙が通路6を搬送される間、回
転刃2は原点位置に待機させる(回転刃2が原点位置に
待機の状態で、記録紙を通路6に搬送する)。その後、
記録紙の切断を行うため、駆動回路のトランジスタをO
Nさせ、モータ1は通電され回転刃2は用紙の幅方向に
対して水平に摺動し、回転刃2と固定刃3との間に挟み
込まれた用紙が切断される。
【0045】回転刃2は所定量の移動後、原点位置の手
前に設置された原点位置センサ8をONし、その信号出
力は遅延手段11を経て駆動回路20に伝達され、駆動
回路20はモータの端子間を短絡させる発電ブレーキと
なる制動状態となり、モータが停止する。
【0046】例えば、印加電圧が8Vの時は、モータ1
の回転速度は5V時の約1.5倍になり、可動刃の往復
に要する時間は約330msとなり、制動を行ってから
可動刃2が停止する時間は40ms程度となる。印加電
圧が5Vの時は可動刃の往復に要する時間は約500m
sとなり、制動を行ってから可動刃2が停止する時間は
20ms程度となる。印加電圧が3Vの時は可動刃の往
復に要する時間は約830msとなり、制動を行ってか
ら可動刃2が停止する時間は10ms程度となる。
【0047】従って、8V時は5V時に比べて20ms
早い時点で制動を行い、3V時は5V時に比べて10m
s遅い時点で制動を行えば良いことが明らかである。こ
のため、原点位置検出センサ8は5mm程度原点位置か
ら手前に配置し、5V時には遅延量を20ms、3V時
は遅延量を30ms、8V時は遅延量を0msとすれば
良い。なお、(表1)には、3Vから8Vまでの印加電
圧毎の遅延量を表として示している。
【0048】このように電圧によって異なる遅延量を発
生させるものとしては、ADコンバータと演算回路の組
み合わせ、あるいはADコンバータと所定の遅延量を記
憶させたメモリ、その制御素子の組み合わせなどで構成
されるものである。
【0049】上記の構成であれば、回転刃2が原点位置
に戻ってくる時、原点の手前の位置即ち本実施の形態で
は約5mm手前に達した時に原点位置センサ8のON信
号が出力され、遅延手段11によって、検出信号が図2
のように所定の遅延量をもって出力され、この信号によ
って駆動回路20が動作するので、結果的にモータ1
は、回転刃2が最適な制動開始位置に到達した状態で駆
動回路20によりモータの端子間が短絡され発電ブレー
キとなる制動状態となり、回転刃2は極めて正確に原点
位置に位置決めすることができる。
【0050】すなわち駆動回路20に印加されるそれぞ
れの電圧における最適な遅延量を演算あるいは記憶され
た最適な遅延量を読み出しすることによって設定し、制
動の開始時点を正確に設定することができ、可動刃の停
止位置を極めて正確な位置に位置決め停止させるもので
ある。
【0051】(実施の形態2)図3は、本発明の第2の
実施の形態を示し、図1における遅延手段11と電圧検
出手段12を、検出手段としての原点位置センサ8から
の信号によって充放電されるコンデンサと抵抗の組み合
わせによる積分回路13、及び積分回路出力と印加電圧
の比較器14によって構成するものである。
【0052】この構成によれば、積分回路13から得ら
れる放電電圧波形と印加電圧を比較するという構成で、
8V時は短時間の遅延信号が出力され、3V時は長時間
の遅延信号が得られる。
【0053】すなわち、駆動回路20に印加されるそれ
ぞれの電圧における最適な遅延量を、極めて簡単な回路
によって設定することができ、それによって、制動の開
始時点を正確に設定することができ、可動刃の停止位置
を極めて正確な位置に位置決め停止させることができ、
その回路構成は極めて簡単な構成で経済的な負担や高価
なマイクロプロセッサや複雑な制御ソフトを必要としな
い。
【0054】(実施の形態3)図4は本発明の第3の実
施の形態を示し、図1における遅延手段11と電圧検出
手段12を、検出手段としての原点位置センサ8からの
信号によってトリガされるパルス発生回路16とし、そ
のパルス長さを印加電圧によって可変する構成としたも
のである。これはワンショットモノマルチバイブレータ
などのパルス発生器などで構成される。
【0055】この構成によれば、8V時は短時間の遅延
信号が出力され、3V時は長時間の遅延信号が得られ
る。
【0056】すなわち、駆動回路20に印加されるそれ
ぞれの電圧における最適な遅延量を、極めて簡単な回路
によって設定することができ、それによって、制動の開
始時点を正確に設定することができ、可動刃の停止位置
を極めて正確な位置に位置決め停止させることができ、
その回路構成は極めて簡単な構成で経済的な負担や高価
なマイクロプロセッサや複雑な制御ソフトを必要としな
い。
【0057】(実施の形態4)図5は本発明の第4の実
施の形態を示す。図5において、図1に同一符号は同一
の構成要素であり詳しい説明を省略する。17は可動刃
の駆動開始時点から原点に復帰するまでの時間を計測す
る計測手段であり、12は駆動回路20に印加される電
圧を検出する電圧検出手段である。また、(表2)は本
実施の形態の切断装置の可動刃2の動作時間を異常と判
定する時間を印加電圧毎によってあらわした表であり、
印加電圧が高い時、すなわちモータ回転速度、可動刃移
動速度が速い時は、異常判定時間を短く設定し、印加電
圧が低い時、すなわちモータ回転速度、可動刃移動速度
が遅い時は、異常判定時間を長く設定するという構成を
持つ。
【0058】以上のような構成の切断装置の記録紙切断
動作について説明する。
【0059】まず、記録紙が通路6を搬送される間、回
転刃2は原点位置に待機させる。その後、記録紙の切断
を行うため、駆動回路のトランジスタをONさせ、モー
タ1は通電され回転刃2は用紙の幅方向に対して水平に
摺動し、回転刃2と固定刃3との間に挟み込まれた用紙
が切断される。
【0060】回転刃2は所定量の移動後、原点位置の手
前に設置された原点位置センサ8をONし、その信号出
力は駆動回路20に伝達され、駆動回路20はモータの
端子間を短絡させる発電ブレーキとなる制動状態とな
り、モータが停止する。そして、計測手段17は、可動
刃の駆動開始時点から原点に復帰するまでの時間を計測
している。
【0061】通常の記録紙の切断では、例えば印加電圧
が8Vの時は可動刃2の往復に要する時間は約330m
s、5V時は約500ms、3V時の時は約830ms
となっている。
【0062】このとき、(表2)のように印加電圧毎に
異常と判定するべき可動刃2の動作時間を設定すること
により、たとえば8V時、可動刃2の動作時間が660
msを超えた時には、異常と判定して、モータを制動あ
るいは無通電状態、あるいは逆転に切り換えるものであ
る。反対に、3V時は可動刃の動作時間が、1660m
sを超えるまで、異常と判断しない。
【0063】
【表2】
【0064】上記の構成であれば、仮に可動刃2が何ら
かの要因で停止させられた時、例えば可動刃2への異物
の噛み込み、紙ジャムなど異常発生時、駆動回路20が
ロックされたモータ1に電流を流し続け、モータ巻線の
焼損、駆動回路20の発熱、損傷、あるいは電源15に
使われる電池の寿命が低下するという不具合が発生する
ことなく、8Vの高電圧印加時も、660msという短
い時間で異常を検出して、モータを制動あるいは無通電
状態、あるいは逆転に切り換えるものである。
【0065】反対に、3V時は、低電圧のため、モータ
の回転速度、可動刃の移動速度が遅くなっても、正常な
記録紙の切断が行われている限り、可動刃の動作時間が
1660msを超えるまで異常と判断しない。
【0066】すなわち、異常と判定するべき可動刃の動
作時間を、各電圧毎に設定するので、異常時と正常動作
を確実に判定することができる。
【0067】このように、電圧によって異常と判定する
動作時間を設定するものとしては、ADコンバータと演
算回路の組み合わせ、あるいはADコンバータと所定の
動作時間を記憶させたメモリ、その制御素子の組み合わ
せなどで構成される。
【0068】
【発明の効果】以上述べたように、本発明は、電圧検出
手段が検出する駆動回路に印加される電圧に応じて、可
動刃の原点位置を検出する検出手段からの信号にもとづ
くモータの制動タイミングを可変にしたので、印加電圧
が変動してモータの回転速度が変化し、それによって可
動刃の移動速度が変化しても、原点位置復帰直前の検出
手段からの信号によるモータの制動タイミングを最適に
して、それぞれの可動刃の移動速度において最適な制動
開始時点を得ることができ、可動刃の停止位置が正確に
なるという効果が得られる。
【0069】つまり、印加電圧が高い時、すなわちモー
タ駆動速度、可動刃移動速度が速い時は、制動タイミン
グを早くして、より早い時点でモータに制動をかけるこ
とで、最適な位置に停止させ、また、印加電圧が低い
時、すなわちモータ回転速度、可動刃移動速度が遅い時
は、制動タイミングを遅くして、より遅い時点でモータ
に制動をかけることで、最適な位置に停止させるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における切断装置の構成
を説明する説明図
【図2】同切断装置のモータの駆動方法を説明するタイ
ミングチャート
【図3】本発明の実施の形態2における切断装置の遅延
手段と電圧検出手段を説明する説明図
【図4】本発明の実施の形態3における切断装置の遅延
手段と電圧検出手段を説明する説明図
【図5】本発明の実施の形態4における切断装置の構成
を説明する説明図
【図6】従来の切断装置の構成を説明する説明図
【図7】従来の切断装置のモータの駆動方法を説明する
タイミングチャート
【符号の説明】
1 モータ 2 回転刃 3 固定刃 4 支持部材 5 ネジ軸 5a ネジ軸の溝 6 記録紙搬送経路 7a,7b,7c ギア 8 検出手段(原点位置センサ) 10 カッターユニット 11 遅延手段 12 電圧検出手段 13 積分回路 14 比較器 15 電源 16 パルス発生回路 17 計測手段 20 駆動回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小宮 宏文 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 松井 祥一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 2C058 AB08 AB16 AE04 AF06 LA03 LB10 LB17 LB19 LB36 LC02 LC16 LC19 3C027 SS06

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可動刃の原点を検出する原点検出手段
    と、可動刃を駆動するモータと、モータを駆動しかつ制
    動可能な駆動回路と、駆動回路に印加される電圧を検出
    する電圧検出手段と、電圧検出手段によって検出した駆
    動回路に印加される電圧に応じて上記原点検出手段から
    の信号にもとづく上記モータの制動タイミングを可変す
    る制御手段を備えた切断装置。
  2. 【請求項2】 可動刃の原点位置の手前に設置され、か
    つ前記可動刃の原点位置復帰直前を検出する検出手段
    と、前記検出手段の信号を印加電圧によって遅延量が可
    変できる遅延手段と、前記可動刃を駆動するモータと、
    前記モータを駆動と制動との少なくとも2状態に切り換
    えできる駆動回路と、前記駆動回路に印加される電圧を
    検出する電圧検出手段からなり、前記遅延手段から得ら
    れた信号によって、モータの制動を行うように構成した
    切断装置。
  3. 【請求項3】 遅延手段と電圧検出手段が、少なくとも
    ADコンバータと演算回路とからなり、印加電圧によっ
    て所定の遅延量に可変できるように構成した請求項2に
    記載の切断装置。
  4. 【請求項4】 遅延手段と電圧検出手段が、ADコンバ
    ータと、各電圧における所定の遅延量を記憶されたメモ
    リと、前記メモリを読み出し後所定の遅延量を発生させ
    る制御素子とからなり、印加電圧によって所定の遅延量
    に可変できるように構成した請求項2に記載の切断装
    置。
  5. 【請求項5】 遅延手段と電圧検出手段が、積分回路
    と、前記積分回路の出力と駆動電圧とを比較する比較器
    とからなり、前記積分回路と前記比較器に電圧を印加す
    ることによって所定の遅延量に可変できるように構成し
    た請求項2に記載の切断装置。
  6. 【請求項6】 遅延手段と電圧検出手段が、可動刃の原
    点位置を検出する検出手段からの信号でトリガされ、そ
    のパルス長さを印加電圧で可変できるパルス発生回路で
    ある請求項1に記載の切断装置。
  7. 【請求項7】 可動刃の原点位置を検出する検出手段
    と、前記可動刃を駆動するモータと、前記モータを駆動
    状態と制動状態と無通電状態との少なくとも3状態に切
    り換えできる駆動回路と、前記可動刃が駆動開始時点か
    ら原点に復帰するまでの時間を計測する計測手段と、前
    記駆動回路に印加される電圧を検出する電圧検出手段と
    から構成され、前記可動刃駆動開始時から原点に復帰す
    るまでの時間が、印加電圧毎にあらかじめ設定されたエ
    ラー判定時間を越えた時に前記駆動回路がモータを制動
    状態に切り換えるように構成したことを特徴とする切断
    装置。
  8. 【請求項8】 計測手段および電圧検出手段が、可動刃
    の駆動に伴いスタートするタイマーカウンターと、AD
    コンバータと、各電圧における所定のエラー判定時間が
    記憶されたメモリからなり、前記メモリを読み出し、前
    記タイマーカウンターとの比較を行い、エラー判定時間
    を越えた時に前記駆動回路が前記可動刃を駆動するモー
    タを制動状態に切り換えるように構成したことを特徴と
    する請求項7に記載の切断装置。
  9. 【請求項9】 遅延手段または計測手段がマイコンであ
    る請求項2または請求項7に記載の切断装置。
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